JP6587402B2 - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置、その制御方法及びプログラムに関する。
近年、被写界中に存在する人物等の被写体を検出し、該被写体に自動的に撮影レンズの焦点調節が可能な撮像装置が多く製品化されている。
被写体検出は、CMOSやCCD等からなる撮像素子の情報に基づいて行うものが一般的である。その一方で、近年では、一眼レフカメラにおいて、被写界の輝度を測定するための測光センサにCMOSやCCD等からなる撮像素子を採用し、輝度を測定するためだけでなく、人物の顔等の検出を行うものが製品化されている。検出結果の情報を周知の位相差検出方式の焦点検出手段に送ることで、被写体に対して自動的に撮影レンズの焦点調節が可能となる。
しかしながら、カメラサイズやコストの観点から、測光センサ上に結像させる測光用の光学素子(測光用レンズ)に、撮影レンズのように複数枚のレンズで構成して色収差等を十分に抑制した結像性能を持たせることは困難である。
また、測光用レンズの材料はプラスチックが一般的であり、温度変化等で測光センサ面上の結像性能が低下してしまうことがある。
そのため、測光用の光学素子及び測光センサを用いて被写体検出を行う場合、いかにして被写体検出の性能を向上させるかが課題となっている。
例えば特許文献1は、光学系の温度変化による画質の劣化を抑えることを目的として、温度変化による光学系の結像状態の変化をR,G,Bの各原色信号に対する重みWr,Wg,Wbに変換して画像処理部に予め記憶しておく。そして、温度測定素子の出力に応答して重みWr,Wg,Wbを適宜設定し、収差補正を行う構成が開示されている。
特開2012−34130号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術は、温度変化による光学系の結像状態の変化のみを対象としている。
実際には撮像素子上の面内で像面湾曲等が発生するため、温度変化が生じていない状態でも、像面内の光軸からの距離(像高)に応じてR,G,Bの各原色信号に対する重み付けを変化させた方が、解像力の劣化をより抑制することができる。
像高に応じてR,G,Bの各原色信号に対する重み付けを変化させる場合、像高とR,G,Bの各原色信号の重み付け係数の関数を定義し、像高毎に解像力の劣化を抑制した画像を取得することが望ましい。
しかしながら、像高毎にR,G,Bの各原色信号の重み付けを変えた画像の作成は、関数の定義が複雑となった場合、演算時間の増加が課題となると考えられる。
演算時間の増加を防ぐためには、像高に応じて複数の領域に分け、領域毎にR,G,Bの各原色信号の重み付け係数を定義しておくことで、演算時間の増加の抑制を図りつつも、解像力の低下を抑制した画像を取得することが可能となる。
しかしながら、領域毎に定義された重み付け係数で被写体検出用の信号を生成する場合、例えば領域の境目に人物の顔が配置される構図では、人物の顔画像が全体に最適且つ一律な情報として取得されず、顔検出精度が低下するという課題が生じる。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、被写体検出精度の低下を抑制できるようにすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、互いに異なる波長の光線に対応する複数のカラーフィルタを備えた第1の撮像素子と、前記複数のカラーフィルタのそれぞれに対応する信号を所定の比率で加算する加算手段と、前記加算手段から出力された信号を用いて、同じ重み付けを行う領域で被写体の検出を行う被写体検出手段と、を備え、前記加算手段は、前記第1の撮像素子の互いに像高が異なる第1の領域と第2の領域で、前記複数のカラーフィルタのそれぞれに対応する光線の結像位置に応じて前記所定の比率を変更するものであって、前記第1の領域と前記第2の領域は一部が重複することを特徴とする。
本発明によれば、被写体検出精度の低下を抑制することができる。
実施形態に係る一眼レフカメラ内部の概略構成を示す図である。 ファインダ視野枠と、焦点検出領域及び測光領域との関係を示す図である。 実施形態に係る一眼レフカメラの概略構成を示すブロック図である。 測光用レンズの光学特性を説明するための図である。 被写界中に人物がいる場合の被写体検出後の自動焦点検出が行われた状態を示す図である。 像高に応じて設定される重み付け係数の例を示す図である。 測光領域の分割の例を示す図である。 実施形態における被写体検出の例を説明するための図である。 第一の被写体検出領域及び第二の被写体検出領域の重複領域を示す図である。 実施形態に係る一眼レフカメラの動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係る一眼レフカメラ(以下、カメラという)内部の概略構成を示す図である。
101はCPU(中央演算処理装置)であり、本カメラの動作を制御する。
105は撮影レンズ105aを含むレンズユニットであり、撮影被写界光を撮像センサ107上に結像させる。なお、図1では撮影レンズ105aを便宜的に1枚のレンズで表現するが、実際には複数のレンズから成り立っており、レンズを動かすことで焦点位置を調整することができる。106はレンズ制御部であり、CPU101からの指示により、撮影時においてレンズユニット105内の絞りやピント位置の調整等を行う。
107はCMOSやCCD等からなる撮像素子を含む撮像センサである。111は半透過ミラーである主ミラー、112はサブミラーであり、主ミラー111を透過した一部の光束はサブミラー112を通じて焦点検出ユニット119に導かれる。113はフォーカルプレーンシャッタである。115は外部表示部である。
116は焦点検出板(以下、ピント板という)であり、レンズユニット105の撮像センサ107結像面と等価の結像面に置かれ、被写界像は主ミラー111で反射され、ピント板116上に1次結像させる。撮影者はこの被写界像をペンタプリズム120、接眼レンズ123を通じて見ることができる、いわゆるTTL方式の光学ファインダ構成となっている。
117はファインダ視野枠であり、被写体光束の周辺部を遮光することによって撮像センサ107により撮像される領域(撮像領域)を撮影者に視認させるためのものである。114は高分子分散液晶(以降、PN液晶と称する)パネルであり、焦点検出ユニット119による焦点検出動作の状態表示や焦点検出領域を、光学ファインダを覗いている撮影者に知らしめるためのものである。118はファインダ内表示部であり、導光プリズム、ペンタプリズム120、接眼レンズ123を介して、絞り値やシャッタ速度等、カメラの各種撮影情報を撮影者に知らしめるためのものである。
121aは測光用プリズム、121bは測光用レンズ、122は測光用の撮像素子(以下、測光センサという)である。ピント板116に結像された被写界像の光路を測光用プリズム121aにより折り曲げて、該被写界像を測光用レンズ121bにより測光センサ122上に2次結像させる。
119は焦点検出ユニットであり、周知の位相差検出方式の焦点検出動作を行い、被写体に対して自動的にレンズユニット105を焦点位置に駆動する、いわゆるAF(オートフォーカシング)動作を行う。焦点検出動作は、一般的に複数の領域で検出動作が可能であり、本実施形態では、図2に示すように、撮像範囲の中央、上下左右に19点の焦点検出領域124が配置される。
このように焦点検出領域が複数ある場合、撮影者が焦点検出領域を選択する方式が2種類ある(いわゆる任意選択と自動選択)。任意選択とは、撮影者が撮影範囲内のピントを合わせたい位置に対応する1つの焦点検出領域を任意に選択するものである。また、自動選択とは、各焦点検出領域の焦点状態の検出結果から所定のアルゴリズムに則り、焦点検出領域が自動的に選択されるものである。自動選択時の焦点検出動作として一般的なものは、各焦点検出領域において算出したデフォーカス量から、各領域の中で最も撮影者側(撮像装置側)に近い被写体や明暗差(コントラスト)が高い被写体にレンズユニット105の焦点位置合わせを行う。この自動選択動作を、通常の自動選択動作と呼ぶ。また、自動選択時の焦点検出動作の一つとして、後述する被写体検出結果に基づき、被写界中に人物がいる場合は、該人物の顔位置に対応する焦点検出領域のデフォーカス量に基づき、レンズユニット105のピント位置合わせを行うものがある。この被写体検出結果に基づく自動選択動作を、被写体検出優先自動選択動作と呼ぶ。
図2は、ファインダ視野枠117と、19点の焦点検出領域124及び測光領域125との関係を示す図である。ファインダ視野枠117内には、PN液晶パネル114によって19点の焦点検出領域124が表示される。例えば19点のうちの1点の焦点検出領域124を任意選択した状態では、対応する焦点検出領域124のみが表示され、他の18点の焦点検出領域124は非表示となり、撮影者は選択した焦点検出領域124のみを視認することとなる。
図3は、実施形態に係る一眼レフカメラの概略構成を示すブロック図である。なお、既に説明した構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
CPU101の内部には、不揮発性メモリであるEEPROM101aが構成される。CPU101には、ROM102、RAM103、データ格納部104、撮像センサ制御部108、画像処理部109、フォーカルプレーンシャッタ113、表示制御部110が接続される。CPU101には、さらに、測光センサ122、レンズ制御部106、焦点検出ユニット119、ピント板検出部132、レリーズSW140、DC/DCコンバータ142が各々接続される。
CPU101は、ROM102に記憶された制御プログラムに基づいて各種制御を行う。これらの制御の中には、次のような処理が含まれる。例えば画像処理部109から出力された撮影画像信号を読み込み、RAM103に転送する処理である。また、にRAM103から表示制御部110にデータを転送する処理である。また、画像データをJPEG圧縮してファイル形式でデータ格納部104に格納する処理である。CPU101は、撮像センサ制御部108、画像処理部109、表示制御部110等に対してデータ取り込み画素数やデジタル画像処理の変更指示を行う。
焦点検出ユニット119は、焦点検出用の一対のラインCCDセンサを含んでおり、該ラインセンサから得た電圧をA/D変換し、CPU101に送る。CPU101の制御下で、焦点検出ユニット119は、ラインセンサの蓄積時間とAGC(オートゲインコントロール)の制御も行う。
また、CPU101は、測光センサ122の蓄積時間とゲインコントロールや、R,G,Bの各原色信号から輝度信号や被写体検出用の信号の作成を行う。測光センサ122のアナログ電気信号は、CPU101によってA/D変換が行われ、各々8ビットのデジタル信号となる。CPU101は、測光センサ122から取得した、640×480画素(約30万画素)ベイヤーもしくはストライプ配列されたR,G,B各色のアナログ信号に対して、A/D変換を行ってデジタル信号として、一旦RAM103に保存する。デジタル信号として保存された測光センサ122の出力に基づいて、CPU101は、輝度信号や被写体検出用の信号の作成を行い、後述する被写体検出動作や露出制御動作を行う。
また、CPU101は、レリーズSW140の操作に伴う撮影動作の指示や、各素子への電源の供給をコントロールするための制御信号をDC/DCコンバータ142に対して出力する。
RAM103は、画像展開エリア103a、ワークエリア103b、VRAM103c、一時退避エリア103dを備える。画像展開エリア103aは、画像処理部109から送られてきた撮影画像(YUVデジタル信号)やデータ格納部104から読み出されたJPEG圧縮画像データを一時的に格納するためのテンポラリバッファとして使用される。また、画像展開エリア103aは、画像圧縮処理、解凍処理のための画像専用ワークエリアとして使用される。ワークエリア103bは、各種プログラムのためのワークエリアである。VRAM103cは、外部表示部115に表示する表示データを格納するVRAMとして使用される。一時退避エリア103dは、各種データを一時退避させるためのエリアである。
データ格納部104は、CPU101によりJPEG圧縮された撮影画像データ、或いはアプリケーションより参照される各種付属データ等をファイル形式で格納しておくためのフラッシュメモリである。
撮像センサ107は、レンズユニット105によって投影された撮影画像を光電変換処理し、アナログ電気信号に変換する。撮像センサ107は、CPU101からの解像度変換指示に従って、水平方向及び垂直方向の間引き画素データの出力が可能である。本実施形態では、撮像センサ107は、有効画素数約1000万画素(3888×2592)を有する。
撮像センサ制御部108は、撮像センサ107に転送クロック信号やシャッタ信号を供給するためのタイミングジェネレータ、センサ出力信号のノイズ除去やゲイン処理を行うための回路を含んでいる。撮像センサ制御部108は、さらに、アナログ信号を10ビットデジタル信号に変換するためのA/D変換回路、CPU101からの解像度変換指示に従って画素間引き処理を行うための回路等を含んでいる。
画像処理部109は、撮像センサ制御部108から出力された10ビットデジタル信号をガンマ変換、色空間変換、ホワイトバランス、AE、フラッシュ補正等の画像処理を行い、YUV(4:2:2)フォーマットの8ビットデジタル信号出力を行う。
表示制御部110は、外部表示部115による表示を制御する。表示制御部110は、画像処理部109から転送されたYUVデジタル画像データ、或いはデータ格納部104中の画像ファイルに対してJPEGの解凍を行ったYUVデジタル画像データを受け取る。そして、RGBデジタル信号へ変換した後、外部表示部115に出力する。外部表示部115は、撮像センサ107で撮像された画像を縦横各々間引き処理された画像を表示することのできるTFTカラー液晶である。また、表示制御部110は、PN液晶パネル114の駆動を行い、ファインダ内表示部118による表示を制御する。
電池141は、リチャージャブルの2次電池又は乾電池である。DC/DCコンバータ142は、電池141からの電源供給を受け、昇圧、レギュレーションを行うことにより複数の電源を作り出し、CPU101を初めとする各素子に必要な電圧の電源を供給する。DC/DCコンバータ142は、CPU101からの制御信号により、各々の電圧供給の開始、停止を制御できるようになっている。
次に、測光用の光学素子(測光用レンズ121b及び測光用プリズム121a)及び測光センサ122を用いて、被写界の輝度を測定する測光手段について説明する。後述するように測光用の光学素子及び測光センサ122を用いて被写体検出を行うことから、測光用レンズ121bの結像性能は良好なものが求められるが、カメラサイズやコストの観点から1枚のレンズで構成される。測光用レンズ121bの結像性能等に関しては、後に詳細な説明を行う。
測光センサ122は、少なくとも2種以上の波長域に感度を持つものであり、例えば画素ピッチが約6umの横640×縦480画素の高画素のCCDであって、ベイヤーもしくはストライプ配列にR、G、Bの3色のカラーフィルタが画素上に配置される。取得された測光センサ122の出力に対して、YUV変換処理を行うことで、被写界の輝度信号及び色差信号が取得可能であり、露出制御値演算に用いられる。また、取得された測光センサ122の出力に対して、適宜R,G,Bの各原色信号に対する重みを変更して合成することで、被写体検出に用いられる。
測光用レンズ121bは、例えば結像倍率0.15倍のレンズであり、図2に示すように、測光センサ122はファインダ視野枠117より少し内側を観察可能となっている(測光領域125)。測光領域125は、測光時には横20×縦20の粗い分割(1領域は32×24画素となる)で区切り、400画素の低画素のセンサとして用いる。横20×縦20の領域内の測光センサ122のRGBセンサ出力値を測光領域125内で一律に設定された重み付け係数を用いて重み付け演算することで輝度値を算出した後、各々の領域の和や平均値から被写界の輝度の検出が可能となっている。
測光センサ122から得られた横20×縦20分割分の被写界輝度値に対して、主要被写体に適正な露光を行うため、選択された焦点検出領域124を中心とした所定の重み付け演算によって露出制御値が算出される。露出制御動作は、算出された露出制御値に基づいて、レンズユニット105内の不図示の開口絞りの制御値及びフォーカルプレーンシャッタ113のシャッタ速度制御値を設定する。該制御値によって、被写体に対して適正な光量が撮像センサ107に到達し、所望の明るさの写真を撮影することができる。
カメラにはレリーズSW140が設けられており、その押込量によって第一段階(半押し)と第二段階(全押し)の検知が可能となっている。以下、レリーズSW140の第一段階をSW1、第二段階をSW2と記す。レリーズSW140の動作としては、撮影者がSW1まで押し込むと、焦点検出動作と露出制御動作が行われ、レンズユニット105のAF動作とカメラの露出制御値の設定が行われる。続けて、SW2まで押し込むと、主ミラー111がレンズユニット105の光束外に退避し、露出制御動作で設定された値に従い、レンズユニット105の絞り値とフォーカルプレーンシャッタ113のシャッタ速度が制御される。入射した被写体光束は、撮像センサ107により光電変換処理される。その後、撮影済み画像として記録メディアに記録されるとともに、外部表示部115に撮影画像の表示がなされる。このレリーズSW140の押し込みによる焦点検出動作、露出制御動作及びその後の画像の記録までの動作が基本的な撮影動作となる。
次に、測光用の光学素子及び測光センサ122を用いて、被写界中の被写体を検出する被写体検出手段について説明する。被写体検出は、測光センサ122の出力を用いて行われるため、測光領域125が被写体検出範囲となる。被写体検出動作時は被写体を細かく認識させるため、測光領域125を前述した測光時の横20×縦20の粗い分割で扱うのではなく、測光センサ122を横640×縦480画素(約30万画素)高画素の画像センサとして用いる。
本実施形態では、被写体検出の対象として、主に人物の顔を検知するものとして説明する。人物の顔を検出する手法としては、目や鼻、口等、顔の特徴部を抽出して顔か否かを判定する手法等、様々なものがあるが、本実施形態では、測光センサ122から得られた被写体検出用の情報から顔の特徴部を抽出し、顔検出を行うものとする。なお、本発明は被写体検出の対象や手法は限定されるものではなく、被写体検出用の情報を用いて被写体検出を行うものであればよい。
ここで、図4を参照して、測光用レンズ121bの結像性能と測光センサ122との関係について説明する。測光用レンズ121bを用いて被写体検出を行うことから、測光用レンズ121bの結像性能は高いほど、より細かい被写体を検出することが可能となる。しかしながら、測光用レンズ121bは前述したようにカメラサイズやコストの観点から1枚のレンズで構成されるため、軸上色収差や像面湾曲といった収差が発生する。
図4(a)は、測光用レンズ121bの結像状態を示す図である。図中のFr,Fg,Fbは、測光センサ122が有するR,G,B各色の主波長と対応した波長の光線の各々の結像位置を示す。波長の長さはB<G<Rであり、測光用レンズ121bは波長が短い光線ほど屈折率が高い特徴を有する。そのため、Gの結像位置Fgよりも測光用レンズ121bに近い側にBの結像位置Fbが、測光用レンズ121bから遠い側にRの結像位置Frが存在する(軸上色収差)。
また、中心部のGの結像位置Fgに対して、像高がHだけ離れた周辺部では、Gの結像位置Fgは光軸方向にdだけずれた位置に結像する(像面湾曲)。像高がHだけ離れた周辺部においても、結像位置Fr,Fg,Fbの関係は中心部での関係と同様に、Gの結像位置Fgよりも測光用レンズ121bに近い側にBの結像位置Fbが、測光用レンズ121bから遠い側にRの結像位置Frが存在する。
輝度信号を作成するときには、測光センサ122の有するGの信号に重み付けを行って演算を行うのが一般的である。そこで、測光センサ122の中心部に測光用レンズ121bのGの結像位置Fgが一致するように、測光センサ122と測光用レンズ121bとの位置関係が不図示の保持部材等によって保たれているものとする。
図4(b)は、図4(a)に示すように測光センサ122の中心部が測光用レンズ121bのGの結像位置Fgと一致している状態での、測光センサ122が有するR,G,B各色の主波長と対応した波長の光線のそれぞれの結像状態(Imaging Performance)IPg、IPr、IPbと像高との関係を示す特性図である。
結像状態IPは、各色の結像位置における結像性能に対する割合を示すものである。例えば像高が0の場合、つまり光軸中心では、前述したようにGの結像位置Fgと測光センサ122の中心部が一致するので、IPgが100%となる。そして、像高が高くなるにつれて、IPgが下がっていく。
IPrに関しては、像高0のとき、Rの結像位置Frと測光センサ122の中心部が一致していないため約75%となる。そして、像高が高くなるにつれて、IPrが上がっていき、像高Hでは、Rの結像位置Frと測光センサ122の周辺部がほぼ一致するので、IPrが約100%なる。
IPbに関しては、像高0のとき、IPr同様、約75%となる。そして、IPrと異なり、像高が高くなるにつれて、IPrが下がって行く。
以上が測光用レンズ121bの結像性能と測光センサ122の説明となるが、測光用レンズ121bの結像性能と被写体検出手段の精度の関係については、後に詳細な説明を行う。
以下では、本発明の目的を明らかにする。
まず、図5を参照して、測光用の光学素子及び測光用の撮像素子を用いて被写体検出を行う場合の問題について説明する。図5は、被写界中に人物がいる場合の被写体検出後の自動焦点検出が行われた状態を示し、図5(a)は人物が被写界中央部にいる場合、図5(b)は人物が被写界周辺部にいる場合である。
SW1保持後にCPU101の指示に基づき、測光センサ122が蓄積を開始し、R,G,B各色の信号を所定の比率で演算し、被写体検出用の信号を作成した後に、特徴部を検出することで、被写界中に人物がいるか否かの判定を行う。
ここでは、各色の解像力と被写体検出の精度の説明を行うため、便宜上、Gのみで演算を行うこととする。図4(b)で説明したように、測光センサ122上のGの結像状態IPgは中心部で100%であり、像高が高くなるにつれて、IPgは低下する特徴を有する。そのため、被写体検出を行うための被写体検出用の信号で作成される画像は、中央部で解像力が高く、像高が高くなるにつれて、解像力が低下していく画像となる。
図5(a)に示すように人物が被写界中央部にいる場合、解像力が高い領域で被写体検出が行われるため、人物の検出が可能となり、人物の顔近傍に焦点検出領域124が設定され、人物の顔にピントが合った写真が撮影できることとなる。一方、図5(b)に示すように人物が被写界周辺部にいる場合、解像力が低い領域で被写体検出が行われるため、人物の検出ができず、前述した通常の自動焦点検出動作が行われる。そのため、人物ではなく被写界中のコントラストが高い領域に焦点検出領域124が設定され、人物の顔にピントが合わなくなってしまう。
そこで、被写体検出用の信号を作成するときに、像高に応じてR,G,Bの各原色信号に対する重み付けを変化させることを考える。
図6(a)は、図4(b)で説明した測光センサ122上のR,G,B各色の結像状態に基づいて決定される、各像高でのR,G,B各色の重み付け係数Wr,Wg,Wbの例を示す。ここでは、図7に示すように測光領域125を像高0からHを3分割し、像高0、1/3・H、2/3・H、HでのR,G,B各色の重み付け係数Wr,Wg,Wbを示す。各色の重み付け係数は、
Wr=IPr/(IPr+IPg+IPb)
Wg=IPg/(IPr+IPg+IPb)
Wb=IPb/(IPr+IPg+IPb)
で決定されるものとする。なお、重み付け係数の算出方法に限定されるものではない。
図6(b)は、本実施形態における重み付け係数のテーブルパラメータの例を示す。本実施形態では、図6(b)に示すように、測光領域125を像高0からHを3分割した領域に対して、像高hが0≦h<2/3・Hの領域(第一の被写体検出領域と呼ぶ)と、像高hが1/3・H≦h<Hの領域(第二の被写体検出領域と呼ぶ)とでそれぞれ重み付け係数Wr,Wg,Wbが設定されている。すなわち、第一の被写体検出領域と第二の被写体検出領域とは、重複領域を有する。重み付け係数は、前述した各像高で決定されたR,G,B各色の重み付け係数Wr,Wg,Wbから決定される。重み付け係数のテーブルパラメータは、CPU101内のEEPROM101aに保存される。
CPU101は、測光センサ122の座標と2つの被写体検出領域との関係から、どの重み付け係数をかけて被写体検出用の信号を作成するかの選択を行う。像高に応じてR,G,B各色の重み付け係数Wr,Wg,Wbを設定することにより、R,G,B各色の信号の加算比率を変えて、解像力が高い信号により重みが多くかかった被写体検出用の信号の作成が可能となる。これにより、前述した軸上色収差や像面湾曲といった収差を有する測光用レンズ121の結像性能でも、周辺部での被写体検出性能の低下を抑制することができる。
図8は、実施形態における被写体検出の例を説明するための図である。図8では、像高が1/3・Hの位置にちょうど人物の顔がかかっている。
仮に、像高hを0からHを3分割した領域に各々最適な重み付け係数をかけて被写体検出用の信号を作成した場合、図8の人物の顔に対して異なる重み付けがなされてしまい、被写体検出精度が低下することが懸念される。
本実施形態では、図8(a)及び(b)に示すように、第一の被写体検出領域及び第二の被写体検出領域において被写体検出が行われる。この場合に、第一の被写体検出領域では、図6(b)に示すテーブルパラメータ Table.1が適用され、第二の被写体検出領域では、Table.2が適用される。
このように第一の被写体検出領域及び第二の被写体検出領域が重複領域を有することにより、領域毎に重み付けを行って被写体検出を行う場合に、同じ重み付けを行う領域で被写体検出を行うことができ、精度良く被写体検出を行うことができる。
図9に、第一の被写体検出領域及び第二の被写体検出領域の重複領域Dを示す。重複領域Dの重複量(設定幅)に関しては、検出したい顔の大きさの被写体が被写界中のどこにいても、最適な重み付け係数がかかるように設定されることが好ましい。例えば測光用レンズ121bの性能や測光センサ122の性能から決定される最小顔サイズと重複領域Dの重複量が該一致していることが望ましいが、重複量は限定されるものではない。
次に、図10のフローチャートを参照して、実施形態に係る一眼レフカメラの動作を説明する。
ステップS1で、カメラの不作動状態から不図示の電源スイッチをONにすると撮影動作が開始される。なお、レンズユニット105の焦点検出動作は、自動選択動作が選択されていることとする。
ステップS2で、CPU101は、レリーズSW140がSW1まで押し込まれたか否かを判定する。SW1がONでない場合、SW1が押し込まれるまで待機する。
ステップS3で、CPU101の制御下で測光センサ122が蓄積を開始し、取得された測光センサ122のアナログ信号はCPU101によってデジタル信号に変換後、VRAM103に一時的に保存される。
ステップS4で、CPU101の制御下、ステップS3においてVRAM103に保存された測光センサ122のデジタル信号から、第一の被写体検出領域で解像力が高い被写体検出用の画像を作成する。具体的には、図6(b)のTable.1に設定されたWr、Wg、Wbを重み付け係数とした被写体検出用の信号の作成が行われる。そして、作成された被写体検出用の画像から目や鼻、口等、顔の特徴部を抽出して、顔等の被写体検出を行う。
ステップS5で、CPU101の制御下、ステップS3においてVRAM103に保存された測光センサ122のデジタル信号から、第二の被写体検出領域で解像力が高い被写体検出用の画像を作成する。具体的には、図6(b)のTable.2に設定されたWr、Wg、Wbを重み付け係数とした被写体検出用の信号の作成が行われる。そして、作成された被写体検出用の画像から目や鼻、口等、顔の特徴部を抽出して、顔等の被写体検出を行う。
ステップS6で、CPU101は、ステップS4及びステップS5において行われた被写体検出の結果から、顔が検出できたか否かを判定する。顔が検出できた場合はステップS7に進み、顔が検出できなかった場合はステップS8に進む。
ステップS7で、顔検出優先焦点検出動作が行われる。すなわち、CPU101の制御下、ステップS4及びステップS5において検出した顔の座標が焦点検出ユニット119に送られ、顔近傍に対して焦点検出動作が行われる。
一方、ステップS8で、通常の自動焦点検出動作が行われる。すなわち、CPU101の制御下、焦点検出領域124の各点において算出したデフォーカス量から、各領域の中で最も撮影者側(撮像装置側)に近い被写体や明暗差(コントラスト)が高い被写体に焦点検出動作が行われる。
ステップS9で、CPU101の制御下、ステップS3において一時的に保存された測光センサ122の出力を20×20に分割した輝度情報を算出する。そして、ステップS7又はステップS8において選択された焦点検出領域124に重み付けを行う等所定のアルゴリズム演算を行う。こうすることによって、カメラの露出値であるレンズユニット105の絞り値とフォーカルプレーンシャッタ113のシャッタ速度を演算する。
ステップS10で、CPU101は、レリーズSW140がSW2まで押し込まれたか否かを判定する。SW2がONである場合、ステップS11に進み、CPU101は、シャッタ制御部、絞り駆動部、撮像センサ制御部108に各々信号を送信して、公知の撮影動作を行う。SW2がONでない場合は、ステップS2に戻る。
以上述べたように、測光用の光学素子及び測光用の撮像素子を用いて被写体検出を行う場合に、第一の被写体検出領域と第二の被写体検出領域とで被写体検出を行い、これら第一の被写体検出領域と第二の被写体検出領域とが重複領域を有するようにしたので、被写体検出精度の低下を抑制することができる。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:CPU、119:焦点検出ユニット、121a:測光用プリズム、121b:測光用レンズ、122:測光センサ

Claims (6)

  1. 互いに異なる波長の光線に対応する複数のカラーフィルタを備えた第1の撮像素子と、
    前記複数のカラーフィルタのそれぞれに対応する信号を所定の比率で加算する加算手段と、
    前記加算手段から出力された信号を用いて、同じ重み付けを行う領域で被写体の検出を行う被写体検出手段と、を備え、
    前記加算手段は、前記第1の撮像素子の互いに像高が異なる第1の領域と第2の領域で、前記複数のカラーフィルタのそれぞれに対応する光線の結像位置に応じて前記所定の比率を変更するものであって、
    前記第1の領域と前記第2の領域は一部が重複することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記加算手段は、前記第1の撮像素子の前記第1の領域では、前記複数のカラーフィルタのそれぞれに対応する信号のうち、第1のカラーフィルタに対応する信号の比率を他の信号の比率より大きく設定し、前記第1の撮像素子の前記第2の領域では、前記複数のカラーフィルタのそれぞれに対応する信号のうち、第2のカラーフィルタに対応する信号の比率を他の信号の比率より大きく設定することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  3. 前記第2の領域は前記第1の領域よりも像高が高い領域であり、前記第2のカラーフィルタに対応する光線の波長は、前記第1のカラーフィルタに対応する光線の波長よりも長いことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の撮像素子の第1の領域と第2の領域の重複量は、前記第1の撮像素子の性能および前記第1の撮像素子に光線を導くための光学素子の性能に応じて決定されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 互いに異なる波長の光線に対応する複数のカラーフィルタを備えた第1の撮像素子を有する撮像装置の制御方法において、
    前記複数のカラーフィルタのそれぞれに対応する信号を所定の比率で加算する加算工程と、
    前記加算工程で出力された信号を用いて、同じ重み付けを行う領域で被写体の検出を行う被写体検出工程と、を備え、
    前記加算工程では、前記第1の撮像素子の互いに像高が異なる第1の領域と第2の領域で、前記複数のカラーフィルタのそれぞれに対応する光線の結像位置に応じて前記所定の比率を変更するものであって、
    前記第1の領域と前記第2の領域は一部が重複することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  6. 互いに異なる波長の光線に対応する複数のカラーフィルタを備えた第1の撮像素子を有する撮像装置を制御するためのプログラムであって、
    前記複数のカラーフィルタのそれぞれに対応する信号を所定の比率で加算するための加算処理と、
    前記加算処理で出力された信号を用いて、同じ重み付けを行う領域で被写体の検出を行う被写体検出処理と、をコンピュータに実行させ、
    前記加算処理は、前記第1の撮像素子の互いに像高が異なる第1の領域と第2の領域で、前記複数のカラーフィルタのそれぞれに対応する光線の結像位置に応じて前記所定の比率を変更するものであって、
    前記第1の領域と前記第2の領域は一部が重複することを特徴とするプログラム。
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