JP6575110B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6575110B2
JP6575110B2 JP2015074510A JP2015074510A JP6575110B2 JP 6575110 B2 JP6575110 B2 JP 6575110B2 JP 2015074510 A JP2015074510 A JP 2015074510A JP 2015074510 A JP2015074510 A JP 2015074510A JP 6575110 B2 JP6575110 B2 JP 6575110B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting
display
job
jobs
item
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015074510A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016193544A (ja
Inventor
悠 疇地
悠 疇地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2015074510A priority Critical patent/JP6575110B2/ja
Publication of JP2016193544A publication Critical patent/JP2016193544A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6575110B2 publication Critical patent/JP6575110B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、複数の設定項目に関する設定内容を決定するための情報処理装置及びプログラムに関する。
一般に、プリンタは、記録紙サイズ、拡大/縮小の倍率、ページレイアウト等の複数の設定項目のそれぞれについて複数の選択肢のうちのいずれかが対応付けられた設定内容にしたがって印刷を実行する。ユーザは、ディスプレイに表示された設定画面を操作することで、設定内容を決定することができる。
例えば、特許文献1に開示されている印刷システムは、ユーザによる印刷指示が行われるコンピュータと、印刷指示が行われた印刷ジョブを蓄積するプリンタサーバと、プリンタサーバから送信された印刷ジョブを実行するプリンタとを備えている。コンピュータの表示部には、プリンタサーバに蓄積された複数の印刷ジョブのリストと、複数の設定項目を表示させるため設定変更ボタンが表示されるようになっている。そして、表示された複数の印刷ジョブの中から操作部により特定の印刷ジョブが選択され、設定変更ボタンが押下されると、選択された複数の印刷ジョブの印刷設定用のダイアログが表示部に表示される。この印刷設定用ダイアログを介したユーザ操作に従って設定内容を決定することで、選択された複数の印刷ジョブの設定内容が一括変更される。
特開2009−110080号公報
上述のような印刷システムにおいては、選択された複数の印刷ジョブの設定内容は、一括変更されて全て同じ内容となる。よって、互いに異なる設定内容としたい別の印刷ジョブがある場合には、同様の設定操作を繰り返して行う必要がある。そのため、設定項目が数多くあるときには、まず設定作業の対象となる印刷ジョブを選択した後、当該選択された印刷ジョブについて各設定項目の設定値を指定することで、当該印刷ジョブに対して全ての設定項目の設定値の設定を完了させる。そして、印刷ジョブのリスト及び設定変更ボタンが表示された画面に戻って別の印刷ジョブを選択し、この印刷ジョブについても同様に各設定項目の設定値を指定することで、当該印刷ジョブに対して全ての設定項目の設定値の設定を完了させる必要がある。
したがって、2つの設定項目の設定対象となるジョブが互いに異なっている場合には、ジョブが選択された状態においてある設定項目の設定値の設定を行った後、別の設定項目の設定値の設定を行う前に、ジョブの選択を行うために、印刷ジョブのリスト及び設定変更ボタンが表示された画面に戻る必要がある。さらに、複数の印刷ジョブに対して、ある設定項目に対応する設定値を互いに異なるものに設定しようとすると、毎回、印刷ジョブのリスト及び設定変更ボタンが表示された画面に戻る必要がある。このように、この印刷システムでは、繁雑な操作が必要となる。また、同様の問題は、印刷に関する設定操作時だけでなく、読み取り装置における画像の読み取りに関する設定操作時にも生じ得る。
そこで、本発明の目的は、複数の設定項目に関する設定内容を決定する際に、複数のジョブのそれぞれに対して所望の設定内容を設定する操作を容易に行うことができる情報処理装置、及びプログラムを提供することである。
本発明の情報処理装置は、ディスプレイに画像を表示するための信号を出力する表示出力部と、ユーザからの入力を受け付ける受付部と、画像の記録及び画像の読み取りの少なくともいずれか一方の機能に関する設定画面として、メニュー画面、複数の設定項目を含む項目表示画面、及び、前記複数の設定項目の中の少なくとも1つの設定項目の複数の設定値をそれぞれ含む複数の設定値表示画面を含む設定メニューであって、前記メニュー画面、前記項目表示画面、前記複数の設定値表示画面のいずれかの順で両方向に切り替わるように階層構造で管理される設定メニューと、画像の記録及び画像の読み取りの少なくともいずれか一方に関する複数のジョブを識別するための識別情報と、を記憶するための記憶部と、前記受付部で受け付けられた入力に基づいて前記表示出力部を介して前記ディスプレイの表示内容を制御し、かつ、前記記憶部を制御する制御部とを備えており、前記制御部は、前記メニュー画面を前記ディスプレイに表示させる第1表示処理と、前記第1表示処理が行われて前記ディスプレイに前記メニュー画面が表示されている状態において、前記受付部が前記複数の設定項目を表示するための入力を受け付けたとき、前記項目表示画面を前記ディスプレイに表示させる第2表示処理と、前記第2表示処理が行われて前記ディスプレイに前記項目表示画面が表示されている状態において、前記受付部が前記複数の設定項目のうち第1設定項目が選択される入力を受け付けたとき、選択された前記第1設定項目に対応する互いに異なる複数の第1設定値を含む第1設定値表示画面を前記ディスプレイに表示させる第3表示処理と、前記第3表示処理が行われた後、前記受付部が前記項目表示画面に戻るための入力を受け付けることによって前記項目表示画面が表示される前に、前記受付部が、前記複数のジョブのうち少なくともいずれか1つのジョブが選択される入力、及び、当該選択されたジョブに対して前記複数の第1設定値のいずれか1つの第1設定値が選択される入力を受け付け、且つ前記選択された少なくとも1つのジョブの前記第1設定項目の設定値を前記選択されたいずれか1つの第1設定値に設定するための入力を受け付ける毎に、前記選択された少なくともいずれか1つのジョブの識別情報に対応させて、前記選択されたいずれか1つの第1設定値を前記記憶部に記憶させる第1設定処理と、前記第1設定処理が行われた後、前記項目表示画面が前記ディスプレイに表示された状態において、前記受付部が前記複数の設定項目のうち前記第1設定項目とは異なる第2設定項目が選択される入力を受け付けたとき、選択された前記第2設定項目に対応する互いに異なる複数の第2設定値を含む第2設定値表示画面を前記ディスプレイに表示させる第4表示処理と、前記第4表示処理が行われた後、前記受付部が前記項目表示画面に戻るための入力を受け付けることによって前記項目表示画面が表示される前に、前記受付部が、前記複数のジョブのうち少なくともいずれか1つのジョブが選択される入力、及び、当該選択されたジョブに対して前記複数の第2設定値のいずれか1つの第2設定値が選択される入力を受け付け、且つ前記選択された少なくとも1つのジョブの前記第2設定項目の設定値を前記選択されたいずれか1つの第2設定値に設定するための入力を受け付ける毎に、前記選択された少なくともいずれか1つのジョブの識別情報に対応させて、前記選択されたいずれか1つの第2設定値を前記記憶部に記憶させる第2設定処理とを実行可能である。
また、本発明のプログラムは、ディスプレイに画像を表示するための信号を出力する表示出力部と、ユーザからの入力を受け付ける受付部と、前記受付部で受け付けられた入力に基づいて前記表示出力部を介して前記ディスプレイの表示内容を制御する制御部とを有するコンピュータを情報処理装置として機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、画像の記録及び画像の読み取りの少なくともいずれか一方の機能に関する設定画面として、メニュー画面、複数の設定項目を含む項目表示画面、及び、前記複数の設定項目の中の少なくとも1つの設定項目の複数の設定値をそれぞれ含む複数の設定値表示画面を含む設定メニューであって、前記メニュー画面、前記項目表示画面、前記複数の設定値表示画面のいずれかの順で両方向に切り替わるように階層構造で管理される設定メニューと、画像の記録及び画像の読み取りの少なくともいずれか一方に関する複数のジョブを識別するための識別情報と、を記憶するための記憶部としても機能させ、さらに、前記制御部に、前記複数の設定項目を表示するためのメニュー画面を前記ディスプレイに表示させる第1表示処理と、前記第1表示処理が行われて前記ディスプレイに前記メニュー画面が表示されている状態において、前記受付部が前記複数の設定項目を表示するための入力を受け付けたとき、前記項目表示画面を前記ディスプレイに表示させる第2表示処理と、前記第2表示処理が行われて前記ディスプレイに前記項目表示画面が表示されている状態において、前記受付部が前記複数の設定項目のうち第1設定項目が選択される入力を受け付けたとき、選択された前記第1設定項目に対応する互いに異なる複数の第1設定値を含む第1設定値表示画面を前記ディスプレイに表示させる第3表示処理と、前記第3表示処理が行われた後、前記受付部が前記項目表示画面に戻るための入力を受け付けることによって前記項目表示画面が表示される前に、前記受付部が、前記複数のジョブのうち少なくともいずれか1つのジョブが選択される入力、及び、当該選択されたジョブに対して前記複数の第1設定値のいずれか1つの第1設定値が選択される入力を受け付け、且つ前記選択された少なくとも1つのジョブの前記第1設定項目の設定値を前記選択されたいずれか1つの第1設定値に設定するための入力を受け付ける毎に、前記選択された少なくともいずれか1つのジョブの識別情報に対応させて、前記選択されたいずれか1つの第1設定値を前記記憶部に記憶させる第1設定処理と、前記第1設定処理が行われた後、前記項目表示画面が前記ディスプレイに表示された状態において、前記受付部が前記複数の設定項目のうち前記第1設定項目とは異なる第2設定項目が選択される入力を受け付けたとき、選択された前記第2設定項目に対応する互いに異なる複数の第2設定値を含む第2設定値表示画面を前記ディスプレイに表示させる第4表示処理と、前記第4表示処理が行われた後、前記受付部が前記項目表示画面に戻るための入力を受け付けることによって前記項目表示画面が表示される前に、前記受付部が、前記複数のジョブのうち少なくともいずれか1つのジョブが選択される入力、及び、当該選択されたジョブに対して前記複数の第2設定値のいずれか1つの第2設定値が選択される入力を受け付け、且つ前記選択された少なくとも1つのジョブの前記第2設定項目の設定値を前記選択されたいずれか1つの第2設定値に設定するための入力を受け付ける毎に、前記選択された少なくともいずれか1つのジョブの識別情報に対応させて、前記選択されたいずれか1つの第2設定値を前記記憶部に記憶させる第2設定処理とを実行させる。
本発明では、複数のジョブのうちの所望のジョブについて複数の第1設定値のうちのいずれかを設定する第1設定処理において、項目表示画面に戻る前に、受付部がジョブの選択の入力、及び、第1設定値の選択の入力を受け付ける毎に、選択されたジョブの識別情報に対して選択された第1設定値を設定する。したがって、複数のジョブに対して、ある設定項目に対応する設定値を互いに異なるものに設定する場合(例えば2つのジョブAとBについて、ジョブAには設定項目Xの設定値X1を設定し、ジョブBには設定項目Xの設定値X2を設定する場合)であっても、メニュー画面に戻る必要がないので、設定操作を容易に行うことができる。また、所望のジョブの識別情報に対して第1設定項目に関する設定を行う第1設定処理を行った後、メニュー画面に戻ることなく、所望のジョブの識別情報に対して第2設定項目に関する設定を行う第2設定処理を行うことができる。よって、第1設定処理で設定対象となるジョブと、第2設定処理で設定対象となるジョブとが異なっている場合(例えば2つの設定項目XとYについて、設定項目Xに係る設定対象がジョブAで、設定項目Yに係る設定対象がジョブBである場合)であっても、メニュー画面に戻る必要がないので、設定操作を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態にかかる情報処理装置を備えた複合機の電気的構成を概略的に示すブロック図である。 図1の情報処理装置においてコピー機能又はスキャン機能の実行の開始指令を受信するまでに行われる処理の一例を示すフローチャートである。 図2の処理でタッチパネルに表示される画面であって、(a)はメニュー画面、(b)はジョブ数設定画面である。 図2の複数ジョブ設定処理の一例を示すフローチャートである。 図4の処理でタッチパネルに表示される画面であって、(a)は項目表示画面、(b)、(c)は設定画面である。 図4の設定確認処理の一例を示すフローチャートである。 図6の処理でタッチパネルに表示される画面であって、(a)は設定確認画面、(b)は設定変更画面である。 図4の複数ジョブ実行処理の一例を示すフローチャートである。 図8の処理でタッチパネルに表示される画面であって、(a)は実行ジョブ確認画面、(b)はジョブ実行確認画面、(c)は読取終了画面、(d)は処理ジョブ設定表示画面である。 図8の読取結果確認処理の一例を示すフローチャートである。 図10の処理でタッチパネルに表示される画面であって、(a)読取結果確認画面、(b)は設定選択画面、(c)は画像処理実行確認画面、(d)は読取再試行確認画面である。 設定画面の変形例を示す図であり、(a)はプルダウンメニューによりジョブを選択するもの、(b)はジョブを選択するための画面を表示するためのボタンを表示するものを示す。 設定画面の変形例を示す図であり、全てのジョブのそれぞれについて各設定項目に対応する複数のチェックボックスが表示されるものである。
以下、本発明の好適な一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
本実施形態の情報処理装置10は、図1に示すように、プリント機能、スキャン機能、及びコピー機能を備えたいわゆる複合機1に備えられている。複合機1は、紙などの被記録媒体に電子写真方式、インクジェット方式などで画像を記録するプリンタ部2と、紙などの原稿を読み取って画像データを生成するスキャナ部3とを備えており、情報処理装置10は、複合機1のプリンタ部2及びスキャナ部3を制御することができる。
複合機1には、タッチパネル4及びテンキー5が備えられている。タッチパネル4は、画像や文字等を表示する機能及びユーザからの入力を受け付ける機能を有しており、情報処理装置10の入力インターフェース15及び出力インターフェース16にそれぞれ接続されている。テンキー5は、情報処理装置10の入力インターフェース15に接続されている。ユーザにより、タッチパネル4やテンキー5が操作されると、該操作入力に応じた電気信号が情報処理装置10に出力される。また、タッチパネル4には、情報処理装置10から受信した制御信号に基づいて種々の文字や画像が表示される。さらに、情報処理装置10には、スキャナ部3で読み取る原稿の有無を検知する原稿有無センサ6が接続されている。
情報処理装置10は、バスによって互いに接続された、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)14、入力インターフェース15、出力インターフェース16等を有している。また、情報処理装置10には、外部装置であるPC100が接続される。
情報処理装置10は、ROM12に記憶されたプログラムに従って、CPU11及びASIC14によって複合機1の各部の制御を行う。RAM13は、プログラム実行時に作業領域として使用される。なお、情報処理装置10での処理はこれに限定されることなく、例えば情報処理装置10が複数のCPUを備え、複数のCPUによって処理を分担して行ってもよい。また、情報処理装置10が複数のASICを備え、複数のASICによって処理を分担してもよい。あるいは、1つのASIC単独で処理を行ってもよい。
ROM12には、画像の記録及び画像の読み取りの機能に関する設定画面として、後で詳述するメニュー画面20(図3参照)、複数の設定項目を含む項目表示画面30(図5参照)、各設定項目の複数の設定値を設定するための設定画面40、45(図5参照)を含む設定メニューが記憶されている。設定メニューは、メニュー画面20、項目表示画面30、複数の設定画面40、45のいずれかの順で両方向に切り替わるように階層構造で管理される。RAM13には、複合機1でプリントされる画像のデータや、スキャンされた画像のデータが記憶される。また、RAM13には、画像の記録又は画像の読み取りの少なくともいずれか一方に関する複数のジョブを識別するための識別情報と、各ジョブに対応づけられた複数の設定項目の設定値とが記憶される。
画像の記録に関する複数の設定項目の一例として、コピー機能を実行する際の設定項目は、「枚数」、「コピー画質」、「記録紙タイプ」、「記録紙サイズ」、「拡大/縮小」、「コピー濃度」等がある。「枚数」は、ユーザによって入力された数値が設定値として定められる。「コピー画質」に対しては、「標準画質」及び「高画質」が設定されうる設定値として記憶されている。「記録紙タイプ」に対しては、「普通紙」、「インクジェット紙」、「光沢」、及び「OHPフィルム」が設定されうる設定値として記憶されている。「拡大/縮小」に対しては、いくつかの倍率が設定されうる設定値として記憶されているほか、ユーザによって入力された数字を設定値とすることもできる。「コピー濃度」は、「薄く」、「標準」、及び「濃く」が設定されうる設定値として記憶されている。
画像の読み取りに関する複数の設定項目の一例としては、「枚数」、「読取濃度」、「カラーモード」、「原稿種類」、「読取解像度」等がある。「枚数」は、ユーザによって入力された数値が設定値として定められる。「読取濃度」は、「薄く」、「標準」、及び「濃く」が設定されうる設定値として記憶されている。「カラーモード」に対しては、「自動」、「カラー」、「白黒」、及び「グレースケール」が設定されうる設定値として記憶されている。「原稿種類」に対しては、「文字・写真」、「文字」、及び「写真」が設定されうる設定値として記憶されている。「読取解像度」は、200dpi〜600dpiの間で、ユーザによって入力された数字が設定値として定められる。
「ジョブ」とは、プリントモード、コピーモード、又はスキャンモードで実行される処理の単位であり、1又は複数枚のプリント、コピー、又はスキャンを同一の設定内容で実行する。
続いて、図2〜図11を参照しつつ、複合機1においてコピー機能又はスキャナ機能を実行する際に情報処理装置10で行われる処理の一例について説明する。
まず、図2及び図3を参照しつつ、コピー機能又はスキャン機能の実行の開始指令をユーザから受け付けるまでの流れについて説明する。待機状態である複合機1のタッチパネル4には、図3(a)に示すような、メニュー画面20が表示されている。メニュー画面20には、FAXボタン21、コピーボタン22、及びスキャンボタン23が表示されており、ユーザがFAXボタン21を操作した場合にはFAXモード、コピーボタン22を操作した場合はコピーモード、スキャンボタン23を操作した場合にはスキャンモードとなる。そこで、図2に示すように、コピーボタン22又はスキャンボタン23が操作され、コピーモード又はスキャンモードが選択されたか否かを判断する(S1)。コピーモード又はスキャンモードが選択されたと判断するまで、S1の判断を繰り返し行う。
S1において、コピーモード又はスキャンモードが選択されたと判断した場合には(S1:YES)、図3(b)に示すようなジョブ数設定画面25をタッチパネル4に表示する(S2)。ジョブ数設定画面25には、数値を入力するためのフィールド26と、フィールド26に入力された数値をジョブ数として決定するためのOKボタン27と、メニュー画面20に戻るための戻るボタン28とが表示される。ユーザは、テンキー5を操作することにより、設定したいジョブの数をフィールド26に入力できる。
次に、ジョブ数設定画面25の戻るボタン28が操作されたか否かを判断する(S3)。戻るボタン28が操作されたと判断した場合には(S3:YES)、メニュー画面20をタッチパネル4に表示し(S4)、S1に戻る。一方、戻るボタン28が操作されていないと判断した場合には(S3:NO)、OKボタン27が操作されたか否かを判断する(S5)。OKボタン27が操作されていないと判断した場合には(S5:NO)、S3に戻る。そして、OKボタン27が操作されたと判断した場合は(S5:YES)、設定されたジョブの数が2以上であるか否かを判断する(S6)。設定されたジョブの数が1つである場合は(S6:NO)、1つのジョブの処理を実行する(S7)。なお、ジョブが1つである場合の以降の詳細な説明は省略するが、ユーザの操作により必要に応じて画像の記録又は画像の読み取りに関する各種の設定がなされた後、コピー又はスキャンが実行される。設定されたジョブの数が2以上である場合は(S6:YES)、後で詳述する複数ジョブ設定処理を実行する(S8)。
続いて、図4及び図5を参照しつつ、上述の複数ジョブ設定処理について説明する。なお、ここではスキャンモードが選択されている場合の複数ジョブ設定処理の説明を行う。まず、図5(a)に示すような項目表示画面30をタッチパネル4に表示する(S11)。項目表示画面30には、画像の読み取りに関する「枚数」、「読取濃度」、「カラーモード」、「原稿種類」、「読取解像度」の各設定項目に対応する、枚数ボタン31、読取濃度ボタン32、カラーモードボタン33、原稿種類ボタン34、及び解像度ボタン35が表示されている。また、項目表示画面30には、スキャンを開始するためのスキャン開始ボタン36と、ジョブ数設定画面25に戻るための戻るボタン37と、各ジョブの設定内容を確認するための設定確認ボタン38とが表示されている。
次に、項目表示画面30の設定確認ボタン38が操作されたか否かを判断する(S12)。そして、設定確認ボタン38が操作されたと判断した場合には(S12:YES)、後述する設定確認処理を行う(S13)。一方、設定確認ボタン38が操作されなかったと判断した場合には(S12:NO)、戻るボタン37が操作されたか否かを判断する(S14)。戻るボタン37が操作されたと判断した場合には(S14:YES)、図2のフローのS2に戻る。
戻るボタン37が操作されていないと判断した場合には(S14:NO)、スキャン開始ボタン36が操作されたか否かを判断する(S15)。スキャン開始ボタン36が操作されたと判断した場合は(S15:YES)、後述する複数ジョブ実行処理を行う(S16)。一方、スキャン開始ボタン36が操作されていないと判断した場合は(S15:NO)、枚数ボタン31、読取濃度ボタン32、カラーモードボタン33、原稿種類ボタン34、及び解像度ボタン35のいずれかが操作され、設定項目の選択が行われたか否かを判断する(S17)。設定項目の選択が行われていないと判断した場合は(S17:NO)、S12に戻る。
そして、設定項目の選択が行われたと判断した場合は(S17:YES)、選択された設定項目の設定を行うための設定画面をタッチパネル4に表示する(S18)。図5(b)は、「枚数」の設定を行うための設定画面40である。かかる設定画面40には、数値を入力するためのフィールド41が表示されている。また、この複数ジョブ設定処理において設定を行うジョブの識別情報の一覧と、表示された各ジョブの識別情報に対応するチェックボックス42とが表示されている。さらに、フィールド41に入力された数値を、チェックボックス42にチェックされたジョブの枚数として設定するための設定ボタン43と、項目表示画面30に戻るための戻るボタン44とが表示されている。図5(c)は、「原稿種類」の設定を行うための設定画面45である。かかる設定画面45には、上述の枚数の設定画面40のフィールド41に替えて、文字・写真、文字、及び写真の3種類の原稿種類と、各原稿種類に対応するチェックボックス46とが表示されている。なお。図5(b)、(c)に示す設定画面40、45は、いずれも図3(b)のジョブ数設定画面25でジョブ数が「4」と入力された場合のものである。
続いて、図5(b)、(c)に示すような設定画面40、45の設定ボタン43が操作されたか否かを判断する(S19)。設定ボタン43が操作されていないと判断した場合は(S19:NO)、戻るボタン44が操作されたか否かを判断する(S20)。戻るボタン44が操作されていないと判断した場合は(S20:NO)、S19に戻る。一方、戻るボタン44が操作されたと判断した場合は(S20:YES)、S11に戻って項目表示画面30を表示する。そして、S19の処理において、設定ボタン43が操作されたと判断した場合は(S19:YES)、設定画面40、45において少なくとも1つのジョブにかかるチェックボックス42がチェックされているか否かを判断し(S21)、いずれのチェックボックス42もチェックされていない場合には(S21:NO)、S19に戻る。少なくとも1つのチェックボックス42がチェックされている場合には(S21:YES)、チェックボックス42にチェックされたジョブの識別情報とそのジョブに対応づけられた設定値とを設定記憶装置19に記憶し(S22)、その後S19に戻る。
例えば設定画面40において、フィールド41に「4」と入力され、ジョブ1、2のチェックボックス42がチェックされた状態で設定ボタン43が操作された場合、ジョブ1、2の「枚数」の設定値として「4」が記憶される。続いて設定画面40において、フィールド41に「6」と入力され、ジョブ3、4のチェックボックス42がチェックされた状態で設定ボタン43が操作された場合、ジョブ3、4の「枚数」の設定値として「6」が記憶される。なお、設定画面40において枚数の設定が行われなかったジョブ、すなわちチェックボックス42にチェックしてフィールド41に入力した数値と対応づける処理が行われなかったジョブについては、「枚数」の設定値として既定値である「1」が記憶される。
また、設定画面45において、「文字」のチェックボックス46がチェックされ、且つ、ジョブ1、4のチェックボックス42がチェックされた状態で設定ボタン43が操作された場合、ジョブ1、4の「原稿種類」の設定値として「文字」が記憶される。続いて設定画面45において、「写真」のチェックボックス46がチェックされ、且つ、ジョブ2、3のチェックボックス42がチェックされた状態で設定ボタン43が操作された場合、ジョブ2、3の「原稿種類」の設定値として「写真」が記憶される。なお、設定画面45において原稿種類の設定が行われなかったジョブについては、「原稿種類」の設定値として既定値である「文字・写真」が記憶される。
続いて、図6及び図7を参照しつつ、上述の設定確認処理について説明する。設定確認処理は、図4に示す複数ジョブ設定処理のフローのS12において、項目表示画面30の設定確認ボタン38が操作されたと判断した場合に実行される。まず、図7(a)に示すような設定確認画面50をタッチパネル4に表示する(S31)。設定確認画面50には、全てのジョブについて対応付けられた各複数項目の設定値が表示される。また、設定確認画面50には、項目表示画面30に戻るための戻るボタン51が表示される。
次に、設定確認画面50の戻るボタン51が操作されたか否かを判断する(S32)。戻るボタン51が操作されたと判断した場合には(S32:YES)、図4に示す複数ジョブ設定処理のS11に戻る。一方、戻るボタン51が操作されていないと判断した場合には(S32:NO)、ユーザが設定確認画面50に表示されたいずれかのジョブのいずれかの設定項目の設定値をタッチして選択したか否かを判断する(S33)。いずれの設定値も選択されていないと判断した場合には(S33:NO)、S32に戻る。
いずれかの設定値が選択されたと判断した場合には(S33:YES)、その設定値を変更するための設定変更画面53をタッチパネル4に表示する(S34)。例えば、ユーザが、図7(a)に示す設定確認画面50のジョブ1の原稿種類の設定値である「文字」にタッチした場合には、図7(b)に示すようなジョブ1の原稿種類の設定値を変更する設定変更画面53が表示される。設定変更画面53には、文字・写真、文字、及び写真の3種類の原稿種類に対応するチェックボックス54と、ジョブ1の原稿種類の設定値をチェックボックス54にチェックされた設定値に変更して設定するための設定ボタン55と、設定確認画面50に戻るための戻るボタン56とが表示される。また、設定変更画面53には、ジョブ1と原稿種類の設定が同じジョブも同時に変更したい場合にチェックを入れるチェックボックス57が表示されている。すなわち例えば、ジョブ4の原稿種類の設定値がジョブ1と同じ「文字」であるとき、チェックボックス57にチェックが入れられ、且つ、「写真」のチェックボックス54にチェックが入れられた状態で設定ボタン55が操作されると、ジョブ1及びジョブ4の原稿種類の設定値が「文字」から「写真」に変更される。
設定変更画面53を表示した後は、戻るボタン56が操作されたか否かを判断する(S35)。戻るボタン56が操作されたと判断した場合には(S35:YES)、S31に戻る。そして、戻るボタン56が操作されていないと判断した場合には(S35:NO)、設定ボタン55が操作されたか否かを判断する(S36)。設定ボタン55が操作されていないと判断した場合には(S36:NO)、S35に戻る。
一方、設定ボタン55が操作されたと判断した場合には(S36:YES)、S33で選択されたあるジョブのある設定項目の設定値を、設定変更画面53で設定された設定値に変更して記憶する(S37)。なお、設定変更画面53のチェックボックス57にチェックが入れられている場合には、S33で選択されたジョブとは別のジョブで、S33で選択された設定項目の設定値と同じ設定値が設定されているジョブについても、設定変更画面53で設定された設定値に変更して記憶する。その後S31に戻る。
続いて、図8及び図9を参照しつつ、上述の複数ジョブ実行処理について説明する。複数ジョブ実行処理は、図4に示す複数ジョブ設定処理のフローにおけるS15でスキャン開始ボタン36が操作されたと判断したときに実行される。まず、図8に示すように、複数ジョブ設定処理で設定が行われた複数のジョブのうち、未だ実行されていないジョブがあるか否かを判断する(S41)。実行されていないジョブがあると判断した場合には(S41:YES)、原稿有無センサ6からの出力信号に基づいて、読み取りを行う原稿があるか否かを判断する(S42)。
読み取りを行う原稿があると判断した場合には(S42:YES)、図9(a)に示すような実行ジョブ確認画面60をタッチパネル4に表示する(S43)。図9(a)に示す実行ジョブ確認画面60には、これから読み取りを行う1つのジョブに設定されている全ての設定項目の設定値が表示されているが、主要な設定項目のみを表示するようにしてもよい。実行ジョブ確認画面60は、他の画面に切り換わるまではそのまま表示されている。その後、実行ジョブ確認画面60に表示されているジョブを実行する(S44)。次に、S44で実行開始されたジョブが終了したか否かを判断する(S45)。ジョブが終了していないと判断した場合には(S45:NO)、S44に戻る。一方、ジョブが終了したと判断した場合には(S45:YES)、S41に戻る。
S42において読み取りを行う原稿がないと判断した場合、すなわち、複数ジョブ設定処理で設定されたジョブの個数が実行されたジョブの回数よりも多い場合には(S42:NO)、図9(b)に示すようなジョブ実行確認画面62をタッチパネル4に表示する(S46)。図9(b)に示すジョブ実行確認画面62には、未だ実行されていないジョブのうち次に実行される1つのジョブに設定されている全ての設定項目の設定値が表示されているが、主要な設定項目のみを表示するようにしてもよい。また、ジョブ実行確認画面62には、表示されているジョブの実行を開始するためのOKボタン63と、OKボタン63を操作するようにユーザに促すメッセージが表示されている。
続いて、ジョブ実行確認画面62のOKボタン63が操作されたか否かを判断する(S47)。OKボタン63が操作されたと判断した場合には(S47:YES)、S42に戻って読み取りを行う原稿があるか否かの判断を行う。一方、OKボタン63が操作されていないと判断した場合には(S47:NO)、ジョブ実行確認画面62を表示してから所定時間が経過したか否かを判断する(S48)。所定時間が経過していないと判断した場合には(S48:NO)、S47に戻る。そして、所定時間が経過したと判断した場合には(S48:YES)、未だ実行されていないジョブの設定をクリアする(S49)。
その後、図9(c)に示すような読取終了画面66をタッチパネル4に表示する(S50)。読取終了画面66には、読取結果の確認を行うための確認ボタン67と、処理を終了するための終了ボタン68とが表示される。そして、読取終了画面66の確認ボタン67が操作されたか否かを判断する(S51)。確認ボタン67が操作されたと判断した場合には(S51:YES)、後で詳述する読取結果確認処理を実行する(S52)。一方、確認ボタン67が操作されていないと判断した場合には(S51:NO)、終了ボタン68が操作されたか否かを判断する(S53)。終了ボタン68が操作されていないと判断した場合には(S53:NO)、S51に戻る。そして、終了ボタン68が操作されたと判断した場合には(S53:YES)、処理を終了する。
S41において実行されていないジョブがないと判断した場合には(S41:NO)、原稿有無センサ6からの出力信号に基づいて、読み取りを行う原稿があるか否かを判断する(S54)。原稿が無いと判断した場合には(S54:NO)、S50に進む。そして、原稿があると判断した場合、すなわち複数ジョブ設定処理で設定されたジョブの個数を超えて原稿の読み取りが行われようとしている場合には(S54:YES)、図9(d)に示すような処理ジョブ設定表示画面70をタッチパネル4に表示する(S55)。処理ジョブ設定表示画面70には、すでに処理が行われた全てのジョブの設定内容、すなわち各ジョブに対応づけられた全ての設定項目の設定値と、各設定内容に対応するチェックボックス71と、未だ読み取りが行われていない原稿の読み取り設定を、チェックボックス71にチェックが入れられた設定内容に設定するための決定ボタン72と、処理を終了するためのキャンセルボタン73とが表示される。
そして、処理ジョブ設定表示画面70のキャンセルボタン73が操作されたか否かを判断する(S56)。キャンセルボタン73が操作されたと判断した場合には(S56:YES)、S50に進む。一方、キャンセルボタン73が操作されていないと判断した場合には(S56:NO)、決定ボタン72が操作されたか否かを判断する(S57)。決定ボタン72が操作されていないと判断した場合には(S57:NO)、S56に戻る。決定ボタン72が操作されたと判断した場合には(S57:YES)、上述のS43に進み、実行ジョブ確認画面60を表示した後、処理ジョブ設定表示画面70においてチェックボックス71にチェックが入れられた設定内容で未だ実行されていないジョブを実行する。
次に、図10及び図11を参照しつつ、上述の読取結果確認処理について説明する。読取確認処理は、図8に示す複数ジョブ実行処理のフローのS51において、読取終了画面66の確認ボタン67が操作されたと判断した場合に実行される。なお、ここでは図8に示す複数ジョブ実行処理において、少なくとも1つのジョブが実行されたと仮定している。まず、図11(a)に示すような読取結果確認画面80をタッチパネル4に表示する(S60)。読取結果確認画面80には、複数ジョブ実行処理で読み取りが行われた全てのジョブについて、イメージ画像及び設定内容と、そのジョブの設定を変更するための変更ボタン81とが表示される。読取結果確認画面80に表示されるイメージ画像とは、例えば、そのジョブで最初に読み取りが行われた原稿のサムネイル画像等である。イメージ画像は、1つのジョブに複数表示されてもよい。また、読取結果確認画面80に表示される設定内容は、そのジョブに対応付けられている全ての設定項目の設定値であってもよく、また複数の設定項目のうち既定値と異なる設定値が設定されているものだけであってもよい。
そして、読取結果確認画面80の変更ボタン81が操作されたか否かを判断する(S61)。変更ボタン81が操作されていないと判断した場合には(S61:NO)、読取結果確認画面80を表示してから所定時間が経過したか否かを判断する(S62)。所定時間が経過していないと判断した場合には(S62:NO)、S61に戻る。一方、所定時間が経過したと判断した場合には(S62:YES)、図8に示す複数ジョブ実行処理のフローのS50に戻り、読取終了画面66を表示する。
S61の処理で、変更ボタン81が操作されたと判断した場合には(S61:YES)、図11(b)に示すような設定選択画面82をタッチパネル4に表示する(S63)。設定選択画面82には、複数ジョブ実行処理で処理が行われた全てのジョブの設定内容、すなわち各ジョブに対応づけられた全ての設定項目の設定値と、各設定内容に対応するチェックボックス83と、読取結果確認画面80で設定を変更するジョブとして選択されたジョブの設定を、チェックボックス83にチェックが入れられた設定内容に変更するための設定ボタン84と、読取結果確認画面80に戻るための戻るボタン85とが表示される。
そして、設定選択画面82の戻るボタン85が操作されたか否かを判断する(S64)。戻るボタン85が操作されたと判断した場合には(S64:YES)、S60に戻る。一方、戻るボタン85が操作されていないと判断した場合には(S64:NO)、設定選択画面82の設定ボタン84が操作されたか否かを判断する(S65)。設定ボタン84が操作されていないと判断した場合には(S65:NO)、S64に戻る。設定ボタン84が操作されたと判断した場合には(S65:YES)、画像処理により設定の変更か可能か否かを判断する(S66)。例えば、カラーで読み取られたジョブの設定を白黒に変更する場合や、解像度600dpiで読み取られたジョブの設定を300dpiに変更する場合は、画像処理を行うことで設定を変更することができる。
画像処理により設定の変更が可能であると判断した場合には(S66:YES)、図11(c)に示すような画像処理実行確認画面86をタッチパネル4に表示する(S67)。画像処理実行確認画面86には、画像処理を実行するための実行ボタン87と、処理をキャンセルするためのキャンセルボタン88とが表示される。そして、画像処理実行確認画面86のキャンセルボタン88が操作されたか否かを判断する(S68)。キャンセルボタン88が操作されたと判断した場合には(S68:YES)、S60に戻る。一方、キャンセルボタン88が操作されていないと判断した場合には(S68:NO)、実行ボタン87が操作されたか否かを判断する(S69)。実行ボタン87が操作されていないと判断した場合には(S69:NO)、S68に戻る。実行ボタン87が操作されたと判断した場合には(S69:YES)、画像処理を実行し(S70)、その後S60に戻る。
S66の処理において、画像処理により設定の変更ができないと判断した場合には(S66:NO)、図11(d)に示すような読取再試行確認画面90をタッチパネル4に表示する(S71)。読取再試行確認画面90には、原稿の読み取りを再度実行するための実行ボタン91と、処理をキャンセルするためのキャンセルボタン92とが表示される。そして、読取再試行確認画面90のキャンセルボタン92が操作されたか否かを判断する(S72)。キャンセルボタン92が操作されたと判断した場合には(S72:YES)、S60に戻る。一方、キャンセルボタン92が操作されていないと判断した場合には(S72:NO)、実行ボタン91が操作されたか否かを判断する(S73)。実行ボタン91が操作されていないと判断した場合には(S73:NO)、S72に戻る。実行ボタン91が操作されたと判断した場合には(S73:YES)、原稿の読み取りを再度実行し(S74)、その後S60に戻る。
以上のように、本実施形態の情報処理装置10では、ROM12に、メニュー画面20、複数の設定項目を含む項目表示画面30、各設定項目の複数の設定値を設定するための複数の設定画面40、45のいずれかの順で両方向に切り替わるように階層構造で管理される設定メニューが記憶されている。ある設定項目(例えば「枚数」)の設定画面40がタッチパネル4に表示された状態で、ユーザにより、複数のジョブのうち少なくとも1つジョブを選択し、選択されたジョブに1つの設定値を対応付ける操作が行われる毎に、選択されたジョブの識別情報に対応させて1つの設定値を記憶する。また別の設定項目(例えば「原稿種類」)の設定画面45がタッチパネル4に表示された状態で、ユーザにより、複数のジョブのうち少なくとも1つジョブを選択し、選択されたジョブに1つの設定値を対応付ける操作が行われる毎に、選択されたジョブの識別情報に対応させて1つの設定値を記憶する。
複数のジョブのうちの所望のジョブについてある設定項目の設定値を設定する処理において、項目表示画面30に戻る前に、ユーザによりジョブの選択の入力、及び、設定値の選択の入力を受け付ける毎に、選択されたジョブの識別情報に対して選択された設定値を設定する。したがって、複数のジョブに対して、ある設定項目に対応する設定値を互いに異なるものに設定する場合であっても、メニュー画面20に戻る必要がないので、設定操作を容易に行うことができる。また、所望のジョブの識別情報に対してある設定項目に関する設定を行った後、メニュー画面20に戻ることなく、所望のジョブの識別情報に対して別の設定項目に関する設定を行うことができる。よって、先の設定処理で設定対象となるジョブと、後の設定処理で設定対象となるジョブとが異なっている場合であっても、メニュー画面20に戻る必要がないので、設定操作を容易に行うことができる。
また、本実施形態の情報処理装置10では、ある設定項目(例えば「枚数」)の設定値を設定する設定画面40において、複数のジョブのうち2以上のジョブの識別情報に対応させて、互いに異なる設定値を設定し、別の設定項目(例えば「原稿種類」)の設定値を設定する設定画面45において、複数のジョブのうち2以上のジョブの識別情報に対応させて、互いに異なる設定値を設定する。したがって、メニュー画面20に戻ることなく、複数のジョブのうちの2以上のジョブについて、互いに異なる設定値を設定することができるので、設定操作が容易となる効果を確実に得られる。
加えて、本実施形態の情報処理装置10では、ある設定項目の設定値を設定する処理において、複数のジョブのうち選択される入力が行われなかったジョブの識別情報に対応づけて規定値を記憶し、別の設定項目を設定する処理において、複数のジョブのうち選択される入力が行われなかったジョブの識別情報に対応づけて規定値を記憶する。したがって、全てのジョブに対して、ジョブの選択及び設定値の選択の作業を行わなくても、ジョブの選択が行われなかったジョブに対しては、予め定められた設定値を設定することができる。
また、本実施形態の情報処理装置10では、設定画面40、45に、複数ジョブ設定処理において設定を行う全てのジョブの識別情報が表示される。したがって、全てのジョブの識別情報と複数の設定値とを1つの画面上に表示することで、ユーザはジョブと設定値とを容易に選択できる。
また、本実施形態の情報処理装置10は、全てのジョブについて対応付けられた各複数項目の設定値が表示される設定確認画面50をタッチパネル4に表示する。したがって、各ジョブについて、各設定項目に設定された設定値を確認できる。
さらに、本実施形態の情報処理装置10は、ジョブが実行される直前に、実行するジョブに対応づけられている各設定項目の設定値を表示する実行ジョブ確認画面60をタッチパネル4に表示する。したがって、ジョブの実行直前に、各設定項目に対応づけられた設定値を確認できる。
加えて、本実施形態の情報処理装置10は、複数ジョブ設定処理で設定されたジョブの個数が実行されたジョブの回数よりも多い場合には、未だ実行されていないジョブのうち次に実行される1つのジョブに設定されている各設定項目の設定値が表示されるジョブ実行確認画面62をタッチパネル4に表示する。ジョブ実行確認画面62には、表示されているジョブの実行を開始するためのOKボタン63と、OKボタン63を操作するようにユーザに促すメッセージが表示されている。したがって、実行していないジョブが残っている場合に、ユーザに未実行ジョブの実行を促すことができる。
また、本実施形態の情報処理装置10は、複数ジョブ設定処理で設定されたジョブの個数を超えてジョブの実行が行われようとしている場合には、すでに処理が行われたジョブの設定内容が表示される処理ジョブ設定表示画面70をタッチパネル4に表示する。したがって、設定済みのジョブの個数を超えてジョブを実行する際に、この追加のジョブを設定済みの複数のジョブのいずれかと同じ設定内容で実行したい場合、ユーザは、処理ジョブ設定表示画面70に表示された設定済みのジョブの設定内容から選択することで、追加ジョブの設定を容易に行うことができる。
さらに、本実施形態の情報処理装置10は、読み取りに関する複数のジョブを実行することで得られた複数の画像のうちの1以上の画像と、その画像の読み取り時に実行された設定値とは異なる設定値とを指定する入力を受け付けたとき、その指定された1以上の画像に係る画像データを指定された設定値に従った画像データに変換可能か否かを判断し、変換可能な場合は画像処理により画像データの変換を行う。したがって、誤った設定値で実行されて得られた画像データを本来の設定値の設定内容に従った画像データに変換することができる。
以上、本発明の好適な一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて、様々な設計変更を行うことが可能なものである。
上述の実施形態では、設定画面40、45に、複数ジョブ設定処理において設定を行う全てのジョブの識別情報が表示される場合について説明したが、これには限定されない。すなわち、例えば図12(a)に示す設定画面145のように、複数ジョブ設定処理において設定を行う複数のジョブのうちの1つを選択するプルダウンメニュー142が表示されてもよい。プルダウンメニュー142は、操作されていない状態では複数のジョブのうちの1つが表示されており、ユーザにより操作されると図中破線で示すように複数のジョブが表示されるようになっている。さらに、図12(b)に示す設定画面245のように、設定画面245自体にはジョブは表示されておらず、ジョブを選択するための画面を表示するためのジョブ選択ボタン247が表示されていてもよい。
さらに、上述の実施形態では、設定画面40、45においては、ユーザによりジョブの選択と選択したジョブに対応づける1つの設定値の選択とが行われ、設定ボタン43が操作される度に、選択されたジョブの識別情報とそのジョブに対応づけられた設定値とを記憶する場合について説明したが、これには限定されない。例えば図13に示す設定画面345のように、全てのジョブのそれぞれについて、文字・写真、文字、及び写真の3種類の原稿種類に対応する3つのチェックボックス346が表示される場合には、ユーザが全てのジョブに対してそのジョブに対応付ける原稿種類の3つのチェックボックス346のうちの1つにチェックし、設定ボタン43を操作したときに、全てのジョブについて、その識別情報と対応づけられた設定値とが記憶されてもよい。
また、上述の実施形態では、ある設定項目の設定値を設定する処理において、2以上のジョブの識別情報に対応させて互いに異なる設定値を記憶する場合について説明したが、2以上のジョブの識別情報に対応させて同じ設定値しか記憶できない構成であってもよい。
さらに、上述の実施形態では、ある設定項目の設定値を設定する処理において、複数のジョブのうち選択される入力が行われなかったジョブの識別情報に対応づけて規定値を記憶する場合について説明したが、これには限定されない。例えば、全てのジョブの識別情報に対応づけて各設定項目の設定値が記憶されるまで、ジョブの実行が行われないような構成としてもよい。
加えて、上述の実施形態では、全てのジョブについて対応付けられた各複数項目の設定値が表示される設定確認画面50を表示する場合について説明したが、設定確認画面50に表示される設定値は、必ずしも全てのジョブに対応づけられたものでなくてもよく、少なくとも1つのジョブに対応づけられたものであればよい。また、設定確認画面50は表示されなくてもよい。
さらに、上述の実施形態では、ジョブが実行される直前に、実行ジョブ確認画面60を表示する場合について説明したが、実行ジョブ確認画面60を表示するタイミングはジョブ実行中でもよい。また、実行ジョブ確認画面60は表示されなくてもよい。
さらに、上述の実施形態では、複数ジョブ設定処理で設定されたジョブの個数が実行されたジョブの回数よりも多い場合には、ジョブ実行確認画面62を表示し、複数ジョブ設定処理で設定されたジョブの個数を超えてジョブの実行が行われようとしている場合には、処理ジョブ設定表示画面70を表示する場合について説明したが、これらジョブ実行確認画面62や処理ジョブ設定表示画面70は表示されなくてもよい。
また、上述の実施形態では、読み取りに関するジョブを実行することで得られた画像データに画像処理を施す場合について説明したが、このような画像処理は行われなくてもよい。
上述の実施形態では、複合機1に備えられた情報処理装置10について説明したが、本発明は、プリント機能のみを備えた装置やスキャン機能のみを備えた装置の情報処理装置に等に適用可能である。また、これらプリント機能やスキャン機能を備えた装置に対してジョブ実行を指示するPCやスマートフォンに適用することもできる。
10 情報処理装置
15 入力インターフェース(受付部)
16 出力インターフェース(表示出力部)
12 ROM(記憶部)
13 RAM(記憶部、画像記憶部)

Claims (13)

  1. ディスプレイに画像を表示するための信号を出力する表示出力部と、
    ユーザからの入力を受け付ける受付部と、
    画像の記録及び画像の読み取りの少なくともいずれか一方の機能に関する設定画面として、メニュー画面、複数の設定項目を含む項目表示画面、及び、前記複数の設定項目の中の少なくとも1つの設定項目の複数の設定値をそれぞれ含む複数の設定値表示画面を含む設定メニューであって、前記メニュー画面、前記項目表示画面、前記複数の設定値表示画面のいずれかの順で両方向に切り替わるように階層構造で管理される設定メニューと、画像の記録及び画像の読み取りの少なくともいずれか一方に関する複数のジョブを識別するための識別情報と、を記憶するための記憶部と、
    前記受付部で受け付けられた入力に基づいて前記表示出力部を介して前記ディスプレイの表示内容を制御し、かつ、前記記憶部を制御する制御部とを備えており、
    前記制御部は、
    前記メニュー画面を前記ディスプレイに表示させる第1表示処理と、
    前記第1表示処理が行われて前記ディスプレイに前記メニュー画面が表示されている状態において、前記受付部が前記複数の設定項目を表示するための入力を受け付けたとき、前記項目表示画面を前記ディスプレイに表示させる第2表示処理と、
    前記第2表示処理が行われて前記ディスプレイに前記項目表示画面が表示されている状態において、前記受付部が前記複数の設定項目のうち第1設定項目が選択される入力を受け付けたとき、選択された前記第1設定項目に対応する互いに異なる複数の第1設定値を含む第1設定値表示画面を前記ディスプレイに表示させる第3表示処理と、
    前記第3表示処理が行われた後、前記受付部が前記項目表示画面に戻るための入力を受け付けることによって前記項目表示画面が表示される前に、前記受付部が、前記複数のジョブのうち少なくともいずれか1つのジョブが選択される入力、及び、当該選択されたジョブに対して前記複数の第1設定値のいずれか1つの第1設定値が選択される入力を受け付け、且つ前記選択された少なくとも1つのジョブの前記第1設定項目の設定値を前記選択されたいずれか1つの第1設定値に設定するための入力を受け付ける毎に、前記選択された少なくともいずれか1つのジョブの識別情報に対応させて、前記選択されたいずれか1つの第1設定値を前記記憶部に記憶させる第1設定処理と、
    前記第1設定処理が行われた後、前記項目表示画面が前記ディスプレイに表示された状態において、前記受付部が前記複数の設定項目のうち前記第1設定項目とは異なる第2設定項目が選択される入力を受け付けたとき、選択された前記第2設定項目に対応する互いに異なる複数の第2設定値を含む第2設定値表示画面を前記ディスプレイに表示させる第4表示処理と、
    前記第4表示処理が行われた後、前記受付部が前記項目表示画面に戻るための入力を受け付けることによって前記項目表示画面が表示される前に、前記受付部が、前記複数のジョブのうち少なくともいずれか1つのジョブが選択される入力、及び、当該選択されたジョブに対して前記複数の第2設定値のいずれか1つの第2設定値が選択される入力を受け付け、且つ前記選択された少なくとも1つのジョブの前記第2設定項目の設定値を前記選択されたいずれか1つの第2設定値に設定するための入力を受け付ける毎に、前記選択された少なくともいずれか1つのジョブの識別情報に対応させて、前記選択されたいずれか1つの第2設定値を前記記憶部に記憶させる第2設定処理とを実行可能であることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第1設定処理において、複数のジョブのうちの2以上のジョブの識別情報に対応させて、互いに異なる設定値を前記記憶部に記憶させ、
    第2設定処理において、複数のジョブのうち2以上のジョブの識別情報に対応させて、互いに異なる設定値を前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記受付部が前記一方の機能を実行するための入力を受け付けた際に、前記受付部が当該入力を受け付けるまでに実行された前記第1設定処理において、前記複数のジョブのうち、一度も選択される入力が前記受付部で受け付けられなかったジョブの識別情報に対応させて、予め定められた第1設定値を前記記憶部に記憶させ、
    前記受付部が前記一方の機能を実行するための入力を受け付けた際に、前記受付部が当該入力を受け付けるまでに実行された第2設定処理において、前記複数のジョブのうち、一度も選択される入力が前記受付部で受け付けられなかったジョブの識別情報に対応させて、予め定められた第2設定値を前記記憶部に記憶させる請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記第3表示処理において、前記第1設定値表示画面と前記複数のジョブのうちの少なくとも1つの識別情報とを前記ディスプレイに表示させ、表示された前記少なくとも1つのジョブの識別情報を別のジョブの識別情報に切り替え可能とし、
    前記第4表示処理において、前記第2設定値表示画面と前記複数のジョブのうちの少なくとも1つの識別情報とを前記ディスプレイに表示させ、表示された前記少なくとも1つのジョブの識別情報を別のジョブの識別情報に切り替え可能とすることを特徴とする請求項13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記第3表示処理において、前記第1設定値表示画面と前記複数のジョブの識別情報とを前記ディスプレイに表示させ、
    前記第4表示処理において、前記第2設定値表示画面と前記複数のジョブの識別情報とを前記ディスプレイに表示させることを特徴とする請求項13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記複数のジョブのうちの少なくとも1つについて、前記記憶部に記憶された設定内容に基づいて、前記複数の設定項目のそれぞれに対応付けられている前記設定値を前記ディスプレイに表示させる確認画面表示処理をさらに実行可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、
    前記複数のジョブの実行状況に関する情報を取得する実行状況取得処理と、
    前記実行状況取得処理で得られた情報及び前記記憶部に記憶された設定内容に基づいて、前記複数のジョブのそれぞれについて、ジョブの実行中又はジョブが実行される直前に、前記複数の設定項目のうちの少なくとも1つについて、各ジョブに対応付けられている設定値を前記ディスプレイに表示させる設定内容表示処理とをさらに実行可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、
    実行されたジョブの回数に関する情報を取得する実行回数取得処理と、
    前記記憶部に識別情報が記憶された前記複数のジョブの個数が、前記実行回数取得処理で取得した実行されたジョブの回数よりも多い場合は、前記記憶部に記憶された設定内容に基づいて、未だ実行されていないジョブについて、前記複数の設定項目のそれぞれに対応付けられている設定値を前記ディスプレイに表示させる未処理ジョブ表示処理と、
    前記未だ実行されていないジョブを実行する又はキャンセルするための操作をユーザに促す報知画面を前記ディスプレイに表示させる報知処理とをさらに実行可能であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御部は、
    ジョブの実行開始に関する情報を取得する開始情報取得処理と、
    前記記憶部に識別情報が記憶された前記複数のジョブの個数を超えて、前記開始情報取得処理においてジョブの実行を開始する情報が得られた場合に、前記記憶部に記憶された設定内容に基づいて、前記記憶部に識別情報が記憶された前記複数のジョブについて前記複数の設定項目のそれぞれに対応付けられている設定値を前記ディスプレイに表示させる処理ジョブ表示処理とをさらに実行可能であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 画像の読み取りに関する前記複数のジョブを実行することで得られた複数の画像の画像データのそれぞれと、設定値とを関連付けて保存する画像記憶部と、
    前記画像記憶部に記憶されている画像データに画像処理を施す画像処理部とをさらに備えており、
    前記画像処理部は、前記受付部が、前記複数の画像のうちの1以上の画像と、当該1以上の画像の読み取り時に実行された設定値とは異なる設定値とを指定する入力を受け付けたとき、当該指定された1以上の画像に係る画像データを当該指定された設定値に従った画像データに変換可能か否かを判断し、変換可能な場合は画像処理により画像データの変換を行うことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 画像を読み取る画像読取部をさらに備えており、
    前記複数の設定項目が、前記画像読取部における画像の読み取りに関するものであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 画像を印刷する印刷部をさらに備えており、
    前記複数の設定項目が、前記印刷部における画像の印刷に関するものであることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. ディスプレイに画像を表示するための信号を出力する表示出力部と、ユーザからの入力を受け付ける受付部と、前記受付部で受け付けられた入力に基づいて前記表示出力部を介して前記ディスプレイの表示内容を制御する制御部とを有するコンピュータを情報処理装置として機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    画像の記録及び画像の読み取りの少なくともいずれか一方の機能に関する設定画面として、メニュー画面、複数の設定項目を含む項目表示画面、及び、前記複数の設定項目の中の少なくとも1つの設定項目の複数の設定値をそれぞれ含む複数の設定値表示画面を含む設定メニューであって、前記メニュー画面、前記項目表示画面、前記複数の設定値表示画面のいずれかの順で両方向に切り替わるように階層構造で管理される設定メニューと、画像の記録及び画像の読み取りの少なくともいずれか一方に関する複数のジョブを識別するための識別情報と、を記憶するための記憶部としても機能させ、さらに、
    前記制御部に、
    前記複数の設定項目を表示するためのメニュー画面を前記ディスプレイに表示させる第1表示処理と、
    前記第1表示処理が行われて前記ディスプレイに前記メニュー画面が表示されている状態において、前記受付部が前記複数の設定項目を表示するための入力を受け付けたとき、前記項目表示画面を前記ディスプレイに表示させる第2表示処理と、
    前記第2表示処理が行われて前記ディスプレイに前記項目表示画面が表示されている状態において、前記受付部が前記複数の設定項目のうち第1設定項目が選択される入力を受け付けたとき、選択された前記第1設定項目に対応する互いに異なる複数の第1設定値を含む第1設定値表示画面を前記ディスプレイに表示させる第3表示処理と、
    前記第3表示処理が行われた後、前記受付部が前記項目表示画面に戻るための入力を受け付けることによって前記項目表示画面が表示される前に、前記受付部が、前記複数のジョブのうち少なくともいずれか1つのジョブが選択される入力、及び、当該選択されたジョブに対して前記複数の第1設定値のいずれか1つの第1設定値が選択される入力を受け付け、且つ前記選択された少なくとも1つのジョブの前記第1設定項目の設定値を前記選択されたいずれか1つの第1設定値に設定するための入力を受け付ける毎に、前記選択された少なくともいずれか1つのジョブの識別情報に対応させて、前記選択されたいずれか1つの第1設定値を前記記憶部に記憶させる第1設定処理と、
    前記第1設定処理が行われた後、前記項目表示画面が前記ディスプレイに表示された状態において、前記受付部が前記複数の設定項目のうち前記第1設定項目とは異なる第2設定項目が選択される入力を受け付けたとき、選択された前記第2設定項目に対応する互いに異なる複数の第2設定値を含む第2設定値表示画面を前記ディスプレイに表示させる第4表示処理と、
    前記第4表示処理が行われた後、前記受付部が前記項目表示画面に戻るための入力を受け付けることによって前記項目表示画面が表示される前に、前記受付部が、前記複数のジョブのうち少なくともいずれか1つのジョブが選択される入力、及び、当該選択されたジョブに対して前記複数の第2設定値のいずれか1つの第2設定値が選択される入力を受け付け、且つ前記選択された少なくとも1つのジョブの前記第2設定項目の設定値を前記選択されたいずれか1つの第2設定値に設定するための入力を受け付ける毎に、前記選択された少なくともいずれか1つのジョブの識別情報に対応させて、前記選択されたいずれか1つの第2設定値を前記記憶部に記憶させる第2設定処理とを実行させることを特徴とするプログラム。
JP2015074510A 2015-03-31 2015-03-31 情報処理装置及びプログラム Active JP6575110B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015074510A JP6575110B2 (ja) 2015-03-31 2015-03-31 情報処理装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015074510A JP6575110B2 (ja) 2015-03-31 2015-03-31 情報処理装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016193544A JP2016193544A (ja) 2016-11-17
JP6575110B2 true JP6575110B2 (ja) 2019-09-18

Family

ID=57322571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015074510A Active JP6575110B2 (ja) 2015-03-31 2015-03-31 情報処理装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6575110B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6852509B2 (ja) * 2017-03-30 2021-03-31 ブラザー工業株式会社 プログラム及び情報処理装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07121326A (ja) * 1993-10-26 1995-05-12 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理システム
JP3890173B2 (ja) * 1998-12-24 2007-03-07 キヤノン株式会社 画像処理装置および画像処理方法、並びに画像処理プログラムを記憶した記憶媒体
JP2003177852A (ja) * 2001-12-07 2003-06-27 Konica Corp 情報処理装置の操作表示部制御方法および情報処理装置
JP4127637B2 (ja) * 2002-09-04 2008-07-30 株式会社リコー 画像形成装置
JP2004110354A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Ricoh Co Ltd プリンタ制御装置
JP4019319B2 (ja) * 2003-02-28 2007-12-12 コニカミノルタホールディングス株式会社 画像処理装置
JP2004279836A (ja) * 2003-03-17 2004-10-07 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP4759464B2 (ja) * 2006-07-31 2011-08-31 キヤノン株式会社 文書処理装置および文書処理方法
JP4310713B2 (ja) * 2007-04-06 2009-08-12 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
US8166489B2 (en) * 2007-05-25 2012-04-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing apparatus, image processing method and image processing program having multi-processing mode
JP2009298043A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成システム
JP2010056904A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Sharp Corp 画像処理装置及び画像処理方法
US9223272B2 (en) * 2013-04-25 2015-12-29 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus
JP5865866B2 (ja) * 2013-04-25 2016-02-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016193544A (ja) 2016-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4600486B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
US9578193B2 (en) Quick operation user interface for a multifunction printing device
JP2007188054A (ja) 画像形成装置、プログラムおよび項目設定処理方法
JP2009070365A (ja) 画像形成装置、表示処理装置、表示処理方法および表示処理プログラム
US9596377B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP2006003568A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、画像処理システム、および画像処理装置
JP6511920B2 (ja) 機能実行装置、機能実行方法及び記憶媒体
CN103139421A (zh) 图像处理装置及其控制方法
JP2018064221A (ja) 処理装置 プログラム 代行処理設定方法
JP6575110B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2010219763A (ja) 画像操作表示装置及び画像形成装置
CN111142764A (zh) 图像处理装置
US20180084122A1 (en) Processing device, image forming apparatus, and non-transitory computer readable medium
JP7476557B2 (ja) 機器、処理実行システム、処理実行方法、プログラム
JP4826241B2 (ja) 複写機,複写機システム,およびコンピュータプログラム
US20120030615A1 (en) Information processing apparatus and information processing apparatus control method
JP2014017636A (ja) 画像読取装置及びプログラム
US20160275379A1 (en) Image processing apparatus and image forming apparatus
JP7016667B2 (ja) 画像処理装置および当該画像処理装置の制御方法ならびにプログラム
JP7243387B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP2020191553A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2006260398A (ja) 印刷制御装置およびその制御方法
JP7404716B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP2010219764A (ja) 画像操作表示装置及び画像形成装置
JP6375543B2 (ja) 入力/表示装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181211

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6575110

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150