JP6572972B2 - シートバックフレーム及び車両用シート - Google Patents
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Description
また、上記の構成によれば、連絡フレームの幅方向端部(より具体的には、サイドフレームとの当接部分のうち、上方延出部)に達したフランジ部と、当該フランジ部と隣り合う位置に設けられたサイドフレームのフランジ部(後壁側フランジ部)とが並んでいる。これにより、サイドフレームのフランジ部による補強効果を連絡フレームのフランジ部によって更に高めることが可能となる。
上記の構成によれば、連絡フレームの上端部に形成されたフランジ部が連絡フレームの幅方向端部(より具体的には、サイドフレームとの当接部分のうち、上方延出部)に達している。これにより、サイドフレームの後壁の剛性を益々高めることが可能となる。
上記の構成によれば、連絡フレームの幅方向端部に設けられた当接部分がサイドフレームの後壁に当接し、同じく幅方向端部に設けられた第二の当接部分がサイドフレームの側壁に当接している。これにより、連絡フレームをサイドフレームに対してより強固に固定することが可能となるとともに、連絡フレームが取り付けられたサイドフレームの下端部の剛性を効率よく確保することが可能となる。
上記の構成によれば、連絡フレームの幅方向端部に設けられた当接部分の上方延出部を、サイドフレームの後壁に設けられた***部に係合させることが容易となる。また、上記の構成によれば、連絡フレームをサイドフレームの後壁に当接させる際に係合部としての切り欠きを利用することで、サイドフレームの後壁に対して連結フレームの幅方向端部の位置決めを行うことが可能となる。
上記の構成によれば、連絡フレームのうち、サイドフレームの後壁と当接する部分をそれ以外の部分よりも幅広にすることで、連絡フレームをサイドフレームにより容易に当接させることが可能となる。これにより、連絡フレームを当接させてサイドフレームの後壁の剛性を高めることが、より容易に実現されるようになる。
上記の構成によれば、連絡フレームの幅方向端部に下方延出部が設けられることにより、サイドフレームの後壁と連絡フレームとの当接面積が一段と大きくなるため、サイドフレームの後壁の剛性を更に高めることが可能となる。
上記の構成によれば、下方延出部がサイドフレームの底面に沿って延出しているので、サイドフレームの後壁と連絡フレームとの当接面積が更に大きくなるため、サイドフレームの後壁の剛性をより一層高めることが可能となる。
上記の構成によれば、連絡フレームの幅方向端部が当接部分と前後方向において連続する連続部分を備えており、また、当該連続部分がサイドフレームのフランジ部(側壁側フランジ部)と接合されている。これにより、連続部分の剛性が確保され、連絡フレームの幅方向端部全体の剛性が向上することになる。
以上の構成では、シートバックの幅方向(以下、単に幅方向)における連絡フレームの端部のうち、サイドフレームの後壁に当接している当接部分に、幅方向内側に向かう切り欠きが形成されている。また、当接部分の上方延出部は、切り欠きよりも上方に在り、サイドフレームの後壁に沿って上方に延出している。このような上方延出部が設けられていることで、上記の切り欠きを形成しながらも、連絡フレームとサイドフレームの後壁との当接面積の減少を抑えることが可能となる。これにより、連絡フレームの幅方向端部に切り欠きを設けながらもサイドフレームの後壁の剛性を適切に確保することが可能となる。
また、前記課題は、本発明の車両用シートによれば、前記のシートバックフレームと、前記シートバックフレームに連結されたシートクッションフレームと、を備えるシートフレームと、該シートフレームに載置されたパッド材と、該パッド材の表面を覆う表皮材と、ヘッドレストと、を有することにより解決される。
また、本発明のシートバックフレームによれば、連絡フレームの幅方向端部にサイドフレームとの当接部分と前方に突出した突出部分とが設けられていることで、サイドフレームの後壁の剛性がより一層高められる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、連絡フレームの幅方向端部においてサイドフレームとの当接部分と、当該当接部分を挟んで対向する二つの突出部分と、が設けられていることで、サイドフレームの後壁の剛性が一段と高められる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、連絡フレームの上端部に形成されたフランジ部が連絡フレームの幅方向端部(厳密には、サイドフレームとの当接部分の上方延出部)に達していることで、サイドフレームの後壁の剛性が益々高められる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、連絡フレームの幅方向端部に達したフランジ部と、当該フランジ部と隣り合う位置に設けられたサイドフレームのフランジ部とが並んでいることで、サイドフレームのフランジ部による補強効果が高められる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、連絡フレームの幅方向中央部がより前方に位置することで、後方にある座席に着座する着座者の足元(特に脛部)との間隔が広がり、当該足元周りのスペースが確保される。
また、本発明のシートバックフレームによれば、連絡フレームに第二の***部を備えることで連絡フレームの剛性が更に向上する。
また、本発明のシートバックフレームによれば、連絡フレームのうち、第二の***部が設けられている部分をより前方に位置させることで、後方にある座席に着座する着座者の足元(特に脛部)との間隔が広がり、当該足元周りのスペースが確保される。
また、本発明のシートバックフレームによれば、連絡フレームの幅方向端部に設けられた当接部分及び第二の当接部分がそれぞれサイドフレームに当接していることで、連絡フレームがサイドフレームに対してより強固に固定され、サイドフレームの下端部の剛性が効率よく確保されるようになる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、連絡フレームの幅方向端部に設けられた当接部分の上方延出部に係合部として切り欠きを設けることで、上方延出部をサイドフレームの後壁に設けられた***部に係合させることが容易となる。また、連絡フレームをサイドフレームの後壁に当接させる際に上記の切り欠きを利用することで、サイドフレームの後壁に対して連結フレームの幅方向端部の位置決めを行うことが可能となる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、連絡フレームのうち、サイドフレームの後壁と当接する部分をそれ以外の部分よりも幅広にすることで、サイドフレームの後壁の剛性をより容易に高めることが可能となる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、連絡フレームの幅方向端部に下方延出部が設けられることで、サイドフレームの後壁の剛性が更に高められる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、下方延出部がサイドフレームの底面に沿っていることで、サイドフレームの後壁の剛性がより一層高められる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、連絡フレームの幅方向端部中、当接部分と前後方向において連続する連続部分の剛性が確保され、連絡フレームの幅方向端部全体の剛性を向上させることが可能となる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、連絡フレームの幅方向端部に切り欠きを設けながらもサイドフレームの後壁の剛性を適切に確保することが可能となる。
シートバックフレームF1は、図2に示すように、シートフレームFを前方から見たときに方形枠をなしている。また、本実施形態に係るシートバックフレームF1は、従来の一般的なシートバックフレームと比較して軽量化されたものとなっている。
13 側壁
13a 前方フランジ部(側壁側フランジ部)
13b 取り付け穴
13c 凸部
13d 凹部
14 後壁
14a 内側フランジ部(後壁側フランジ部)
14b 補強ビード(***部)
30 アッパフレーム
50 ロアメンバーフレーム(連絡フレーム)
50a フランジ部
50b 切り欠き周りのフランジ部
50x フランジ中央部
50y フランジ端部
51 幅方向中央部
51a 補強ビード(第二の***部)
52 幅方向端部
53 段差
54 当接部分
55 第二の当接部分
56 連続部分
57 上方延出部
57a 切り欠き(係合部)
58 下方延出部
59 扇状切り欠き(切り欠き)
60 Sバネ
80 リクライニング装置
81 リクライニング軸
F1 シートバックフレーム
F2 シートクッションフレーム
P パッド材
S 本シート
S1 シートバック
S2 シートクッション
S3 ヘッドレスト
W 表皮材
Claims (10)
- シートバックの幅方向において間隔を空けて設けられた一対のサイドフレームと、
該一対のサイドフレームの各々の下端部同士を連絡する連絡フレームと、を備え、
前記一対のサイドフレームの各々は、前記幅方向における前記シートバックの両端部をなす側壁と、該側壁の後端部から前記幅方向の内側に延びた後壁と、を有し、
該後壁には、上下方向に延出するように形成された***部を備えており、
前記連絡フレームの前記幅方向における端部は、前記一対のサイドフレームのうち、対応するサイドフレームの前記後壁に当接する当接部分を有し、
該当接部分には、前記後壁に沿って上方に延出した上方延出部と、該上方延出部の上端部に形成されており前記***部の下端部と係合する係合部と、が設けられており、
前記連絡フレームは、板状部材からなり、前記連絡フレームの上端部を前方に向けて折り曲げることで形成されたフランジ部を有しており、
該フランジ部は、前記上方延出部に達する位置まで形成されており、
前記フランジ部のうち、前記上方延出部に達した部分は、前記幅方向における前記後壁の内側の端部を前方に向けて折り曲げることで形成された後壁側フランジ部のうち、
前記上方延出部と隣り合う部分に沿って並んでいることを特徴とするシートバックフレーム。 - 前記連絡フレームの前記幅方向における端部は、前記対応するサイドフレームの前記後壁の前方表面に当接する前記当接部分と、前記対応するサイドフレームの前記側壁に沿った状態で前方に突出した突出部分とを有し、
前記連絡フレームの前記幅方向における端部は、前記幅方向において前記突出部分と対向する位置に形成され前方に向かって突出した第二の突出部分を更に有し、
前記フランジ部のうち、前記上方延出部に達した部分が前記第二の突出部分を構成していることを特徴とする請求項1に記載のシートバックフレーム。 - 前記連絡フレームの前記幅方向における端部は、前記対応するサイドフレームの前記後壁の前方表面に当接する前記当接部分と、前記対応するサイドフレームの前記側壁の内側面に当接する第二の当接部分とを有し、
前記当接部分中の前記上方延出部と前記第二の当接部分とは、互いに交差した状態で隣接していることを特徴とする請求項1に記載のシートバックフレーム。 - 前記係合部は、前記上方延出部の上端部に形成された切り欠きであり、該切り欠き内に前記***部の下端部が入り込むことにより前記***部の下端部と係合する請求項1に記載のシートバックフレーム。
- 前記連絡フレームの前記幅方向における両端部が前記当接部分を有しており、
前記連絡フレームの前記幅方向における両端部の各々の上下長さは、前記連絡フレームの前記幅方向における中央部の上下長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載のシートバックフレーム。 - 前記当接部分には、前記後壁に沿って下方に延出した下方延出部が更に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシートバックフレーム。
- 前記下方延出部は、前記対応するサイドフレームのうち、底面を構成する部分まで至り当該底面に沿って延出していることを特徴とする請求項6に記載のシートバックフレーム。
- 前記一対のサイドフレームの各々は、前記側壁の外縁部を前記幅方向において外側に折り曲げることで形成された側壁側フランジ部を有し、
前記連絡フレームの前記幅方向における端部は、前後方向において前記当接部分と連続する連続部分を有し、
該連続部分は、前記対応するサイドフレームの前記側壁に形成された前記側壁側フランジ部と上下方向において重なり合った状態で該側壁側フランジ部に接合されていることを特徴とする請求項1に記載のシートバックフレーム。 - 前記当接部分には、前記幅方向において前記当接部分の外側の端から内側に向かって形成された切り欠きが設けられており、
前記上方延出部は、前記切り欠きよりも上方位置に在り前記後壁に沿って上方に延出していることを特徴とする請求項1に記載のシートバックフレーム。 - 請求項1乃至9のいずれか一項に記載のシートバックフレームと、
前記シートバックフレームに連結されたシートクッションフレームと、を備えるシートフレームと、
該シートフレームに載置されたパッド材と、
該パッド材の表面を覆う表皮材と、
ヘッドレストと、を有することを特徴とする車両用シート。
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