JP6781389B2 - 乗物用シート - Google Patents
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Description
また、本発明の乗物用シートによれば、閉領域が並ぶ方向において重なり部分の剛性が向上する。
また、本発明の乗物用シートによれば、重なり部分の剛性を高める際、第一閉領域及び第二閉領域のうち、より広い閉領域が位置する側を優先して剛性を高めることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、サイドフレームがシート幅方向外側に広がるのを抑えつつ、サイドフレームの剛性を向上させることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、第一サイドフレーム片に屈曲部を形成した分、サイドフレームがシート幅方向外側に広がるのを抑えつつ、第一サイドフレーム片の剛性を向上させることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、シート着座時に乗員がサイドフレーム間に入り込めるスペースが屈曲部の形成によって狭くなるのを抑えることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、サイドフレーム片と連結フレームとが重なり合った部分(フレーム重なり部分)の剛性が的確に確保されるようになる。
また、本発明の乗物用シートによれば、一方のサイドフレーム片にフランジ部を設けたことで乗物用シートの品質(例えば、乗り心地)に影響が及ぶのを抑えることが可能となる。さらに、乗員が位置する側に向かって屈曲したフランジ部と比較して、周囲の部材と干渉し難くなる。
車両用シートSは、図1に示すように、シートバックS1とシートクッションS2とヘッドレストS3とを有する。また、車両用シートSは、シート内部にフレームを有する。具体的に説明すると、シートバックS1の内部には、図2及び図3に図示のシートバックフレームF1が配置されている。シートバックS1は、シートバックフレームFの前方にウレタン等のパッド材を配置して当該パッド材を表皮材で覆うことにより構成されている。
第一サイドフレーム片上部22と第二サイドフレーム片下部31とが重なり合っている部分、すなわち、重なり部分40について図4を参照しながら詳細に説明する。
以上までに説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
20 第一サイドフレーム片
21 第一サイドフレーム片下部
21a 側壁
21b 後壁
21c 前壁
22 第一サイドフレーム片上部
22a 側壁
22b 後壁(第二端部)
22c 前壁(第一端部)
22d 角部
22h 補強ビード(***領域)
30 第二サイドフレーム片
31 第二サイドフレーム片下部
31a 側壁
31b 後壁(第二端部)
31c 前壁(第一端部)
31d 屈曲部
31e 後方フランジ部
31f 前方フランジ部(フランジ部)
32 第二サイドフレーム片上部
32a 側壁
32b 後壁
32c 前壁
32h 補強ビード
40 重なり部分
41 第一閉領域
42 第二閉領域
50 連結フレーム
60 フレーム重なり部分
110 サイドフレーム
120 第一サイドフレーム片
130 第二サイドフレーム片
F1 シートバックフレーム(フレーム)
F2 シートクッションフレーム(フレーム)
S 車両用シート(乗物用シート)
S1 シートバック
S2 シートクッション
S3 ヘッドレスト
T1 第一閉領域
T2 第二閉領域
X1 断面
X2 断面
Claims (8)
- 内部にフレームを備える乗物用シートであり、
前記フレームの側端部に位置するサイドフレームは、所定方向に延出しており、前記サイドフレームの延出方向において部分的に重なり合った第一サイドフレーム片及び第二サイドフレーム片を有し、
前記サイドフレームにおいて前記第一サイドフレーム片及び前記第二サイドフレーム片の双方が重なり合った重なり部分では、前記延出方向と交差する前記重なり部分の断面において前記双方に囲まれて閉じた閉領域が複数形成された状態で前記双方が重なり合っており、
複数の前記閉領域は、前記断面において前方の第一閉領域と、後方の第二閉領域によって構成されており、
前記第一サイドフレーム片と、前記第二サイドフレーム片は、それぞれ前記延出方向及び前記乗物用シートの幅方向の各々と交差する方向における第一端部及び第二端部を有し、
前記第一サイドフレーム片と前記第二サイドフレーム片の前記第一端部及び前記第二端部は重なっており、
前記第一端部は、前記幅方向において、前記第一閉領域から前記フレームの中央に向かって延出しており、
前記第二端部は、前記幅方向において、前記第二閉領域から前記フレームの中央に向かって延出しており、
前記第二閉領域は、前記第一閉領域よりも広い領域で形成されていることを特徴とする乗物用シート。 - 内部にフレームを備える乗物用シートであり、
前記フレームの側端部に位置するサイドフレームは、所定方向に延出しており、
前記サイドフレームの延出方向において部分的に重なり合った第一サイドフレーム片及び第二サイドフレーム片を有し、
前記サイドフレームにおいて前記第一サイドフレーム片及び前記第二サイドフレーム片の双方が重なり合った重なり部分では、
前記延出方向と交差する前記重なり部分の断面において前記双方に囲まれて閉じた閉領域が複数形成された状態で前記双方が重なり合っており、
前記第一サイドフレーム片及び前記第二サイドフレーム片は、前記延出方向及び前記乗物用シートの幅方向の各々と交差する方向における前方の第一端部及び後方の第二端部を有し、
前記第二サイドフレーム片の前記第一端部には、前記第二端部が位置する側に向かって前方から後方へ屈曲することで形成された前方フランジ部が設けられていることを特徴とする乗物用シート。 - 複数の前記閉領域は、前記断面において、前記延出方向及び前記乗物用シートの幅方向の各々と交差する方向に並んでいる前方の第一閉領域と後方の第二閉領域からなり、
前記第一閉領域の側壁は、前記第二閉領域の側壁に沿って形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗物用シート。 - 複数の前記閉領域は、前記断面の中で占める広さが互いに異なる第一閉領域及び第二閉領域を有し、
前記第一閉領域は、第二閉領域と前記乗物用シートの前後方向に位置するよう配置され、
前記乗物用シートの幅方向において、前記第一閉領域は、第二閉領域の幅内に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の乗物用シート。 - 前記第二サイドフレーム片は、前記乗物用シートの幅方向において前記第一サイドフレーム片よりも前記フレームの中央寄りに配置された状態で前記第一サイドフレーム片に重なっており、
前記断面において前記閉領域の間に位置する部分には、前記第一サイドフレーム片が前記第二サイドフレーム片と重なるように設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の乗物用シート。 - 複数の前記閉領域は、前記断面において前方の第一閉領域と、後方の第二閉領域によって構成され、
前記第一端部は、第一サイドフレーム片と第二サイドフレーム片が重なり、前記第一閉領域と連結して設けられ、
前記第二端部は、第一サイドフレーム片と第二サイドフレーム片が重なり、前記第二閉領域と連結して設けられ、
前記第二端部の端部は、前記第一端部が位置する側に向かって後方から前方へ屈曲することで形成された後方フランジ部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の乗物用シート。 - 前記フレームは、前記幅方向において互いに離れた一対の前記サイドフレームと、前記幅方向において前記サイドフレーム間を連結する連結フレームと、を有し、
前記連結フレームは、前記サイドフレームの前記第一サイドフレーム片及び前記第二サイドフレーム片のうち、一方のサイドフレーム片と前記幅方向において部分的に重なっており、
前記連結フレームは、前記一方のサイドフレーム片の前壁と後壁の両方に重なり合っていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の乗物用シート。 - 内部にフレームを備える乗物用シートであり、
ヘッドレストと、
前記フレームの前方に配置されたパッド材と、を有し、
前記フレームの側端部に位置するサイドフレームは、所定方向に延出しており、
前記サイドフレームの延出方向において部分的に重なり合った第一サイドフレーム片及び第二サイドフレーム片を有し、
前記サイドフレームにおいて前記第一サイドフレーム片及び前記第二サイドフレーム片の双方が重なり合った重なり部分では、前記延出方向と交差する前記重なり部分の断面において前記双方に囲まれて閉じた閉領域が複数形成された状態で前記双方が重なり合っており、
複数の前記閉領域は、前記断面において、前方の第一閉領域と、後方の第二閉領域によって構成されており、
前記第一閉領域の前方に前記パッド材が配置されることを特徴とする乗物用シート。
Priority Applications (2)
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JP2019140266A JP6781389B2 (ja) | 2019-07-30 | 2019-07-30 | 乗物用シート |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019140266A JP6781389B2 (ja) | 2019-07-30 | 2019-07-30 | 乗物用シート |
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JP2017061675A Division JP6565961B2 (ja) | 2017-03-27 | 2017-03-27 | 乗物用シート |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020173433A Division JP6928298B2 (ja) | 2019-07-30 | 2020-10-14 | 乗物用シート |
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Family Applications (1)
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JP2019140266A Active JP6781389B2 (ja) | 2019-07-30 | 2019-07-30 | 乗物用シート |
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-
2019
- 2019-07-30 JP JP2019140266A patent/JP6781389B2/ja active Active
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