JP6567187B2 - エレベータの乗客救出装置およびおもり引っ掛かり防止具 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータのかご内に閉じ込められた乗客を救出する際に使用される乗客救出装置およびおもり引っ掛かり防止具に関するものである。
従来のエレベータの乗客救出装置は、エレベータの主ロープに懸架され、昇降路内を昇降するかごおよびつり合い重りと、かごに連動して移動する調速機ロープと、かごとつり合い重りが平衡状態で閉じ込めが発生した場合に、調速機ロープに取り付けられる巻掛手段と、一端部が昇降路の固定体に設けられ、中間部が巻掛手段に巻き掛けられた救出用ロープと、救出用ロープの他端部に設けられた救出用おもりと、を備えている(例えば、特許文献1参照)。そして、かご内に乗客が閉じ込められ、かごとつり合い重りが平衡状態にある場合に、この従来の乗客救出装置を取り付けることにより、主ロープのかご側に作用する重量とつり合いおもり側に作用する重量とが不均衡状態となり、かごを最寄り階の乗り場まで走行させることができ、救出時間を短くすることができる。
特許第5082441号公報
従来のエレベータの乗客救出装置では、調速機ロープがガイドレールの幅方向の一側にガイドレールに沿って上下方向に敷設されているので、救出用おもりが調速機ロープの走行に連動して下降する際に、ガイドレールを固定するブラケットに引っ掛かり、巻掛手段、すなわち調速機ロープから外れて落下してしまうという課題があった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、救出用おもりの下降時に、救出用おもりのブラケットへの引っ掛かりを防止して、救出用おもりの調速機ロープからの外れを防止できるエレベータの乗客救出装置およびおもり引っ掛かり防止具を得ることを目的とする。
この発明のエレベータの乗客救出装置は、乗客の閉じ込めが発生したときに、昇降路の壁にブラケットにより固定されたガイドレールの幅方向の一側に前記ガイドレールに沿って上下方向に敷設されて、かごに連動して移動する調速機ロープに取り付けられる救出用おもりと、前記調速機ロープに取り付けられた前記救出用おもりの下方位置で、前記ガイドレールに取り付けられ、下降する前記救出用おもりの前記ブラケットへの引っ掛かりを防止するおもり引っ掛かり防止具と、を備えている。
この発明によれば、おもり引っ掛かり防止具が、調速機ロープに取り付けられた救出用おもりの下方位置でガイドレールに取り付けられているので、乗客の救出時に、かごの下降動作に連動して下降する救出用おもりがブラケットに引っ掛かって調速機ロープから外れることが防止される。これにより、かごを確実に最寄り階の乗り場に走行でき、かご内に閉じ込められている乗客を速やかに、かつ確実に救出することができる。
この発明の実施の形態1に係る乗客救出装置が取り付けられたエレベータを示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータに取り付けられた乗客救出装置を鉛直上方から見た平面図である。 図2のA方向から見た乗客救出装置の取付状態を示す側面図である。 図2のB方向から見た乗客救出装置の取付状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係る乗客救出装置におけるおもり引っ掛かり防止具を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係るおもり引っ掛かり防止具がかご用ガイドレールに取り付けられている状態を示す正面図である。 エレベータのかご用ガイドレールを示す正面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る乗客救出装置が取り付けられたエレベータを示す模式図、図2はこの発明の実施の形態1に係るエレベータに取り付けられた乗客救出装置を鉛直上方から見た平面図、図3は図2のA方向から見た乗客救出装置の取付状態を示す側面図、図4は図2のB方向から見た乗客救出装置の取付状態を示す側面図、図5はこの発明の実施の形態1に係る乗客救出装置におけるおもり引っ掛かり防止具を示す斜視図である。なお、図1中、ガイドレールが省略されている。
図1において、エレベータは、昇降路1と、昇降路1の上部に設置された巻上機の駆動綱車3と、昇降路1内にかご用ガイドレール(図示せず)に案内されて昇降可能に配設されたかご4と、昇降路1内につり合いおもり用ガイドレール(図示せず)に案内されて昇降可能に配設されたつり合いおもり5と、駆動綱車3に巻き掛けられて、かご4とつり合いおもり5をつるべ式に懸架する主ロープ6と、昇降路1の上部に設けられた調速機綱車8と昇降路1の下部に回転可能に設けられて下方に付勢された張り車9とに巻き掛けられ、張り車9により張力が付与された調速機ロープ7と、を備えている。なお、図示されていないが、かご5の運行を制御する制御盤が昇降路1内に設置され、制御ケーブルが制御盤とかご4との間に架設されている。そして、主ロープ6および制御ケーブルが、かご4の昇降に連動して上下動する長尺物となる。
ここで、かご用ガイドレール11は、図2から図4に示されるように、レール側ブラケット13にレールクリップ14を用いて締着固定されて、昇降路1内に上下方向に延びるように敷設されている。
具体的には、L字状の壁側ブラケット12が、L字状の一辺12aを昇降路1の壁1aに固定される。L字状のレール側ブラケット13が、L字状の他辺13bをかご4側に向けて、L字状の一辺13aを壁側ブラケットのL字状の他辺12bに重ねて溶接などにより固着される。これにより、レール側ブラケット13のL字状の他辺13bのかご4側の面が鉛直面となっている。そこで、かご用ガイドレール11が、レール側ブラケット13のL字状の他辺13bにレールクリップ14を用いて締着固定される。これにより、かご用ガイドレール11がレール側ブラケット13および壁側ブラケット12により昇降路1の壁1aに固定されている。なお、壁側ブラケット12は、上下方向に互いに離間して複数配置されており、かご用ガイドレール11は、上下方向に互いに離間して配置された複数の壁側ブラケット12に固着されたレール側ブラケット13のそれぞれに固定されて、昇降路1内に上下方向に延びるように敷設されている。
また、調速機ロープ7は、図2から図4に示されるように、かご用ガイドレール11の幅方向の一側の近傍に、かご用ガイドレール11に沿って上下方向に延びるように敷設されている。そして、調速機ロープ7は、アーム10によりかご4に連結されて、かご4の昇降動作に連動して移動する。
なお、つり合いおもり用ガイドレールも同様に固定されて、昇降路1内に上下方向に延びるように敷設されている。
乗客救出装置は、乗客救出時に調速機ロープ7に取り付けられ、かご4の重量とつり合いおもり5の重量との不均衡状態を生じさせる救出用おもり20と、救出用おもり20の下降時に、救出用おもり20と壁側およびレール側ブラケット12,13との干渉を防止するおもり引っ掛かり防止具23と、を備える。救出用おもり20は、乗客救出時に調速機ロープ7に固着される吊りワイヤ22に引っ掛けるフック21を備える。
おもり引っ掛かり防止具23は、図5に示されるように、矩形平板状の取付腕24と、取付腕24の長さ方向の一端から取付腕24の幅方向の両側に延びる矩形平板状のベース部25と、ベース部25の長さ方向の一端からベース部25の長さ方向の外方に向かうに従ってベース部25の裏面側に変位するように傾斜して延びる矩形平板状の第1傾斜部26と、第1傾斜部26の先端から第1傾斜部26の幅方向の取付腕24と同じ側に第1傾斜部26の長さ方向と直角に延びる矩形平板状の第1長尺物引っ掛かり防止腕27と、ベース部25の長さ方向の他端からベース部25の長さ方向の外方に向かうに従ってベース部25の裏面側に変位するように傾斜して延びる矩形平板状の第2傾斜部28と、第2傾斜部28の先端から第2傾斜部28の幅方向の取付腕24と同じ側に第2傾斜部28の長さ方向と直角に延びる矩形平板状の第2長尺物引っ掛かり防止腕29と、を備える。このように構成されたおもり引っ掛かり防止具23は、取付腕24の幅方向の中心を通る平面について面対称となっている。また、おもり引っ掛かり防止具23は、例えば、板金に切断加工や曲げ加工を施して作製される。
このように構成されたおもり引っ掛かり防止具23は、昇降路1のピット内に設置されているレール側ブラケット13の上方位置で、レールクリップ14を用いて取付腕24をかご用ガイドレール11に締着固定して、かご用ガイドレール11に取り付けられる。
このとき、取付腕24は、昇降路1の壁1aに面するかご用ガイドレール11の背面11aに押圧された状態で、かつ取付腕24の長さ方向を水平として、かご用ガイドレール11に取り付けられる。そして、取付腕24の長さ方向の一端が、かご用ガイドレール11の幅方向の一側、すなわち調速機ロープ7の側に突出している。
ベース部25は、取付腕24の長さ方向の一端から、かご用ガイドレール11に沿って上下方向に延びている。そして、ベース部25は、壁側ブラケット12のL字状の他辺12bおよびレール側ブラケット13の上下方向の全域を越えて、上下方向に延びている。すなわち、ベース部25は、上下方向に関して、少なくとも、レール側ブラケット13と壁側ブラケット12の壁1aからの突出部の全領域と重なっている。また、ベース部25は、壁側ブラケット12のL字状の他辺12bに対して、壁1aと反対側、すなわち前面側に位置している。そして、ベース部25は、かご用ガイドレール11の幅方向に関して、少なくとも他辺12bのかご用ガイドレール11からの突出端と重なっている。ベース部25の壁1aと反対側の面は、レール側ブラケット13のL字状の他辺13bの壁1aと反対側の面と同一平面となっている。
第1傾斜部26は、ベース部25の上端から上方に向かって漸次壁1a側に変位するように傾斜している。第1長尺物引っ掛かり防止腕27が、第1傾斜部26の先端から壁1aとかご用ガイドレール11の背面11aとの間を通って、かご用ガイドレール11の幅方向の他側に突出している。
第2傾斜部28は、ベース部25の下端から下方に向かって漸次壁1a側に変位するように傾斜している。第2長尺物引っ掛かり防止腕29が、第2傾斜部28の先端から壁1aとかご用ガイドレール11の背面11aとの間を通って、かご用ガイドレール11の幅方向の他側に突出している。
つぎに、本救出装置を用いた乗客救出方法について説明する。
かご4が何らかの理由により昇降路1内で停止すると、乗客はかご4内から出ることができず、いわゆる閉じ込めが発生する。そして、かご4内の乗客から、閉じ込め発生の通報を受けた保守員が、現場に到着すると、巻上機のブレーキ装置を強制的に開放する。これにより、かご4とつり合いおもり5との重量差を利用して、かご4を最寄り階の乗り場まで走行させ、かご4内の乗客を救出することになる。
ここで、かご4の重量とつり合いおもり5の重量が均衡している場合には、ブレーキ装置を強制的に開放しても、かご4を昇降させることができない。そこで、保守員は、昇降路1のピット内に降りて、吊りワイヤ22を調速機ロープ7に固着し、フック21を吊りワイヤ22に掛けて、救出用おもり20をおもり引っ掛かり防止具23の上方に位置するように調速機ロープ7に取り付ける。
このように取り付けられた救出用おもり20においては、図2に示されるように、救出用おもり20の下降経路の領域が、鉛直上方から見て、第1傾斜部26のベース部25側の領域およびベース部25と重なっている。
そこで、保守員は、ブレーキ装置を強制的に開放する。これにより、かご4側の重量が救出用おもり20の重量分だけ重くなり、かご4の重量とつり合いおもり5の重量との不均衡状態が生じる。そして、かご4を最寄り階の乗り場まで下降させた後、ブレーキ装置の開放を停止し、かご4内の乗客を救出する。
このとき、救出用おもり20は、かご4の下降動作に連動して、かご用ガイドレール11の幅方向の一側をかご用ガイドレール11に沿って下降する。そして、救出用おもり20は、第1傾斜部26に当たり、下降しながらベース部25の壁1aと反対側に案内される。ついで、救出用おもり20はベース部25の壁1aと反対側の面に沿って下降する。これにより、救出用おもり20は、壁側ブラケット12およびレール側ブラケット13と干渉することなく、壁側ブラケット12およびレール側ブラケット13の設置領域を通過する。そこで、救出用おもり20が壁側ブラケット12およびレール側ブラケット13に引っ掛かることがなく、救出用おもり20の調速機ロープ7からの外れを防止することができる。このように、本乗客救出装置を用いることにより、かご4を確実に最寄り階の乗り場に走行でき、かご4内に閉じ込められている乗客を速やかに、かつ確実に救出することができる。
また、おもり引っ掛かり防止具23は、取付腕24の幅方向の中心を通る平面について面対称となっているので、調速機ロープ7がかご用ガイドレール11の幅方向の他側に敷設されている場合にも適用できる。
なお、上記実施の形態1では、かごが最寄り階の乗り場まで走行する際に、救出用おもりが1つのレール側ブラケットのみを通過する場合を想定して、救出用おもりが通過する1つのレール側ブラケットの上方位置で、おもり引っ掛かり防止具がかご用ガイドレールに取り付けられている。しかし、かごが最寄り階の乗り場まで走行する際に、救出用おもりが2つ以上のレール側ブラケットを通過する場合には、救出用おもりが通過するレール側ブラケットのそれぞれの上部位置で、おもり引っ掛かり防止具がかご用ガイドレールに取り付けられていればよい。
また、おもり引っ掛かり防止具は、救出用おもりの下降時の壁側およびレール側ガイドレールとの干渉を防止できればよく、第2傾斜部および第2長尺物引っ掛かり防止腕を省略してもよい。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2に係るおもり引っ掛かり防止具がかご用ガイドレールに取り付けられている状態を示す正面図、図7はエレベータのかご用ガイドレールを示す正面図である。
エレベータにおいては、図7に示されるように、かご用ガイドレール11は、上下方向に互いに離間した複数の位置で、壁側ブラケット12およびレール側ブラケット13を用いて、昇降路1の壁1aに固定されている。そして、地震や風により建物が揺れると、長尺物である主ロープ6が振れる。このとき、主ロープ6が振れると、主ロープ6はかご用ガイドレール11の背面側を通ってかご用ガイドレール11の幅方向の他側に回り込もうとする。しかし、主ロープ6は、図7に示されるように、上下に離間する2つの壁側ブラケット12のL字状の他辺12bと干渉し、かご用ガイドレール11の幅方向の他側への回り込みが制限される。このように、主ロープ6のかご用ガイドレール11から幅方向の他側への回り込み量がX0以下に制限される。つまり、主ロープ6のかご用ガイドレール11から幅方向の他側への最大回り込み量がX0となる。
実施の形態2によるおもり引っ掛かり防止具23では、図6に示されるように、長尺物引っ掛かり防止腕27のかご用ガイドレール11から幅方向の他側への突出長さXCが、主ロープ6の最大回り込み量X0より長くなっている。
そこで、主ロープ6がおもり引っ掛かり防止具23に引っ掛かることが確実に防止できる。
ここで、上記実施の形態2では、おもり引っ掛かり防止具の長尺物引っ掛かり防止腕のかご用ガイドレールから幅方向の他側への突出長さを、主ロープのかご用ガイドレールから幅方向の他側への回り込み量より長くしている。しかし、長尺物である制御ケーブルの最大回り込み量が主ロープの最大回り込み量より長い場合には、長尺物引っ掛かり防止腕のかご用ガイドレールから幅方向の他側への突出長さを、制御ケーブルの最大回り込み量より長くすればよい。
なお、上記各実施の形態では、調速機ロープがかご用ガイドレールの幅方向の一側にかご用ガイドレールに沿って上下方向に敷設されているが、調速機ロープは、つり合いおもり用ガイドレールの幅方向の一側につり合いおもり用ガイドレールに沿って上下方向に敷設されていてもよい。この場合、おもり引っ掛かり防止具は、つり合いおもり用ガイドレールに取り付けられる。
また、上記各実施の形態では、おもり引っ掛かり防止具が壁側およびレール側ブラケットに上方に近接してかご用ガイドレールに取り付けられているが、おもり引っ掛かり防止具は、壁側およびレール側ブラケットに下方に近接してかご用ガイドレールに取り付けられてもよい。
また、上記各実施の形態では、救出用おもりが吊りワイヤを介して調速機ロープに取り付けられているが、調速機ロープに滑車を取り付け、一端が昇降路の壁などの固定体に連結されて滑車に巻き掛けられた救出用ロープの他端に救出用おもりを取り付けてもよい。
また、上記各実施の形態では、乗客救出装置を機械室レスエレベータに適用する場合について説明しているが、この乗客救出装置を昇降路の上部に機械室を備えるエレベータに適用しても、同様の効果が得られる。

Claims (7)

  1. 乗客の閉じ込めが発生したときに、昇降路の壁にブラケットにより固定されたガイドレールの幅方向の一側に前記ガイドレールに沿って上下方向に敷設されて、かごに連動して移動する調速機ロープに取り付けられる救出用おもりと、
    前記調速機ロープに取り付けられた前記救出用おもりの下方位置で、前記ガイドレールに取り付けられ、下降する前記救出用おもりの前記ブラケットへの引っ掛かりを防止するおもり引っ掛かり防止具と、を備えているエレベータの乗客救出装置。
  2. 前記おもり引っ掛かり防止具は、
    前記昇降路の壁に面する前記ガイドレールの背面に押圧された状態で前記ガイドレールに取り付けられて、前記ガイドレールの幅方向の一側に突出する取付腕と、
    前記取付腕の突出端から上下方向に延びるように設けられ、上下方向に関して、前記ブラケットの前記昇降路の壁からの突出部と重なっているカバー部と、
    前記カバー部の上端から上方向に延びるにつれ前記昇降路の壁に漸次近づくように設けられ、下降する前記救出用おもりに当たって前記救出用おもりを前記カバー部に案内する傾斜部と、を備える請求項1記載のエレベータの乗客救出装置。
  3. 前記傾斜部の上部から前記ガイドレールの背面と前記昇降路の壁との間を通って前記ガイドレールの幅方向の他側に突出する長尺物引っ掛かり防止腕をさらに備えている請求項2記載のエレベータの乗客救出装置。
  4. 前記長尺物引っ掛かり防止腕の前記ガイドレールから幅方向の他側への突出長さが、前記かごに連動して上下動する長尺物の前記ガイドレールから幅方向の他側への最大回り込み量より長い請求項3記載のエレベータの乗客救出装置。
  5. 昇降路の壁にブラケットにより固定されたガイドレールに取り付けられ、救出用おもりが使用される場合に、前記救出用おもりの前記ブラケットへの引っ掛かりを防止するおもり引っ掛かり防止具において、
    前記昇降路の壁に面する前記ガイドレールの背面に押圧された状態で前記ガイドレールに取り付けられて、前記ガイドレールの幅方向の一側に突出する取付腕と、
    前記取付腕の突出端から上下方向に延びるように設けられ、上下方向に関して、前記ブラケットの前記昇降路の壁からの突出部と重なっているカバー部と、
    前記カバー部の上端から上方向に延びるにつれ前記昇降路の壁に漸次近づくように設けられ、下降する前記救出用おもりに当たって前記救出用おもりを前記カバー部に案内する傾斜部と、を備えるおもり引っ掛かり防止具。
  6. 前記傾斜部の上部から前記ガイドレールの背面と前記昇降路の壁との間を通って前記ガイドレールの幅方向の他側に突出する長尺物引っ掛かり防止腕をさらに備えている請求項5記載のおもり引っ掛かり防止具。
  7. 前記長尺物引っ掛かり防止腕の前記ガイドレールから幅方向の他側への突出長さが、前記かごに連動して上下動する長尺物の前記ガイドレールから幅方向の他側への最大回り込み量より長い請求項6記載のおもり引っ掛かり防止具。
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