JP6567143B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、かごを昇降させる巻上機が昇降路内の上部に設けられているエレベータ装置に関するものである。
従来、昇降路内に巻上機を配置することで機械室をなくした機械室レスタイプのエレベータ装置が知られている。従来の機械室レスタイプのエレベータ装置では、昇降路の省スペース化を図るために、かごの昇降を案内する第1及び第2のかごガイドレールのうち、第2のかごガイドレールの背面と昇降路壁との間に巻上機のモータの一部を配置し、乗場側から見て、巻上機の綱車を第2のかごガイドレールと重なるように配置した構成が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、従来、昇降路の省スペース化を図るために、かごの昇降方向へ投影したかごの領域内に巻上機の一部を配置した機械室レスタイプのエレベータ装置も知られている(例えば特許文献2参照)。
WO2013/084310号 WO2001/062654号
しかし、特許文献1に示されている従来のエレベータ装置では、巻上機のモータの一部とかごとの間に第2のかごガイドレールが配置されているので、第2のかごガイドレールのサイズが大きくなると、かごと昇降路壁との間の距離が広がってしまい、昇降路の水平方向のサイズが大きくなってしまう。
また、特許文献2に示されている従来のエレベータ装置では、上から見たときに、巻上機の一部がかごの領域に重なるので、かごの昇降範囲よりも上方に巻上機を設置する必要があり、昇降路の頂部の高さ寸法、即ちオーバヘッド寸法が拡大してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、昇降路の省スペース化を図ることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、かご吊り車が設けられ、昇降路内を昇降可能なかご、昇降路内に設けられ、かごを案内する第1及び第2のかごガイドレール、釣合おもり吊り車が設けられ、昇降路内を昇降可能な釣合おもり、昇降路内に設けられ、釣合おもりを案内する第1及び第2の釣合おもりガイドレール、巻上機本体と、巻上機本体に回転可能に設けられている駆動綱車と、駆動綱車の回転を制動するブレーキとを有し、昇降路内の上部に設けられ、かご及び釣合おもりを昇降させる巻上機、巻上機を支持している巻上機台、及びかご吊り車、駆動綱車及び釣合おもり吊り車に順次巻き掛けられ、かご及び釣合おもりを吊り下げる懸架体を備え、かごの側面は、昇降路の幅方向について空間を介して昇降路壁面と対向しており、釣合おもり及び巻上機は、上から見たとき、空間に配置されており、ブレーキは、巻上機本体の上部及び下部の少なくともいずれかに設けられており、第1のかごガイドレールは、巻上機台の位置よりも高い位置で最上部レールブラケットにより保持されており、最上部レールブラケットは、上から見たとき、ブレーキの領域外に配置されている。
この発明によるエレベータ装置によれば、第1の釣合おもりガイドレール及び駆動綱車が配置される範囲を昇降路の幅方向について縮小することができるとともに、第1のかごガイドレールと干渉することなく巻上機をかごに近づけることができる。これにより、昇降路の省スペース化を図ることができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す上部側面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図1のIII−III線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す水平断面図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す上部側面図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す上部側面図である。また、図2は図1のII−II線に沿った断面図、図3は図1のIII−III線に沿った断面図である。図において、昇降路1内には、かご2及び釣合おもり3が昇降可能に設けられている。昇降路1には、昇降路1の幅方向について対向する一対の昇降路壁面1a,1bが形成されている。かご2は、底面、上面、正面、背面及び一対の側面を有している。かご2の一方の側面は、昇降路1の幅方向について空間を介して一方の昇降路壁面1aに対向しており、かご2の他方の側面は、昇降路1の幅方向について空間を介して他方の昇降路壁面1aに対向している。かご2の正面には、かご出入口が設けられている。かご2は、上から見たとき、かご出入口を各階の乗場4に向けて配置されている。
釣合おもり3は、上から見たとき、かご2の領域外に配置されている。また、釣合おもり3は、上から見たとき、一方の昇降路壁面1aとかご2の一方の側面との間の空間に配置されている。これにより、本実施の形態でのエレベータ装置は、釣合おもり横落ちタイプのエレベータ装置になっている。
昇降路1内には、第1のかごガイドレール5、第2のかごガイドレール6、第1の釣合おもりガイドレール7及び第2の釣合おもりガイドレール8が設置されている。
第1のかごガイドレール5、第2のかごガイドレール6、第1の釣合おもりガイドレール7及び第2の釣合おもりガイドレール8のそれぞれは、上下方向に沿って配置されたフランジ部と、フランジ部から水平に突出しフランジ部の長手方向に沿って配置された案内部とを有している。第1のかごガイドレール5、第2のかごガイドレール6、第1の釣合おもりガイドレール7及び第2の釣合おもりガイドレール8のそれぞれの断面形状は、フランジ部及び案内部によってT字状になっている。
第1及び第2のかごガイドレール5,6は、昇降路1の幅方向について各案内部を互いに対向させた状態で配置されている。これにより、昇降路1を上から見たときには、図2に示すように、第1及び第2のかごガイドレール5,6のそれぞれの案内部を結ぶ直線Aが、昇降路1の幅方向と平行になっている。第1のかごガイドレール5は、一方の昇降路壁面1aとかご2の一方の側面との間の空間に配置され、第2のかごガイドレール6は、他方の昇降路壁面1bとかごの他方の側面との間の空間に配置されている。かご2は、第1のかごガイドレール5と第2のかごガイドレール6との間に配置されている。また、かご2は、第1及び第2のかごガイドレール5,6のそれぞれの案内部に案内されながら昇降路1内を昇降する。
第1及び第2の釣合おもりガイドレール7,8は、昇降路1の奥行き方向、即ち昇降路1の幅方向及び上下方向のいずれにも直交する方向について各案内部を互いに対向させた状態で配置されている。これにより、昇降路1を上から見たときには、図2に示すように、第1及び第2の釣合おもりガイドレール7,8のそれぞれの案内部を結ぶ直線Bが、第1及び第2のかごガイドレール5,6のそれぞれの案内部を結ぶ直線Aと直交している。
釣合おもり3は、第1の釣合おもりガイドレール7と第2の釣合おもりガイドレール8との間に配置されている。釣合おもり3、第1の釣合おもりガイドレール7及び第2の釣合おもりガイドレール8は、上から見たとき、一方の昇降路壁面1aとかご2の一方の側面との間の空間に配置されている。また、釣合おもり3、第1の釣合おもりガイドレール7及び第2の釣合おもりガイドレール8は、上から見たとき、第1及び第2のかごガイドレール5,6のそれぞれの案内部を結ぶ直線Aに対して、乗場4からみて奥側に配置されている。さらに、第1及び第2の釣合おもりガイドレール7,8は、乗場4側から見たとき、第1のかごガイドレール5の領域の一部に重なっている。釣合おもり3は、第1及び第2の釣合おもりガイドレール7,8のそれぞれの案内部に案内されながら昇降路1内を昇降する。
昇降路1内の上部には、かご2及び釣合おもり3を昇降させる駆動装置である巻上機9が設けられている。この例では、径方向寸法が軸線方向寸法よりも大きい薄型巻上機が巻上機9として用いられている。巻上機9は、釣合おもり3の昇降範囲よりも上方に配置されている。また、巻上機9は、上から見たとき、一方の昇降路壁面1aとかご2の側面との間の空間に配置されている。さらに、巻上機9は、上から見たとき、第1及び第2のかごガイドレール5,6のそれぞれの案内部を結ぶ直線Aに対して、釣合おもり3と同じ側に配置されている。これにより、巻上機9は、上から見たとき、釣合おもり3の領域の一部に重なり、かつかご2の領域外に配置されている。
巻上機9は、図1に示すように、モータを含む巻上機本体91と、巻上機本体91に回転可能に設けられ巻上機本体91の駆動力により回転する駆動綱車92と、巻上機本体91に設けられ駆動綱車92の回転を制動する複数のブレーキ93とを有している。巻上機9は、駆動綱車92の回転軸を水平にした状態で配置されている。この例では、昇降路1を上から見たとき、図2に示すように、第1及び第2のかごガイドレール5,6のそれぞれの案内部を結ぶ直線Aと駆動綱車92の軸線が平行になっている。また、この例では、駆動綱車92をかご2側に向け、巻上機本体91をかご2とは反対側、即ち昇降路壁面1a側に向けた状態で巻上機9が配置されている。
昇降路1を上から見たときには、図2に示すように、駆動綱車92が第1の釣合おもりガイドレール7の領域の一部に重なっており、巻上機本体91が第1の釣合おもりガイドレール7の領域の残りの部分に重なっている。また、駆動綱車92は、乗場4側から見たとき、第1のかごガイドレール5の領域の少なくとも一部に重なっている。
各ブレーキ93は、巻上機本体91の上部に設けられている。また、各ブレーキ93は、巻上機本体91の外周部から突出している。この例では、2個のブレーキ93が共通の巻上機本体91に設けられている。ブレーキ93の数は、1個でもよいし3個以上であってもよい。また、この例では、上から見たとき、各ブレーキ93が巻上機本体91の領域内に配置されている。
巻上機9及び第1の釣合おもりガイドレール7は、かご2側から釣合おもり3側へ昇降路1の幅方向に沿って見たとき、図1に示すように、第1のかごガイドレール5及び第2の釣合おもりガイドレール8のいずれにも重ならずに、第1のかごガイドレール5と第2の釣合おもりガイドレール8との間に配置されている。
第1の釣合おもりガイドレール7の高さは、第1のかごガイドレール5及び第2の釣合おもりガイドレール8のそれぞれの高さよりも低くなっている。巻上機台10は、第1の釣合おもりガイドレール7の上端面に載せられている。また、巻上機台10は、第1のかごガイドレール5、第1の釣合おもりガイドレール7及び第2の釣合おもりガイドレール8に支持されている。巻上機9は、巻上機台10の上面に載せられた状態で巻上機台10に支持されている。
昇降路1内には、第1のかごガイドレール5を保持する複数のレールブラケット11が上下方向へ互いに間隔を置いて固定されている。また、昇降路1内には、第2のかごガイドレール6を保持する図示しない複数のレールブラケットが上下方向へ互いに間隔を置いて固定されている。さらに、昇降路1内には、第1の釣合おもりガイドレール7を保持する複数のレールブラケット12が上下方向へ互いに間隔を置いて固定されている。さらにまた、昇降路1内には、第2の釣合おもりガイドレール8を保持する複数のレールブラケット13が上下方向へ互いに間隔を置いて固定されている。
第1のかごガイドレール5を保持する複数のレールブラケット11のうち、最も高い位置にあるレールブラケット11である最上部レールブラケット11aは、図1に示すように、巻上機台10よりも高い位置に配置されている。また、第2の釣合おもりガイドレール8を保持する複数のレールブラケット13のうち、最も高い位置にあるレールブラケット13である最上部レールブラケット13aも、巻上機台10よりも高い位置に配置されている。
最上部レールブラケット11a,13aは、上から見たとき、各ブレーキ93の領域外に配置されている。この例では、昇降路1を上から見たとき、最上部レールブラケット11a,13aが巻上機9全体の領域外に配置されている。
かご2の下部には、一対のかご吊り車16が設けられている。一方のかご吊り車16はかご本体の一方の側面の下方に配置され、他方のかご吊り車16はかご本体の他方の側面の下方に配置されている。釣合おもり3の上部には、釣合おもり吊り車17が設けられている。この例では、昇降路1を上から見たとき、第1及び第2の釣合おもりガイドレール7,8のそれぞれの案内部を結ぶ直線Bに対して釣合おもり吊り車17の軸線が傾斜している。一対のかご吊り車16及び釣合おもり吊り車17は、上から見たとき、第1及び第2のかごガイドレール5,6のそれぞれの案内部を結ぶ直線Aに対して、釣合おもり3と同じ側に配置されている。
昇降路1内の上部には、図示しないおもり側主索端装置及びかご側主索端装置が設けられている。かご2及び釣合おもり3は、懸架体である複数本の主索18により吊り下げられている。かご2及び釣合おもり3を吊り下げる懸架体としては、例えば複数本のベルトを用いてもよい。各主索18は、図2に示すように、第1の端部18a及び第2の端部18bを有している。各主索18の第1の端部18aはかご側主索端装置に接続され、各主索18の第2の端部18bはおもり側主索端装置に接続されている。各主索18は、第1の端部18aから、一対のかご吊り車16、駆動綱車92、釣合おもり吊り車17に順次巻き掛けられ、第2の端部18bに達している。これにより、各主索18は、一対のかご吊り車16、駆動綱車92、釣合おもり吊り車17に巻き掛けられている状態で、かご2及び釣合おもり3を吊り下げている。即ち、かご2及び釣合おもり3は、2:1ローピング方式で吊り下げられている。
駆動綱車92から一方のかご吊り車16に向かう各主索18は、図1に示すように、第1のかごガイドレール5と第1の釣合おもりガイドレール7との間の空間を通され、駆動綱車92から釣合おもり吊り車17に向かう各主索18は、第1の釣合おもりガイドレール7と第2の釣合おもりガイドレール8との間の空間を通されている。かご2及び釣合おもり3は、巻上機本体91の駆動力により駆動綱車92が回転すると、駆動綱車92の回転に応じて昇降路1内を昇降する。
次に、巻上機9に対してメンテナンスを行うときの作業方法について説明する。まず、保守員が最上階の乗場4からかご2上に乗る。この後、かご2上の保守員は、かご2上に設けられている保守用操作部を操作して、最上階よりも上方に位置する作業位置までかご2を上方へ低速で移動させる。
この後、かご2上の保守員は、巻上機9に対してメンテナンスを行う。例えば、各ブレーキ93に対してメンテナンスを行うときには、各ブレーキ93の上方が開放されていることから、かご2上の保守員は巻上機9の上方から各ブレーキ93に容易にアクセスすることができる。この後、かご2上の保守員は、保守用操作部を操作してかご2を下方へ低速で移動させた後、かご2上から最上階の乗場4へ移る。
このようなエレベータ装置では、かご2側から釣合おもり3側を見たとき、巻上機9及び第1の釣合おもりガイドレール7が第1のかごガイドレール5と第2の釣合おもりガイドレール8との間に配置され、昇降路1を上から見たとき、駆動綱車92が第1の釣合おもりガイドレール7の領域の一部に重なっているので、第1の釣合おもりガイドレール7及び駆動綱車92が配置される範囲を昇降路1の幅方向について縮小することができるとともに、第1のかごガイドレール5と干渉することなく巻上機9をかご2に近づけることができ、昇降路1の省スペース化を図ることができる。また、昇降路1を上から見たとき、巻上機台10の位置よりも高い位置で第1のかごガイドレール5を保持する最上部レールブラケット11aが各ブレーキ93の領域外に配置されているので、例えば地震又は強風によって建物が揺れた場合でも第1のかごガイドレール5の上端部が大きく振れることを防止することができるとともに、最上部レールブラケット11aが邪魔にならずに各ブレーキ93に対するメンテナンスをかご2上から容易にすることができる。
また、乗場4側から見たとき、駆動綱車92が第1のかごガイドレール5の領域の少なくとも一部に重なっているので、第1の釣合おもりガイドレール7、駆動綱車92及び第1のかごガイドレール5が配置される範囲を昇降路1の幅方向について縮小することができ、昇降路1の省スペース化をさらに図ることができる。
また、駆動綱車92の軸線は、上から見たとき、第1及び第2のかごガイドレール5,6を結ぶ直線Aと平行になっているので、第1の釣合おもりガイドレール7、駆動綱車92及び第1のかごガイドレール5が配置されるスペースを昇降路1の幅方向についてさらに縮小することができる。
また、巻上機9は、上から見たとき、巻上機本体91をかご2側に向け、駆動綱車92をかご2とは反対側に向けた状態で配置されているので、駆動綱車92からかご吊り車16に達する主索18の傾きを小さくすることができる。また、駆動綱車92に対するメンテナンスをかご2上から容易にすることができる。
また、巻上機台10は、第1のかごガイドレール5、第1の釣合おもりガイドレール7及び第2の釣合おもりガイドレール8によって支持されているので、巻上機台10を安定して支持することができる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す水平断面図である。なお、図4は、実施の形態1における図2に対応する図である。本実施の形態では、巻上機9の向きが実施の形態1と異なっている。即ち、巻上機9は、上から見たとき、駆動綱車92をかご2とは反対側に向け、巻上機本体91をかご2側に向けた状態で配置されている。また、昇降路1を上から見たとき、駆動綱車92が第1の釣合おもりガイドレール7の領域の一部に重なり、巻上機本体91が第1の釣合おもりガイドレール7の領域の残りの部分に重なっている。さらに、巻上機本体91は、乗場4側から見たとき、第1のかごガイドレール5の領域の少なくとも一部に重なっている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このように、駆動綱車92をかご2とは反対側に向け、巻上機本体91をかご2側に向けた状態で巻上機9を配置した場合であっても、上から見たときの駆動綱車92が第1の釣合おもりガイドレール7の領域の一部に重なっていることにより、巻上機9及び第1の釣合おもりガイドレール7が配置される範囲を昇降路1の幅方向について縮小することができる。これにより、昇降路1の省スペース化を図ることができる。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す上部側面図である。巻上機本体91の幅寸法は、巻上機本体91の上部から下部に向かって連続的に広がっている。これにより、巻上機9を上から見たときには、巻上機本体91の下部が各ブレーキ93の領域よりも巻上機9の幅方向外側にはみ出している。第1のかごガイドレール5を保持する最上部レールブラケット11aは、上から見たとき、各ブレーキ93の領域外に配置され、かつ巻上機本体91の領域の一部に重なっている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、上から見たとき、最上部レールブラケット11aが巻上機本体91の領域の一部に重なっているので、昇降路1内の空間を有効に活用することができ、昇降路1の省スペース化をさらに図ることができる。
なお、各上記実施の形態では、昇降路1を上から見たとき、駆動綱車92が第1の釣合おもりガイドレール7の領域の一部にのみ重なっているが、昇降路1を上から見たとき、駆動綱車92が第1の釣合おもりガイドレール7の領域の全部に重なっていてもよい。
また、各上記実施の形態では、昇降路1を上から見たとき、釣合おもり3、第1及び第2の釣合おもりガイドレール7,8、巻上機9のそれぞれが、第1及び第2のかごガイドレール5,6を結ぶ直線Aに対して、乗場4側からみて奥側に配置されているが、昇降路1を上から見たとき、釣合おもり3、第1及び第2の釣合おもりガイドレール7,8、巻上機9のそれぞれを、直線Aに対して、乗場4側からみて手前側に配置してもよい。
また、各上記実施の形態では、複数のブレーキ93が巻上機本体91の上部にのみ設けられているが、巻上機本体91の下部にのみ複数のブレーキ93を設けてもよいし、巻上機本体91の上部及び下部のそれぞれにブレーキ93を設けてもよい。巻上機本体91の下部にブレーキ93が設けられていても、最上部レールブラケット11aが邪魔にならずにブレーキ93に対するメンテナンスをかご2上から容易にすることができる。即ち、巻上機本体91の上部及び下部の少なくともいずれかにブレーキ93が設けられていれば、ブレーキ93に対するメンテナンスをかご2上から容易にすることができる。

Claims (7)

  1. かご吊り車が設けられ、昇降路内を昇降可能なかご、
    前記昇降路内に設けられ、前記かごを案内する第1及び第2のかごガイドレール、
    釣合おもり吊り車が設けられ、前記昇降路内を昇降可能な釣合おもり、
    前記昇降路内に設けられ、前記釣合おもりを案内する第1及び第2の釣合おもりガイドレール、
    巻上機本体と、前記巻上機本体に回転可能に設けられている駆動綱車と、前記駆動綱車の回転を制動するブレーキとを有し、前記昇降路内の上部に設けられ、前記かご及び前記釣合おもりを昇降させる巻上機、
    前記巻上機を支持している巻上機台、及び
    前記かご吊り車、前記駆動綱車及び前記釣合おもり吊り車に順次巻き掛けられ、前記かご及び前記釣合おもりを吊り下げる懸架体
    を備え、
    前記かごの側面は、前記昇降路の幅方向について空間を介して昇降路壁面と対向しており、
    前記釣合おもり及び前記巻上機は、上から見たとき、前記空間に配置されており、
    前記ブレーキは、前記巻上機本体の上部及び下部の少なくともいずれかに設けられており、
    前記第1のかごガイドレールは、前記巻上機台の位置よりも高い位置で最上部レールブラケットにより保持されており、
    前記最上部レールブラケットは、上から見たとき、前記ブレーキの領域外に配置されているエレベータ装置。
  2. 前記最上部レールブラケットは、上から見たとき、前記巻上機本体の領域の一部に重なっている請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記駆動綱車は、乗場側から見たとき、前記第1のかごガイドレールの領域の少なくとも一部と重なっている請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記駆動綱車の軸線は、上から見たとき、前記第1及び第2のかごガイドレールを結ぶ直線と平行になっている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
  5. 前記巻上機は、上から見たとき、前記駆動綱車を前記かご側に向け、前記巻上機本体を前記かごとは反対側に向けた状態で配置されている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
  6. 前記巻上機は、上から見たとき、前記巻上機本体を前記かご側に向け、前記駆動綱車を前記かごとは反対側に向けた状態で配置されている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
  7. 前記巻上機台は、前記第1のかごガイドレール、前記第1の釣合おもりガイドレール及び前記第2の釣合おもりガイドレールによって支持されている請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
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