JP6565657B2 - 吸気装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記吸気管は、前記外周壁から外側に立ち上がる立壁を有し、前記補強リブの横端側は、前記外周壁の前記立壁の連結部の近傍に連なっていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記外周壁、前記横断リブ及び前記補強リブのそれぞれの端面は、面一とされていることを要旨とする。
上記問題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の吸気装置の製造方法であって、前記空間形成部を構成する前記外周壁、前記横断リブ及び前記補強リブのそれぞれを前記カバー部材に突き合わせた状態で、前記ベース部材と前記カバー部材を互いに突合せ方向に加圧する加圧工程と、前記加圧工程による加圧状態で、前記ベース部材と前記カバー部材を振動溶着により接合する接合工程と、を備えることを要旨とする。
さらに、前記補強リブの底端側が、隣り合う前記吸気管を連絡する板状の連絡部に連なっているので、振動溶着の際に連絡部を治具で押さえることで補強リブひいては横断リブの溶着性が更に高められる。
また、前記吸気管が、前記外周壁から外側に立ち上がる立壁を有し、前記補強リブの横端側が、前記外周壁の前記立壁の連結部の近傍に連なっている場合は、補強リブひいては横断リブの剛性が更に高められる。
本発明の吸気装置の製造方法によると、上述の吸気装置の製造方法であって、空間形成部を構成する外周壁、横断リブ及び補強リブのそれぞれをカバー部材に突き合わせた状態で、ベース部材とカバー部材を互いに突合せ方向に加圧する加圧工程と、加圧工程による加圧状態で、ベース部材とカバー部材を振動溶着により接合する接合工程と、を備える。これにより、補強リブにより横断リブの剛性が向上されるので、ベース部材及びカバー部材を振動溶着する際に、振動による共鳴や加圧による横断リブのたわみが抑制される。よって、ベース部材及びカバー部材を振動溶着により強固且つ容易に接合することができる。さらに、横断リブで区画された外周壁の内側空間の一部によりサージタンクが形成されるので、受圧面積が減少することで耐圧強度が向上され、またサージタンクの剛性が高くなることで放射音が低減され、さらにサージタンク容積の減少により燃費性能が向上される。特に、補強リブを備えることにより溶着性が高まるため、サージタンクの高耐圧強度化及び放射音の低減化が効果的に行われる。
本実施形態に係る吸気装置は、サージタンク(2)を形成するための空間形成部(3)及び空間形成部の外側に並設される複数の吸気管(4)を備える樹脂製のベース部材(5)と、空間形成部に接合されて空間形成部との間でサージタンクを形成する樹脂製のカバー部材(7)と、を備える吸気装置(1)である(例えば、図1及び図2等参照)。そして、上記空間形成部(3)は、環状の外周壁(11)と、外周壁にその内側空間を区画するように連なる横断リブ(12)と、外周壁及び横断リブに架け渡される補強リブ(13)と、を備える(例えば、図4等参照)。さらに、上記外周壁(11)、横断リブ(12)及び補強リブ(13)のそれぞれがカバー部材(7)に接合されているとともに、横断リブ(12)で区画された外周壁(11)の内側空間の一部(S1a)によりサージタンク(2)が形成されている(例えば、図8等参照)。
本実施形態に係る吸気装置の製造方法は、上述の実施形態に係る吸気装置(1)の製造方法であって、空間形成部(3)を構成する外周壁(11)、横断リブ(12)及び補強リブ(13)のそれぞれをカバー部材(17)に突き合わせた状態で、ベース部材(5)とカバー部材(7)を互いに突合せ方向に加圧する加圧工程と、加圧工程による加圧状態で、ベース部材(5)とカバー部材(7)を振動溶着により接合する接合工程と、を備える(例えば、図8等参照)。
本実施例に係る吸気装置1は、図1及び図2に示すように、サージタンク2を形成するための空間形成部3及び空間形成部3の外側に並設される複数(図中3本)の吸気管4を備える樹脂製のベース部材5と、空間形成部3に接合(具体的に、振動溶着による接合)されて空間形成部3との間でサージタンク2を形成する樹脂製のカバー部材7と、を備えている。このカバー部材7は、空間形成部3に接合(具体的に、振動溶着による接合)されるカバー部17と、カバー部17の外側に並設され且つ吸気管4に接合(具体的に、振動溶着による接合)される複数(図中3本)の上流側吸気管18と、を備えている。
次に、上記構成の吸気装置1の組付方法について説明する。先ず、本体5a及び管体5bを振動溶着により接合してなるベース部材5を用意するとともに、本体7a及び管体7bを振動溶着により接合してなるカバー部材7を用意する。次に、ベース部材5の外周壁11、横断リブ12、補強リブ13及び吸気管4の各端面をカバー部材7の外周凸部21、横断凸部22、補強凸部23及び上流側吸気管18の各端面に突き合わせる。次いで、治具(図示省略)によりベース部材5及びカバー部材7(特に、吸気管4の連絡部9及びカバー部材7の底壁24)を突き合せ方向に加圧する。この状態より、ベース部材5及びカバー部材7を相対的に所定の振動方向(例えば、吸気管4を横切る方向等)に振動させることで、両者5、7が振動溶着により接合されて吸気装置1が得られる。
本実施例の吸気装置1によると、空間形成部3は、環状の外周壁11と、外周壁11にその内側空間を区画するように連なる横断リブ12と、外周壁11及び横断リブ12に架け渡される補強リブ13と、を備える。そして、外周壁11、横断リブ12及び補強リブ13のそれぞれがカバー部材7に接合されているとともに、横断リブ12で区画された外周壁11の内側空間の一部S1aによりサージタンク2が形成されている。これにより、補強リブ13により横断リブ12の剛性が向上されるので、ベース部材5及びカバー部材7を振動溶着する際に、振動による共鳴や加圧による横断リブ12のたわみが抑制される。よって、ベース部材5及びカバー部材7を振動溶着により強固且つ容易に接合することができる。さらに、横断リブ12で区画された外周壁11の内側空間の一部S1aによりサージタンク2が形成されるので、受圧面積が減少することで耐圧強度が向上され、またサージタンク2の剛性が高くなることで放射音が低減され、さらにサージタンク容積の減少により燃費性能が向上される。特に、補強リブ13を備えることにより溶着性が高まるため、サージタンク2の高耐圧強度化及び放射音の低減化が効果的に行われる。
Claims (4)
- サージタンクを形成するための空間形成部及び該空間形成部の外側に並設される複数の吸気管を備える樹脂製のベース部材と、前記空間形成部に接合されて該空間形成部との間で前記サージタンクを形成する樹脂製のカバー部材と、を備える吸気装置であって、
前記空間形成部は、環状の外周壁と、前記外周壁にその内側空間を区画するように連なる横断リブと、前記外周壁及び前記横断リブに架け渡される補強リブと、を備え、
前記外周壁、前記横断リブ及び前記補強リブのそれぞれが前記カバー部材に接合されているとともに、前記横断リブで区画された前記外周壁の内側空間の一部により前記サージタンクが形成されており、
前記補強リブは、隣り合う前記吸気管の間で前記吸気管の軸方向に延びているとともに、その底端側が隣り合う前記吸気管を連絡する板状の連絡部に連なっていることを特徴とする吸気装置。 - 前記吸気管は、前記外周壁から外側に立ち上がる立壁を有し、
前記補強リブの横端側は、前記外周壁の前記立壁の連結部の近傍に連なっている請求項1記載の吸気装置。 - 前記外周壁、前記横断リブ及び前記補強リブのそれぞれの端面は、面一とされている請求項1又は2に記載の吸気装置。
- 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の吸気装置の製造方法であって、
前記空間形成部を構成する前記外周壁、前記横断リブ及び前記補強リブのそれぞれを前記カバー部材に突き合わせた状態で、前記ベース部材と前記カバー部材を互いに突合せ方向に加圧する加圧工程と、
前記加圧工程による加圧状態で、前記ベース部材と前記カバー部材を振動溶着により接合する接合工程と、を備えることを特徴とする吸気装置の製造方法。
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