JP6562639B2 - カートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、装置本体に着脱可能なカートリッジ、及び、これを装着される画像形成装置に関する。
特許文献1の画像形成装置では、装置本体に、カートリッジを装着するための開口部が形成され、開口部の周囲のフレーム部分に係止孔が形成される。また、カートリッジに着脱可能に取り付けられる保護部材には、その係止孔に係合する係止片が形成される。
そして、カートリッジを内包する保護部材の係止片が装置本体の開口部の周囲の係止孔に係合されることで、保護部材が装置本体に対して位置決めされる。また、カートリッジの装着中は保護部材が装置本体に対して引き抜き不能で、カートリッジの装着完了後に保護部材に取り付けられる係止片を押し広げる機構により係止片の係合が解除されて保護部材が取り外し可能になる。この構成により、カートリッジを装置本体に挿入中に保護部材が外れることが防止される。
特開2007−240661号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明を、カートリッジの小型化や小スペース化の観点から作られる本願の図2のような保護部材がコの字型の構成に適用しても、保護部材の剛性が低くユーザのカートリッジの持ち方により保護部材が変形する可能性がある。そして、保護部材が変形することで、2つの係止片の間隔が変わってしまい係止片と係止孔との係合が緩くなる可能性がある。
本発明は、上記実情に鑑み、装置本体に対するカートリッジの装着の完了前に、保護部材の外形が変形してカートリッジから保護部材が外れることが抑制されるカートリッジを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のカートリッジは、画像形成装置の装置本体に着脱可能に設けられ、画像形成手段を備えたカートリッジ本体と、前記カートリッジ本体の前記装置本体への着脱方向と同方向に沿って前記カートリッジ本体に対して着脱可能に設けられるカバー部材であって、前記カートリッジ本体に対する着脱方向と直交する断面において一方が開放され、前記画像形成手段をカバーするカバー部材と、前記カバー部材に設けられるロック部材であって、前記カバー部材が前記カートリッジ本体に対して取り外される方向に移動することを規制する規制位置と、前記規制を解除する解除位置と、に移動するように前記カバー部材の外側の表面に沿って回動可能なロック部材と、前記ロック部材に設けられる係合部であって、前記カバー部材に設けられる挿通孔に挿通された状態で、前記ロック部材の回動に伴って前記カバー部材の内側において回動する係合部と、前記カートリッジ本体に設けられ、前記ロック部材が前記規制位置に位置する状態において前記係合部と係合し、前記ロック部材が前記解除位置に位置する状態において前記係合部との係合が解除される被係合部であって、前記ロック部材が前記規制位置に位置する状態において、前記係合部が前記カートリッジ本体から離れる方向へ移動することを規制するように前記係合部と係合する被係合部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、装置本体に対するカートリッジの装着の完了前に、保護部材の外形が変形してカートリッジから保護部材が外れることが抑制される。
本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 (a)は、リブの側から見たカートリッジの斜視図である。(b)は、ガイドの側から見たカートリッジの斜視図である。(c)は、カートリッジの断面図である。 保護部材の斜視図である。 保護部材の斜視図である。 (a)は、カートリッジが保護部材に保護されている状態の斜視図である。(b)は、(a)の矢印J2方向から見た、カートリッジが保護部材に保護されている状態の断面図である。(c)は、(a)の矢印J3方向から見た、カートリッジが保護部材に保護されている状態の断面図である。 (a)は、図5(b)の矢印E方向から見た、ロック部材の近傍の断面図である。(b)は、図5(b)の矢印E方向から見た、保護部材本体とカートリッジとの間が離間しているときのロック部材近傍の断面図である。 装置本体に対してカートリッジを着脱する過程を示す斜視図である。 装置本体に対してカートリッジを着脱する過程を示す斜視図である。 装置本体に対してカートリッジを着脱する過程を示す斜視図である。 カートリッジとカートリッジレールの斜視図である。 (a)は、被挿入部の近傍の装置本体の一部拡大斜視図である。(b)は、カートリッジの一部拡大断面図である。 ロック部材の動作図である。 ロック部材の動作図である。 ロック部材の動作図である。 変形例1の斜視図である。 変形例2の斜視図である。
以下、図面を参照して、この発明を実施するための形態を実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明の一実施例に係る画像形成装置1の構成を示す断面図である。ここで、画像形成装置としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、電子写真ファクシミリ装置等が含まれる。
画像形成装置1は装置本体1Aを有する。装置本体1Aの内部には、Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色の『画像形成手段』としての画像形成部10が配置される。画像形成部10は感光体ドラム11を有する。感光体ドラム11の周囲には、帯電ローラ12、レーザスキャナ13、現像器14、クリーニングブレード15、1次転写ローラ17を有する。感光体ドラム11の上方には、中間転写ベルト61が配置される。中間転写ベルト61は、駆動ローラ62、ローラ63、64に懸架される。
感光体ドラム11の表面は、帯電ローラ12で一様に帯電され、レーザスキャナ13で静電像が形成され、現像器14によりトナーで現像されてトナー像が形成される。1次転写ローラ17は、4つの感光体ドラム11の表面のトナー像を中間転写ベルト61に転写する。感光体ドラム11の表面に残った僅かな残トナーは、クリーニングブレード15によって除去されて回収され、再び、次の画像形成に備える。トナーカートリッジ19は、中間転写ベルト61の上方に配置され、現像器14へトナーを補給する。
一方、シートPは、カセット20から1枚ずつ給送され、レジストローラ対23に搬送される。シートPは、先端をレジストローラ対23のニップ部に倣わせてループを形成されることで、斜行が修正される。その後、レジストローラ対23は、中間転写ベルト61上のトナー像と同期を取って、シートPを中間転写ベルト61と2次転写外ローラ35との間に搬送する。中間転写ベルト61上のカラーのトナー像は、互いに対向して配置された駆動ローラ62及び2次転写外ローラ35のニップ部において、所定の加圧力と静電的負荷バイアスが付与されることで、シートPに転写される。
中間転写ベルト61の表面に残った僅かな残トナーは、ブレード77を有するクリーニングカートリッジ70によって除去されて回収され、再び、次の画像形成に備える。シートP上に転写されたトナー像は、定着器40によって、加熱及び加圧されることで定着され、排出ローラ対41により排出トレイ50上に排出される。カートリッジ本体100Y、100M、100C、100Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカートリッジに相当する。
(ドラムカートリッジ)
図2(a)は、リブ102の側から見たカートリッジ本体100の斜視図である。図2(b)は、ガイド103の側から見たカートリッジ本体100の斜視図である。図2(c)は、カートリッジ本体100の断面図である。カートリッジ本体100は、装置本体1Aに着脱可能な『画像形成手段』としての感光体ドラム11、帯電ローラ12、クリーニングブレード15を有する。
カートリッジ本体100は、ハウジング101を有する。ハウジング101は、内部に、感光体ドラム11、帯電ローラ12、クリーニングブレード15を有し、これらを一体的に支持する。感光体ドラム11と帯電ローラ12は、ハウジング101に対して回転可能に支持される。帯電ローラ12とクリーニングブレード15は、感光体ドラム11に押圧した状態で支持される。
感光体ドラム11は、装置本体1Aの駆動源(図示しない)に連結されて回転する。帯電ローラ12は、感光体ドラム11に押圧されているために感光体ドラム11に従動して回転する。感光体ドラム11、帯電ローラ12、クリーニングブレード15は、画像形成を行うと劣化していくため、カートリッジ本体100はプリント量に応じて交換する必要がある。
そのため、カートリッジ本体100は装置本体1Aの奥方向に挿入可能であると共に手前方向に取出し可能になっている。カートリッジ本体100には、挿入時に保護部材200のガイド202に案内されるリブ102と、保護部材200のリブ203を案内するガイド103と、が設けられている。
『案内部』としてのガイド104は、カートリッジ本体100に設けられ、保護部材200に設けられた後述するロック部材210のカートリッジロック部211が通過可能で、これを案内(ガイド)する部位である。カートリッジ本体100の『リブガイド』としてのガイド103は、リブ203(図4参照)の通過をガイドする。リブ102、ガイド103、ガイド104は、カートリッジ本体100の着脱方向Mに沿う方向に延びる。なお、ガイド103とガイド104とが兼用されても良い。ロックに関わる詳細の動作についてはカートリッジ本体100の交換手順で説明する。
(ドラムカートリッジ保護部材)
図3(a)(b)及び図4(a)は、保護部材200の斜視図である。保護部材200は、カートリッジ本体100に着脱可能であると共に装置本体1Aに着脱可能である。保護部材200は、カートリッジ本体100が装置本体1Aに挿入されるときにカートリッジ本体100をガイドし、カートリッジ本体100の感光体ドラム11、帯電ローラ12、クリーニングブレード15を保護する断面視で略コの字型(略U字型)の部材である。断面視で略コの字型の開口は、下方に向けられている。すなわち、保護部材200は、着脱方向と直交する断面において、一方(ここでは下方)が空いて形成されている。
保護部材200は、装置本体1Aに挿入される挿入部201を有する。保護部材200は、内側に、カートリッジ本体100を保持し、カートリッジ本体100を装置本体1Aに挿入するときにカートリッジ本体100を案内するためのガイド202とリブ203とを有している。
また、保護部材200には、ロック部材210が設けられる。『第1ロック手段』としてのロック部材210は、保護部材200に対してカートリッジ本体100が装置本体1Aへの挿入方向にスライドしないようにロックする。このときの位置が規制位置である。
詳しく言うと、ロック部材210は、保護部材200を装置本体1Aの挿入位置にセットされる前に、カートリッジ本体100に対して保護部材200がスライドすることをロック(規制)するためのカートリッジロック部211を有する。また、保護部材200を装置本体1Aの挿入位置にセットした後に、保護部材200が装置本体1Aから外れないようにロック(規制)するためのカバーロック部212と、を有している。
ロック部材210は、保護部材200の表面に沿う第1方向に移動可能に設けられる。ここでいう第1方向とは、保護部材200の面に沿う方向である。ロック部材210は、『カートリッジ本体』としてのカートリッジ本体100が『ガイド部』としてのガイド202に沿って移動することを規制する規制位置(図6(a)参照)と、カートリッジ本体100がガイド202に沿って移動することを許容する解除位置(図14参照)と、にそれぞれ移動可能である。
『係合部』としてのカートリッジロック部211は、カートリッジ本体100のリブ203よりも、保護部材200を着脱方向と直交する断面で見て開口側が下向きの略コの字型における下方側(端部200Xの側)に配置される。カートリッジロック部211は、ロック部材210に設けられ、ロック部材210が規制位置にあるときに、カートリッジ本体100と係合する。
カートリッジロック部211は、凹部100Xに進入する位置に設けられている。この位置では、『被係合部』としての開き防止リブ105によって、外側への動き(図6(a)のC方向への動き)が規制されている。開き防止リブ105は、カートリッジ本体100に設けられ、カートリッジロック部211を外側から受ける。
開き防止リブ105は、カートリッジ本体100に設けられ、ロック部材210が規制位置にあるときに、カートリッジロック部21と係合することで、ロック部材210が第1方向と交差する第2方向(図6の矢印C方向のこと)へ移動することを規制し(図6(a)参照)、ロック部材210が解除位置にあるときに、カートリッジロック部211との係合が解除される(図14(a)参照)。第2方向は、保護部材200がカートリッジ本体100から離間する方向とも言える。
図4(b)は、保護部材200の側面図である。図4(b)に示すように、ロック部材210は、保護部材200に対して矢印A1方向に回転可能に保持されている。カートリッジロック部211は、保護部材200の保護部材本体200Yに対して回転可能に支持されて、回転により、保護部材200がカートリッジ本体100をロックするロック状態及びロック状態を解除するロック解除状態にする。
(ドラムカートリッジの保護状態について)
図5(a)は、カートリッジ本体100が保護部材200に保護されている状態の斜視図である。図5(b)は、図5(a)の矢印J2方向から見た、カートリッジ本体100が保護部材200に保護されている状態の断面図である。図5(c)は、図5(a)の矢印J3方向から見た、カートリッジ本体100が保護部材200に保護されている状態の断面図である。図6(a)は、図5(b)の矢印E方向から見た、ロック部材210の近傍の断面図である。図5(a)のように、保護部材200がカートリッジ本体100に取り付けられた状態で、カートリッジ1000が構成される。
保護部材200がカートリッジ本体100を覆って保護することで、保護部材200が画像形成部10の感光体ドラム11、帯電ローラ12、クリーニングブレード15を保護することになる。保護部材200のガイド202とカートリッジ本体100のリブ102とが係合する。保護部材200のリブ203とカートリッジ本体100のガイド103とが係合する。
カートリッジ本体100が保護部材200に保護されているとき、ロック部材210のカートリッジロック部211は図5(b)、図6(a)に示す位置にある。ロック部材210のカートリッジロック部211がカートリッジ本体100の凹部100Xに係合する。そのために、カートリッジ本体100が保護部材200に対して図6(a)の矢印B方向にスライドしないようにロックする。
同時に、ロック部材210のカートリッジロック部211がカートリッジ本体100の開き防止リブ105に係合する。そのために、保護部材200がカートリッジ本体100に対して図6(a)の矢印C方向に開くのを防止する。
図6(b)は、図5(b)の矢印E方向から見た、保護部材本体200Yとカートリッジ本体100との間が離間しているときのロック部材210近傍の断面図である。図6(b)のように、仮に保護部材200が矢印C方向に変形可能であるとする。このとき、保護部材200に取り付けられるロック部材210も保護部材200の変形に追従して矢印C方向に動く。
図6(b)に示すロック部材210が矢印C方向に一定量移動した位置では、ロック部材210のカートリッジロック部211はカートリッジ本体100の矢印B方向へ移動を規制できなくなる。その結果、カートリッジ本体100は矢印B方向(保護部材200から抜ける方向)へ移動可能となり、保護部材200からカートリッジ本体100が脱落してしまう。
(ドラムカートリッジ交換手順について)
次に本発明の保護部材200を用いたドラムカートリッジ(シアンのカートリッジ本体100C)の交換手順を説明する。カートリッジ本体100の交換手順に関しては、図7〜図14を参照しつつ説明する。装置本体1Aよりシアンのカートリッジ本体100Cの交換のサインが出る。ユーザが前カバー400を開ける(図7(a))。前カバー400は装置本体1Aの前面に設けられ、回動して開閉する。ユーザは前カバー400を開放すると装置本体1Aのカートリッジ本体100にアクセス可能となる。
カートリッジ本体100Cのロックを解除してカートリッジ本体100Cを引き抜く(図7(b))。このとき、図10に示すようにカートリッジ本体100Cはカートリッジレール410に設けられた引掛け爪411によって装置本体1Aの前方(矢印F方向)に抜けないようにロックされている。
図11(b)に示すように、カートリッジ本体100Cに設けられたロック解除部材16を矢印D方向に押し下げて、カートリッジレール410の引掛け爪411を押し下げる。そうすると、カートリッジ本体100Cのロックを解除するとカートリッジ本体100Cは装置本体1Aから矢印F方向に引き抜くことが可能となる。カートリッジ本体100Cを引き抜いた後、カートリッジ本体100Cは使用済であるため露光部に傷などがついても問題とならないため、挿入時と比較して引き抜き後の保護はラフでも良い。引き抜いた後のカートリッジ本体100Cはサービスマンなどが回収する。
カートリッジ本体100Cが保護部材200に保護されたままの状態で、保護部材200の挿入部201を装置本体1Aの被挿入部301に挿入する(図8(a)、図11(a))。
図12(a)は、保護部材200と被挿入部301の図である。図12(a)に示すように、保護部材200の挿入部201と装置本体1Aの被挿入部301は係合幅Xにおいてガタが少ない。そのため、挿入量Yがある程度大きくなると保護部材200からユーザの手が離れてしまっても保護部材200は脱落しないようになっている。
保護部材200の挿入部201を装置本体1Aの被挿入部301に挿入して押し込むと、保護部材200のロック部材210のカバーロック部212が装置本体1Aの解除ロックリブ302に接触して、ロック部材210は矢印A1方向に回転する。さらに保護部材200を押し込むと、カバーロック部212は解除ロックリブ302よりも装置本体1Aの奥側に入り込む(図12(a)図12(b)図13(a))。
これと同時に、図12(a)→図12(b)→図13(a)のように、ロック部材210が矢印A1方向に回転して図14(a)→図14(b)→図14(c)の状態に移行する。そうすると、保護部材200とカートリッジ本体100Cとの間では、カートリッジロック部211がカートリッジ本体100Cの凹部100Xに係合することによるロックは、解除される。そして、カートリッジ本体100Cは矢印B方向にスライド可能となる。これときの位置が解除位置である。
保護部材200からカートリッジ本体100のみを矢印B方向に押すと、保護部材200はその場に留まり、カートリッジ本体100Cのみが装置本体1Aに挿入される。このとき、図14(b)に示すように、ロック部材210のカートリッジロック部211がカートリッジ本体100のガイド104に案内されて矢印A2方向(矢印A1方向と逆方向)に回転する。
図13(b)に示すように、ロック部材210が矢印A2方向に回転するとカバーロック部212が装置本体1Aの解除ロックリブ302の背面に回り込む。この状態のときに保護部材200を装置本体1Aから引き抜こうとすると、ロック部材210はカートリッジ本体100Cのガイド103にカートリッジロック部211がガイドされている。そのため、回転することはできず、カバーロック部212は装置本体1Aの解除ロックリブ302に引っ掛かり保護部材200は引き抜くことができない。
このように、カートリッジ本体100が装置本体1Aに第1所定量a(図14の位置K1と位置K2との間の距離)で挿入されると、『第2ロック手段』としてのカバーロック部212及び解除ロックリブ302は、装置本体1Aに対して保護部材200をロックする。
カートリッジロック部211とカバーロック部212は、ロック部材210の異なる部位に形成される。装置本体1Aには、カバーロック部212の引き返しを規制する『規制部』としての解除ロックリブ302が形成される。カバーロック部212は、カートリッジ本体100が第1所定量aで挿入された状態では、カバーロック部212が解除ロックリブ302よりもカートリッジ本体100の挿入方向に位置する。そして、カートリッジ本体100が引き出されてもカバーロック部212が解除ロックリブ302に当接して引っかかる。
仮にカートリッジ本体100Cが少しだけ押し出された状態ときに保護部材200が引き抜くことが可能であり、引き抜いてしまうと、カートリッジ本体100Cは、保護部材200に対しても装置本体1Aに対しても不安定な状態であるため、落下してしまう。保護部材200のロック機構を設けることでこれを回避できる。
また、装置本体1Aと保護部材200のロックは、カートリッジ本体100Cの押し出しという通常作業に連動してなされるため、装置本体1Aと保護部材200をロックするような操作を増やす必要がない。
図8(b)のようにカートリッジ本体100Cを奥まで押し込むと図14(c)に示すようにロック部材210は、カートリッジロック部211がガイド104に案内されて、再び矢印A1方向に回転する。カバーロック部212は、解除ロックリブ302と引き抜き方向で重ならないため、保護部材200は取り外し可能な状態になる(図13(c))。装置本体1Aと保護部材200とのロック解除もロック時と同様に通常動作に連動しているため、操作を増やす必要がない。
このように、保護部材200が装置本体1Aに装着されて、カートリッジ本体100が装置本体1Aに第2所定量で挿入される。そうすると、カートリッジロック部211が開き防止リブ105から離間する方向(反時計回り方向である矢印A1方向)に回転する。そして、カートリッジロック部211が保護部材200に対するカートリッジ本体100のロックを解除する。
また、このときロックが解除されても、装置本体1Aと保護部材200は係合ガタが少ない状態で係合しているため装置本体1Aに自立する。このため、カートリッジ本体100Cの挿入し終えた後で保護部材200が落下することがない。
前述の図13(c)の保護部材200が取り外し可能となった後に、保護部材200を取り外す(図9(a))。図13(c)に示すように、カートリッジロック部211は、カートリッジ本体100が第2所定量b(位置K2と位置K3との間の距離)で挿入された状態では、カートリッジロック部211が解除ロックリブ302よりも下方に位置する。そして、カートリッジ本体100が引き出されてもカートリッジロック部211が解除ロックリブ302に引っかからないで外れている。そのため、保護部材200は装置本体1Aから取り外すことが可能である。このように、カバーロック部212及び解除ロックリブ302が装置本体1Aに対する保護部材200のロックを解除する。
同時に、カートリッジロック部211がカートリッジ本体100の凹部100Xに引っ掛かるロック状態が解除されてカートリッジ本体100が装置本体1Aに挿入されるときに、カートリッジロック部211がガイド104を通過する。こうして保護部材200が装置本体1Aから取り出し可能になる。前カバー400を閉める(図9(b))(完了)。
本実施例では、シアンカートリッジで交換する例を示したが、その他のカートリッジ本体100の交換についても同様に行う。また、本実施例ではカートリッジ本体100としての例を示したが、これに限定されなくても良い。帯電の機能のみを有した帯電カートリッジ、クリーナのみの機能を有したクリーナカートリッジ、転写の機能を有した転写カートリッジ、定着の機能を有した定着カートリッジなどの画像形成手段を有するものならば何でも良い。
また、本実施例では保護部材200が装置本体1Aからロックが解除される条件として、カートリッジ本体100が装置本体1Aの奥まで押し込んだ例を示したが、これに限定されなくても良い。すなわち、カートリッジ本体100の重心が装置本体1Aに入っている位置でロックが解除されても良い。この状態で保護部材200を外されたとしてもカートリッジ本体100が落下することはない。
また、本実施例では、ロック部材210は、回転によって保護部材200とカートリッジ本体100のロックと解除、保護部材200と装置本体1Aのロックと解除を行う同一部品としたが、これに限定されなくても良い。すなわち、保護部材200とカートリッジ本体100のロックと、保護部材200と装置本体1Aのロックを別部品であっても良く、また、回転ではなく別の方式で行っても良い。
以上のように、カートリッジ本体100は保護部材200で保護された状態で装置本体1Aに位置決めし、その後、カートリッジ本体100を装置本体1Aに挿入する。このように行うことで画像形成部としての感光体ドラム11、帯電ローラ12、クリーニングブレード15を傷つけたりすることがなく、装置本体1Aに挿入することができる。
実施例の構成によれば、装置本体1Aに対するカートリッジ本体100の装着の完了前に、カートリッジロック部211が開き防止リブ105に引っ掛かってロックされる。そのことで、保護部材200の外形が変形してカートリッジ本体100から保護部材200が外れることが抑制される。すなわち、以下の通りである。
本来、ロックは保護部材200を装置本体1Aに挿入完了した時に外れるが、作業者の保護部材200の持ち方によっては、装置本体1Aに挿入前に保護部材200が変形し、ロックが外れる可能性があった。しかし、リブ203が保護部材200の変形により外れないようにする開き防止部を有する。このことで、保護部材200及びカートリッジ本体100の外形を大きくすることなく、保護部材200が変形しカートリッジ本体100と保護部材200のロックが外れることを防止する開き防止機能を持たせることができる。
また、カートリッジロック部211が凹部100X及び開き防止リブ105への引っ掛かりが解消されてロックが解除される。そうすると、カートリッジ本体100が装置本体1Aに挿入されている間に、回転によりロックが解除されたカートリッジロック部211が向きを変え略水平になりガイド104を通過していく。そのため、カートリッジ本体100の挿入の妨げにはならず、カートリッジ本体100の外形を大きくする必要がなく、カートリッジ本体100の小型化、省スペース化が実現される。
なお、図15のような構成も可能ではある。図15は、変形例1のカートリッジ500の斜視図である。図15のカートリッジ500の構成では、保護部材200の係合部200Jがカートリッジ本体100のガイド100Jと係合するように構成されている。この構成によっても、保護部材のU字型の開口が開くことが抑制される。しかしながら、この構成では、係合部200Jとガイド100Jが外部に突出するので(特にガイド100Jが凸部で形成されるので)、その分でカートリッジ500が大型化するので、前述の図5の方が構成としては良い。
図16は、変形例2に係るカートリッジの斜視図である。図16のカートリッジ600の構成でも、保護部材200の係合部200Jがカートリッジ本体100のガイド100Jと係合するように構成されている。この構成によっても、保護部材のU字型の開口が開くことが抑制される。
また、係合部200Jとガイド100Jが外部に突出しないので(特にガイド100Jが凹部で形成されるので)、カートリッジ本体100が大型化することもないので、図15の構成よりは構成としては良い。しかしながら、この構成では、保護部材200の係合部200Jにに係合されるカートリッジ100の被係合部100Kが必要となり、この被係合部100Kがあると、成形時に鋳型から抜く場合に被係合部100Kが引っかかって抜くのに不都合等の理由から、前述の図5の方が構成としては良い。
1 画像形成装置
1A 装置本体
10 画像形成部(画像形成手段)
11 感光体ドラム(画像形成手段)
12 帯電ローラ(画像形成手段)
15 クリーニングブレード(画像形成手段)
100 カートリッジ
100X 凹部(開き防止部)
104 ガイド(ガイド部)
105 開き防止リブ(被係合部)
200 保護部材
211 カートリッジロック部(係合部)

Claims (9)

  1. 画像形成装置の装置本体に着脱可能に設けられ、画像形成手段を備えたカートリッジ本体と、
    前記カートリッジ本体の前記装置本体への着脱方向と同方向に沿って前記カートリッジ本体に対して着脱可能に設けられるカバー部材であって、前記カートリッジ本体に対する着脱方向と直交する断面において一方が開放され、前記画像形成手段をカバーするカバー部材と、
    前記カバー部材に設けられるロック部材であって、前記カバー部材が前記カートリッジ本体に対して取り外される方向に移動することを規制する規制位置と、前記規制を解除する解除位置と、に移動するように前記カバー部材の外側の表面に沿って回動可能なロック部材と、
    前記ロック部材に設けられる係合部であって、前記カバー部材に設けられる挿通孔に挿通された状態で、前記ロック部材の回動に伴って前記カバー部材の内側において回動する係合部と、
    前記カートリッジ本体に設けられ、前記ロック部材が前記規制位置に位置する状態において前記係合部と係合し、前記ロック部材が前記解除位置に位置する状態において前記係合部との係合が解除される被係合部であって、前記ロック部材が前記規制位置に位置する状態において、前記係合部が前記カートリッジ本体から離れる方向へ移動することを規制するように前記係合部と係合する被係合部と、
    を有することを特徴とするカートリッジ。
  2. 前記カバー部材は、前記カートリッジ本体を保持するリブを有し、
    前記カートリッジ本体は、前記リブの通過をガイドするリブガイドを有することを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記カートリッジ本体に設けられ、前記係合部を前記着脱方向にガイド可能なガイド部を備えることを特徴とする請求項2に記載のカートリッジ。
  4. 前記ガイド部は、前記カートリッジ本体の前記カバー部材と対向する面に対して凹む凹部で形成されることを特徴とする請求項3に記載のカートリッジ。
  5. 前記カバー部材は、前記着脱方向と直交する断面から見た際に下側が開放されているコ字型のカバー部材であって、
    前記リブガイドは、前記ガイド部よりも前記カバー部材の開口側に配置されることを特徴とする請求項3または4に記載のカートリッジ。
  6. 前記ロック部材は、前記カートリッジが前記装置本体に装着される際に、前記規制位置から前記解除位置へ移動することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  7. 前記ロック部材は、前記装置本体に対して前記カバー部材をロックするカバーロック部を有し、
    前記カバーロック部は、前記カートリッジ本体が前記装置本体に対して所定位置まで挿入された場合に前記カバー部材を前記装置本体に対してロックし、
    前記カバーロック部は、前記カートリッジ本体が前記装置本体に対して前記所定位置よりもさらに装着方向下流側へ挿入された場合に前記装置本体に対する前記カバー部材のロックを解除することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  8. 前記画像形成手段は、感光体であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  9. 画像形成装置の装置本体と、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載のカートリッジと、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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