JP6551650B2 - インクジェット記録用水系インク組成物 - Google Patents
インクジェット記録用水系インク組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6551650B2 JP6551650B2 JP2015042201A JP2015042201A JP6551650B2 JP 6551650 B2 JP6551650 B2 JP 6551650B2 JP 2015042201 A JP2015042201 A JP 2015042201A JP 2015042201 A JP2015042201 A JP 2015042201A JP 6551650 B2 JP6551650 B2 JP 6551650B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dihydroxypropyl
- solvent
- water
- mass
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D17/00—Pigment pastes, e.g. for mixing in paints
- C09D17/001—Pigment pastes, e.g. for mixing in paints in aqueous medium
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/02—Printing inks
- C09D11/03—Printing inks characterised by features other than the chemical nature of the binder
- C09D11/033—Printing inks characterised by features other than the chemical nature of the binder characterised by the solvent
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/38—Inkjet printing inks characterised by non-macromolecular additives other than solvents, pigments or dyes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
Description
本発明に係る液体組成物の一態様は、
水−オクタノール分配係数が0.8以上3.0以下のグリセリンエステルである第1の溶剤と、
水−オクタノール分配係数が−1.0以上1.0以下の有機溶剤である第2の溶剤と、
水と、色材とを含み、
前記第1の溶剤の含有量が0.005質量%以上0.5質量%以下であり、
前記第2の溶剤の含有量が0.5質量%以上15質量%以下である。
適用例1の液体組成物において、
前記有機溶剤が、グリセリルモノ置換類および1,2−アルキルジオール類からなる群より選択される少なくとも1種であることができる。
適用例1または適用例2の液体組成物において、
前記グリセリンエステルが、ヘキサン酸2,3−ジヒドロキシプロピル、2−エチルヘキサン酸2,3−ジヒドロキシプロピル、5−ヒドロキシドデカン酸2,3−ジヒドロキシプロピル、ノナン酸2,3−ジヒドロキシプロピルおよびグリセリントリブチラートからなる群より選択される少なくとも1種であることができる。
適用例2または適用例3の液体組成物において、
前記グリセリルモノ置換類が、プロピオン酸2,3−ジヒドロキシプロピル、酪酸2,3−ジヒドロキシプロピル、メタクリル酸2,3−ジヒドロキシプロピルおよびヘキサン酸2,3−ジヒドロキシプロピルからなる群より選択される少なくとも1種であることができる。
適用例2ないし適用例4のいずれか一例の液体組成物において、
前記1,2−アルキルジオール類が、1,2−ブタンジオール、3,3−ジメチルブタン−1,2−ジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオールおよび1,2−ヘプタンジオールからなる群より選択される少なくとも1種であることができる。
適用例1ないし適用例5のいずれか一例の液体組成物において、
前記水の含有量が40質量%以上であることができる。
本発明に係る顔料分散液の一態様は、
適用例1ないし適用例6のいずれか一例の液体組成物を含む。
本発明に係るインクジェット記録用水系インク組成物の一態様は、
適用例1ないし適用例6のいずれか一例の液体組成物を含む。
本発明の一実施形態に係る液体組成物は、インクジェット記録用の顔料分散液および水系インク組成物(以下、「インク」ともいう。)の原料液として用いられるものであり、水−オクタノール分配係数が0.8以上3.0以下のグリセリンエステルである第1の溶剤と、水−オクタノール分配係数が−1.0以上1.0以下の有機溶剤である第2の溶剤と、水と、色材とを含み、第1の溶剤の含有量が0.005質量%以上0.5質量%以下であり、第2の溶剤の含有量が0.5質量%以上15質量%以下であることを特徴とする。以下、本実施の形態に係る液体組成物に含まれる各成分等について説明する。
本実施の形態に係る液体組成物は、第1の溶剤として、0.8以上3.0以下のグリセリンエステルを含有し、第1の溶剤の含有量が0.005質量%以上0.5質量%以下である。
きることから、特に、グリセリントリブチラートを用いることが好ましい。
本実施の形態に係る液体組成物は、第2の溶剤として、水−オクタノール分配係数が−1.0以上1.0以下の有機溶剤を含有し、第2の溶剤の含有量が0.5質量%以上15質量%以下である。
しては、特に限定されないが、例えば、1,2−ブタンジオール(logP:−0.34)、3,3−ジメチルブタン−1,2−ジオール(logP:−0.11)、1,2−ペンタンジオール(logP:0.01)、1,2−ヘキサンジオール(logP:0.70)、1,2−ヘプタンジオール(logP:1.0)等が挙げられる。これらの溶剤は、1種単独で用いてもよいし、2種以上混合して用いてもよいし、グリセリルモノ置換類と混合して用いてもよい。これらの中でも、少量で液体組成物の安定性を確保できることから、特に、1,2−ヘキサンジオール、を用いることが好ましい。
本実施の形態に係る液体組成物は、色材を含む。色材は、顔料および染料のいずれも用いることができる。
ベーシックイエロー 1、2、13、19、21、25、32、36、40、51、C.I.ベーシックレッド1、5、12、19、22、29、37、39、92、C.I.ベーシックブルー 1、3、9、11、16、17、24、28、41、45、54、65、66、C.I.ベーシックブラック 2、8等、分散染料としては、例えば、C.I.ディスパースレッド 60、82、86、86:1、167:1、279、C.I.ディスパースイエロー 64、71、86、114、153、233、245、C.I.ディスパースブルー27、60、73、77、77:1、87、257、367、C.I.ディスパースバイオレット 26、33、36、57、C.I.ディスパースオレンジ 30、41、61等、油溶染料としては、例えば、C.I.ソルベントイエロー 16、21、25、29、33、51、56、82、88、89、150、163、C.I.ソルベントレッド 7、8、18、24、27、49、109、122、125、127、130、132、135、218、225、230、C.I.ソルベントブルー 14、25、35、38、48、67、68、70、132、C.I.ソルベントブラック 3、5、7、27、28、29、34等が挙げられる。
本実施の形態に係る液体組成物は、水を含む。水としては、例えば、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、及び蒸留水等の純水、並びに超純水のような、イオン性不純物を極力除去したものが挙げられる。また、紫外線照射又は過酸化水素の添加等によって滅菌した水を用いると、液体組成物を長期保存する場合に細菌類や真菌類の発生を防止することができる。
本実施の形態に係る液体組成物は、保湿剤(湿潤剤)をさらに含むことができる。保湿剤としては、一般にインクジェット記録用インク組成物に用いられるものであれば、特に限定されず使用可能である。保湿剤の沸点は、好ましくは180℃以上であり、蒸発乾燥型インクに用いる液体組成物では沸点範囲180℃以上250℃以下であることがより好ましく、浸透乾燥型インクに用いる液体組成物では200℃以上であることがより好ましい。沸点が上記範囲内であることにより、インク組成物に良好な保水性及び湿潤性を付与することができる。
ル、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、トリプロピレングリコール、数平均分子量2000以下のポリエチレングリコール、1,3−プロピレングリコール、イソプロピレングリコール、イソブチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、メソエリスリトール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトールなどのポリオール類、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、ε−カプロラクタム、ヒドロキシエチルピロリドン、等のラクタム類、尿素、チオ尿素、エチレン尿素、1,3−ジメチルイミダゾリジノン類等の尿素誘導体、グルコース、マンノース、フルクトース、リボース、キシロース、アラビノース、ガラクトース、アルドン酸、グルシトール(ソルビット)、マルトース、セロビオース、ラクトース、スクロース、トレハロース、マルトトリオース等の単糖類、二糖類、オリゴ糖類及び多糖類及びこれらの糖類の誘導体、グリシン、トリメチルグリシンのベタイン類などが挙げられる。これらの中でも、特に、グリセリン、2−ピロリドンを用いることが好ましい。
本実施の形態に係る液体組成物は、表面張力調整剤をさらに含むことができる。表面張力調整剤は、水溶解時に表面張力を低下させてインクの印刷用基材、吐出流路や吐出ヘッドに対する濡れ性を調整するために用いられ、低表面張力性の水溶性溶剤および界面活性剤から選ばれる。
ノシロキサン等が挙げられる。シリコーン系界面活性剤の市販品としては、特に限定されないが、例えば、BYK−306、BYK−307、BYK−333、BYK−341、BYK−345、BYK−346、BYK−347、BYK−348、BYK−349(以上商品名、ビックケミー・ジャパン株式会社製)、KF−351A、KF−352A、KF−353、KF−354L、KF−355A、KF−615A、KF−945、KF−640、KF−642、KF−643、KF−6020、X−22−4515、KF−6011、KF−6012、(以上商品名、信越化学株式会社製)、シルフェイスSAG002、005、503A、008(以上商品名、日信化学工業株式会社製)等が挙げられる。
本実施の形態に係る液体組成物は、インクのpHを調整する目的で、pH調整剤をさらに含むことができる。pH調整剤としては、特に限定されないが、例えば、無機酸として、例えば、硫酸、塩酸、硝酸等、無機塩基として、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア等、有機塩基として、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリスヒドロキシメチルアミノメタン等、有機酸として、例えば、アジピン酸、クエン酸、コハク酸、乳酸等が挙げられる。
本実施の形態に係る液体組成物は、定着樹脂を含むことができる。定着樹脂は、主に色材が顔料の場合に添加し、記録媒体に対する顔料の定着性を向上するために用いる。
たは天然高分子樹脂等を用いることもできる。
本実施の形態に係る液体組成物は、その保存安定性及びヘッドからの吐出安定性を良好に維持したり、目詰まり改善のために、又は液体組成物の劣化を防止するために、溶解助剤、粘度調整剤、酸化防止剤、及び分散に影響を与える金属イオンを捕獲するためのキレート化剤などの、種々の添加剤を適宜添加することもできる。
本実施の形態に係る液体組成物は、上記各成分を混合することにより調製することができる。混合方法としては、特に限定されず、従来公知の方法を用いることができる。また、本実施の形態に係るインクジェット記録用の顔料分散液および水系インク組成物は、上述の液体組成物をそのまま使用してもよいし、該液体組成物に適宜水や溶媒、その他の添加剤を加えて混合することにより調製してもよい。
上述したように、本実施の形態に係る液体組成物は、そのまま、もしくは適宜水や溶媒、その他の添加剤を加えて混合することによりインクジェット記録用の顔料分散液および水系インク組成物として用いられる。また、本実施の形態に係るインクジェット記録用水系インク組成物は、種々の記録媒体に対して用いることが可能であり、インク吸収性の高い綿、絹、ポリエステル、ポリウレタン、ナイロン等の布地やインクジェット専用紙、中程度の吸収性の上質紙、コピー用紙だけでなく、低吸収性あるいは非吸収性の塗工紙やプラスチックフィルムにも用いることができる。
角の低下率、つまり、着弾後0.5ミリ秒における接触角と5秒における接触角との比較、を測定することによって記録媒体を特徴付けることができる。より具体的には、記録媒体の性質として、「非吸収性記録媒体」の非吸収性は上記の低下率が1%未満のことを指し、「低吸収性記録媒体」の低吸収性は上記の低下率が1%以上5%未満のことを指す。また、吸収性とは上記の低下率が5%以上のことを指す。なお、接触角はポータブル接触角計 PCA−1(協和界面科学株式会社製)等を用いて測定することができる。
以下、本発明を実施例および比較例によってさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
各種評価を行う前に、まず、液体組成物の一例としてインクジェット記録用水系インク組成物(以下、単に「インク組成物」という。)を調製した。下記の実施例及び比較例において使用したインク組成物用の主な材料は、下記表1に示す通りである。
ランフィルターで濾過することにより、各インク組成物を得た。なお、表1中、数値の単位は質量%であり、合計は100.0質量%である。
(1)第1の溶剤
・グリセリントリブチラート(logP:2.95)
・2−エチルヘキサン酸2,3−ジヒドロキシプロピル(logP:1.73)
・ヘキサン酸2,3−ジヒドロキシプロピル(logP:0.85)
(2)第2の溶剤
・プロピオン酸2,3−ジヒドロキシプロピル(logP:−0.75)
・ヘキサン酸2,3−ジヒドロキシプロピル(logP:0.85)
・1,2−ブタンジオール(logP:−0.34)
・1,2−ヘキサンジオール(logP:0.7)
(3)色材
カーボンブラックMA77(商品名:三菱化学株式会社製、ブラック顔料)
ダイレクトブルー199(バサシッドブルーNB748 商品名:BASF社製、シアン染料)
(4)保湿剤
グリセリン
2−ピロリドン
(5)表面張力調整剤
BYK−348(シリコーン系界面活性剤、ビックケミー・ジャパン社製)
オルフィンE1010(アセチレングリコール系界面活性剤、エアープロダクツ社製)(6)pH調整剤
トリイソプロパノールアミン
(7)樹脂
アクリル酸エステル−メタクリル酸樹脂(ジョンクリル682 商品名:BASF社製)
2.2.1.防腐試験
実施例および比較例で得られた各インク組成物中に、各供試菌(細菌類および真菌類)を約105CFU/gとなるように接種し、25℃で24時間放置した後の生菌数を測定し、以下の評価基準に基づいて評価した。
(供試菌種)
大腸菌(Escherichia coli)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、コウジカビ(Aspergillus oryzae)、アオカビ(Penicillium funiculosum)
(評価基準)
初期: 100,000CFU/g
A:100CFU/g未満
B:100CFU/g以上1,000CFU/g未満
C:1,000CFU/g以上10,000CFU/g未満
D:10,000CFU/g以上
実施例および比較例で得られた各インク組成物をサンプル瓶に入れ、−20℃で1週間放置し、放置後のインク組成物を濾過し、低温析出物を集めた。放置後のインク組成物の外観および低温析出物の個数により、インク組成物の低温安定性を評価した。評価基準は次の通りである。
(評価基準)
A:低温析出物が50個/1mL未満
B:低温析出物が50個/1mL以上200個/1mL未満
C:低温析出物が200個/1mL以上
D:インク組成物中に油滴などの分離あり
インクジェット方式のプリンターEM―930C(商品名、セイコーエプソン株式会社製)に実施例および比較例で得られた各インク組成物を充填し、40℃の恒温糟で1列全ノズルを吐出しながら20頁連続印刷して、印刷抜け、曲がりの見られたノズル本数を以下の基準に基づいて評価した。
(評価基準)
A:抜け、曲がりが0ノズル
B:抜け、曲がりが1−5ノズル
C:抜け、曲がりが6ノズル以上
さなかった。
Claims (5)
- 水−オクタノール分配係数が0.8以上3.0以下のグリセリンエステル(ただし、へキサン酸2,3−ジヒドロキシプロピルを除く)である第1の溶剤と、
水−オクタノール分配係数が−1.0以上1.0以下の有機溶剤である第2の溶剤と、
水と、色材とを含み、
前記第1の溶剤の含有量が0.005質量%以上0.5質量%以下であり、
前記第2の溶剤の含有量が0.5質量%以上15質量%以下であり、
前記有機溶剤が、グリセリルモノ置換類および1,2−アルキルジオール類からなる群より選択される少なくとも1種であり、
前記グリセリルモノ置換類が、プロピオン酸2,3−ジヒドロキシプロピル、酪酸2,3−ジヒドロキシプロピル、メタクリル酸2,3−ジヒドロキシプロピルおよびヘキサン酸2,3−ジヒドロキシプロピルからなる群より選択される少なくとも1種であり、
前記1,2−アルキルジオール類が、1,2−ブタンジオール、3,3−ジメチルブタン−1,2−ジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオールおよび1,2−ヘプタンジオールからなる群より選択される少なくとも1種である、インクジェット記録用水系インク組成物。 - 請求項1において、
前記グリセリンエステルが、2−エチルヘキサン酸2,3−ジヒドロキシプロピル、5−ヒドロキシドデカン酸2,3−ジヒドロキシプロピル、ノナン酸2,3−ジヒドロキシプロピルおよびグリセリントリブチラートからなる群より選択される少なくとも1種である、インクジェット記録用水系インク組成物。 - 水−オクタノール分配係数が0.8以上3.0以下のグリセリンエステルである第1の溶剤と、
水−オクタノール分配係数が−1.0以上1.0以下の有機溶剤である第2の溶剤と、
水と、色材とを含み、
前記第1の溶剤の含有量が0.005質量%以上0.5質量%以下であり、
前記第2の溶剤の含有量が0.5質量%以上15質量%以下であり、
前記有機溶剤が、グリセリルモノ置換類および1,2−アルキルジオール類からなる群より選択される少なくとも1種であり、
前記グリセリルモノ置換類が、プロピオン酸2,3−ジヒドロキシプロピル、酪酸2,3−ジヒドロキシプロピルおよびメタクリル酸2,3−ジヒドロキシプロピルからなる群より選択される少なくとも1種であり、
前記1,2−アルキルジオール類が、1,2−ブタンジオール、3,3−ジメチルブタン−1,2−ジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオールおよび1,2−ヘプタンジオールからなる群より選択される少なくとも1種である、インクジェット記録用水系インク組成物。 - 請求項3において、
前記グリセリンエステルが、ヘキサン酸2,3−ジヒドロキシプロピル、2−エチルヘキサン酸2,3−ジヒドロキシプロピル、5−ヒドロキシドデカン酸2,3−ジヒドロキシプロピル、ノナン酸2,3−ジヒドロキシプロピルおよびグリセリントリブチラートからなる群より選択される少なくとも1種である、インクジェット記録用水系インク組成物。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、
前記水の含有量が40質量%以上である、インクジェット記録用水系インク組成物。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015042201A JP6551650B2 (ja) | 2015-03-04 | 2015-03-04 | インクジェット記録用水系インク組成物 |
US15/058,534 US9708500B2 (en) | 2015-03-04 | 2016-03-02 | Liquid composition, pigment dispersion liquid, and aqueous ink composition for ink jet recording |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015042201A JP6551650B2 (ja) | 2015-03-04 | 2015-03-04 | インクジェット記録用水系インク組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016160391A JP2016160391A (ja) | 2016-09-05 |
JP6551650B2 true JP6551650B2 (ja) | 2019-07-31 |
Family
ID=56846312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015042201A Active JP6551650B2 (ja) | 2015-03-04 | 2015-03-04 | インクジェット記録用水系インク組成物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9708500B2 (ja) |
JP (1) | JP6551650B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6848581B2 (ja) * | 2017-03-24 | 2021-03-24 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録用水系インク組成物 |
JP2018162349A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録用水系インク組成物および色材液 |
JP6866720B2 (ja) * | 2017-03-24 | 2021-04-28 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録用水系インク組成物および色材液 |
JP2019031599A (ja) * | 2017-08-07 | 2019-02-28 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録用水系インク |
JP7344458B2 (ja) * | 2018-10-05 | 2023-09-14 | セイコーエプソン株式会社 | 水系インクジェットインク組成物及びインクジェット記録方法 |
JP7490963B2 (ja) | 2020-01-22 | 2024-05-28 | セイコーエプソン株式会社 | 水系インクジェットインク組成物及びインクジェット記録方法 |
WO2023112816A1 (ja) * | 2021-12-13 | 2023-06-22 | 日本化薬株式会社 | インク組成物及びインクジェット記録方法 |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61286307A (ja) * | 1985-06-13 | 1986-12-16 | Kanebo Ltd | 皮膚化粧料 |
JPS6383010A (ja) * | 1986-09-26 | 1988-04-13 | Kanebo Ltd | 多層型化粧料 |
JPH04164976A (ja) * | 1990-10-30 | 1992-06-10 | Pentel Kk | 水性インキ |
JP3855569B2 (ja) | 1998-12-04 | 2006-12-13 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | インクジェット用インク |
US6709095B2 (en) | 2001-09-20 | 2004-03-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Water base pigment ink for ink-jet recording and recording apparatus |
JP2003183558A (ja) | 2001-09-20 | 2003-07-03 | Brother Ind Ltd | インクジェット用水性顔料インク及び記録方法 |
JP4198932B2 (ja) * | 2002-04-22 | 2008-12-17 | 株式会社リコー | インクジェット熱記録用インク組成物 |
JP2006274024A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Seiko Epson Corp | 水性インク組成物及びそれを用いたインクジェット記録方法、並びに記録物 |
JP5198759B2 (ja) * | 2005-12-27 | 2013-05-15 | 花王株式会社 | インクジェット記録用水系インク |
JP2008285519A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Daiwa Kasei Kk | 可食性インクジェット用インク組成物 |
JP4944843B2 (ja) * | 2007-07-18 | 2012-06-06 | ローム アンド ハース カンパニー | 殺微生物組成物 |
JP2010047625A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Union Chemicar Co Ltd | 可食性インクジェットインク組成物 |
JP5094653B2 (ja) * | 2008-09-11 | 2012-12-12 | 紀州技研工業株式会社 | インクジェットインキ |
JP2010222417A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Seiko Epson Corp | 顔料分散液、該顔料分散液を含む水性インク組成物、並びに該水性インク組成物を用いたインクジェット記録方法及び記録物 |
WO2010137354A1 (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-02 | 大洋香料株式会社 | 防腐剤組成物 |
JP2011046624A (ja) | 2009-08-25 | 2011-03-10 | Clariant Finance (Bvi) Ltd | 工業用防腐・抗菌剤組成物 |
JP2012219202A (ja) | 2011-04-11 | 2012-11-12 | Seiko Epson Corp | インクジェット用非水系インク組成物 |
JP5776883B2 (ja) * | 2011-04-14 | 2015-09-09 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録用水性顔料インク |
-
2015
- 2015-03-04 JP JP2015042201A patent/JP6551650B2/ja active Active
-
2016
- 2016-03-02 US US15/058,534 patent/US9708500B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20160257835A1 (en) | 2016-09-08 |
US9708500B2 (en) | 2017-07-18 |
JP2016160391A (ja) | 2016-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6551650B2 (ja) | インクジェット記録用水系インク組成物 | |
JP2017014443A (ja) | 液体組成物、顔料分散液およびインクジェット記録用水系インク組成物 | |
US9688865B2 (en) | Liquid composition, pigment dispersion liquid, and aqueous ink composition for ink jet recording | |
CN108624138B (zh) | 喷墨记录用水性油墨组合物以及色料液 | |
EP3375829B1 (en) | Ink jet ink composition and recording method | |
JP6551651B2 (ja) | 液体組成物、顔料分散液およびインクジェット記録用水系インク組成物 | |
JP6331086B2 (ja) | インクジェットインク組成物 | |
CN108624142B (zh) | 喷墨记录用水性油墨组合物以及色料液 | |
JP2023007500A (ja) | 水性インク及びこれを含むインクセット | |
EP3378909B1 (en) | Water-based ink composition for ink jet recording and coloring material liquid | |
JP7375306B2 (ja) | 捺染用インクジェットインク組成物及び捺染方法 | |
JP6822175B2 (ja) | 選定方法 | |
JP2014198771A (ja) | インクジェット記録用水性インク、インクカートリッジ及びインクジェット記録装置 | |
WO2023276974A1 (ja) | オーバーコートインク及びこれを含むインクセット | |
WO2023276973A1 (ja) | オーバーコートインク及びこれを含むインクセット | |
JP2017186429A (ja) | インク組成物 | |
JP5928812B2 (ja) | インクジェット記録用水性インク、インクカートリッジ、インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 | |
JP5928814B2 (ja) | インクジェット記録用水性インク、インクカートリッジ、インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 | |
JP2018053107A (ja) | インクジェット捺染インク組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180925 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181024 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190605 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190618 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6551650 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |