JP6549452B2 - 水晶振動子 - Google Patents

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Description

本発明は、ATカット水晶片を用いた水晶振動子に関する。
ATカット水晶振動子の小型化が進むに従い、機械式加工による製造方法では、水晶振動子用の水晶片の製造が困難になっている。そのため、フォトリソグラフィ技術及びウエットエッチング技術を用いて製造されるATカット水晶片が開発されている。
このようなATカット水晶片は、例えばセラミックパッケージ等の容器内に導電性接着剤等により固定実装されて、水晶振動子を構成できる。また、この種の水晶振動子では、CI(クリスタルインピダンス)の仕様を満足するため、色々な工夫がされている。
例えば、特許文献1の例えば図10、図11に開示されているように、水晶片の端部に水晶片の厚みが薄くなるような傾斜部を設け、この傾斜部にて導電性接着剤により、水晶片を容器に固定する構造がある。この構造では、水晶片の励振部での振動エネルギーを励振部と傾斜部との間で縁切りできるので、振動子の特性低下の抑制が期待できる。
また、例えば特許文献2では、水晶片の両主面に設けた励振電極からマウント部に引き出される引出電極を、水晶片の側面となっている水晶のm面に引き回すことが記載されている。この構造では、引出電極が振動の伝搬方向に直に存在しないので、励振部のエネルギーが引出電極を介して漏れることを軽減できるため、CIの改善が図れるという。
特開2014−27505号公報 特開2014−11650号公報
しかしながら、上記の従来構造では引出配線の配線方向の好ましい条件や、水晶片の側面の好ましい形状について記載されていない。この出願に係る発明者の研究によれば、上記条件や形状に着目することで、振動子の特性を改善できることが判明した。
この出願はこのような点に鑑みなされたものであり、この出願の目的は、ATカット水晶振動子においてCIを従来に比べ改善できる構造を提供することにある。
この目的の達成を図るため、この発明によれば、平面形状が略矩形のATカット水晶片と、この水晶片の主面(水晶の結晶軸で表わされるX−Z′面)の表裏に設けた励振電極と、この励振電極から前述の水晶片の側面を経由してこの水晶片の1つの辺側に引き回した引出電極と、を具えた水晶振動子において、前述の引出電極の、前述の主面から前述の側面への引出角度を、水晶の結晶軸のX軸に対する角度θと定義したとき、このθを59度≦θ≦87度とすることを特徴とする。より好ましくは、このθを62度≦θ≦75度とするのが良い。さらに好ましくは、このθを64度≦θ≦74度とするのが良い。引出角度θを上記の所定値にすると、そうしない場合に比べて、引出電極の引出角度に依存する振動エネルギーの漏れ量を低減できるため、CIの改善が図れるからである。その詳細は後述の「4.実験結果の説明」の項にて説明する。
また、この発明を実施するに当たり、前記側面は、水晶の結晶軸のZ′軸に沿って前記水晶片の端に向かって水晶片の厚みが薄くなるよう傾斜している傾斜部であって、第1〜第3の3つの面を有し、この第1の面が、前述の水晶片の、水晶の結晶軸で表わされるX−Z′面(主面)を、水晶のX軸を回転軸として4±3.5°回転させた面に相当する面となっている傾斜部とするのが良く、かつ、前述の引出電極を前述の第1の面を経由して引き出してあるのが良い。
このような傾斜部とすると、そうしない場合に比べて、水晶片のZ′軸と交差する側面の形状に依存する振動エネルギーの漏れ量を低減できるため、CI改善が図れる。
なお、この好適例において、典型的には、第1〜第3の面はこの順で交わっており、前述の第2の面は、前述の主面を水晶のX軸を回転軸として−57±5°回転させた面に相当する面であり、前述の第3の面は、前述の主面を水晶のX軸を回転軸として−42±5°回転させた面に相当する面であるのが良い。
この発明の水晶振動子によれば、引出電極の引出角度を適正化したので、従来に比べCIを改善できる。また、好適例によれば、水晶片の側面形状を適正化したので、側面形状においても従来に比べCIを改善できるので、引出電極の引出角度と相俟って、従来に比べCIを改善できる。
(A)〜(E)は、実施形態の水晶振動子に具わるATカット水晶片10の説明図である。 (A)、(B)は、水晶片10の特に第3傾斜部、第4傾斜部の説明図である。 (A)〜(E)は、実施形態の水晶振動子の励振電極、引出電極の説明図である。 (A)〜(C)は、水晶振動子の構造を説明する図である。 (A)、(B)、(C)は、水晶片10の製法例の説明図である。 (A)、(B)、(C)は、水晶片10の製法例の図5に続く説明図である。 (A)、(B)、(C)は、水晶片10の製法例の図6に続く説明図である。 (A)、(B)は、水晶片10の製法例の図7に続く説明図である。 水晶片10の製法例の図8に続く説明図である。 (A)〜(C)は、水晶片10の製法例の特にエッチング状態を説明する図である。 (A)、(B)は、水晶片10の第1〜第3の面の説明図である。 (A)、(B)は、実施形態の水晶振動子の引出配線の引出角度の効果を説明する図である。
以下、図面を参照してこの発明の水晶振動子の実施形態について説明する。なお、説明に用いる各図はこの発明を理解できる程度に概略的に示してあるにすぎない。また、説明に用いる各図において、同様な構成成分については同一の番号を付して示し、その説明を省略する場合もある。また、以下の説明中で述べる形状、寸法、材質等はこの発明の範囲内の好適例に過ぎない。従って、本発明は以下の実施形態のみに限定されるものではない。
1. ATカット水晶片の構造について
先ず、図1、図2を主に参照して、この発明の水晶振動子に具わるATカット水晶片10について説明する。図1(A)〜(E)は、この水晶片10の説明図で、特に、図1(A)は水晶片10の平面図、図1(B)〜(E)は、各々図1(A)中のP−P線、Q−Q線、R−R線、S−S線に沿った水晶片10の断面図である。また、図2(A)、(B)は図1(D)に示した部分をより詳細に示した図である。特に、図2(B)は図2(A)中のN部分(すなわち第3傾斜部)を拡大して示した図である。
ここで、図1(A)、(D)中に示した座標軸X,Y′、Z′は、それぞれATカット水晶片10での水晶の結晶軸を示す。なお、ATカット水晶片自体の詳細は、例えば、文献:「水晶デバイスの解説と応用」。日本水晶デバイス工業会2002年3月第4版第7頁等に記載されているので、ここではその説明を省略する。
この実施形態の水晶片10は、平面形状が略矩形のATカット水晶片であって、その一つの辺である第1の辺10a側で固定部材(図4中の32参照)により、容器(図4中の30参照)に固定されるものである。そして、この水晶片10は、第1の辺10aの近傍からこの第1の辺10aに向かって、水晶片10の厚さが薄くなるよう傾斜している第1傾斜部12と、第1の辺10aの両端部各々に設けられ、第1傾斜部12と一体形成されていて、第1傾斜部10aより緩い傾斜を有した第2傾斜部14と、この第2傾斜部14と一体形成されていて、第1の辺から水晶片10の外側に向かって各々張り出していて、固定部材による固定に使用される第1被固定部22a及び第2被固定部22bと、を具えている。
また、この実施形態の水晶片10は、第1の辺10aが水晶のZ′軸に平行であり、第1の辺10aと交差する第2の辺10b及び第3の辺10cが水晶のX軸に平行であり、かつ、X軸方向に長尺な、略矩形状の水晶片である。
従って、この実施形態の第1及び第2被固定部22a、22b各々は、水晶のX軸に平行な方向に張り出している。然も、この実施形態の第1及び第2被固定部22a、22b各々は、水晶のX軸に平行な方向に凸状に張り出した突部22xを2つ有した凸状形状となっている。また、第1傾斜部12に比べ第2傾斜部14は傾斜が緩いので、第2傾斜部14の水晶のY′軸方向に平行な方向の厚みt2(図1(C))は、第1傾斜部の同厚みt1(図1(B))より厚くなっている。この第2傾斜部14は、第1及び第2被固定部22a、22bに連なる部分なので、第2傾斜部14の厚みが厚いことは、水晶片10を容器に固定した後の、水晶振動子の耐衝撃性の向上に寄与する。
なお、この実施形態では、水晶片10の+X側の端部にて水晶片10を容器に固定しているが、水晶片10の−X側で固定しても良い。ただし、第1傾斜部12の方が第5傾斜部20よりX方向の寸法が長くなるので、第1及び第2被固定部を水晶片10の+X側の端部に設けた方が、励振電極26と被固定部22a,22bとの間を広く取り易いため、CI改善に好ましい。また、本発明の特徴は、後述する引出電極28の引出角度θや水晶片10の側面形状にあるので、被固定部22a,22bは必須でなくこれを設けずに、第1傾斜部12にて水晶片10が容器に固定されていても良い。
また、この実施形態の第1傾斜部12、第2傾斜部14各々は、水晶のX軸方向に沿って2段に傾斜する構造としてある(図1(B)、(C)参照)。ただし、傾斜部の段数はこれに限られず、水晶片10の主面10dに対し傾斜して接続している傾斜部を構成していれば良い。なお、水晶片10の主面とは、水晶片10の第1〜第5傾斜部12〜20を除いた領域であって、水晶のX−Z′平面に当たる領域である。
また、この実施形態の水晶片10は、前記第1の辺10aに交差する二つの辺である第2の辺10b及び第3の辺10c各々の近傍からこれらの辺10b、10cに向かって、水晶片10の厚さが薄くなるよう傾斜している第3傾斜部16及び第4傾斜部18を具えている。
これら第3傾斜部16及び第4傾斜部18各々は、この実施形態の場合、第1〜第3の3つの面24a、24b、24cを有したものとなっている(図1(D))。そして、第1の面24aは、この水晶片10の主面11dと交わっている面であり、然も、主面10dを水晶のX軸を回転軸としてθ1(図2(B)参照)回転させた面に相当する面である。さらにこの実施形態の場合、第1の面24a、第2の面24bおよび第3の面24cがこの順で交わっている。しかも、第2の面24bは、主面10dを水晶のX軸を回転軸としてθ2(図2(B)参照)回転させた面に相当する面であり、第3の面24cは、主面10dを水晶のX軸を回転軸としてθ3(図2(B)参照)回転させた面に相当する面である。これらの角度θ1、θ2、θ3は、詳細は後述の「4.実験結果の説明」の項で説明するが、下記が好ましいことが分かっている。θ1=4°±3.5°、θ2=−57°±5°、θ3=−42°±5°、より好ましくは、θ1=4°±3°、θ2=−57°±3°、θ3=−42°±3°である。
また、この実施の形態の水晶片10では、水晶のZ′軸に交差する2つの側面(Z′面)各々が(すなわち第3傾斜部16と第4傾斜部18とが)、水晶片10の中心点O(図2(A)参照)を中心に、点対称の関係になっている。なお、ここでいう点対称とは、若干の形状差があったとしても実質的に同一とみなせる点対称の状態も含む。このように点対称であると、そうでない場合に比べ振動子の特性が良好になるので、好ましい。
また、この実施の形態の水晶片10は、第1の辺と対向する辺の側に第5傾斜部20を有している。この第5傾斜部20は、当該辺に向かうに従い水晶片の厚みが薄くなる傾斜部となっている(図1(B),(C)参照)。
2. 電極及び水晶振動子の構成
次に、主に、図3、図4を参照して、励振電極26及び引出電極28の構成と、水晶振動子の全体構成について説明する。ここで、図3(A)〜(E)は、図1に示した水晶片10に励振電極26、引出電極28を設けた状態を示した図である。特に、図3(A)は、これら電極を設けた水晶片10の平面図、図3(B)〜(E)は、各々図3(A)中P−P線、Q−Q線、R−R線、S−S線に沿った水晶片10の断面図である。また、図4(A)〜(C)は、電極26,28を設けた水晶片10を容器30に実装した状態を示した図である。特に、図4(A)は、その平面図、図4(B)、(C)は、各々図4(A)中のP−P線、Q−Q線に沿った断面図である。
この実施形態では、励振電極26を水晶片10の主面10dの表裏にそれぞれ設けてある。また、引出電極28は、励振電極26から第3傾斜部16及び第4傾斜部18の対応する傾斜部を経由して第1及び第2被固定部22の対応する被固定部22a、22bに至るように設けてある。然も、引出電極28は、第3傾斜部16及び第4傾斜部18の対応する傾斜部の第1の面24aを経由して引き出してある。具体的には、図3(A)の主面10dの表面側の励振電極26は、第3傾斜部16の第1の面24aを経由して被固定部22aに至っている。また、図3(A)の主面10dの裏面側の励振電極26は、第4傾斜部18の第1の面24aを経由して被固定部22bに至っている。従って、この引出構造によれば、引出電極28が被固定部22a、22bに第1傾斜部12、第2傾斜部14上を直接経由して至ることを、防止できる。
ここで、引出電極28の、主面10dから第3又は第4傾斜部16,18への引出角度を、水晶の結晶軸のX軸に対する角度θと定義したとき(図3(A)参照)、この引出角度θは、59度≦θ≦87度、より好ましくは62度≦θ≦75度、さらに好ましくは64度≦θ≦74度とするのが良いことが、発明者の実験から分かっている。こうすると、水晶振動子のCI(クリスタルインピダンス)の改善が図れるからである。その詳細は後述の「4.実験結果の説明」の項にて説明する。
励振電極26および引出電極28を設けた水晶片10を、図4に示したように、容器としての例えばセラミックパッケージ30の凹部30a内に実装し、周波数調整等を実施し、図示しない蓋部材で封止することにより、水晶振動子を構成することができる。具体的には、水晶片10の被固定部22a、22b並びに第1傾斜部12及び第2傾斜部の一部と、容器30の固定パッド30bとを、固定部材(例えば導電性接着剤)32により固定する。そして、周波数調整や封止をすることにより水晶振動子を構成できる。
3.ATカット水晶片10の製法例
次に、図5〜図11を参照して、実施形態の水晶振動子に具わるATカット水晶片10の製法例について説明する。この水晶片10は、フォトリソグラフィ技術およびウエットエッチング技術により水晶ウエハから多数製造できる。そのため、製法例の説明で用いる図の一部の図では、水晶ウエハ10wの平面図と、その一部分Mを拡大した平面図を示してある。さらに、製法例の説明で用いる図の一部の図では断面図も併用している。図5〜図11において断面図を用いたいずれの図も、(A)図中のP−P線の断面図を(B)図に示し、(A)図中のQ−Q線の断面図を(C)図に示してある。
この製法例では、先ず、水晶ウエハ10wを用意する(図5)。ATカット水晶片10の発振周波数は、周知の通り、水晶片10の主面(X−Z′面)部分の厚みでほぼ決まるが、水晶ウエハ10wは、最終的な水晶片10の厚さt(図7(B)参照)より厚い、厚みTのウエハとする(図5(B)参照)。
次に、この水晶ウエハ10wの表裏両面に、水晶片の外形を形成するための耐エッチング性マスク40を周知のフォトリソグラフィ技術により形成する。この実施形態の場合の耐エッチング性マスク40は、水晶片の外形に対応する部分、各水晶片を保持するフレーム部分、および、水晶片とフレーム部分とを連結する連結部(図2(A)中に10xで示した部分)で構成したものとしてある。また、耐エッチング性マスク40は、水晶ウエハの表裏で対向するように形成してある。
耐エッチング性マスク40の形成が済んだ水晶ウエハ10wを、フッ酸を主とするエッチング液中に所定の時間浸漬する。この処理により、水晶ウエハ10wの耐エッチング性マスク40で覆われていない部分が溶解されて、水晶片10の大まかな外形が得られる。
次に、水晶ウエハ10wから耐エッチングマスク40を除去する。この際、この製法例では、耐エッチング性マスク40の水晶片10に相当する部分及び連結部10xのみを除去し、フレーム部に相当する部分は残している(図6)。
次に、この水晶ウエハ10wを、フッ酸を主とするエッチング液中に、再度、所定の時間浸漬する。ここで、所定の時間とは、水晶片10の形成予定領域の厚みt(図7(B))がこの水晶片10に要求される発振周波数の仕様を満たすことができ、かつ、この水晶片10のZ′側面が本発明でいう第1〜第3の面24a〜24cで構成できる時間である。これら時間は事前の実験によって決めることができる。発明者の実験によれば、水晶片10のZ′面は、エッチングが進むにしたがい、形状が変化することが分かった。図10はその説明図であり、水晶ウエハ10wの一部分であって、水晶片の第3傾斜部に相当する部分のエッチング量に応じた形状変化を示した断面図である。エッチチングが進むに従い、図10(A)に示すように突起10zが残る状態、図10(B)に示すように第1〜第41の4つの面10g〜10jで構成される状態(第4面発生状態)、そして、図10(C)に示すように本発明でいう第1〜第3の3つの面24a、24b、24cで構成される状態(本発明状態)に、順に変化することが分かった。しかも、この発明でいう第1〜第3の3つの面で構成される側面を得るためには、所定エッチング液およびエッチング温度等の場合では、水晶ウエハ10wの初期厚みTに対し、55%〜25%の範囲の厚みまでエッチングする必要があることが分かった。従って、発振周波数の仕様および第1〜第3の3つの面が得られるように、初期厚みTや上記のエッチング時間等を決める。
次に、上記のエッチングが終了した水晶ウエハから、耐エッチングマスクを除去して、水晶面を露出する(図示せず)。その後、この水晶ウエハ全面に、周知の成膜方法により、水晶振動子の励振電極および引出電極形成用の金属膜(図示せず)を形成する。次に、この金属膜を、周知のフォトリソグラフィ技術およびメタルエッチング技術により、電極形状にパターニングして、励振電極26および引出電極28を形成する(図8)。これにより、水晶片10、励振電極26および引出電極28を具える水晶振動子を得ることができる。
図8に示した状態では、水晶片10は、水晶ウエハ10wに連結部10xを介して結合している状態である。そこで、先ず、連結部10xに適当な外力F(図9)を加えて、水晶片10を連結部10xの例えば中央部で水晶ウエハ10wから分離し、個片化する(図9)。この発明では、連結部10xはその中央に開口部を持っているため、この個片化処理後に連結部10xの水晶片10側に残存する部分を第1、第2被固定部22a、22bとして積極的に用いる。また、連結部10xの設計を工夫することにより、第2傾斜部を得ることができる。
このように形成した水晶片を図4に示したように容器30に実装することで、実施形態の水晶振動子を得ることができる。
4. 実験結果の説明
4−1.第1〜第3の面について
図11(A)、(B)を参照して第1〜第3の面24a、24b、24cについて説明する。
図11(A)は、水晶片のZ′面の形状の違い、すなわち第3傾斜部、第4傾斜部の形状の違いにより、その水晶片を用いて構成した水晶振動子のCI(クリスタルインピダンス)がどう相違するかを説明する図である。横軸に実験に用いた水晶片の試料番号と、各試料のZ′面の形状の特徴(図10(A)〜(C)に対応する特徴)を示し、縦軸にCI(相対値)をとって示してある。なお、実験試料の発振周波数は38MHz付近である。
図11(A)から分かるように、水晶片のZ′面に突起が残る試料、水晶片のZ′面が第1〜第4の4つの面で構成された試料、水晶片のZ′面が第1〜第3の3つの面で構成された本発明に係る試料の中では、本発明に係る試料のインピダンスが小さくなることが分かる。従って、図1に示した第3傾斜部16、第4傾斜部18は、第1〜第3の面24a〜24cで構成された傾斜部とするのが良いことが分かる。
また、図11(B)は、この発明に係る第1〜第3の面24a、24b、24cの説明図である。具体的には、この出願に係る発明者等の実験結果であって、水晶の種々の結晶面のフッ酸系エッチャントに対するエッチング速度の違いを示した図である。より詳細には、横軸にATカットの主面を基準にしこの面を水晶のX軸を回転軸として回転させた角度を取り、縦軸に上記のようにATカット板を回転させて得られる各水晶面のエッチング速度をとって示したものである。なお、各面のエッチング速度は、ATカット面のエッチング速度を基準にした相対値で示してある。
この図11(B)から理解できるように、水晶では、ATカットの主面をθ1回転させた面に相当する面、ATカットの主面をθ2回転させた面に相当する面、ATカットの主面をθ3回転させた面に相当する面各々でのエッチング速度が、極大となることが分かる。そして、θ1は4°付近、θ2は−57°付近、θ3は−42°付近であり、然も、発明者の実験によれば、図11(A)を用いて説明したインピダンスが良好になる領域は、θ1=4°±3.5°、θ2=−57°±5°、θ3=−42°±5°、より好ましくは、θ1=4°±3°、θ2=−57°±3°、θ3=−42°±3°であることが分かった。これらθ1〜θ3で規定される各々の面は、この発明に係る第1〜第3の面に相当する。
4−2.引出電極について
次に、引出電極の引出方法に関する実験結果について説明する。ここでは、図3に示した励振電極26の水晶軸のX方向に沿う寸法と、引出電極28の長さに着目し、水準A:励振電極26のX寸法が長く、かつ、引出配線28の長さが短い水準、水準B:水準Aに対し、励振電極26のX寸法が短く、かつ、引出配線28の長さが長い水準、という2つの水準の試料群を用い、引出電極の引出角度θを変化させたときのCI(クリスタルインピダンス)の違いを調べた。
図12(A)は、水準Aの試料群での引出角度θと水晶振動子のCIとの関係を示した図、図12(B)は、水準Bの試料群での引出角度θと水晶振動子のCIとの関係を示した図である。いずれの図も、横軸に引出角度θをとり、縦軸にCI(相対値)をとって示してある。
水準A、水準Bいずれの場合も、引出角度θを0度、45度、65度、90度とした4条件の試料でCIを調べた。そして、水準A、水準Bいずれの場合も、引出角度0度の場合、すなわち、引出配線が第3傾斜部、第4傾斜部を経由しない場合に比べ、引出角度θを45〜90度の範囲の所定の値で第3傾斜部、第4傾斜部を経由した方が、CIが小さくなることが分かった。具体的には、水準Aの場合は、引出角度θが69度において他の角度に比べCIがより小さくなり(図12(A))、水準Bの場合は、引出角度θが74度において他の角度に比べCIがより小さくなることが分かった(図12(B))。
また、図12(A)、図12(B)に示した特性図の近似式を、当該特性図を作成した元データを用いて最少二乗法により求め、この近似式から、上記の好ましい角度69度、74度のCI値に対し、CIが2%悪くなる引出角度の範囲を検討したところ、水準Aの場合は62度≦θ≦75度、水準Bの場合は59度≦θ≦87度となることが分かった。さらに、これら好ましい角度69度、74度のCI値に対し、CIが1%悪くなる引出角度の範囲を検討したところ、水準Aの場合は64度≦θ≦74度、水準Bの場合は63度≦θ≦83度となることが分かった。これら2%とか、1%とかのCI悪化量は、所定の第1の面、第2の面及び第3の面を有した所定の側面を有する水晶振動子設計の際のCI値の閾値の目安と考えることができるので、引出角度θを上記各範囲とするのが好ましい。
従って、上記の検討結果を総合して考察すると、CIを改善するためには、引出配線28の引出角度θは、59度≦θ≦87度とするのが良く、より好ましくは62度≦θ≦75度とするのが良く、さらに好ましくは64度≦θ≦74度とするのが良いことが分かる。
5. 他の実施形態
上述の例では、図3に示したように、引出電極28は、励振電極26から引出角度θをもって第3傾斜部16のみ又は第4傾斜部18のみを経由した後に第2傾斜部14や第1傾斜部12に至る構造を説明した。しかし、引出配線28は第3傾斜部18を経由するその一部分が第1傾斜部12上にも形成された状態で引き回された状態となる場合があっても良い。この一部分とは、例えば。励振電極26のZ′方向の幅の10%以下程度である。この程度までなら、引出配線28が第1傾斜部12側にはみ出して第3傾斜部16を経由したとしても、励振電極26側の振動エネルギーが第1傾斜部12を経由して被固定部22a側に漏れる影響は少なく、CIの悪化は実質的に無い。
10:実施形態のATカット水晶片
10a:第1の辺
10b:第2の辺
10c:第3の辺
10d:主面
12:第1傾斜部
14:第2傾斜部
16:第3傾斜部
18:第4傾斜部
20:第5傾斜部
22a:第1被固定部
22b:第2被固定部
22x:凸部
24a:第1の面
24b:第2の面
24c:第3の面
26:励振電極
28:引出電極
30:容器(セラミックパッケージ)
30a:凹部
30b:接続パッド
30c:実装端子
32:固定部材(導電性接着剤)
10w:水晶ウエハ
10x:連結部
θ1〜θ3:第1〜第3の面のAT主面に対する角度
40:耐エッチング性マスク

Claims (3)

  1. 平面形状が略矩形のATカット水晶片と、該水晶片の主面の表裏に設けた励振電極と、該励振電極から前記水晶片の側面を経由して該水晶片の1つの辺側に引き回した引出電極と、を具えた水晶振動子において、
    前記側面は、水晶の結晶軸のZ′軸に沿って前記水晶片の端に向かって水晶片の厚みが薄くなるよう傾斜していて、第1〜第3の3つの面を有し、前記第1の面、前記第2の面および前記第3の面はこの順で交わっており、かつ、
    前記第1の面が、前記水晶片の、水晶の結晶軸で表わされるX−Z′面(主面)を、水晶のX軸を回転軸として4±3.5°回転させた面に相当する面であり、
    前記第2の面は、前記主面を水晶のX軸を回転軸として−57±5°回転させた面に相当する面であり、
    前記第3の面は、前記主面を水晶のX軸を回転軸として−42±5°回転させた面に相当する面であり、
    前記引出電極の、前記主面から前記側面への引出角度を、水晶の結晶軸のX軸に平行な線分であって前記1つの辺側に向かう線分に対する角度θと定義したとき、該θが59度≦θ≦87度であること
    を特徴とする水晶振動子。
  2. 前記θが62度≦θ≦75度であることを特徴とする請求項1に記載の水晶振動子。
  3. 前記θが64度≦θ≦74度であることを特徴とする請求項1に記載の水晶振動子。
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