JP6545998B2 - オーディオ回路、それを用いた車載用オーディオ装置、オーディオコンポーネント装置、電子機器 - Google Patents

オーディオ回路、それを用いた車載用オーディオ装置、オーディオコンポーネント装置、電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、オーディオ回路に関する。
CDプレイヤ、オーディオアンプ、カーステレオあるいは携帯型ラジオや携帯型のオーディオプレイヤをはじめとするオーディオ信号を再生する機能を備えた電子機器は、オーディオ信号に、さまざまな信号処理を施すサウンドプロセッサを備える。図1は、一般的なオーディオシステムの構成を示すブロック図である。
オーディオシステム100は、音源102、アナログアンプ104、A/Dコンバータ106、DSP108、D/Aコンバータ210、ボリューム回路220、パワーアンプ110、電気音響変換素子112を備える。
音源102は、CDプレイヤ、シリコンオーディオプレイヤ、携帯電話端末などであり、アナログオーディオ信号を出力する。アナログアンプ104は、音源102からのアナログオーディオ信号を増幅し、後段のA/Dコンバータ106の入力レンジにマッチさせる。DSP108は、A/Dコンバータ106からのデジタルオーディオ信号を受け、所定のデジタル信号処理を施す。DSP108による信号処理としては、イコライジング、バスブースト、トレブルブースト、ステレオ−モノラル変換、デジタルボリューム制御などが例示される。
D/Aコンバータ210は、DSP108による処理を受けたデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換する。ボリューム回路220はD/Aコンバータ210の出力信号をボリューム値に応じた利得で増幅する。パワーアンプ110は、ボリューム回路220の出力を増幅し、電気音響変換素子112であるスピーカやヘッドホンを駆動する。
このオーディオシステム100では、D/Aコンバータ210の後段に、ボリューム回路220を挿入することで、ボリューム減衰時のノイズ特性を改善することができる。
図2(a)、(b)は、D/Aコンバータ210とボリューム回路220を備える機能IC(Integrated Circuit)の回路図である。D/Aコンバータ210は非ゼロのオフセット誤差を有するため、ボリューム切りかえ時のDCショック音の対策が必要となる。図2(a)の構成では、D/Aコンバータ210とボリューム回路220の間に、DCブロックキャパシタを挿入することで、DCノイズ成分を除去することができるが、DCレベルに近い低域周波数成分は除去することができない。
図2(b)の構成では、ボリューム回路220にソフトスイッチ回路120が設けられる。ソフトスイッチ回路120は、ある時定数にわたり、ボリューム(減衰量)を緩やかに変化させる。図2(b)の構成では、DCノイズを除去するためには、ボリュームの切りかえに要する時間が長くなるという問題がある。
特開2008−278117号公報
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、DCショック音を抑制したオーディオ回路の提供にある。
本発明のある態様は、オーディオ回路に関する。オーディオ回路は、デジタルオーディオデータをアナログの差動オーディオ信号に変換する差動D/Aコンバータと、差動オーディオ信号をシングルエンドオーディオ信号に変換する差動/シングルエンド変換回路と、シングルエンドオーディオ信号を受け、ボリューム値に応じた利得で増幅するボリューム回路と、差動/シングルエンド変換回路およびボリューム回路に共通に使用される基準電圧を生成する基準電圧源と、差動/シングルエンド変換回路の出力電圧と基準電圧の差分がゼロに近づくように、差動D/Aコンバータに作用して差動オーディオ信号の少なくとも一方をシフトさせるキャリブレーション回路と、を備える。
差動D/Aコンバータや差動/シングルエンド変換回路にオフセット電圧が存在しない場合、デジタルオーディオデータがゼロであるときの差動/シングルエンド変換回路の出力電圧と、基準電圧は一致する。一方、差動D/Aコンバータや差動/シングルエンド変換回路にオフセット電圧が存在すると、差動/シングルエンド変換回路の出力電圧が基準電圧から逸脱する。この特性に着目し、そこでキャリブレーション回路によって基準電圧と差動シングルエンド変換回路の出力を監視し、それらを一致させるキャリブレーションを行うことで、オフセット電圧の影響をキャンセルできる。そしてオフセット電圧がキャンセルされることにより、起動時やボリューム切りかえ時のDCショック音を低減できる。
キャリブレーション回路は、差動/シングルエンド変換回路の出力電圧と基準電圧を比較し、比較結果を示す第1比較信号を生成する第1電圧コンパレータと、差動D/Aコンバータに作用して差動オーディオ信号の少なくとも一方をシフトさせるオフセット調節器と、第1比較信号を監視しながら、オフセット調節器により与えるオフセット量を変化させるロジック回路と、を含んでもよい。
キャリブレーション回路は、オーディオ回路の起動後、所定時間の経過後に動作してもよい。
これにより、回路の内部電圧が通常動作時と同じレベルとなった後に、キャリブレーションが可能となる。
基準電圧源は、電源電圧ラインと接地ラインの間に直列に設けられた第1抵抗および第2抵抗と、第1抵抗と第2抵抗の接続ノードに接続されたキャパシタと、接続ノードの電圧を受け、基準電圧を出力するボルテージフォロアと、を含んでもよい。
キャリブレーション回路は、所定のしきい値電圧を生成するしきい値電圧源と、基準電圧をしきい値電圧と比較し、基準電圧がしきい値電圧を超えると、第2比較信号をアサートする第2電圧コンパレータと、をさらに含んでもよい。ロジック回路は、第2比較信号がアサートされると、キャリブレーション動作を開始してもよい。
これにより、基準電圧が通常動作時と同じレベルとなった後に、キャリブレーションが可能となる。
第1電圧コンパレータと第2電圧コンパレータは共用されてもよい。これにより回路面積を削減できる。
差動D/Aコンバータは、電流セグメント型であってもよい。オフセット調節器は、差動D/Aコンバータの電流セグメント群と出力が共通に接続された補正用電流セグメント群を含んでもよい。ロジック回路は、補正用電流セグメント群に含まれる複数の電流源それぞれのオン、オフを制御してもよい。
これにより、差動D/Aコンバータの出力をオフセットさせることができる。
差動D/Aコンバータは、スイッチドキャパシタフィルタ型であってもよい。
オーディオ回路は、ひとつの半導体基板上に一体集積化されてもよい。
「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。
本発明の別の態様は、車載用オーディオ装置に関する。車載用オーディオ装置は、上述のいずれかのオーディオ回路を備える。
本発明の別の態様は、オーディオコンポーネント装置に関する。オーディオコンポーネント装置は、上述のいずれかのオーディオ回路を備える。
本発明の別の態様は、電子機器に関する。電子機器は、上述のいずれかのオーディオ回路を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係るオーディオ回路によれば、DCショック音を低減できる。
一般的なオーディオシステムの構成を示すブロック図である。 図2(a)、(b)は、D/Aコンバータとボリューム回路を備える機能ICの回路図である。 実施の形態に係るオーディオ回路の回路図である。 D/Aコンバータ、キャリブレーション回路の具体的な構成例を示す回路図である。 オーディオ回路の電源投入後の動作波形図である。 オーディオ回路のキャリブレーション動作の波形図である。 第1変形例に係るボリューム回路の回路図である。 オーディオ回路を用いた車載用オーディオ装置の構成を示すブロック図である。 図9(a)〜(c)は、電子機器あるいはオーディオコンポーネント装置の外観図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図3は、実施の形態に係るオーディオ回路200の回路図である。オーディオ回路200は、図1のオーディオシステム100の一部を含み、ひとつの半導体基板に集積化された機能IC(Integrated Circuit)である。具体的にはオーディオシステム100は、図1のD/Aコンバータ210〜ボリューム回路220を備えている。
オーディオ回路200は、差動D/Aコンバータ(以下、単にD/Aコンバータという)210、差動/シングルエンド変換回路230、ボリューム回路220、基準電圧源240、キャリブレーション回路250を備える。
D/Aコンバータ210は、図示しない前段のDSP108からデジタルオーディオデータDINを受け、デジタルオーディオデータDINを、アナログの差動オーディオ信号V、Vに変換する。
差動/シングルエンド変換回路230は、差動オーディオ信号V、Vをシングルエンドオーディオ信号VSEに変換する。差動/シングルエンド変換回路230は、オペアンプ232、抵抗R11〜R14を含む。なお差動/シングルエンド変換回路230の構成は特に限定されない。また差動/シングルエンド変換回路230には、基準電圧VREFが与えられ、この基準電圧VREFをベースに、差動/シングルエンド変換される。
ボリューム回路220は、シングルエンドオーディオ信号VSEを受け、ボリュームの設定値に応じた利得(減衰率)で増幅する。ボリューム回路220の出力電圧VOUTは、キャパシタC2を介して図示しないパワーアンプへと供給される。ボリューム回路220は、非反転型の可変アンプであり、可変減衰器222および非反転アンプ(ボルテージフォロア)224を含む。可変減衰器222は、抵抗ラダー228と、マルチプレクサ229を含む。抵抗ラダー228は、差動/シングルエンド変換回路230の出力と、基準電圧VREFが供給される基準電圧ライン226の間に直列に接続された複数の抵抗を含む。複数の抵抗の接続点からは、タップが引き出されている。マルチプレクサ229は、複数のタップの中からボリュームの設定値VOLに応じたひとつを選択する。非反転アンプ224は、可変減衰器222の出力電圧VATTを受け、同電位の電圧VOUTを出力する。
基準電圧源240は、差動/シングルエンド変換回路230およびボリューム回路220に共通に使用される基準電圧VREFを生成する。基準電圧源240は、第1抵抗R21、第2抵抗R22、オペアンプ242および外付けのキャパシタC21を含む。第1抵抗R21および第2抵抗R22は、電源電圧(VDD)ラインと接地(GND)ラインの間に直列に設けられる。2つの抵抗R21,R22の接続点には、キャパシタC21が接続される。オペアンプ242は、ボルテージフォロアを形成しており、キャパシタC21の電圧を基準電圧VREFとして出力する。
キャリブレーション回路250は、キャリブレーションモードにおいて、差動/シングルエンド変換回路230の出力電圧VSEと基準電圧VREFの差分がゼロに近づくように、D/Aコンバータ210に作用して差動オーディオ信号V、Vの少なくとも一方をシフトさせる。キャリブレーションモードでは、D/Aコンバータ210への入力はゼロに固定される。キャリブレーションの結果、すなわちシフト量は、レジスタなどのメモリに記憶され、通常のオーディオ再生モードでは、メモリに記憶されたシフト量が固定的に使用される。
図4は、D/Aコンバータ210、キャリブレーション回路250の具体的な構成例を示す回路図である。
キャリブレーション回路250は、電圧コンパレータ252、ロジック回路254、オフセット調節器256を含む。
電圧コンパレータ(第1コンパレータ)252は、差動/シングルエンド変換回路230の出力電圧VSEと基準電圧VREFを比較する。オフセット調節器256は、D/Aコンバータ210に作用して差動オーディオ信号V、Vの少なくとも一方をシフトさせる。この回路構成では、差動オーディオ信号V、Vは、オフセット調節器256によって低電位側にシフトする。
本実施の形態において、D/Aコンバータ210は、電流セグメント型であり、デジタルオーディオ信号(入力コード)DINに応じた電流セグメント群のペアCS31,CS32を含む。電流セグメント群は、個別にオン、オフが切りかえ可能であり、出力が共通に接続される。各電流セグメントの電流量は、バイナリで重み付けされてもよいし、同一であってもよい。あるいは一部がバイナリで重み付けされ、残りが同一であってもよい。
デコーダ212は、共通の入力コードDINに応じて第1の極性で電流セグメント群CS31を制御し、第2の極性で電流セグメント群CS32を制御する。抵抗R31,R32は、電流セグメント群のペアCS31,CS32が生成する差動電流を、差動電圧V,Vに変換する。
オフセット調節器256は、補正用の電流セグメント群のペアCS41,CS42を含む。電流セグメント群CS41の出力は、D/Aコンバータ210の電流セグメント群CS31の出力と共通に接続され、電流セグメント群CS42の出力は、D/Aコンバータ210の電流セグメント群CS32の出力と共通に接続される。補正用の電流セグメント群CS41,CS42に含まれる複数の電流源が生成する電流量は、D/Aコンバータ210の1LSBより小さいことが望ましい。
ロジック回路254は、補正用の電流セグメント群CS41,CS42に含まれる複数の電流源それぞれのオン、オフを制御することにより、オフセット電流IOFSP,IOFSNを個別に制御する。差動電圧V,Vは、オフセット電流IOFSP,IOFSNに応じてシフトする。具体的には、オフセット電流IOFSPが生成されると、差動電圧Vが低電位側に、R31×IOFSP、シフトする。このとき差動/シングルエンド変換回路230の出力VSEは、低電位側にシフトする。反対にオフセット電流IOFSNが生成されると、差動電圧Vが低電位側に、R32×IOFSN、シフトする。このとき差動/シングルエンド変換回路230の出力VSEは、高電位側にシフトする。
ロジック回路254は、電圧コンパレータ252の出力である第1比較信号SCMP1を監視しながら、オフセット調節器256がD/Aコンバータ210に与えるオフセット量を最適化し、差動/シングルエンド変換回路230の出力電圧VSEと基準電圧VREFを実質的に一致させる。
オフセット量の調節方法、アルゴリズムは特に限定されない。たとえば電圧コンパレータ252を、ウィンドウコンパレータで構成してもよい。基準電圧VREFの近傍に、2つの2つの基準電圧VREFH,VREFLを設定し、電圧VSEが2つの基準電圧VREFH,VREFLの間に含まれるように、オフセット量を最適化してもよい。この際、ロジック回路254は、オフセット量、すなわち電流セグメント群CS41、CS42の一方の出力電流IOFSを、初期値(たとえばゼロ)からスキャンしていき、VREFH<VSE<VREFLとなったところで、スキャンを停止してもよい。
あるいは、電圧コンパレータ252を単一のコンパレータとし、オフセット調節器256のオフセット量をゼロから1段階ずつ増加(あるいは減少)させていき、第1比較信号SCMP1が変化するポイントを検出してもよい。
キャリブレーション回路250は、オーディオ回路200の起動後、所定時間TTIMERの経過後に動作することが望ましい。このために、ロジック回路254には、デジタルのタイマー回路(クロックカウンタ)が内蔵され、あるいはアナログのタイマ−回路が外付けされる。
キャリブレーション回路250はさらに、しきい値電圧源258およびセレクタ260を備える。しきい値電圧源258は、抵抗R41,R42を含み、電源電圧VDDを分圧して所定のしきい値電圧VTHを生成する。セレクタ260は、差動/シングルエンド変換回路230の出力電圧VSEと、しきい値電圧VTHを受け、ロジック回路254からの指示に応じた一方を選択する。ロジック回路254は、オーディオ回路200の起動後、キャリブレーションの開始前は、制御信号S1を第1レベル(たとえばロー)としてセレクタ260にしきい値電圧VTHを選択させ、キャリブレーション中は、制御信号S1を第2レベル(たとえばハイ)として電圧VSEを選択させる。
しきい値電圧VTHは、定常状態における基準電圧VREFよりもわずかに低く設定される。このために抵抗R41,R42の分圧比は、図3の基準電圧源240の抵抗R21,R22の分圧比よりわずかに低く設定すればよい。
セレクタ260がしきい値電圧VTHを選択する間、電圧コンパレータ252は、基準電圧VREF2をしきい値電圧VTHと比較し、基準電圧VREFがしきい値電圧VTHを超えると、第2比較信号SCMP2をアサートする第2電圧コンパレータとして機能する。電圧コンパレータ252とセレクタ260の組み合わせにより、電圧コンパレータ252は、比較対象の異なる2つのコンパレータの機能を兼ねることができる。
ロジック回路254は、第2比較信号SCMP2がアサートされると、セレクタ260に電圧VSEを選択させ、キャリブレーション動作を開始する。
以上がオーディオ回路200の構成である。続いてオーディオ回路200の動作を説明する。
はじめに、キャリブレーション開始前の動作を説明する。図5は、オーディオ回路200の電源投入後の動作波形図である。時刻t0に電源が投入される。これにより電源電圧VDDが時間とともに上昇する。電源電圧VDDの上昇に追従して、しきい値電圧源258が生成するしきい値電圧VTHが上昇する。時刻t1に、電源電圧VDDがしきい値VUVLOを超えると、キャリブレーション回路250を初めとする回路ブロックが動作可能となる。ロジック回路254は、制御信号S1をローレベルとし、電圧コンパレータ252を、基準電圧VREFとしきい値電圧VTHを比較する第2電圧コンパレータとして動作させる。
時刻t2に、電源電圧VDDおよびしきい値電圧VTHは、通常レベルに到達する。一方、基準電圧VREFは、図3のキャパシタC21の影響で、しきい値電圧VTHよりも遅れて立ち上がる。時刻t3に、基準電圧VREFがしきい値電圧VTHに到達すると、第2比較信号SCMP2がアサート(ハイレベル)される。
時刻t1からロジック回路254の内部タイマーが時間測定を開始する。そして所定時間TTIMERの経過後の時刻t4に、タイマー信号S2がアサートされる。ロジック回路254は、第2比較信号SCMP2とタイマー信号S2がともにアサートされると、制御信号S1をハイレベルとし、続くキャリブレーション動作に移行する。
以上がオーディオ回路200の構成である。続いてその動作を説明する。
図6は、オーディオ回路200のキャリブレーション動作の波形図である。キャリブレーション中、D/Aコンバータ210の入力DINはゼロに固定される。時刻t4において、VSE<VREFLであったとする。このとき第1電圧コンパレータ252の出力(第1比較信号)SCMP1はローレベルである。ロジック回路254は、時刻t5に、シングルエンド信号VSEが上側にシフトするように、オフセット調節器256を制御する。依然としてVSE<VREFであるため、ロジック回路254は、時刻t6に、シングルエンド信号VSEがさらに上側にシフトするように、オフセット調節器256を制御する。この動作を繰り返すと、時刻t9にVSE>VREFとなり、第1比較信号SCMP1がハイレベルとなる。
第1比較信号SCMP1がハイレベルとなると、ロジック回路254は、そのときのオフセット調節器256のオフセット量(シフト量)を保持し、キャリブレーション動作を終了する。
キャリブレーションが完了すると、通常のオーディオ再生が可能となる。オーディオ再生中は、D/Aコンバータ210には、キャリブレーションで設定されたオフセットが与えられる。
以上がオーディオ回路200の動作である。このオーディオ回路200は、以下の利点を有する。
D/Aコンバータ210に補正用のオフセットを導入することにより、D/Aコンバータ210や差動/シングルエンド変換回路230が有するオフセット電圧の影響をキャンセルできる。D/Aコンバータ210や差動/シングルエンド変換回路230のオフセット電圧がキャンセルされることにより、起動時やボリューム切りかえ時のDCショック音を低減できる。
またキャリブレーション回路250は、オーディオ回路の起動後、所定時間TTIMERの経過後であって、かつ基準電圧VREFがしきい値電圧VTHを超えた後に、キャリブレーション動作を開始する。これにより、基準電圧VREFが十分に安定化した後にキャリブレーションが行われるため、精度を高めることができる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(第1変形例)
ボリューム回路220の構成は、図3のそれには限定されない。図7は、第1変形例に係るボリューム回路220aの回路図である。ボリューム回路220aは反転型であり、抵抗ラダー228、マルチプレクサ229、非反転アンプ224を含む。抵抗ラダー228の一端には差動/シングルエンド変換回路230の出力電圧VSEが入力され、その他端は非反転アンプ224の出力端子と接続される。抵抗ラダー228には複数のタップが設けられており、マルチプレクサ229は、複数のタップの中からボリュームの設定値VOLに応じたひとつを選択し、非反転アンプ224の反転入力端子(−)へと出力する。非反転アンプ224の非反転入力端子(+)は基準電圧ライン226と接続され、基準電圧VREFが供給される。ボリューム回路220はそのほかの公知の回路を用いてもよい。
(第2変形例)
D/Aコンバータ210の構成は、電流セグメント型には限定されない。たとえばD/Aコンバータ210は、スイッチドキャパシタフィルタ型であってもよい。スイッチドキャパシタフィルタ型のD/Aコンバータにオフセットを与える方法としては、クロック周波数を変化させる方法、補正用の複数の容量セグメントを追加する方法などが考えられる。
(第3変形例)
実施の形態では、オーディオ回路200の電源投入ごとにキャリブレーションを行う場合を説明したが、オーディオ回路200に不揮発性メモリが内蔵される場合、キャリブレーションの頻度を減らし、あるいは、出荷前もしくは出荷後に1回だけキャリブレーションを行うこととしてもよい。
(用途)
最後に、オーディオ回路200の用途を説明する。図8は、オーディオ回路200を用いた車載用オーディオ装置500の構成を示すブロック図である。車載用オーディオ装置500は、5.1チャンネル(フロント右FR、リア右RR、フロント左FL、リア左RL、センターC、サブウーファSW)で構成される。
オーディオ回路200は、CDプレイヤなどの音源502からのデジタル入力を受ける。CDプレイヤからのデジタル入力は、DSP508にダイレクトに入力される。またチューナからのステレオアナログオーディオ信号は、TUNERチャンネルに入力され、その他のモバイルオーディオプレイヤなどからのステレオアナログオーディオ信号はAUXチャンネルに入力される。
入力セレクタ503は、入力チャンネルを選択し、アンプ504は、選択されたチャンネルのシングルエンド形式のアナログオーディオ信号を差動信号に変換する。選択されたチャンネルに差動形式のオーディオ信号が入力される場合、差動変換処理はスキップされる。
A/Dコンバータ506Rは、Rチャンネルの差動形式の入力オーディオ信号をデジタルオーディオ信号に変換し、アナログ/デジタル変換器506Lは、Lチャンネルの差動形式の入力オーディオ信号をデジタルオーディオ信号に変換する。
DSP508は、デジタルボリューム回路、5バンドイコライザ、ラウドネス回路、クロスオーバーフィルタ、バスブースト回路を備え、デジタルオーディオ信号D1R、D1Lに所定の信号処理を施す。
D/Aコンバータ610Rは、Rチャンネルのデジタルオーディオ信号D2Rを差動形式のアナログオーディオ信号に変換する。デジタル/アナログ変換器610Lは、Lチャンネルのデジタルオーディオ信号D2Lを差動形式のアナログオーディオ信号に変換する。D/Aコンバータ610Mは、残りのチャンネルのデジタルオーディオ信号D2Mを差動形式のアナログオーディオ信号に変換する。D/Aコンバータ610は、図3のD/Aコンバータ210および差動/シングルエンド変換回路230に相当する。フェーダボリューム620は図3のボリューム回路220に対応する。
図8のオーディオ回路200は車載用オーディオ装置のみでなく、家庭用のホームオーディオシステムのオーディオコンポーネント装置に利用することもできる。あるいは、オーディオ回路200は、テレビ、デスクトップPC、ノートPC、タブレットPC、携帯電話端末、デジタルカメラ、ポータブルオーディオプレイヤなどの電子機器に搭載することもできる。
図9(a)〜(c)は、電子機器あるいはオーディオコンポーネント装置の外観図である。図9(a)は電子機器の一例であるディスプレイ装置600である。ディスプレイ装置600は、筐体602、スピーカ612を備える。オーディオ回路200は筐体に内蔵され、スピーカ612を駆動する。
図9(b)はオーディオコンポ700である。オーディオコンポ700は、筐体702、スピーカ712を備える。オーディオ回路200は筐体702に内蔵され、スピーカ712を駆動する。
図9(c)は電子機器の一例である小型情報端末800である。小型情報端末800は、携帯電話、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレットPC(Personal Computer)、オーディオプレイヤなどである。小型情報端末800は、筐体802、スピーカ812、ディスプレイ804を備える。オーディオ回路200は筐体802に内蔵され、スピーカ812を駆動する。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
100…オーディオシステム、102…音源、104…アナログアンプ、106…A/Dコンバータ、108…DSP、110…パワーアンプ、112…電気音響変換素子、200…オーディオ回路、210…D/Aコンバータ、212…デコーダ、CS31,CS32…電流セグメント群、220…ボリューム回路、222…可変減衰器、224…非反転アンプ、226…基準電圧ライン、228…抵抗ラダー、229…マルチプレクサ、230…差動/シングルエンド変換回路、232…オペアンプ、240…基準電圧源、R21…第1抵抗、R22…第2抵抗、242…オペアンプ、250…キャリブレーション回路、252…電圧コンパレータ、254…ロジック回路、256…オフセット調節器、CS41,CS42…電流セグメント群、258…しきい値電圧源、260…セレクタ。

Claims (12)

  1. デジタルオーディオデータをアナログの差動オーディオ信号に変換する差動D/Aコンバータと、
    前記差動オーディオ信号をシングルエンドオーディオ信号に変換する差動/シングルエンド変換回路と、
    前記シングルエンドオーディオ信号を受け、ボリューム値に応じた利得で増幅するボリューム回路と、
    前記差動/シングルエンド変換回路および前記ボリューム回路に共通に使用される基準電圧を生成する基準電圧源と、
    キャリブレーション動作時に、前記差動/シングルエンド変換回路の出力電圧と前記基準電圧の差分がゼロに近づくように、前記差動D/Aコンバータに作用して前記差動オーディオ信号の少なくとも一方をシフトさせるキャリブレーション回路と、
    を備え、
    前記キャリブレーション回路は、
    前記差動/シングルエンド変換回路の出力電圧と前記基準電圧を比較し、比較結果を示す第1比較信号を生成する第1電圧コンパレータと、
    前記差動オーディオ信号の少なくとも一方をシフトさせるオフセット調節器と、
    前記第1比較信号を監視しながら、前記オフセット調節器により与えるオフセット量を変化させるロジック回路と、
    を含み、
    前記差動D/Aコンバータは電流セグメント型であり、
    前記オフセット調節器は、前記差動D/Aコンバータの電流セグメント群と出力が共通に接続された補正用の電流セグメント群を含み、前記ロジック回路は、前記補正用の電流セグメント群に含まれる複数の電流源それぞれのオン、オフを制御することを特徴とするオーディオ回路。
  2. 前記キャリブレーション回路は、前記オーディオ回路の起動後、所定時間の経過後に動作することを特徴とする請求項1に記載のオーディオ回路。
  3. 前記キャリブレーション回路は、
    所定のしきい値電圧を生成するしきい値電圧源と、
    前記基準電圧を前記しきい値電圧と比較し、前記基準電圧が前記しきい値電圧を超えると、第2比較信号をアサートする第2電圧コンパレータと、
    をさらに含み、
    前記ロジック回路は、前記第2比較信号がアサートされると、キャリブレーション動作を開始することを特徴とする請求項に記載のオーディオ回路。
  4. デジタルオーディオデータをアナログの差動オーディオ信号に変換する差動D/Aコンバータと、
    前記差動オーディオ信号をシングルエンドオーディオ信号に変換する差動/シングルエンド変換回路と、
    前記シングルエンドオーディオ信号を受け、ボリューム値に応じた利得で増幅するボリューム回路と、
    前記差動/シングルエンド変換回路および前記ボリューム回路に共通に使用される基準電圧を生成する基準電圧源と、
    キャリブレーション動作時に、前記差動/シングルエンド変換回路の出力電圧と前記基準電圧の差分がゼロに近づくように、前記差動D/Aコンバータに作用して前記差動オーディオ信号の少なくとも一方をシフトさせるキャリブレーション回路と、
    を備え、
    前記キャリブレーション回路は、
    前記差動/シングルエンド変換回路の出力電圧と前記基準電圧を比較し、比較結果を示す第1比較信号を生成する第1電圧コンパレータと、
    前記差動オーディオ信号の少なくとも一方をシフトさせるオフセット調節器と、
    前記第1比較信号を監視しながら、前記オフセット調節器により与えるオフセット量を変化させるロジック回路と、
    を含み、
    前記キャリブレーション回路は、
    所定のしきい値電圧を生成するしきい値電圧源と、
    前記基準電圧を前記しきい値電圧と比較し、前記基準電圧が前記しきい値電圧を超えると、第2比較信号をアサートする第2電圧コンパレータと、
    をさらに含み、
    前記ロジック回路は、前記第2比較信号がアサートされると、キャリブレーション動作を開始することを特徴とするオーディオ回路。
  5. 前記基準電圧源は、
    電源電圧ラインと接地ラインの間に直列に設けられた第1抵抗および第2抵抗と、
    前記第1抵抗と前記第2抵抗の接続ノードに接続されたキャパシタと、
    前記接続ノードの電圧を受け、前記基準電圧を出力するボルテージフォロアと、
    を含むことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のオーディオ回路。
  6. 前記第1電圧コンパレータと前記第2電圧コンパレータは共用されることを特徴とする請求項3または4に記載のオーディオ回路。
  7. 前記差動D/Aコンバータは電流セグメント型であり、
    前記オフセット調節器は、前記差動D/Aコンバータの電流セグメント群と出力が共通に接続された補正用の電流セグメント群を含み、前記ロジック回路は、前記補正用の電流セグメント群に含まれる複数の電流源それぞれのオン、オフを制御することを特徴とする請求項に記載のオーディオ回路。
  8. 前記差動D/Aコンバータは、スイッチドキャパシタフィルタ型D/Aコンバータであることを特徴とする請求項に記載のオーディオ回路。
  9. ひとつの半導体基板上に一体集積化されることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のオーディオ回路。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載のオーディオ回路を備えることを特徴とする車載用オーディオ装置。
  11. 請求項1から9のいずれかに記載のオーディオ回路を備えることを特徴とするオーディオコンポーネント装置。
  12. 請求項1から9のいずれかに記載のオーディオ回路を備えることを特徴とする電子機器。
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