JP6538589B2 - 無線通信装置及び干渉低減方法 - Google Patents
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Description
基地局装置が、SICによって各端末装置の送信信号を順に復調していく際に、SINR(signal-to-interference-plus-noise ratio)が端末装置ごとに異なっていると、一部の端末装置の復調特性が劣化する問題がある。そこで、SIC適用時でも復調時の全ての端末装置のSINRを一定にするために送信電力制御(TPC:Transmit Power Control)が必要となる(例えば、非特許文献2参照)。
端末装置50は、アンテナ51と、受信用無線部52と、チャネル推定部53と、RAKE合成部54と、復調部55と、変調部56と、拡散部57と、送信電力制御部58と、送信用無線部59とを備える。
アンテナ51は、基地局装置から送信された信号を受信する。また、アンテナ51は、基地局装置に信号を送信する。受信用無線部52は、アンテナ51が受信した信号に対して周波数変換及びディジタル信号への変換を行う。チャネル推定部53は、基地局装置から送信された端末装置においても既知のトレーニング信号と、受信用無線部52によって変換されたディジタル信号との相関を算出することによってCSI(Channel State Information:チャネル状態情報)を推定する。RAKE合成部54は、受信用無線部52によって変換されたディジタル信号に対して、基地局装置で拡散処理に用いられた端末装置においても既知の拡散符号と、CSIの推定値とを用いてRAKE合成を行う。復調部55は、RAKE合成された信号に対して誤り訂正復号化を行って多値復調を行うことによって基地局装置が送信した信号を復元する。変調部56は、送信する送信情報に対して多値変調を行って誤り訂正符号化する。拡散部57は、変調部56によって多値変調され誤り訂正符号化された送信情報を、端末装置ごとに固有の予め定められる拡散符号を用いて符号拡散する。送信電力制御部58は、拡散部57によって符号拡散された送信情報に対して、復調部55によって得られた送信電力制御情報に従って送信電力制御を行う。送信用無線部59は、送信電力制御されたディジタル信号に対して、アナログ信号への変換及び周波数変換を行う。周波数変換された信号はアンテナ51から基地局装置へ送信される。
基地局装置60は、アンテナ61と、受信用無線部62と、受信処理判定部63と、事前チャネル推定部64と、送信電力制御量算出部65と、変調部66と、拡散部67と、送信用無線部68と、復調順位決定部69−1〜69−k(kは2以上の整数)と、チャネル推定部70−1〜70−kと、RAKE合成部71−1〜71−kと、復調部72−1〜72−kと、干渉レプリカ信号生成部73−1〜73−kと、減算部74−1〜74−kとを備える。
アンテナ61は、端末装置から送信された信号を受信する。また、アンテナ61は、端末装置に信号を送信する。受信用無線部62は、端末装置から送信され、アンテナ61を通じて受信する受信信号に対して周波数変換及びディジタル信号への変換を行う。受信処理判定部63は、受信された信号が、送信電力制御に必要な事前CSI推定をするためのものであるのか、複数の端末装置からの情報を同時受信するためのものか判定する。事前チャネル推定部64は、端末装置から送信された基地局装置において既知のトレーニング信号と、受信されたディジタル信号との相関を算出することによってCSIを推定する。送信電力制御量算出部65は、事前チャネル推定部64によって推定されたCSIに基づいて、各端末装置の送信電力の制御量を算出する。変調部66は、送信電力制御量算出部65によって算出された各端末装置の送信電力の制御量を示す情報である送信電力制御量情報に対して多値変調を行って誤り訂正符号化する。拡散部67は、変調部66によって多値変調され誤り訂正符号化された送信情報を、端末装置ごとに固有の予め定められる拡散符号を用いて符号拡散する。送信用無線部68は、拡散部67によって符号拡散された送信情報、すなわち送信信号をアナログ信号に変換して周波数変換し、アンテナ61を通じて送信する。
本発明の一態様は、受信局装置において同時受信した複数の送信装置からの送信信号の復調時に、逐次干渉キャンセラによって干渉を低減する無線通信システムにおける前記受信局装置として動作する無線通信装置における干渉低減方法であって、自装置と、前記送信装置それぞれとの間の第1のチャネル状態情報を事前に推定する第1チャネル推定ステップと、事前に推定された前記第1のチャネル状態情報に基づいて、前記送信装置それぞれの送信電力制御量を算出する送信電力制御量算出ステップと、前記複数の送信装置から同時受信した受信信号から通信時における第2のチャネル状態情報を推定する第2チャネル推定ステップと、前記第1のチャネル状態情報、前記第1のチャネル状態情報と前記送信電力制御量と既知のトレーニング信号とから求められる、前記第1のチャネル状態情報に干渉による誤差を加えたチャネル状態情報、及び前記第2のチャネル状態情報に基づいて、前記第1のチャネル状態情報に対する第1の重み及び前記第2のチャネル状態情報に対する第2の重みを算出する重み算出ステップと、前記第1のチャネル状態情報と、前記第2のチャネル状態情報と、前記第1の重みと、前記第2の重みとに基づいて、前記第1のチャネル状態情報及び前記第2のチャネル状態情報を重み付けして合成する重み付け合成ステップと、を有する干渉低減方法である。
本発明の一態様は、受信局装置において同時受信した複数の送信装置からの送信信号の復調時に、逐次干渉キャンセラによって干渉を低減する無線通信システムにおける前記受信局装置として動作する無線通信装置における干渉低減方法であって、前回の通信時に推定された自装置と、前記送信装置それぞれとの間の第3のチャネル状態情報に基づいて、前記送信装置それぞれの送信電力制御量を算出する送信電力制御量算出ステップと、前記複数の送信装置から同時受信した受信信号から今回の通信時における第4のチャネル状態情報を推定する第4チャネル推定ステップと、前記第3のチャネル状態情報、前記第3のチャネル状態情報と前記送信電力制御量と既知のトレーニング信号とから求められる、前記第3のチャネル状態情報に干渉による誤差を加えたチャネル状態情報、及び前記第4のチャネル状態情報に基づいて、前記第3のチャネル状態情報に対する第3の重み及び前記第4のチャネル状態情報に対する第4の重みを算出する重み算出ステップと、前記第3のチャネル状態情報と、前記第4のチャネル状態情報と、前記第4の重みと、前記第4の重みとに基づいて、前記第3のチャネル状態情報及び前記第4のチャネル状態情報を重み付けして合成する重み付け合成ステップと、を有する干渉低減方法である。
図1は、本発明の無線通信システム100を示すブロック図である。無線通信システム100は、複数の端末装置1−1〜1〜k(kは、同じタイミングで無線通信を行う端末装置の個数である)と、基地局装置2とを備える。端末装置1−1〜1−kと、基地局装置2とは、符号分割多元接続方式、すなわちCDMA方式により通信を行う。端末装置1−1〜1−kの各々は、図6に示す端末装置50と同様の内部構成を有しているため説明を省略する。
図2は、第1の実施形態における基地局装置2の内部構成を示すブロック図である。
基地局装置2は、アンテナ21と、受信用無線部22と、受信処理判定部23と、事前チャネル推定部24と、送信電力制御量算出部25と、変調部26と、拡散部27と、送信用無線部28と、復調順位決定部29−1〜29−kと、重み算出部30と、チャネル推定部31−1〜31−kと、重み付け合成部32−1〜32−kと、RAKE合成部33−1〜33−kと、復調部34−1〜34−kと、干渉レプリカ信号生成部35−1〜35−(k−1)と、減算部36−1〜36−(k−1)とを備える。
受信用無線部22は、アンテナ21から出力された受信信号を入力とする。受信用無線部22は、入力された受信信号に対して周波数変換及びディジタル信号への変換を行う。受信用無線部22は、ディジタル信号への変換がなされた受信信号を受信処理判定部23に出力する。受信用無線部22は、受信処理判定部23の判定結果に応じて受信信号を事前チャネル推定部24又は復調順位決定部29−1に出力する。また、復調順位決定部29−1に受信信号が出力される際には、チャネル推定部31−1、重み付け合成部32−1、RAKE合成部33−1及び減算部36−1にも受信信号が出力される。
送信電力制御量算出部25は、事前チャネル推定部24から出力された事前推定CSIを入力とする。送信電力制御量算出部25は、入力された事前推定CSIに基づいて、端末装置1−1〜1−kの送信電力制御量を算出する。送信電力制御量算出部25は、算出した送信電力制御量を変調部26に出力する。
拡散部27は、変調部26によって多値変調され誤り訂正符号化された送信情報を入力とする。拡散部27は、入力された送信情報を、端末装置1−1〜1−kごとに固有の予め定められる拡散符号を用いて符号拡散する。
送信用無線部28は、拡散部27によって符号拡散された送信情報、すなわち送信信号をアナログ信号に変換して周波数変換し、アンテナ21を通じて送信する。
アンテナ21は、端末装置1−1〜1−kから送信された事前推定用のトレーニング信号を受信する(ステップS101)。アンテナ21は、受信した事前推定用のトレーニング信号を、受信用無線部22を介して事前チャネル推定部24に出力する。また、アンテナ21は、端末装置1−1〜1−kから送信された信号を受信する。アンテナ21は、受信した信号を、受信用無線部22を介して事前チャネル推定部24に出力する。事前チャネル推定部24は、トレーニング信号と、受信された信号との相関を算出することによって事前推定CSIを推定する(ステップS102)。事前チャネル推定部24は、推定した事前推定CSIを送信電力制御量算出部25に出力する。送信電力制御量算出部25は、事前チャネル推定部24から出力された事前推定CSIに基づいて、端末装置1−1〜1−kの送信電力制御量を算出する(ステップS103)。送信電力制御量算出部25は、算出した送信電力制御量を変調部26に出力する。
チャネル推定部31−2〜31−kは、対象端末装置から送信された基地局装置2において既知のトレーニング信号と、減算されたディジタル信号とを入力する。チャネル推定部31−2〜31−kは、入力されたトレーニング信号と、ディジタル信号との相関を算出することによって今回通信時推定CSIを推定する(ステップS116)。チャネル推定部31−2〜31−kは、推定した今回通信時推定CSIを重み算出部30及び重み付け合成部32−2〜32−kに出力する。
基地局装置2は、事前推定CSIと、今回通信時推定CSIとを用いて各CSIに対する重みを算出する。具体的には、基地局装置2は、受信信号の予測値と実測値の差分を算出し、差分が少なければ(例えば、閾値未満)、CSIの時間変動は小さいと判定し、事前推定したCSIの重みを大きく、今回通信時推定CSIの重みを小さく設定する。一方、差分が大きければ(例えば、閾値以上)、CSIの時間変動は大きいと判定し、事前推定したCSIの重みを小さく、今回通信時推定CSIの重みを大きく設定する。これは、複数の端末装置1−1〜1−kが基地局装置2と同時通信するときよりも、TPCのために事前にCSI推定するときの干渉が少なければ、事前に推定したCSIの方が精度は良好となる。一方で、事前にCSI推定したときから長時間が経過すると、CSIが時間変動し、事前推定CSIよりも今回通信時推定CSIの方が精度は良好となるためである。そして、基地局装置2は、算出した重みを用いて事前推定CSI及び今回通信時推定CSIとの重み付け合成により、干渉によるCSI推定精度の劣化を補正する。そのため、干渉除去処理後に生じる残留干渉成分を低減することが可能になる。
重み算出部30は、以下の式(3)〜式(6)に基づいて重みw0及び重みw1を算出するように構成されてもよい。
以下、上記変形例の効果について詳細に説明する。
事前推定CSIと今回通信時推定CSIの重み付けにおいて、上記式(5)は干渉による誤差電力、式(6)は時変動による誤差電力を表す。干渉による誤差電力が大きい場合、干渉の影響を受けやすい今回通信時推定CSIの信頼度は低いと考えられる。一方で、時変動による誤差電力が大きい場合、時変動の影響を受けやすい事前推定CSIの信頼度は低いと考えられる。従って、基地局装置2は、上記式(3)及び式(4)を用いて、上記式(5)及び式(6)から算出した誤差電力に基づいて信頼度の高い方のCSIの重みが大きくなるように各重みを算出する。そして、基地局装置2は、事前推定CSIと今回通信時推定CSIに対して、算出した重みを設定し、重み付け合成を行う。例えば、干渉による誤差電力が時変動による誤差電力より大きい場合は、事前推定CSIの重みを大きくする。時変動による誤差電力が干渉による誤差電力より大きい場合は、今回通信時推定CSIの重みを大きくする。重み付け合成により、基地局はCSI推定精度の劣化を補正する。そのため、干渉除去処理後に生じる残留干渉成分を低減することが可能になる。
図4は、第2の実施形態における基地局装置2aの内部構成を示すブロック図である。
基地局装置2aは、アンテナ21と、受信用無線部22aと、受信処理判定部23と、送信電力制御量算出部25aと、変調部26と、拡散部27と、送信用無線部28と、復調順位決定部29−1〜29−kと、重み算出部30aと、チャネル推定部31a−1〜31a−kと、重み付け合成部32a−1〜32a−kと、RAKE合成部33−1〜33−kと、復調部34−1〜34−kと、干渉レプリカ信号生成部35−1〜35−kと、減算部36−1〜36−kと、チャネル推定結果保持部37とを備える。
送信電力制御量算出部25aは、チャネル推定結果保持部37に保持されている、前回の通信において推定されたCSI(以下、「前回通信時推定CSI」という。)(第3のチャネル状態情報)を入力とする。送信電力制御量算出部25aは、入力された前回通信時推定CSIに基づいて、端末装置1−1〜1−kの送信電力制御量を算出する。送信電力制御量算出部25aは、算出した送信電力制御量を変調部26に出力する。
チャネル推定結果保持部37は、チャネル推定部31a−1〜31a−kによって推定された前回通信時推定CSIを保持する。
送信電力制御量算出部25aは、チャネル推定結果保持部37に保持されている前回通信時推定CSIに基づいて、端末装置1−1〜1−kの送信電力制御量を算出する(ステップS201)。送信電力制御量算出部25aは、算出した送信電力制御量を変調部26に出力する。その後、ステップS104からステップS106までの処理が実行されると、チャネル推定部31a−1は、対象端末装置から送信された基地局装置2において既知のトレーニング信号と、受信されたディジタル信号とを入力する。チャネル推定部31a−1は、入力されたトレーニング信号と、ディジタル信号との相関を算出することによって今回通信時推定CSIを推定する(ステップS202)。チャネル推定部31a−1は、推定した今回通信時推定CSIを重み算出部30a及び重み付け合成部32a−1に出力する。
基地局装置2aは、前回通信時推定CSIと、今回通信時推定CSIとを用いて各CSIに対する重みを算出する。具体的には、基地局装置2は、受信信号の予測値と実測値の差分を算出し、差分が少なければ(例えば、閾値未満)、CSIの時間変動は小さいと判定し、前回通信時推定CSIの重みを大きく、今回通信時推定CSIの重みを小さく設定する。一方、差分が大きければ(例えば、閾値以上)、CSIの時間変動は大きいと判定し、前回通信時推定CSIの重みを小さく、今回通信時推定CSIの重みを大きく設定する。そして、基地局装置2aは、算出した重みを用いて前回通信時推定CSI及び今回通信時推定CSIとの重み付け合成により、干渉によるCSI推定精度の劣化を補正する。そのため、干渉除去処理後に生じる残留干渉成分を低減することが可能になる。
重み算出部30aは、以下の式(9)〜式(12)に基づいて重みw2及び重みw3を算出するように構成されてもよい。
以下、上記変形例の効果について詳細に説明する。
前回通信時推定CSIと今回通信時推定CSIの重み付けにおいて、上記式(11)は干渉による誤差電力、式(12)は時変動による誤差電力を表す。干渉による誤差電力が大きい場合、干渉の影響を受けやすい今回通信時推定CSIの信頼度は低いと考えられる。一方で、時変動による誤差電力が大きい場合、時変動の影響を受けやすい前回通信時推定CSIの信頼度は低いと考えられる。従って、基地局装置2aは、上記式(9)及び式(10)を用いて、上記式(11)及び式(12)から算出した誤差電力に基づいて信頼度の高い方のCSIの重みが大きくなるように各重みを算出する。そして、基地局装置2aは、前回通信時推定CSIと今回通信時推定CSIとに対して、算出した重みを設定し、重み付け合成を行う。例えば、干渉による誤差電力が時変動による誤差電力より大きい場合は、前回通信時推定CSIの重みを大きくする。時変動による誤差電力が干渉による誤差電力より大きい場合は、今回通信時推定CSIの重みを大きくする。基地局装置2aは、上記のように算出した重みを用いた重み付け合成により、CSI推定精度の劣化を補正する。そのため、干渉除去処理後に生じる残留干渉成分を低減することが可能になる。
上記の各実施形態において、端末装置1−1〜1−kと基地局装置2との通信間隔が間欠的である場合は、電波伝搬路の時間による変動のために、第1の実施形態のように通信の直前にTPC用にCSI推定を実施する形態が有効である。一方で、端末装置1−1〜1−kと基地局装置2との通信が連続的である場合は、電波伝搬路の時間による変動が小さいために、第2の実施形態のように前回通信時推定CSIを利用する形態が有効である。
Claims (8)
- 受信局装置において同時受信した複数の送信装置からの送信信号の復調時に、逐次干渉キャンセラによって干渉を低減する無線通信システムにおける前記受信局装置として動作する無線通信装置であって、
自装置と、前記送信装置それぞれとの間の第1のチャネル状態情報を事前に推定する第1チャネル推定部と、
事前に推定された前記第1のチャネル状態情報に基づいて、前記送信装置それぞれの送信電力制御量を算出する送信電力制御量算出部と、
前記複数の送信装置から同時受信した受信信号から通信時における第2のチャネル状態情報を推定する第2チャネル推定部と、
前記第1のチャネル状態情報と前記送信電力制御量と既知のトレーニング信号とから求められる前記受信信号の予測値、及び前記受信信号の実測値に基づいて、前記第1のチャネル状態情報に対する第1の重み及び前記第2のチャネル状態情報に対する第2の重みを算出する重み算出部と、
前記第1のチャネル状態情報と、前記第2のチャネル状態情報と、前記第1の重みと、前記第2の重みとに基づいて、前記第1のチャネル状態情報及び前記第2のチャネル状態情報を重み付けして合成する重み付け合成部と、
を備える無線通信装置。 - 受信局装置において同時受信した複数の送信装置からの送信信号の復調時に、逐次干渉キャンセラによって干渉を低減する無線通信システムにおける前記受信局装置として動作する無線通信装置であって、
自装置と、前記送信装置それぞれとの間の第1のチャネル状態情報を事前に推定する第1チャネル推定部と、
事前に推定された前記第1のチャネル状態情報に基づいて、前記送信装置それぞれの送信電力制御量を算出する送信電力制御量算出部と、
前記複数の送信装置から同時受信した受信信号から通信時における第2のチャネル状態情報を推定する第2チャネル推定部と、
前記第1のチャネル状態情報、前記第1のチャネル状態情報と前記送信電力制御量と既知のトレーニング信号とから求められる、前記第1のチャネル状態情報に干渉による誤差を加えたチャネル状態情報、及び前記第2のチャネル状態情報に基づいて、前記第1のチャネル状態情報に対する第1の重み及び前記第2のチャネル状態情報に対する第2の重みを算出する重み算出部と、
前記第1のチャネル状態情報と、前記第2のチャネル状態情報と、前記第1の重みと、前記第2の重みとに基づいて、前記第1のチャネル状態情報及び前記第2のチャネル状態情報を重み付けして合成する重み付け合成部と、
を備える無線通信装置。 - 受信局装置において同時受信した複数の送信装置からの送信信号の復調時に、逐次干渉キャンセラによって干渉を低減する無線通信システムにおける前記受信局装置として動作する無線通信装置であって、
前回の通信時に推定された自装置と、前記送信装置それぞれとの間の第3のチャネル状態情報に基づいて、前記送信装置それぞれの送信電力制御量を算出する送信電力制御量算出部と、
前記複数の送信装置から同時受信した受信信号から今回の通信時における第4のチャネル状態情報を推定する第4チャネル推定部と、
前記第3のチャネル状態情報と前記送信電力制御量と既知のトレーニング信号とから求められる前記受信信号の予測値、及び前記受信信号の実測値に基づいて、前記第3のチャネル状態情報に対する第3の重み及び前記第4のチャネル状態情報に対する第4の重みを算出する重み算出部と、
前記第3のチャネル状態情報と、前記第4のチャネル状態情報と、前記第3の重みと、前記第4の重みとに基づいて、前記第3のチャネル状態情報及び前記第4のチャネル状態情報を重み付けして合成する重み付け合成部と、
を備える無線通信装置。 - 受信局装置において同時受信した複数の送信装置からの送信信号の復調時に、逐次干渉キャンセラによって干渉を低減する無線通信システムにおける前記受信局装置として動作する無線通信装置であって、
前回の通信時に推定された自装置と、前記送信装置それぞれとの間の第3のチャネル状態情報に基づいて、前記送信装置それぞれの送信電力制御量を算出する送信電力制御量算出部と、
前記複数の送信装置から同時受信した受信信号から今回の通信時における第4のチャネル状態情報を推定する第4チャネル推定部と、
前記第3のチャネル状態情報、前記第3のチャネル状態情報と前記送信電力制御量と既知のトレーニング信号とから求められる、前記第3のチャネル状態情報に干渉による誤差を加えたチャネル状態情報、及び前記第4のチャネル状態情報に基づいて、前記第3のチャネル状態情報に対する第3の重み及び前記第4のチャネル状態情報に対する第4の重みを算出する重み算出部と、
前記第3のチャネル状態情報と、前記第4のチャネル状態情報と、前記第3の重みと、前記第4の重みとに基づいて、前記第3のチャネル状態情報及び前記第4のチャネル状態情報を重み付けして合成する重み付け合成部と、
を備える無線通信装置。 - 受信局装置において同時受信した複数の送信装置からの送信信号の復調時に、逐次干渉キャンセラによって干渉を低減する無線通信システムにおける前記受信局装置として動作する無線通信装置における干渉低減方法であって、
自装置と、前記送信装置それぞれとの間の第1のチャネル状態情報を事前に推定する第1チャネル推定ステップと、
事前に推定された前記第1のチャネル状態情報に基づいて、前記送信装置それぞれの送信電力制御量を算出する送信電力制御量算出ステップと、
前記複数の送信装置から同時受信した受信信号から通信時における第2のチャネル状態情報を推定する第2チャネル推定ステップと、
前記第1のチャネル状態情報と前記送信電力制御量と既知のトレーニング信号とから求められる前記受信信号の予測値、及び前記受信信号の実測値に基づいて、前記第1のチャネル状態情報に対する第1の重み及び前記第2のチャネル状態情報に対する第2の重みを算出する重み算出ステップと、
前記第1のチャネル状態情報と、前記第2のチャネル状態情報と、前記第1の重みと、前記第2の重みとに基づいて、前記第1のチャネル状態情報及び前記第2のチャネル状態情報を重み付けして合成する重み付け合成ステップと、
を有する干渉低減方法。 - 受信局装置において同時受信した複数の送信装置からの送信信号の復調時に、逐次干渉キャンセラによって干渉を低減する無線通信システムにおける前記受信局装置として動作する無線通信装置における干渉低減方法であって、
自装置と、前記送信装置それぞれとの間の第1のチャネル状態情報を事前に推定する第1チャネル推定ステップと、
事前に推定された前記第1のチャネル状態情報に基づいて、前記送信装置それぞれの送信電力制御量を算出する送信電力制御量算出ステップと、
前記複数の送信装置から同時受信した受信信号から通信時における第2のチャネル状態情報を推定する第2チャネル推定ステップと、
前記第1のチャネル状態情報、前記第1のチャネル状態情報と前記送信電力制御量と既知のトレーニング信号とから求められる、前記第1のチャネル状態情報に干渉による誤差を加えたチャネル状態情報、及び前記第2のチャネル状態情報に基づいて、前記第1のチャネル状態情報に対する第1の重み及び前記第2のチャネル状態情報に対する第2の重みを算出する重み算出ステップと、
前記第1のチャネル状態情報と、前記第2のチャネル状態情報と、前記第1の重みと、前記第2の重みとに基づいて、前記第1のチャネル状態情報及び前記第2のチャネル状態情報を重み付けして合成する重み付け合成ステップと、
を有する干渉低減方法。 - 受信局装置において同時受信した複数の送信装置からの送信信号の復調時に、逐次干渉キャンセラによって干渉を低減する無線通信システムにおける前記受信局装置として動作する無線通信装置における干渉低減方法であって、
前回の通信時に推定された自装置と、前記送信装置それぞれとの間の第3のチャネル状態情報に基づいて、前記送信装置それぞれの送信電力制御量を算出する送信電力制御量算出ステップと、
前記複数の送信装置から同時受信した受信信号から今回の通信時における第4のチャネル状態情報を推定する第4チャネル推定ステップと、
前記第3のチャネル状態情報と前記送信電力制御量と既知のトレーニング信号とから求められる前記受信信号の予測値、及び前記受信信号の実測値に基づいて、前記第3のチャネル状態情報に対する第3の重み及び前記第4のチャネル状態情報に対する第4の重みを算出する重み算出ステップと、
前記第3のチャネル状態情報と、前記第4のチャネル状態情報と、前記第4の重みと、前記第4の重みとに基づいて、前記第3のチャネル状態情報及び前記第4のチャネル状態情報を重み付けして合成する重み付け合成ステップと、
を有する干渉低減方法。 - 受信局装置において同時受信した複数の送信装置からの送信信号の復調時に、逐次干渉キャンセラによって干渉を低減する無線通信システムにおける前記受信局装置として動作する無線通信装置における干渉低減方法であって、
前回の通信時に推定された自装置と、前記送信装置それぞれとの間の第3のチャネル状態情報に基づいて、前記送信装置それぞれの送信電力制御量を算出する送信電力制御量算出ステップと、
前記複数の送信装置から同時受信した受信信号から今回の通信時における第4のチャネル状態情報を推定する第4チャネル推定ステップと、
前記第3のチャネル状態情報、前記第3のチャネル状態情報と前記送信電力制御量と既知のトレーニング信号とから求められる、前記第3のチャネル状態情報に干渉による誤差を加えたチャネル状態情報、及び前記第4のチャネル状態情報に基づいて、前記第3のチャネル状態情報に対する第3の重み及び前記第4のチャネル状態情報に対する第4の重みを算出する重み算出ステップと、
前記第3のチャネル状態情報と、前記第4のチャネル状態情報と、前記第4の重みと、前記第4の重みとに基づいて、前記第3のチャネル状態情報及び前記第4のチャネル状態情報を重み付けして合成する重み付け合成ステップと、
を有する干渉低減方法。
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