JP6536800B2 - トラクタ - Google Patents

トラクタ Download PDF

Info

Publication number
JP6536800B2
JP6536800B2 JP2015101438A JP2015101438A JP6536800B2 JP 6536800 B2 JP6536800 B2 JP 6536800B2 JP 2015101438 A JP2015101438 A JP 2015101438A JP 2015101438 A JP2015101438 A JP 2015101438A JP 6536800 B2 JP6536800 B2 JP 6536800B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
hydraulic
shaft
rotational power
drive gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015101438A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016217414A (ja
Inventor
輝延 吉岡
輝延 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP2015101438A priority Critical patent/JP6536800B2/ja
Priority to KR1020177035680A priority patent/KR101990729B1/ko
Priority to US15/575,176 priority patent/US20180142774A1/en
Priority to EP16796185.3A priority patent/EP3299668B1/en
Priority to PCT/JP2016/059188 priority patent/WO2016185791A1/ja
Publication of JP2016217414A publication Critical patent/JP2016217414A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6536800B2 publication Critical patent/JP6536800B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structure Of Transmissions (AREA)

Description

本発明は、トランスミッションを備えるトラクタに関する。
従来、代表的な作業車両であるトラクタが知られている(特許文献1参照)。トラクタは、走行速度を変更自在とするトランスミッションを備えている。トランスミッションには、作動油によって稼働する油圧ユニットが設けられている(特許文献2参照)。
ところで、トランスミッションは、様々な仕様が存在している。例えば、油圧式変速仕様や機械式変速仕様である。しかし、これらの各仕様は、仕様に応じたハウジングを用いる必要があり、コストが高くなるという問題があった。そのため、ハウジングの互換性を確保しつつ、様々な仕様に変更できるトランスミッションが求められていたのである。
特開2013−136380号公報 特開2008−202721号公報
本発明は、トランスミッションのハウジングの互換性を確保しつつ、油圧式変速仕様と機械式変速仕様とを選択可能なトラクタを提供することを目的としている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1に係る発明は、作動油によって稼動する油圧ユニットと、前記油圧ユニットへ回転動力を伝達するインプットシャフトと、前記油圧ユニットから回転動力を伝達するアウトプットシャフトと、前記油圧ユニット及び前記インプットシャフト及び前記アウトプットシャフトを収容するハウジングと、を備えるトランスミッションを有し、油圧式変速仕様と機械式変速仕様とを選択可能なトラクタであって、前記ハウジングを共用とし、前記油圧式変速仕様を選択した場合、前記油圧ユニットとして無段変速装置が設けられ、前記インプットシャフトと前記アウトプットシャフトの回転速度の比が無段階に変更できるように構成され、前記インプットシャフトは、回転自在に支持されたプランジャブロックに連結され、前記プランジャブロックは、高圧の作動油を送り出し、油圧ポンプとしての機能を果たし、前記アウトプットシャフトは、回転自在に支持されたモータケースに連結され、前記モータケースは、油圧モータとしての機能を果たし、前記アウトプットシャフトには、前進駆動ギヤと後進駆動ギヤが取り付けられ、前記前進駆動ギヤと前記後進駆動ギヤは、前後進切換装置へ回転動力を伝達するように構成されるものである。
請求項2に係る発明は、作動油によって稼動する油圧ユニットと、前記油圧ユニットへ回転動力を伝達するインプットシャフトと、前記油圧ユニットから回転動力を伝達するアウトプットシャフトと、前記油圧ユニット及び前記インプットシャフト及び前記アウトプットシャフトを収容するハウジングと、を備えるトランスミッションを有し、油圧式変速仕様と機械式変速仕様とを選択可能なトラクタであって、前記ハウジングを共用とし、前記機械式変速仕様を選択した場合、前記油圧ユニットとして動力連結遮断装置であるメインクラッチが設けられ、前記メインクラッチは、作動することにより前記インプットシャフトの回転動力を前記アウトプットシャフトに伝達するように構成され、前記アウトプットシャフトには、シンクロユニットが取り付けられ、前記シンクロユニットは、スリーブが一方へ摺動することにより前記アウトプットシャフトの回転動力を正転方向にギヤシャフトへ伝達するように構成され、前記シンクロユニットは、前記スリーブが他方へ摺動することによりカウンタシャフトを介して前記アウトプットシャフトの回転動力を逆転方向に前記ギヤシャフトへ伝達するように構成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、油圧式変速仕様である場合、油圧ユニットとして無段変速装置が設けられる構成としたことにより、トランスミッションのハウジングの互換性を確保しつつ、油圧式変速仕様のトラクタを実現できる。また、コストの低減を実現できる。
請求項2に記載の発明によれば、機械式変速仕様である場合、油圧ユニットとして動力連結遮断装置であるメインクラッチが設けられる構成としたことにより、トランスミッションのハウジングの互換性を確保しつつ、機械式変速仕様のトラクタを実現できる。また、コストの低減を実現できる。
トラクタを示す図。 油圧式変速仕様の動力伝達系統を示す図。 油圧式変速仕様のトランスミッションを示す図。 油圧式変速仕様のトランスミッションの構造を示す図。 図4の矢印Fから見た図。 図4の矢印Rから見た図。 図4の矢印Lから見た図。 機械式変速仕様の動力伝達系統を示す図。 機械式変速仕様のトランスミッションを示す図。 機械式変速仕様のトランスミッションの構造を示す図。 図10の矢印Fから見た図。 図10の矢印Rから見た図。 図10の矢印Lから見た図。 トランスミッションハウジングの構成を示す図。 メインブロックを示す図。 メインブロックの詳細を示す投影図。 センターブロックを示す図。 センターブロックの詳細を示す投影図。 フロントカバーを示す図。 フロントカバーの詳細を示す投影図。 油圧式変速仕様のリヤカバーを示す図。 油圧式変速仕様のリヤカバーの詳細を示す投影図。 機械式変速仕様のリヤカバーを示す図。 機械式変速仕様のリヤカバーの詳細を示す投影図。
本発明の技術的思想は、あらゆる作業車両に適用することが可能である。本願では、代表的な作業車両であるトラクタを用いて説明する。
まず、トラクタ100について簡単に説明する。
図1は、トラクタ100を示している。図中には、トラクタ100の前後方向、左右方向及び上下方向を表す。
トラクタ100は、主に、フレーム1と、エンジン2と、トランスミッション3と、フロントアクスル4と、リヤアクスル5と、で構成されている。また、トラクタ100は、キャビン6を備えている。キャビン6は、その内側が操縦室になっており、運転座席やアクセルペダル、シフトレバーなどが配置されている。
フレーム1は、トラクタ100の前部における骨格をなす。フレーム1は、トランスミッション3やリヤアクスル5とともにトラクタ100のシャシを構成する。以下に説明するエンジン2は、フレーム1によって支持される。
エンジン2は、燃料を燃焼させて得た熱エネルギーを運動エネルギーに変換する。つまり、エンジン2は、燃料を燃やすことによって回転動力を生み出す。なお、エンジン2には、エンジン制御装置が接続されている(図示せず)。エンジン制御装置は、オペレータがアクセルペダルなどを操作すると、その操作に応じてエンジン2の運転状態を変更する。また、エンジン2には、排気浄化装置2Eが備えられている。排気浄化装置2Eは、排気に含まれる微粒子や一酸化炭素、炭化水素などを酸化する。
トランスミッション3は、エンジン2の回転動力をフロントアクスル4やリヤアクスル5に伝達する。トランスミッション3には、連結クラッチを介してエンジン2の回転動力が入力される。なお、トランスミッション3には、変速機構3Sが設けられている(図2参照)。変速機構3Sは、オペレータがシフトレバーなどを操作すると、その操作に応じてトラクタ100の走行速度を変更する。また、トランスミッション3には、前後進切換機構3Dや作業機駆動機構3Pが設けられている(図2参照)。前後進切換機構3Dは、オペレータがリバーサレバーを操作すると、その操作に応じてトラクタ100の走行方向を変更する。作業機駆動機構3Pは、オペレータがパワースイッチなどを操作すると、その操作に応じて作業機(図示せず:例えばロータリーなど)の稼働態様を変更する。
フロントアクスル4は、エンジン2の回転動力をフロントタイヤ41に伝達する。フロントアクスル4には、トランスミッション3を介してエンジン2の回転動力が入力される。なお、フロントアクスル4には、操舵装置が並設されている(図示せず)。操舵装置は、オペレータがハンドルを操作すると、その操作に応じてフロントタイヤ41の舵角を変更する。
リヤアクスル5は、エンジン2の回転動力をリヤタイヤ51に伝達する。リヤアクスル5には、トランスミッション3を介してエンジン2の回転動力が入力される。なお、リヤアクスル5には、制動機構5Bが備えられている(図2参照)。制動機構5Bは、オペレータがブレーキペダルを操作すると、その操作に応じてリヤタイヤ51の回転速度を低下若しくは停止させる。また、制動機構5Bは、オペレータがハンドルを操作すると、その操作に応じて一方のリヤタイヤ51の回転速度を低下若しくは停止させることもできる(かかる機能を「オートブレーキ機能」という)。
次に、トラクタ100が油圧式変速仕様である場合の動力伝達系統について説明する。
トラクタ100の動力伝達系統は、主に、トランスミッション3と、フロントアクスル4と、リヤアクスル5と、で構成されている。ここでは、トランスミッション3の構造に着目して説明する。
図2は、油圧式変速仕様の動力伝達系統を示している。図3は、油圧式変速仕様のトランスミッション3を示している。図4は、油圧式変速仕様のトランスミッション3の構造を示している。図5は、図4の矢印Fから見た図であり、図6は、図4の矢印Rから見た図である。そして、図7は、図4の矢印Lから見た図である。
トランスミッション3は、作動油によって稼動する油圧ユニットを備えている。例えば、主変速装置31を構成する無段変速装置(HMT)311などである。
主変速装置31は、インプットシャフト312とアウトプットシャフト313の回転速度の比を無段階に変更できる。無段変速装置311は、インプットシャフト312とアウトプットシャフト313が接続されている。インプットシャフト312は、回転自在に支持されたプランジャブロック314に連結されている。プランジャブロック314は、高圧の作動油を送り出し、油圧ポンプ31Pとしての機能を果たす。アウトプットシャフト313は、回転自在に支持されたモータケース315に連結されている。モータケース315は、高圧の作動油を受けることによって回転し、油圧モータ31Mとしての機能を果たす。なお、アウトプットシャフト313には、前進駆動ギヤ316と後進駆動ギヤ317が取り付けられている。前進駆動ギヤ316と後進駆動ギヤ317は、前後進切換装置32へ回転動力を伝達する。
前後進切換装置32は、前進クラッチ321と後進クラッチ322のいずれかを介して回転動力を伝達できる。前進クラッチ321は、前進駆動ギヤ316に噛み合う前進従動ギヤ323を有している。前進クラッチ321は、作動することにより、アウトプットシャフト313の回転動力をセンターシャフト325に伝達する。後進クラッチ322は、リバースギヤを介して後進駆動ギヤ316に噛み合う後進従動ギヤ324を有している。後進クラッチ322は、作動することにより、アウトプットシャフト313の回転動力をセンターシャフト325に伝達する。なお、センターシャフト325には、超低速駆動ギヤ326と一速駆動ギヤ327と二速駆動ギヤ328が取り付けられている。超低速駆動ギヤ326と一速駆動ギヤ327と二速駆動ギヤ328は、副変速装置33へ回転動力を伝達する。
副変速装置33は、センターシャフト325とセンターシャフト337の回転速度の比を複数段階に変更できる。超低速ドグユニット331は、超低速駆動ギヤ326に噛み合う超低速従動ギヤ334に隣接している。超低速ドグユニット331は、作動することにより、センターシャフト325の回転動力をセンターシャフト337に伝達する。一速ドグユニット332は、一速駆動ギヤ327に噛み合う一速従動ギヤ335に隣接している。一速ドグユニット332は、作動することにより、センターシャフト325の回転動力をセンターシャフト337に伝達する。二速ドグユニット333は、二速駆動ギヤ328に噛み合う二速従動ギヤ336に隣接している。二速ドグユニット333は、作動することにより、センターシャフト325の回転動力をセンターシャフト337に伝達する。なお、センターシャフト337には、フロント駆動ギヤ338とリヤピニオンギヤ339が取り付けられている。フロント駆動ギヤ338は、フロント従動ギヤ33Aと等速駆動ギヤ33Bと増速駆動ギヤ33Cを有するカウンタシャフト33Dを介して前輪駆動切換装置34へ回転動力を伝達する。リヤピニオンギヤ339は、デファレンシャルギヤユニット33Eを介してリヤアクスル5へ回転動力を伝達する。
前輪駆動切換装置34は、等速クラッチ341と増速クラッチ342のいずれかを介して回転動力を伝達できる。等速クラッチ341は、等速駆動ギヤ33Bに噛み合う等速従動ギヤ343を有している。等速クラッチ341は、作動することにより、カウンタシャフト33Dの回転動力をセンターシャフト345に伝達する。増速クラッチ342は、増速駆動ギヤ33Cに噛み合う増速従動ギヤ344を有している。増速クラッチ342は、作動することにより、カウンタシャフト33Dの回転動力をセンターシャフト345に伝達する。なお、センターシャフト345には、プロペラシャフト346が取り付けられている。また、プロペラシャフト346には、フロントピニオンギヤ347が取り付けられている。フロントピニオンギヤ347は、フロントアクスル4へ回転動力を伝達する。
このような構造により、トランスミッション3は、トラクタ100の走行速度(停止を含む走行速度)を変更自在としている。また、トランスミッション3は、トラクタ100の走行方向(前進又は後進)を変更自在としている。更に、トランスミッション3は、フロントタイヤ41の駆動態様(等速四輪駆動若しくは増速四輪駆動又は非駆動)を変更自在としている。
作業機駆動切換装置35は、PTOクラッチ351を介して回転動力を伝達できる。PTOクラッチ351は、駆動ギヤ318に噛み合う従動ギヤ352を有している。PTOクラッチ351は、作動することにより、インプットシャフト312の回転動力をセンターシャフト353に伝達する。なお、センターシャフト353には、一速駆動ギヤ354と二速駆動ギヤ355と三速駆動ギヤ356と四速駆動ギヤ357と逆転駆動ギヤ358が取り付けられている。一速駆動ギヤ354と二速駆動ギヤ355と三速駆動ギヤ356と四速駆動ギヤ357と逆転駆動ギヤ358は、作業機変速装置36へ回転動力を伝達する。
作業機変速装置36は、センターシャフト353とセンターシャフト369の回転速度の比を複数段階に変更できる。第一ドグユニット361は、一速従動ギヤ364と二速従動ギヤ365の間に配置されている。第一ドグユニット361は、スリーブが一方へ摺動することにより、一速駆動ギヤ354と一速従動ギヤ364を介してセンターシャフト353の回転動力をセンターシャフト369に伝達する。また、第一ドグユニット361は、スリーブが他方へ摺動することにより、二速駆動ギヤ355と二速従動ギヤ365を介してセンターシャフト353の回転動力をセンターシャフト369に伝達する。第二ドグユニット362は、三速従動ギヤ366に隣接している。第二ドグユニット362は、スリーブが一方へ摺動することにより、三速駆動ギヤ356と三速従動ギヤ366を介してセンターシャフト353の回転動力をセンターシャフト369に伝達する。第三ドグユニット363は、四速従動ギヤ367と逆転従動ギヤ368の間に配置されている。第三ドグユニット363は、スリーブが一方へ摺動することにより、四速駆動ギヤ357と四速従動ギヤ367を介してセンターシャフト353の回転動力をセンターシャフト369に伝達する。また、第三ドグユニット363は、スリーブが他方へ摺動することにより、逆転駆動ギヤ358とリバースギヤと逆転従動ギヤ368を介してセンターシャフト353の回転動力をセンターシャフト369に伝達する。なお、センターシャフト369には、ドライブシャフト36Aが取り付けられている。また、ドライブシャフト36Aには、PTO駆動ギヤ36Bが取り付けられている。PTO駆動ギヤ36Bは、PTO従動ギヤ36Cを有するPTOシャフト36Dを介して作業機へ回転動力を伝達する。
このような構造により、トランスミッション3は、作業機の稼働速度(停止を含む稼働速度)を変更自在としている。また、トランスミッション3は、作業機の稼働方向(正転又は逆転)を変更自在としている。
次に、トラクタ100が機械式変速仕様である場合の動力伝達系統について説明する。
トラクタ100の動力伝達系統は、主に、トランスミッション3と、フロントアクスル4と、リヤアクスル5と、で構成されている。ここでは、トランスミッション3の構造に着目して説明する。
図8は、機械式変速仕様の動力伝達系統を示している。図9は、機械式変速仕様のトランスミッション3を示している。図10は、機械式変速仕様のトランスミッション3の構造を示している。図11は、図10の矢印Fから見た図であり、図12は、図10の矢印Rから見た図である。そして、図13は、図10の矢印Lから見た図である。
トランスミッション3は、作動油によって稼動する油圧ユニットを備えている。例えば、動力伝達切換装置37を構成する連結遮断装置(以降「メインクラッチ371」とする)などである。
動力伝達切換装置37は、メインクラッチ371を介して回転動力を伝達できる。メインクラッチ371は、インプットシャフト372とアウトプットシャフト373が接続されている。メインクラッチ371は、作動することにより、インプットシャフト372の回転動力をアウトプットシャフト373に伝達する。なお、アウトプットシャフト373には、シンクロユニット37Aが取り付けられている。シンクロユニット37Aは、スリーブが一方へ摺動することにより、アウトプットシャフト373の回転動力をギヤシャフト374に伝達する(正転させる)。また、シンクロユニット37Aは、スリーブが他方へ摺動することにより、カウンタシャフト37Dを介してアウトプットシャフト373の回転動力をギヤシャフト374に伝達する(逆転させる)。ギヤシャフト374には、超低速駆動ギヤ375と一速駆動ギヤ376と二速駆動ギヤ377と三速駆動ギヤ378が取り付けられている。超低速駆動ギヤ375と一速駆動ギヤ376と二速駆動ギヤ377と三速駆動ギヤ378は、主変速装置38へ回転動力を伝達する。
主変速装置38は、ギヤシャフト374とセンターシャフト387の回転速度の比を複数段階に変更できる。第一ドグユニット381は、超低速従動ギヤ383と三速従動ギヤ386の間に配置されている。第一ドグユニット381は、スリーブが一方へ摺動することにより、超低速駆動ギヤ375と超低速従動ギヤ383を介してギヤシャフト374の回転動力をセンターシャフト387に伝達する。また、第一ドグユニット381は、スリーブが他方へ摺動することにより、三速駆動ギヤ378と三速従動ギヤ386を介してギヤシャフト374の回転動力をセンターシャフト387に伝達する。第二ドグユニット382は、一速従動ギヤ384と二速従動ギヤ385の間に配置されている。第二ドグユニット382は、スリーブが一方へ摺動することにより、一速駆動ギヤ376と一速従動ギヤ384を介してギヤシャフト374の回転動力をセンターシャフト387に伝達する。また、第二ドグユニット382は、スリーブが他方へ摺動することにより、二速駆動ギヤ377と二速従動ギヤ385を介してギヤシャフト374の回転動力をセンターシャフト387に伝達する。なお、センターシャフト387には、第一駆動ギヤ388と第二駆動ギヤ389が取り付けられている。第一駆動ギヤ388と第二駆動ギヤ389は、副変速装置39へ回転動力を伝達する。
副変速装置39は、センターシャフト387とセンターシャフト397の回転速度の比を複数段階に変更できる。第一ドグユニット391は、第一従動ギヤ393と第二従動ギヤ394の間に配置されている。第一ドグユニット391は、スリーブが一方へ摺動することにより、第一駆動ギヤ388と第一従動ギヤ393を介してセンターシャフト387の回転動力をセンターシャフト397に伝達する。また、第一ドグユニット391は、スリーブが他方へ摺動することにより、第二駆動ギヤ389と第二従動ギヤ394を介してセンターシャフト387の回転動力をセンターシャフト397に伝達する。第二ドグユニット392は、第三従動ギヤ395と第四従動ギヤ396の間に配置されている。第二ドグユニット392は、スリーブが一方へ摺動することにより、第一駆動ギヤ388や第一従動ギヤ393のほか、カウンタシャフト398と第三従動ギヤ395を介してセンターシャフト387の回転動力をセンターシャフト397に伝達する。また、第二ドグユニット392は、スリーブが他方へ摺動することにより、第一駆動ギヤ388や第一従動ギヤ393のほか、カウンタシャフト398と第四従動ギヤ396を介してセンターシャフト387の回転動力をセンターシャフト397に伝達する。なお、センターシャフト397には、フロント駆動ギヤ399とリヤピニオンギヤ39Aが取り付けられている。フロント駆動ギヤ399は、フロント従動ギヤ39Bと等速駆動ギヤ39Cと増速駆動ギヤ39Dを有するカウンタシャフト39Eを介して前輪駆動切換装置34へ回転動力を伝達する。リヤピニオンギヤ39Aは、デファレンシャルギヤユニット39Fを介してリヤアクスル5へ回転動力を伝達する。
前輪駆動切換装置34は、等速クラッチ341と増速クラッチ342のいずれかを介して回転動力を伝達できる。等速クラッチ341は、等速駆動ギヤ39Cに噛み合う等速従動ギヤ343を有している。等速クラッチ341は、作動することにより、カウンタシャフト39Eの回転動力をセンターシャフト345に伝達する。増速クラッチ342は、増速駆動ギヤ39Dに噛み合う増速従動ギヤ344を有している。増速クラッチ342は、作動することにより、カウンタシャフト39Eの回転動力をセンターシャフト345に伝達する。なお、センターシャフト345には、プロペラシャフト346が取り付けられている。また、プロペラシャフト346には、フロントピニオンギヤ347が取り付けられている。フロントピニオンギヤ347は、フロントアクスル4へ回転動力を伝達する。
このような構造により、トランスミッション3は、トラクタ100の走行速度(停止を含む走行速度)を変更自在としている。また、トランスミッション3は、トラクタ100の走行方向(前進又は後進)を変更自在としている。更に、トランスミッション3は、フロントタイヤ41の駆動態様(等速四輪駆動若しくは増速四輪駆動又は非駆動)を変更自在としている。
作業機駆動切換装置35は、PTOクラッチ351を介して回転動力を伝達できる。PTOクラッチ351は、駆動ギヤ379に噛み合う従動ギヤ352を有している。PTOクラッチ351は、作動することにより、インプットシャフト372の回転動力をセンターシャフト353に伝達する。なお、センターシャフト353には、一速駆動ギヤ354と二速駆動ギヤ355と三速駆動ギヤ356と四速駆動ギヤ357と逆転駆動ギヤ358が取り付けられている。一速駆動ギヤ354と二速駆動ギヤ355と三速駆動ギヤ356と四速駆動ギヤ357と逆転駆動ギヤ358は、作業機変速装置36へ回転動力を伝達する。
作業機変速装置36は、センターシャフト353とセンターシャフト369の回転速度の比を複数段階に変更できる。第一ドグユニット361は、一速従動ギヤ364と二速従動ギヤ365の間に配置されている。第一ドグユニット361は、スリーブが一方へ摺動することにより、一速駆動ギヤ354と一速従動ギヤ364を介してセンターシャフト353の回転動力をセンターシャフト369に伝達する。また、第一ドグユニット361は、スリーブが他方へ摺動することにより、二速駆動ギヤ355と二速従動ギヤ365を介してセンターシャフト353の回転動力をセンターシャフト369に伝達する。第二ドグユニット362は、三速従動ギヤ366に隣接している。第二ドグユニット362は、スリーブが一方へ摺動することにより、三速駆動ギヤ356と三速従動ギヤ366を介してセンターシャフト353の回転動力をセンターシャフト369に伝達する。第三ドグユニット363は、四速従動ギヤ367と逆転従動ギヤ368の間に配置されている。第三ドグユニット363は、スリーブが一方へ摺動することにより、四速駆動ギヤ357と四速従動ギヤ367を介してセンターシャフト353の回転動力をセンターシャフト369に伝達する。また、第三ドグユニット363は、スリーブが他方へ摺動することにより、逆転駆動ギヤ358とリバースギヤと逆転従動ギヤ368を介してセンターシャフト353の回転動力をセンターシャフト369に伝達する。なお、センターシャフト369には、ドライブシャフト36Aが取り付けられている。また、ドライブシャフト36Aには、PTO駆動ギヤ36Bが取り付けられている。PTO駆動ギヤ36Bは、PTO従動ギヤ36Cを有するPTOシャフト36Dを介して作業機へ回転動力を伝達する。
このような構造により、トランスミッション3は、作業機の稼働速度(停止を含む稼働速度)を変更自在としている。また、トランスミッション3は、作業機の稼働方向(正転又は逆転)を変更自在としている。
次に、トランスミッションハウジング7について説明する。
図14は、トランスミッションハウジング7の構成を示している。図中には、トラクタ100の前後方向、左右方向及び上下方向を表す。
トランスミッションハウジング7は、主に、メインブロック71と、センターブロック72と、フロントカバー73と、リヤカバー74と、で構成されている。なお、メインブロック71からフロントカバー73は、油圧式変速仕様と機械式変速仕様で共通であるが、リヤカバー74は、油圧式変速仕様と機械式変速仕様で異なる。
図15は、メインブロック71を示している。図中には、トラクタ100の前後方向、左右方向及び上下方向を表す。また、図16は、メインブロック71の詳細を示す投影図である。図16の(A)は、メインブロック71の右側面図であり、図16の(B)は、メインブロック71の前面図である。そして、図16の(C)は、メインブロック71の後面図である。
メインブロック71は、トランスミッションハウジング7の主たる構造体である。メインブロック71は、ねずみ鋳鉄(例えばFC250)による鋳造品である。メインブロック71は、その前面にセンターブロック72の取付座面71Fが形成されている。メインブロック71は、その内側に複数のベアリング孔が設けられている。具体的には、アウトプットシャフト313若しくはギヤシャフト374のベアリング孔711と、センターシャフト325・387のベアリング孔712と、センターシャフト337・397のベアリング孔713と、センターシャフト353のベアリング孔714と、センターシャフト369のベアリング孔715と、が設けられている。また、メインブロック71は、その後面にリヤカバー74の取付座面71Bが形成されている。メインブロック71は、その内側に複数のベアリング孔が設けられている。具体的には、ドライブシャフト36Aのベアリング孔716と、PTOシャフト36Dのベアリング孔717と、が設けられている。なお、メインブロック71は、その右側面に第一電磁バルブや第二電磁バルブの取付座面71Rが形成されている。また、リヤアクスル5の取付座面71Aも形成されている。
図17は、センターブロック72を示している。図中には、トラクタ100の前後方向、左右方向及び上下方向を表す。また、図17は、センターブロック72の詳細を示す投影図である。図17の(A)は、センターブロック72の右側面図であり、図17の(B)は、センターブロック72の前面図である。そして、図17の(C)は、センターブロック72の後面図である。
センターブロック72は、メインブロック71の前端面に固定される。センターブロック72は、アルミ合金(例えばADC12)による鋳造品である。センターブロック72は、その前面にフロントカバー73の取付座面72Fが形成されている。センターブロック72は、取付座面72Fに空間72Sが形成されている。具体的には、フィルタ91(図3、図9参照)へ送られる作動油の通路となるギャラリの一部が形成されている。また、センターブロック72は、その後面にメインブロック71の取付座面72Bが形成されている。センターブロック72は、その内側に複数のベアリング孔が設けられている。具体的には、アウトプットシャフト313若しくはギヤシャフト374のベアリング孔721と、センターシャフト325・387のベアリング孔722と、センターシャフト337・397のベアリング孔723と、センターシャフト345のベアリング孔724と、センターシャフト353のベアリング孔725と、カウンタシャフト33D・39Eのベアリング孔726と、が設けられている。なお、センターブロック72は、ガスケット76を介してメインブロック71に固定される(図14参照)。ガスケット76には、ボルトを通すための穴のほか、作動油を通すための穴が開けられている。
図19は、フロントカバー73を示している。図中には、トラクタ100の前後方向、左右方向及び上下方向を表す。また、図20は、フロントカバー73の詳細を示す投影図である。図20の(A)は、フロントカバー73の右側面図であり、図20の(B)は、フロントカバー73の前面図である。そして、図20の(C)は、フロントカバー73の後面図である。
フロントカバー73は、センターブロック72の前端面に固定される。フロントカバー73は、アルミ合金(例えばADC12)による鋳造品である。フロントカバー73は、その前面に第三電磁バルブ83(図3、図9参照)の取付座面73Fが形成されている。また、フロントカバー73は、その前面に油圧ポンプ(図示せず)の取付座面73Pが形成されている。フロントカバー73は、取付座面73Fや取付座面73Pの周囲に複数のベアリング孔が設けられている。具体的には、インプットシャフト312・372のベアリング孔731と、センターシャフト345のベアリング孔732と、カウンタシャフト33D・39Eのベアリング孔733(貫通せず)と、センターシャフト353のベアリング孔734と、ポンプギヤシャフト359(図2、図8参照)のベアリング孔735と、が設けられている。更に、フィルタ91の取付座73Mとリターンパイプ92(図3、図9参照)の取付座73Nが設けられている。また、フロントカバー73は、その後面にセンターブロック72の取付座面73Bが形成されている。フロントカバー73は、取付座面73Bに空間73Sが形成されている。具体的には、フィルタ91へ送られる作動油の通路となるギャラリの一部が形成されている。なお、フロントカバー73は、ガスケット77を介してセンターブロック72に固定される(図14参照)。ガスケット77には、ボルトを通すための穴のほか、作動油を通すための穴が開けられている。
図21は、油圧式変速仕様のリヤカバー74を示している。図中には、トラクタ100の前後方向、左右方向及び上下方向を表す。また、図22は、油圧式変速仕様のリヤカバー74の詳細を示す投影図である。図22の(A)は、リヤカバー74の右側面図であり、図22の(B)は、リヤカバー74の前面図である。そして、図22の(C)は、リヤカバー74の後面図である。
リヤカバー74は、メインブロック71の後端面に固定される。リヤカバー74は、アルミ合金(例えばADC12)による鋳造品である。リヤカバー74は、その前面にメインブロック71の取付座面74Fが形成されている。リヤカバー74は、その内側に空間74Sが形成されている。具体的には、主変速装置31に送られる作動油の通路となるギャラリの一部が形成されている。また、リヤカバー74は、その後面にPTOシャフトケースの取付座面74Bが形成されている。リヤカバー74は、取付座面74Bの周囲に複数のベアリング孔が設けられている。具体的には、インプットシャフト312のベアリング孔741(貫通せず)と、ドライブシャフト36Aのベアリング孔742(貫通せず)と、PTOシャフト36Dのベアリング孔743と、が設けられている。更に、各種センサ(図示せず)の取付座74Mと電動アクチュエータ(図示せず)の収容室74Nが設けられている。なお、リヤカバー74は、ガスケット78を介してメインブロック71に固定される(図14参照)。ガスケット78には、ボルトを通すための穴が開けられている。
図23は、機械式変速仕様のリヤカバー74を示している。図中には、トラクタ100の前後方向、左右方向及び上下方向を表す。また、図24は、機械式変速仕様のリヤカバー74の詳細を示す投影図である。図24の(A)は、リヤカバー74の右側面図であり、図24の(B)は、リヤカバー74の前面図である。そして、図24の(C)は、リヤカバー74の後面図である。
リヤカバー74は、メインブロック71の後端面に固定される。リヤカバー74は、アルミ合金(例えばADC12)による鋳造品である。リヤカバー74は、その前面にメインブロック71の取付座面74Fが形成されている。リヤカバー74は、その内側にユニットホルダー(図示せず)の取付座面74M・74Nが形成されている。また、リヤカバー74は、その後面にPTOシャフトケースの取付座面74Bが形成されている。リヤカバー74は、取付座面74Bの周囲に複数のベアリング孔が設けられている。具体的には、インプットシャフト372のベアリング孔741(貫通せず)と、ドライブシャフト36Aのベアリング孔742(貫通せず)と、PTOシャフト36Dのベアリング孔743と、が設けられている。更に、リヤカバー74は、その右側面に第一作動油パイプ(図示せず)や第二作動油パイプ(図示せず)の取付座面74Rが形成されている。なお、リヤカバー74は、ガスケット78を介してメインブロック71に固定される(図14参照)。ガスケット78には、ボルトを通すための穴が開けられている。
このように、本トランスミッション3は、油圧ユニットとして無段変速装置311若しくは連結遮断装置371のいずれかを選択可能としている。これにより、本トランスミッション3は、ハウジング(トランスミッションハウジング7)の互換性を確保しつつ、様々な仕様に変更できる。
また、油圧ユニットが無段変速装置311である場合、ハウジング(トランスミッションハウジング7)は、無段変速装置311を介して可動する前後進切換装置32及び副変速装置33を収容可能としている。これにより、本トランスミッション3は、ハウジング(トランスミッションハウジング7)の互換性を確保しつつ、油圧式変速仕様を実現できる。
更に、油圧ユニットが連結遮断装置371である場合、ハウジング(トランスミッションハウジング7)は、連結遮断装置371を介して可動する主変速装置38及び副変速装置39を収容可能としている。これにより、本トランスミッション3は、ハウジング(トランスミッションハウジング7)の互換性を確保しつつ、機械式変速仕様を実現できる。
加えて、ハウジング(トランスミッションハウジング7)は、油圧ユニットが無段変速装置311である場合と油圧ユニットが連結遮断装置371である場合において、メインブロック71及びセンターブロック72及びフロントカバー73が共通となる。これにより、本トランスミッション3は、油圧式変速仕様又は機械式変速仕様のいずれに関わらず、コストの低減を実現できる。
100 トラクタ
3 トランスミッション
31 主変速装置
311 無段変速装置(油圧ユニット)
32 前後進切換装置
33 副変速装置
34 前輪駆動切換装置
35 作業機駆動切換装置
36 作業機変速装置
37 動力伝達切換装置
371 連結遮断装置(油圧ユニット)
38 主変速装置
39 副変速装置
7 トランスミッションハウジング(ハウジング)
71 メインブロック
72 センターブロック
73 フロントカバー
74 リヤカバー

Claims (2)

  1. 作動油によって稼動する油圧ユニットと、前記油圧ユニットへ回転動力を伝達するインプットシャフトと、前記油圧ユニットから回転動力を伝達するアウトプットシャフトと、前記油圧ユニット及び前記インプットシャフト及び前記アウトプットシャフトを収容するハウジングと、を備えるトランスミッションを有し、油圧式変速仕様と機械式変速仕様とを選択可能なトラクタであって、
    前記ハウジングを共用とし、
    前記油圧式変速仕様を選択した場合、
    前記油圧ユニットとして無段変速装置が設けられ、
    前記インプットシャフトと前記アウトプットシャフトの回転速度の比が無段階に変更できるように構成され、
    前記インプットシャフトは、回転自在に支持されたプランジャブロックに連結され、
    前記プランジャブロックは、高圧の作動油を送り出し、油圧ポンプとしての機能を果たし、
    前記アウトプットシャフトは、回転自在に支持されたモータケースに連結され、
    前記モータケースは、油圧モータとしての機能を果たし、
    前記アウトプットシャフトには、前進駆動ギヤと後進駆動ギヤが取り付けられ、
    前記前進駆動ギヤと前記後進駆動ギヤは、前後進切換装置へ回転動力を伝達するように構成される
    ことを特徴とするトラクタ
  2. 作動油によって稼動する油圧ユニットと、前記油圧ユニットへ回転動力を伝達するインプットシャフトと、前記油圧ユニットから回転動力を伝達するアウトプットシャフトと、前記油圧ユニット及び前記インプットシャフト及び前記アウトプットシャフトを収容するハウジングと、を備えるトランスミッションを有し、油圧式変速仕様と機械式変速仕様とを選択可能なトラクタであって、
    前記ハウジングを共用とし、
    前記機械式変速仕様を選択した場合、
    前記油圧ユニットとして動力連結遮断装置であるメインクラッチが設けられ、
    前記メインクラッチは、作動することにより前記インプットシャフトの回転動力を前記アウトプットシャフトに伝達するように構成され、
    前記アウトプットシャフトには、シンクロユニットが取り付けられ、
    前記シンクロユニットは、スリーブが一方へ摺動することにより前記アウトプットシャフトの回転動力を正転方向にギヤシャフトへ伝達するように構成され、
    前記シンクロユニットは、前記スリーブが他方へ摺動することによりカウンタシャフトを介して前記アウトプットシャフトの回転動力を逆転方向に前記ギヤシャフトへ伝達するように構成される
    ことを特徴とするトラクタ
JP2015101438A 2015-05-18 2015-05-18 トラクタ Active JP6536800B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015101438A JP6536800B2 (ja) 2015-05-18 2015-05-18 トラクタ
KR1020177035680A KR101990729B1 (ko) 2015-05-18 2016-03-23 트랜스미션
US15/575,176 US20180142774A1 (en) 2015-05-18 2016-03-23 Transmission
EP16796185.3A EP3299668B1 (en) 2015-05-18 2016-03-23 Transmission
PCT/JP2016/059188 WO2016185791A1 (ja) 2015-05-18 2016-03-23 トランスミッション

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015101438A JP6536800B2 (ja) 2015-05-18 2015-05-18 トラクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016217414A JP2016217414A (ja) 2016-12-22
JP6536800B2 true JP6536800B2 (ja) 2019-07-03

Family

ID=57578272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015101438A Active JP6536800B2 (ja) 2015-05-18 2015-05-18 トラクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6536800B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4885349B2 (ja) * 2000-10-20 2012-02-29 ヤンマー株式会社 トランスミッション
JP4921914B2 (ja) * 2006-10-06 2012-04-25 ヤンマー株式会社 トランスミッション

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016217414A (ja) 2016-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4372072B2 (ja) 変速伝動装置
WO2010131576A1 (ja) 作業車両の変速装置
JP4740174B2 (ja) 変速伝動装置
KR20090039597A (ko) 주행 차량의 변속 장치
JP2010265939A (ja) 作業車両の変速装置
US20170254390A1 (en) Powershift transmission for working machines
JP6536800B2 (ja) トラクタ
WO2016185796A1 (ja) トランスミッション
WO2016185791A1 (ja) トランスミッション
JP6539888B2 (ja) トランスミッション
JP6528174B2 (ja) トラクタ用のトランスミッション
JP5291064B2 (ja) トランスミッション
JP6439212B2 (ja) トランスミッション
JP5039647B2 (ja) 動力伝達装置
WO2023210069A1 (ja) 作業車両の動力伝達装置
JP2013071545A (ja) 作業車両の変速装置
JP4257100B2 (ja) トラクタのpto駆動装置
JP2016217412A (ja) トランスミッション
JP4891867B2 (ja) 変速伝動装置
JP2016217502A (ja) トランスミッション
JP5331570B2 (ja) 作業車両の変速装置
JP2013248965A (ja) 作業車両
JP5547389B2 (ja) 油圧−機械式変速装置
JP2007191022A (ja) トラクタの副変速機構
JP2008082438A (ja) 走行車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6536800

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350