JP6525799B2 - 荷受台昇降装置 - Google Patents
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Description
床下格納式の荷受台昇降装置は、荷受台を折り畳んだ状態で前方移動させることで、荷箱の後部下方に格納される。この格納状態から荷受台昇降装置を使用する際には、操作ボタンを操作することで、折り畳まれた荷受台を格納状態から荷箱の後方へ張り出す張出位置へ後方移動させた後、自動的に下降させて荷受台の基部を接地させる。この状態から荷受台を展開することで、地面と荷箱の床面との間で荷受台を昇降させることができる(例えば、特許文献1参照)。
そこで、作業者の昇り降りを容易にするために、上記操作ボタンを操作し、荷受台を格納状態から後方移動させて荷箱の後方へ突出させることが考えられる。しかし、この場合には、荷受台を張出位置まで後方移動させると、荷受台が自動的に下降してしまい、ステップとして使用することができなくなるおそれがある。
この場合、ステップとして使用した荷受台を前方移動させるための第3操作手段が操作されると、荷受台を所定量だけ下降(又は上昇)させてから前方移動させる制御を行うので、荷受台が荷箱や車体側の部材と干渉するのを抑制することができる。
この場合、荷受台をステップとして使用することで、荷受台の高さ位置が高くなり過ぎても、制御装置は、荷受台を所定量だけ下降させてから前方移動させるので、荷受台が荷箱や車体側の部材と干渉するのを抑制することができる。
このため、前記荷受台昇降装置において、前記制御装置は、前記高さ位置調整制御として、前記荷受台を第1所定量だけ下降させた後、前記荷受台を前記第1所定量よりも少ない第2所定量だけ上昇させるように前記昇降駆動装置の駆動を制御するのが好ましい。
この場合、制御装置は、荷受台を第1所定量だけ下降させた後に、第1所定量よりも少ない第2所定量だけ上昇させてから荷受台を前方移動させるので、荷受台が地面と干渉して損傷するのを抑制することができる。
[第1実施形態]
[全体構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係る荷受台昇降装置の側面図である。この状態は、車両Vにおける荷箱Bの後部下方に荷受台昇降装置1が格納された状態、すなわち車両Vが走行可能な状態を表している。一方、図2は、荷受台昇降装置1全体を、図1のスライド前端位置(前方位置)から荷箱Bの後方へスライドさせ、所定のスライド後端位置(後方位置)に到達させた後、荷受台19を展開および昇降させて荷物の積み降ろし作業をする使用状態を示す側面図である。
スライドレール4と各取付ブラケット5とは、2本のボルト7とナット(図示せず)により締結されている(図1参照)。スライドレール4には支持板8が車両前後方向に摺動可能に装着されている。
連結部193は、一端部がメインプレート191の先端部に回動可能に連結されるとともに、他端部がサブプレート192の基端部に回動可能に連結されたヒンジ193a(図1も参照)を有する。
図5は、荷受台昇降装置1のブロック図である。図5において、荷受台昇降装置1の制御装置41には上記の操作スイッチ43が接続されている。操作スイッチ43は、上昇スイッチ44と下降スイッチ45とによって構成されている。各スイッチ44,45は、操作している間だけその操作指令が出力され、手を離すと操作指令が出力されなくなるタイプの非保持型スイッチである。制御装置41には、タイマ41aが内蔵されている。
また、制御装置41は、荷受台19が上昇位置(図1参照)にある状態で、下降スイッチ45の操作指令を受けると、リフトシリンダ16を収縮作動させ、上アーム15および下アーム17の下方回動により荷受台19を接地位置まで下降させる。
図6は、制御装置41がステップスイッチ46の操作指令を受けたときに実行する処理を示すフローチャートである。まず、制御装置41は、ステップスイッチ46がON操作されてその操作指令を受けると(ステップST1で「Yes」の場合)、タイマ41aのカウントを開始する(ステップST2)。そして、制御装置41は、タイマ41aのカウント開始と同時に、リフトシリンダ16を収縮駆動させる(ステップST3)。
上記のステップST2〜ステップST5の制御によりリフトシリンダ16の圧抜きが行われ、荷受台19は、図1に示す格納された状態から若干下降する。これにより、荷受台19は、スライドレール4に対する上方への押付力が解除され、スライド可能な状態となる。
そして、第1センサ51が検知しない場合(ステップST9で「No」の場合)、制御装置41は、ステップST6に戻り、スライドシリンダ22の伸長駆動を継続する。
図8は、制御装置41が格納スイッチ47の操作指令を受けたときに実行する処理を示すフローチャートである。まず、制御装置41は、格納スイッチ47がON操作されてその操作指令を受けると(ステップST11で「Yes」の場合)、タイマ41aのカウントを開始する(ステップST12)。そして、制御装置41は、タイマ41aのカウント開始と同時に、リフトシリンダ16を収縮駆動させる(ステップST13)。これにより、荷受台19は、図7のステップとして使用されている状態から下降する。
以上のステップST12〜ステップST18による高さ位置調整制御が実行されることで、荷受台19は、ステップとして使用されている状態から、図10に示すようにスライド可能な高さ位置となる。
上記のように構成された本実施形態の荷受台昇降装置1によれば、ステップスイッチ46を操作することで、荷箱Bの下方に配置されている荷受台19を荷箱Bの後方に突出させた状態とすることができるので、作業者はこの状態の荷受台19をステップとして使用することで、地面と荷箱Bの床面b1との間をスムーズに昇り降りすることができる。また、ステップスイッチ46を操作したときに、荷受台19が後方位置まで後方移動しても荷受台19が自動的に下降することがないので、荷受台19を容易にステップとして使用する状態とすることができる。
図11は、本発明の第2実施形態に係る荷受台昇降装置のブロック図である。また、図12〜図16は、その荷受台昇降装置の各作動状態を示す側面図である。
本実施形態の荷受台昇降装置1は、荷受台19を荷箱Bの下方に格納するときの動作が異なる点で第1実施形態と相違する。
そして、図15に示すように、荷受台19が折り畳まれた状態である格納位置まで上昇したことを第6センサ56が検知すると、制御装置41は、リフトシリンダ16の伸長駆動を停止させる。
図17は、制御装置41が格納スイッチ47の操作指令を受けたときに実行する処理を示すフローチャートである。まず、制御装置41は、格納スイッチ47がON操作されてその操作指令を受けると(ステップST31で「Yes」の場合)、タイマ41aのカウントを開始する(ステップST32)。そして、制御装置41は、タイマ41aのカウント開始と同時に、リフトシリンダ16を収縮駆動させる(ステップST33)。これにより、荷受台19は、ステップとして使用されている状態から下降する。
以上のステップST32〜ステップST38による高さ位置調整制御が実行されることで、荷受台19は、ステップとして使用されている状態から途中位置の高さ位置となる。
なお、第2実施形態において説明を省略した点は、第1実施形態と同様である。
16 リフトシリンダ(昇降駆動装置)
19 荷受台
22 スライドシリンダ(前後駆動装置)
41 制御装置
45 下降スイッチ(第1操作手段)
46 ステップスイッチ(第2操作手段)
47 格納スイッチ(第3操作手段)
51 第1センサ(後方移動位置検知手段)
B 荷箱
b1 床面
V 車体
Claims (4)
- 車体に搭載された荷箱に対して荷物を積み降ろすために当該荷物を載せる荷受台と、
前記荷受台を、前記荷箱の床面に対応させる上昇位置と地面に接地させる接地位置との間で昇降させる昇降駆動装置と、
前記荷受台を、荷物の積み降ろし作業をするために前記荷箱の後方に配置される後方位置と、前記荷箱の下方に配置される前方位置との間で前後移動させる前後駆動装置と、
前記後方位置よりも前方に位置する前記荷受台を前記接地位置まで移動させる操作指令を出力する第1操作手段と、
前記荷受台が前記後方位置にあることを検知する後方移動位置検知手段と、
前記第1操作手段から操作指令を受けると、前記荷受台を後方移動させるように前記前後駆動装置の駆動を制御する後方移動制御を行い、これにより前記荷受台が前記後方位置まで後方移動したことを前記後方移動位置検知手段が検知すると、前記荷受台を下降させるように前記昇降駆動装置の駆動を制御する下降制御を行う制御装置と、を備えた荷受台昇降装置であって、
前記第1操作手段とは別に、前記荷受台をステップとして使用するための操作指令を出力する第2操作手段を備え、
前記制御装置は、前記第2操作手段から操作指令を受けると、前記後方移動制御を行い、当該後方移動制御によって前記荷受台が前記後方位置まで後方移動したことを前記後方移動位置検知手段が検知しても前記下降制御を行わない、ことを特徴とする荷受台昇降装置。 - 前記荷受台をステップとして使用している状態から前方移動させるための操作指令を出力する第3操作手段をさらに備え、
前記制御装置は、前記第3操作手段から操作指令を受けると、前記荷受台の下降および上昇のうち少なくとも一方を所定量だけ行うように前記昇降駆動装置の駆動を制御する高さ位置調整制御を行ってから、前記荷受台を前方移動させるように前記前後駆動装置の駆動を制御する、請求項1に記載の荷受台昇降装置。 - 前記制御装置は、前記高さ位置調整制御として、前記荷受台を所定量だけ下降させるように前記昇降駆動装置の駆動を制御する、請求項2に記載の荷受台昇降装置。
- 前記制御装置は、前記高さ位置調整制御として、前記荷受台を第1所定量だけ下降させた後、前記荷受台を前記第1所定量よりも少ない第2所定量だけ上昇させるように前記昇降駆動装置の駆動を制御する、請求項3に記載の荷受台昇降装置。
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