JP6519121B2 - 画像形成装置、吐出検知ユニット、液体吐出装置 - Google Patents

画像形成装置、吐出検知ユニット、液体吐出装置 Download PDF

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Description

本発明は画像形成装置、吐出検知ユニット、液体吐出装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えばインク液滴を吐出する液体吐出ヘッドを含む液体吐出装置を用いた画像形成装置としてインクジェット記録装置などが知られている。
このような画像形成装置において、ヘッドからの滴吐出状態を検出する吐出検知装置を備え、滴吐出が正常でないノズルが検出されたときには、ノズル面のクリーニングなどのヘッドの維持回復動作を行うようにしたものがある。
従来の吐出検知装置としては、例えば、記録ヘッドから電極板に向けて液滴を吐出させて、電極板に液滴が着弾するときの電気的変化を測定することによって吐出/不吐出を検知するようにしたものが知られている(特許文献1)。
また、上記電極板をキャリッジ移動方向と同じ方向に払拭する払拭部材によって清掃するようにしたものも知られている(特許文献2)。
特許第4735120号公報 特開2004−306475号公報
上述したような電極板などの着弾部材に液滴を吐出して着弾部材の電気的変化を読取って吐出の有無を検知する場合、着弾部材には吐出検知に伴って液滴が付着することになる。そこで、特許文献2に開示されているように、払拭部材で着弾面を払拭して清掃することが行われる。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
液滴を吐出する複数のノズルを有する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドからの滴吐出の有無を検出する吐出検知手段と、を備え、
前記吐出検知手段は、
前記液体吐出ヘッドに対向可能な領域に配置され、前記液体吐出ヘッドのノズルから吐出された液滴が着弾される着弾面を有する着弾部材を有し、
前記液体吐出ヘッドのノズルから吐出された液滴が前記着弾面に着弾することで生じる電気的変化を検出して、前記滴吐出の有無を検知し、
前記着弾部材の着弾面を払拭して清掃する払拭部材と、
前記払拭部材に付着した廃液を除去するワイパクリーナと、を有し、
少なくとも、前記着弾面の前記払拭部材の移動方向と直交する方向の両側に、前記着弾面と間隔をおいて配置され、前記液滴の廃液を受ける廃液受け部が設けられ、
前記ワイパクリーナは、前記払拭部材の移動方向において前記廃液受け部の下流側に位置する外壁部上に配置され、前記ワイパクリーナの一部は、前記着弾面よりも上方に位置する
構成とした。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、着弾部材の周囲に廃液が堆積することによる不具合を防止できるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
液滴を吐出する複数のノズルを有する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドからの滴吐出の有無を検出する吐出検知手段と、を備え、
前記吐出検知手段は、
前記液体吐出ヘッドに対向可能な領域に配置され、前記液体吐出ヘッドのノズルから吐出された液滴が着弾される着弾面を有する着弾部材を有し、
前記液体吐出ヘッドのノズルから吐出された液滴が前記着弾面に着弾することで生じる電気的変化を検出して、前記滴吐出の有無を検知し、
前記着弾部材の着弾面を払拭して清掃する払拭部材を有し、
少なくとも、前記着弾面の前記払拭部材の移動方向と直交する方向の両側に、前記液滴の廃液を受ける廃液受け部が設けられている
構成とした。
本発明によれば、着弾部材の周囲に廃液が堆積することによる不具合を防止できる。
本発明を適用する画像形成装置の一例の機構部の平面説明図である。 同装置の制御部の概要の説明に供するブロック説明図である。 本発明の第1実施形態の説明に供する説明図である。 同じく要部斜視説明図である。 同じく正面説明図である。 同じく吐出検知ユニットの斜視説明図である。 同じく清掃ユニットのワイパ退避カバーの説明に供する斜視説明図である。 同実施形態における払拭動作の作用説明に供する斜視説明図である。 比較例1の説明に供する斜視説明図である。 比較例2の説明に供する斜視説明図である。 本発明の第2実施形態における吐出検知ユニットの斜視説明図である。 本発明の第3実施形態の説明に供する要部正面説明図である。 同実施形態における電極板、ワイパ部材及び廃液受け部の払拭方向と直交する方向の幅の関係の説明に供する平面説明図である。 本発明の第4実施形態における記録ヘッドのノズル列の長さと電極板の長さの関係の説明に供する説明図である。 本発明の第5実施形態における吐出検知ユニットの斜視説明図である。 本発明の第6実施形態における吐出検知ユニットの斜視説明図である。 本発明の第7実施形態における吐出検知ユニットの斜視説明図である。 本発明の第8実施形態における吐出検知ユニットの斜視説明図である。 本発明の第9実施形態における吐出検知ユニットの電極板長手方向に沿う断面説明図である。 本発明の第10実施形態における吐出検知ユニットのホルダ部材のナット保持部の説明図である。 本発明の第11実施形態における吐出検知ユニットの電極板長手方向に沿う断面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る液体吐出装置を含む画像形成装置の一例について図1を参照して説明する。図1は同画像形成装置の機構部の平面説明図である。
この画像形成装置は、シリアル型インクジェット記録装置であり、図示しない左右の側板に横架した主ガイド部材1及び図示しない従ガイド部材でキャリッジ3を移動可能に保持している。そして、主走査モータ5によって、駆動プーリ6と従動プーリ7間に架け渡したタイミングベルト8を介して主走査方向(キャリッジ移動方向)に往復移動する。
このキャリッジ3には、液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド4a、4b(区別しないときは「記録ヘッド4」という。)を搭載している。記録ヘッド4は、例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出する。また、記録ヘッド4は、複数のノズルからなるノズル列4nを主走査方向と直交する副走査方向に配置し、滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド4は、それぞれ複数のノズルを配列した2つのノズル列を有する。記録ヘッド4aの一方のノズル列はブラック(K)の液滴を、他方のノズル列はシアン(C)の液滴を吐出する。記録ヘッド4bの一方のノズル列はマゼンタ(M)の液滴を、他方のノズル列はイエロー(Y)の液滴を、それぞれ吐出する。
記録ヘッド4を構成する液体吐出ヘッドとしては、例えば、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータを用いることができる。
一方、用紙10を搬送するために、用紙を静電吸着して記録ヘッド4に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト12を備えている。この搬送ベルト12は、無端状ベルトであり、搬送ローラ13とテンションローラ14との間に掛け渡されている。
そして、搬送ベルト12は、副走査モータ16によってタイミングベルト17及びタイミングプーリ18を介して搬送ローラ13が回転駆動されることによって、副走査方向に周回移動する。この搬送ベルト12は、周回移動しながら図示しない帯電ローラによって帯電(電荷付与)される。
さらに、キャリッジ3の主走査方向の一方側には搬送ベルト12の側方に記録ヘッド4の維持回復を行う維持回復機構20が配置され、他方側には搬送ベルト12の側方に記録ヘッド4から空吐出を行う空吐出受け21がそれぞれ配置されている。
維持回復機構20は、例えば記録ヘッド4のノズル面(ノズルが形成された面)をキャッピングするキャップ部材20a、ノズル面を払拭するワイパ部材20b、画像形成に寄与しない液滴を吐出する図示しない空吐出受けなどで構成されている。
また、搬送ベルト12と維持回復機構20との間の記録領域外であって、記録ヘッド4に対向可能な領域には、本発明に係る吐出検知手段を構成する吐出検知ユニット100が配置されている。
一方、キャリッジ3には、吐出検知ユニット100の後述する電極板101を清掃する清掃手段である清掃ユニット200が設けられている。
また、キャリッジ3の主走査方向に沿って両側板間に、所定のパターンを形成したエンコーダスケール23が配置され、キャリッジ3にはエンコーダスケール23のパターンを読取る透過型フォトセンサからなるエンコーダセンサ24を設けている。これらのエンコーダスケール23とエンコーダセンサ24によってキャリッジ3の移動を検知するリニアエンコーダ(主走査エンコーダ)を構成している。
また、搬送ローラ13の軸にはコードホイール25を取り付け、このコードホイール25に形成したパターンを検出する透過型フォトセンサからなるエンコーダセンサ26を設けている。これらのコードホイール25とエンコーダセンサ26によって搬送ベルト12の移動量及び移動位置を検出するロータリエンコーダ(副走査エンコーダ)を構成している。
このように構成したこの画像形成装置においては、図示しない給紙トレイから用紙10が帯電された搬送ベルト12上に給紙されて吸着され、搬送ベルト12の周回移動によって用紙10が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ3を主走査方向に移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド4を駆動することにより、停止している用紙10にインク滴を吐出して1行分を記録する。そして、用紙10を所定量搬送後、次の行の記録を行う。
記録終了信号又は用紙10の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙10を図示しない排紙トレイに排紙する。
次に、この画像形成装置の制御部の概要について図2を参照して説明する。同図は同制御部の全体ブロック説明図である。
この制御部500は、この装置全体の制御を司るCPU501と、CPU501が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM502と、画像データ等を一時格納するRAM503とを含む主制御部500Aを備えている。
また、制御部500は、PCなどのホスト(情報処理装置)600との間でデータの転送を司るホストI/F506と、記録ヘッド4を駆動制御する画像出力制御部511と、エンコーダ解析部512を備えている。エンコーダ解析部512は、主走査エンコーダセンサ24、副走査エンコーダセンサ26からの検出信号を入力して解析する。
また、制御部500は、主走査モータ5を駆動する主走査モータ駆動部513と、副走査モータ16を駆動する副走査モータ駆動部514と、各種センサ及びアクチュエータ517との間のI/O516なども備えている。
を備えている。
また、制御部500は、吐出検知ユニット100の電極板101に液滴が着弾したときの電気的変化を測定(検出)して吐出/不吐出を判別する吐出検知部531を備えている。また、制御部500は、吐出検知ユニット100の電極板101を払拭する清掃ユニット200の駆動モータ203を駆動する清掃ユニット駆動部532を備えている。
画像出力制御部511は、印刷データを生成するデータ生成手段、記録ヘッド4を駆動制御するための駆動波形を発生する駆動波形発生手段、駆動波形から所要の駆動信号を選択するためのヘッド制御信号及び印刷データを転送するデータ転送手段などを含む。そして、キャリッジ3側に搭載された記録ヘッド4を駆動するためのヘッド駆動回路であるヘッドドライバ510に対して駆動波形、ヘッド制御信号、印刷データなどを出力して、記録ヘッド4のノズルから印刷データに応じて液滴を吐出させる。
また、エンコーダ解析部512は、検出信号から移動方向を検知する方向検知部520と、移動量を検知するカウンタ部521とを備えている。
制御部500は、エンコーダ解析部512からの解析結果に基づいて、主走査モータ駆動部513を介して主走査モータ5を駆動制御することでキャリッジ3の移動制御を行う。また、副走査モータ駆動部514を介して副走査モータ16を駆動制御することで用紙10の送り制御を行う。
この制御部500の主制御部500Aは、記録ヘッド4の滴吐出検出を行うときには、記録ヘッド4を移動させ、記録ヘッド4の所要のノズルから滴吐出を行わせて吐出検知部531からの検出信号によって滴吐出状態を判別する制御を行う。
次に、本発明の第1実施形態について図3ないし図7を参照して説明する。図3は同実施形態の説明に供する説明図、図4は同じく要部斜視説明図、図5は同じく正面説明図、図6は同吐出検知ユニットの斜視説明図、図7は清掃ユニットのワイパ退避カバーの説明に供する斜視説明図である。
吐出検知ユニット100は、箱形状のホルダ部材103を有し、ホルダ部材103内には島状の着弾部材保持部である電極保持部104が形成されている。電極保持部104の記録ヘッド4のノズル面41と対向可能な上面に、着弾部材である電極板(電極部材)101が保持されて配置されている。この電極板101の表面(対向面)が吐出検知用の着弾面となる。
ホルダ部材103は、例えばプラスチック等の絶縁材料で形成されている。
電極板101は、導電性の金属板で、錆びにくく、インクに対して変質しにくい材料で形成することが好ましい。電極板101は、例えば、SUS304、銅合金にNiメッキを施したもの、あるいは、Pdメッキを施したものなどで形成できる。また、電極板101の液滴が着弾する表面には撥水処理を施すことが好ましい。
この電極板101には外部に引き出される配線部材であるリード線102が電気的に接続され、吐出検知部531に接続されている。
そして、ホルダ部材103の島状の電極保持部104の周囲と外壁部103aとの間に形成される溝によって廃液受け部110が形成されている。すなわち、矩形状の電極板101の払拭部材であるワイパ部材202の払拭方向と交差する方向の端(辺)の両側、及び、払拭方向の払拭開始側及び払拭終了側にそれぞれ一体の廃液受け部110が形成される(符号は明確にするために4か所に付している。)。
また、ホルダ部材103のワイパ部材202による払拭方向終端側の外壁部は、ワイパ部材202から廃液(ワイパ部材202に付着した液滴)を除去して清掃する清掃部材であるワイパクリーナ111を形成している。
なお、ホルダ部材103には、廃液受け部110の下側から図示しない廃液タンクへとつながる流路を形成する廃液チューブ112が接続されている。そして、図示しないが、廃液タンクへとつながる流路上には吸引ポンプが配置され、廃液受け部110の底部に溜まった廃液を廃液タンクへと排出する。
一方、キャリッジ3には、電極板101の表面(着弾面)に付着した液滴を払拭する払拭部材であるワイパ部材202を含む清掃手段である清掃ユニット200が設けられている。
ワイパ部材202は、例えばEPDMで形成している。EPDMは撥水性がそれほど高くなく、ワイパ部材202の撥水性よりも電極板101表面の撥水性の方が高くできる。ワイパ部材202の撥水性よりも電極板101表面の撥水性の方を高くすることによって、電極板101からインクを払拭し易くなる。
このワイパ部材202は、駆動プーリ221と従動プーリ222との間に掛け回されたタイミングベルト223に取付けられている。そして、キャリッジ3に取付けられた駆動源である駆動モータ203でウオームギヤ224及びギヤ225を介して駆動プーリ221を回転駆動することによって、ワイパ部材202がタイミングベルト223とともに図3の矢印A方向に周回移動する。
また、ワイパ部材202を退避位置でカバーするワイパ退避カバー204を備えている。ワイパ部材202を使用しないときには、ワイパ部材202はワイパ退避カバー204内に格納される。これにより、ワイパ部材202に付着している微量の廃液が、キャリッジ動作中に飛散することを防止できる。
ワイパ退避カバー204は、図7に示すように、下面がワイパ部材202から垂れ落ちる廃液を受ける廃液受け部204aとなり、この廃液受け部204aには廃液を吸収して保持する吸収部材207を設けている。
このように構成した本実施形態における払拭動作に関する作用について図8も参照して説明する。図8は同説明に供する斜視説明図である。
吐出検知動作では、詳細は後述するが、1ノズルずつ電極板101に液滴を吐出させたときの電気的変化によって滴吐出の有無を検知する。
この吐出検知動作によって電極板101上には液滴120が残るので、図8に示すように、払ワイパ部材202をノズル配列方向に移動させて液滴120を払拭して清掃する払拭動作(清掃動作)を行う。
このとき、ワイパ部材202に転移した液滴の廃液300がワイパ部材202の幅方向(払拭方向に交差する方向)の端部から滴下することがあるが、この廃液300は、廃液受け部110にて受け止められて装置内に落下しない。また、廃液受け部110で受け止められることで堆積して、ワイパ部材202に再転移したり、ノズル面41と接触したりすることもなくなる。
ここで、比較例における払拭動作に関する不具合について図9及び図10を参照して説明する。図9は比較例1の説明に供する斜視説明図、図10は比較例2の説明に供する斜視説明図である。なお、本実施形態と対応する部分には同じ符号を付して説明を簡略化する。
比較例1では、前記実施形態の電極保持部104を含むホルダ部材103に相当するホルダ部材1103によって電極板1101を保持している。そして、ワイパ部材202の払拭方向終端側に、電極板1101よりも払拭方向と直交する方向の幅が広い廃液受け部1110を設けている。
このような構成にした場合、ワイパ部材202をノズル配列方向に移動させて、電極板1101表面に着弾させた液滴120を払拭して除去するとき、ワイパ部材202に転移した廃液が払拭方向と交差する方向の端部から廃液300となって滴下する。その結果、装置内が汚れるという不具合が生じる。
また、電極板1101と廃液受け部1110とのつなぎ部分で、ワイパ部材202から転移した廃液が付着して堆積物301となることがある。堆積物301が成長すると、ワイパ部材202に再転移してワイピング性能が低下し、あるいは、記録ヘッド4のノズル面に接触してメニスカスを破壊するなどして吐出不良を生じさせる。
比較例2では、比較例1の構成において、更に電極板101の長手方向(払拭方向)の途中に、電極板101と同程度の高さのリブ1111が設けられている。
このような構成にした場合も、リブ1111にワイパ部材202から転移した廃液が付着して堆積物301となる。そのため、ワイパ部材202に再転移してワイピング性能が低下し、あるいは、記録ヘッド4のノズル面に接触してメニスカスを破壊するなどして吐出不良を生じさせる。
これに対して、本実施形態では、特に電極板101をホルダ部材103の外壁部103aから隔てられた島状の電極保持部104にて保持している。これにより、電極板101の全周囲が廃液受け部110となり、廃液の滴下や堆積を防止でき、比較例1、2のような不具合を生じない。
ここで、図4に戻って、吐出検知部531の一例について説明する。
吐出検知部531は、図4に示すように、電極板101に高電圧VE(例えば750V)を加える高電圧電源701を備えている。この高電圧電源701は、主制御部500Aによってオン/オフ制御される。
また、電極板101に液滴が着弾したときの電気的変化に伴う信号を入力するバンドパスフィルタ(BPF)702と、信号を増幅する増幅器(AMP)703と、増幅信号をA/D変換するAD変換器(ADC)704とを備えている。このADC704の変換結果を主制御部500Aに入力する。
そして、吐出検知を行うときには、記録ヘッド4のノズル面41と電極板101とを対向させ、電極板101に高電圧VEを付与し、ノズル面41と電極板101との間に電位差を与える。このとき、記録ヘッド4のノズル面41はマイナスに帯電し、電極板101はプラスに帯電される。
この状態で、記録ヘッド4から1ノズルずつ検知用の液滴を1滴又は複数滴吐出させる。
このとき、吐出される液滴はマイナスに帯電された記録ヘッド4のノズル面41から吐出されるので、液滴もマイナスに帯電されている。これがプラスに帯電された電極板101に着弾すると、電極板101に加えている高電圧VEの電圧が微小に変動する。
そこで、バンドパスフィルタ702にてこの変動分(AC成分)を抽出し、増幅回路703で増幅して、ADC704でA/D変換して測定結果(検出結果)として主制御部500Aに入力する。
主制御部500Aでは、測定結果(変動分)と予め設定した閾値を越えているか否かを判別して、測定結果が閾値を越えているときには、吐出していると判別し、閾値を越えていないときには不吐出と判別する。
なお、本実施形態では、1ノズルずつ吐出させて電極板101に着弾させているため、1ノズルの吐出/不吐出の判別には、0.5〜10msec程度の時間を要する。すべてのノズルについての吐出/不吐出の判別が終了した後、電極板101に加えている高電圧VEはオフ状態にされる。
次に、本発明の第2実施形態について図11を参照して説明する。図11は同実施形態における吐出検知ユニットの斜視説明図である。
ほん実施形態では、ホルダ部材103の電極保持部104aに連続して、ワイパ部材202の払拭開始側及び払拭終了側で外壁部103aまで払拭方向に延びて、ワイパ部材202を案内するガイド部104aを形成している。
なお、払拭方向と直交する方向では、電極板101の端と同じ位置(内側でもよい。)にガイド部104aを配置している。
このように構成したので、ワイパ部材202の払拭開始端及び終了端側での移動がスムーズになる。
次に、本発明の第3実施形態について図12及び図13を参照して説明する。図12は同実施形態の説明に供する要部正面説明図、図13は同じく電極板、ワイパ部材及び廃液受け部の払拭方向と直交する方向の幅の関係の説明に供する平面説明図である。
払拭部材であるワイパ部材202の移動方向(払拭方向)と直交する方向の幅をW1、着弾面である電極板101の表面の払拭方向と直交する方向の幅をW2、廃液受け部110の払拭方向と直交する方向の幅をW3、とするとき、W2<W1<W3、の関係にしている。
これにより、電極板101の表面(着弾面)全体を払拭することができるとともに、ワイパ部材202の両端部から垂れ落ちる廃液を廃液受け部110で確実に受けることができる。
なお、ワイパ部材202は払拭方向と直交する姿勢で配置される必要なく、図13に示すように、払拭方向で傾斜して配置することもできる。この場合でも、幅W1は、払拭方向と直交する方向の幅となる。
次に、本発明の第4実施形態について図14を参照して説明する。図14は同実施形態における記録ヘッドのノズル列の長さと電極板の長さの関係の説明図である。
記録ヘッド4のノズル列の長さをL1、電極板101の長さをL2とするとき、L1<L2の関係にする。
これにより、記録ヘッド4や電極板101を動かさないで、すべてのノズルについて滴吐出検知を行うことができる。
次に、本発明の第5実施形態について図15を参照して説明する。図15は同実施形態における吐出検知ユニットの斜視説明図である。
本実施形態では、着弾面を電極板101の全面としている。
ワイパ部材202で払拭する着弾面全体を電極面とすることで、着弾面を異なる材料の部材で形成した場合に比べて、ワイパ部材202の接触圧を均一にすることができる。
また、着弾面が異なる種類の材料が形成されている場合には、部品の寸法精度の問題や熱収縮率の違いによって境界面に隙間や段差が発生し、廃液が堆積しやすくなってしまう。これに対し、着弾面全体を単一部材の電極面とすることで、そのような隙間や段差が無く、廃液の堆積も生じない。
次に、本発明の第6実施形態について図16を参照して説明する。図16は同実施形態における吐出検知ユニットの斜視説明図である。
本実施形態では、電極板101のワイパ部材202による払拭開始側の側面101aと着弾面である電極板101表面とがなす角度が直角又は鋭角である構成としている。ただし、電極板101のワイパ部材202による払拭開始側の辺(エッジ部)114は微小なアール形状としている。
これにより、ワイパ部材202に付着している汚れをエッジ部114で掻き落とすことができて、電極面の良好な清浄を行うことができる。
この場合、エッジ部114を先端が尖っている鋭角形状ないし直角形状とすると、ワイパ部材202を損傷するおそれがあるので、掻き落とし機能が発揮できる程度の微小なアール形状としている。
次に、本発明の第7実施形態について図17を参照して説明する。図17は同実施形態における吐出検知ユニットの斜視説明図である。
本実施形態では、ワイパ部材202による払拭開始側には曲面形状部115を設けている。ここでは、電極保持部104によって曲面形状部115を形成している。
これにより、ワイパ部材202が払拭開始端側から電極板101の表面に滑らかに移行することができて、前記第3実施形態のようなエッジ部にした場合に生じることがある振動音(いわゆるビビリ音)が発生しない。
次に、本発明の第8実施形態について図18を参照して説明する。図18は同実施形態における吐出検知ユニットの斜視説明図である。
本実施形態は、前記第7実施形態の曲面形状部115を電極板101によって着弾面に連続して形成したものである。
このように、着弾面と曲面形状部とを全て単一の電極部材で構成することで,継ぎ目がなくなり、継ぎ目を起因とする廃液の堆積やワイパ部材の損傷を防止できる。
次に、本発明の第9実施形態について図19を参照して説明する。図19は同実施形態における吐出検知ユニットの電極板長手方向(払拭方向)に沿う断面説明図である。
前述したように、ホルダ部材103内には、着弾部材である電極板101を保持する島状の着弾部材保持部である電極保持部104が設けられている。
そして、電極板101の一端部400aは、段付きねじ部材401とナット402によって電極保持部104に保持されている。なお、電極板101の一端部400a及び他端部400bは着弾面を形成しない部分である。
また、電極保持部104の電極板101と反対側(ホルダ部材103の外部)に這い回された配線部材であるリード線102の丸端子102aをナット402によって電極保持部104との間に挟んで固定している。これにより、段付きねじ部材401を介して、電極板101とリード線102とが電気的に接続されている。
また、段付きねじ部材401が電極保持部104を貫通する部分にはO−リングなどのシール部材403を設けて、リード線102側への液体の移動を防止している。
ここで、電極板101の他端部400bは、ホルダ部材103の電極保持部104に設けた引っ掛け部404に差し込んで位置決め保持している。
これにより、段付きねじ部材401の締め込み量を調整することで電極板101の高さを調整することができる。
このように、着弾部材をホルダ部材にねじ部材で固定して保持し、そのねじ部材を介して、電極板とホルダ部材の外側に這い回される配線部材とを電気的に接続しているので、
簡単な構成で、着弾部材を保持しつつ外部の配線部材への電気的接続を行うことができる。
また、本実施形態のように、ねじ部材とホルダ部材との間をシール部材でシールすることで、特に、着弾部材の表面を払拭部材で払拭して清浄化するときに、液体が着弾部材と配線部材との接続部となるねじ部材を介して外部に漏れ、配線部材の劣化(さびや被覆の破れ等)を防止することができ、装置としての寿命を延ばすことができる。
また、着弾部材を2箇所でホルダ部材に保持するとき、一端部側はねじ部材で固定し、他端部側は引っ掛け部に引っ掛けて(係合させて)固定することで、ねじ部材の本数を減らすことができ、ねじ締め工数とねじ部材の部品費を低減できる。
次に、本発明の第10実施形態について図20を参照して説明する。図20は同実施形態における吐出検知ユニットのホルダ部材のナット保持部の説明図であり、図19を矢印G方向から見た部分に相当する。
ホルダ部材103の電極保持部104には、四角形状のナット402に対応して、ナット402の回転を規制する平面視でほぼ四角形状の回転規制部405が設けられている。
これにより、段付きねじ部材401を締め付けるとき、ナット402の回転が規制されるため,段付ねじ部材401を容易に締め付けることができる。
次に、本発明の第11実施形態について図21を参照して説明する。図21は同実施形態における吐出検知ユニットの電極板長手方向(払拭方向)に沿う断面説明図である。
本実施形態において、電極板101は、薄い金属板によって電極保持部104の外周面(長手方向両側面を含む)に倣う形状に形成し、かつ、電極保持部104よりは若干小さい形成にしている。
そして、電極板101の一端部400a及び他端部400bをそれぞれねじ部材406、407によってホルダ部材103に固定している。このとき、電極板101が固定箇所同士で引っ張られ,結果としてホルダ部材103に倣って密着する。これによって電極板形状を安定させることが可能となる。
なお、一方のねじ部材406はホルダ部材103を貫通して前記第9、第10実施形態と同様にリード線102の丸端子102aと接続されている。他方のねじ部材407はホルダ部材103内に埋め込まれている。
上記各実施形態では、着弾部材が電極板である例で説明しているが、着弾部材が抵抗体(抵抗部材)であって、滴着弾による両端間の抵抗値変化を検出して吐出検知を行うものにも同様に適用することができる。
なお、本願において、「用紙」とは材質を紙に限定するものではなく、OHP、布、ガラス、基板などを含み、インク滴、その他の液体などが付着可能なものの意味である、被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものを含む。また、画像形成、記録、印字、印写、印刷はいずれも同義語とする。
また、「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味する。また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。
また、「インク」とは、特に限定しない限り、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用いる。例えば、DNA試料、レジスト、パターン材料、樹脂なども含まれる。
また、「画像」とは平面的なものに限らず、立体的に形成されたものに付与された画像、また立体自体を三次元的に造形して形成された像も含まれる。
3 キャリッジ
4、4a、4b 記録ヘッド
41 ノズル面
100 吐出検知ユニット
101 電極板(電極部材)
103 ホルダ部材
104 電極保持部
110 廃液受け部
200 清掃ユニット
202 ワイパ部材(払拭部材)

Claims (13)

  1. 液滴を吐出する複数のノズルを有する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドからの滴吐出の有無を検出する吐出検知手段と、を備え、
    前記吐出検知手段は、
    前記液体吐出ヘッドに対向可能な領域に配置され、前記液体吐出ヘッドのノズルから吐出された液滴が着弾される着弾面を有する着弾部材を有し、
    前記液体吐出ヘッドのノズルから吐出された液滴が前記着弾面に着弾することで生じる電気的変化を検出して、前記滴吐出の有無を検知し、
    前記着弾部材の着弾面を払拭して清掃する払拭部材と、
    前記払拭部材に付着した廃液を除去するワイパクリーナと、を有し、
    少なくとも、前記着弾面の前記払拭部材の移動方向と直交する方向の両側に、前記着弾面と間隔を置いて配置され、前記液滴の廃液を受ける廃液受け部が設けられ、
    前記ワイパクリーナは、前記払拭部材の移動方向において前記廃液受け部の下流側に位置する外壁部上に配置され、前記ワイパクリーナの一部は、前記着弾面よりも上方に位置する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記廃液を排出する廃液流路を備え、
    前記廃液流路は、前記廃液受け部の底面のうち、前記払拭部材の移動方向において前記着弾部材と前記ワイパクリーナとの間の部分に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記廃液受け部は、前記着弾面の全周にわたって設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記着弾部材は、電極部材であり、
    前記液体吐出ヘッドのノズル面と前記着弾面との間に電位差を付与し、前記液体吐出ヘッドのノズルから吐出された液滴が前記着弾面に着弾するときに生じる電気的変化を検出して、前記滴吐出の有無を検知する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記着弾部材は、抵抗部材であり、
    前記液体吐出ヘッドのノズルから吐出された液滴が前記着弾面に着弾するときに生じる抵抗値変化を検出して、前記滴吐出の有無を検知する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の画像形成装置。
  6. 前記払拭部材の移動方向と直交する方向の幅をW1、
    前記着弾面の前記払拭部材の移動方向と直交する方向の幅をW2、
    前記廃液受け部の前記払拭部材の移動方向と直交する方向の幅をW3、とするとき、
    W2<W1<W3
    に関係にある
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記着弾面の長さは前記複数のノズルの列の長さよりも長い
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記着弾部材は、前記払拭部材による払拭開始側の側面と前記着弾面とがなす角度が直角又は鋭角である
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記払拭部材による払拭開始側には曲面形状部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記着弾面と前記曲面形状部は同じ部材で形成されている
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 液体吐出ヘッドからの滴吐出の有無を検出する吐出検知ユニットであって、
    前記液体吐出ヘッドに対向可能な領域に配置され、前記液体吐出ヘッドのノズルから吐出された液滴が着弾される着弾面を有する着弾部材を有し、
    前記液体吐出ヘッドのノズルから吐出された液滴が前記着弾面に着弾することで生じる電気的変化を検出して、前記滴吐出の有無を検知し、
    前記着弾部材の着弾面を払拭して清掃する払拭部材と、
    前記払拭部材に付着した廃液を除去するワイパクリーナと、を有し、
    少なくとも、前記着弾面の前記払拭部材の移動方向と直交する方向の両側に、前記着弾面と間隔をおいて配置され、前記液滴の廃液を受ける廃液受け部が設けられ、
    前記ワイパクリーナは、前記払拭部材の移動方向において前記廃液受け部の下流側に位置する外壁部上に配置され、前記ワイパクリーナの一部は、前記着弾面よりも上方に位置する
    ことを特徴とする吐出検知ユニット。
  12. 液体吐出ヘッドからの滴吐出の有無を検出する吐出検知ユニットであって、
    前記液体吐出ヘッドに対向可能な領域に配置され、前記液体吐出ヘッドのノズルから吐出された液滴が着弾される着弾面を有する着弾部材を有し、
    前記液体吐出ヘッドのノズルから吐出された液滴が前記着弾面に着弾することで生じる電気的変化を検出して、前記滴吐出の有無が検知され、
    前記着弾部材を保持するホルダ部材を有し、
    前記着弾部材の少なくとも一端部はねじ部材で前記ホルダ部材に保持され、
    前記ねじ部材は、前記ホルダ部材を貫通して、前記ホルダ部材の外部で配線部材と電気的に接続され、
    前記ねじ部材を介して、前記着弾部材と前記配線部材とが電気的に接続されている
    ことを特徴とする吐出検知ユニット。
  13. 液滴を吐出する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドからの滴吐出の有無を検出する吐出検知ユニットと、
    を有する液体吐出装置であって、
    前記吐出検知ユニットは、
    前記液体吐出ヘッドに対向可能な領域に配置され、前記液体吐出ヘッドのノズルから吐出された液滴が着弾される着弾面を有する着弾部材を有し、
    前記液体吐出ヘッドのノズルから吐出された液滴が前記着弾面に着弾することで生じる電気的変化を検出して、前記滴吐出の有無を検知し、
    前記着弾部材の着弾面を払拭して清掃する払拭部材と、
    前記払拭部材に付着した廃液を除去するワイパクリーナと、を有し、
    少なくとも、前記着弾面の前記払拭部材の移動方向と直交する方向の両側に、前記着弾面と間隔をおいて配置され、前記液滴の廃液を受ける廃液受け部が設けられ、
    前記ワイパクリーナは、前記払拭部材の移動方向において前記廃液受け部の下流側に位置する外壁部上に配置され、前記ワイパクリーナの一部は、前記着弾面よりも上方に位置する
    ことを特徴とする液体吐出装置。
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