JP6517556B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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Description

本発明は車両用灯具に関する。
従来から、車両用灯具として、光源の光をリフレクタで反射し、その光を投影レンズで前方照射するプロジェクタ型のヘッドランプが知られている。
かかる車両用灯具の一例が特許文献1、2に開示されている。
特許文献1の車両用灯具では、投影レンズ22の後方に、2つの光源ユニット30A、30Bが左右対称に配置されている。光源ユニット30Aは発光素子24Aとリフレクタ26Aとを備え、光源ユニット30Bも発光素子24Bとリフレクタ26Bとを備え、リフレクタ26A、26Bが互いに一体で構成されている。かかる構成により、2つの発光素子24A、24Bの光をリフレクタ26A、26Bでそれぞれ反射し、十分な照射光量を確保しようとしている(段落0035−0038、0055−0056、0062、図2、図6(a)参照)。
特許文献2の車両用灯具でも、2つの光源5、6と、2つの反射面2a、2bが一体に構成されたリフレクタ2とを備え、かかる構成によりロービーム照明機能を実現している(段落0047、0059−0060、図1、図4、図5参照)。特許文献2の車両用灯具ではさらに、リフレクタ2の下側に、光源7と第2のリフレクタ3とを備え、かかる構成によりハイビーム照明機能も実現しようとしている(段落0048、0061−0062、図2、図4、図5参照)。
特許第4459702号公報 特表2012−524958号公報
しかしながら、特許文献1、2の車両用灯具では、光源とリフレクタとが1対1で対応しており、一方の光源の光を、それとは非対応の他方のリフレクタで反射しうるところまで言及されておらず、光源の光が有効利用されているかどうか不明であるし、配光パターンにも光の照射むらが発生すると考えられる。
実際に本発明者がこの点を考慮し、一方の光源の光を、それとは非対応の他方のリフレクタで反射しうる、図10の車両用灯具100を試作してみた。
図10の車両用灯具100では、2つの光源110、120と2枚のリフレクタ130、140とを備え、リフレクタ130、140の前方には投影レンズ150が、リフレクタ130、140の下方にはリフレクタ130、140の反射光を遮光し配光制御するシェード160がそれぞれ配置されている。図11に示すとおり、シェード160の上面162にはアルミニウム皮膜が蒸着され、上面162は鏡面処理され反射面として構成されている。
なお、図10では光源110を覆うリフレクタ(130)を省略し、光源120を覆うリフレクタ140のみ図示している。
かかる構成において、光源110、120を点灯させると、光源110、120の光は基本的にそれに対応するリフレクタ130、140に入射して前方に反射され、その後に投影レンズ150に入射して水平よりも下向きで前方へ照射される。このように配光される結果、光源110、120の光によって、上端に明暗境界線を有する、図12(a)の配光パターンが形成される。図12(a)の配光パターンでは左側と右側とに光の照射むら200、202が存在している。
そこで照射むら200、202の原因を追究するため、一方の光源110のみを点灯させると、図12(b)の配光パターンが形成された。図12(b)では光の照射むら204が顕著に出現しており、照射むら204が照射むら200の発生源と考えられた。
この点、本発明者がさらに検討を加えたところ、図10に示すとおり、一方の光源110を点灯させた場合、一方の光源110の光は試作目標どおりにそれとは非対応の他方のリフレクタ140で反射され、その後に投影レンズ150に入射するものの、リフレクタ140で反射された光はシェード160の側部164で反射され、束を形成した状態で投影レンズ150に入射している。かかる光によっては、図12(c)の配光パターンが形成される。図12(c)は光度を100倍にした配光パターンである。図12(c)では照射むら204の出現位置近傍に光が局所的に集中しているのがわかる。そこでシェード160の側部164をみると、図11に示すとおり、側部164、166は上面162の中央部163と同一のフラットな平坦面となっており、このことが照射むら204、ひいては照射むら200、202の発生源であると考えられた。
したがって本発明の主な目的は、光の照射むらを抑制することができる車両用灯具を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によれば、
左右に配置された2つの光源と、
前記2つの光源の光をそれぞれ反射するとともに、互いに連続的に形成された自由曲面形状の反射面を有する2枚のリフレクタと、
前記2枚のリフレクタで反射された光の一部を遮光するシェードとを備え、
前記シェードは、前面部と上面とを有し、
前記上面は、平坦な中央部と、当該中央部の左右の側部とを有し、
前記前面部と前記中央部は、前記2つの光源のそれぞれに対応した一方の前記リフレクタで反射された光の一部を遮光し、
前記左右の側部は、前記2つの光源のそれぞれに対応していない他方の前記リフレクタに入射した光を拡散させるように、当該左右の側部がそれぞれ内側から外側に向けて水平より下方に傾斜していることを特徴とする車両用灯具が提供される。
本発明によれば、シェードの側部が内側から外側に向けて水平より下方に傾斜しているため、一方の光源の光がそれとは非対応の他方のリフレクタに入射した場合に、当該リフレクタの反射面とシェードの側部との間で反射が繰り返され、その間に光の束は徐々に広がり拡散していき、その後に投影レンズに入射しうる。その結果、照射むらの発生源たる光が広く分散し、光の照射むらを抑制することができる。
車両用灯具の概略構成を示す平面図である。 リフレクタを透視した場合の車両用灯具の概略構成を示す平面図である。 (a)リフレクタを含むホルダーの概略構成を示す平面図であり、(b)ホルダーを前方から見た正面図である。 シェードの概略構成を示す斜視図であって、(a)すれ違い配光パターンを形成する場合の状態を、(b)走行配光パターンを形成する場合の状態を、それぞれ示す図である。 図1のI−I線に沿う断面図である。 一方の光源の光がそれとは非対応の他方のリフレクタで反射された場合の光線軌跡を概略的に示す図であって、すれ違い配光パターンを形成する場合の光線軌跡を示す図である。 車両用灯具が前方の仮想スクリーンに形成するすれ違い配光パターンを概略的に説明するための図であって、(a)両方の光源を点灯させた場合を、(b)一方の光源のみを点灯させた場合を、(c)一方の光源のみを点灯させ、当該一方の光源の光がそれとは非対応の他方のリフレクタで反射された場合で、その光の光度を100倍にしたときを、それぞれ示す図である。 一方の光源の光がそれとは非対応の他方のリフレクタで反射された場合の光線軌跡を概略的に示す図であって、走行配光パターンを形成する場合の光線軌跡を示す図である。 車両用灯具が前方の仮想スクリーンに形成する走行配光パターンを概略的に説明するための図であって、(a)両方の光源を点灯させた場合を、(b)一方の光源のみを点灯させた場合を、(c)一方の光源のみを点灯させ、当該一方の光源の光がそれとは非対応の他方のリフレクタで反射された場合で、その光の光度を100倍にしたときを、それぞれ示す図である。 従来の車両用灯具の概略構成を示す斜視図である。 従来のシェードの概略構成を示す斜視図である。 図10の車両用灯具が前方の仮想スクリーンに形成する配光パターンを概略的に説明するための図であって、(a)両方の光源を点灯させた場合を、(b)一方の光源のみを点灯させた場合を、(c)一方の光源のみを点灯させ、当該一方の光源の光がそれとは非対応の他方のリフレクタで反射された場合で、その光の光度を100倍にしたときを、それぞれ示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態について説明する。
以下の説明において「前」「後」「左」「右」「上」「下」の記載は、車両用灯具(運転席に着座した運転手)から見た方向を意味するものとする。
車両用灯具は車両前面に搭載され、車両前方にすれ違い配光パターン(ロービーム)と走行配光パターン(ハイビーム)とを形成するプロジェクタ型のヘッドランプである。
図1および図2に示すとおり、車両用灯具1は2つ光源10、20、2枚のリフレクタ30、40、投影レンズ50、シェード60およびこれらを保持するホルダー80を備えている。
2つの光源10、20はそれぞれLED(Light Emitting Diode)から構成されている。LEDは光源の一例であり、当該光源として他の光源が使用されてもよい。光源10、20は左右対称に配置されている。光源10は発光面を上方に向けた状態で支持部材12に設置され、光源20も発光面を上方に向けた状態で支持部材22に設置されている(図6参照)。2つの支持部材12、22はそれぞれホルダー80に保持されている。
リフレクタ30、40も光源10、20と同様に左右対称に配置され、ホルダー80に保持されている。
リフレクタ30は、主に光源10からの光を反射させるための樹脂製の反射部材であり、光源10の上方を覆うように配置されている。
図3(a)に示すとおり、リフレクタ30は下方斜め前方へ開口する湾曲板状に形成されている。図3(b)に示すとおり、リフレクタ30の開口内面(下面)にはアルミニウム皮膜が蒸着された反射面32が形成されている。
リフレクタ40は、主に光源20からの光を反射させるための樹脂製の反射部材であり、光源20の上方を覆うように配置されている。
図3(a)に示すとおり、リフレクタ40も下方斜め前方へ開口する湾曲板状に形成され、図3(b)に示すとおり、リフレクタ40の開口内面(下面)にもアルミニウム皮膜が蒸着された反射面42が形成されている。
リフレクタ30、40は一体に構成されており、それら開口内面においても反射面32、42が連続的に形成されている。
反射面32、42は、光源20の近傍(光源20の位置を含むその近傍)に位置する第1焦点と、当該第1焦点の前方に位置する第2焦点とを有する回転楕円面が基調とされた自由曲面である。反射面32、42の回転軸(対称軸)は互いに交差しており、反射面32の第2の焦点と反射面42の第2の焦点とがそれら回転軸の交点に一致するようになっている。
図1、図2および図5に示すとおり、投影レンズ50は、前後方向に沿った光軸52を有する非球面凸レンズである。投影レンズ50はリフレクタ30、40の前方に配置されている。投影レンズ50は、反射面32、42の第2焦点の近傍(第二焦点の位置を含むその近傍)に位置する焦点54を有している。投影レンズ50は、焦点54を含む焦点面上に形成される光源像を、より左右方向へ広げつつ前方へ反転投影するようになっている。
シェード60は、リフレクタ30、40の反射面32、42で反射された光の一部を遮光し、すれ違い配光パターン上端の明暗境界線(カットオフライン)を形成するための遮光部材であり、ホルダー80に着脱自在に保持されている。
図4に示すとおり、シェード60の上面62は主に、中央部63とその左右の側部64、66とで構成されている。中央部63は平面視してほぼH字状を呈しており、側部64、66は平面視して左右対称の3角形状を呈している。
シェード60の上面62にはアルミニウム被膜が蒸着され、上面62は鏡面処理されている。上面62は、反射面32、42で反射された光の一部を投影レンズ50に向けて反射させる反射面となっている。
シェード60の中央部63はフラットな平坦面であるのに対し、側部64、66はそれぞれ内側から外側に向けて水平より下方に傾斜している。側部64、66と反射面32、42とのなす角度は、中央部63と反射面32、42とのなす角度(中央部63を左右に延長して反射面32、42と交差させた場合の角度)より小さくなっている。
シェード60の前面部67は前方へ開口する凹状に湾曲しており、その上縁部68が反射面32、42の焦線とほぼ一致して第2焦点の近傍に位置するように設けられている。
図5に示すとおり、シェード60の下部には回動機構70が設置され、回動軸72を中心としてシェード60を上下に回動しうるようになっている。回動機構70はホルダー80に保持されている。
図4(a)はシェード60を上方に回動させた状態を、図4(b)はシェード60を下方に回動させた状態をそれぞれ示している。
車両用灯具1では、シェード60を上方に回動させた場合はすれ違い配光パターンを(図7参照)、逆にシェード60を下方に回動させた場合は走行配光パターンを(図9参照)を、それぞれ形成しうるようになっている。
ホルダー80は、上記した各部品を保持する樹脂製の保持部材である。
図3に示すとおり、ホルダー80は、ベースとなる基体部82と、基体部82の前端に連結された円環状の環状部84とを、備えている。基体部82には支持部材12、22を介した光源10、20、リフレクタ30、40およびシェード60が支持されている。環状部84には投影レンズ50の周縁部が嵌合され投影レンズ50が支持されている。
続いて、車両用灯具1で形成しうる配光パターンについて説明する。
[すれ違い配光パターン]
シェード60を上方に回動させた状態で、光源10、20を点灯させると、光源10、20の光は基本的にリフレクタ30、40に入射して反射面32、42で前方に反射され、その後に投影レンズ50に入射して水平よりも下向きで前方へ照射される。
わかりやすく説明するため、一方の光源10のみを点灯させた場合で説明すると、光源10の光は主にリフレクタ30に入射して反射面32で反射される。
かかる場合、図5に示すとおり、光源10の光の一部であって反射面32で反射された光(光a)は、シェード60の上面62で水平よりも上向きに反射され、その後に投影レンズ50に入射する。
光源10の光の一部であって反射面32で反射された光(光b)は、シェード60の上方を通過して投影レンズ50に入射する。
他方、図6に示すとおり、光源10の光の一部(光c)は、光源10とは非対応の他方のリフレクタ40にも入射し、反射面42とシェード60の側部64とで繰り返し反射され、その後に投影レンズ50に入射する。
このように配光される結果、光源10、20の光によって、上端に明暗境界線を有する、図7(a)のすれ違い配光パターンが形成される。図7(a)のすれ違い配光パターンでは、図12(a)の照射むら200、202に相当する照射むらが消失している。
かかる場合、一方の光源10のみの光a、b、cによっては、図7(b)のすれ違い配光パターンが形成される。図7(b)のすれ違い配光パターンでも、図12(b)の照射むら204に相当する照射むらが消失しており、光cに起因するような照射むらは確認されない。
特に光cによっては、図7(c)のすれ違い配光パターンが形成される。図7(c)は光度を100倍にしたすれ違い配光パターンである。図7(c)のすれ違い配光パターンでは、図12(c)で光が局所的に集中していたのとは対照的に、光が広く分散しているのがわかる。すなわち、光cは反射面42と側部64とで繰り返し反射され、光cの束が徐々に広がって拡散していき、光cは密から疎となって投影レンズ50に入射する。その結果、光cは図7(b)のすれ違い配光パターンでは確認できない光度まで低減され、図7(b)のすれ違い配光パターンでは光cに起因するような照射むらは消失している。
[走行配光パターン]
シェード60を下方に回動させた状態で、光源10、20を点灯させた場合も、光源10、20の光は基本的にリフレクタ30、40に入射して反射面32、42で前方に反射され、その後に投影レンズ50に入射して水平よりも下向きで前方へ照射される。
特に光源10の光の一部であってリフレクタ40に入射した光(光d)も、図8に示すとおり、反射面42とシェード60の側部64とで繰り返し反射され、その後に投影レンズ50に入射する。
このように配光される結果、光源10、20の光によって、図9(a)の走行配光パターンが形成される。
かかる場合、一方の光源10のみの光a、b、dによっては、図9(b)の走行配光パターンが形成される。図9(b)の走行配光パターンでも、光dに起因するような照射むらは確認されない。
特に光dによっては、図9(c)の走行配光パターンが形成される。図9(c)は光度を100倍にした走行配光パターンである。図9(c)の走行配光パターンでも、図7(c)と同様に、光が広く分散しているのがわかる。光dも反射面42と側部64とで繰り返し反射され、光dの束が徐々に広がって拡散していき、光dは密から疎となって投影レンズ50に入射する。その結果、光dも図9(b)の走行配光パターンでは確認できない光度まで低減され、図9(b)の走行配光パターンでも光dに起因するような照射むらは消失している。
以上の本実施形態によれば、シェード60の側部64、66が下方に傾斜し反射面32、42と対向しているため、一方の光源10(20)の光がそれとは非対応の他方(反対)のリフレクタ30(40)に入射した場合に、反射面32(42)と側部64(66)との間で反射が繰り返され、その間に光の束は徐々に広がって拡散していき、密から疎となって投影レンズ50に入射する。その結果、照射むらの発生源たる光が広く分散し、光の照射むらを抑制することができる。
なお、本発明の実施形態は上記に限定されず適宜改良されてもよい。
たとえば、シェード60の側部64、66の傾斜角度は水平より下方に傾斜していればよく、その傾斜角度は適宜変更されてもよい。
シェード60の側部64、66は平面視して3角形状でなくてもよく、4角形状以上の多角形状を呈していてもよい。かかる場合、多角形状を構成する面同士で傾斜角度が多段階に変更されてもよい。
1 車両用灯具
10 光源
12 支持部材
20 光源
22 支持部材
30 リフレクタ
32 反射面
40 リフレクタ
42 反射面
50 投影レンズ
52 光軸
54 焦点
60 シェード
62 上面
63 中央部
64、66 側部
67 前面部
68 上縁部
70 回動機構
72 回動軸
80 ホルダー
82 基体部
84 環状部

Claims (2)

  1. 左右に配置された2つの光源と、
    前記2つの光源の光をそれぞれ反射するとともに、互いに連続的に形成された自由曲面形状の反射面を有する2枚のリフレクタと、
    前記2枚のリフレクタで反射された光の一部を遮光するシェードとを備え、
    前記シェードは、前面部と上面とを有し、
    前記上面は、平坦な中央部と、当該中央部の左右の側部とを有し、
    前記前面部と前記中央部は、前記2つの光源のそれぞれに対応した一方の前記リフレクタで反射された光の一部を遮光し、
    前記左右の側部は、前記2つの光源のそれぞれに対応していない他方の前記リフレクタに入射した光を拡散させるように、当該左右の側部がそれぞれ内側から外側に向けて水平より下方に傾斜していることを特徴とする車両用灯具。
  2. 請求項1に記載の車両用灯具において、
    前記シェードを上下に回動させる回動機構を備えることを特徴とする車両用灯具。
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