JP6516116B2 - 電子部品の処理装置及び処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品の処理装置及び処理方法に関し、詳しくは、ワークを搬送しながらワークに対して処理を行う電子部品の処理装置に関する。
電子部品を製造する装置として、ワークの搬送経路に沿ってステージが往復移動し、ステージがワークを保持しながら一方向に移動する間に、ワークに対して加工等の処理を行う処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−101115号公報
このような処理装置において、ステージは、前位置でワークの保持を開始し、ワークを保持しながら移動し、後位置でワークの保持を解除した後、後位置から前位置に移動し、前位置で次のワークの保持を開始する。ステージが移動する時間と、後位置や前位置で停止している時間とを短縮すると、処理効率が向上する。しかしながら、それだけでは、処理効率の向上に限界があり、処理効率をさらに向上するができない。
また、処理装置の設置スペースは、小さくすることが望ましい。
本発明は、かかる実情に鑑み、処理効率を高めることができ、設置スペースを小さくすることができる電子部品の処理装置及び処理方法を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、以下のように構成した電子部品の処理装置を提供する。
処理装置は、(a)被搬送物を保持することができ、第1の前位置と第1の後位置との間を往復移動する第1のステージと、(b)前記被搬送物を保持することができ、第2の前位置と第2の後位置との間を往復移動する第2のステージであって、前記第2の前位置は、前記第1のステージが前記第1の前位置にいるときに前記第1のステージの前記第1の後位置側と隣り合う位置であり、前記第2の後位置は、前記第1のステージが前記第1の後位置にいるときに前記第1のステージの前記第1の前位置とは反対側と隣り合う位置である、第2のステージと、(c)前記第1のステージを前記第1の後位置から前記第1の前位置に移動させるとともに、前記第2のステージを前記第2の後位置から前記第2の前位置に移動させる制御部と、(d)前記制御部によって、前記第1のステージが前記第1の後位置から前記第1の前位置に、前記第2のステージが前記第2の後位置から前記第2の前位置に、移動する間に、前記第1のステージが保持している前記被搬送物を、前記第2のステージが保持するように、前記第1のステージから前記第2のステージに移動させる移送部と、(e)前記第2のステージが保持している前記被搬送物に対して処理を行う処理部と、を備える。
上記構成によれば、処理済みの被搬送物の保持を解除した第2のステーが第2の後位置から第2の前位置に移動する間に、第2のステージが次の被搬送物を第1のステージから受け取るようにすることができる。このようにすると、第2のステージは、次の被搬送物を受け取るため第2の後位置に停止している必要がないため、第2のステージが第2の前位置に停止している時間を無くし又は短縮して、処理効率を高めることができる。
また、第1のステージが第1の後位置で占めるスペースと、第2のステージが第2の前位置で占めるスペースとが重なり合うように構成して、処理装置の設置スペースを小さくすることができる。
また、本発明は、以下のように構成した電子部品の処理方法を提供する。
処理方法は、(a)第1のステージが第1の前位置にいるときに、前記第1のステージが被搬送物の保持を開始する取入工程と、(b)前記取入工程の後に、前記第1のステージが、前記被搬送物を保持している状態のまま、前記第1の前位置から第1の後位置に移動する第1の搬送工程と、(c)前記第1のステージが前記第1の後位置から前記第1の前位置に移動するとともに、第2のステージが第2の後位置から第2の前位置に移動し、前記第2の後位置は、前記第1のステージが前記第1の後位置にいるときに前記第1のステージの前記第1の前位置とは反対側と隣り合う位置であり、前記第2の前位置は、前記第1のステージが前記第1の前位置にいるときに前記第1のステージの前記第1の後位置側と隣り合う位置であり、前記第1のステージが前記第1の後位置から前記第1の前位置に移動するとともに、前記第2のステージが前記第2の後位置から前記第2の前位置に移動する間に、前記第1のステージが保持している前記被搬送物を、前記第1のステージ及び前記第2のステージに対して移動させて、前記被搬送物を前記第1のステージから前記第2のステージに移すとともに、前記第1のステージが前記被搬送物の保持を解除し、前記第2のステージが前記被搬送物の保持を開始する移送工程と、(d)前記移送工程の後に、前記第2のステージが、前記被搬送物を保持している状態のまま、前記第2の前位置から前記第2の後位置に移動する第2の搬送工程と、(e)前記第2のステージが保持している前記被搬送物に対して処理を行う処理工程と、(f)前記第2の搬送工程及び前記処理工程の後に、前記第2の後位置にいる前記第2のステージが前記被搬送物の保持を解除する取出工程と、を備える。前記第2の搬送工程の開始から前記取出工程が完了するまでの間に、前記第2の搬送工程及び前記取出工程を行う前記被搬送物の次の前記被搬送物について、前記取入工程及び前記第1の搬送工程を完了する。
上記方法によれば、第2のステージは、第2の後位置から第2の前位置に移動する間に、第1のステージから被搬送物を受け取る。第2のステージは、被搬送物を受け取るため第2の後位置に停止している必要がないため、第2のステージが第2の前位置に停止している時間を無くし又は短縮して、処理効率を高めることができる。
また、第1のステージが第1の後位置で占めるスペースと、第2のステージが第2の前位置で占めるスペースとが重なり合うように構成して、処理装置の設置スペースを小さくすることができる。
本発明によれば、処理効率を高めることができ、設置スペースを小さくすることができる。
図1は処理装置の構成を示す模式図である。(実施例1) 図2は被搬送物の平面図である。(実施例1) 図3は処理装置の動作を示す模式図である。(実施例1) 図4は処理装置の構成を示す模式図である。(実施例2) 図5は処理装置の構成と動作を示す模式図である。(実施例3) 図6は処理装置の動作を示す模式図である。(比較例1)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<実施例1> 実施例1の処理装置10について、図1〜図3を参照しながら説明する。
図1は、処理装置10の構成を示す模式図である。図1に示すように、処理装置10はリニアモータ軸11に沿って移動する第1のステージ12及び第2のステージ14と、処理部20と、取入部16と、取出部18と、制御装置10cとを備えている。
図3は、処理装置10の動作を示す模式図である。第1のステージ12は、図3(a)及び(b)に示す第1の前位置と、図3(c)に示す第1の後位置との間を往復する。第2のステージ14は、図3(a)に示す第2の前位置と、図3(b)及び(c)に示す第2の後位置との間を往復する。図3(a)に示すように、第2のステージ14の第2の前位置は、第1のステージ12が第1の前位置にいるときに第1のステージ12の第1の後位置側と隣り合う位置である。図3(c)に示すように、第2のステージ14の第2の後位置は、第1のステージ12が第1の後位置にいるときに第1のステージ12の第1の前位置とは反対側と隣り合う位置である。第1のステージ12及び第2のステージ14は、被搬送物2を保持することできる。
取入部16は、第1の前位置の第1の後位置とは反対側の取入領域11sに、配置されている。取出部18は、第2の後位置の第2の前位置とは反対側の取出領域11tに、配置されている。
第1のステージ12と、第2のステージ14と、取入部16と、取出部18とに、それぞれ、モータにより回転駆動される搬送ローラ12f,14f,16f,18fと、搬送ローラ12f,14f,16f,18fに対向する回転自在な対向ローラ12r,14r,16r,18rとが設けられている。対向ローラ12r,14r,16r,18rは、搬送ローラ12f,14f,16f,18fに向けて弾力的に付勢されている。搬送ローラ12f,14f,16f,18fが図において反時計まわり方向に回転すると、搬送ローラ12f,14f,16f,18fと対向ローラ12r,14r,16r,18rとの間に挟まれた被搬送物2a,2bが、図において右から左に移動する。
対向ローラ12r,14r,16r,18rの弾力的な付勢によって被搬送物2a,2bの搬送中の姿勢が安定し、搬送速度の高速化が容易になる。対向ローラ12r,14r,16r,18rがなく、搬送ローラ12f,14f,16f,18fが被搬送物2a,2bを搬送するように構成してもよい。搬送ローラ12f,14f,16f,18fや対向ローラ12r,14r,16r,18rは、適宜箇所に適宜個数を設ければよい。例えば、搬送ローラ12f,14f,16f,18fや対向ローラ12r,14r,16r,18rを適宜箇所に適宜個数設けて、互いに隣り合う搬送ローラ12f,14f,16f,18f間の距離や、互いに隣り合う対向ローラ12r,14r,16r,18r間の距離を、被搬送物2a,2bの搬送方向の長さよりも短くして、被搬送物12を受け渡しできるようにする。
第1のステージ12に設けられる搬送ローラ12fは、第1の搬送機構である。搬送ローラ12fの外周面のうち図において上側の部分は、被搬送物2bが搬送される搬送経路に沿って第2のステージ14側に移動可能な部分である。搬送ローラ12fは、取入部16から第1のステージ12への被搬送物2bの取り入れにも用いることができる。
第2のステージ14に設けられる搬送ローラ14fは、第2の搬送機構である。搬送ローラ14fの外周面のうち図において上側の部分は、被搬送物2aが搬送される搬送経路に沿って第1のステージ12とは反対側に移動可能な部分である。搬送ローラ14fは、第2のステージ14から取出部18への被搬送物2aの取り出しにも用いることができる。
取入部16に設けられる搬送ローラ16fは、第1の前位置の第1の後位置とは反対側の取入領域11sに設けられ、被搬送物2bを、取入領域11sから、第1の前位置にいる第1のステージ12に移す取入機構である。
取出部18に設けられる搬送ローラ18fは、第2の後位置の第2の前位置とは反対側の取出領域11tに設けられ、被搬送物2aを、第2の後位置にいる第2のステージ14から、取出領域11tに移す取出機構である。
処理部20は、第2のステージ14が第2の前位置から第2の後位置に移動する間に、第2のステージ14が保持している被搬送物2bに対して処理を行う。例えば、処理部20は、塗布、切断、光照射などの加工や、撮影、計測、検査などの処理を行う。処理部20には、処理部20の行う処理に応じて、塗布装置、切断装置、光照射装置、撮影装置、被搬送物にプローブを接触させる計測装置などを用いる。処理部20は、処理装置10の適宜位置に設ければよい。第1のステージ12が第1の前位置にいるとき第1のステージ12が占める領域を準備領域11aと呼び、第2のステージ14が第2の後位置にいるとき第2のステージ14が占める領域を加工領域11cと呼び、準備領域11aと加工領域11cとの間の領域を受取領域11bと呼ぶことにすると、処理部20は、例えば、受取領域11bと加工領域11cとの間の境界又はその付近に設ける。
制御装置10cは、処理装置10が後述する一連の動作を繰り返すように、第1のステージ12の移動と、第2のステージ14の移動と、搬送ローラ12f,14f,16f,18fの回転と、処理部20の処理とを制御する。制御装置10cは、第1のステージ12を第1の後位置から第1の前位置に移動させるとともに、第2のステージ14を第2の後位置から第2の前位置に、第1のステージ12の移動と同期させながら移動させる制御部である。
被搬送物2a,2bは、処理部20によって処理されるワークを保持している治具や、処理部20によって処理される被処理部分を有するワーク単体などである。一つの被搬送物が複数個のワークを保持している場合、搬送中にワークが順次、処理されるように、ワークは、搬送方向に1列または2列以上に並ぶように治具に保持される。
図2に、被搬送物の一例を示す。図2は被搬送物2の平面図である。図2に示すように、被搬送物2は、帯状の治具3に複数個のワーク4が保持されている。ワーク4は、治具3の長手方向に並び、一端が接着等により治具3に固定され、他端が治具3の短手方向の同じ側に突出している。被搬送物2は、搬送ローラ12f,14f,16f,18fと対向ローラ12r,14r,16r,18rの間に治具3が挟まれ、矢印8で示す治具3の長手方向に搬送され、搬送中に、治具3から突出しているワーク4の所定部分5が、順次、処理される。例えば、ディスペンサから塗布材が塗布される。
次に、処理装置10の動作について、図3を参照しながら説明する。処理装置10は、制御装置10cに制御されて、以下のように動作する。
まず、図3(a)に示すように、第1のステージ12が第1の前位置にあり、第2のステージ14が第2の前位置にある。第2のステージ12は、後述する取入工程、第1の搬送工程、移送工程を経て、被搬送物2aを保持している。
次いで、図3(b)に示す状態になる。詳しくは、第1のステージ12が第1の前位置に停止している状態で、取入部16の搬送ローラ16fと第1のステージ12の搬送ローラ12fが回転し、被搬送物2bが取入部16から第1のステージ12に移送され、第1のステージ12は被搬送物2bを保持する。これと並行して(同時であっても、時間が前後してもよい)、第2のステージ14が第2の前位置から第2の後位置に移動し、処理部20は、第2のステージ14に保持され移動する被搬送物2bに対して処理を行う。被搬送物2aに対する処理に応じて、第2のステージ14は、連続送りされ、又はピッチ送りされる。
すなわち、(a)第1のステージ12が第1の前位置にいるときに、第1のステージが被搬送物2bの保持を開始する取入工程と、(b−1)後述する移送工程の後に、第2のステージ14が、被搬送物2aを保持している状態のまま、第2の前位置から第2の後位置に移動する第2の搬送工程と、(b−2)第2の搬送工程中に、第2のステージ14が保持している被搬送物2aに対して処理を行う処理工程と、を行う。
第2の搬送工程の開始から遅れて、処理工程を開始してもよいが、第2の搬送工程と処理工程とを、同時に開始すると、第2のステージ14が被搬送物2aの保持を完了してから、第2のステージ14に保持されている被搬送物2aに対する処理を開始するまでの時間を短くして、処理効率を高めることができる。また、被搬送物2aの搬送経路を短くし、処理装置10の設置スペースを小さくすることができる。
第2の搬送工程と、第2の搬送工程を行う被搬送物2aの次の被搬送物2bについての取入工程とを、並行して行うと、被搬送物2bを第1のステージに取り入れる周期を短くし、処理効率を高めることができる。
次いで、図3(c)に示す状態になる。すなわち、被搬送物2bを保持している第1のステージ12は、第1の前位置から第1の後位置に移動する。これと並行して(同時であっても、時間が前後してもよい)、第2のステージ14の搬送ローラ14fと取出部18の搬送ローラ18fとが回転し、被搬送物2aが第2のステージ14から取出部18に移送される。
すなわち、(a)取入工程の後に、第1のステージ12が、被搬送物2bを保持している状態のまま、第1の前位置から第1の後位置に移動する第1の搬送工程と、(b)第2の搬送工程及び処理工程の後に、第2の後位置にいる第2のステージ14が被搬送物2aの保持を解除する取出工程と、を行う。
次いで、図3(a)に示す状態になる。すなわち、第1のステージ12が第1の後位置から第1の前位置に、第2のステージ14が第2の後位置から第2の前位置に、同期しながら移動する。第1のステージ12と第2のステージ14が移動している間に、第1のステージ12の搬送ローラ12fと、第2のステージ14の搬送ローラ14fが回転し、第1のステージ12が保持していた被搬送物2bが、第2のステージ12から第2のステージ14に移される。このとき、第1のステージ12の移動速度と、第2のステージ14の移動速度と、第1のステージ12の搬送ローラ12fの回転速度と、第2のステージ14の搬送ローラ14fの回転速度とを適切に同期させ、被搬送物2bの搬送方向の位置を一定に保つようにすることが好ましいが、被搬送物2bの位置が搬送方向に多少変動しても構わない。
すなわち、第1のステージ12が第1の後位置から第1の前位置に移動するとともに、第2のステージ14が第2の後位置から第2の前位置に、第1のステージ12の移動と同期しながら移動し、第1のステージ12が第1の後位置から第1の前位置に移動するとともに、第2のステージ14が第2の後位置から第2の前位置に、第1のステージ12の移動と同期しながら移動する間に、第1のステージ12が保持している被搬送物2bを、第1のステージ12及び第2のステージ14に対して相対的に移動させて、被搬送物2bを第1のステージ12から第2のステージ14に移すとともに、第1のステージ12が被搬送物2bの保持を解除し、第2のステージ14が被搬送物2bの保持を開始する移送工程を行う。
搬送ローラ12f,14fは、第1のステージ12が第1の後位置から第1の前位置に、第2のステージ14が第2の後位置から第2の前位置に、制御部によって同期しながら移動する間に、第1のステージ12が保持している被搬送物2bを、第2のステージ14が保持するように、第1のステージ12から第2のステージ14に相対的に移動させながら保持する移送部である。
以下、同じ動作を繰り返す。このとき、第2の搬送工程の開始から取出工程が完了するまでの間に、第2の搬送工程及び取出工程を行う被搬送物2aの次の被搬送物2bについて、取入工程及び第1の搬送工程を完了する。
処理装置10は、搬送ローラ12f,14f,16f,18fと対向ローラ12r,14r,16r,18rとの間に挟まれた被搬送物2a,2bを高速で移動させ、精度よく位置決めすることができる。
第2のステージ14は、第2の後位置から第2の前位置に移動する間に、第1のステージ12から被搬送物2aを受け取る。第2のステージ14は、被搬送物を受け取るため第2の後位置に停止している必要がないため、第2のステージ14が第2の前位置に停止している時間を無くし又は短縮して、処理装置10の処理効率を高めることができる。
また、第1のステージ12が第1の後位置で占めるスペースと、第2のステージ14が第2の前位置で占めるスペースとが重なり合うように構成して、処理装置10の設置スペースを小さくすることができる。
なお、第1の前位置が準備領域11aのみに含まれ、第1の後位置と第2の前位置が受取領域11bのみに含まれ、第2の後位置が加工領域11cのみに含まれる場合について説明したが、これに限るものではない。
例えば、第1の後位置が準備領域11aと受取領域11bの両方に含まれたり、第2の前位置が、受取領域11bと加工領域11cの両方に含まれたりしてもよい。
第1のステージ12と第2のステージ14の大きさや形状が同じであり、第1のステージ12が第1の後位置で占めるスペースと、第2のステージ14が第2の前位置で占めるスペースとが完全に重なり合うようにすると、処理装置10の設置スペースを小さくすることが容易である。
第1のステージ12が第1の後位置で占めるスペースと、第2のステージ14が第2の前位置で占めるスペースとが部分的に重なりあってもよい。また、第1のステージ12が第1の後位置で占めるスペースと、第2のステージ14が第2の前位置で占めるスペースとは、大きさや形状が異なってもよい。第1のステージ12と第2のステージ14とは、大きさや形状が同じでも、異なっても構わない。
第1の前位置の第1の後位置とは反対側に搬送ローラ16fを設け、第2の後位置の第2の前位置とは反対側に搬送ローラ18fを設けると、取入領域11sから取出領域11tまで被搬送物2a,2bの搬送方向を一定に保ち、被搬送物2a,2bの姿勢を安定させ、第1のステージ12への被搬送物2bの取り入れが完了してから第1のステージ12が移動を開始するまでの時間や、第2のステージ14が第2の後位置に到着してから被搬送物2aの取り出しを開始するまでの時間を短縮して、処理効率を高めることができる。
第1のステージ12と第2のステージ14が被搬送物2a,2bを搬送する方向と交差する方向から、第1のステージ12に被搬送物2bを取り入れたり、第2のステージ14から被搬送物2aを取り出したりすることも可能である。
リニアモータ軸11を用いると、第1のステージ12と第2のステージ14とを個別に駆動することができ、構成が簡単になり、設置スペースも小さくすることができる。リニアモータ軸11を用いずに、第1のステージ12と第2のステージ14とを駆動することも可能である。
第2の搬送工程と、第2の搬送工程を行う被搬送物2aの次の被搬送物2bについての取入工程とを、並行して行うと、被搬送物2a,2bを処理する周期を短くし、処理効率を高めることができる。
<実施例2> 図4は、取入機構と、第1の搬送機構及び第2の搬送機構と、取出機構とに、搬送ローラの代わりに搬送チェーンを用いる実施例2の処理装置10aの構成を示す模式図である。実施例2の処理装置10aは、実施例1の処理装置10と略同様に構成されている。以下では、実施例1と同じ構成部分には同じ符号を用い、実施例1との相違点を中心に説明する。
図4に示すように、第1のステージ12、第2のステージ14、取入部16、取出部18には、搬送チェーン12c,14c,16c,18cが設けられている。搬送チェーン12c,14c,16c,18cは、一対のスプロケットに無端ベルト状のチェーンが係合し、スプロケットの回転に伴って、所定の経路を循環移動する。
なお、図4では、図1に示した制御装置10cの図示を省略している。
第1のステージ12に設けられる搬送チェーン12cは、第1の搬送機構であり、搬送チェーン12cの外周面のうち図において上側の部分は、被搬送物2bが搬送される搬送経路に沿って第2のステージ14側に移動可能な部分である。搬送チェーン12cは、第1のステージ12への被搬送物2bの取り入れにも用いることができる。
第2のステージ14に設けられる搬送チェーン14cは、第2の搬送機構であり、搬送チェーン14cの外周面のうち図において上側の部分は、被搬送物2bが搬送される搬送経路に沿って第1のステージ12とは反対側に移動可能な部分である。搬送チェーン14cは、第2のステージ14から取出部18への被搬送物2aの取り出しにも用いることができる。
実施例2の処理装置10aは、実施例1の処理装置10と同様に、搬送ローラ12f,14f,16f,18fと対向ローラ12r,14r,16r,18rとの間に挟まれた被搬送物2a,2bを高速で移動させ、精度よく位置決めすることができ、処理効率を高めることができ、設置スペースを小さくすることができる。
なお、搬送ローラと搬送チェーンを組み合わせてもよい。例えば、第1のステージ12と第2のステージ14に搬送ローラを設け、取入部16及び取出部18に搬送チェーンを設けてもよい。
<実施例3> 第1のステージ12から第2のステージ14に被搬送物2bを相対的に移動させながら保持する移送部を、第1のステージ12及び第2のステージ14以外に設けた実施例3の処理装置10bについて、図5を参照しながら説明する。
図5は、処理装置10bの構成と動作を示す模式図である。図5は、取入機構、取出機構、制御部の図示を省略している。図5に示すように、移送部は、被搬送物2bの搬送経路に進退する当接部材30である。当接部材30は、図5(a)において破線で示すように、第1のステージ12が第1の後位置に位置しているときに、第1のステージ12が吸着保持している被搬送物2bの搬送方向上流側において被搬送物2bと隣り合う当接位置30xと、図5(b)において破線で示すように、被搬送物2bの搬送経路から退避した退避位置30yとの間を移動する。当接部材30は、移送工程中は当接位置30xに配置され、それ以外のときには退避位置30yに配置される。
次に、処理装置10bの動作について説明する。処理装置10bは、実施例1の処理装置10と同じ工程を同じ順序で行う。
図5(a)は、被搬送物2aについて取出工程が終了し、次の被搬送物2bについて第1の搬送工程が終了した状態を示す。
次いで、移送工程を行い、図5(b)に示す状態になる。詳しくは、当接部材30が、退避位置30yから当接位置30xに移動した後、第1のステージ12が第1の後位置から第1の前位置に、第2のステージ14が第2の後位置から第2の前位置に、同期しながら移動する。このとき、第1のステージ12が吸着保持している被搬送物2bは、当接部材30に当接して移動が阻止され、移動が阻止されている被搬送物2bの下を、第1のステージ12と第2のステージ14とが移動し、被搬送物2bは、第1のステージ12から第2のステージ14に移される。そして、図5(b)に示すように、第1のステージ12が第1の前位置に、第2のステージ14が第2の前位置にいるとき、被搬送物2bは第2のステージ14が吸着保持している。
実施例3の処理装置10bは、実施例1の処理装置10と同様に、処理効率を高めることができ、設置スペースを小さくすることができる。
なお、当接部材と、搬送ローラや搬送チェーンを組み合わせてもよい。例えば、第1のステージ12と第2のステージ14に、搬送ローラや搬送チェーンを設けてもよい。また、取入部16及び取出部18に、搬送ローラや搬送チェーンを設けてもよい。
<比較例1> 図6は、被搬送物を保持するステージが1台だけである比較例1の処理装置10xの動作を示す模式図である。
図6に示すように、比較例1の処理装置10xは、ステージ13が1台である点以外は、実施例1の処理装置10と同様に構成されている。ステージ13は、リニアモータ軸11に沿って、取入部16と隣り合う前位置と、取出部18と隣り合う後位置との間を移動する。ステージ13と、取入部16と、取出部18には、搬送ローラ13f,16f,18fと、対向ローラ13r,16r,18rとが設けられている。
処理装置10xは、次のように動作する。
まず、図6(a)に示すように、ステージ13は前位置にある。
次いで、図6(b)に示す状態になる。すなわち、ステージ13が前位置に停止している状態で、取入部16の搬送ローラ16fとステージ13の搬送ローラ13fが回転し、被搬送物2が取入部16からステージ13に移送され、被搬送物2はステージ13が保持する。
次いで、図6(c)に示す状態になる。すなわち、被搬送物2を保持しているステージ13は、前位置から後位置に移動し、処理部20は、ステージ2に保持され移動する被搬送物2に対して処理を行う。
次いで、図6(d)に示す状態になる。すなわち、ステージ13の搬送ローラ13fと取出部18の搬送ローラ18fとが回転し、被搬送物2がステージ13から取出部18に移送される。
次いで、図6(a)に示す状態になる。すなわち、ステージ13が後位置から前位置に移動する。以下、上記動作を繰り返す。
1台のステージ13を用いる場合には、被搬送物2が処理される周期は、被搬送物2を受け取り保持するためステージ13が前位置に停止している時間T1と、保持している被搬送物2を加工するためステージ13が前位置から後位置に移動する時間T2と、加工済みの被搬送物2を取出すためステージ13が後位置に停止している時間T3と、ステージ13が後位置から前位置に移動する時間T4の合計(T1+T2+T3+T4)になる。
これに対し、2台のステージ12,14を用いる実施例1〜3において、第2のステージ14は、第2の後位置から第2の前位置に移動する時間を利用して、第1のステージ12から、次の被搬送物2bを受取ることができ、第2の前位置に停止する時間を無くし、又は短縮することができる。そのため、実施例1〜3は、比較例1よりも、被搬送物が処理される周期を短くすることができる。したがって、実施例1〜3は、比較例1より、処理効率を高めることができる。
<まとめ> 以上に説明したように、実施例1〜3の処理装置10,10a,10bは、処理効率を高めることができ、設置スペースを小さくすることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変更を加えて実施することが可能である。
例えば、制御部は、機械的に構成してもよい。第1のステージや第2のステージが往路と復路で異なる経路を移動しても構わない。
実施例1〜3は、被搬送物2a,2bを高速で移動させ、精度よく位置決めすることができるようにするために、第1のステージ12から第2のステージ14に相対的に移動させながら保持する移送部(搬送ローラ)を例に説明したが、被搬送物2a,2bを保持せずに移送する移送部であってもよい。その場合は被搬送物2aを第2のステージ14で保持した後、処理部20に至るまでの間にワーク4の所定部分5を撮像装置等(不図示)で位置認識し、演算結果に応じて第2のステージ14を移動させれば、同様に精度よく位置決めすることができる。
2,2a,2b 被搬送物
10,10a,10,b10x 処理装置
10c 制御装置(制御部)
11s 取入領域
11t 取出領域
12 第1のステージ
12c 搬送チェーン(移送部、第1の搬送機構)
12f 搬送ローラ(移送部、第1の搬送機構)
14 第2のステージ
14c 搬送チェーン(移送部、第2の搬送機構)
14f 搬送ローラ(移送部、第2の搬送機構)
20 処理部
30 当接部材(移送部)

Claims (4)

  1. 被搬送物を保持することができ、第1の前位置と第1の後位置との間を往復移動する第1のステージと、
    前記被搬送物を保持することができ、第2の前位置と第2の後位置との間を往復移動する第2のステージであって、前記第2の前位置は、前記第1のステージが前記第1の前位置にいるときに前記第1のステージの前記第1の後位置側と隣り合う位置であり、前記第2の後位置は、前記第1のステージが前記第1の後位置にいるときに前記第1のステージの前記第1の前位置とは反対側と隣り合う位置である、第2のステージと、
    前記第1のステージを前記第1の後位置から前記第1の前位置に移動させるとともに、前記第2のステージを前記第2の後位置から前記第2の前位置に移動させる制御部と、
    前記制御部によって、前記第1のステージが前記第1の後位置から前記第1の前位置に、前記第2のステージが前記第2の後位置から前記第2の前位置に、移動する間に、前記第1のステージが保持している前記被搬送物を、前記第2のステージが保持するように、前記第1のステージから前記第2のステージに移動させる移送部と、
    前記第2のステージが保持している前記被搬送物に対して処理を行う処理部と、
    を備えたことを特徴とする電子部品の処理装置。
  2. 前記第1のステージが前記第1の後位置で占めるスペースと、前記第2のステージが前記第2の前位置で占めるスペースとが重なり合うように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子部品の処理装置。
  3. 前記移送部は、複数の搬送機構を有し、互いに隣り合う前記搬送機構の間の距離は、前記被搬送物の搬送方向の長さよりも短いことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品の処理装置。
  4. 第1のステージが第1の前位置にいるときに、前記第1のステージが被搬送物の保持を開始する取入工程と、
    前記取入工程の後に、前記第1のステージが、前記被搬送物を保持している状態のまま、前記第1の前位置から第1の後位置に移動する第1の搬送工程と、
    前記第1のステージが前記第1の後位置から前記第1の前位置に移動するとともに、第2のステージが第2の後位置から第2の前位置に移動し、前記第2の後位置は、前記第1のステージが前記第1の後位置にいるときに前記第1のステージの前記第1の前位置とは反対側と隣り合う位置であり、前記第2の前位置は、前記第1のステージが前記第1の前位置にいるときに前記第1のステージの前記第1の後位置側と隣り合う位置であり、
    前記第1のステージが前記第1の後位置から前記第1の前位置に移動するとともに、前記第2のステージが前記第2の後位置から前記第2の前位置に移動する間に、前記第1のステージが保持している前記被搬送物を、前記第1のステージ及び前記第2のステージに対して移動させて、前記被搬送物を前記第1のステージから前記第2のステージに移すとともに、前記第1のステージが前記被搬送物の保持を解除し、前記第2のステージが前記被搬送物の保持を開始する移送工程と、
    前記移送工程の後に、前記第2のステージが、前記被搬送物を保持している状態のまま、前記第2の前位置から前記第2の後位置に移動する第2の搬送工程と、
    前記第2のステージが保持している前記被搬送物に対して処理を行う処理工程と、
    前記第2の搬送工程及び前記処理工程の後に、前記第2の後位置にいる前記第2のステージが前記被搬送物の保持を解除する取出工程と、
    を備え、
    前記第2の搬送工程の開始から前記取出工程が完了するまでの間に、前記第2の搬送工程及び前記取出工程を行う前記被搬送物の次の前記被搬送物について、前記取入工程及び前記第1の搬送工程を完了することを特徴とする、電子部品の処理方法。
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