JP6513775B1 - エレベータシステム - Google Patents

エレベータシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6513775B1
JP6513775B1 JP2017227216A JP2017227216A JP6513775B1 JP 6513775 B1 JP6513775 B1 JP 6513775B1 JP 2017227216 A JP2017227216 A JP 2017227216A JP 2017227216 A JP2017227216 A JP 2017227216A JP 6513775 B1 JP6513775 B1 JP 6513775B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
touch
panel
area
touch panel
destination floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017227216A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019094203A (ja
Inventor
賢一 菊山
賢一 菊山
隆正 日野原
隆正 日野原
洋 小野田
洋 小野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP2017227216A priority Critical patent/JP6513775B1/ja
Priority to CN201810549553.0A priority patent/CN109835784B/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP6513775B1 publication Critical patent/JP6513775B1/ja
Publication of JP2019094203A publication Critical patent/JP2019094203A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Elevator Control (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)

Abstract

【課題】健常者及び視覚障がい者の双方が利用可能なタッチパネル式操作盤を備えたエレベータシステムを提供する。【解決手段】一実施形態に係るエレベータシステムは、予め各階に対応した行先階ボタンを表示するタッチパネル式の操作盤と、操作盤を制御する制御手段と、制御手段の制御により音を出力するスピーカとを具備する。制御手段は、タッチパネル上の第1の領域において利用者による第1のタッチを検出した場合に、第1のタッチのタッチ位置を所定の行先階を登録可能な第2の領域へ誘導するための音をスピーカより出力させ、第2の領域において利用者による所定の動作を検出した場合に、第2の領域に対応する階を行先階として登録する。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、乗りかご内にタッチパネル式の操作盤を備えたエレベータシステムに関する。
通常、エレベータの乗りかご内には、エレベータを任意の階へ移動させるための操作盤が設置されている。利用者はこの操作盤上の行先階ボタンを押下操作することで、エレベータを目的とする階へ移動させることができる。近年では、この操作盤をタッチパネル式とすることで、物理的なボタンを配置するよりも多彩な操作性を実現可能である。
特許第5115554号公報 特開2001−250134号公報
上述のように操作盤をタッチパネル式とした場合、操作面は平滑な平面となるため、例えば視覚障がい者にとっては操作盤の操作が困難となってしまう。この場合、視覚障がい者が操作可能な専用の操作盤又は装置などを設置し、視覚障がい者の操作性を確保することが考えられる。具体的には、テンキーを備える装置を別途設置し、数字入力を可能とすること、テンキー付き受話器を別途設置して音声ガイダンスとテンキー操作で目的階の入力を可能とすることなどが挙げられる。
しかしながら、多くの場合乗りかご内のスペースが限られており、別途装置を設けることは困難である。また、操作盤を2種類設けると操作盤の設置コストが増加してしまう。したがって、1つのタッチパネル式操作盤で視覚障がい者への対応が可能であることが好ましい。
本発明が解決しようとする課題は、健常者及び視覚障がい者の双方が利用可能なタッチパネル式操作盤を備えたエレベータシステムを提供することである。
一実施形態に係るエレベータシステムは、予め各階に対応した行先階ボタンを表示するタッチパネル式の操作盤と、前記操作盤を制御する制御手段と、前記制御手段の制御により音声ガイダンスを出力するスピーカとを具備する。前記制御手段は、前記タッチパネル上の第1の領域において利用者による第1のタッチを検出した場合に、前記操作盤がタッチパネル式であることを示す第1の音声ガイダンスを前記スピーカから出力した後、前記タッチパネル上に設定された行先階を登録可能な第2の領域へ前記第1のタッチのタッチ位置を誘導するとともに、タッチ位置が前記第2の領域に入った場合に現在のタッチ位置に対応する階床名を知らせる第2の音声ガイダンスを前記スピーカから出力し、前記第2の領域において前記利用者による所定の動作を検出した場合に、現在のタッチ位置に対応した階床を行先階として登録する動作を知らせる第3の音声ガイダンスを前記スピーカから出力する。
図1は第1の実施形態に係るエレベータシステムの構成例を示す図である。 図2は同実施形態に係る操作盤の構成の第1の例を示す図である。 図3は同実施形態に係る操作制御部の処理の一例を示すフローチャートである。 図4は同実施形態に係る操作盤の構成の第2の例を示す図である。 図5は第2の実施形態に係るエレベータシステムの構成例を示す図である。 図6は同実施形態に係る操作制御部の処理の一例を示すフローチャートである。 図7は同実施形態に係る操作盤の構成の第2の例を示す図である。 図8は第3の実施形態に係る操作盤の構成例を示す図である。
視覚障がい者は、周囲の物体をなぞることにより、手探りで周辺状況を把握し又は目的物を探すなどの行動をとることが多い。エレベータに乗車する場面において視覚障がい者のとる行動を調査した結果、多くの視覚障がい者は、まず乗車時にドア側から手探りで壁をなぞりながら操作盤を探し出し、続けて操作盤上の行先階ボタンを探し出し、目的の行先階ボタンを押下することが分かっている。
したがって、操作盤がタッチパネル式の場合でも視覚障がい者が操作可能とするためには、視覚障がい者が操作盤のタッチパネル上をなぞりながら当該操作盤のディスプレイ上に表示される目的の行先階ボタンの位置を探し出せるよう、視覚障がい者を誘導する仕組みが必要となる。
また、視覚障がい者はなぞりながら操作盤を探すため、例えばなぞる速度が速い場合には、勢いのあまり操作盤に手が届くと同時にタッチパネル上に表示されるいずれかの行先階ボタンを押下してしまうことがある。この場合、視覚障がい者の意図しない階が行先階として登録されてしまうおそれがある。このような事象は、例えばタッチパネルの画面全体に行先階ボタンを配置している場合に起こりやすい。
以下に説明する各実施形態においては、このような視覚障がい者による意図しない行先階の登録を防ぐことができ、かつ健常者にとっても利便性を損なわないタッチパネル式操作盤及び当該タッチパネル式操作盤を備えるエレベータシステムについて説明する。以下、図面を参照して実施形態を説明する。
なお、各実施形態において、利用者とは、エレベータを利用する健常者及び視覚障がい者の総称である。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るエレベータシステムの構成を示す図である。なお、第1の実施形態では、1台の乗りかごを有するシングルカーのエレベータシステムを想定して説明するが、例えば1つの昇降路中に複数台の乗りかごを有するマルチカーのエレベータシステム、又は、複数台の乗りかごを有する群管理システムなどに対しても適用可能である。
本実施形態に係るエレベータシステムにおいては、乗りかご1の乗降口にかごドア2が開閉自在に取り付けられている。かごドア2の横には、タッチパネル式の操作盤3が設置されている。操作盤3は、ディスプレイと、このディスプレイ上に載置された透明のタッチパネルとで構成される。操作盤3は、建物の各階に対応した行先階ボタン3aをタッチ操作可能に表示する。タッチパネルは、オブジェクト(例えば、利用者の指など)が接触した画面上の位置を検出可能なポインティングデバイスである。
なお、タッチパネルの方式としては、例えば抵抗膜方式、静電容量方式などがあるが、特にこれらの方式に限定されるものではない。また、ディスプレイには、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Organic Electro-Luminescense)などにより構成されるが、特にこれらに限定されるものではない。
操作盤3は、タッチパネル制御装置(T/P制御装置)7を介してエレベータ制御装置(EL制御装置)9に接続されている。乗りかご1内の利用者が操作盤3上の任意の階の行先階ボタン3aを操作(タッチ)すると、タッチパネル制御装置7を介して行先階ボタン3aの操作信号がエレベータ制御装置9に送られる。
なお、この操作盤3上には、各階の行先階ボタン3aの他に、図示せぬ戸開ボタン、戸閉ボタン、非常呼びボタンなどが設けられてもよい。戸開ボタンは、かごドア2の戸開を指示するときに用いられる。戸閉ボタンは、かごドア2の戸閉を指示するときに用いられる。非常呼びボタンは、外部(建物の監視室あるいは遠隔地に存在するエレベータの監視センタ等)と連絡するときに用いられる。これらのボタンは、非常時に重要なボタンとなるため、操作の確実性の面からすると、タッチパネル式の操作盤3の外に押下式(ハードウェア)のボタンで構成されることが好ましい。
乗りかご1内の操作盤3の近くには表示器6とスピーカ5が設置される。表示器6とスピーカ5は、エレベータ制御装置9に接続される。
表示器6はディスプレイを含む。当該ディスプレイ上には、かご内インジケータとして運転方向や現在位置などを含む各種メッセージが表示される。
スピーカ5は、乗りかご1内の利用者に対して各種メッセージを音声でアナウンスする場合に用いられる。なお、スピーカ5は、乗りかごに備えられていなくてもよく、例えば利用者が装着可能なデバイスであってもよい。スピーカ5は、音声出力部93bの指令に基づき、音声を出力する。なお、スピーカ5は、図1に示すように操作盤3と同じ面又は近傍に設置されなくてもよい。スピーカ5は、例えば、乗りかご1の天井、床面、側面など、乗りかご1内のあらゆる場所に設置可能である。また、スピーカ5は、利用者に操作盤3から音が発せられていると認識させる位置に設置されてもよい。これにより、視覚障がい者は、操作盤3の位置を音によって認識することができる。
タッチパネル制御装置7は、例えば利用者により操作盤3がオブジェクトによりタッチされた場合に、タッチパネルが押下されたこと及びタッチ位置(座標)を検出可能である。また、タッチパネル制御装置7は、操作盤3がタッチされた状態から当該オブジェクトが離れた(リリースされた)ことを検出可能である。なお、タッチパネル制御装置7は、タッチの速度、強度(圧力)などを検出可能であってもよい。
エレベータ制御装置9は、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータからなり、乗りかご1の運転制御を含むエレベータ全体の制御を行う。このエレベータ制御装置9には、タッチパネル式の操作盤3に関わる機能として、例えば、運転制御部91、登録制御部92、操作制御部93などが備えられている。
運転制御部91は、後述する行先階管理用のテーブルT1に登録された行先階(かご呼び)の情報に基づいて乗りかご1の運転を制御する。
登録制御部92は、行先階管理用のテーブルT1を含む。登録制御部92は、利用者により任意の階の行先階ボタン3aが操作されたときに、行先階ボタン3aに対応した行先階の情報を行先階管理用のテーブルT1に登録する。また、登録制御部92は、利用者により登録済の行先階を取り消す操作が行われた場合に、登録済の行先階の情報を取り消す。取り消し操作が行われた場合、登録制御部92は、例えば、既に登録済みの行先階の個数と乗りかご1の着床制御のタイミングに基づいて当該行先階の取り消し可否を判断し、取り消しが可能な場合にテーブルT1から当該行先階の登録を取り消す。
操作制御部93は、例えば操作盤3のタッチパネルなどに対して行われる利用者の操作を認識し、当該操作に基づいて操作盤3又は表示器6のディスプレイの表示内容、スピーカ5から出力される音声の内容などを制御する。
操作制御部93は、例えば、表示制御部93a、音声出力部93b、タッチパネル(T/P)制御部93cを備える。
表示制御部93aは、操作盤3に備えられたディスプレイの表示制御を行う。より具体的には、表示制御部93aは、例えば操作盤3上の任意の階の行先階ボタン3aの表示領域を決定し、当該表示領域に基づいて各行先階ボタン3aを表示する。
音声出力部93bは、利用者による操作盤3の操作状態に基づき、利用者を案内するための音声データをスピーカ5へ送信する。なお、音声出力部93bは、操作盤3の操作状態に基づいて当該音声データを生成してもよく、又は、あらかじめエレベータ制御装置9内のメモリに格納された音声データを選択してもよい。また、音声データは、例えば人間の声を表現するものであってもよく、視覚障がい者にとって特定の意味を持つ短音又は音の組み合わせなどでもよい。
タッチパネル制御部93cは、タッチパネル制御装置7より受信したデータなどに基づき、利用者の操作盤3に対する操作を検出又は認識する。より具体的には、タッチパネル制御部93cは、タッチパネル制御装置7から受信したタッチ位置を示すデータと、表示制御部93aより得られる行先階ボタン3aの表示位置などに基づいて、利用者により操作盤3のどの領域がタッチされているか(例えば、行先階ボタン3a内の領域であるか否か)を検出する。また、タッチパネル制御部93cは、タッチパネル制御装置7から受信したタッチの強度を示すデータ、押下及びリリースを示す信号などに基づいて、利用者のタッチパネルに対する操作の有無を検出する。なお、タッチパネル制御部93cは、上述の他にもタッチパネル制御装置7を経由してタッチパネル上での利用者が行う種々のタッチ動作を認識可能であることが好ましい。
なお、操作制御部93に含まれる各処理部間においては、データ、コマンドなどの送受信は自由に行えることが好ましい。
なお、本実施形態において、タッチパネル制御部93cは操作制御部93に含まれるものとして説明するが、タッチパネル制御部93cはタッチパネル制御装置7に含まれていてもよい。この場合、エレベータ制御装置9は、例えばタッチパネル制御装置7により決定された行先階の情報を受信し、当該情報に基づいて、行先階の登録、ディスプレイの表示制御、音声出力処理などを行うとしてもよい。
図2は第1の実施形態に係る操作盤3の構成の第1の例を示す図である。
操作制御部93の表示制御部93aは、操作盤3のディスプレイ上に、上述のように行先階ボタン3aを表示する。図2の例においては、行先階ボタン3aは、1階〜5階を示す行先階ボタン3a_A1〜3a_A5に分けられる。
また、タッチパネル制御部93cは、操作盤3のタッチパネルを、利用者が登録動作を行うことにより行先階を登録可能な登録可能領域Yと、行先階を登録できない登録不可領域Nとに分けて扱う。利用者が登録可能領域Y内で登録動作を行うことにより、登録制御部92は、当該動作を行った位置に表示されている行先階ボタンに対応する階を行先階として登録可能である。また、利用者が例えば登録不可領域をタッチした際、又はタッチパネル上をなぞる動作などを行った際に、操作制御部93は、視覚障がい者に対し行先階の登録を促す(誘導する)処理を実行する。
図2の例では、行先階ボタン3a_A1〜3a_A5は、それぞれ登録可能領域Yである。すなわち、健常者は、行先階ボタン3a_A1〜3a_A5が視認可能であるため、行先階ボタン3a_A1〜3a_A5に対して直接登録動作を行うことで目的の行先階を登録する。一方、視覚障がい者は、操作盤3の端から手探りを開始して登録不可領域Nをタッチし、音声ガイダンスなどによりタッチ位置を登録可能領域Yである各行先階ボタン3a_A1〜3a_A5に誘導された後に、行先階ボタン3a_A1〜3a_A5に対して登録動作を行うことで目的の行先階を登録する。
なお、図2では、行先階ボタンが縦一列に配置される例を示しているが、行先階ボタンが縦複数列にわたって配置される場合にも同様の構成が適用可能である。
図3は、本実施形態に係る操作制御部93の処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS101において、操作制御部93のタッチパネル制御部93cは、操作盤3のタッチパネル上において、登録可能領域Yがタッチされたか否かを判定する。タッチパネル制御部93cは、登録可能領域Yがタッチされたと判定した場合、当該タッチ動作は健常者による動作(すなわち、健常者による目的階の登録動作)であると認識し、処理はステップS108へ進む。
ステップS108において、タッチパネル制御部93cは、タッチした登録可能領域Yの位置に表示される行先階ボタン3aに対応する階を判定し、登録制御部92に対して当該階を登録させる。
一方、ステップS101において、登録可能領域Yがタッチされていないと判定された場合、タッチパネル制御部93cは、当該タッチ動作は視覚障がい者による動作であると認識する。
ステップS102において、音声出力部93bは、第1の音声ガイダンスを出力する。第1の音声ガイダンスは、例えば、操作盤3がタッチパネル式であることを周知する内容である。
ステップS103において、音声出力部93bは、第2の音声ガイダンスを出力する。第2の音声ガイダンスは、例えば、利用者がタッチしている位置に基づいて、登録可能領域Y(行先階ボタン3a)に誘導する内容である。より具体的には、音声出力部93bは、タッチ位置が行先階ボタン3aのいずれかに入った場合に、対応する階床名を音声出力する。なお、音声出力部93bは、利用者の現在のタッチ位置と行先階ボタン3aとが離れている場合は、現在のタッチ位置からどの方向に行先階ボタン3aがあるかなどを利用者に知らせるための音声を出力してもよい。また、音声出力部93bは、階床名だけでなく階床に関連する店舗、売り場、サービス、商品などの説明を音声出力してもよい。
ステップS104において、タッチパネル制御部93cは、登録可能領域Y内でタッチ位置が静止したか否かを判定する。タッチ位置が静止しない場合、すなわち利用者が目的する階に対応する行先階ボタン3aを探索し続けている間は、操作制御部93は、第2の音声ガイダンスによる利用者の誘導(ステップS103)を継続する。
なお、静止とは、必ずしもタッチ位置の移動速度が0となっている必要はなく、操作制御部93が操作盤3をタッチする利用者の手が止まったと判定できる程度にタッチ速度が変化することを示す。
一方、ステップS104において、タッチ位置が静止したと判定した場合、音声出力部93bは、第3の音声ガイダンスを出力する(ステップS105)。第3の音声ガイダンスは、例えば、登録動作を利用者に知らせる内容である。より具体的には、音声出力部93bは、利用者に対し、現在のタッチ位置で手を離すことにより、タッチ位置に対応する階を行先階として登録可能である旨を音声出力する。
なお、利用者は、手を離す(タッチパネルからリリースする)以外の方法で登録動作を実行可能であるとしてもよい。例えば、タッチパネル制御部93cは、タッチパネルからのリリースの後、再度タッチを検出した場合に、登録動作を行ったと判定してもよい。これにより、利用者が不意に手を離した際に意図せず行先階が登録されてしまうことを防ぐことができる。
また、タッチパネル制御部93cは、例えばタッチ位置が登録可能領域Y上で所定時間静止した場合に、利用者が登録動作を行ったと判定してもよい。また、例えばタッチパネル制御装置7がタッチの強度を検出可能である場合、タッチパネル制御部93cは、登録可能領域Y上で所定の強度以上の圧力を検出した場合に、すなわち利用者がタッチパネルを押し込んだ場合に、利用者が登録動作を行ったと判定してもよい。登録動作は上述したものに限られず、タッチパネル制御部93cは、他のタッチ動作を登録動作として認識してもよい。
ステップS106において、タッチパネル制御部93cは、登録可能領域Y内で利用者により登録動作が行われたか否かを判定する。登録動作を検出した場合、処理はステップS108へ進む。ステップS108においては、上述のように、タッチパネル制御部93cが登録可能領域Yの位置に対応する階を登録制御部92に対して登録させる。登録後、処理は終了する。なお、登録完了した場合に、音声出力部93bは、登録完了の旨を示す音声を出力してもよい。また、操作制御部93は、音声データに代えて操作盤3を振動させることにより、利用者に対して登録完了の旨を示してもよい。
一方、登録動作を検出しない場合、タッチパネル制御部93cは、タッチ位置が登録可能領域Yから外れたか否かを判定する(ステップS107)。登録可能領域Yを外れた場合は、利用者が他の階の行先階ボタン3aを探索したと判定され、処理はステップS103に戻る。タッチ位置が登録可能領域Y内に留まる限り、タッチパネル制御部93cは、登録動作の検出を待機する。
また、操作制御部93は、ステップS101の後、上述の登録動作以外でタッチパネルからオブジェクト(すなわち、利用者の手など)がリリースされたことを検出した場合に、ステップS102〜S107で説明した視覚障がい者向けのタッチ位置の誘導処理を終了してもよい(ステップS109)。これにより、健常者が誤って登録不可領域Nをタッチした場合に、すぐにタッチパネルから手を離すことにより、不要な音声ガイダンスを中止させることができる。
なお、上述のステップS103〜S104において、操作制御部93は、行先階ボタンの形状、配置などによらずタッチパネル上の任意の位置でのタッチ位置の上下方向の動きを認識し、当該上下方向の階床名を音声によりアナウンスするとしてもよい。この場合、音声出力部93bは、例えば現在のタッチ位置に対応する階を基準に、タッチ位置が動いた方向に存在する階床名を順次アナウンスしてもよい。
図4は本実施形態に係る操作盤3の構成の第2の例を示す図である。
図2で説明した操作盤3の構成の第1の例では、個々の行先階ボタン3a_A1〜3a_A5(すなわち、登録可能領域Y)は円形でかつ縦に配置されているため、登録不可領域Nは登録可能領域Yに対して大きい。また、例えば操作盤3の横幅がより大きい場合、階床数がより多い場合などには登録不可領域Nはさらに大きくなり、操作盤3の端から行先階ボタン3aを探す視覚障がい者にとって、利便性が低下するおそれがある。
そこで、図4の例では、行先階ボタンを、操作盤3のディスプレイ全体に表示する。より具体的には、ディスプレイ全体を階床数(図4の例では「6」)の領域に分割し、分割した各領域を1階〜6階を示す各行先階ボタン3a_B1〜3a_B6とする。さらに、操作盤3のタッチパネルのうち、端から所定の幅の領域を登録不可領域Nとし、登録不可領域N以外の領域を登録可能領域Yとする。なお、各行先階ボタン3a_B1〜3a_B6には、例えば階床に関連する店舗(テナント)、売り場、サービス、商品などの説明が表示されてもよい。
このような操作盤3の構成においても、視覚障がい者は、図2の場合と同様に、操作盤3の端部から登録不可領域Nをタッチし、音声ガイダンスを受けることにより、目的の行先階ボタン3aを探索可能である。各行先階ボタン3a_B1〜3a_B6が隙間なく配置されることにより、登録不可領域N内を移動する時間及び距離が低減されるため、視覚障がい者は、目的階の行先階ボタン3aに対応する登録可能領域Yをより早く認識することができる。
また、このような操作盤3の構成では、行先階ボタン3aと登録不可領域Nが重なるため、一見すると健常者が行先階ボタン3aに含まれる登録不可領域Nをタッチした場合に、登録動作であると判定されずにガイダンスが流れるため、健常者の利便性を損なうおそれがある。しかしながら、登録不可領域Nは操作盤3の端部であり、画面を視認可能な健常者が行先階を登録する際に登録不可領域Nをタッチすることは少ないため、健常者の利便性は損なわれない。さらに、当該構成を用いることにより、図2の例と比べて登録不可領域Nが小さいため、健常者が登録不可領域Nをタッチする可能性を低減することができる。
なお、視覚障がい者は、第1の音声ガイダンス(ステップS102)を聞いた際に、思わず手を離してしまうことがある。この場合、タッチパネルであることを認識したにもかかわらず、再度登録不可領域Nをタッチすることで、再度第1の音声ガイダンスを聞くことになり、利便性を欠く。また、再度タッチした場所が登録可能領域Yである場合には、健常者の登録動作と判定され、意図しない階が行先階として登録されてしまう可能性があり、利便性を欠く。
このような不便を解消するために、タッチパネル制御部93cは、ステップS101において登録不可領域Nへのタッチを検出し、すぐにリリースされた場合に、所定の期間ステップS109の処理を行わずに、ステップS101の状態を維持するとしてもよい。これにより、利用者により所定時間内に再度タッチパネルがタッチされた場合に、タッチパネル制御部93cはステップS103より処理を再開することができ、視覚障がい者の利便性が向上する。またこの場合、タッチパネル制御部93cは、再度のタッチの際は、登録不可領域Nをなくしてもよい(又は、狭めてもよい)。これにより、視覚障がい者は、再度登録不可領域Nをタッチする可能性が低くなるため、登録可能領域Yをより早く探し出すことができる。
以上のように第1の実施形態によれば、操作盤3のタッチパネルを登録可能領域Y及び登録不可領域Nに分ける。操作制御部93は、最初に登録不可領域Nにタッチされた場合に、音声ガイダンスにより利用者のタッチ位置を登録可能領域Yへ誘導する。これにより、操作盤3の端からタッチパネルをタッチして行先階ボタンを探す視覚障がい者を、目的階に対応する行先階ボタン3a(登録可能領域Y)をタッチするよう適切に誘導することができるため、視覚障がい者の利便性を向上させることができる。
また、本実施形態においては、行先階ボタン3aをディスプレイ全体とし、端から所定の領域のみを登録不可領域Nとする。すなわち、視覚障がい者の行動特性を考慮した上で登録不可領域Nを小さくし、登録可能領域Yを大きくすることにより、視覚障がい者の操作性をさらに向上させるとともに、健常者の利便性を確保することができる。
なお、図4の例においては、登録不可領域Nは色分けされていてもよい。色分けにより、視覚障がい者が利用する領域と健常者が利用する領域とを区別可能となるため、健常者と視覚障がい者の利便性を両立させることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
本実施形態に係るエレベータシステムにおいては、操作盤3のタッチパネル上に登録不可領域Nを配置しない代わりに、タッチパネルの近傍に検知センサを設ける。すなわち、操作制御部93は、視覚障がい者が手探りでタッチパネルに接触する前に、検知センサを用いて視覚障がい者による操作を検知し、上述の音声ガイダンスを開始する。このような構成により、視覚障がい者の利便性を向上させることができる。
図5は、本実施形態に係るエレベータシステムの構成例を示す図である。
図5においては、操作盤3の近傍に検知センサ4が設置される。検知センサ4には検知センサ制御装置8が接続される。また、操作制御部93は、検知センサ制御装置8を制御するための検知センサ制御部93dを備える。なお、検知センサ4、検知センサ制御装置8、検知センサ制御部93d以外の構成は、第1の実施形態(図1)の構成と同等である。
検知センサ4は、例えば操作盤の出入口側の1辺に設置される、棒状のセンサである。なお、視覚障がい者の利便性を考慮し、検知センサ4の縦方向の長さは、操作盤3の縦方向の長さ以上であることが好ましい。検知センサ4は、タッチパネル制御装置(T/P制御装置)7を介してエレベータ制御装置(EL制御装置)9に接続されている。
検知センサ制御装置8は、例えば、検知センサ4がオブジェクトによりタッチされた(接触された)ことを検出可能である。なお、検知センサ制御装置8は、検知センサ4がタッチされた際のタッチ位置(座標)、速度などを検出可能であってもよい。
検知センサ制御部93dは、検知センサ制御装置8より受信したデータなどに基づき、利用者の検知センサ4に対する操作を検出又は認識する。
例えば、乗りかご1内の利用者が検知センサ4に接触すると、検知センサ制御装置8を介して、検知センサ4にタッチしたことを示す信号、タッチ位置を示すデータなどがエレベータ制御装置9に送信される。検知センサ制御部93dは、当該信号及びデータを受信し、利用者が検知センサ4にタッチしたことを認識する。
図6は、本実施形態に係る操作制御部93の処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS301において、操作制御部93の検知センサ制御部93dは、検知センサ4がタッチされたか否かを検出する。検知センサ4に対するタッチが検出された場合、ステップS302において、音声出力部93bは、第1の音声ガイダンスを出力する。第1の音声ガイダンスの内容は、図3のステップS102で説明したものと同様である。
なお、検知センサ4に対するタッチが検出されない場合は、健常者の操作として認識される。すなわち、利用者が直接登録可能領域Yをタッチした場合(ステップS310)、タッチパネル制御部93cは、登録可能領域Yの位置に対応する階を登録制御部92に対して登録させる(ステップS309)。
ステップS303において、タッチパネル制御部93cは、検知センサ4に対するタッチが検出された後所定時間内に操作盤3のタッチパネルがタッチされたか否かを判定する。所定時間内にタッチパネルがタッチされた場合、処理はステップS304に進む。
一方、所定時間内にタッチパネルがタッチされない場合、操作制御部93は、視覚障がい者向けのタッチ位置の誘導処理を終了してもよい。すなわち、所定時間経過後にタッチされた場合には、健常者の操作として認識され、処理は上述のステップS310に進む。これにより、健常者が誤って検知センサ4をタッチした際にも、健常者の利便性を確保することができる。
ステップS304〜S309の処理は、図2のステップS103〜S108の処理と同等であるため、説明を省略する。
また、操作制御部93は、図2のステップS109と同様、ステップS303の後、上述の登録動作以外でタッチパネルからオブジェクトがリリースされたことを検出した場合に、ステップS305〜S308で説明した視覚障がい者向けのタッチ位置の誘導処理を終了してもよい(ステップS311)。
図7は、本実施形態に係る操作盤3の構成の第2の例を示す図である。
上述のような視覚障がい者の行動特性を考慮すると、検知センサ4は、図5に示すように、操作盤3の出入口側の辺に設置されることが好ましい。さらに、視覚障がい者が予期せぬ行動をとった場合にも対応できるようにするため、検知センサ4は操作盤3の残りの3辺のうち少なくとも1つ以上の辺、又は、残りの3辺すべてに設置されてもよい。
図7の例では、検知センサ4は、操作盤3の外側に、操作盤3を囲むように配置される。また、図4の例と同様に、操作盤3のディスプレイ全体を行先階ボタン3aとする。行先階ボタン3aは、階ごとの各行先階ボタン3a_C1〜3a_C6に分割される。
このような検知センサ4及び操作盤3の構成により、操作盤3のタッチパネル上に登録不可領域Nを設ける必要がなくなるため、利用者はタッチパネル全面を登録可能領域Yとして利用可能となる。
なお、検知センサ4は、操作盤3の内側に配置されていてもよい。この場合、操作盤3の端から所定の幅の検知センサ4が配置され、操作盤3から検知センサ4を除いた領域にディスプレイ及びタッチパネルが配置される。
以上のように第2の実施形態によれば、操作盤3とは別に所定位置に検知センサ4を設けて検知センサ4に対するタッチ(接触)を検出することにより、精度よく視覚障がい者による操作を認識することができる。また、操作盤3のタッチパネル領域の全体を登録可能領域Yとして利用可能であるため、健常者及び視覚障がい者双方の利便性を向上させることができる。
また、図7の例において、検知センサ4は、操作盤3のタッチパネル上の登録不可領域Nで代替されてもよい。この場合、図7は、図4の例において各行先階ボタン3a_B1〜3a_B6が登録可能領域Yに収まるように縮小して表示された状態と同等でなる。この構成によれば、登録不可領域N(図7の検知センサ4に相当する領域)は行先階ボタン3aの外側となるため、健常者が登録不可領域Nをタッチする可能性を低減できる。また、当該構成を用いることで、検知センサ4を用いなくても図7と同等の機能を実現可能である。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
第1及び第2の実施形態では、行先階を登録する操作盤3は乗りかご1内に設置される。一方、例えば乗車前にあらかじめ行先階を登録する方式のエレベータでは、操作盤は乗りかご1の外に設置されることがある。
図8は、本実施形態に係る操作盤11の構成例を示す図である。図8においては、乗り場10に操作盤11が設置される。
このような乗りかご1の外に設置される操作盤11においても、視覚障がい者は、操作盤3を探す場合と同様に、操作盤11の端から手探りで枠11Aを認識し、枠11A内の操作領域11B上に配置される行先階ボタンを探し出すことが多い。
したがって、操作領域11Bが上述の操作盤3と同様にタッチパネル及びディスプレイにより構成される場合、操作盤11は、操作盤3と同様に制御されることが好ましい。これにより、操作盤11においても、利用者に対して操作盤3と同様のユーザインタフェースが提供される。
また、乗り場10の操作盤11は、乗りかご1内の操作盤3に比べて操作領域11Bに対して枠11Aの幅が広い(又は、枠11Aの領域が明確である)場合が多いため、この枠11Aに検知センサ4を配置することで、健常者にとっても違和感なく本システムを構成可能である。
以上述べた少なくとも1つの実施形態によれば、操作盤にタッチパネルが用いられる場合に、操作制御部93は、視覚障がい者による所定のタッチ操作を認識し、音声ガイダンスにより視覚障がい者のタッチ位置を登録可能領域Yへ誘導する。これにより、視覚障がい者による意図しない階の登録を防ぐことができる。さらには、タッチパネル式操作盤を備えるエレベータにおいて、エレベータの運行効率の低下、又は視覚障がい者が誤った階で降車することなどを防ぐことができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…乗りかご、2…かごドア、3,11…操作盤、4…検知センサ、5…スピーカ、6…表示器、7…タッチパネル制御装置、8…検知センサ制御装置、9…エレベータ制御装置、10…乗り場、11A…枠、11B…操作領域、91…運転制御部、92…登録制御部、93…操作制御部、93a…表示制御部、93b…音声出力部、93c…タッチパネル制御部、93d…検知センサ制御部、T1…行先階管理用のテーブル。

Claims (7)

  1. 予め各階に対応した行先階ボタンを表示するタッチパネル式の操作盤と、
    前記操作盤を制御する制御手段と、
    前記制御手段の制御により音声ガイダンスを出力するスピーカと、
    を具備し、
    前記制御手段は、
    前記タッチパネル上の第1の領域において利用者による第1のタッチを検出した場合に、前記操作盤がタッチパネル式であることを示す第1の音声ガイダンスを前記スピーカから出力した後、前記タッチパネル上に設定された行先階を登録可能な第2の領域へ前記第1のタッチのタッチ位置を誘導するとともに、タッチ位置が前記第2の領域に入った場合に現在のタッチ位置に対応する階床名を知らせる第2の音声ガイダンスを前記スピーカから出力し、
    前記第2の領域において前記利用者による所定の動作を検出した場合に、現在のタッチ位置に対応した階床を行先階として登録する動作を知らせる第3の音声ガイダンスを前記スピーカから出力することを特徴とするエレベータシステム。
  2. 前記第2の音声ガイダンスは、前記第2の領域において前記利用者による所定の動作が検出されるまでの間、継続的に出力されることを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。
  3. 前記第1の領域は、前記操作盤におけるエレベータのドア側の一辺の端から所定の幅の領域を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
  4. 前記所定の動作は、前記第1のタッチのリリース動作、前記リリース動作を行った後に第2のタッチを行う動作、又は、前記タッチ位置を所定時間静止させる動作のいずれかである
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエレベータシステム。
  5. 予め各階に対応した行先階ボタンを表示するタッチパネル式の操作盤と、
    利用者による接触を検知する検知センサと、
    前記検知センサ及び前記操作盤を制御する制御手段と、
    前記制御手段の制御により音声ガイダンスを出力するスピーカと、
    を具備し、
    前記制御手段は、
    前記利用者による前記検知センサへの接触を検出した場合に、前記操作盤がタッチパネル式であることを示す第1の音声ガイダンスを前記スピーカから出力した後、前記タッチパネル上に設定された行先階を登録可能な所定の領域へ前記タッチのタッチ位置を誘導するとともに、タッチ位置が前記所定の領域に入った場合に現在のタッチ位置に対応する階床名を知らせる第2の音声ガイダンスを前記スピーカから出力し、
    前記所定の領域において前記利用者により所定の動作が行われた場合に、現在のタッチ位置に対応した階床を行先階として登録する動作を知らせる第3の音声ガイダンスを前記スピーカから出力する
    ことを特徴とするエレベータシステム。
  6. 前記第2の音声ガイダンスは、前記利用者による前記検知センサへの接触から所定の時間内に前記タッチパネルへのタッチが検出された場合に出力されることを特徴とする請求項5に記載のエレベータシステム。
  7. 前記検知センサは、前記操作盤におけるエレベータのドア側の一辺の近傍に設置されることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のエレベータシステム。
JP2017227216A 2017-11-27 2017-11-27 エレベータシステム Active JP6513775B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017227216A JP6513775B1 (ja) 2017-11-27 2017-11-27 エレベータシステム
CN201810549553.0A CN109835784B (zh) 2017-11-27 2018-05-31 电梯***

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017227216A JP6513775B1 (ja) 2017-11-27 2017-11-27 エレベータシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6513775B1 true JP6513775B1 (ja) 2019-05-15
JP2019094203A JP2019094203A (ja) 2019-06-20

Family

ID=66530855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017227216A Active JP6513775B1 (ja) 2017-11-27 2017-11-27 エレベータシステム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6513775B1 (ja)
CN (1) CN109835784B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7478690B2 (ja) * 2021-02-26 2024-05-07 株式会社日立製作所 エレベーター

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000198630A (ja) * 1999-01-11 2000-07-18 Hitachi Building Systems Co Ltd 視覚障害者兼用エレベ―タ
CN2521734Y (zh) * 2002-01-22 2002-11-20 丁艺彬 通用型盲人电梯按钮
JP2003233465A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Nec Soft Ltd 入力装置およびボタン操作検出処理プログラム
JP2004115151A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの呼び操作盤
JP2006056700A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Mitsubishi Electric Corp エレベータ用案内装置
JP2006127170A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 情報端末入力システム
JP5115554B2 (ja) * 2007-06-20 2013-01-09 三菱電機株式会社 エレベータの行先階登録装置
JP2011063366A (ja) * 2009-09-16 2011-03-31 Toshiba Elevator Co Ltd 呼び登録案内装置
CN103328365B (zh) * 2011-01-26 2015-08-19 三菱电机株式会社 电梯的目的地楼层登记装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN109835784A (zh) 2019-06-04
CN109835784B (zh) 2021-06-18
JP2019094203A (ja) 2019-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5115554B2 (ja) エレベータの行先階登録装置
JP5996725B1 (ja) エレベータ用操作盤
JP6222867B1 (ja) エレベータシステム
US10494225B2 (en) Control panel with accessibility wheel
JP2009501687A (ja) 群エレベータシステムにおけるエレベータ再割当て情報の連絡
CN103635408B (zh) 电梯装置
JP6513775B1 (ja) エレベータシステム
JP2013159471A (ja) シークレット運転エレベーター
JP2007186322A (ja) エレベータの案内装置
JP2013234050A (ja) エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法
JP2018002428A (ja) かご操作盤
KR101026730B1 (ko) 시각장애인용 엘리베이터 조작장치
KR20120123866A (ko) 장애인용 엘리베이터의 안내방법 및 이를 이용한 장애인용 엘리베이터
JP2009501686A (ja) 群エレベータシステムにおける運行中断情報の連絡
JP2006056700A (ja) エレベータ用案内装置
JP2015101442A (ja) エレベータシステム
JP2009007074A (ja) エレベーターの呼び登録装置
JP2015214416A (ja) 群管理エレベータ装置
EP3401257B1 (en) Car operating panel for an elevator car having at least two car doors
JP6339273B1 (ja) エレベータシステム
JP4237876B2 (ja) エレベータ
WO2015186174A1 (ja) エレベーターの多言語対応システム
JP2006213496A (ja) エレベーター装置
JP6565605B2 (ja) 行先階登録装置及びエレベータの群管理システム
JP6238271B2 (ja) エレベータの乗場呼び登録装置およびエレベータの乗場呼び登録方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190410

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6513775

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150