JP6512237B2 - エンジンの燃料噴射装置 - Google Patents
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Description
また、インジェクタからの燃料の噴霧方向を二手に分けてそれぞれの吸気ポートに燃料を供給する場合もあるが、燃焼室近傍では角度をもって流れ込むために吸気通路の壁面に付着する燃料が増えてしまう。
本発明の一実施の形態に係るエンジンの燃料噴射装置は、シリンダヘッドの上方に配置されるエアクリーナと、前記エアクリーナ上方から後方を覆う燃料タンクと、上下方向に延びるスロットルボディと、前記スロットルボディと前記シリンダヘッドを接続する吸気管と、前記シリンダヘッドに形成される燃焼室及び該燃焼室に連通する2つの吸気ポートと、これら2つの吸気ポートにそれぞれ燃料を噴射する2つのインジェクタと、を備えたエンジンにおいて、前記吸気管は後方に湾曲した形状をしており、前記2つのインジェクタは前記吸気管の後側でその湾曲する湾曲部位に並列に取り付けられる。
つまり、吸気管37のスロットルボディ36側内面は真円形状となっており、シリンダヘッド14側内面は楕円形状となっていて、その湾曲部位37a付近で徐々に拡管されている。
特に図10に示されるように隣り合うカプラ45aの凸部は互いに離れ合う方向を向いている。例えば、図10の♯1気筒のインジェクタ45の例で、一対のカプラ45aが矢印A,Bで示す方向に互いから離反するように配置される。
更に、吸気管37の湾曲部位37aにインジェクタ45を配置することで、インジェクタ45の燃料噴射方向(図5、図6の矢印F)として吸気ポート34の中心を狙い易くなり、壁面に付着する燃料をより有効に減らすことができる。
更に、エアクリーナ18とシリンダヘッド14の間の空間を有効に利用でき、その空間に配置される駆動モータ44を走行風で冷却することができる。また、燃料タンク28の容量確保も容易になる。
また、シリンダヘッド14とインジェクタ45の間には弾性部材のゴム環52が介挿されることで、シリンダヘッド14にインジェクタ45を近付けながら、エンジン11のより高回転領域までインジェクタ45の機能、耐久性を確保することができる。インジェクタ45やスロットルボディ36への熱伝達を抑制することができ、それらの適正機能を確保維持することができる。
このように駆動モータ44をインジェクタ45と同じ側、即ちスロットルボディ36の後側に配置することで、エンジン11から駆動モータ44を離すことができるので熱害を抑制することができる上、エアクリーナ18の容量確保も容易になる。
また、上記実施形態において水冷式の並列2気筒エンジンの例で説明したが、エンジン11の気筒数や冷却方式等は適宜選択可能であり、例えば3気筒以上の空冷エンジンに対しても適用可能である。
Claims (7)
- シリンダヘッドの上方に配置されるエアクリーナと、前記エアクリーナ上方から後方を覆う燃料タンクと、上下方向に延びるスロットルボディと、前記スロットルボディと前記シリンダヘッドを接続する吸気管と、前記シリンダヘッドに形成される燃焼室及び該燃焼室に連通する2つの吸気ポートと、これら2つの吸気ポートにそれぞれ燃料を噴射する2つのインジェクタと、を備えたエンジンにおいて、
前記2つの吸気ポートと連通する単一の吸気通路を有する前記吸気管は後方に湾曲した形状をしており、前記2つのインジェクタは前記吸気管の後側でその湾曲する湾曲部位に並列に取り付けられ、
前記吸気管の前記スロットルボディ側内面は真円形状となっており、前記シリンダヘッド側内面は楕円形状となっており、その湾曲部位で前記2つの吸気ポートに向けて徐々に拡管されていることを特徴とするエンジンの燃料噴射装置。 - 前記インジェクタに燃料を供給するデリバリパイプを備え、該デリバリパイプは前記吸気管に取付けられ、前記デリバリパイプの上端は前記スロットルボディの後方に位置していることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの燃料噴射装置。
- 前記スロットルボディにはスロットルバルブを開閉駆動する駆動モータが設けられており、前記駆動モータは前記インジェクタが配置されている側と反対側で、前記エアクリーナと前記シリンダヘッドの間に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジンの燃料噴射装置。
- 前記スロットルボディにはスロットルバルブを開閉駆動する駆動モータが設けられており、前記駆動モータは前記インジェクタが配置されている側と同じ側で、前記燃料タンクと前記インジェクタの間に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジンの燃料噴射装置。
- 前記インジェクタにはカプラが取付けられており、隣り合う前記カプラの凸部はお互いに離れ合う方向を向いていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のエンジンの燃料噴射装置。
- 前記シリンダヘッドと前記インジェクタの間には弾性部材が介挿されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のエンジンの燃料噴射装置。
- パルセーションダンパを備え、エンジンは複数の気筒が並列配置されており、前記パルセーションダンパは隣り合う気筒の間で前記デリバリパイプに取り付けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のエンジンの燃料噴射装置。
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