JP6507550B2 - 光学デバイス、画像表示装置およびプロジェクター - Google Patents

光学デバイス、画像表示装置およびプロジェクター Download PDF

Info

Publication number
JP6507550B2
JP6507550B2 JP2014202062A JP2014202062A JP6507550B2 JP 6507550 B2 JP6507550 B2 JP 6507550B2 JP 2014202062 A JP2014202062 A JP 2014202062A JP 2014202062 A JP2014202062 A JP 2014202062A JP 6507550 B2 JP6507550 B2 JP 6507550B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable portion
longitudinal direction
permanent magnet
axis
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014202062A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016071233A (ja
Inventor
溝口 安志
安志 溝口
長子 兒嶋
長子 兒嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2014202062A priority Critical patent/JP6507550B2/ja
Publication of JP2016071233A publication Critical patent/JP2016071233A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6507550B2 publication Critical patent/JP6507550B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Micromachines (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Description

本発明は、光学デバイスおよび画像表示装置に関するものである。
従来から、液晶パネル等の光変調装置の解像度よりも投射される画像の解像度を高くするために、光変調装置から出射された映像光の軸をずらす技術が知られている。また、映像光の軸をずらす装置として、特許文献1に記載の光路制御装置が知られている。
この特許文献1に記載されているような従来の光路制御装置9を図10に示す。
光路制御装置9は、図10(a)に示すように、ガラス板94と、ガラス板94を保持する可動部95と、可動部95を支持する支持部96と、可動部95と支持部96とを接続する1対の板バネ97と、永久磁石91およびコイル92と、を備えている。また、光路制御装置9では、永久磁石91の磁化の方向M9が板バネ97の軸線90Lと平行になるように永久磁石91が配置されており、永久磁石91とコイル92に流れる電流とによって、軸線90Lを揺動軸として可動部95を揺動させることができる。
例えば、図10(b)に示すように、可動部95の左辺95a側に矢印A1方向のローレンツ力が作用すると、可動部95が軸線90Lを揺動軸として図10(b)中の時計回りの方向に揺動する。一方、可動部95の左辺95a側に矢印A2方向のローレンツ力が作用すると、可動部95が軸線90Lを揺動軸として図10(b)中の反時計回りの方向に揺動する。このようにして、光路制御装置9では、可動部95を時計回りまたは反時計回りに揺動させることにより、ガラス板94の姿勢を変化させることができる。これにより、ガラス板94に入射した映像光を屈折させ、映像光の軸をずらすことができる。
特開2011−158589号公報
しかしながら、このような光路制御装置9では、例えば可動部95を反時計回りに揺動させるときには、矢印A2方向のローレンツ力が作用しているので、この力によって、可動部95の左辺95a側は図10(b)中の下側に引っ張られてしまう。これにより、図10(c)に示すように、可動部95の反時計回りの揺動時には、軸線90Lが軸線90L’の位置へと変位してしまう。そのため、軸線90Lの位置がずれることに起因する不要振動が可動部95に生じ、可動部95の揺動が不安定となる。その結果、表示された画像の品質が低下してしまうという問題があった。
本発明の目的は、揺動軸の変位が低減された光学デバイス、および、かかる光学デバイスを備えた画像表示装置を提供することにある。
このような目的は、下記の発明により達成される。
本発明の光学デバイスは、光が入射する光入射面を有する光学部と、
前記光学部を支持する可動部と、
前記可動部を揺動軸まわりに揺動可能に支持する軸部と、
前記可動部を揺動させるアクチュエーターと、を備え、
前記アクチュエーターは、永久磁石と、前記永久磁石に作用する磁界を発生させるコイルとを有し、
前記永久磁石および前記コイルのうちのいずれか一方が、長手方向を有する形状であり、かつ、前記可動部に設けられており、
前記一方の前記長手方向が、前記揺動軸に対して傾いていることを特徴とする。
これにより、揺動軸の変位を低減することができるため、可動部を揺動軸まわりに安定して揺動させることができ、よって、光学部を透過した映像光による画像の品質を高めることができる。
本発明の光学デバイスでは、前記一方の前記長手方向と前記揺動軸とのなす角度θは、0°<θ≦90°であることが好ましい。
これにより、揺動軸の変位をより低減することができ、可動部を揺動軸まわりにより安定して揺動させることができる。
本発明の光学デバイスでは、前記一方の一端部と、前記一方の他端部とは、前記可動部が揺動したときの変位量が異なる領域に設けられていることが好ましい。
これにより、揺動軸の変位をさらに低減することができ、可動部をさらに安定して揺動させることができる。
本発明の光学デバイスでは、前記一方の一端部と前記揺動軸との離間距離と、前記一方の他端部と前記揺動軸との離間距離とが異なっていることが好ましい。
これにより、揺動軸の変位を特に低減することができ、可動部を特に安定して揺動させることができる。
本発明の光学デバイスでは、前記可動部は、長手方向を有する形状であり、
前記可動部の前記長手方向と、前記一方の前記長手方向と、前記揺動軸とは、平面視で互いに交差していることが好ましい。
これにより、可動部を揺動軸まわりにより安定して揺動させることができる。また、前記一方の配置の省スペース化を図ることができる。
本発明の光学デバイスでは、前記一方の前記長手方向と、前記可動部の前記長手方向とは、直交しており、
前記一方の前記長手方向と前記揺動軸とのなす角度、および、前記可動部の前記長手方向と前記揺動軸とのなす角度は、それぞれ45°であることが好ましい。
これにより、可動部を揺動軸まわりにより一層安定して揺動させることができる。また、前記一方の配置の省スペース化を図ることができる。
本発明の光学デバイスでは、前記永久磁石および前記コイルをそれぞれ1個有することが好ましい。
これにより、光路偏向素子の部品点数を低減することができるので、光路偏向素子の更なる小型化を図ることができる。また、可動部を揺動軸まわりにより安定して揺動させることができる。
本発明の光学デバイスでは、前記一方は、それぞれ、前記揺動軸により区画された前記可動部の片側の領域に設けられていることが好ましい。
これにより、永久磁石が、例えばその厚さ方向に沿って磁化されているものであると、可動部を揺動軸まわりにより一層安定して揺動させることができる。
本発明の光学デバイスでは、前記可動部および前記軸部は、それぞれ樹脂材料を含んでいることが好ましい。
これにより、可動部および軸部の弾性率を小さくすることができるので、可動部の姿勢を変更したときに軸部にかかる応力が光学部の不要な振動に繋がることを抑制することができる。
本発明の光学デバイスでは、前記光学部は、光透過性を有していることが好ましい。
これにより、光学部の姿勢を変化させることで、光学部を通過する光の軸を変化させることができる。
本発明の光学デバイスは、光が入射する光入射面を有する光学部と、
前記光学部を支持する可動部と、
前記可動部を揺動軸まわりに揺動可能に支持する軸部と、
前記可動部を揺動させるアクチュエーターと、を備え、
前記アクチュエーターは、永久磁石と、前記永久磁石に作用する磁界を発生させるコイルとを有し、
前記永久磁石および前記コイルのうちの一方が前記可動部に設けられており、
前記一方は、前記アクチュエーターによって前記可動部を揺動させる力が、前記可動部内の揺動時の変位量が異なる領域に跨って作用するように配置されていることを特徴とする。
これにより、揺動軸の変位が低減することができるため、可動部を揺動軸まわりに安定して揺動させることができ、よって、光学部を透過した映像光による画像の品質を高めることができる。
本発明の画像表示装置は、光学デバイスを備えることを特徴とする。
これにより、光路の安定性を高めることができ、高解像度である画像表示装置を提供することができる。
本発明の画像表示装置では、前記光学デバイスで光を空間変調させることにより、前記光の照射によって表示される画素の位置をずらすように構成されていることが好ましい。
これにより、見かけの画素を増加することができ、画像の高解像度化が図られる。
本発明の第1実施形態にかかるプロジェクター(画像表示装置)の光学的な構成を示す図である。 映像光をシフトさせた様子を示す図である。 図1に示すプロジェクター(画像表示装置)の電気的な構成を示すブロック図である。 図1に示すプロジェクター(画像表示装置)が有する光路偏向素子の斜視図である。 図4中のA−A線断面図およびB−B線断面図である。 図4に示す光路偏向素子の駆動を説明するための斜視図である。 図4に示す光路偏向素子の平面図である。 図7中のC−C線断面図であり、光路偏向素子の駆動を説明するための図である。 本発明の第2実施形態にかかるプロジェクター(画像表示装置)が備える光路偏向素子の平面図である。 従来の光路制御装置を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は、(a)中のD−D線断面図であり、(c)は光路制御装置の駆動を説明するための図である。
以下、本発明の光学デバイスおよび画像表示装置を添付図面に示す各実施形態に基づいて詳細に説明する。
1.プロジェクター
≪第1実施形態≫
図1は、本発明の第1実施形態にかかるプロジェクター(画像表示装置)の光学的な構成を示す図である。図2は、映像光をシフトさせた様子を示す図である。図3は、図1に示すプロジェクター(画像表示装置)の電気的な構成を示すブロック図である。図4は、図1に示すプロジェクター(画像表示装置)が有する光路偏向素子の斜視図である。図5は、図4中のA−A線断面図およびB−B線断面図である。図6は、図4に示す光路偏向素子の駆動を説明するための斜視図である。図7は、図4に示す光路偏向素子の平面図である。図8は、図7中のC−C線断面図であり、光路偏向素子の駆動を説明するための図である。
なお、図4〜図8では、説明の便宜上、互いに直交する3軸として、x軸、y軸およびz軸を図示しており、その図示した矢印の先端側を「+側」、基端側を「−側」とする。また、以下では、x軸に平行な方向を「x軸方向」とも言い、y軸に平行な方向を「y軸方向」とも言い、z軸に平行な方向を「z軸方向」とも言い、+z側を「上」、−z側を「下」とも言う。
図1に示すプロジェクター(画像表示装置)1は、所謂「液晶プロジェクター」であり、図1に示すように、光源102と、ミラー104a、104b、104cと、ダイクロイックミラー106a、106bと、液晶表示素子108R、108G、108Bと、ダイクロイックプリズム110と、光路偏向素子(光学デバイス)2と、投射レンズ系112と、を備えている。
光源102としては、例えば、ハロゲンランプ、水銀ランプ、発光ダイオード(LED)等が挙げられる。また、この光源102としては、白色光が出射するものが用いられる。そして、光源102から出射された光は、まず、ダイクロイックミラー106aによって赤色光(R)とその他の光とに分離される。赤色光は、ミラー104aで反射された後、液晶表示素子108Rに入射し、その他の光は、ダイクロイックミラー106bによってさらに緑色光(G)と青色光(B)とに分離される。そして、緑色光は、液晶表示素子108Gに入射し、青色光は、ミラー104b、104cで反射された後、液晶表示素子108Bに入射する。
液晶表示素子108R、108G、108Bは、それぞれ、空間光変調器として用いられる。これらの液晶表示素子108R、108G、108Bは、それぞれR、G、Bの原色に対応する透過型の空間光変調器であり、例えば縦1080行、横1920列のマトリクス状に配列した画素を備えている。各画素では、入射光に対する透過光の光量が調整され、各液晶表示素子108R、108G、108Bにおいて全画素の光量分布が協調制御される。このような液晶表示素子108R、108G、108Bによってそれぞれ空間的に変調された光は、ダイクロイックプリズム110で合成され、ダイクロイックプリズム110からフルカラーの映像光LLが出射される。そして、出射された映像光LLは、投射レンズ系112によって拡大されてスクリーン8に投射される。
ここで、プロジェクター1は、ダイクロイックプリズム110と投射レンズ系112との間に光路偏向素子2を有しており、光路偏向素子2によって映像光LLの光軸をシフトさせること(所謂「画素ずらし」を行うこと)で、液晶表示素子108R、108G、108Bの解像度よりも高い解像度(液晶表示素子108R、108G、108Bがフルハイビジョンであれば4K)の画像をスクリーン8に投射できるようになっている。この原理について図2を用いて簡単に説明する。光路偏向素子2は、映像光LLを透過させるガラス板21を有しており、このガラス板21の姿勢を変更することで、映像光LLの光軸をシフトさせることができる。そして、プロジェクター1は、このような光軸のシフトを利用して、映像光LLの光軸を一方側にシフトさせた場合の画像表示位置P1と、映像光LLの光軸を他方側にシフトさせた場合の画像表示位置P2とが斜め方向(図2中の矢印方向)にかつ半画素分(すなわち、画素Pxの半分)ずれるように構成され、画像表示位置P1、P2に交互に画像を表示することにより、見かけ上の画素が増加し、スクリーン8に投影される画像の高解像度化を図っている。なお、画像表示位置P1、P2のずれ量としては、半画素分に限定されず、画素Pxの1/4であってもよいし、1/8であってもよい。
以上のような構成のプロジェクター1は、前述した光路偏向素子2や各液晶表示素子108R、108G、108Bに加え、図3に示すように、制御回路120と画像信号処理回路122とを備えている。制御回路120は、液晶表示素子108R、108G、108Bに対するデータ信号の書き込み動作、光路偏向素子2における光路偏向動作、画像信号処理回路122におけるデータ信号の発生動作等を制御する。一方、画像信号処理回路122は、図示しない外部装置から供給される画像信号VidをR、G、Bの3原色ごとに分離するとともに、それぞれの液晶表示素子108R、108G、108Bの動作に適したデータ信号Rv、Gv、Bvに変換する。そして、変換されたデータ信号Rv、Gv、Bvは、それぞれ液晶表示素子108R、108G、108Bに供給され、それに基づいて液晶表示素子108R、108G、108Bが動作する。
2.光路偏向素子
次に、前述したプロジェクター1に組み込まれた光路偏向素子2について詳細に説明する。
光路偏向素子2は、図4および図5に示すように、光透過性を有し、映像光LLを偏向させるガラス板(光学部)21が設けられた可動部22と、可動部22の周囲に設けられた枠状の支持部23と、可動部22と支持部23と連結し、可動部22を支持部23に対して揺動(回動)可能に支持する軸部24a、24bと、支持部23に対して可動部22を揺動させる駆動機構(アクチュエーター)25と、を有している。このような構成の光路偏向素子2は、例えば、+z側がダイクロイックプリズム110側、−z側が投射レンズ系112側を向くようにプロジェクター1内に配置されている。
可動部22は、平板状をなし、その中央部に貫通孔221を有している。そして、この貫通孔221にガラス板21が嵌め込まれており、ガラス板21は、例えば、接着剤等によって可動部22に接着されている。なお、貫通孔221は、その周面に段差を有し、この段差でガラス板21を受け止めている。これにより、可動部22へのガラス板21の配置が簡単となる。
ガラス板21は、略長方形の平面視形状を有し、その長手方向がx軸方向とほぼ平行になるように配置されている。このガラス板21は、その姿勢が変化することで、すなわち映像光LLの入射角度が変化することで、入射した映像光LLを屈折させつつ透過させることができる。したがって、目的とする入射角度になるように、ガラス板21の姿勢を変化させることにより、映像光LLの偏向方向や偏向量を制御することができる。このようなガラス板21の大きさは、ダイクロイックプリズム110から出射する映像光LLを透過させることができるように適宜設定される。また、ガラス板21は、実質的に無色透明であることが好ましい。また、ガラス板21の映像光LLの入射面及び出射面には反射防止膜が形成されていてもよい。
なお、ガラス板21の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、ホウケイ酸ガラス、白板ガラス、石英ガラスのような各種ガラス材料を用いることができる。また、本実施形態では、光学部としてガラス板21を用いているが、光学部は、光透過性を有する材料で構成されたものであれば特に限定されず、例えば、水晶、サファイアのような各種結晶材料、ポリカーボネート系樹脂、アクリル系樹脂のような各種樹脂材料等で構成されたものであってもよい。ただし、光学部としては、本実施形態のようにガラス板21を用いることが好ましく、これにより、光学部の剛性を特に大きくすることができるので、光学部において偏向される光の偏向ムラを特に抑制することができる。
このようなガラス板21が支持された可動部22の周囲には枠状の支持部23が設けられており、可動部22と支持部23とが軸部24a、24bによって連結されている。軸部24a、24bは、平面視で、x軸方向およびy軸方向にずれて位置し、可動部22の揺動軸Jを形成している。これにより、可動部22は、x軸およびy軸の両軸に対して約45°傾斜した揺動軸Jまわりに揺動し、この揺動と共にガラス板21の姿勢が変化する。特に、光路偏向素子2では、平面視で、軸部24a、24bがガラス板21の中心に対して点対称に配置されているため、可動部22(ガラス板21)の揺動バランスが良好となる。
以上のような可動部22、支持部23および軸部24a、24bは、一体に構成(一体形成)されている。これにより、支持部23と軸部24a、24bとの境界部分や、軸部24a、24bと可動部22との境界部分における耐衝撃性や長期耐久性を高くすることができる。
また、可動部22、支持部23および軸部24a、24bは、ガラス板21の構成材料よりもヤング率が小さい材料で構成されている。これらの構成材料としては、樹脂を含むことが好ましく、樹脂を主成分とすることがより好ましい。これにより、可動部22の揺動に伴って発生する応力がガラス板21自体の不要な振動に繋がるのを効果的に抑えることができる。また、ヤング率が比較的小さい可動部22でガラス板21の側面を囲うことができ、ガラス板21の姿勢を変更する際に、ガラス板21に生じる応力を小さく抑え、応力分布に伴ってガラス板21に発生する不要な振動を小さく抑えることができる。その結果、ガラス板21によって偏向される画像が、意図しない方向に偏向されてしまうのを防止することができる。
かかる樹脂としては、特に限定されず、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコーン、ポリアセタール、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアリレート、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレンスルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド、ポリエーテルイミド、フッ素樹脂等が挙げられ、これらのうちの少なくとも1種を含むものが用いられる。
次に、可動部22を揺動させる駆動機構25について説明する。駆動機構25は、永久磁石251と、コイル252と、コイル252に交番電圧である駆動信号を印加することでコイル252から永久磁石251に作用する磁界を発生させる電圧印加部253とを有する電磁アクチュエーターである。駆動機構25として電磁アクチュエーターを用いることで、可動部22を揺動させるのに十分な力を発生させることができるため、可動部22をスムーズに揺動させることができる。
永久磁石251は、可動部22の短手側の縁部22Aに設けられており、y軸方向に沿った長手形状(永久磁石251の厚さ方向(z軸方向)から見て長手形状)をなしている。また、永久磁石251は、z軸方向(可動部22の厚さ方向)に磁化している。このような永久磁石251としては、特に限定されず、例えば、ネオジム磁石、フェライト磁石、サマリウムコバルト磁石、アルニコ磁石等を用いることができる。
一方、コイル252は、永久磁石251とz軸方向に対向するように、保持部材26を介して支持部23に固定されている。また、コイル252は、筒状の空芯コイルであって、その内側に永久磁石251の一部が挿入されている。これにより、コイル252から発生する磁界を効率的に永久磁石251に作用させることができる。また、光路偏向素子2の低背化を図ることができる。なお、永久磁石251とコイル252は、所定のギャップを介して配置されてもよく、この場合は、コイル252は中心付近まで配線が巻かれていてもよい。
このような構成の駆動機構25は、次のようにして可動部22を揺動させる。電圧印加部253からコイル252に駆動信号が印加されていない場合、可動部22は、実質的にxy平面と平行となっている。そして、電圧印加部253からコイル252に駆動信号が印加されると、図6(a)に示す状態と、同図(b)に示す状態とを繰り返すように、可動部22が支持部23に対して揺動軸Jまわりに揺動(回動)する。そして、このような可動部22の揺動によって、映像光LLの光軸がシフトされ、画像表示位置P1、P2に交互に画像が表示される。よって、見かけ上の画素が増加し、画像の高解像度化が図られる(図2参照)。
このように駆動する駆動機構25は、永久磁石251およびコイル252を複数備えた構成でなく、永久磁石251およびコイル252をそれぞれ1つ備えた構成である。例えば、永久磁石およびコイルをそれぞれ複数備えた構成の光路偏向素子では、可動部を安定的に駆動させるために複数の永久磁石およびコイルの配置等のバランスを図る必要があるが、永久磁石251およびコイル252を1つ備えた光路偏向素子2では、その必要がない。そのため、駆動機構25を安定して揺動させることができ、よって、ガラス板21を透過した映像光LLの光路の安定性をより高めることができる。また、永久磁石251およびコイル252が、それぞれ1つであることで、光路偏向素子2の部品点数を減らすことができるので光路偏向素子2の小型化をも図ることができる。
このような構成の光路偏向素子2では、図7に示すように、可動部22の長手方向に沿った中心軸22Lと、永久磁石251の長手方向に沿った中心軸251Lと、揺動軸Jとが、平面視で互いに交差している。なお、可動部22の長手方向は、可動部22の中心軸(対称軸)22Lと平行またはほぼ平行である。
具体的には、可動部22の中心軸22Lと、永久磁石251の中心軸251Lとは、ほぼ直交している。また、可動部22の中心軸22Lと、揺動軸Jとのなす角度θ2は、ほぼ45°になっている。したがって、永久磁石251の中心軸251Lと、揺動軸Jとのなす角度θ1(θ)は、ほぼ45°になっている。
このように永久磁石251が揺動軸Jに対して傾斜していることで、例えば、可動部22が、図6(a)に示すように永久磁石251がコイル252に接近する方向に傾斜したとき、可動部22の永久磁石251が設けられている側の縁部22Aは、図8(a)に示すように変位する。このように、永久磁石251の一方の端部255a側が他方の端部255b側よりもコイル252に近づくように傾斜するので、永久磁石251が−z軸に沿って引っ張られる力が低減され、可動部22の軸ズレを低減することができる。
一方、可動部22に対して、図6(b)に示すように永久磁石251がコイル252から離間する方向に傾斜したとき、可動部22の縁部22Aは、図8(b)に示すように、前述した図8(a)に示す傾斜方向と反対方向に傾斜する。このような場合には、永久磁石251が+z軸に沿って反発される力が低減されるので、前記と同様に、可動部22の軸ズレを低減することができる。
このように、永久磁石251を揺動軸Jに対して傾斜するように配置することで、永久磁石251は、駆動機構25によって可動部22を揺動させる力が、可動部22の揺動前後の変位量が異なる領域に跨って作用するように配置されていることとなる。このように永久磁石251を配置することで、永久磁石251がz軸に沿って変位すること、すなわち永久磁石251がコイル252の厚さ方向に沿って変位することが低減されるので、前記変位による不要な振動が可動部22にかかるのを低減することができる。そのため、可動部22の軸ズレを低減することができ、可動部95の揺動軸Jまわりの揺動を安定させることができる。これにより、ガラス板21を透過し映像光LLの光路の安定性を高めることができ、よって、スクリーン8に投影される画像の品質を高めることができる。
なお、前述したように、永久磁石251の中心軸251Lと揺動軸Jとのなす角度θ1は、ほぼ45°になっているが、角度θ1はこれに限定されず、角度θ1は、例えば、0°<θ1≦90°であるのが好ましく、30°≦θ1≦70°であるのがより好ましい。角度θ1が前記範囲内であると、可動部22の揺動の安定性をより高めることができる。また、永久磁石251の省スペース化を図ることができる。このような観点から、角度θ1は、本実施形態のように、ほぼ45°であるのが特に好ましい。
また、前述したように、永久磁石251が揺動軸Jに対して傾斜していることで、図7に示すように、永久磁石251の端部255aと揺動軸Jとの離間距離tは、端部255bと揺動軸Jとの離間距離tよりも長くなっている。
特に、離間距離tと離間距離tとの関係は、0.05≦t/t≦0.5であるのが好ましく、0.07≦t/t≦0.4であるのがより好ましい。離間距離tと離間距離tとの関係が前記範囲内であると、可動部22の軸ズレをより低減することができ、可動部95を揺動軸Jまわりにより安定して揺動させることができる。また、永久磁石251の配置の省スペース化を図ることができる。
また、前述したように永久磁石251は、可動部22の縁部22Aに配置されているが、揺動軸Jに対して傾斜して配置されていれば、その位置は特に限定されない。実施形態のように永久磁石251がz軸方向に磁化されている構成では、永久磁石251が、平面視で、揺動軸Jを跨がないように、揺動軸Jにより区画された可動部22の一方の領域内に配置されていればよい。したがって、例えば、可動部22の長手方向側の縁部に設けられていてもよい。
なお、コイル252の配置も、永久磁石251に磁界を作用させることができれば、特に限定されない。
また、本実施形態では、可動部22に永久磁石251を配置した所謂「ムービングマグネット型」の駆動機構25となっているが、永久磁石251とコイル252の配置を逆にしてもよい。すなわち、可動部22にコイル252を配置した所謂「ムービングコイル型」の駆動機構25であってもよい。ただし、本実施形態のような「ムービングマグネット型」の駆動機構25とすることで、通電による発生するコイル252の熱が可動部22やガラス板21に伝わり難く、熱による振動特性の変化(共振周波数の変化)や、ガラス板21の撓み等を効果的に抑えることができる。
また、所謂「ムービングコイル型」の場合、例えばコイル252の長手方向が、可動部22の揺動軸Jに対して傾いていることで、前述した所謂「ムービングマグネット型」の場合と同等の効果を得ることができる。なお、筒状の空芯コイルであるコイル252は、その厚さ方向(z軸方向)から見たコイル252の輪郭が長手形状をなしており、その長手方向とは、輪郭が長手形状をなすコイル252の長手方向を言う。
≪第2実施形態≫
次に、本発明の光学デバイスの第2実施形態を適用した光路偏向素子について説明する。
図9は、本発明の第2実施形態にかかるプロジェクター(画像表示装置)が備える光路偏向素子の平面図である。なお、図9において、前述した実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
本実施形態にかかる光路偏向素子2は、駆動機構25が、永久磁石251とコイル252とを2つずつ備えること以外、第1実施形態にかかる光路偏向素子2と同様である。
図9に示す光路偏向素子2では、可動部22の縁部22Aに永久磁石251aが設けられており、縁部22Aに対向する可動部22の縁部22Bに永久磁石251bが設けられている。このため、永久磁石251a、251bは、揺動軸Jを介して対称的に配置されている。なお、これら永久磁石251a、251bは、それぞれ、z軸方向(可動部22の厚さ方向)に磁化している。
コイル252aは、永久磁石251aとz軸方向に対向するように、保持部材26aを介して支持部23に固定されている。また、コイル252bは、永久磁石251bとz軸方向に対向するように、保持部材26bを介して支持部23に固定されている。
このような構成の駆動機構25によっても、コイル252a、252bが互いに異なる方向(+z軸方向または−z軸方向)に磁化されるように駆動信号を印加することで、図9に示す光路偏向素子2の可動部22を、図6に示す可動部22の揺動と同様に、揺動軸Jまわりに揺動させることができる。
また、図9に示す光路偏向素子2では、それぞれ2つの永久磁石251a、251bとコイル252a、252bとを備えているので、可動部22を揺動させる駆動力をより高めることができ、よって、可動部22をより効率よく揺動させることができる。また、永久磁石251aと、永久磁石251bとが、揺動軸Jを介して対称的に配置されているので、可動部22の揺動をより安定させることができる。
以上のような第2実施形態においても、第1実施形態と同様の作用、効果が得られる。
以上、本発明の光学デバイスおよび画像表示装置について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本発明の光学デバイスおよび画像表示装置では、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができ、また、他の任意の構成を付加することもできる。
また、前述した実施形態では、光学部として光透過性を有するガラス板を用いた構成について説明したが、光学部としては、光反射性を有するミラーであってもよい。このような場合には、本発明の光学デバイスを光走査用の光学デバイスや、光スイッチ、光アッテネーター等として利用可能となる。
また、前述した実施形態では、画像表示装置として、液晶プロジェクターについて説明したが、光走査用の光学デバイスを用いた光走査型のプロジェクターであってもよい。また、画像表示装置としては、プロジェクターに限定されず、その他、プリンター、スキャナー、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、ヘッドアップディスプレイ(HUD)等にも適用可能である。
1……プロジェクター
102……光源
104a、104b、104c……ミラー
106a、106b……ダイクロイックミラー
108B、108G、108R……液晶表示素子
110……ダイクロイックプリズム
112……投射レンズ系
120……制御回路
122……画像信号処理回路
2……光路偏向素子
21……ガラス板
22……可動部
22A、22B……縁部
22L……中心軸
221……貫通孔
23……支持部
24a、24b……軸部
25……駆動機構
251、251a、251b……永久磁石
251L……中心軸
255a、255b……端部
252、252a、252b……コイル
253……電圧印加部
26、26a、26b……保持部材
8……スクリーン
J……揺動軸
θ1、θ2……角度
LL……映像光
P1、P2……画像表示位置
Px……画素
Rv、Gv、Bv……データ信号
Vid……画像信号
9……光路制御装置
90L、90L’……軸線
91……永久磁石
92……コイル
94……ガラス板
95……可動部
95a……左辺
96……支持部
97……板バネ
A1、A2……矢印
M9……磁化の方向
、t……離間距離

Claims (10)

  1. 光が入射する光入射面を有する光学部と、
    前記光学部を支持する可動部と、
    前記可動部を揺動軸まわりに揺動可能に支持する軸部と、
    前記可動部を揺動させるアクチュエーターと、を備え、
    前記アクチュエーターは、永久磁石と、前記永久磁石に作用する磁界を発生させるコイルとを有し、
    前記永久磁石および前記コイルのうちのいずれか一方が、前記可動部に設けられており、
    前記永久磁石前記コイルおよび前記可動部のそれぞれが、長手方向を有する形状であり、
    前記永久磁石の前記長手方向および前記コイルの前記長手方向のそれぞれが、前記揺動軸に対して傾いており、
    前記可動部が有する前記長手方向と、前記一方が有する前記長手方向と、前記揺動軸とは、平面視で互いに交差しており、
    前記一方が有する前記長手方向と、前記可動部が有する前記長手方向とは、直交しており、
    前記一方が有する前記長手方向と前記揺動軸とのなす角度、および、前記可動部が有する前記長手方向と前記揺動軸とのなす角度は、それぞれ45°であることを特徴とする光学デバイス。
  2. 前記一方の一端部と、前記一方の他端部とは、前記可動部が揺動したときの変位量が異なる領域に設けられている請求項1に記載の光学デバイス。
  3. 前記一方の一端部と前記揺動軸との離間距離と、前記一方の他端部と前記揺動軸との離間距離とが異なっている請求項1または2に記載の光学デバイス。
  4. 前記永久磁石および前記コイルをそれぞれ1個有する請求項1ないしのいずれか1項に記載の光学デバイス。
  5. 前記一方は、前記揺動軸により区画された前記可動部の片側の領域に設けられている請求項1ないしのいずれか1項に記載の光学デバイス。
  6. 前記可動部および前記軸部は、それぞれ樹脂材料を含んでいる請求項1ないしのいずれか1項に記載の光学デバイス。
  7. 前記光学部は、光透過性を有している請求項1ないしのいずれか1項に記載の光学デバイス。
  8. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の光学デバイスを備えることを特徴とする画像表示装置。
  9. 前記光学デバイスで光を空間変調させることにより、前記光の照射によって表示される画素の位置をずらすように構成されている請求項に記載の画像表示装置。
  10. 光源と、
    前記光源から出射した光を変調して映像光を出射する液晶表示素子と、
    前記映像光の光軸をシフトさせることにより、前記映像光の照射によって表示される画素の位置をずらす光路偏向素子と、を備え、
    前記光路偏向素子は、前記映像光が入射する光入射面を有する光学部と、
    前記光学部を支持する可動部と、
    前記可動部を揺動軸まわりに揺動可能に支持する軸部と、
    前記可動部を揺動させるアクチュエーターと、を備え、
    前記アクチュエーターは、永久磁石と、前記永久磁石に作用する磁界を発生させるコイルとを有し、
    前記永久磁石および前記コイルのうちのいずれか一方が、前記可動部に設けられており、
    前記永久磁石前記コイルおよび前記可動部のそれぞれが、長手方向を有する形状であり、
    前記永久磁石の前記長手方向および前記コイルの前記長手方向のそれぞれが、前記揺動軸に対して傾いており、
    前記可動部が有する前記長手方向と、前記一方が有する前記長手方向と、前記揺動軸とは、平面視で互いに交差しており、
    前記一方が有する前記長手方向と、前記可動部が有する前記長手方向とは、直交しており、
    前記一方が有する前記長手方向と前記揺動軸とのなす角度、および、前記可動部が有する前記長手方向と前記揺動軸とのなす角度は、それぞれ45°であることを特徴とするプロジェクター。
JP2014202062A 2014-09-30 2014-09-30 光学デバイス、画像表示装置およびプロジェクター Active JP6507550B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014202062A JP6507550B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 光学デバイス、画像表示装置およびプロジェクター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014202062A JP6507550B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 光学デバイス、画像表示装置およびプロジェクター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016071233A JP2016071233A (ja) 2016-05-09
JP6507550B2 true JP6507550B2 (ja) 2019-05-08

Family

ID=55866906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014202062A Active JP6507550B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 光学デバイス、画像表示装置およびプロジェクター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6507550B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6784125B2 (ja) 2016-09-30 2020-11-11 セイコーエプソン株式会社 光学デバイスユニットおよび画像表示装置
CN110658665B (zh) * 2018-06-29 2021-10-01 中强光电股份有限公司 投影装置及其成像模块
EP3841427A1 (en) * 2018-08-20 2021-06-30 Optotune AG Optical device for enhancing resolution of an image or for reducing speckle noise
JP2021051222A (ja) * 2019-09-25 2021-04-01 日本電産株式会社 光学素子および光走査装置
WO2023048246A1 (ja) * 2021-09-27 2023-03-30 株式会社Jvcケンウッド 光路制御装置および表示装置並びに光路制御方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07113998A (ja) * 1993-10-15 1995-05-02 Sony Corp 投射型表示装置
JP3219123B2 (ja) * 1993-11-29 2001-10-15 株式会社デンソー 2次元光走査装置及びそれを用いたバーコード読取装置
JP4680373B2 (ja) * 2000-11-16 2011-05-11 オリンパス株式会社 ガルバノミラー
JP4286553B2 (ja) * 2003-02-06 2009-07-01 日本信号株式会社 プレーナー型アクチュエータ
US7279812B2 (en) * 2005-01-18 2007-10-09 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Light direction assembly shorted turn
JP4881073B2 (ja) * 2006-05-30 2012-02-22 キヤノン株式会社 光偏向器、及びそれを用いた光学機器
JP4882595B2 (ja) * 2006-08-18 2012-02-22 セイコーエプソン株式会社 光スキャナおよび画像形成装置
JP2010230731A (ja) * 2009-03-25 2010-10-14 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JP5942576B2 (ja) * 2012-05-11 2016-06-29 セイコーエプソン株式会社 光学デバイス、光スキャナーおよび画像表示装置
JP5991024B2 (ja) * 2012-05-22 2016-09-14 セイコーエプソン株式会社 ミラーデバイス、光スキャナーおよび画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016071233A (ja) 2016-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6451187B2 (ja) 光学デバイスおよび画像表示装置
US9519134B2 (en) Optical device and image display apparatus
JP6398754B2 (ja) 光学デバイスおよび画像表示装置
US20160363840A1 (en) Optical device and image display apparatus
CN111273434B (zh) 光路移位器件以及图像显示装置
CN106249400B (zh) 光学器件及图像显示装置
JP6784125B2 (ja) 光学デバイスユニットおよび画像表示装置
JP6507550B2 (ja) 光学デバイス、画像表示装置およびプロジェクター
JP6569329B2 (ja) 光学デバイスおよび画像表示装置
CN111190281B (zh) 光路移位设备以及图像显示装置
US9952425B2 (en) Optical device and image display apparatus
EP3037866A1 (en) Optical device, image display device, and method of manufacturing optical device
US9602790B2 (en) Optical device and image display apparatus
CN106842554B (zh) 光学器件以及图像显示装置
US9599811B2 (en) Optical device and image display device
JP6597224B2 (ja) 光学デバイスおよび画像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6507550

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150