JP5991024B2 - ミラーデバイス、光スキャナーおよび画像形成装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の光スキャナーは、枠状の駆動部材と、駆動部材をX軸まわりに回動(搖動)可能とするように、駆動部材を両持ち支持する1対の第1の軸部材とで構成された第1の振動系と、駆動部材の内側に設けられた可動板と、可動板をX軸に直交するY軸まわりに回動可能とするように、可動板を駆動部材に両持ち支持する1対の第2の軸部材とで構成された第2の振動系と、駆動部材に設けられた永久磁石と、永久磁石に対向するように設けられたコイルと、コイルに電圧を印加する電圧印加手段とを備える駆動手段と、可動板との干渉(接触)を防止する空間を形成するように駆動部材と永久磁石との間に介在するスペーサーとを有している。永久磁石は、可動板の平面視にて、両極を結ぶ線分がX軸およびY軸のそれぞれの軸に対して傾斜するように設けられている。そして、この光スキャナーでは、第2の振動系のY軸まわりのねじり共振周波数と等しい周波数の電圧をコイルに印加して可動板を回動する。
しかしながら、特許文献1に記載の光スキャナーでは、駆動部材の剛性が不十分であり、光スキャナーの駆動中に、駆動部材が前記ねじり共振周波数付近の周波数で変形する変形モードが生じ、これにより、可動板の挙動がおかしくなるという問題がある。
本発明のミラーデバイスは、光反射性を有する光反射部を備え、第1の軸周りに揺動可能な可動板と、
前記可動板の前記第1の軸に沿う方向の両端に接続された第1の軸部材と、
前記可動板を囲んでおり、前記第1の軸部材が接続され、前記第1の軸と方向の異なる第2の軸周りに搖動可能な枠状部材と、
前記枠状部材の前記第2の軸に沿う方向の両端に接続された第2の軸部材と、
一方の磁極と他方の磁極とが前記第2の軸を挟んで前記枠状部材に配置された永久磁石と、
前記枠状部材に連続的または断続的に環状に設けられた剛体部と、を備え、
前記剛体部は、互いに対向する少なくとも1対の端面を有し、該1対の端面により、前記永久磁石の位置を規制するガイド部が構成されており、
前記ガイド部に、前記永久磁石の少なくとも一部が配置されていることを特徴とする。
これにより、可動板および第1の軸部材等で構成される振動系の第1の軸周りのねじり共振周波数付近の周波数で枠状部材が変形する変形モードの発生を防止または抑制することができ、可動板を第1の軸周りおよび第2の軸周りに適正に揺動させることができる。
これにより、枠状部材の第1の軸部材との接続部付近に永久磁石が配置され、その接続部付近の剛性を向上させることができ、これによって、前記変形モードが発生した場合でも、その枠状部材の振動が可動板に伝達されてしまうことを防止することができる。
前記永久磁石の前記可動板側であって、前記可動板と重なる部位に、凹部が設けられていることが好ましい。
これにより、永久磁石と可動板との衝突を防止することができ、確実に可動板を搖動させることができる。
本発明のミラーデバイスでは、前記剛体部の剛性は、前記枠状部材よりも高いことが好ましい。
これにより、前記変形モードの発生をより確実に防止または抑制することができる。
これにより、前記変形モードの発生をより確実に防止または抑制することができる。
本発明のミラーデバイスでは、前記永久磁石の少なくとも前記ガイド部に配置された部位の剛性は、前記剛性部よりも高いことが好ましい。
これにより、前記変形モードの発生をより確実に防止または抑制することができる。
本発明のミラーデバイスでは、一方の磁極と他方の磁極とが前記第1の軸を挟んで前記可動板に配置された永久磁石を有することが好ましい。
これにより、可動板を第1の軸周りおよび第2の軸周りに確実に揺動させることができる。
前記可動板の前記第1の軸に沿う方向の両端に接続された第1の軸部材と、
前記可動板を囲んでおり、前記第1の軸部材が接続され、前記第1の軸と方向の異なる第2の軸周りに搖動可能な枠状部材と、
前記枠状部材の前記第2の軸に沿う方向の両端に接続された第2の軸部材と、
一方の磁極と他方の磁極とが前記第2の軸を挟んで前記枠状部材に配置された永久磁石と、
前記枠状部材に連続的または断続的に環状に設けられた剛体部と、
前記枠状部材に対向して配置され、電圧の印加により前記永久磁石に作用する磁界を発生するコイルと、
前記コイルに電圧を印加する電圧印加手段と、を備え、
前記剛体部は、互いに対向する少なくとも1対の端面を有し、該1対の端面により、前記永久磁石の位置を規制するガイド部が構成されており、
前記ガイド部に、前記永久磁石の少なくとも一部が配置されていることを特徴とする。
これにより、可動板および第1の軸部材等で構成される振動系の第1の軸周りのねじり共振周波数付近の周波数で枠状部材が変形する変形モードの発生を防止することができ、可動板を第1の軸周りおよび第2の軸周りに適正に揺動させることができる。
前記光源からの光を走査する光スキャナーと、を備え、
前記光スキャナーは、
光反射性を有する光反射部を備え、第1の軸周りに揺動可能な可動板と、
前記可動板の前記第1の軸に沿う方向の両端に接続された第1の軸部材と、
前記可動板を囲んでおり、前記第1の軸部材が接続され、前記第1の軸と方向の異なる第2の軸周りに搖動可能な枠状部材と、
前記枠状部材の前記第2の軸に沿う方向の両端に接続された第2の軸部材と、
一方の磁極と他方の磁極とが前記第2の軸を挟んで前記枠状部材に配置された永久磁石と、
前記枠状部材に連続的または断続的に環状に設けられた剛体部と、
前記枠状部材に対向して配置され、電圧の印加により前記永久磁石に作用する磁界を発生するコイルと、
前記コイルに電圧を印加する電圧印加手段と、を備え、
前記剛体部は、互いに対向する少なくとも1対の端面を有し、該1対の端面により、前記永久磁石の位置を規制するガイド部が構成されており、
前記ガイド部に、前記永久磁石の少なくとも一部が配置されていることを特徴とする。
これにより、可動板および第1の軸部材等で構成される振動系の第1の軸周りのねじり共振周波数付近の周波数で枠状部材が変形する変形モードの発生を防止することができ、可動板を第1の軸周りおよび第2の軸周りに適正に揺動させることができる。
<第1実施形態>
図1は、本発明の光スキャナーの第1実施形態を示す平面図、図2は、図1に示す光スキャナーの底面図、図3は、図1のA−A線断面図、図4は、図1に示す光スキャナーが備える駆動手段の電圧印加手段を示すブロック図、図5は、図4に示す第1の電圧発生部および第2の電圧発生部での発生電圧の一例を示す図である。なお、以下では、説明の便宜上、図1および図2中の右側を「右」、左側を「左」と言い、図3中の上側を「上」、下側を「下」、右側を「右」、左側を「左」と言う。
可動板11の形状は、図示の構成では、平面視で円形をなしているが、これに限定されず、平面視で、例えば、楕円形、四角形等の多角形であってもよい。また、枠状部材14の形状は、図示の構成では、平面視でその外形形状が四角形をなしているが、枠状であれば特に限定されず、平面視で外形形状が、例えば、円形、楕円形、五角形等の他の多角形であってもよい。
枠状部材14をX軸周りに回動可能とし、可動板11をY軸周りに回動可能とすることにより、可動板11をX軸およびY軸の直交する2軸周りに回動させることができる。
具体的には、剛体部5は、互いに離間するように配置された1対のリブ51a、51bで構成されている。リブ51aは、X軸に沿って延在する本体部511aと、その本体部511aの一方の端部からY軸方向に突出し、Y軸に沿って延在する突出部512aと、他方の端部からY軸方向に突出し、Y軸に沿って延在する突出部513aとで構成されている。リブ51bは、リブ51aと同様の形状をなし、本体部511b、突出部512bおよび513bで構成されている。
また、永久磁石20a、20bは、剛体部5の下面ではなく、リブ51aとリブ51bとの間の間隙に配置されているので、前記剛体部5の下面に配置されている場合に比べて、軸部材15a、15bを回転軸とする慣性モーメントを小さくすることができ、可動板11を容易にX軸周りに回動させることができる。
剛体部5の剛性を枠状部材14よりも高くするには、例えば、剛体部5の厚さd1を枠状部材14の厚さd2よりも厚くするか、または、剛体部5の構成材料として、枠状部材14の構成材料よりもヤング率等の高いものを用いる。
また、剛体部5の厚さd1は、特に限定されず、諸条件に応じて適宜設定されるものであるが、50μm以上600μm以下であることが好ましく、100μm以上400μm以下であることがより好ましい。
なお、枠状部材14の厚さd2は、特に限定されず、諸条件に応じて適宜設定されるものであるが、10μm以上100μm以下であることが好ましく、20μm以上80μm以下であることがより好ましい。
永久磁石20a、20bの剛性を枠状部材14よりも高くするには、例えば、永久磁石20a、20bの厚さd3を枠状部材14の厚さd2よりも厚くするか、または、永久磁石20a、20bの構成材料として、枠状部材14の構成材料よりもヤング率等の高いものを用いる。
また、永久磁石20a、20bの厚さd3は、特に限定されず、諸条件に応じて適宜設定されるものであるが、60μm以上700μm以下であることが好ましく、150μm以上400μm以下であることがより好ましい。
永久磁石20a、20bの剛性を剛体部5よりも高くするには、例えば、永久磁石20a、20bの厚さd3を剛体部5の厚さd1よりも厚くするか、または、永久磁石20a、20bの構成材料として、剛体部5の構成材料よりもヤング率等の高いものを用いる。
また、永久磁石20a、20bの厚さd3と剛体部5の厚さd1との比d3/d1は、特に限定されず、諸条件に応じて適宜設定されるものであるが、1以上5以下であることが好ましく、1.5以上4以下であることがより好ましく、2以上4以下であることがさらに好ましい。
また、永久磁石20cは、長手形状、図示の構成では、板状でかつ真っ直ぐな棒状をなしており、その長手方向に磁化されている。すなわち、永久磁石20cのS極とN極とを結ぶ線分の方向が、永久磁石20cの長手方向と一致している。換言すれば、永久磁石20cのS極とN極とを結ぶ線分が、永久磁石20cの軸線と一致している。
なお、永久磁石20cの形状は、長手形状に限定されるものではない。
また、永久磁石20cは、平面視にて、その中心が可動板11の中心と一致するように配置されている。そして、永久磁石20cは、平面視にて、可動板11の中心に対して点対称となるように配置されている。これにより、可動板11を円滑にX軸周りおよびY軸周りに回動させることができる。
なお、この光スキャナー10では、永久磁石20a、20bの軸線と永久磁石20cの軸線とが直交していないので、前記着磁を確実に行うことができる。
電圧印加手段40は、図4に示すように、可動板11をX軸周りに回動させるための第1の電圧V1を発生させる第1の電圧発生部41と、可動板11をY軸周りに回動させるための第2の電圧V2を発生させる第2の電圧発生部42と、第1の電圧V1と第2の電圧V2とを重畳し、その電圧をコイル30に印加する電圧重畳部43とを備えている。
第1の電圧V1は、鋸波のような波形をなしている。そのため、光スキャナー10は効果的に光を垂直走査(副走査)することができる。なお、第1の電圧V1の波形は、これに限定されない。ここで、第1の電圧V1の周波数(1/T1)は、垂直走査に適した周波数であれば、特に限定されないが、30〜120Hz(60Hz程度)であるのが好ましい。
本実施形態では、第1の電圧V1の周波数は、永久磁石20cと、可動板11と、軸部材13a、13bと、永久磁石20a、20bと、枠状部材14と、剛体部5と、軸部材15a、15bとで構成された第2の振動系のねじり共振周波数(共振周波数)と異なる周波数となるように調整されている。
第2の電圧V2は、正弦波のような波形をなしている。そのため、光スキャナー10は効果的に光を主走査することができる。なお、第2の電圧V2の波形は、これに限定されない。
このような第2の電圧V2の周波数(第2周波数)は、第1の電圧V1の周波数(第1周波数)よりも大きいことが好ましい。すなわち、周期T2は、周期T1よりも短いことが好ましい。これにより、より確実かつより円滑に、可動板11をX軸周りに第1周波数で回動させつつ、Y軸周りに第2周波数で回動させることができる。
電圧重畳部43は、コイル30に電圧を印加するための加算器43aを備えている。加算器43aは、第1の電圧発生部41から第1の電圧V1を受けるとともに、第2の電圧発生部42から第2の電圧V2を受け、これらの電圧を重畳しコイル30に印加するようになっている。
すると、第1の電圧V1によって、枠状部材14と永久磁石20a、20bのN極との接合部付近、および可動板11と永久磁石20cのN極との接合部付近をコイル30に引き付けようとするとともに、枠状部材14と永久磁石20a、20bのS極との接合部付近、および可動板11と永久磁石20cのS極との接合部付近をコイル30から離間させようとする磁界(この磁界を「磁界A1」という)と、枠状部材14と永久磁石20a、20bのN極との接合部付近、および可動板11と永久磁石20cのN極との接合部付近をコイル30から離間させようとするとともに、枠状部材14と永久磁石20a、20bのS極との接合部付近、および可動板11と永久磁石20cのS極との接合部付近をコイル30に引き付けようとする磁界(この磁界を「磁界A2」という)とが交互に切り換わる。
そして、この光スキャナー10では、永久磁石20a、20bは、その軸線がX軸に対して直交するように配置されているので、軸部材15a、15bに発生する複合応力を低減またはその複合応力の発生を防止することができ、また、可動板11のX軸周りの回動角を大きくすることができる。
なお、第2の電圧V2の周波数は、第1の振動系のねじり共振周波数と等しい。そのため、第2の電圧V2によって可動板11をY軸まわりに回動させることができる。つまり、第1の電圧V1によって、可動板11がY軸まわりに回動してしまうことを防止することができる。
そして、枠状部材14に剛体部5が設けられているので、第1の振動系のY軸周りのねじり共振周波数付近の周波数で枠状部材14が変形する変形モードの発生を防止または抑制することができ、可動板11をX軸およびY軸のそれぞれの軸周りに適正に回動させることができる。
また、光スキャナー10は、枠状部材14に永久磁石20a、20bを設け、可動板11に永久磁石20cを設け、永久磁石20a、20b、20cに対向するようにホルダー17上にコイル30を設けている。つまり、第2の振動系および第1の振動系上には発熱体であるコイル30が設けられていない。そのため、通電によってコイル30から発生する熱による振動系の撓みや共振周波数の変化を防止または抑制することができる。その結果、光スキャナー10は、長時間の連続使用であっても所望の振動特性を発揮することができる。
また、本実施形態では、永久磁石20a、20b全体がガイド部に配置されているが、これに限らず、永久磁石20a、20bの一部が、ガイド部に配置されていてもよい。
また、剛体部5の途中に、その厚さ(図3中の上下方向の長さ)が薄い部位を設け、その部位における剛体部5の端面をガイド部としてもよい。
図6は、本発明の光スキャナーの第2実施形態における可動板、各軸部材、枠状部材、剛体部、各永久磁石を示す底面図である。なお、以下では、説明の便宜上、図6中の右側を「右」、左側を「左」と言う。
以下、第2実施形態について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
また、X軸、すなわち軸部材15a、15bの軸線と、永久磁石20a、20bの軸線とのなす角(X軸に対する永久磁石20a、20bの軸線の傾斜角)θ2は、それぞれ、特に限定されないが、30°以上60°以下であるのが好ましく、45°以上60°以下であることがより好ましく、45°であるのがさらに好ましい。このように永久磁石20a、20bを設けることで、円滑かつ確実に可動板11をX軸の周りに回動させることができる。
また、端面523cと端面523dとの間に、永久磁石20bの一方の端部(S極端)が配置され、端面524bと端面524dとの間に、永久磁石20bの他方の端部(N極端)が配置されている。したがって、端面523b、523d、524a、524dで、永久磁石20bの位置を規制するガイド部が構成される。
なお、本実施形態では、可動板11に永久磁石が配置されていないが、これに限らず、可動板11に永久磁石が配置されていてもよい。
図7は、本発明の光スキャナーの第3実施形態における可動板、各軸部材、枠状部材、剛体部、永久磁石を示す底面図、図8は、図7に示す光スキャナーの永久磁石を示す側面図である。なお、以下では、説明の便宜上、図7、図8中の右側を「右」、左側を「左」と言う。
以下、第3実施形態について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
そして、端面533aと端面534bとの間に、永久磁石20の一方の端部(N極端)が配置され、端面534aと端面533bとの間に、永久磁石20の他方の端部(S極端)が配置されている。したがって、端面533a、534b、533a、534bで、永久磁石20の位置を規制するガイド部が構成される。
図9は、本発明の画像形成装置の実施形態を模式的に示す図である。
本実施形態では、画像形成装置の一例として、光スキャナー10をイメージング用ディスプレイの光スキャナーとして用いた場合を説明する。なお、スクリーンSの長手方向を「横方向」といい、長手方向に直角な方向を「縦方向」という。また、X軸、すなわち回動中心軸XがスクリーンSの横方向と平行であり、Y軸、すなわち回動中心軸YがスクリーンSの縦方向と平行である。
光源装置91は、赤色光を照出する赤色光源装置911と、青色光を照出する青色光源装置912と、緑色光を照出する緑色光源装置913とを備えている。
各ダイクロイックミラー92は、赤色光源装置911、青色光源装置912、緑色光源装置913のそれぞれから照出された光を合成する光学素子である。
なお、図9中では、ダイクロイックミラー92で合成された光を光スキャナー10によって2次元的に走査した後、その光を固定ミラーKで反射させてからスクリーンSに画像を形成するように構成されているが、固定ミラーKを省略し、光スキャナー10によって2次元的に走査された光を直接スクリーンSに照射してもよい。
また、本発明は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
Claims (9)
- 光反射性を有する光反射部を有する可動板と、
前記可動板を第1の軸周りに揺動可能に支持する第1の軸部材と、
前記第1の軸部材が接続され、前記可動板を平面視して前記可動板を囲んで設けられた枠状部材と、
前記枠状部材を第2の軸周りに揺動可動に支持する第2の軸部材と、
一方の磁極と他方の磁極とが前記第2の軸を挟んで前記枠状部材に配置された永久磁石と、
前記枠状部材に設けられた剛体部と、を備え、
前記剛体部は、少なくとも第1の剛体部と第2の剛体部とから構成され、
前記第1の剛体部と前記第2の剛体部との間に前記永久磁石が配置され、
前記剛体部が、前記枠状部材に連続的または断続的に環状に設けられていることを特徴とするミラーデバイス。 - 前記第1の軸の延長線上に前記永久磁石の端部が配置されている請求項1に記載のミラーデバイス。
- 前記永久磁石は、前記可動板の平面視で前記可動板と重なり、
前記永久磁石の前記可動板側であって、前記可動板の平面視で前記可動板と重なる部位に、凹部が設けられている請求項1ないし2に記載のミラーデバイス。 - 前記剛体部の剛性は、前記枠状部材よりも高い請求項1ないし3のいずれかに記載のミラーデバイス。
- 前記永久磁石の剛性は、前記枠状部材よりも高い請求項1ないし4のいずれかに記載のミラーデバイス。
- 前記永久磁石の剛性は、前記剛体部よりも高い請求項1ないし5のいずれかに記載のミラーデバイス。
- 一方の磁極と他方の磁極とが前記第1の軸を挟んで前記可動板に配置された永久磁石を有する請求項1ないし6のいずれかに記載のミラーデバイス。
- 光反射性を有する光反射部を有する可動板と、
前記可動板を第1の軸周りに揺動可能に支持する第1の軸部材と、
前記第1の軸部材が接続され、前記可動板を平面視して前記可動板を囲んで設けられた
枠状部材と、
前記枠状部材を第2の軸周りに揺動可動に支持する第2の軸部材と、
一方の磁極と他方の磁極とが前記第2の軸を挟んで前記枠状部材に配置された永久磁石と、
前記枠状部材に設けられた剛体部と、
前記枠状部材に対向して配置され、電圧の印加により前記永久磁石に作用する磁界を発生するコイルと、
前記コイルに電圧を印加する電圧印加手段と、を備え、
前記剛体部は、少なくとも第1の剛体部と第2の剛体部とから構成され、
前記第1の剛体部と前記第2の剛体部との間に前記永久磁石が配置され、
前記剛体部が、前記枠状部材に連続的または断続的に環状に設けられていることを特徴とする光スキャナー。 - 光を出射する光源と、
前記光源からの光を走査する光スキャナーと、を備え、
前記光スキャナーは、
光反射性を有する光反射部を有する可動板と、
前記可動板を第1の軸周りに揺動可能に支持する第1の軸部材と、
前記第1の軸部材が接続され、前記可動板を平面視して前記可動板を囲んで設けられた枠状部材と、
前記枠状部材を第2の軸周りに揺動可動に支持する第2の軸部材と、
一方の磁極と他方の磁極とが前記第2の軸を挟んで前記枠状部材に配置された永久磁石と、
前記枠状部材に設けられた剛体部と、
前記枠状部材に対向して配置され、電圧の印加により前記永久磁石に作用する磁界を発生するコイルと、
前記コイルに電圧を印加する電圧印加手段と、を備え、
前記剛体部は、少なくとも第1の剛体部と第2の剛体部とから構成され、
前記第1の剛体部と前記第2の剛体部との間に前記永久磁石が配置され、
前記剛体部が、前記枠状部材に連続的または断続的に環状に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
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