JP6505255B2 - 時刻同期方法およびシステム、ならびにネットワーク装置 - Google Patents

時刻同期方法およびシステム、ならびにネットワーク装置 Download PDF

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Description

本出願は、2015年4月27日に中国専利局に出願された「TIME SYNCHRONIZATION METHOD AND SYSTEM,AND NETWORK DEVICE」と題する中国特許出願第201510204323.7号の優先権を主張するものであり、参照により、この出願の内容全体を本願明細書に援用する。
本発明は、通信技術の分野に関し、具体的には、時刻同期方法およびシステム、ならびにネットワーク装置に関する。
現在、分散型基地局が、ライブネットワークに広く適用されている。分散型基地局の特徴は、無線機器部(英語:Radio Equipment、略称RE)が無線機器制御部(英語:Radio Equipment Control、略称REC)から分離され、双方が光ファイバを使用して接続されることである。
ネットワーク配備の際、RECを機械室に集中的に配備して、ベースバンドプールを形成し、次いでRECを、光ファイバを使用して、設置予定地に配備されたREに接続して、ネットワークカバレッジを完成させ得る。具体的には、共通公衆無線インターフェース(英語:Common Public Radio Interface、略称CPRI)を使用して、RECをREに、またREをREに接続し得る。
一般的に、CPRIは、厳しいクロック同期要件および時刻同期要件を有する。具体的には、クロック同期要件は、RECがCPRIサービスフレームを送信する周波数とREがCPRIサービスフレームを送信する周波数との間のオフセットは、特定の範囲内に制御されるべきであり、その結果、無線インターフェースの精度が確保されることと理解され得る。時刻同期要件は、RECとREとの間の通信遅延が変わらないままであることと理解され得る。
時刻同期要件を満たすために、RECとREとの間の通信遅延を計算し、通信遅延に基づいて、下りリンク方向において、RECの下りリンク信号を送信する瞬間を制御し、上りリンク方向において、REの上りリンク信号伝送遅延を補償し、その結果、RECとREとの間の通信遅延が変わらないままであることが確保され得る。図1を参照すると、通信遅延T通信=Ta+Tb+Tc+Tdであり、ここで、Taは、RECが送信時刻スタンプをスタンプした時刻とRECがサンプリング信号(英語:Radio Sample Signal)を送信した時刻との間の遅延であり、Tbは、光ファイバリンク上でのサンプリング信号の伝送遅延であり、Tcは、REがサンプリング信号を受信した時刻とREが受信時刻スタンプをスタンプした時刻との間の遅延であり、Tdは、REが受信時刻スタンプをスタンプした時刻とサンプリング信号が遅延試験基準点に送信された時刻との間の遅延である。例えば、REの信号伝送点、つまり、アンテナポートが、遅延試験基準点として規定される。
本発明の各実施形態における時刻同期方法およびシステム、ならびにネットワーク装置によれば、RECとREとの間の遅延が変わらないままであることが確保される。
この点に鑑み、本発明の各実施形態は、以下の技術的解決策を提供する。
第1の態様によれば、時刻同期方法が提供され、第1のネットワーク装置が無線機器制御部RECに接続され、第2のネットワーク装置が無線機器部REに接続され、第1のネットワーク装置は、そのシステム時刻を第2のネットワーク装置のシステム時刻と同期した状態に保ち、本方法は、
第1のネットワーク装置によって、RECが送信したサービスフレームを受信し、かつ第1のネットワーク装置のシステム時刻に従って、サービスフレームを受信した第1の時刻スタンプT1を記録するステップであって、サービスフレームがRECのシステムクロックを運ぶ、ステップと、
第1のネットワーク装置によって、パケットを第2のネットワーク装置に送信するステップであって、パケットは、サービスフレームと第1の時刻スタンプとを含み、パケットは、RECのシステムクロックと第1の時刻スタンプとを第2のネットワーク装置に通知するために使用される、ステップと、
を含む。
第1の態様に関連して、第1の態様の第1の可能な実施方式では、第1のネットワーク装置は、第2のネットワーク装置とシステムクロック同期を保ち、第1のネットワーク装置によって、RECが送信したサービスフレームを受信するステップの後、本方法は、
第1のネットワーク装置によって、サービスフレームからRECのシステムクロックを抽出するステップと、
第1のネットワーク装置によって、第1のネットワーク装置のシステムクロックとRECのシステムクロックとに従って、周波数オフセットを計算するステップであって、
対応して、第1のネットワーク装置が第2のネットワーク装置に送信したパケットが、サービスフレームと第1の時刻スタンプと周波数オフセットとを含む、ステップと、
をさらに含む。
第2の態様によれば、時刻同期方法が提供され、第1のネットワーク装置が無線機器制御部RECに接続され、第2のネットワーク装置が無線機器部REに接続され、第1のネットワーク装置は、そのシステム時刻を第2のネットワーク装置のシステム時刻と同期した状態に保ち、本方法は、
第2のネットワーク装置によって、第1のネットワーク装置が送信した第1のパケットを受信するステップであって、第1のパケットが、第1のサービスフレームと第1の時刻スタンプT1とを含み、第1のサービスフレームが、RECによって第1のネットワーク装置に送信され、第1のサービスフレームが、RECのシステムクロックを運び、第1の時刻スタンプが、第1のネットワーク装置が第1のサービスフレームを受信した時刻スタンプである、ステップと、
第2のネットワーク装置によって、第1のパケットに従って、RECのシステムクロックを取得するステップと、
第2のネットワーク装置によって、RECのシステムクロックに従って、第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームをREに送信するステップと、
第2のネットワーク装置によって、第2のネットワーク装置のシステム時刻に従って、第1のサービスフレームが送信された第2の時刻スタンプT2を記録するステップと、
第2のネットワーク装置によって、第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置との間の伝送遅延T=T2−T1を判定するステップと、
を含む。
第2の態様に関連して、第2の態様の第1の可能な実施方式では、第1のネットワーク装置が、第2のネットワーク装置とシステムクロック同期を保つ場合、第1のパケットは、周波数オフセットをさらに含み、周波数オフセットは、第1のネットワーク装置のシステムクロックとRECのシステムクロックとに基づいて計算され、第2のネットワーク装置によって、第1のパケットに従って、RECのシステムクロックを取得するステップが、
第2のネットワーク装置によって、第1のパケットから周波数オフセットを抽出するステップと、
第2のネットワーク装置によって、第2のネットワーク装置のシステムクロックと周波数オフセットとに従って、RECのシステムクロックを計算するステップと、
を含む。
第2の態様の第1の可能な実施方式に関連して、第2の態様の第2の可能な実施方式では、第2のネットワーク装置によって、RECのシステムクロックに従って、第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームをREに送信するステップが、
第2のネットワーク装置によって、第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームをメモリにバッファリングするステップと、
第2のネットワーク装置によって、RECのシステムクロックを読み出しクロックとして使用して、メモリから第1のサービスフレームを読み出し、かつ第1のサービスフレームをREに送信するステップであって、メモリにおける第1のサービスフレームのバッファリング時間がゼロである、ステップと、
を含む。
第2の態様または第2の態様の第1もしくは第2の可能な実施方式に関連して、第2の態様の第3の可能な実施方式では、第2のネットワーク装置によって、伝送遅延を計算するステップの後、本方法は、
第2のネットワーク装置によって、第1のネットワーク装置が送信した第2のパケットを受信するステップであって、第2のパケットが、第2のサービスフレームを含む、ステップと、
第2のネットワーク装置によって、第2のサービスフレームをメモリにバッファリングし、第2のサービスフレームのバッファリング時間を固定遅延から伝送遅延を減じたものに設定する、ステップと、
第2のネットワーク装置によって、バッファリング時間に到達したかどうかを判定するステップと、
バッファリング時間に到達したと判定された場合に、第2のネットワーク装置によって、RECのシステムクロックを読み出しクロックとして使用して、メモリから第2のサービスフレームを読み出し、かつ第2のサービスフレームをREに送信する、ステップと、
を含む。
第3の態様によれば、ネットワーク装置が提供され、ネットワーク装置は、第1のネットワーク装置であり、第1のネットワーク装置は、無線機器制御部RECに接続され、第1のネットワーク装置は、第2のネットワーク装置とシステム時刻同期を保ち、第2のネットワーク装置は、無線機器部REに接続され、第1のネットワーク装置は、
RECが送信したサービスフレームを受信するように構成された受信ユニットであって、サービスフレームがRECのシステムクロックを運ぶ、受信ユニットと、
受信ユニットがサービスフレームを受信した場合に、第1のネットワーク装置のシステム時刻に従って、サービスフレームが受信された第1の時刻スタンプT1を記録するように構成された記録ユニットと、
パケットを第2のネットワーク装置に送信するように構成された送信ユニットであって、パケットは、サービスフレームと第1の時刻スタンプとを含み、パケットは、RECのシステムクロックと第1の時刻スタンプとを第2のネットワーク装置に通知するために使用される、送信ユニットと、
を備える。
第3の態様に関連して、第3の態様の第1の可能な実施方式では、第1のネットワーク装置は、第2のネットワーク装置とシステムクロック同期を保ち、第1のネットワーク装置は、
受信ユニットがサービスフレームを受信した後、サービスフレームからRECのシステムクロックを抽出するように構成された抽出ユニットと、
第1のネットワーク装置のシステムクロックとRECのシステムクロックとに従って、周波数オフセットを計算するように構成された計算ユニットであって、
対応して、送信ユニットが第2のネットワーク装置に送信したパケットが、サービスフレームと第1の時刻スタンプと周波数オフセットとを含む、計算ユニットと、
をさらに備える。
第4の態様によれば、ネットワーク装置が提供され、ネットワーク装置は、第2のネットワーク装置であり、第2のネットワーク装置は、無線機器部REに接続され、第2のネットワーク装置は、第1のネットワーク装置とシステム時刻同期を保ち、第1のネットワーク装置は、無線機器制御部RECに接続され、第2のネットワーク装置は、
第1のネットワーク装置が送信した第1のパケットを受信するように構成された受信ユニットであって、第1のパケットが、第1のサービスフレームと第1の時刻スタンプT1とを含み、第1のサービスフレームが、RECによって第1のネットワーク装置に送信され、第1のサービスフレームが、RECのシステムクロックを運び、第1の時刻スタンプが、第1のネットワーク装置が第1のサービスフレームを受信した時刻スタンプである、受信ユニットと、
第1のパケットを使用して、RECのシステムクロックを取得するように構成された取得ユニットと、
取得ユニットが取得したRECのシステムクロックに従って、第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームをREに送信するように構成された送信ユニットと、
第2のネットワーク装置のシステム時刻に従って、送信ユニットが第1のサービスフレームを送信した第2の時刻スタンプT2を記録するように構成された記録ユニットと、
第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置との間の伝送遅延T=T2−T1を判定するように構成された遅延判定ユニットと、
を備える。
第4の態様に関連して、第4の態様の第1の可能な実施方式では、第1のネットワーク装置が、第2のネットワーク装置とシステムクロック同期を保つ場合、第1のパケットは、周波数オフセットをさらに含み、周波数オフセットは、第1のネットワーク装置のシステムクロックとRECのシステムクロックとに基づいて計算され、取得ユニットは、
受信ユニットが受信した第1のパケットから周波数オフセットを抽出するように構成された抽出ユニットと、
第2のネットワーク装置のシステムクロックと周波数オフセットとに従って、RECのシステムクロックを計算するように構成された計算ユニットと、
を備える。
第4の態様の第1の可能な実施方式に関連して、第4の態様の第2の可能な実施方式では、送信ユニットは、
第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームをメモリにバッファリングするように構成されたバッファリングユニットと、
RECのシステムクロックを読み出しクロックとして使用して、メモリから第1のサービスフレームを読み出し、かつ第1のサービスフレームをREに送信するように構成された送信サブユニットであって、メモリにおける第1のサービスフレームのバッファリング時間がゼロである、送信サブユニットと、
を含む。
第4の態様または第4の態様の第1もしくは第2の可能な実施方式に関連して、第4の態様の第3の可能な実施方式では、受信ユニットは、遅延判定ユニットが伝送遅延を計算した後、第1のネットワーク装置が送信した第2のパケットを受信し、第2のパケットが第2のサービスフレームを含み、
設定ユニットが、第2のサービスフレームをメモリにバッファリングし、第2のサービスフレームのバッファリング時間を固定遅延から伝送遅延を減じたものに設定するように構成され、
時間判定ユニットが、バッファリング時間に到達したかどうかを判定するように構成され、
読み出しユニットが、時間判定ユニットがバッファリング時間に到達したと判定した場合に、RECのシステムクロックを読み出しクロックとして使用して、メモリから第2のサービスフレームを読み出し、かつ第2のサービスフレームをREに送信するように構成される
ようにさらに構成される。
第5の態様によれば、時刻同期システムが提供され、本システムが、第3の態様または第3の態様の第1の可能な実施方式に係る第1のネットワーク装置と、第4の態様または第4の態様の第1から第3の可能な実施方式のいずれか1つに係る第2のネットワーク装置と、無線機器制御部RECと、無線機器部REと、を備え、
第1のネットワーク装置がRECに接続され、第2のネットワーク装置がREに接続され、第1のネットワーク装置は、そのシステム時刻を第2のネットワーク装置のシステム時刻と同期した状態に保つ。
第6の態様によれば、ネットワーク装置が提供され、ネットワーク装置は、第1のネットワーク装置であり、第1のネットワーク装置は、無線機器制御部RECに接続され、第1のネットワーク装置は、第2のネットワーク装置とシステム時刻同期を保ち、第2のネットワーク装置は、無線機器部REに接続され、第1のネットワーク装置は、プロセッサとメモリとを備え、
メモリは、プログラム命令とデータとを格納するように構成され、
プロセッサは、メモリに記憶されたプログラム命令およびデータを読み出すように構成されて、以下の動作、すなわち、
プロセッサによって、RECが送信したサービスフレームを受信し、かつ第1のネットワーク装置のシステム時刻に従って、サービスフレームを受信した第1の時刻スタンプT1を記録するステップであって、サービスフレームがRECのシステムクロックを運ぶ、ステップと、
プロセッサによって、パケットを第2のネットワーク装置に送信するステップであって、パケットは、サービスフレームと第1の時刻スタンプとを含み、パケットは、RECのシステムクロックと第1の時刻スタンプとを第2のネットワーク装置に通知するために使用される、ステップと、
を行う。
第6の態様に関連して、第6の態様の第1の可能な実施方式では、第1のネットワーク装置は、第2のネットワーク装置とシステムクロック同期を保ち、プロセッサによって、RECが送信したサービスフレームを受信するステップの後、プロセッサは、以下の動作、すなわち、
プロセッサによって、サービスフレームからRECのシステムクロックを抽出するステップと、
プロセッサによって、第1のネットワーク装置のシステムクロックとRECのシステムクロックとに従って、周波数オフセットを計算するステップであって、
対応して、プロセッサが第2のネットワーク装置に送信したパケットが、サービスフレームと第1の時刻スタンプと周波数オフセットとを含む、ステップと、
をさらに行う。
第7の態様によれば、ネットワーク装置が提供され、ネットワーク装置は、第2のネットワーク装置であり、第2のネットワーク装置は、無線機器部REに接続され、第2のネットワーク装置は、第1のネットワーク装置とシステム時刻同期を保ち、第1のネットワーク装置は、無線機器制御部RECに接続され、第2のネットワーク装置は、プロセッサとメモリと備え、
メモリは、プログラム命令とデータとを格納するように構成され、
プロセッサは、メモリに記憶されたプログラム命令およびデータを読み出すように構成されて、以下の動作、すなわち、
プロセッサによって、第1のネットワーク装置が送信した第1のパケットを受信するステップであって、第1のパケットが、第1のサービスフレームと第1の時刻スタンプT1とを含み、第1のサービスフレームが、RECによって第1のネットワーク装置に送信され、第1のサービスフレームが、RECのシステムクロックを運び、第1の時刻スタンプが、第1のネットワーク装置が第1のサービスフレームを受信した時刻スタンプである、ステップと、
プロセッサによって、第1のパケットに従って、RECのシステムクロックを取得するステップと、
プロセッサによって、RECのシステムクロックに従って、第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームをREに送信するステップと、
プロセッサによって、第2のネットワーク装置のシステム時刻に従って、第1のサービスフレームが送信された第2の時刻スタンプT2を記録するステップと、
プロセッサによって、第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置との間の伝送遅延T=T2−T1を判定するステップと、
を行う。
第7の態様に関連して、第7の態様の第1の可能な実施方式では、第1のネットワーク装置が、第2のネットワーク装置とシステムクロック同期を保つ場合、第1のパケットは、周波数オフセットをさらに含み、周波数オフセットは、第1のネットワーク装置のシステムクロックとRECのシステムクロックとに基づいて計算され、プロセッサによって、第1のパケットに従って、RECのシステムクロックを取得するステップが、
プロセッサによって、第1のパケットから周波数オフセットを抽出するステップと、
プロセッサによって、第2のネットワーク装置のシステムクロックと周波数オフセットとに従って、RECのシステムクロックを計算するステップと、
を含む。
第7の態様の第1の可能な実施方式に関連して、第7の態様の第2の可能な実施方式では、プロセッサによって、RECのシステムクロックに従って、第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームをREに送信するステップが、
プロセッサによって、第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームをメモリにバッファリングするステップと、
プロセッサによって、RECのシステムクロックを読み出しクロックとして使用して、メモリから第1のサービスフレームを読み出し、かつ第1のサービスフレームをREに送信するステップであって、メモリにおける第1のサービスフレームのバッファリング時間がゼロである、ステップと、
を含む。
第7の態様または第7の態様の第1もしくは第2の可能な実施方式に関連して、第7の態様の第3の可能な実施方式では、第2のネットワーク装置によって、伝送遅延を計算するステップの後、プロセッサは、以下の動作、すなわち、
プロセッサによって、第1のネットワーク装置が送信した第2のパケットを受信するステップであって、第2のパケットが、第2のサービスフレームを含む、ステップと、
プロセッサによって、第2のサービスフレームをメモリにバッファリングし、第2のサービスフレームのバッファリング時間を固定遅延から伝送遅延を減じたものに設定する、ステップと、
プロセッサによって、バッファリング時間に到達したかどうかを判定するステップと、
バッファリング時間に到達したと判定された場合に、プロセッサによって、RECのシステムクロックを読み出しクロックとして使用して、メモリから第2のサービスフレームを読み出し、かつ第2のサービスフレームをREに送信する、ステップと、
をさらに行う。
第8の態様によれば、時刻同期システムが提供され、本システムが、第6の態様または第6の態様の第1の可能な実施方式に係る第1のネットワーク装置と、第7の態様または第7の態様の第1から第3の可能な実施方式のいずれか1つに係る第2のネットワーク装置と、無線機器制御部RECと、無線機器部REと、を備え、
第1のネットワーク装置がRECに接続され、第2のネットワーク装置がREに接続され、第1のネットワーク装置は、そのシステム時刻を第2のネットワーク装置のシステム時刻と同期した状態に保つ。
本発明の各実施形態における時刻同期方法およびシステム、ならびにネットワーク装置によれば、第1のネットワーク装置は、RECが送信した第1のサービスフレームを受信した第1の時刻スタンプT1を記録し、第1の時刻スタンプと第1のサービスフレームとを使用してパケットを生成し、パケットを第2のネットワーク装置に送信し、その結果、第2のネットワーク装置が第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置との間の伝送遅延Tを計算するための技術的サポートが提供される。対応して、パケットを受信した後、第2のネットワーク装置は、パケットに従って、RECのシステムクロックを取得し、RECのシステムクロックに従って、パケットから抽出された第1のサービスフレームをREに転送し、第1のサービスフレームをREに転送した第2の時刻スタンプT2を記録し、伝送遅延T=T2−T1を取得する。このような解決策は、RECとREとの間の固定遅延を使用して、伝送遅延の遅延補償を実行するための技術的サポートを提供し、RECとREとの間の遅延が変わらないままであることを確保するのを助ける。
本出願の実施形態における技術的な解決策をより明確に説明するために、以下、実施形態を説明するために必要な添付の図面を簡単に説明する。当然のことながら、以下の説明における添付の図面は、本発明の一部の実施形態を単に示すものであり、当業者は、これらの添付の図面から他の図面をさらに導出することができる。
従来技術におけるRECとREとの間の通信遅延の計算の概略図である。 本発明の一実施形態に係る新しいネットワークアーキテクチャの概略図である。 本発明の一実施形態に係る時刻同期システムの概略図である。 本発明の一実施形態に係る、第1のネットワーク装置側における時刻同期方法の流れ図である。 本発明の一実施形態に係る、第2のネットワーク装置側における時刻同期方法の実施形態1の流れ図である。 本発明の一実施形態に係る、第2のネットワーク装置側における時刻同期方法の実施形態2の流れ図である。 本発明の一実施形態に係る第1のネットワーク装置の概略図である。 本発明の一実施形態に係る第2のネットワーク装置の概略図である。 本発明の一実施形態に係る第1のネットワーク装置の概略的なハードウェア構成図である。 本発明の一実施形態に係る第2のネットワーク装置の概略的なハードウェア構成図である。
当業者が本発明における解決策をより良く理解することができるように、以下、添付の図面と実施方式とを参照しながら、本発明の実施形態をより詳細に説明する。
本発明の各実施形態の解決策を説明する前に、まず、本発明の各実施形態の解決策の適用シナリオを以下に簡単に説明する。
一般的に、RECは、光ファイバを使用して、REに直接接続される。ネットワーキングの際に光ファイバの使用を最小限にし、かつネットワーキングコストおよびネットワーク保守コストを減らすために、実際のネットワーキング経験と併せて、新しいネットワークアーキテクチャ提案される。図2を参照すると、新しいネットワークアーキテクチャにおいて、RECとREとの間に直接接続された光ファイバを置き換えるために、RECとREとの間にフロントホールネットワーク(英語:Fronthaul Network)が設定され、フロントホールネットワークにおけるネットワーク装置は、RECとREとの間でパケットコンバージェンス伝送を実装するように構成される。図3に示す概略図からわかるように、フロントホールネットワークは、RECに接続された少なくともネットワーク装置1とREに接続されたネットワーク装置2とを含み得ることに留意されたい。加えて、RECは、フロントホールネットワークを使用してREと通信し得、バックホールライン(英語:Backhaul)を使用してコアネットワーク(英語:Core)とも通信し得ることにさらに留意されたい。
RECとREとの間のパケット伝送が光ファイバの直接接続を使用して実装される解決策では、CPRIの時刻同期要件を満たすためには、通信遅延を使用して上りリンクおよび下りリンク補償をなすという目的を実現するために、Tbが変わらないままであることを確保するために、等しい長さを有する受信光ファイバと送信光ファイバとを使用する必要がある。同様に、RECとREとの間のパケット伝送がネットワーク装置を使用して実装される解決策では、Tbがここでも変わらないことを確保する必要があり、その結果、CPRIの時刻同期要件が満たされる。したがって、本発明の各実施形態の解決策を提案し、具体的な例を参照しながら本発明の各実施形態の解決策の実装プロセスを以下に説明する。
例えば、本発明の各実施形態におけるネットワーク装置は、スタンドアロン型の装置であってもよいし、ネットワーク装置は、ネットワーク装置の機能を連携して実装する複数の装置であってもよい、つまり、ネットワーク装置の機能が複数の装置に分散されるのであってもよいし、ネットワーク装置は、パケットトランスポートネットワーク(英語:Packet Transport Network、略称PTN)装置、ルータ、スイッチ、マイクロ波装置、光トランスポートネットワーク(英語:Optical Transport Network、略称OTN)装置、およびa同期デジタルハイアラーキ(英語:Synchronous Digital Hierarchy、略称SDH)装置などの、ネットワーク装置の機能を統合し、パケット転送を実装できるベアリングネットワーク装置であってもよい。本発明の各実施形態は、ネットワークにおけるネットワーク装置の存在形態を具体的には限定するものではない。
図4を参照すると、図4は、本発明の一実施形態に係る、第1のネットワーク装置側における時刻同期方法の流れ図である。本方法は、以下のステップを含み得る。
101:第1のネットワーク装置は、RECが送信したサービスフレームを受信し、かつ第1のネットワーク装置のシステム時刻に従って、サービスフレームを受信した第1の時刻スタンプT1を記録し、サービスフレームがRECのシステムクロックを運ぶ。
例えば、本発明の一実施形態では、第1のネットワーク装置は、RECに接続でき、第2のネットワーク装置は、REに接続でき、第1のネットワーク装置は、第2のネットワーク装置に直接接続できる、また第1のネットワーク装置は、光ファイバもしくは別のネットワーク装置を使用して、第2のネットワーク装置に間接的に接続できる。本発明の本実施形態は、第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置との間の接続関係を具体的には限定するものではない。図3に示す概略図を参照すると、第1のネットワーク装置は、ネットワーク装置1として反映でき、第2のネットワーク装置は、ネットワーク装置2として反映でき、双方が別のネットワーク装置を使用して間接的に接続される。
第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置との間の伝送遅延正確に計算するためには、第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置とのシステム時刻を同期すべきである。例えば、1588V2時刻同期技術を使用して、第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置との間のシステム時刻同期を実装してもよい。このことは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
同期を行う必要がある場合、RECは、RECのローカルシステムクロックに従って、サービスフレームを第1のネットワーク装置に送信し得る。対応して、第1のネットワーク装置は、サービスフレームを受信し、第1のネットワーク装置のローカルシステム時刻に従って、サービスフレームが受信された第1の時刻スタンプT1を記録する。例えば、第1のネットワーク装置は、第1のユーザネットワーク側インターフェース(英語:User Networks Interface、略称UNI)を使用して、RECが送信したサービスフレームを受信し得る。
102:第1のネットワーク装置は、パケットを第2のネットワーク装置に送信し、パケットは、サービスフレームと第1の時刻スタンプとを含み、パケットは、RECのシステムクロックと第1の時刻スタンプとを第2のネットワーク装置に通知するために使用される。
例えば、第1のネットワーク装置は、第1のネットワークノードインターフェース(英語:Network to Network Interface、略称NNI)を使用して、パケットを第2のネットワーク装置に送信し、第2のネットワーク装置は、第2のNNIを使用して、第1のネットワーク装置からパケットを受信する。
例えば、RECからのCPRIサービスを高速データサービスに多重化する場合、パケットを生成するために、サービスフレームに対してパッケージ化および対応づけ処理を行う必要がある。具体的には、第1のネットワーク装置は、サービスフレームをグループに分割し、各グループについて速度適合を行い、フレームヘッダまたはパケットヘッダを加えて、パケットを生成し得、その結果、パケットは、伝送するために第1のNNIインターフェースへスケジューリングされ得る。例えば、第1のネットワーク装置が、マイクロ波装置、OTN装置、またはSDH装置などの、ネットワーク装置の機能を統合する伝送装置である場合、パケットは、フレームヘッダを加える方式で生成され得る。第1のネットワーク装置が、PTN装置、ルータ、またはスイッチなどの、ネットワーク装置の機能を統合するパケット交換装置である場合、パケットは、パケットヘッダを加える方式で生成され得る。
例えば、第1のネットワーク装置は、少なくとも以下の2つの方式に従って、パケットを生成し得る。
方式1
第1のネットワーク装置は、パケットを生成するために、第1の時刻スタンプおよびサービスフレームに対してパッケージ化および対応づけを実行する。対応して、第2のネットワーク装置は、システムクロック適応型調節方式を使用して、パケットに従って、RECのシステムクロックを取得し得る。
任意選択で、第1の時刻スタンプは、パケットのパケットヘッダで運ばれ得、サービスフレームは、パケットのペイロードで運ばれ得る、または第1の時刻スタンプおよびサービスフレームは両方とも、パケットのペイロードで運ばれ得る。このことは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
方式2
第1のネットワーク装置が、第2のネットワーク装置とシステムクロック同期を依然として保つ場合、第1のネットワーク装置は、以下の方式でパケットを生成し得る:第1のネットワーク装置は、サービスフレームからRECのシステムクロックを抽出し、第1のネットワーク装置は、第1のネットワーク装置のシステムクロックとRECのシステムクロックとに従って、周波数オフセットを計算し、第1のネットワーク装置は、周波数オフセットと第1の時刻スタンプとサービスフレームとに対してパッケージ化および対応づけを行って、パケットを生成する。対応して、第1のネットワーク装置が、そのシステムクロックを第2のネットワーク装置のシステムクロックと同期した状態に保つことから、第2のネットワーク装置は、第2のネットワーク装置のシステムクロックとパケットにある周波数オフセットとに従って、RECのサービスクロックを回復し得る。例えば、周波数オフセット△f=f1−f2であり、ここで、f1は、第1のネットワーク装置のシステムクロックに従って取得された第1の周波数であり、f2は、RECのシステムクロックに従って取得された第2の周波数である。
任意選択で、第1の時刻スタンプおよび周波数オフセットは、パケットのパケットヘッダで運ばれ得、サービスフレームは、パケットのペイロードで運ばれ得る、または第1の時刻スタンプ、周波数オフセット、およびサービスフレームはすべて、パケットのペイロードで運ばれ得る。このことは、本発明の本実施形態において限定されるものではない。
システムクロック同期は、第1のネットワーク装置および第2のネットワーク装置のシステムクロックに対して周波数同期および位相同期を行うこととして理解され得ることに留意されたい。例えば、第1のネットワーク装置のシステムクロックと第2のネットワーク装置のシステムクロックとの間のシステムクロック同期を実装するために、同期イーサネット(登録商標)などの物理層同期技術を使用してもよいし、プレシジョンタイムプロトコル(英語:Precision Time Protocol、略称PTP)パケット周波数同期技術を使用してもよい。このことは、本発明の本実施形態において具体的に限定されるものではない。
要約すれば、第1のネットワーク装置は、第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置との間の伝送遅延を計算するための第2のネットワーク装置のための技術的サポートを提供し、その結果、第2のネットワーク装置は、固定遅延Tbと組み合わせて、双方の間の実際の伝送遅延に対して遅延補償を行うことができ、それによって、RECとREとの間の遅延が変わらないままであることを確保する。
図5を参照すると、図5は、本発明の一実施形態に係る、第2のネットワーク装置側における時刻同期方法の実施形態1の流れ図である。本方法は、以下のステップを含み得る。
201:第2のネットワーク装置は、第1のネットワーク装置が送信した第1のパケットを受信し、第1のパケットが、第1のサービスフレームと第1の時刻スタンプT1とを含み、第1のサービスフレームが、RECによって第1のネットワーク装置に送信され、第1のサービスフレームが、RECのシステムクロックを運び、第1の時刻スタンプが、第1のネットワーク装置が第1のサービスフレームを受信した時刻スタンプである。
第1のネットワーク装置が、図4に示す解決策に従って、第1のパケットを第2のネットワーク装置に送信した後、第1のネットワーク装置が第2のネットワーク装置に直接接続されている場合、第2のネットワーク装置は、第1のパケットを直接受信でき、本発明の本実施形態の解決策を使用して、伝送遅延を取得する、または第1のネットワーク装置がその他のネットワーク装置を使用して第2のネットワーク装置に間接的に接続されている場合、第1のパケットは、第1のパケットがREと通信する第2のネットワーク装置に送信されるまでその他のネットワーク装置間を転送され、次いで、本発明の本実施形態の解決策に従って、伝送遅延が取得される。
202:第2のネットワーク装置は、第1のパケットに従って、RECのシステムクロックを取得する。
第2のネットワーク装置が第1のサービスフレームをRECからREへ正確に転送できるようにするためには、第2のネットワーク装置は、RECのシステムクロックを知っておくべきである。図4の先の説明における、パケットを生成する2つの方式に対応して、第2のネットワーク装置は、以下の2つの方式を使用して、RECのシステムクロックを取得し得る。
方式1
上述のパケット生成の方式1に対応して、第1のパケットは、第1の時刻スタンプと第1のサービスフレームとを含む。対応して、第2のネットワーク装置によって、第1のパケットに従って、RECのシステムクロックを取得するステップが、第2のネットワーク装置によって、第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームを第1のバッファにバッファリングするステップと、第2のネットワーク装置によって、第2のネットワーク装置のシステムクロックに基づいてシステムクロック適応型調節方式を使用して、RECのシステムクロックを取得するステップと、を含む。
つまり、第1のネットワーク装置が送信した第1のパケットを受信した後、第2のネットワーク装置は、第1のパケットから、第1のネットワーク装置が第1のパケットを送信した時に使用した高周波クロックを取得する。このようにして、第2のネットワーク装置は、高周波クロックを読み出しクロックとして使用して、第1のパケットから第1のサービスフレームを読み出し、第1のサービスフレームを第1のバッファにバッファリングし得る。例えば、第1のバッファは、非同期ファーストインファーストアウト(英語:First In First Out、略称FIFO)バッファなどの非同期バッファであり得る。
第1のサービスフレームを第1のバッファに書き込んだ後、第2のネットワーク装置は、第2のネットワーク装置のローカルシステムクロックに基づいてシステムクロック適応型調節を実行し得る。
例えば、第2のネットワーク装置は、第1のサービスフレームが読み出しできるかどうかに従って、クロック調節を行う必要があるかどうかを判定し得る。第2のネットワーク装置のシステムクロックを読み出しクロックとして使用して、第1のバッファにおける第1のサービスフレームを読み出しできない場合、第2のネットワーク装置のシステムクロックが、RECのシステムクロックとは異なることを示しており、クロック調節を行う必要がある。
例えば、第2のネットワーク装置はまた、第1のバッファにおける第1のサービスフレームのインベントリに従って、クロック調節を行う必要があるかどうかを判定し得る。第1のバッファにおける第1のサービスフレームのインベントリが変わっている場合、第2のネットワーク装置のシステムクロックが、RECのシステムクロックとは異なることを示しており、クロック調節を行う必要がある。第1のバッファにおける第1のサービスフレームのインベントリは、RECが第2のネットワーク装置に送信し、かつ第1のバッファに書き込まれた、第1のサービスフレームの数から、第1のバッファから第2のネットワーク装置が読み出し、かつREに転送された、第1のサービスフレームの数を減じたものをいう。例えば、インベントリの変化は、具体的にはインベントリが増加することである。つまり、単位時間内において、RECが第2のネットワーク装置に送信した第1のサービスフレームの数は、第2のネットワーク装置がREに転送した第1のサービスフレームの数よりも大きい。これにより、第2のネットワーク装置は、第2のネットワーク装置のシステムクロックは、RECのシステムクロックよりも遅いと判定し得る。したがって、第2のネットワーク装置のシステムクロックは、適切により速くなるように調節され得る。
上述の一連の適応型調節の後、調節されたシステムクロックが以下の条件を満足する場合、調節されたシステムクロックは、RECのシステムクロックとして判定され得る。第2のネットワーク装置は、第1のバッファから第1のサービスフレームを読み出しでき、第1のバッファにおける第1のサービスフレームのインベントリは変わらないままである、またはインベントリは、所定の許容範囲内で変わる。
方式2
上述のパケット生成の方式2に対応して、第1のパケットは、第1の時刻スタンプと周波数オフセットと第1のサービスフレームとを含む。対応して、第2のネットワーク装置によって、第1のパケットに従って、RECのシステムクロックを取得するステップが、第2のネットワーク装置によって、第1のパケットから周波数オフセットを抽出するステップと、第2のネットワーク装置によって、第2のネットワーク装置のシステムクロックと周波数オフセットとに従って、RECのシステムクロックを計算するステップと、を含む。例えば、△f=f1−f2であり、第3の周波数f3が第2のネットワーク装置のシステムクロックに従って取得され、第1のネットワーク装置が第2のネットワーク装置とシステムクロック同期を保つ場合、f1=f3であることがわかる。したがって、f2=f3−△fである。
203:第2のネットワーク装置は、RECのシステムクロックに従って、第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームをREに送信する。
例えば、RECのシステムクロックを取得した後、第2のネットワーク装置は、以下の4つの方式で、第1のサービスフレームをREに送信し得る。
方式1
上述のRECのシステムクロックを取得する方式1に対応して、第2のネットワーク装置によって、第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームをREに送信するステップが、第2のネットワーク装置によって、RECのシステムクロックを読み出しクロックとして使用して、第1のバッファから第1のサービスフレームを読み出し、かつ第1のサービスフレームをREに送信する、ステップを含む。
方式2
上述のRECのシステムクロックを取得する方式2に対応して、第2のネットワーク装置によって、第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームをREに送信するステップが、第2のネットワーク装置によって、第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームを第1のバッファにバッファリングするステップと、第2のネットワーク装置によって、RECのシステムクロックを読み出しクロックとして使用して、第1のバッファから第1のサービスフレームを読み出し、かつ第1のサービスフレームをREに送信するステップであって、第1のバッファにおける第1のサービスフレームのバッファリング時間がゼロである、ステップと、を含む。
任意選択で、図6に示す実施形態から、遅延補償値に対する問い合わせおよび保守を実装するために、第2のバッファもまた第2のネットワーク装置に配置され得、第2のバッファは、遅延補償後に取得されたサービスフレームに対するバッファ処理を実行することが理解されよう。例えば、第2のバッファは、同期FIFOバッファなどの同期バッファであってよい。本発明の本実施形態において伝送遅延を計算する精度を改善するために、第2のバッファを使用して遅延補償を実行するプロセスがシミュレーションされ得る。これに基づいて、本発明の本実施形態は、第1のサービスフレームをREに送信する、以下の方式3および方式4をさらに提供する。
方式3
上述のRECのシステムクロックを取得する方式1に対応して、第2のネットワーク装置によって、第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームをREに送信するステップが、第2のネットワーク装置によって、RECのシステムクロックを読み出しクロックとして使用して、第1のバッファから第1のサービスフレームを読み出し、かつ第1のサービスフレームを第2のバッファにバッファリングする、ステップと、第2のネットワーク装置によって、RECのシステムクロックを読み出しクロックとして使用して、第2のバッファから第1のサービスフレームを読み出し、かつ第1のサービスフレームをREに送信するステップであって、第2のバッファにおける第1のサービスフレームのバッファリング時間がゼロである、ステップと、を含む。
方式4
上述のRECのシステムクロックを取得する方式2に対応して、第2のネットワーク装置によって、第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームをREに送信するステップが、第2のネットワーク装置によって、第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームを第1のバッファにバッファリングするステップと、第2のネットワーク装置によって、RECのシステムクロックを読み出しクロックとして使用して、第1のバッファから第1のサービスフレームを読み出し、かつ第1のサービスフレームを第2のバッファにバッファリングする、ステップと、第2のネットワーク装置によって、RECのシステムクロックを読み出しクロックとして使用して、第2のバッファから第1のサービスフレームを読み出し、かつ第1のサービスフレームをREに送信するステップであって、第2のバッファにおける第1のサービスフレームのバッファリング時間がゼロである、ステップと、を含む。
204:第2のネットワーク装置は、第2のネットワーク装置のシステム時刻に従って、第1のサービスフレームが送信された第2の時刻スタンプT2を記録する。
第2のネットワーク装置が、RECのシステムクロックを取得し、第1のサービスフレームをREに転送する場合、第2のネットワーク装置はまた、ローカルシステム時刻に従って、第1のサービスフレームをREに送信した第2の時刻スタンプT2を記録し得る。例えば、第2のネットワーク装置は、第2のUNIを使用して、第1のサービスフレームをREに送信し得る。
205:第2のネットワーク装置は、第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置との間の伝送遅延T=T2−T1を判定する。
要約すれば、第2のネットワーク装置は、ローカルシステム時刻と組み合わせて、第1のサービスフレームをREに送信した第2の時刻スタンプT2を取得し得、第2のネットワーク装置は、第1のパケットに従って、RECが送信した第1のサービスフレームを第1のネットワーク装置が受信した第1の時刻スタンプT1を取得し得る。このようにして、第2のネットワーク装置は、計算を通じて、RECとREとの間のネットワーク装置での実際の伝送遅延T=T2−T1を知ることができる。さらに、RECとREとの間の固定遅延と組み合わせて、伝送遅延Tのための遅延補償値を取得できる。このような解決策は、RECとREとの間の遅延が変わらないままであることを確保するのを助ける。例えば、図1に示すネットワークの光ファイバを置き換えるためにネットワーク装置が使用される場合、T通信は、変わらないままであり、固定遅延は、Tbとして反映され得る、または固定遅延はまた、別の所定の遅延値として反映され得る。このことは、本発明の本実施形態において具体的に限定されるものではない。
図6を参照すると、図6は、本発明の一実施形態に係る、第2のネットワーク装置側における時刻同期方法の実施形態2の流れ図である。第2のネットワーク装置が伝送遅延Tを計算した後、本方法は、以下のステップをさらに含む。
301:第2のネットワーク装置は、第1のネットワーク装置が送信した第2のパケットを受信し、第2のパケットが、第2のサービスフレームを含む。
302:第2のネットワーク装置は、第2のサービスフレームをメモリにバッファリングし、第2のサービスフレームのバッファリング時間を固定遅延から伝送遅延を減じたものに設定する。
303:第2のネットワーク装置は、バッファリング時間に到達したかどうかを判定する。
304:バッファリング時間に到達したと判定された場合に、第2のネットワーク装置は、RECのシステムクロックを読み出しクロックとして使用して、メモリから第2のサービスフレームを読み出し、かつ第2のサービスフレームをREに送信する。
第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置との間の伝送遅延を取得した後、第2のネットワーク装置は、続く相互作用プロセスにおいて、固定遅延と組み合わせて、伝送遅延のための遅延補償をなして、ネットワーク装置上のパケットの遅延が固定遅延の要件を満たすことを確保し、それによって、RECとREとの間の通信遅延が変わらないままであることを確保し得る。
続く相互作用プロセスでは、RECは、ローカルシステムクロックに従って、第2のサービスフレームを第1のネットワーク装置に送信し、第1のネットワーク装置は、第2のサービスフレームを受信し、第2のサービスフレームに対してパッケージ化および対応づけ処理を実行して、第2のパケットを取得し、第2のパケットを第2のネットワーク装置に送信し得る。
対応して、第2のパケットを受信した後、第2のネットワーク装置は、第2のサービスフレームをメモリにバッファリングし得、その結果、第2のサービスフレームのバッファリング時間は、固定遅延と伝送遅延とに従って計算され得る。本発明の本実施形態では、バッファリング時間は、固定遅延が伝送遅延を使用して補償された場合、メモリにおける第2のサービスフレームの待機時間として理解され得る。このようにして、バッファリング時間に到達した後、図5に示す解決策を使用して取得されたRECのシステムクロックが読み出しクロックとして再び使用されて、メモリから第2のサービスフレームを読み出し、第2のサービスフレームは、REに転送される。
例えば、第2のネットワーク装置は、以下の2つの方式でバッファリング時間を使用して遅延補償をなし得る:タイミング方式で遅延補償を行う、すなわち、第2のサービスフレームがメモリに書き込まれた後、タイミングが有効化され得、タイミングがバッファリング時間に到達した場合、第2のサービスフレームがメモリから読み出される。あるいは、メモリがFIFOメモリである場合、FIFO喫水線を調節する方式で遅延補償がなされ得る、すなわち、第2のサービスフレームがメモリに書き込まれた後、喫水線値がバッファリング時間に従って調節され、その結果、遅延補償が実装される。
例えば、図5で説明される、第1のサービスフレームをREに送信する4つの方式に関連して、第2のネットワーク装置は、少なくとも以下の2つの方式を使用して、第2のサービスフレームをメモリにバッファリングし得る。
方式1
上述の第1のサービスフレームをREに送信する方式1および方式2に対応して、第2のネットワーク装置は、第1のバッファを有し、本実施形態におけるメモリを、特に第1のバッファという。対応して、第2のネットワーク装置によって、第2のサービスフレームをメモリにバッファリングするステップは、第2のネットワーク装置によって、第2のパケットから第2のサービスフレームを抽出するステップと、第2のサービスフレームを第1のバッファにバッファリングするステップと、を含み、第2のサービスフレームのバッファリング時間を設定するステップが、第1のバッファにおける第2のサービスフレームのバッファリング時間を設定するステップを含む。
任意選択で、実際の適用の際には、遅延補償値は、常に不変でない場合もある。例えば、固定遅延の変化および/または伝送遅延の変化によって、遅延補償値の変化が生じ得る。したがって、本発明の本実施形態では、第2のネットワーク装置は、遅延補償値を設定でき、遅延補償値を問い合わせおよび維持もできる。遅延補償がFIFO喫水線を調節する方式で作られる例を使用して、第1のバッファは、非同期FIFOとして使用され、FIFO喫水線は、パケット転送プロセスにおける遅延変動に起因して変化し得る。したがって、第1のバッファを使用して、遅延補償を一度行った後は、前の補償値を正確に取得できない、つまり、遅延補償値に対する問い合わせおよび保守を正確に実装できない。これに基づいて、本発明の本実施形態はまた、第2のサービスフレームをメモリにバッファリングする方式2を提供する。
方式2
上述の第1のサービスフレームをREに送信する方式3および方式4に対応して、第2のネットワーク装置は、第1のバッファと第2のバッファとを有し、本実施形態におけるメモリを、特に第2のバッファという。対応して、第2のネットワーク装置によって、第2のサービスフレームをメモリにバッファリングするステップは、第2のネットワーク装置によって、第2のパケットから第2のサービスフレームを抽出し、第2のサービスフレームを第1のバッファにバッファリングする、ステップであって、第1のバッファにおける第2のサービスフレームのバッファリング時間がゼロである、ステップと、第2のネットワーク装置によって、RECのシステムクロックを読み出しクロックとして使用して、第1のバッファから第2のサービスフレームを読み出し、第2のサービスフレームを第2のバッファにバッファリングする、ステップと、を含み、第2のサービスフレームのバッファリング時間を設定するステップが、第2のバッファにおける第2のサービスフレームのバッファリング時間を設定するステップを含む。
遅延補償がFIFO喫水線を調節する方式で作られる例を引き続き使用すると、第2のバッファは、非同期FIFOとして使用され、FIFO喫水線は、安定であり、遅延補償値の正確な問い合わせの実装を助ける。
任意選択で、第2のネットワーク装置が第1のバッファと第2のバッファとを有する解決策では、第2のネットワーク装置が、要件に従って、方式1および方式2を使用して、第1のサービスフレームをREに送信し得る。このことは、本発明の本実施形態において具体的に限定されるものではない。
任意選択で、本発明の本実施形態では、第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置とを1つの装置に一体化してもよいし、第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置と2つの独立な装置へ反映させてもよい。このことは、本発明の本実施形態において具体的に限定されるものではない。
図4に示す方法に対応して、本発明の一実施形態は、ネットワーク装置をさらに提供する。図7に示す概略図を参照すると、ネットワーク装置は、具体的には第1のネットワーク装置であり、第1のネットワーク装置は、無線機器制御部RECに接続され、第1のネットワーク装置は、第2のネットワーク装置とシステム時刻同期を保ち、第2のネットワーク装置は、無線機器部REに接続され、第1のネットワーク装置は、
RECが送信したサービスフレームを受信するように構成された受信ユニット401であって、サービスフレームがRECのシステムクロックを運ぶ、受信ユニット401と、
受信ユニットがサービスフレームを受信した場合に、第1のネットワーク装置のシステム時刻に従って、サービスフレームが受信された第1の時刻スタンプT1を記録するように構成された記録ユニット402と、
パケットを第2のネットワーク装置に送信するように構成された送信ユニット403であって、パケットは、サービスフレームと第1の時刻スタンプとを含み、パケットは、RECのシステムクロックと第1の時刻スタンプとを第2のネットワーク装置に通知するために使用される、送信ユニット403と、
を備える。
任意選択で、第1のネットワーク装置は、そのシステムクロックを第2のネットワーク装置のシステムクロックと同期した状態に保ち、第1のネットワーク装置は、
受信ユニットがサービスフレームを受信した後、サービスフレームからRECのシステムクロックを抽出するように構成された抽出ユニットと、
第1のネットワーク装置のシステムクロックとRECのシステムクロックとに従って、周波数オフセットを計算するように構成された計算ユニットであって、
対応して、送信ユニットが第2のネットワーク装置に送信したパケットが、サービスフレームと第1の時刻スタンプと周波数オフセットとを含む、計算ユニットと、
をさらに備える。
上記のオプションの解決策では、本発明の本実施形態におけるネットワーク装置によって実装され得る追加的な機能については、方法実施形態における第1のネットワーク装置の追加的な機能の説明を参照されたく、ここでは細部を繰り返し説明しない。
加えて、上述の実施形態において提供されるネットワーク装置が時刻同期実行する場合、上述の機能モジュールを分割したものを説明のための例として使用する。実際の適用においては、上記各機能を、異なる機能モジュールに割り振り、要件に従って実装することができる、すなわち、ネットワーク装置の内部構造が上記の各機能の全部または一部を実装するための異なる機能モジュールに分割される。
図5に示す方法に対応して、本発明の一実施形態は、ネットワーク装置をさらに提供する。図8に示す概略図を参照すると、ネットワーク装置は、具体的には第2のネットワーク装置であり、第2のネットワーク装置は、無線機器部REに接続され、第2のネットワーク装置は、第1のネットワーク装置とシステム時刻同期を保ち、第1のネットワーク装置は、無線機器制御部RECに接続され、第2のネットワーク装置は、
第1のネットワーク装置が送信した第1のパケットを受信するように構成された受信ユニット501であって、第1のパケットが、第1のサービスフレームと第1の時刻スタンプT1とを含み、第1のサービスフレームが、RECによって第1のネットワーク装置に送信され、第1のサービスフレームが、RECのシステムクロックを運び、第1の時刻スタンプが、第1のネットワーク装置が第1のサービスフレームを受信した時刻スタンプである、受信ユニット501と、
第1のパケットに従って、RECのシステムクロックを取得するように構成された取得ユニット502と、
取得ユニットが取得したRECのシステムクロックを使用して、第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームをREに送信するように構成された送信ユニット503と、
第2のネットワーク装置のシステム時刻に従って、送信ユニットが第1のサービスフレームを送信した第2の時刻スタンプT2を記録するように構成された記録ユニット504と、
第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置との間の伝送遅延T=T2−T1を判定するように構成された遅延判定ユニット505と、
を備える。
任意選択で、第1のネットワーク装置が、第2のネットワーク装置とシステムクロック同期を保つ場合、第1のパケットは、周波数オフセットをさらに含み、周波数オフセットは、第1のネットワーク装置のシステムクロックとRECのシステムクロックとに基づいて計算され、取得ユニットは、
受信ユニットが受信した第1のパケットから周波数オフセットを抽出するように構成された抽出ユニットと、
第2のネットワーク装置のシステムクロックと周波数オフセットとに従って、RECのシステムクロックを計算するように構成された計算ユニットと、
を備える。
任意選択で、送信ユニットは、
第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームをメモリにバッファリングするように構成されたバッファリングユニットと、
RECのシステムクロックを読み出しクロックとして使用して、メモリから第1のサービスフレームを読み出し、かつ第1のサービスフレームをREに送信するように構成された送信サブユニットであって、メモリにおける第1のサービスフレームのバッファリング時間がゼロである、送信サブユニットと、
をさらに含む。
任意選択で、受信ユニットは、遅延判定ユニットが伝送遅延を計算した後、第1のネットワーク装置が送信した第2のパケットを受信し、第2のパケットが第2のサービスフレームを含み、
設定ユニットが、第2のサービスフレームをメモリにバッファリングし、第2のサービスフレームのバッファリング時間を固定遅延から伝送遅延を減じたものに設定するように構成され、
時間判定ユニットが、バッファリング時間に到達したかどうかを判定するように構成され、
読み出しユニットが、時間判定ユニットがバッファリング時間に到達したと判定した場合に、RECのシステムクロックを読み出しクロックとして使用して、メモリから第2のサービスフレームを読み出し、かつ第2のサービスフレームをREに送信するように構成される
ようにさらに構成される。
上記のオプションの解決策では、本発明の本実施形態におけるネットワーク装置によって実装され得る追加的な機能については、方法実施形態における第2のネットワーク装置の追加的な機能の説明を参照されたく、ここでは細部を繰り返し説明しない。
加えて、上述の実施形態において提供されるネットワーク装置が時刻同期実行する場合、上述の機能モジュールを分割したものを説明のための例として使用する。実際の適用においては、上記各機能を、異なる機能モジュールに割り振り、要件に従って実装することができる、すなわち、ネットワーク装置の内部構造が上記の各機能の全部または一部を実装するための異なる機能モジュールに分割される。
任意選択で、本発明の一実施形態は、時刻同期システムをさらに提供する。図3に示す概略図を参照すると、本システムが、図7に示す第1のネットワーク装置と、図8に示す第2のネットワーク装置と、RECと、REと、を備える。第1のネットワーク装置がRECに接続され、第2のネットワーク装置がREに接続され、第1のネットワーク装置は、そのシステム時刻を第2のネットワーク装置のシステム時刻と同期した状態に保つ。
図4に示す方法に対応して、本発明の一実施形態は、第1のネットワーク装置500をさらに提供する。図9に示す概略図を参照すると、第1のネットワーク装置は、プロセッサ501と、メモリ502と、ネットワークインターフェース503と、バスシステム504と、を備え得る。
バスシステム504は、プロセッサ501、メモリ502、およびネットワークインターフェース503を接続するように構成される。
ネットワークインターフェース503は、装置と別のネットワーク装置との間の通信を実装するように構成される。ネットワークインターフェース503は、光送受信機、電気送受信機、無線送受信機、有線、またはこれらの任意の組み合わせを使用して実装され得る。例えば、光送受信機は、スモールフォームファクタプラガブル(英語:small form−factor pluggable transceiver、略称SFP)送受信機(英語:transceiver)、拡張スモールフォームファクタプラガブル(英語:enhanced small form−factor pluggable、略称SFP+)、または10ギガビットスモールフォームファクタプラガブル(英語:10 Gigabit small form−factor pluggable、略称XFP)送受信機であり得る。電気送受信機は、イーサネット(登録商標)(英語:Ethernet)ネットワークインターフェースコントローラ(英語:network interface controller、略称NIC)であり得る。無線送受信機は、無線ネットワークインターフェースコントローラ(英語:wireless network interface controller、略称WNIC)であり得る。
メモリ502は、プログラム命令とデータとを記憶するように構成される。メモリ502は、ランダムアクセスメモリ(英語:random−access memory、略称RAM)などの揮発性メモリ(英語:volatile memory)を含んでもよいし、メモリはまた、フラッシュメモリ(英語:flash memory)、ハードディスク(英語:hard disk drive、略称HDD)、またはソリッドステートディスク(英語:solid−state drive、略称SSD)などの不揮発性メモリ(英語:non−volatile memory)を含んでもよいし、メモリはまた、上記のタイプのメモリの組み合わせを含んでもよい。
プロセッサ501は、中央演算処理装置(英語:central processing unit、略称CPU)であってもよいし、CPUとハードウェアとの組み合わせであってもよい。上述のハードウェアチップは、以下、すなわち、特定用途向け集積回路(英語:application−specific integrated circuit、略称ASIC)フィールドプログラマブルゲート(英語:field−programmable gate array、略称FPGA)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(英語:complex programmable logic device、略称CPLD)、およびネットワークプロセッサ(英語:network processor、略称NP)のうちの1つまたは複数の組み合わせであってよい。プロセッサ501は、メモリ502に記憶されたプログラム命令およびデータを読み出すように構成されて、以下の動作、すなわち、
プロセッサによって、ネットワークインターフェースを使用して、RECが送信したサービスフレームを受信し、かつ第1のネットワーク装置のシステム時刻に従って、サービスフレームを受信した第1の時刻スタンプT1を記録するステップであって、サービスフレームがRECのシステムクロックを運ぶ、ステップと、
プロセッサによって、ネットワークインターフェースを使用して、パケットを第2のネットワーク装置に送信するステップであって、パケットは、サービスフレームと第1の時刻スタンプとを含み、パケットは、RECのシステムクロックと第1の時刻スタンプとを第2のネットワーク装置に通知するために使用される、ステップと、
を行う。
図9に示す第1のネットワーク装置実装の細部については、図4に示す方法実施形態の説明を参照されたく、ここでは細部を繰り返し説明しない。
図5に示す方法に対応して、本発明の一実施形態は、第2のネットワーク装置600をさらに提供する。図10に示す概略図を参照すると、第2のネットワーク装置は、プロセッサ601と、メモリ602と、ネットワークインターフェース603と、バスシステム604と、を備え得、
バスシステム604は、プロセッサ601、メモリ602、およびネットワークインターフェース603を接続するように構成され、
ネットワークインターフェース603は、装置と別のネットワーク装置との間の通信を実装するように構成され、
メモリ602は、プログラム命令とデータとを格納するように構成され、
プロセッサ601は、メモリ602に記憶されたプログラム命令およびデータを読み出すように構成されて、以下の動作、すなわち、
プロセッサによって、ネットワークインターフェースを使用して、第1のネットワーク装置が送信した第1のパケットを受信するステップであって、第1のパケットが、第1のサービスフレームと第1の時刻スタンプT1とを含み、第1のサービスフレームが、RECによって第1のネットワーク装置に送信され、第1のサービスフレームが、RECのシステムクロックを運び、第1の時刻スタンプが、第1のネットワーク装置が第1のサービスフレームを受信した時刻スタンプである、ステップと、
プロセッサによって、第1のパケットに従って、RECのシステムクロックを取得するステップと、
プロセッサによって、RECのシステムクロックに従って、第1のパケットから抽出された第1のサービスフレームをREに送信するステップと、
プロセッサによって、第2のネットワーク装置のシステム時刻に従って、第1のサービスフレームが送信された第2の時刻スタンプT2を記録するステップと、
プロセッサによって、第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置との間の伝送遅延T=T2−T1を判定するステップと、
を行う。
ネットワークインターフェース603、メモリ602、およびプロセッサ601の具体的な表現形態については、図9に示す第1のネットワーク装置の説明を参照されたく、ここでは細部を繰り返し説明しないことに留意されたい。
図10に示す第2のネットワーク装置実装の細部については、図5に示す方法実施形態の説明を参照されたく、ここでは細部を繰り返し説明しない。
実施方式の上記説明から、当業者であれば、汎用ハードウェアプラットフォームに加えてソフトウェアによって各実施形態における方法の一部または全部のステップを実施し得ることを明確に理解し得る。そうした理解に基づき、本発明の技術解決策を本質的に、または従来技術に寄与する部分をソフトウェア製品の形態で実現してよい。ソフトウェア製品は読み出し専用メモリ(英語:read−only memory、略称ROM)、RAM、磁気ディスク、または光ディスクなどの記憶媒体に記憶されてよく、(パーソナルコンピュータ、サーバ、もしくはメディアゲートウェイなどのネットワーク装置とすることができる)コンピュータデバイスに、本発明の各実施形態または各実施形態の一部で記述されている方法を実行するよう命令するためのいくつかの命令を含む。
本明細書における各実施形態は、漸進的な方式ですべて説明されており、実施形態における同じまたは同様の部分についてはこれらの実施形態を参照でき、各実施形態は他の実施形態との違いに焦点を当てていることに留意されたい。特に、ネットワーク装置およびシステムの実施形態は、方法の実施形態と基本的に同様であり、したがって、簡単に説明されており、関連する部分については、方法の実施形態における部分説明を参照できる。説明されたネットワーク装置実施形態は単なる例示にすぎない。別々の部品として記述されたユニットは物理的に分離している場合もそうでない場合もあり、ユニットとして表示された部品は、物理的ユニットである場合もそうでない場合もあり、一箇所に位置する場合もあり、複数のネットワークユニット上に分散される場合もある。モジュールの一部または全部を、各実施形態の解決策の目的を達成するための実際の必要に従って選択することもできる。当業者であれば、創造的努力がなくても、本発明の各実施形態を理解および実施できる。
上記の説明は、本発明の単なるオプションの実施形態であり、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。当業者であれば、本発明の原理から逸脱することなく特定の改善および向上をなし得るものであり、このような改善および向上は、本発明の保護範囲内に含まれるものとすることに留意されたい。
1 ネットワーク装置
2 ネットワーク装置
401 受信ユニット
402 記録ユニット
403 送信ユニット
500 第1のネットワーク装置
501 受信ユニット、プロセッサ
502 取得ユニット、メモリ
503 送信ユニット、ネットワークインターフェース
504 記録ユニット、バスシステム
505 遅延判定ユニット
600 第2のネットワーク装置
601 プロセッサ
602 メモリ
603 ネットワークインターフェース
604 バスシステム
f1 第1の周波数
f2 第2の周波数
f3 第3の周波数
T 伝送遅延
T1 第1の時刻スタンプ
T2 第2の時刻スタンプ
Ta,Tb,Tc,Td 遅延
T通信 通信遅延
Δf 周波数オフセット

Claims (13)

  1. 無線機器制御部(REC)と無線機器部(RE)との間の遅延が変わらないようにするための時刻同期方法であって、第1のネットワーク装置が前記RECに接続され、第2のネットワーク装置が前記REに接続され、前記第1のネットワーク装置は、前記第2のネットワーク装置とシステム時刻同期を保ち、前記方法は、
    前記第2のネットワーク装置によって、前記第1のネットワーク装置が送信した第1のパケットを受信するステップであって、前記第1のパケットが、第1のサービスフレームと第1の時刻スタンプT1とを含み、前記第1のサービスフレームが、前記RECによって前記第1のネットワーク装置に送信され、前記第1のサービスフレームが、前記RECのシステムクロックを運び、前記第1の時刻スタンプが、前記第1のネットワーク装置が前記第1のサービスフレームを受信した時刻スタンプである、ステップと、
    前記第2のネットワーク装置によって、前記第1のパケットに従って、前記RECの前記システムクロックを取得するステップと、
    前記第2のネットワーク装置によって、前記RECの前記システムクロックに従って、前記第1のパケットから抽出された前記第1のサービスフレームを前記REに送信するステップと、
    前記第2のネットワーク装置によって、前記第2のネットワーク装置のシステム時刻に従って、前記第1のサービスフレームが前記第2のネットワーク装置によって送信された第2の時刻スタンプT2を記録するステップと、
    前記第2のネットワーク装置によって、前記第1のネットワーク装置と前記第2のネットワーク装置との間の伝送遅延T=T2−T1を判定するステップと、
    前記第2のネットワーク装置によって、前記第1のネットワーク装置が送信した第2のパケットを受信するステップであって、前記第2のパケットが、第2のサービスフレームを含む、ステップと、
    前記第2のネットワーク装置によって、前記第2のサービスフレームをメモリにバッファリングし、前記第2のサービスフレームのバッファリング時間を固定遅延から前記伝送遅延を減じたものに設定する、ステップと、
    前記第2のネットワーク装置によって、前記バッファリング時間に到達したと判定するステップと、
    前記第2のネットワーク装置によって、前記RECの前記システムクロックを読み出しクロックとして使用して、前記メモリから前記第2のサービスフレームを読み出し、かつ前記第2のサービスフレームを前記REに送信する、ステップと、
    を含む、時刻同期方法。
  2. 前記第1のネットワーク装置が、前記第2のネットワーク装置とシステムクロック同期を保、前記第1のパケットは、周波数オフセットをさらに含み、前記周波数オフセットは、前記第1のネットワーク装置のシステムクロックと前記RECの前記システムクロックとに基づいて計算され、前記第2のネットワーク装置によって、前記第1のパケットに従って、前記RECの前記システムクロックを取得する、前記ステップが、
    前記第2のネットワーク装置によって、前記第1のパケットから前記周波数オフセットを抽出するステップと、
    前記第2のネットワーク装置によって、前記第2のネットワーク装置のシステムクロックと前記周波数オフセットとに従って、前記RECの前記システムクロックを計算するステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のネットワーク装置によって、前記RECの前記システムクロックに従って、前記第1のパケットから抽出された前記第1のサービスフレームを前記REに送信する、前記ステップが、
    前記第2のネットワーク装置によって、前記第1のパケットから抽出された前記第1のサービスフレームを前記メモリにバッファリングするステップと、
    前記第2のネットワーク装置によって、前記RECの前記システムクロックを読み出しクロックとして使用して、前記メモリから前記第1のサービスフレームを読み出し、かつ前記第1のサービスフレームを前記REに送信するステップであって、前記メモリにおける前記第1のサービスフレームのバッファリング時間がゼロである、ステップと、
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 無線機器制御部(REC)と無線機器部(RE)との間の遅延が変わらないようにするためのネットワーク装置であって、前記ネットワーク装置は、第2のネットワーク装置であり、前記第2のネットワーク装置は、前記REに接続され、前記第2のネットワーク装置は、第1のネットワーク装置とシステム時刻同期を保ち、前記第1のネットワーク装置は、前記RECに接続され、前記第2のネットワーク装置は、
    前記第1のネットワーク装置が送信した第1のパケットを受信するように構成された受信ユニットであって、前記第1のパケットが、第1のサービスフレームと第1の時刻スタンプT1とを含み、前記第1のサービスフレームが、前記RECによって前記第1のネットワーク装置に送信され、前記第1のサービスフレームが、前記RECのシステムクロックを運び、前記第1の時刻スタンプが、前記第1のネットワーク装置が前記第1のサービスフレームを受信した時刻スタンプである、受信ユニットと、
    前記第1のパケットに従って、前記RECの前記システムクロックを取得するように構成された取得ユニットと、
    前記取得ユニットが取得した前記RECの前記システムクロックに従って、前記第1のパケットから抽出された前記第1のサービスフレームを前記REに送信するように構成された送信ユニットと、
    前記第2のネットワーク装置のシステム時刻に従って、前記送信ユニットが前記第1のサービスフレームを送信した第2の時刻スタンプT2を記録するように構成された記録ユニットと、
    前記第1のネットワーク装置と前記第2のネットワーク装置との間の伝送遅延T=T2−T1を判定するように構成された遅延判定ユニットと、
    を備え
    前記受信ユニットは、前記遅延判定ユニットが前記伝送遅延を判定した後、前記第1のネットワーク装置が送信した第2のパケットを受信するようにさらに構成され、前記第2のパケットが第2のサービスフレームを含み、かつ前記第2のネットワーク装置は、
    前記第2のサービスフレームをメモリにバッファリングし、前記第2のサービスフレームのバッファリング時間を固定遅延から前記伝送遅延を減じたものに設定するように構成された設定ユニットと、
    前記バッファリング時間に到達したと判定するように構成された時間判定ユニットと、
    前記RECの前記システムクロックを読み出しクロックとして使用して、前記メモリから前記第2のサービスフレームを読み出し、かつ前記第2のサービスフレームを前記REに送信するように構成された読み出しユニットと
    をさらに備える、ネットワーク装置。
  5. 前記第1のネットワーク装置が、前記第2のネットワーク装置とシステムクロック同期を保、前記第1のパケットは、周波数オフセットをさらに含み、前記周波数オフセットは、前記第1のネットワーク装置のシステムクロックと前記RECの前記システムクロックとに基づいて計算され、前記取得ユニットは、
    前記受信ユニットが受信した前記第1のパケットから前記周波数オフセットを抽出するように構成された抽出ユニットと、
    前記第2のネットワーク装置のシステムクロックと前記周波数オフセットとに従って、前記RECの前記システムクロックを計算するように構成された計算ユニットと、
    を備える、請求項4に記載のネットワーク装置。
  6. 前記送信ユニットは、
    前記第1のパケットから抽出された前記第1のサービスフレームを前記メモリにバッファリングするように構成されたバッファリングユニットと、
    前記RECの前記システムクロックを読み出しクロックとして使用して、前記メモリから前記第1のサービスフレームを読み出し、かつ前記第1のサービスフレームを前記REに送信するように構成された送信サブユニットであって、前記メモリにおける前記第1のサービスフレームのバッファリング時間がゼロである、送信サブユニットと、
    を含む、請求項4または5に記載のネットワーク装置。
  7. 無線機器制御部(REC)と無線機器部(RE)との間の遅延が変わらないようにするための時刻同期方法であって、第1のネットワーク装置が前記RECに接続され、第2のネットワーク装置が前記REに接続され、前記第1のネットワーク装置は、前記第2のネットワーク装置とシステム時刻同期を保ち、前記方法は、
    前記第1のネットワーク装置によって、前記RECが送信したサービスフレームを受信し、かつ前記第1のネットワーク装置のシステム時刻に従って、前記サービスフレームを受信した第1の時刻スタンプT1を記録するステップであって、前記サービスフレームが前記RECのシステムクロックを運ぶ、ステップと、
    前記第1のネットワーク装置によって、パケットを前記第2のネットワーク装置に送信するステップであって、前記パケットは、前記サービスフレームと前記第1の時刻スタンプとを含み、前記パケットは、前記RECの前記システムクロックと前記第1の時刻スタンプとを前記第2のネットワーク装置に通知するために使用される、ステップと、
    を含み、
    前記第1のネットワーク装置は、前記第2のネットワーク装置とシステムクロック同期を保ち、前記第1のネットワーク装置によって、前記RECが送信したサービスフレームを受信する、前記ステップの後、前記方法は、
    前記第1のネットワーク装置によって、前記サービスフレームから前記RECの前記システムクロックを抽出するステップと、
    前記第1のネットワーク装置によって、前記第1のネットワーク装置のシステムクロックと前記RECの前記システムクロックとに従って、周波数オフセットを計算するステップであって、
    対応して、前記第1のネットワーク装置が前記第2のネットワーク装置に送信した前記パケットが、前記サービスフレームと前記第1の時刻スタンプと前記周波数オフセットとを含む、ステップと、
    をさらに含む、時刻同期方法。
  8. 無線機器制御部(REC)と無線機器部(RE)との間の遅延が変わらないようにするためのネットワーク装置であって、前記ネットワーク装置は、第1のネットワーク装置であり、前記第1のネットワーク装置は、前記RECに接続され、前記第1のネットワーク装置は、第2のネットワーク装置とシステム時刻同期を保ち、前記第2のネットワーク装置は、前記REに接続され、前記第1のネットワーク装置は、
    前記RECが送信したサービスフレームを受信するように構成された受信ユニットであって、前記サービスフレームが前記RECのシステムクロックを運ぶ、受信ユニットと、
    前記受信ユニットが前記サービスフレームを受信した場合に、前記第1のネットワーク装置のシステム時刻に従って、前記サービスフレームが受信された第1の時刻スタンプT1を記録するように構成された記録ユニットと、
    パケットを前記第2のネットワーク装置に送信するように構成された送信ユニットであって、前記パケットは、前記サービスフレームと前記第1の時刻スタンプとを含み、前記パケットは、前記RECの前記システムクロックと前記第1の時刻スタンプとを前記第2のネットワーク装置に通知するために使用される、送信ユニットと、
    を備え、
    前記第1のネットワーク装置は、前記第2のネットワーク装置とシステムクロック同期を保ち、前記第1のネットワーク装置は、
    前記受信ユニットが前記サービスフレームを受信した後、前記サービスフレームから前記RECの前記システムクロックを抽出するように構成された抽出ユニットと、
    前記第1のネットワーク装置のシステムクロックと前記RECの前記システムクロックとに従って、周波数オフセットを計算するように構成された計算ユニットであって、
    対応して、前記送信ユニットが前記第2のネットワーク装置に送信した前記パケットが、前記サービスフレームと前記第1の時刻スタンプと前記周波数オフセットとを含む、計算ユニットと、
    をさらに備える、ネットワーク装置。
  9. 時刻同期システムであって、前記システムが、請求項8に記載の第1のネットワーク装置と、請求項4から6のいずれか一項に記載の第2のネットワーク装置と、無線機器制御部(REC)と、無線機器部(RE)と、を備え、
    前記第1のネットワーク装置が前記RECに接続され、前記第2のネットワーク装置が前記REに接続され、前記第1のネットワーク装置は、前記第2のネットワーク装置とシステム時刻同期を保つ、時刻同期システム。
  10. コンピュータによって実行されたときに、請求項1から3および7のいずれか一項に記載の方法を前記コンピュータに行わせる命令を含む、コンピュータ可読記憶媒体。
  11. コンピュータによって実行されたときに、請求項1から3および7のいずれか一項に記載の方法を前記コンピュータに行わせる命令を含む、プログラム。
  12. 第2のネットワーク装置であって、前記第2のネットワーク装置が無線機器部(RE)に接続され、前記第2のネットワーク装置は、第1のネットワーク装置とシステム時刻同期を保ち、前記第1のネットワーク装置は、無線機器制御部(REC)に接続され、かつ前記第2のネットワーク装置は、プロセッサとメモリとを備え、
    前記メモリは、プログラム命令とデータとを格納するように構成され、
    前記プロセッサは、前記メモリに記憶された前記プログラム命令およびデータを読み出し、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法を行うように構成された、第2のネットワーク装置。
  13. 第1のネットワーク装置であって、前記第1のネットワーク装置は、無線機器制御部(REC)に接続され、前記第1のネットワーク装置は、第2のネットワーク装置とシステム時刻同期を保ち、前記第2のネットワーク装置は、無線機器部(RE)に接続され、かつ前記第1のネットワーク装置は、プロセッサとメモリとを備え、
    前記メモリは、プログラム命令とデータとを格納するように構成され、
    前記プロセッサは、前記メモリに記憶された前記プログラム命令およびデータを読み出し、請求項7に記載の方法を行うように構成された、第1のネットワーク装置。
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