JP6496292B2 - テスタのドライブおよび測定能力を広げる方法 - Google Patents

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Description

1つまたは複数の電子デバイスを試験するための試験システムが知られている。例えば、半導体ダイを試験するための試験システムが知られている。そのような試験システムは、1つまたは複数の電子デバイスに試験データを供給し、次いでその試験データに対するその電子デバイスの応答を評価することができる。電子デバイスに対して様々なタイプの試験を行うことができる。そのような試験の例としては、DC(直流)試験、機能試験などがある。
直流(「DC」)試験は一般に、電子デバイスの1つまたは複数のDC特性を測定するものである。例えば、DC試験は、半導体ダイの端子(例えばボンドパッド)の漏れ電流を測定することができる。半導体ダイに対して一般的に行われるDC試験の他の例としては、端子での開回路故障(open circuit fault)の試験および端子での短絡故障(short circuit fault)の試験があるが、この限りでない。
機能試験は一般に、電子デバイスを動作させるものである。機能試験は、装置の部分的動作に限定されうる。例えば、いくつかの試験状況では、電子デバイスの試験は、電子デバイスの全動作範囲未満に対して行われる。例えば、電子デバイスの選択された機能だけが試験され、および/または電子デバイスはその全動作速度未満で試験される。一部の試験状況では、電子デバイスの全動作範囲にわたって機能試験を行うか、またはデバイスの全動作速度で試験を行うことが望ましい。
本発明のいくつかの実施形態では、プローブカードアセンブリが、テスタから電子デバイスを試験するため試験信号を受け取るように構成されうるインタフェースを備えることができる。プローブカードアセンブリは、電子デバイスと接触するためのプローブと、試験信号をプローブにドライブするための電子ドライバ回路とをさらに備えることができる。
本発明のいくつかの実施形態による例示的な試験システムを示す図である。 図1の試験システムの簡略ブロック図である。 本発明のいくつかの実施形態による、図1の試験システムの共用ドライバブロックと電源ブロックの例示的な構成を示す図である。 本発明のいくつかの実施形態による共用ドライバモジュールの例示的な構成を示す図である。 本発明のいくつかの実施形態による共用ドライバモジュールの例示的な構成を示す図である。 本発明のいくつかの実施形態による共用ドライバモジュールの例示的な構成を示す図である。 本発明のいくつかの実施形態による電源モジュールの例示的な構成を示す図である。 本発明のいくつかの実施形態による電源モジュールの別の例示的な構成を示す図である。 本発明のいくつかの実施形態による、DUT端子での漏れ電流を測定するための例示的なプロセスを示す図である。 本発明のいくつかの実施形態による、被試験デバイスすなわちDUTの端子を開回路故障について試験するための例示的なプロセスを示す図である。 本発明のいくつかの実施形態による、DUTの端子を短絡故障について試験するための例示的なプロセスを示す図である。 本発明のいくつかの実施形態による例示的なプローブカードアセンブリの側面図である。 図12のプローブカードアセンブリの下面図である。
本明細書は、本発明の例示的な実施形態および応用例について説明する。しかし、本発明は、これらの例示的な実施形態および応用例に、あるいはその例示的な実施形態および応用例が機能するかまたは本明細書に記載される態様に限定されるものではない。さらに、各図は、簡略図または部分図を示す場合があり、図中の要素の寸法は、明瞭にするために誇張されるかまたは原寸に比例していない場合がある。さらに、「上(on)」という用語が本明細書に使用されている場合、1つの物体(例えば材料、層、基板など)が、その1つの物体が他の物体の直上にあるかどうか、あるいはその1つの物体と他の物体との間に1つまたは複数の介在物があるかどうかにかかわらず、別の物体「上」にあるものとすることができる。また、方向(例えば、「x」、「y」、「z」、上方(above)、下方(below)、上面(top)、下面(bottom)、側面(side)など)が与えられた場合、それらは、相対的なものであるとともに、単に例としてかつ説明および検討を簡単にするために与えられ、限定するためのものではない。
図1は、本発明のいくつかの実施形態による、複数の電子デバイスを試験するように構成された例示的な試験システム100を示す。試験されるべき電子デバイスは、個片化されていない半導体ウェハの半導体ダイ、(パッケージ化されたまたはパッケージ化されていない)ウェハから個片化された半導体ダイ、キャリアまたは他の保持装置内に配置された1つまたは複数の個片化ダイアレイ、マルチダイ電子回路モジュール(multi-die electronics module)、プリント回路板、または他のタイプの電子デバイスを含むことができる。(以下では、試験されている電子デバイスは、タイプが何であれ、被試験デバイスまたは「DUT」と称される。)
図のように、試験システム100は、DUT120の試験を制御するように構成されたテスタ102を含むことができる。テスタ102は、1つまたは複数のコンピュータを含むことができるものであり、DUT120に入力される試験データを生成するとともに、その試験データに応答してDUT120によって出力された応答データを受け取ることができる。テスタ102は、応答データを評価して、DUT120が試験に合格するかどうかを決定することおよび/またはDUT120を評価することができる。
やはり図1に示されているように、試験システム100は、プローバ(prober)122を含むことができ、プローバ122は、DUT120を保持するためのステージ130を有する可動チャック124が配置された内部チャンバ132を有する箱形構造とすることができる。(切抜き121は、チャンバ132内の部分図を提供する。)チャック124は、「x」方向、「y」方向、および「z」方向に移動することができ、また「x」軸および「y」軸を中心に傾斜するとともに、「z」軸を中心に回転することもできる。プローバ122はヘッドプレート112を含むことができ、ヘッドプレート112は固体で剛性の板構造体とすることができる。ヘッドプレート112はインサートリング110を含むことができ、インサートリング110には、複数のプローブ136を備えるプローブカードアセンブリ134を取り付けることができる(例えばボルト止めすることができる)。使用時に、可動チャック124は、DUT120の端子118をプローブ136に合わせることができる。次いで、チャック124は、端子118を移動させてプローブ136と接触させ、それによってプローブ136とDUT120の端子118との間に電気接続部を形成することができる。端子118は、入力端子、出力端子、電力端子、接地端子、および他の端子を含むことができる。
プローブ136は、弾性の導電性構造体とすることができる。適切なプローブ136の非限定的な例としては、米国特許第5,476,211号、米国特許第5,917,707号および米国特許第6,336,269号に記載されているような弾性材料で上塗りされたプローブカードアセンブリ134上の導電端子(図示せず)に接合された心線で形成された複合構造がある。プローブ136は、あるいは、米国特許第5,994,152号、米国特許第6,033,935号、米国特許第6,255,126号、米国特許第6,945,827号、米国特許出願公開第2001/0044225号、および米国特許出願公開第2004/0016119号に記載されているばね要素などのリソグラフィで形成された構造とすることができる。プローブ136の他の非限定的な例が、米国特許第6,827,584号、米国特許第6,640,432号、米国特許第6,441,315号、および米国特許出願公開第2001/0012739号に開示されている。プローブ136の他の非限定的な例としては、導電性ポゴピン、バンプ、スタッド、スタンプばね、ニードル、座屈ビームなどがある。
通信ケーブル104、試験ヘッド101、および電気接続部108(例えば電線や導電性ポゴピンなど)が、テスタ102とプローブカードアセンブリ134との間に複数の通信チャネル180(図2参照)を形成することができる。後で分かるように、通信チャネル180は、テスタ102からプローブカードアセンブリ134に供給されるべきデータ(例えば試験データや制御データなど)およびプローブカードアセンブリ134からテスタ102に供給されるべきデータ(例えばDUT120によって出力される応答データ、制御データ、状態データなど)のためのデータ経路を提供することができる。他の電気信号のうちでとりわけ電力および接地もまた、通信ケーブル104、試験ヘッド101、および接続部108で形成された通信チャネル180を介して供給されうる。通信ケーブル104は、無線通信機器などの他のデータ通信手段に置き換えることができる。
図2に示されているように、通信チャネル180は、プローブカードアセンブリ134上の電気コネクタ160に接続されうる。コネクタ160は、通信チャネル180に電気的インタフェースを提供することができる。コネクタ160は、試験ヘッド101からの接続部108と電気的に接続するための任意の電気部品とすることができる。(図1参照)例えば、接続部108が導電性ポゴピンである場合、コネクタ160は、ポゴピンが押し付けられてポゴピンとパッドの間に電気接続部を形成することができるパッドとすることができる。別の実施例としては、接続部108は、ゼロ挿入力(「ZIF」)電気コネクタを含むことができ、コネクタ160も同様に、互換性のあるZIFコネクタを含むことができる。
後で分かるように、試験データをテスタ102からDUT120に供給するように構成された通信チャネル180は、共用ドライバブロック152に接続することができ、共用ドライバブロック152は、1つのそのような通信チャネル180を、DUT120の入力端子118と接触するように構成された複数のプローブ136に電気的に接続させるように構成することができる。したがって、共用ドライバブロック152は、テスタ102から1つのDUT120を試験するために生成された試験データを受け取りかつその試験データを複数のDUT120に供給するように構成することができる。試験データに応答してDUT120によって出力された応答データを生成するように構成された通信チャネル180は、他のプローブ136(例えば、DUT120の出力端子118と接触するように構成されたプローブ)に電気的に接続することができる。さらに、電源ブロック154は、後で分かるようにDUT120に電力を供給するように構成されうるものであり、他のプローブ136(例えばDUT120の電力端子および接地端子118と接触するように構成されたプローブ136)に電気的に接続することができる。
上述のように、共用ドライバブロック152は、テスタ102から第1の数「N」のDUT120を試験するための試験データを受け取りかつその試験データをさらに大きい第2の数「M」のDUT120に供給することができる。例えば、Mは、Nの整数倍数(例えば2、3、4、5、10、20、50、もしくはそれより大きい数、またはそれらの間の数)とすることができる。したがって、共用ドライバブロック152は、テスタ102が試験のために設計されるよりも多くのDUT120がプローバ122内で試験されるように、テスタ102の試験能力を広げることができる。やはり上述のように、電源ブロック154は、「M」個のDUT120に電力を供給することができ、DUT120のDC試験を可能にすることもできる。
図3は、本発明のいくつかの実施形態による共用ドライバブロック152と電源ブロック154の例示的な構成を示す。図3には、共用ドライバブロック152および電源ブロック154を使用して試験されるべき5つのDUT120の部分図も示されている。図3に示されているDUT120の部分図では、端子118のうちの3つが入力端子222とすることができ、端子118のうちの2つが電力端子224とすることができる。入力端子222および電力端子224は、各DUT120上の端子118(図1および2参照)のサブセットとすることができる。すなわち、各DUT120は、出力端子、追加の入力端子および追加の電力端子を含む追加の端子(図3には示されていない)を有することができる。
図示されているように、図3に示されている共用ドライバブロック152の例示的な構成は、3つの共用ドライバモジュール240を含み、共用ドライバモジュール240は、各DUT120上の各入力端子222に対して1つである。共用ドライバブロック152の他の構成では、より多いまたはより少ない共用ドライバモジュール240を含むことができる。ある構成では、試験されているDUT120上の各入力端子に対して1つの共用ドライバモジュール240を設けることができる。
やはり図示されているように、図3に示されている電源ブロック154の例示的な構成は、5つの電源モジュール210を含むことができる。電源ブロック154の他の構成では、より多いまたはより少ない電源モジュール210を含むことができ、ある構成では、試験されている各DUT120に対して1つの電源モジュール210を設けることができる。
図4は、本発明のいくつかの実施形態による共用ドライバモジュール240の例示的な構成を示す。図のように、各共用ドライバモジュール240は、ドライバ回路244を含むことができる。ドライバ回路244の入力線242は、コネクタ160を介してテスタ102からの通信チャネル180と接続することができ(図2参照)、ドライバ回路244は、入力線242を介して受け取られた信号を、複数の伝送線路248の下方へ複数のDUT120の入力端子222と接触する複数のプローブ136に送り込む(drive)ことができる。したがって、各共用ドライバブロック240は、1つの通信チャネル180から試験データを受け取るとともに、その試験データを複数のDUT120に分配することができる。図4に示されている例では、入力線242を介して受け取られたかかる試験データは、5つのDUT120に分配されるが、かかる試験データは、例えばより多いまたはより少ない伝送線路248をドライブするドライバ244を構成することにより、5つより多いまたは少ないDUTに分配されうる。
引き続き図4を参照すると、複数の制御信号352、354、356、358(4つの制御信号が示されているが、それより多いまたは少ない制御信号も使用されうる)が、ドライバ244の動作を制御するために供給されうる。1つのそのような制御信号は、ドライバ244のタイミングを制御することができるタイミング制御信号352とすることができる。例えば、タイミング制御信号352は、ドライバ244から伝送線路248への信号の出力をトリガすることができる。タイミング制御信号352は、任意の適当な信号とすることができる。例えば、タイミング制御信号352は、ドライバ244の出力を簡単にアクティブにする(例えばイネーブルにする)ことができる。別の例としては、タイミング制御信号352は、特定のイベント(例えば、主クロック信号(図示せず)の立上りエッジや立下りエッジなどのフィーチャ)からの遅延を表すことができる。他の例示的な制御信号は、電圧ハイ制御信号354および電圧ロー制御信号356を含むことができ、電圧ハイ制御信号354および電圧ロー制御信号356はそれぞれ、ドライバ244によって出力された論理ハイ信号の電圧レベル、およびドライバ244によって出力された論理ロー信号の電圧レベルを指定することができる。(「ハイ」および「ロー」は、2つの可能なデジタル信号レベルを意味する。)制御信号358は、ドライバ244に供給されうる他の種々雑多な制御信号を表す。
タイミング制御信号352、ハイ制御信号354、ロー制御信号356、および他の制御信号358は、テスタ102によって生成され、通信チャネル180を介してドライバ244に供給されうる。あるいは、タイミング制御信号352、ハイ制御信号354、ロー制御信号356、および他の制御信号358のうちの1つまたは複数が、プローブカードアセンブリ134上に配置されたメモリ(図示せず)に保存されたデジタルデータに対応することができる。DUT120を試験する前に、テスタ102は、通信チャネル180のうちの1つまたは複数を使用して、制御データをメモリ(図示せず)に書き込むことができる。あるいは、制御データは、テスタ102以外のソースからメモリ(図示せず)に書き込むこともできる。
周知のように、入力端子222での障害により、伝送線路248に沿って電圧が降下して、障害を有する端子222となりうる。図4に示されているように、フィードバック制御ループ314が、伝送線路248のうちの1つまたは複数に沿って電圧を監視するとともに、ドライバ244にフィードバックすることができる。(図4(ならびに図5および図6)には1つのループ314しか示されていないが、フィードバック制御ループ314は、それぞれの伝送線路248からドライバ244まで設けることができる。)ドライバ244は、ドライバ244にフィードバックされた電圧レベルが所定のレベル未満に降下した場合に、伝送線路248上でドライブされる信号の電圧レベルを増大させるように構成されうる。フィードバック制御ループ314で実施されうるそのようなフィードバック制御ループの例示的な実施に関する追加の情報が、米国特許第6,812,691号に開示されている。
分離抵抗器322は、同じドライバ244によってドライブされ、したがって互いに電気的に接続されるプローブ136間の電気的分離の指標を提供することができ。例えば、図4に示されている5つプローブ136のうちの1つが、地絡故障(short-to-ground fault)(すなわち端子222が接地に短絡される)を有するDUTの入力端子222と接触した場合、すべてのプローブ136が互いに電気的に接続されているため、図4に示されているプローブ136のすべてがグランドの方へ引っ張られる傾向となりうる。したがって、図4に示されている5つのプローブ136によって接触させられたDUT120のうちのただ1つにおける地絡故障が、5つのプローブ136のすべてにおいてグランドレベル電圧を示すので、実際にはDUT120のうちの1つしか不良でないときに、5つのプローブ136によって接触させられた5つのDUT120のすべてを不良として試験することになりうる。分離抵抗器322は各プローブ136にある程度の電気的分離を提供するため、分離抵抗器322は、故障の中でもとりわけ1つのプローブ136での地絡故障が、他のプローブ136に悪影響を及ぼさないようにすることができる。抵抗器322の適切な大きさは、システムとシステムに使用される電圧レベルとに依存しうる。
概して言えば、抵抗器322は、ドライバ244がハイ論理レベルを出力している間にプローブ136のうちの1つが地絡している端子222と接触した場合でも、他のプローブ136がシステムの仕様によるハイ論理レベルの電圧と見なされるのに十分な電圧を維持するような大きさにされるべきである。周知のように、分離抵抗器322はまた、伝送線路の一般によく知られる挙動に従って、共用ドライバモジュール240内で(例えばドライバ244の出力インピーダンス316と)インピーダンス整合するような大きさにされるべきである。しかし、概して言えば、1つのドライバ244によってドライブされる伝送線路248の数が増大するほど、ドライバ244の出力インピーダンス316と整合するインピーダンスを達成するために、各分離抵抗器322に必要な抵抗も増大する。
しかし、各抵抗器322の抵抗が増大するほど、DUT120の端子222での周波数応答が低下する。すなわち、抵抗器322の抵抗が増大するほど、試験信号が共用ドライバモジュール240を介してDUT120に供給されうる周波数が低下する。これは、相補型金属酸化膜半導体(「CMOS」)技術または類似の技術を用いて製作されたDUT120について特に言えることである。周知のように、CMOS DUT120の入力端子222は、簡略化した形でコンデンサとして電気的にモデル化されうる。したがって、各プローブ136がCMOS DUT120の端子222と接触した状態では、上昇時間(端子222をロー論理レベルからハイ論理レベルに切り替えるのに必要な時間に関係する)、降下時間(端子222をハイ論理レベルからロー論理レベルに切り替えるのに必要な時間に関係する)、および各伝送線路248の周波数応答はすべて、各分離抵抗器322の値の影響を受ける。したがって、分離抵抗器322の抵抗が増大するほど、CMOS端子222をロー論理からハイ論理に切り替えるのに必要な上昇時間が長くなり、CMOS端子222をハイ論理からロー論理に切り替えるのに必要な降下時間も長くなり、CMOS端子222の静電容量(図示せず)と直列の分離抵抗器322によって形成されたフィルタのカットオフ周波数が低下する。したがって、各分離抵抗器322の抵抗が小さくなるほど、共用ドライバモジュール240の周波数応答が改善する。言い換えれば、各分離抵抗器322の抵抗Rが小さくなるほど、DUT120が試験されうる周波数が高くなる。
分離抵抗器322の全実効抵抗がドライバ244の出力インピーダンス316と同じまたはほぼ同じである場合、次の式で分離抵抗器322の抵抗の選択を決定することができる。R=R*N、ただし、Rは各分離抵抗器322の抵抗値であり、Rはドライバ244の出力インピーダンス316であり、Nはドライバ244によってドライブされる分離抵抗器322の総数であり、*は乗算を意味する。したがって、各分離抵抗器322の抵抗Rは、ドライバ244の出力インピーダンスR316と分離抵抗器322の総数Nの積に等しく(またはほぼ等しく)することができる。
したがって、ドライバ244の出力インピーダンス316が50オームである場合、各分離抵抗器322の抵抗Rは下表の通りである。
表から分かるように、各分離抵抗器322の抵抗Rは、ドライバ244によってドライブされる抵抗器322の数Nが増加するにつれて、著しく増大する。もちろん、対応する上昇時間および降下時間の増大、ならびに各分離抵抗器322とプローブ136が電気的に接続されている端子222の静電容量とで形成されたローパスフィルタの対応するカットオフ周波数の減少がある。したがって、図4に示されている構成の周波数応答は、伝送線路248の数、したがって分離抵抗器322の数Nが増大するにつれて、著しく低下する。Nは、分離抵抗器322の数を意味するだけでなく、ドライバ244によってドライブされる伝送線路248の数、したがってテスタ102(図1および図2参照)によって生成された試験データを使用して1つのDUTに対して試験されうるDUT120の数をも意味しうることに留意されたい。
ドライバ244の出力インピーダンス316に対してより小さい値を選択することにより、プローブカード134の周波数応答は、ドライバ244によってドライブされる伝送線路248の数、したがって1つのDUTを試験するためにテスタ102(図1および図2参照)によって生成された試験データを使用して並行して試験されうるDUT120の数を増大させながらも、改善することができる。例えば、ドライバ244の出力インピーダンス316が50オームから30オームに減少した場合、各分離抵抗器322の抵抗値Rを下表の通りとすることができる。
別の実施例としては、ドライバ244の出力インピーダンス316がさらに20オームに減少した場合、各分離抵抗器322の抵抗値Rを下表の通りとすることができる。
別の実施例としては、ドライバ244の出力インピーダンス316が10オームである場合、各分離抵抗器322の抵抗値Rを下表の通りとすることができる。
別の実施例としては、ドライバ244の出力インピーダンス316がさらに5オームに減少した場合、各分離抵抗器322の抵抗値Rを下表の通りとすることができる。
別の実施例としては、ドライバ244の出力インピーダンス316がさらに1オームに減少した場合、各分離抵抗器322の抵抗値Rを下表の通りとすることができる。
表から分かるように、ドライバ244の出力インピーダンス316を低減することにより、分離抵抗器322の抵抗Rは、分離抵抗器322の全実効抵抗とドライバ244のインピーダンス316とを整合またはほぼ整合させながら減少することができる。また、各分離抵抗器322とDUT120の端子222の静電容量とで形成された抵抗器−コンデンサ直列回路の上昇時間および降下時間は、分離抵抗器322の抵抗RとDUT120の入力端子222の静電容量との積に比例するため、分離抵抗器322の抵抗Rを減少させることにより上昇時間および降下時間を減少させ、それによって信号がDUT120に入力されうる周波数を増大させる。したがって、ドライバ244の出力インピーダンス316を低減することにより、試験データが共用ドライバモジュール240を介してDUT120に供給されうる周波数を増大させる。
図1および2に示されているように、共用ドライバモジュール240は、プローブカードアセンブリ134上に位置することができることに留意されたい。したがって、ドライバ244は、プローブ136に近接して位置することができる。例えば、ドライバ244は一般に、プローブ136から少なくとも12インチ(30.5cm)以内に位置し、多くの場合、プローブ136にさらに近接して(例えば、10インチ(25.4cm)、8インチ(20.3cm)、6インチ(15.2cm)、4インチ(10.2cm)、2インチ(5.1cm)、またはさらに近接して)位置することができる。実際には、プローブ136からドライバ244までの距離は、通信チャネル180の長さに比べて短くすることができ、それによって信号がドライバ244によってプローブ136に送り込まれうる周波数を増大させることができる。
ドライバ244がプローブ136に十分近接して位置する場合、典型的にはプローブが取り付けられているプローブカードアセンブリ上にドライバ244が位置する場合のように、伝送線路248の特性インピーダンスZは無視することができ、ドライバ244の出力インピーダンス316は、概略的に上述したように、分離抵抗器322に対する大きさにすることができる。したがって、図4内の伝送線路248の特性インピーダンスZを無視すると、ドライバ244の出力インピーダンス316は次式になるように製作または選択されうる。R=R/N、ただし、Rはドライバ244の出力インピーダンス316であり、Rは各分離抵抗器322の抵抗値であり、Nは分離抵抗器322の総数であり、*は乗算を意味する。(上記は、各分離抵抗器322の抵抗値が同じまたはほぼ同じであるものとする。)したがって、ドライバ244の出力インピーダンス316は、分離抵抗器322のうちの1つの抵抗値が分離抵抗器の数で除された値になるように製作または選択されうる。
既述のように、上記計算は、ドライバ244によって伝送線路248の下方へ送り込まれる信号に対する伝送線路248の特定インピーダンスZの影響が無視できるほどわずかであるという前提に基づいている。概して言えば、伝送線路の下方へ送り込まれる信号の質および完全性に対する伝送線路248の特性インピーダンスZの影響は、ドライバ244とドライバ244によってドライブされる各プローブ136との間の最も長い信号経路の長さが、ドライバ244がプローブ136に向けて伝送線路248の下方へ信号を送り込むときの最大周波数に対応する波長の長さの約十分の1未満である場合に、無視することができる。言い換えれば、共用ドライバモジュール240の最大動作周波数に対応する波長とドライバ244によってドライブされるドライバ244からプローブ136までの最長信号経路との比が少なくとも約10である限り、伝送線路248の特性インピーダンスZは、信号にあまり影響を及ぼすことはなく、伝送線路248の特性インピーダンスZは無視することができ、信号劣化は少ないかまたは皆無である。いくらかの信号劣化が許容されうる場合、伝送線路248の特性インピーダンスZは、共用ドライバモジュール240の最大動作周波数に対応する波長とドライバ244からプローブ136までの最長信号経路との比が小さくなった場合でも無視することができる。例えば、特定のシステムにおける信号劣化に対する許容度に応じて、伝送線路248の特性インピーダンスZは、比が5かあるいは5未満の場合に無視されうる。
したがって、波長が少なくともドライバ244とプローブ136の間の信号経路の長さの閾値倍数である周波数で、共用ドライバモジュール240を動作させることにより、伝送線路248の特性インピーダンスZの影響を無視することができる。この閾値は、伝送線路248およびプローブ136上での信号の所望の質に依存することができる。閾値の非限定的な例としては、5、10、15、20、30、40、50などがある。図4に示しかつ上述した共用ドライバモジュール240の構成は、伝送線路248の特性インピーダンスZの影響が、ドライバ244の出力インピーダンス316と分離抵抗器322の抵抗値とを選択する際に無視される構成の一例である。
図5および6は、共用ドライバモジュール240の例示的な構成を示し、この構成では、伝送線路248の特性インピーダンスZの影響が、ドライバ244の出力インピーダンス316の抵抗値と分離抵抗器322の抵抗値とを選択する際に考慮される。図4〜6における同じ番号の要素は、同じものとすることができる。
図5では、分離抵抗器322は、プローブ136に、またはその近傍に位置することができ、したがって伝送線路248の端部に近接することができる。端子222は高インピーダンス(CMOSまたは類似のDUT120を想定)でありうるので、伝送線路248は、(端子222に地絡故障がないのであれば)開回路状態で有効に終端され、伝送線路248の端部にまたはその近傍に位置する抵抗器は、ドライバ244によって線路248の下方へ送り込まれる信号への影響が少しか全くない。図5に示されている構成では、分離抵抗器322が伝送線路248の端部またはその近傍に位置する場合、分離抵抗器322の抵抗値は無視することができ、ドライバ244の出力インピーダンス316は、次式になるように製作または選択されうる。R=Z/N、ただし、Rはドライバ244の出力インピーダンス316であり、Zは各伝送線路248の特性インピーダンスであり、Nは伝送線路248の総数であり、*は乗算を意味する。(上記は、各伝送線路248の特性インピーダンスZが同じまたはほぼ同じであるものとする。)
図6では、分離抵抗器322は、プローブ136またはその近傍に位置せず、したがって伝送線路248の端部に近接していない。したがって、抵抗器322の抵抗は、ドライバ244の出力インピーダンス316をある大きさにする際に考慮される。したがって、図6に示されている構成では、分離抵抗器322は伝送線路248の端部またはその近傍に位置せず、ドライバ244の出力インピーダンス316は、次式になるように製作または選択されうる。R=(R+Z)/N、ただし、Rはドライバ244の出力インピーダンス316であり、Rは各抵抗器322の抵抗値であり、Zは各伝送線路248の特性インピーダンスであり、Nは伝送線路248の総数であり、*は乗算を意味する。(上記は、各伝送線路248の特性インピーダンスZが同じまたはほぼ同じであり、かつ各分離抵抗器322の抵抗が同じまたはほぼ同じであるものとする。)
再び図3を参照すると、図3に示されている各電源モジュール210は、プローブ136のうちの複数を介して電力端子224に電力を供給することができる(電力端子224は、上述のように、DUT120の端子118のサブセットとすることができる)。図3に示されているように、各電源モジュール210は、電力がそれを介して供給されうる電力入力線280を含むことができる。電力入力線280は、1つの電力源(図示せず)が各電源モジュール210に電力を供給するように、単一の電力供給部に電気的に接続されうる。あるいは、別個の電力源(図示せず)が、各電力入力線280に接続されうる。別の選択肢としては、複数の電力源(図示せず)のそれぞれが、電力入力線280のうちの2つ以上であるが総数未満に接続されうる。1つまたは複数の電力源(図示せず)は、テスタ102内に位置することができ、通信チャネル180(図2参照)のうちの1つを介して入力線280に接続されうる。あるいは、1つまたは複数の電力源(図示せず)は、プローブカードアセンブリ134上に位置することもでき、または他の場所に位置することもできる。
やはり図3に示されているように、各電源モジュール210は、制御信号、データ信号、状態信号などの信号用の入出力(「I/O」)インタフェース214を含むことができる。I/Oインタフェース214は、コネクタ160を介して通信チャネル180に電気的に接続されうる(図2参照)。したがって、電源モジュール210はテスタ102によって制御されうる。あるいは、I/Oインタフェース214は、別の電子装置に電気的に接続されうる。あるいは、I/Oインタフェース214は、テスタ102に(コネクタ160および通信チャネル180を介して)部分的に電気的に接続されうるとともに、1つまたは複数の他の電子装置にも部分的に電気的に接続されうる。
図7は、本発明のいくつかの実施形態による電源モジュール210の例示的な構成を示す。図のように、電源モジュール210は、DUT120の第1の電力端子224に電力を供給するための電源212を備えることができる。DUT120上の第1の電力端子224と接触するように構成されたプローブ136で終端されている第1の電力線404を介して第1の電圧を出力することができ、DUT120の第2の電力端子224と接触するように構成されたプローブ136で終端されている第2の電力線406を介して第2の電圧を出力することができる。例えば、第1の電力線404は正の電圧(例えば5ボルト)を与えることができ、第2の電力線406は接地(例えばゼロボルト)を与えることができる。図7に示されているように、DUT120がCMOS型DUTである場合、第1の電力線404は、DUT120上のCMOSトランジスタのドレインにバイアス電圧(Vdd)を与えることができ、第2の電力線406は、DUT120上のCMOSトランジスタのソースにバイアス電圧(Vss)を与えることができる。
やはり図に示されているように、電源モジュール210は、第1の電力線404内の抵抗器408の両側に接続された入力線を有する差動増幅器412を含むことができる。したがって、差動増幅器412は、抵抗器408の両端間の電圧降下を検知しかつ増幅することができ、この電圧降下は、周知のように抵抗器408を流れる電流に比例する。したがって、差動増幅器412の出力420は、電源212の第1の電力線404を流れる電流に比例する。上述のように、DUT120がCMOS型DUTである場合、第1の電力線404を流れる電流をIddとすることができる。やはり図7に示されているように、別の差動増幅器414の入力線も同様に、第2の電力線404内の抵抗器410の両側に接続されうる。したがって、差動増幅器414は、抵抗器410の両端間の電圧降下を検知しかつ増幅することができ、この電圧降下は、抵抗器410を流れる電流に比例する。したがって、差動増幅器414の出力424は、電源212の第2の電力線406を流れる電流に比例する。CMOS実装のDUT120の場合、第2の電力線406を流れる電流をIssとすることができる。やはり図7に示されているように、差動増幅器412、414の出力420、424は差動増幅器418に入力することができ、したがって、差動増幅器418は、電源212によって第1の電力線404を介して出力された電流と第2の電力線406によって戻される電流との差に比例する信号を出力する422。すなわち、差動増幅器418の出力422は、第1の電力線404を流れる電流の大きさと第2の電力線406を流れる電流の大きさとの差とすることができる。CMOS実装のDUT120では、出力422はIddの大きさとIssの大きさとの差とすることができ、Iddの大きさとIssの大きさは、漏れ電流が電源212からDUT120のうちの1つの入力および/または出力端子222(端子222は図3に示されているが、図7には示されていない)に流れ込んでいなければ、ほぼ等しく、その場合、Iddの大きさとIssの大きさとの差は漏れ電流にほぼ等しい。
図7に示されているように、スイッチ416は、プローブ136を電源212から切り離すことができるように、第1の電力線404および第2の電力線406に設けることができる。スイッチ416は、とりわけ、試験の一部で不合格になっているDUT120(例えば故障が検出されたDUT120)を、その後の他のDUT120の試験時に電源212から切り離すために使用することができる。実際、本発明は、別個の電源モジュール210が各DUT120に設けられる場合、それほど限定されないが、不合格になったDUT120への電力供給を停止することができ、それによって、不合格になったDUT120が、そうでなければ生成するかもしれない熱を低減または除去することができ、かつ、不合格になったDUT120が、それをドライブする同じドライバ244(図4参照)によってドライブされる他のDUT120に及ぼすかもしれない影響を低減または除去することができる。したがって、電源接続部を不合格になったDUT120から切り離すことにより、不合格になったDUT120との電力接続部での故障を切り離すことができる。制御信号は、I/Oインタフェース214を介して開および閉スイッチ416に供給することができ、I/Oインタフェース214を通ったデータ信号は、スイッチ416の現在の状態(開状態または閉状態)を別の電子的構成要素(例えば図1および2のテスタ102)に提供することができる。
図8は、本発明のいくつかの実施形態による、図3の電源モジュール210の別の例示的な構成を示す。図8の電源モジュール210の構成の要素のうちのいくつかは、図7の構成内の要素と同じまたは類似のものとすることができ、かつ図7の構成の要素と同じまたは類似のものとして構成されうる。実際には、図7および8内の番号付き要素は、同じまたは類似のものとすることができる。
図のように、図8に示されている電源モジュール210の例示的な構成は、差動増幅器472(差動増幅器412、414、418のいずれかと同類のものとすることができる)を含むことができる。差動増幅器472の入力線の一方470は、抵抗器460と抵抗器464の間に接続されうる。図8に示されているように、抵抗器460は、第1の電力線404内の抵抗器408の電源側にある第1の電力線404に電気的に接続することができ、抵抗器464は、第2の電力線406内の抵抗器410の電源側にある第2の電力線406に電気的に接続することができる。差動増幅器472の入力線の他方468は、抵抗器462と抵抗器466の間に接続されうる。やはり図8に示されているように、抵抗器462は、第1の電力線404内の抵抗器408のプローブ側にある第1の電力線404に電気的に接続することができ、抵抗器466は、第2の電力線406内の抵抗器410のプローブ側にある第2の電力線406に電気的に接続することができる。抵抗器408および410の抵抗値がほぼ同じであり、かつ抵抗器460、462、464、466の抵抗値がほぼ同じである場合、差動増幅器472の出力474は、DUT120の入力端子222(端子222は図3に示されているが、図8からは削除されている)に流れ込む漏れ電流にほぼ比例することができる。例えば、そのような漏れ電流がなければ、電源212によって出力される電流Iddの大きさと、電源212に戻される電流Issの大きさは、ほぼ同じになるはずである。したがって、抵抗器408および410の抵抗値がほぼ同じであり、かつ抵抗器460、462、464、466の抵抗値がほぼ同じであれば、差動増幅器472の入力線468および470での電圧はほぼ同じになるはずであり、その場合、差動増幅器の出力474はほぼゼロになるはずである。電流Iddと電流Issの大きさの不均等は、電源212からDUT120(図3参照)のうちの1つの信号端子222(図3参照)への漏れ電流に比例するはずであり、差動増幅器472の入力線468、470での電圧の差になるはずである。
いくつかの実施形態によれば、抵抗器408および410は、抵抗器408、410の両端間の電圧降下(この電圧降下は、電源212からプローブ136までの電圧降下の一因となる)が、電源モジュール210が使用される特定の試験用途で無視することができるように、比較的低い抵抗値を有するように選択されうる。一方、抵抗器460、462、464、466は、第1の電力線404および第2の電力線406から引き出される電流が、DUT120の試験への影響を無視できるほどになるように、比較的高い抵抗値を有するように選択されうる。1つの非限定的な例示的実施形態では、抵抗器408、410には1オームの抵抗器を選択することができ、抵抗器460、462、464、468には1000オームの抵抗器を選択することができる。他の実施形態では、他の抵抗値が、抵抗器408、410および抵抗器460、462、464、468に対して選択されうる。
抵抗器460、462、464、466のうちの1つまたは複数は、可変抵抗器とすることができる。抵抗器460、462、464、466のうちの1つまたは複数が可変抵抗器として構成されると、図8の電源モジュール210は、電源212から漏れ電流が引き出されないことで知られている構成でプローブ136を接続することによって較正されうる。次いで、可変抵抗器である、抵抗器460、462、464、466のうちの1つまたは複数の抵抗は、差動増幅器472の出力474がゼロまたはほぼゼロになるまで調整されうる。上記の較正手順は、電源モジュール210の構成要素のうちのいずれかでの許容値を補償するために、あるいはオフセットを与えるために使用することもできる。
図9〜11は、本発明のいくつかの実施形態による、DUT120のようなDUTに対して様々なDC試験を行うための例示的なプロセスを示す。検討および例示のために、図9〜11に示されているプロセスについて、図3に示されている共用ドライバブロック152と電源ブロック154の構成を使用して実施されるものとして以下で論じる。やはり検討および例示のために、DUT120はCMOS型DUTであるものとする。しかしながら、図9〜11に示されているプロセスは、共用ドライバブロック152および電源ブロック154の他の実装を用いて、CMOS型DUTでないDUT上で実施することができる。
図9は、複数のDUT120のそれぞれ上の入力端子222の漏れ電流を決定するための例示的なプロセス430を示す。例えば、プロセス430は、図3内のDUT120のそれぞれ上の入力端子222のうちの1つの漏れ電流を決定するために使用されうる。図9に432で示されているように、プローブ136は、図3に全体的に示されているように、DUT120の端子222、224と接触した状態にされうる。上述したように、図3に示されている共用ドライバモジュール240および電源モジュール210は、図1および2に示されているプローブカードアセンブリ134のようなプローブカードアセンブリ上に配置されうる。したがって、432は、試験システム100(図1参照)のような試験システム内のステージ130上にDUT120を置きかつDUT120を移動させてプローブカードアセンブリ134のプローブ136と接触した状態にすることによって実現されうる。
再び図3および9を参照すると、434で、ドライバ244のうちの1つは、ハイ論理レベルの信号を出力することができ、したがって、そのドライバ244によってドライブされるすべてのプローブ136は、したがって各DUT120上の1つの入力端子222は、ハイ論理レベルにドライブされうる。その他のドライバ244は、トライステートドライバ(tri-state driver)とすることができるので、436で高インピーダンス状態にされうる。したがって、図9の432、434および436の後、図3内の各DUT120上の1つの入力端子222はハイ論理レベルにドライブされ、各DUT上の他の入力端子222は高インピーダンス状態にされうる。電源モジュール210は電力端子224と接触し、したがってDUT120に電力を供給することに留意されたい。
次いで、438で、各電源212の電力線404、406を通ってそれのDUTまで流れる電流の大きさの差を決定することができる。図7(または図8)に関連して上述したように、438で決定された電流差は、434でハイ論理レベルにドライブされたDUT120上の端子222の漏れ電流である(図9参照)。次いで、DUT120上の特定の入力端子222の漏れ電流は、端子222をハイ論理レベルにドライブすること(図9の434)、他の入力端子222を高インピーダンス状態にすること(図9の436)、およびDUTの電力端子224に接続された電源モジュール210の電源212から流れる電流の大きさの差を決定すること(図9の438)によって決定することができる。
図7および8を参照すると、電源212から流れる電流の大きさの差は、電源212内の第1の電力線404および第2の電力線路406を流れる電流の差とすることができる。図7に関連して上述したように、差動増幅器418の出力422は、電源212の第1の電力線404および第2の電力線406を流れる電流の大きさの差に比例し、DUT120の信号端子222に流れ込む漏れ電流がなければ、その差はゼロまたはほぼゼロになるはずである。すなわち、電流がDUT120の電力端子224によってのみ引き出された場合、第1の電力線404を流れる電流の大きさと第2の電力線406を流れる電流の大きさは、同じかまたはほぼ同じになるはずである。電流の大きさの差は、DUT120の信号端子222への漏れ電流によるものであるはずである。したがって、差動増幅器418の出力422は漏れ電流に比例する。同様に、図8に関連して上述したように、図8内の差動増幅器472の出力474は、電源212の第1の電力線404および第2の電力線406を流れる電流の大きさの差に比例し、DUT120の信号端子222に流れ込む漏れ電流がなければ、その差はゼロまたはほぼゼロになるはずである。
図9のプロセスは、漏れ電流が各DUT120上の各入力端子222に対して測定されるまで繰り返すことができる。いくつかの構成では、複数の電源モジュール(例えば電源モジュール210のような)が1つのDUT120に電力を供給できることに留意されたい。そのような場合、各電源モジュールは、電源モジュール210のように、電源モジュールの(例えば電源212のような)電源の各出力線によって出力された電流間の差を測定するように構成することができる。各電源の端子に流れる電流の差は、DUTの信号端子への漏れ電流である。DUTの複数の信号端子を同時にドライブし、したがってドライブされた信号端子のすべてへの全漏れ電流を測定することも可能であり、この測定は「連動」測定とよばれることもある。
プロセス430は単なる例示であり、変更および代替も可能である。例えば、DUT120の個々の入力端子222の漏れ電流を測定するのではなく、プロセス430の上記説明で記載されているように、各DUT120のすべての入力端子222の複合漏れ電流は、図9のプロセス430を用いて決定されうる。そうするために、434で、すべてのドライバ244はハイ論理レベルに対応する信号を出力することができ、したがって、DUT120上のすべての入力端子222がハイ論理レベルにドライブされ、436は飛び越すことができる。そのような場合、438で各DUT120に対して決定される電流差は、DUT120のすべての入力端子222の複合漏れ電流である。
図10は、本発明のいくつかの実施形態による、各DUT120上の入力端子222(図3参照)を開回路故障状態について試験するための例示的なプロセス440を示す。(開回路故障状態では、端子222は、DUT120の内部回路に適切に電気的に接続されていない。)図10に示されているように、442で、プローブ136は、図3に全体的に示されているようにDUT120と接触した状態にされうる。442は、図9の432と同様とすることができ、同じまたは類似の方法で実現されうる。
図3、7および10を参照すると、図10の444で、ドライバ244のうちの1つは、Vdd(電源によってその第1の電力線404を介して出力される電圧(図5参照))より高い電圧レベルを出力することができる。したがって、そのドライバ244に接続された各プローブ136もまた、Vddより高い電圧レベルにドライブされうる。図10の446では、他のすべてのドライバ244が高インピーダンス状態にされうる。446は、図9の436と同様とすることができ、同じまたは類似の方法で実現されうる。したがって、444および446の後、各DUT120上の1つの入力端子222がVddより高い電圧レベルにドライブされ、各DUT120上の他の入力端子222は高インピーダンス状態にされうる。電源モジュール210は電力端子224と接触し、したがってDUT120に電力を供給する。次に、Vddより高い電圧が印加される入力端子222における静電気放電保護(「ESD」)回路(図示せず)内のダイオード(図示せず)は、順方向バイアスがかけられ、電源212の第1の電力線404からの電流Iddを導通するはずである(図7参照)。
図10の448では、各電源212によって出力された電流Iddが決定される。図7に示されているように、各電源モジュール210上の差動増幅器412の出力420はIddに比例する。上述のようにESDダイオードの順方向バイアスにより、電流Iddは電源212から引き出されるはずである。ステップ448でそのような電流が検出された場合、Vddより高い電圧にドライブされた入力端子222は、開回路故障を有していない。一方、448で無電流またはごくわずかなレベルの電流Iddが検出された場合、Vddより高い電圧にドライブされた端子222は開回路故障を有している。図10のプロセス440は、各DUT120上のすべての入力端子222が開回路故障状態について試験されるまで繰り返すことができる。
プロセス440は単なる例示であり、変更および代替も可能である。例えば、444で、ドライバ244は、Vssより低い電圧(Vddより高いのとは対照的に)を出力することができる。そのような場合、448で、電流Iss(Iddではない)の流れを検出することができる。図7に示されているように、各電源モジュール210上の差動増幅器414の出力424はIssに比例する。この場合にも、大きな電流Issが存在すると、Vssより低い電圧にドライブされた端子222に開回路故障がないことを示し、電流Issが存在しないかまたは電流Issの量がごくわずかであると、端子222に開回路故障があることを示す。
図11は、本発明のいくつかの実施形態による、各DUT120上の入力端子222(図3参照)を短絡故障状態について試験するための例示的なプロセス450を示す。(短絡故障状態では、端子222は、DUT120の別の端子に短絡している。)図11に示されているように、452で、プローブ136はDUT120と接触した状態にされうる。452は、図9の432と同様とすることができ、同じまたは類似の方法で実現されうる。454で、ドライバ244のうちの1つは、Vss(電源212によって第2の電力線406に出力される電圧(図7参照))より低い電圧レベルを出力する。例えば、Vddが約4ボルトであり、Vssが接地(ゼロボルト)であるものとすると、ドライバ244は、マイナス約2ボルトの電圧を出力することができる。したがって、そのドライバ244によってドライブされる各プローブ136もまた、その電圧レベルにドライブされる。456では、他のすべてのドライバ244が、Vdd(電源212によって第1の電力線404に出力された電圧(図7参照))とVssとの間の電圧を出力することができる。例えば、やはりVddが約4ボルトであり、Vssが接地(ゼロボルト)であるものとすると、他のドライバ244は、約2ボルトの電圧を出力することができる。したがって、プロセス450内の454および456の後、各DUT120上の1つの入力端子222がVss(マイナス約2ボルト)より低い電圧レベルにドライブされ、各DUT120上の他の入力端子222は、VddとVssの間の電圧(例えば約2ボルト)にドライブされうる。次に、各電源212によってその第2の電力線406(図7参照)を介して出力された電流Issは458で決定される。図7に示されかつ上述したように、各電源モジュール210(図3参照)上の差動増幅器414の出力424はIssに比例する。Vssより低い電圧にドライブされた端子222に短絡故障がある場合、Vssを超える電圧にドライブされた端子222に接続されていることにより、無電流Issまたはごくわずかな電流量Issが、その端子のDUT120に接続された電源212から引き出されることになる。Vssより低い電圧にドライブされた端子に短絡故障がない場合、かなりの量の(例えば無視できる量より大きい)電流Issが、端子のDUT120に接続された電源212から引き出されることになる。図11のプロセス450は、各DUT120上のすべての入力端子222(図3参照)が開回路故障状態について試験されるまで繰り返すことができる。
図11に示されているプロセス450は単なる例示であり、変更および変形も可能である。例えば、454で、ドライバ244は、Vddより高い電圧(例えば6ボルト、この場合にもVddは約4ボルトであり、Vssは接地(ゼロボルト)であるものとする)を出力することができる。そのような場合、458で、電流Idd(Issではない)の流れを検出することができる。図7に示されているように、各電源モジュール210(図3参照)上の差動増幅器412の出力420はIddに比例する。この場合にも、大きな電流Iddが存在すると、Vddを超える電圧にドライブされた端子222に短絡故障がないことを示し、電流Iddが存在しないかまたは電流Issの量がごくわずかであると、その端子222に短絡故障があることを示す。
図3に関連して上述したように、共用ドライバモジュール240を含む共用ドライバブロック152と、電源モジュール210を含む電源ブロック154は、プローブカードアセンブリ134のようなプローブカードアセンブリ上に位置することができる。図12および13は、本発明のいくつかの実施形態によるプローブカードアセンブリ500上の図3の共用ドライバモジュール240および電源モジュール210の例示的な実施を示す。プローブカードアセンブリ500は、図1の試験システム100のような試験システム内で実施することができ、図12にはコネクタ160を備えるものとして示されており、コネクタ160は、上述しかつ図2に示されているように、テスタ102からの通信チャネル180に接続されうる。
図12および13に示されているように、プローブカードアセンブリ500は、配線板524と、インタポーザ526と、ブラケット528または他の適切な手段で一体に保持されたプローブ基板542とを含むことができる。配線板524、インタポーザ526およびプローブ基板542はそれぞれ、プリント回路板、セラミック基板、有機基板などを含むが、この限りでない任意適切な基板を含むことができる。コネクタ160は、上述のように、テスタ102からまたはテスタ102への通信チャネル180との電気的接続を提供することができる(図2参照)。プローブ546および558は、プローブ136のようなものとすることができ、DUT120の端子に対応するパターンでプローブ基板542に取り付けることができる。後で分かるように、プローブ546は、DUT120の入力端子と接触するように構成することができ、プローブ558は、DUT120の電力端子(例えば電源および接地、すなわちVddおよびVssなど)と接触するように構成することができる。他のプローブ(図示せず)もまた、プローブ基板542に取り付けられ、かつ、出力端子(図示せず)、追加の入力端子(図示せず)、追加の電力端子(図示せず)などを含む、(例えばDUT120のような)DUTの他の端子(図示せず)と接触するように構成されうる。
図12および13に示されているプローブカードアセンブリ500は単なる例示であり、プローブカードアセンブリ500の多くの別の異なる構成が使用されうる。例えば、プローブカードアセンブリ500は、図12に示されているプローブカードアセンブリよりも少ないまたは多い基板(例えば524、526、542)を含むことができる。別の実施例としては、プローブカードアセンブリは、複数のプローブ基板(例えば542)を含むことができ、かかるプローブ基板はそれぞれ、単独で調整可能とすることができる。複数のプロープ基板を備えるプローブカードアセンブリの非限定的な例が、2005年6月24日に出願された米国特許出願第11/165,833号に開示されている。プローブカードアセンブリのさらなる非限定的な例が、米国特許第5,974,662号および米国特許第6,509,751号ならびに2005年6月24日に出願された前述の米国特許出願第11/165,833号に記載されており、そうした特許および出願に記載されているプローブカードアセンブリの様々なフィーチャは、図12に示されているプローブカードアセンブリ500の形で実施されうる。
図12に示されているように、共用ドライバブロック152および電源ブロック154は、プローブカードアセンブリ500上に配置されうる。共用ドライバブロック152および電源ブロック154は、1つまたは複数の電子部品(例えば集積回路「チップ」、抵抗器、コンデンサなど)を含むことができる。共用ドライバブロック152および電源ブロック154は、図12では配線板524上に配置されて示されているが、共用ドライバブロック152および電源ブロック154は、インタポーザ526またはプローブ基板542上に配置されてもよく、あるいは配線板524、インタポーザ526およびプローブ基板542のうちの2つ以上の上に分散されてもよい。
図3に示されている共用ドライバモジュール240のそれぞれは、下記のように図12および13のプローブカードアセンブリ500の形で実施されうる。図12に示されているように、配線板524上および/または配線板524内の電気接続部508(例えば導電性トレースおよび/またはビア)は、コネクタ160(したがってテスタ102からの通信チャネル180(図2参照))と共用ドライバブロック152との間の電気的接続を提供することができる。3つの電気接続部508が示されているが、それより多いまたは少ない電気接続部を実装することもできる。電気接続部508は、共用ドライバブロック152に入力を提供することができる。例えば、電気接続部508は、図4に示されている入力線242および制御信号352、354、356、358を提供することができる。
配線板524上および/または配線板524内の電気接続部514(例えば導電性トレースおよび/またはビア)は、共用ドライバブロック152の出力部から導電性ばね接点520までの電気的接続を提供することができ、導電性ばね接点520は、配線板524とインタポーザ526の間の電気的接続を提供することができる。インタポーザ526上および/またはインタポーザ526内の電気接続部530(例えば導電性トレースおよび/またはビア)は、ばね接点520から導電性ばね接点534までの電気的接続を提供することができ、導電性ばね接点534は、インタポーザ526とプローブ基板542の間の電気的接続を提供することができる。プローブ基板542上および/またはプローブ基板542内の電気接続部538(例えば導電性トレースおよび/またはビア)は、ばね接点534と導電性パッド544の間の電気的接続を提供することができ、導電性パッド544は、プローブ基板542の下面上に配置することができる。したがって、電気接続部514、ばね接点520、電気接続部530、ばね接点534および電気接続部538は、共用ドライバブロック152からパッド544までの複数の導電経路を提供する。
図13に示されているように、パッド544は、導電性トレース602に電気的に接続することができ、導電性トレース602もまた、プローブ基板542の下面上に配置することができる。図13からも分かるように、抵抗器606は、各プローブ546をトレース602のうちの1つに電気的に接続することができる。抵抗器606は、個別抵抗器、薄膜抵抗器、または他のタイプの抵抗器とすることができる。別の例としては、抵抗器606は、米国特許第6,603,323号、米国特許第6,784,674号、米国特許第6,798,225号および米国特許第6,965,248号に記載の抵抗器と同様のものとすることができる。
したがって、図3のドライバ244は、図12内の共用ドライバブロック152の回路の形で実施されうる。さらに、抵抗器606は、図3内の伝送線路248および分離抵抗器322を実施することができる。図12および13内のプローブ546は、図3内のプローブ136のうちの複数を実施することができる。
再び図12を参照すると、図3に示されている電源モジュール210のそれぞれは、下記のように図12および13のプローブカードアセンブリ500上で実施されうる。配線板524上または配線板524内の1つまたは複数の電気接続部510(例えば導電性トレースおよび/またはビア)は、I/Oインタフェース214および電力入力線280を実施することができる。図のように、電気接続部510は、電源ブロック154とコネクタ160を電気的に接続しており、コネクタ160は、上述のように、テスタへの通信チャネル180に接続される(図2参照)。あるいは、電気接続部510は、テスタ102以外の電子的構成要素への電気的接続を提供することができ、あるいはテスタと1つまたは複数の他の電子的構成要素への電気的接続を提供することもできる。1つの電気接続部510が示されているが、複数使用することもできる。
配線板524上または配線板524内の電気接続部516(例えばトレースおよび/またはビア)は、電源ブロック154用の出力部を提供するとともに、導電性ばね接点522に電気的に接続することができ、導電性ばね接点522は、インタポーザ526を通る電気接続部532(例えばトレースおよび/またはビア)に電気的に接続することができ、電気接続部532は、導電性ばね接点536に電気的に接続することができ、導電性ばね接点536は、プローブ基板542を通る電気接続部540(例えばトレースおよび/またはビア)に電気的に接続することができ、電気接続部540は、パッド550および電力プローブ558に接続することができる。したがって、電気接続部516、ばね接点522、電気接続部532、ばね接点536、および電気接続部540は、電源ブロック154内に実装された電源212からプローブ558までの第1の電力線404および第2の電力線406を形成する。上述のように、各プローブ558は、DUT120の電力端子と接触するように構成される。
図7を参照すると、各電源モジュール410の抵抗器408、410、差動増幅器412、414、418およびスイッチ416は、電源ブロック154の形で実施されうる。同様に、図8の構成における抵抗器408、410、460、462、464、466、差動増幅器472およびスイッチ416は、電源ブロックモジュール154の形で実施されうる。さらに、電気接続部516、ばね接点522、電気接続部532、ばね接点536および電気接続部540によって形成された電気経路は、図7または図8内の第1の電力線404および第2の電力線406を実施することができる。
図12および13には示されていないが、図4のフィードバックループ314は、共用ドライバブロック152内の制御回路の形で実施することができ、パッド544から共用ドライバブロック152内の制御回路までの導電経路は、プローブ基板542、インタポーザ526および配線基板524を通る(例えば538、530、514のような)電気接続部と、プローブ基板542とインタポーザ526と配線基板524の間の(例えば520、534のような)ばね接点とによって設けることができることに留意されたい。
本発明の特定の実施形態および応用例について本明細書で説明してきたが、本発明は、これらの例示的な実施形態および応用例に、あるいは例示的な実施形態および応用例が機能するかまたは本明細書に記載されている態様に限定されるものではない。例えば、図4内のドライバ244は、バッファ回路に置き換えることができる。

Claims (11)

  1. 電子デバイスのDC測定を行う方法であって、
    電源からのDC電力を前記電子デバイスの第1の電力入力線および第2の電力入力線に供給することと、
    前記電子デバイスの第1の信号入力線に第1の試験信号をドライブし、前記第1の信号入力線において前記第1の試験信号を所定の電圧レベルに保持することと、
    前記第1の信号入力線において前記第1の試験信号を前記所定の電圧レベルに保持しつつ、前記第1の電力入力線を流れる第1の電流と、前記第2の電力入力線を流れる第2の電流との差を測定することと、を含み、
    前記第1の信号入力線は、前記第1の電力入力線および前記第2の電力入力線と異なるものであり、前記第1の試験信号は前記DC電力と異なるものであり、
    前記第1の電流と前記第2の電流の間の前記差から、前記電子デバイスの前記第1の信号入力線の漏れ電流を求めることをさらに含む、方法。
  2. 前記電源は、前記電子デバイスの端子に接触するように構成された複数のプローブを備えるプローブカードアセンブリ上に設けられ、電力を供給することは、前記電源からの電力を複数の前記プローブを介して前記電子デバイスに供給することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 電子デバイスのDC測定を行う方法であって、
    前記電子デバイスの端子に接触するように構成された複数のプローブを備えるプローブカードアセンブリ上に設けられた電源からの電力を前記電子デバイスに供給することであって、前記電源からの電力を複数の前記プローブを介して前記電子デバイスに供給することと、
    前記電子デバイスの入力線に試験信号をドライブすることと、
    前記電子デバイスによって引き出される電流を測定することと、を含み、
    前記電子デバイスによって前記電源から引き出される電流を測定することは、第1の電源接続部を通って前記電子デバイスに流れる第1の電流と、前記電子デバイスから第2の電源接続部を通って流れる第2の電流との差を求めることを含み、
    前記第1の電流と前記第2の電流の間の前記差から、前記電子デバイスの前記入力線の漏れ電流を求めることをさらに含む、方法。
  4. 前記プローブカードアセンブリ上に少なくとも1つのドライバ回路が設けられ、第1の試験信号をドライブすることは、前記ドライバ回路が前記プローブのうちの少なくとも1つを介して前記第1の試験信号をドライブすることを含む、請求項2に記載の方法。
  5. 電子デバイスのDC測定を行う方法であって、
    電源からの電力を前記電子デバイスに供給することと、
    前記電子デバイスの入力線に試験信号をドライブすることと、
    前記電子デバイスによって前記電源から引き出される電流を測定することと、を含み、
    電力を供給することは、前記電子デバイスに対する第1の電圧レベルの第1の電力入力線と、前記電子デバイスに対する第2の電圧レベルの第2の電力入力線とを供給することを含み、前記第1の電圧レベルは、前記第2の電圧レベルより高く、
    試験信号をドライブすることは、前記電子デバイスの入力線に、前記第1の電圧レベルよりも高い電圧レベルで、または、前記第2の電圧レベルよりも低い電圧レベルで、前記試験信号をドライブし、前記第1の電圧レベルと前記第2の電圧レベルとの間の電圧レベルを有する信号で前記電子デバイスの他の入力線をドライブすることをさらに含む、方法。
  6. 電流を測定することは、前記第2の電力入力線を通って流れる前記電流を測定することを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 試験信号をドライブすることは、前記第1の電圧レベルより高い電圧レベルで前記信号をドライブすることを含み、電流を測定することは、前記第1の電力入力線を通って引き出される前記電流を測定することを含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記電子デバイスは、個片化されていない半導体ウェハを構成する複数の半導体ダイを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 第1の試験信号をドライブする間、前記電子デバイスの前記第1の信号入力線以外の信号入力線を高インピーダンス状態にすることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記半導体ダイの各々は、相補型金属酸化膜半導体ダイである、請求項に記載の方法。
  11. 前記第1の信号入力線から前記第1の試験信号を取り除くことと、
    前記第1の信号入力線を含む、前記電子デバイスの第2の信号入力線以外の信号入力線を高インピーダンス状態にすることと、
    前記電子デバイスの前記第2の信号入力線に第2の試験信号をドライブし、前記第2の信号入力線において前記第2の試験信号を所定の電圧レベルに保持することと、
    前記第2の信号入力線において前記第2の試験信号を前記所定の電圧レベルに保持しながら、前記第1の電力入力線を流れる第1の電流と、前記第2の電力入力線を流れる第2の電流との差を測定することを繰り返すことと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
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