JP6492366B2 - 車両の乗員拘束装置 - Google Patents

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Description

この発明は、衝撃荷重の入力時に、シートに着座した乗員を保護する車両の乗員拘束装置に関するものである。
衝撃荷重の入力時に、シートに着座した乗員を保護する乗員保護装置として、エアバッグ装置やシートベルト装置が知られている。エアバッグ装置やシートベルト装置は、衝撃荷重の入力時における乗員の上半身の動きを規制するものであるが、このとき特に乗員の頭部や頸部の動きを安定的に抑制することが重要となる。このため、これに対処する乗員拘束装置が各種案出されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の乗員拘束装置は、乗員の腰部を拘束するシートベルト装置のラップベルト部にエアバッグ装置の袋体が内蔵され、衝撃荷重の入力時にラップベルト部から袋体が膨張展開するようになっている。そして、袋体は、胸部及び腹部拘束用の下方バッグ部と頭部拘束用の上方バッグ部とを備えており、下方バッグ部が膨張展開した後に上方バッグ部が展開して乗員の頭部の動きを拘束する。
特開2015−51744号公報
上記従来の乗員拘束装置は、衝撃荷重の入力時に上方バッグ部の膨張展開によって乗員の頭部の前方側への動きを抑制できるものであるが、衝撃荷重の入力時に上方バッグ部が乗員の頸部に直接接触しにくい。このため、乗員の頸部をより安定的に拘束することが望まれている。
そこでこの発明は、衝撃荷重の入力時に乗員の頸部をより安定的に拘束することができる車両の乗員拘束装置を提供しようとするものである。
この発明に係る乗員拘束装置は、上記課題を解決するために、シートに着座した乗員の左右方向の一方の肩部と他方の腰部の前方を通過するように斜めに架け渡されて、乗員の上半身を拘束するウェビング(例えば、実施形態のウェビング5)を有するシートベルト装置(例えば、実施形態のシートベルト装置3)と、折り畳まれた状態で前記ウェビングに設置され、衝撃荷重の入力時に膨張展開して乗員の頸部の周囲を拘束する袋体(例えば、実施形態の袋体10)を有するエアバッグ装置(例えば、実施形態のエアバッグ装置4)と、を備え、前記袋体は、前記ウェビングの延出方向と略直交する軸線を支軸(例えば、実施形態の支軸p)として乗員の頸部の位置される側と相反する側に巻かれ、内部へのガスの導入によって乗員の頸部の周囲に巻き付くように前記支軸を中心として膨張展開するようした。
上記の構成により、衝撃荷重の入力時には、ウェビングに配置された袋体が乗員の頸部の周囲で膨張展開する。このため、乗員の頭部が前後や左右に振られることがあっても、乗員の頸部の周囲が袋体によって直接拘束されることになる。
また、この場合、衝撃荷重の入力時に袋体の内部にガスが導入されると、支軸を中心として袋体の畳み状態が円弧を描いて解放され、その挙動により、乗員の頸部の周囲を覆うように袋体が展開し易くなる。
前記袋体は、乗員の頸部の周囲を覆う略円弧状の膨張展開形状に形成されるようにしても良い。
この場合、衝撃荷重の入力時に、袋体が乗員の頸部の周囲を覆うように展開し易くなる。
前記袋体は、開放可能なエアバッグケース(例えば、実施形態のエアバッグケース11)に収納され、前記エアバッグケースは、前記袋体とともに前記ウェビングに対して位置調整可能に保持され、前記エアバッグケースには、調整位置確認目盛(例えば、実施形態の調整位置確認目盛18)が設けられるようにしても良い。
この場合、乗員が調整位置確認目盛で位置を確認しながらエアバッグケースの位置を乗員に対して正確に調整することができる。
前記ウェビングには、シートに着座した乗員の腰部付近で車体側のアンカーベルト(例えば、実施形態のアンカーベルト7)に脱着可能に結合されるタングプレート(例えば、実施形態のタングフレート8)が固定されるようにしても良い。
この場合、ウェビング上における袋体の位置が一定であるとき、タングプレートから袋体までの距離が一定となる。このため、体格の異なる乗員がシートベルト装置を装着した場合にも、袋体の固定位置を汎用なものとし易くなる。ひいては、必要に応じて袋体の位置を位置調整可能にしなくても、体格の異なる乗員の頸部の周囲を袋体によって拘束することが可能になる。
この発明によれば、衝撃荷重の入力時に、ウェビングに配置された袋体が膨張展開して乗員の頸部の周囲を直接拘束するようになるため、乗員の頸部をより安定的に拘束することができる。
この発明の一実施形態の乗員拘束装置の斜視図である。 この発明の一実施形態の乗員拘束装置の一部の斜視図である。 この発明の一実施形態の乗員拘束装置の一部の分解斜視図である。 この発明の一実施形態の乗員拘束装置の挙動を示す模式的な正面図である。 この発明の一実施形態の乗員拘束装置の作動前の状態と作動後の状態を示す斜視図である。 この発明の別の実施形態の乗員拘束装置の一部の斜視図である。 この発明のさらに別の実施形態の乗員拘束装置を示す側面図である。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この実施形態に係る車両の乗員拘束装置1の概略構成を示す図である。乗員拘束装置1は、シート2に着座した乗員の車幅方向外側(左右方向の一方)の肩部と腰部の左右両側をシート2に拘束する三点式のシートベルト装置3と、衝撃荷重の入力時に、シート2に着座した乗員の頸部の周囲を拘束するエアバッグ装置4と、を備えている。
シートベルト装置3は、センタピラーに取付けられた図示しないリトラクターからウェビング5が上方に引き出され、そのウェビング5がセンタピラーの上部側に支持されたスルーアンカ6に挿通されるとともに、ウェビング5の先端がシート2の車室外側寄りの図示しないアウタアンカを介して車体フロアに固定されている。そして、ウェビング5のスルーアンカ6とアウタアンカの間にはタングプレート8が挿通されており、そのタングプレート8は、シート2の車体内側寄りの車体フロアに固定されたバックル9に対して脱着可能となっている。バックル9は、アンカーベルト7を介して車体フロアに固定されている。
ウェビング5は、初期状態ではリトラクターに巻取られており、乗員が手で引き出してタングプレート8をバックル9に固定することにより、乗員の主に胸部と腹部をシート2に対して拘束する。なお、シート2の前方側の図示しないステアリングホイールや図示しないインストルメントパネルには、衝撃荷重の入力時に乗員の上半身を拘束する図示しない別のエアバッグ装置が設置されている。この別のエアバッグ装置は、周知の構造のものが採用されている。このため、この別のエアバッグ装置についての詳細な説明は省略する。
ウェビング5のうちの、装着時に、乗員の車幅方向外側の肩部と車幅方向内側の腰部の前方を通過するように斜めに掛け渡されている部分(以下、「ショルダーベルト部5a」と呼ぶ。)には、エアバッグ装置4の袋体10がエアバッグケース11とともに保持されている。袋体10とエアバッグケース11は、ショルダーベルト部5aのうちの、シート2に着座した乗員のほぼ胸部の前方に配置される位置に保持されている。
図2は、ショルダーベルト部5aに保持されるタングプレート8と、バックル9との接続部を拡大して示した図であり、図3は、ショルダーベルト部5a上のエアバッグ装置4の袋体10の取付部を分解して示した図である。
シートベルト装置3は、エアバッグケース11内で折り畳まれて配置された袋体10と、衝撃荷重の入力時に袋体10に高圧のガスを供給して袋体10を膨張展開させるインフレータ12と、を備えている。インフレータ12は、車体のフロア、若しくは、シート2に設置されている。インフレータ12と袋体10とは、バックル9に設けられたバックル側ガス通路13と、ショルダーベルト部5aに設けられたベルト側ガス通路14を介して相互に接続可能とされている。バックル側ガス通路13とベルト側ガス通路14は、バックル9と、タングプレート8の保持部に設けられたジョイント15,16を通してバックル9とタングプレート8の接続時に同時に接続される。
図4は、エアバッグ装置4の作動時における袋体10の展開挙動を(a)〜(d)で順次示す図であり、図5は、エアバッグ装置4の作動前の状態(a)と、エアバッグ装置4の作動後の状態(b),(c)を示した図である。
図4(d)と、図5(b),図5(c)に示すように、袋体10は、乗員の頸部Nの周囲を覆い得る略円弧状の膨張展開形状に形成されている。袋体10の膨張展開形状は、より正確には、円弧の中央部付近の断面積が最も大きく円弧方向両端に向かって断面積が漸減している。また、膨張展開した袋体10のなす円弧は、中心角が180°を超える円弧長さに設定されている。
また、図3に示すように、袋体10は、ウェビング5(ショルダーベルト部5a)の延出方向と略直交する軸線を支軸pとして、シート2に着座した乗員の頸部Nの位置される側と相反する側に巻かれて折り畳まれている。具体的には、袋体10の長手方向の略中央部が支軸pとしてエアバッグケース11を介してウェビング5に支持されている。そして、袋体10の長手方向の両側の縁部10a,10bは、それぞれ乗員の頸部Nと相反する側に巻かれて折り畳まれている。なお、図3中の符号17は、袋体10の膨張展開時に破断するカバー部材である。
また、折り畳まれた袋体10を内部に収容するエアバッグケース11は、ウェビング5のショルダーベルト部5aに袋体10とともに位置調整可能に取り付けられている。エアバッグケース11の位置調整時には、例えば、ショルダーベルト部5aに対するエアバッグケース11の図示しない挟持固定部を緩め、エアバッグケース11の位置を適正位置に調整した後に挟持固定部を再度締め込むようにしても良い。エアバッグケース11の位置調整機構はこの構造に限らず任意である。
また、図6に示す別の実施形態のように、ウェビング5(ショルダーベルト部5a)とエアバッグケース11の間に調整位置確認目盛18を設け、エアバッグケース11と袋体10の位置を調整する乗員が、エアバッグケース11の正確な位置を確認できるようにしても良い。
この実施形態に係る乗員拘束装置1は、シート2に着座した乗員がシートベルト装置3を装着した状態において、車両に衝撃荷重が入力されると、インフレータ12で発生したガスがウェビング5(ショルダーベルト部5a)内を通過して袋体10に供給される。こうして、袋体10に高圧のガスが供給されると、袋体10が膨張展開を開始してエアバッグケース11が開き、さらに、袋体10の両側の縁部10a,10bの巻き込みが、図4(b),図4(c)に示すように支軸pを中心とした円弧を描いて開放される。そして、この円弧を描いた袋体10の縁部10a,10bの開放につづいて両側の縁部10a,10bへのガスの充填が続けられると、図4(d)に示すように、袋体10の両側の縁部10a,10bが乗員の頸部Nの周囲に回り込むように膨張する。
この結果、乗員の頸部Nの周囲に膨張した袋体10が回り込んで配置され、乗員の頸部Nの周囲が袋体10によって直接拘束されることになる。
具体的には、例えば、車両の前方から衝撃荷重が入力されて、その荷重の入力初期に乗員の頸部Nが前屈しようとした場合には、図5(b)に示すように、袋体10の長手方向の中央領域によって頸部Nの前部領域や顎部が直接支持されるようになる。また、衝撃荷重の入力後期にリバウンドによって乗員の頸部Nが後傾しようとした場合には、図5(c)に示すように、頸部Nの後部領域が袋体10の長手方向の両側の縁部10a,10bによって直接支持されるようになる。さらに、衝撃荷重の入力によって乗員の首部Nが左右方向に振られたときには、頸部Nの左右の領域が袋体10の長手方向の両側の縁部10a,10bによって直接支持されるようになる。
以上のように、この実施形態に係る乗員拘束装置1においては、衝撃荷重の入力時に、ウェビング5のショルダーベルト部5aに配置された袋体10が膨張展開して乗員の頸部Nの周囲を直接拘束するため、乗員の頸部Nをより安定的に拘束することができる。
特に、この実施形態に係る乗員拘束装置1では、袋体10の膨張展開形状が、乗員の頸部Nの周囲を覆うように略円弧状に形成されているため、衝撃荷重の入力時に、乗員の頸部Nの周囲を袋体10によってより確実に拘束することができる。
また、この実施形態に係る乗員拘束装置1は、袋体10が、ウェビング5のショルダーベルト部5aの延出方向と略直交する軸線を支軸pとして乗員の頸部Nの位置される側と相反する側に巻かれて畳まれているため、袋体10の内部に高圧ガスが導入されたときに、袋体10の畳み状態が支軸pを中心として円弧を描いて開放される。このため、袋体10のその開放挙動と続く袋体10の膨張によって、袋体10を乗員の頸部Nの周囲により確実に巻き付くように展開させることができる。
また、図6に示した実施形態のように、エアバッグケース11を袋体10とともにウェビング5のショルダーベルト部5aに位置調整可能に取り付けるとともに、エアバッグケース11に調整位置確認目盛18を設けるようにした場合には、乗員が調整位置確認目盛18で位置を確認しながら、乗員に対するエアバッグケース11と袋体10の位置を正確に調整することができる。
図7は、さらに別の実施形態に係る乗員拘束装置101を示す図である。
この実施形態に係る乗員拘束装置101は、上述の実施形態と同様に、シートベルト装置103と、そのシートベルト装置103のショルダーベルト部5aにエアバッグ装置4の袋体10が取り付けられている。この乗員拘束装置101の場合、バックル9を介してアンカーベルト7に脱着可能に結合されるタングプレート8がショルダーベルト部5aの下端にスライド不能に固定されている。そして、袋体10とエアバッグケース11は、ショルダーベルト部5a上に位置調整不能に取り付けられている。この乗員拘束装置101は、袋体10とエアバッグケース11の位置を調整できないが、タングプレート8がショルダーベルト部5aの下端に位置固定されているため、使用する乗員の体格に拘わらず、アンカーベルト7から袋体10とエアバッグケース11までの距離Lが常に一定となる。このため、乗員の体格が異なっていても、袋体10の取付部から乗員の頸部Nまでの距離が大きく変化することがない。したがって、袋体10とエアバッグケース11の位置を調整できなくても、体格の異なる乗員の頸部Nの周囲を袋体10によって拘束することができる。なお、袋体10とエアバッグケース11は、ショルダーベルト部5a上に位置調整可能に設置するようにしても良い。
また、この実施形態に係る乗員拘束装置101は、シートベルト装置103のショルダーベルト部5aの一端が第1のリトラクター20に結合されるとともに、乗員の腰部及び腿部を拘束するラップベルト部5bの一端が第2のリトラクター21に結合されている。なお、ラップベルト部5bの他端はタングプレート8に結合されている。したがって、ここで採用するシートベルト装置103の場合、第1のリトラクター20と第2のリトラクター21によってショルダーベルト部5aとラップベルト部5bの引き出し長さを乗員の体格に応じて自由に調整することができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
1…乗員拘束装置
3…シートベルト装置
4…エアバッグ装置
5…ウェビング
7…アンカーベルト
8…タングプレート
10…袋体
11…エアバッグケース
18…調整位置確認目盛
p…支軸

Claims (4)

  1. シートに着座した乗員の左右方向の一方の肩部と他方の腰部の前方を通過するように斜めに架け渡されて、乗員の上半身を拘束するウェビングを有するシートベルト装置と、
    折り畳まれた状態で前記ウェビングに設置され、衝撃荷重の入力時に膨張展開して乗員の頸部の周囲を拘束する袋体を有するエアバッグ装置と、
    を備え、
    前記袋体は、前記ウェビングの延出方向と略直交する軸線を支軸として乗員の頸部の位置する側と相反する側に巻かれ、内部へのガスの導入によって乗員の頸部の周囲に巻き付くように前記支軸を中心として膨張展開することを特徴とする車両の乗員拘束装置。
  2. 前記袋体は、乗員の頸部の周囲を覆う略円弧状の膨張展開形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の乗員拘束装置。
  3. 前記袋体は、開放可能なエアバッグケースに収納され、
    前記エアバッグケースは、前記袋体とともに前記ウェビングに対して位置調整可能に保持され、
    前記エアバッグケースには、調整位置確認目盛が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両の乗員拘束装置。
  4. 前記ウェビングの端部には、シートに着座した乗員の腰部付近で車体側のアンカーベルトに脱着可能に結合される結合部が固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両の乗員拘束装置。
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