JP6489767B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、収容されたものを冷蔵又は冷凍する冷蔵庫に関する。
冷蔵室及び冷凍室を備える冷蔵庫は利便性が高いことから、一般に普及している。近年、冷蔵庫は、室温を2〜4℃程度に設定した冷蔵室と、室温を7〜10℃程度に設定した冷蔵室(いわゆる野菜室)とを備えることが多い。野菜室は、前記冷蔵室よりも高めに室温を設定することによって、冷蔵されている野菜の品質低下を冷蔵室よりも効果的に抑制することができる。
野菜室及び冷凍室が隣接する場合、冷凍室内の冷気によって、野菜室内が過剰に冷却されることを防止する為に、断熱材(例えばウレタン発泡材)を有する断熱壁によって両室は隔離される(例えば特許文献1〜3参照)。
特許第3350472号公報 特許第3585754号公報 特開2013−140013号公報
しかし断熱壁を設けるだけでは不十分な場合があり、冷凍室内の冷気によって、野菜室内が過剰に冷却され、例えば零下になることがある。この場合、野菜室に冷蔵されていた野菜が凍結し、冷蔵されている野菜の品質が低下する。
最近では食料品店において多数の冷凍食品を購入するユーザが増加しており、またユーザの利便性を高めるために冷蔵庫は製氷のための冷凍室(製氷室)を備えることが多い。そのため冷蔵庫の設計時において、野菜室の占有空間を削減し、野菜室の周囲に冷凍室及び製氷室を配置することが考えられる。
例えば野菜室の底面側に冷凍室を配置し、野菜室の右又は左側に製氷室を配置することが考えられる。この場合、野菜室における冷凍室及び製氷室夫々に隣接する二つの壁面が冷却されるので、単一の壁面のみが冷却される場合よりも、野菜室内が過剰に冷却される可能性がより一層高まる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、野菜室(冷蔵室)内が過剰に冷却されることを防止することができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明に係る冷蔵庫は、冷蔵室と、該冷蔵室に断熱壁を介して隣接する冷凍室とを備える冷蔵庫であって、前記冷蔵室には冷気が供給され、前記冷蔵室における前記冷凍室に隣接する壁に前記冷凍室内の冷気による冷却を緩和する冷却緩和部が設けられ、前記冷却緩和部は、前記冷蔵室に供給された空気を吸入する吸入口と、前記吸入口の反対側にて空気を排出する排出口とを備えたダクトによって構成されており、前記ダクトは前記冷蔵室の底面に設けられており、前記排出口は前記ダクト内の空気を下側に戻す戻りダクトに連通することを特徴とする。
本発明においては、冷凍室に隣接する冷蔵室の壁に冷却緩和部を設けてあるので、壁面が冷却されたとしても、冷蔵室内の室温が過剰に低下することはない。
本発明に係る冷蔵庫は、冷却器によって冷却された空気が循環する循環経路上に前記冷蔵室を配置してあり、前記冷却緩和部は、真空断熱材、ヒータ又は循環する空気が通流するダクトによって構成されていることを特徴とする。
本発明においては、真空断熱材、ヒータ又はダクトを、冷凍庫に隣接する冷蔵庫の壁面に設けることによって、冷蔵庫における過剰な室温低下の防止を実現する。
本発明に係る冷蔵庫は、前記ダクトの一面に空気を吸入する吸入口が設けてあり、前記吸入口の反対側にて、空気を排出する排出口が前記冷蔵室に設けてあることを特徴とする。
本発明においては、冷凍室からの冷熱の伝達により隣接する冷蔵室側壁面の温度低下を、ダクトを構成することにより冷熱の伝達経路を増やし、かつ吸入口から吸入された空気が冷凍室からの熱伝達や熱伝導によって冷却されても、ダクト内の空気の流れにより空気は排出口から排出され、入れ替わるので、ダクト内の温度は過剰に低下することはなく、冷蔵室の室温の過剰な低下が抑制される。
本発明に係る冷蔵庫は、前記ダクトの前記一面に交差する他面に空気を吸入する第2の吸入口が設けてあることを特徴とする。
本発明においては、吸入口を増加させることによって、ダクト内に吸入される空気に対する抵抗が低減し、空気がダクト内を円滑に通流する。
本発明に係る冷蔵庫は、前記ダクトの内側にて、前記吸入口及び排出口の間に空気を案内するリブが延設してあることを特徴とする。
本発明においては、吸入口から排出口までリブに沿って空気が円滑に通流する。
本発明に係る冷蔵庫にあっては、冷凍室に隣接する冷蔵室の壁面に冷却緩和部を設けてあるので、壁面が冷却されたとしても、冷蔵室内の室温が過剰に低下することはなく、冷蔵室内に冷蔵された野菜等の凍結を防止することができる。
実施の形態1に係る冷蔵庫を略示する正面図である。 図1に示すII−II線を切断線とした略示断面図である。 図1に示すIII−III線を切断線とした略示断面図である。 冷蔵庫の内部構造を略示する正面図である。 野菜室の構成を示す模式的斜視図である。 冷蔵庫内における空気の循環を説明する図2に対応した説明図である。 冷蔵庫内における空気の循環を説明する図3に対応した説明図である。 冷蔵庫内における空気の循環を説明する図4に対応した説明図である。 実施の形態2に係る冷蔵庫のダクトの構成を略示する斜視図である。 実施の形態3に係る冷蔵庫のダクトの構成を略示する斜視図である。
(実施の形態1)
以下本発明を実施の形態1に係る冷蔵庫1を示す図面に基づいて説明する。図1は冷蔵庫1を略示する正面図、図2は図1に示すII−II線を切断線とした略示断面図、図3は図1に示すIII−III線を切断線とした略示断面図、図4は冷蔵庫1の内部構造を略示する正面図である。なお図4において、右扉6a、左扉6b、野菜室ケース41、製氷室ケース31、第1冷凍室ケース11及び第2冷凍室ケース21の記載は省略されている。また以下の説明では図に示された上下左右前後を使用する。
冷蔵庫1は正面が開口した縦長直方体状の外箱1aと、該外箱1aの内側に設けてあり、正面が開口した縦長直方体状の内箱1bとを備える。外箱1a及び内箱1bの間には発泡断熱材1c、例えばウレタン発泡材が充填されている。
内箱1bの上部及び下部夫々に略水平な上断熱壁2及び下断熱壁3が設けてある。上断熱壁2は内箱1bの後面及び左右側面まで延びており、内箱1b内の空間を上下に区切っている。下断熱壁3の右部分は内箱1bの後面及び右側面まで延びており、左部分の後部には開口3aが設けてある。開口3aによって、下断熱壁3の上下の空間は連通している。
上断熱壁2及び下断熱壁3の間に、内箱1bの左側面から略水平に所定距離突出した部分断熱壁4が設けてある。部分断熱壁4の左右寸法は内箱1bの左右寸法の40%程度である。部分断熱壁4の前後寸法は左右寸法の25%程度であり、部分断熱壁4の後端面から内箱1bの後面まで開口4aが形成されている。開口4aによって、部分断熱壁4の上下の空間は連通している。
部分断熱壁4の右端部には、略垂直な縦断熱壁5が設けてある。縦断熱壁5は、下断熱壁3の右部分(非開口部分)の上に位置する。縦断熱壁5は、内箱1bの後面、上断熱壁2及び下断熱壁3の右部分まで延びており、上断熱壁2及び下断熱壁3の間において、内箱1b内の空間を左右に区切っている。上断熱壁2、下断熱壁3、部分断熱壁4及び縦断熱壁5夫々の内部には発泡断熱材、例えばウレタン発泡材が充填されている。
内箱1bにおいて、上断熱壁2よりも上側の部分は収容された物体を冷蔵する冷蔵室6を形成している。冷蔵室6の室温は例えば2〜4℃程度に設定される。また下断熱壁3よりも下側の部分は収容された物体を冷凍する第1冷凍室10を形成している。第1冷凍室10の室温は例えば−18℃以下になるように設定される。
内箱1bにおいて、下断熱壁3よりも上側且つ部分断熱壁4よりも下側であって、縦断熱壁5よりも左側の部分は、収容された物体を冷凍する第2冷凍室20を形成している。また部分断熱壁4よりも上側且つ上断熱壁2よりも下側であって、縦断熱壁5よりも左側の部分は氷を製造する製氷室30を形成している。第2冷凍室20及び製氷室30の室温は例えば−18℃以下になるように設定される。なお製氷室30は冷凍室の一種である。
下断熱壁3よりも上側且つ上断熱壁2よりも下側であって、縦断熱壁5よりも右側の部分は、野菜等の物体を冷蔵する野菜室40を形成している。野菜室40の室温は例えば7〜10℃程度に設定される。なお野菜室40は冷蔵室の一種である。
冷蔵室6内の上部には複数(本実施例においては三つ)の板状の収容棚7、7、7が上下に並設してある。冷蔵室6の左右側面夫々に複数の収容棚7に対応した前後に延びる案内レール7aが設けてある。該案内レール7aに、収容棚7は前後に摺動可能に設けられている。収容棚7は冷蔵室6の後側に位置し、収容棚7の前側には、後述する収納ポケット6cが配置される所定の空間が確保されている。
冷蔵室6の底部右側には右チルド室8aが設けてあり、該右チルド室8aの左側には左チルド室8bが設けてある。該左チルド室8bの左側には製氷室30に供給する水を貯留するタンク9が設けてある。右チルド室8a、左チルド室8b及びタンク9は冷蔵室6の底部後側に位置する。冷蔵室6の底部前側には、後述する収納ポケット6cが配置される所定の空間が確保されている。また冷蔵室6の底部の前側部分に、上断熱壁2を上下に貫通しており、冷蔵室6内の空気を下方に通流させるための通流孔2aが設けてある。
冷蔵室6の前右縁部及び前左縁部に、上下方向を回転軸方向として回動可能な右扉6a及び左扉6bが夫々設けてある。右扉6a及び左扉6bは上下に長い矩形状をなし、右扉6a及び左扉6b夫々の上下寸法は冷蔵室6の上下寸法よりも若干大きい。
また右扉6aの左右寸法は左扉6bの左右寸法よりも若干大きく、右扉6a及び左扉6bの左右寸法の合計は冷蔵室6の左右寸法よりも若干大きい。右扉6a及び左扉6bによって、冷蔵室6の正面開口部分は覆われる。右扉6a及び左扉6bの縁部分にはパッキンが設けてあり、右扉6a及び左扉6bは冷蔵室6の正面開口部分を気密に閉じる。
右扉6a及び左扉6b夫々の後面には、物体(例えば瓶、缶又はチューブ容器入りの食品等)を収納する複数(本実施例においては三つ)の収納ポケット6c、6c、6cが設けてある。
収納ポケット6cは上側が開口した箱形をなす。最下位置にある収納ポケット6cは右扉6a及び左扉6bが閉じている場合に、冷蔵室6の底部前側の空間に位置し、最下位置にある収納ポケット6cよりも上側の収納ポケット6cは、収容棚7の前側の空間に位置する。
第1冷凍室10の後部には、後述する排出口40aに連通し、野菜室40内の空気を下側に戻す戻りダクト14が設けてある。戻りダクト14は上下に延びている。第1冷凍室10には、上側が開口した箱形の第1冷凍室ケース11が前後に摺動可能に設けられている。第1冷凍室10の左右側面夫々に、前後に延びた案内溝10aが設けてあり、第1冷凍室ケース11の左右側面には、前記案内溝10a内を移動する被案内部(図示略)が設けてある。
第2冷凍室20には、上側が開口した箱形の第2冷凍室ケース21が前後に摺動可能に設けられている。第2冷凍室20の左側面に、前後に延びた案内溝20aが設けてあり、第2冷凍室ケース21の左側面には、前記案内溝20a内を移動する被案内部(図示略)が設けてある。
製氷室30には上側が開口した箱形の製氷室ケース31が前後に摺動可能に設けられている。製氷室30の左側面に、前後に延びた案内溝30aが設けてあり、製氷室ケース31の左側面には、前記案内溝30a内を移動する被案内部(図示略)が設けてある。製氷室30はタンク9の下側に位置する。製氷室ケース31の上部には製氷皿32が設けてあり、タンク9から製氷皿32に適宜水が供給され、氷が製造される。
野菜室40には上側が開口した箱形の野菜室ケース41が前後に摺動可能に設けられている。なお野菜室40の構成については後に詳述する。
図3に示すように、第1冷凍室10、第2冷凍室20、製氷室30及び冷蔵室6の後部には上下に延びた後面板50が設けてあり、該後面板50と内箱1bとの間に冷気通路51が形成されている。該冷気通路51内において、第1冷凍室10の後側には冷却器12が設けてある。
該冷却器12の下側に、冷却器12に付着した霜を除去するためのガラス管ヒータ13が設けてある。冷却器12の上側には、第1冷凍室10、第2冷凍室20及び製氷室30に冷気を送風するための冷凍室送風機53が設けてある。冷却器12及びガラス管ヒータ13と後面板50との間には、冷気通路51を前後に分離する分離板54が設けてある。
冷気通路51内において、上断熱壁2の付近に冷気通路51を上下に区切る隔壁部55が設けてある。隔壁部55には上下に貫通した通気孔55aが設けてある。隔壁部55の上側には、通気孔55aを開閉する電動式のダンパ56が設けてある。ダンパ56の上側には冷蔵室6に冷気を送風するための冷蔵室送風機57が設けてある。冷気通路51には、第1冷凍室10、第2冷凍室20及び製氷室30夫々に対応する位置に冷凍用冷気供給孔50aが設けてあり、冷蔵室6に対応する位置に冷気を供給する冷蔵用冷気供給孔50bが設けてある。
冷却器12は、第1冷凍室10、第2冷凍室20及び製氷室30の近傍に位置する。そのため、後面板50及び分離板54を介して、第1冷凍室10、第2冷凍室20及び製氷室30の熱が冷却器12に奪われ、第1冷凍室10、第2冷凍室20及び製氷室30が効率よく間接冷却され、冷却効率が向上されるようになっている。
冷蔵室6の上部には上面板50cが設けてあり、該上面板50cと内箱1bとの間に、前記冷気通路51に連通する上側冷気通路51aが形成されている。上側冷気通路51aにも冷蔵室6に冷気を供給する冷蔵用冷気供給孔50bが設けてある。
第1冷凍室10の底部後方には機械室60が設けられている。機械室60内には圧縮機61が配置されている。圧縮機61には凝縮器、膨張器(いずれも図示略)及び冷却器12が接続されている。圧縮機61の駆動によりイソブタン等の冷媒が循環して冷凍サイクルが運転される。これにより、冷却器12が冷凍サイクルの低温側となる。
機械室60の後側には電装部62が設けられる。電装部62は後面側が開口した電装ボックス(図示略)を有し、電装ボックスは金属板の絞り加工により形成され、放熱面積が大きく電装部62品の発熱を容易に放熱できる。
電装部62には圧縮機61、冷凍室送風機53、冷蔵室送風機57及びダンパ56等を制御する制御回路を有した制御基板を含む電装部品が内装される。電装部62を機械室60内に設置したので、冷蔵室6の後側に設置した場合に比して使用頻度の高い冷蔵室6の容積を広く確保し、冷蔵庫1の容積効率を向上して利便性を向上させることができる。
制御回路からの指令によって、圧縮機61、冷凍室送風機53及び冷蔵室送風機57は駆動又は停止し、またダンパ56は通気孔55aを開閉する。
次に野菜室40の構成について説明する。図5は野菜室40の構成を示す模式的斜視図である。図2及び図5に示すように、野菜室40の左側面(縦断熱壁5)には、前後に延設されており、野菜室ケース41を案内する案内レール42が設けてある。案内レール42は、前側が開口した側面視U形をなす。また野菜室40の左側面において、案内レール42の上側及び下側夫々に薄型のヒータ43が設けてある。制御回路からの指令に基づいて、ヒータ43は駆動又は停止する。
野菜室40の底面後部右側に、上下に貫通しており、空気を下方に排出する排出口40aが設けてある。野菜室40の底面には、野菜室40の底面全体を覆うダクト44が設けてある。ダクト44は平面視矩形の薄型箱状をなし、その底面は開口している。ダクト44の前面には空気を吸入する複数(本実施例においては三つ)の前面吸入口44a、44a、44aが左右に並設してある。
ダクト44の内側には、前面吸入口44a及び排出口40aの間に延設されており、空気を案内する複数(本実施例においては二つ)のリブ45、45が設けてある。リブ45は、ダクト44の前端部における前面吸入口44a同士の間の部分から排出口40aに向けて延びている。図5の矢印にて示すように、前面吸入口44aから吸い込まれた空気はリブ45に案内され、排出口40aに至る。
野菜室ケース41の左側面の外側にはローラ又は摺動子等の移動部(図示略)が設けてあり、移動部はU形をなす案内レール42の内側を移動する。野菜室ケース41は移動部の移動によって、野菜室40内を円滑に前後に移動する。野菜室ケース41はダクト44の上側に位置する。すなわち野菜室40の底面と野菜室ケース41の底面との間にはダクト44が設けてある。
次に冷蔵庫1内における空気の循環を説明する。図6は冷蔵庫1内における空気の循環を説明する図2に対応した説明図、図7は冷蔵庫1内における空気の循環を説明する図3に対応した説明図、図8は冷蔵庫1内における空気の循環を説明する図4に対応した説明図である。図6〜図8に記載された矢印は空気の流れを示している。
冷却器12によって冷却された空気(冷気)は、冷凍室送風機53の駆動によって、上方及び前方に送出される。送出された冷気は冷気通路51を通流し、冷凍用冷気供給孔50aを通って、第1冷凍室10、第2冷凍室20及び製氷室30に供給される。冷凍室送風機53から送出された直後の冷気はマイナス40℃程度であり、第1冷凍室10、第2冷凍室20及び製氷室30は冷凍室送風機53からに近いので、第1冷凍室10、第2冷凍室20及び製氷室30に貯蔵された物体は冷凍される。
ダンパ56が開いている場合、冷蔵室送風機57の駆動によって、冷気は上側の冷気通路51を上方に通流し、冷蔵用冷気供給孔50bを通って、冷蔵室6内に供給される。また上側冷気通路51aにも冷気は送出され、冷蔵用冷気供給孔50bを通って、冷蔵室6内に供給される。上側冷気通路51aの冷蔵用冷気供給孔50bを通って冷蔵室6内に供給された冷気は、収納ポケット6cに向けて移動し、収納ポケット6cに収容された物体を効率良く冷却する。冷蔵室6に供給される冷気は、第1冷凍室10、第2冷凍室20及び製氷室30に供給される冷気よりも温度が高くなっており、冷蔵室6の室温は2〜4℃程度になる。
冷蔵室6内に供給された冷気は、冷蔵室6の底部に設けた通流孔2aを通って野菜室40に至る。野菜室40に供給される冷気は、冷蔵室6に供給される冷気よりも温度が高くなっており、野菜室40の室温は7〜10℃程度になる。野菜室40に供給された冷気は、前面吸入口44aを通って、リブ45に沿ってダクト44内を通流し、排出口40aを通って戻りダクト14を通流する。戻りダクト14を通流した冷気は冷却器12に至る。
冷気通路51、上側冷気通路51a、冷蔵用冷気供給孔50b、冷蔵室6、野菜室40、通流孔2a、ダクト44及び戻りダクト14等によって、冷蔵用の冷気の循環経路が構成されている。換言すれば、冷蔵用の冷気の循環経路上に、冷気通路51、上側冷気通路51a、冷蔵用冷気供給孔50b、冷蔵室6、野菜室40、通流孔2a、ダクト44及び戻りダクト14等が位置する。
第1冷凍室10内の冷気によって、下断熱壁3の温度が低下し、野菜室40の底面付近の気温も低下する。しかし、前述したように、ダクト44は野菜室40の底面に位置し、野菜室40の底面と野菜室ケース41の底面との間にダクト44が設けてある。そのため、野菜室40の底面付近の気温(ダクト44内の気温)が下がったとしても、ダクト44内の冷気は排出口40aを通って戻りダクト14に移動する。野菜室40の底面付近の空気は直ちに排出口40aに移動し、野菜室40内に拡散しない。
ダクト44内の冷気(第1冷凍室10内の冷気によって冷却された空気)によってダクト44の上面の温度が低下したとしても、ダクト44内の冷気は排出口40aから排出されるので、ダクト44内に留まらない。そのためダクト44の上面の温度低下は抑制され、ダクト44の上面の温度が零下になることはなく、野菜室40の底面付近の空気が野菜室40に収容された野菜を凍結させることを防ぐことができる。
第2冷凍室20及び製氷室30内の冷気によって、野菜室40の左側面(第2冷凍室20及び製氷室30に隣接する側面)の温度が低下し、野菜室40の左側面付近の気温も低下する。しかし、前述したように、ヒータ43が野菜室40の左側面に設けてあるので、ヒータ43を駆動させることによって、野菜室40の左側面の温度を上昇させることができる。従って、野菜室40の左側面付近の気温の低下を防止し、野菜室40の左側面付近の空気が野菜室40に収容された野菜を凍結させることを防ぐことができる。
製氷室30内の冷気は開口4aを通って第2冷凍室20に移動し、第2冷凍室20内の冷気は開口3aを通って第1冷凍室10に移動する。第1冷凍室10の冷気は下方に移動し、第1冷凍室ケース11の底面及び内箱1bの間の隙間を通り、分離板54と内箱1bとの間に形成された通路を通って冷却器12に至る。
冷気通路51、冷凍用冷気供給孔50a、製氷室30、第1冷凍室10及び第2冷凍室20等によって、冷凍用の冷気の循環経路が構成されている。換言すれば、冷凍用の冷気の循環経路上に、冷気通路51、冷凍用冷気供給孔50a、製氷室30、第1冷凍室10及び第2冷凍室20等が位置する。
実施の形態1に係る冷蔵庫1にあっては、製氷室30及び第2冷凍室20に隣接する野菜室40の左側面にヒータ43を、第1冷凍室10に隣接する野菜室40の底面にダクト44を設けているので、野菜室40の二つの壁面が冷却されたとしても、野菜室40内の室温が過剰に低下することを防止でき、野菜室40内に冷蔵された野菜等の凍結を防止することができる。
また吸入口から吸入されたダクト44内の空気が第1冷凍室10の冷気によって冷却されても、冷却された空気は排出口40aから排出されるので、ダクト44内の温度は過剰に低下することはなく、野菜室40の室温の過剰な低下が抑制される。
なおダクト44に代えて、ヒータ43又は真空断熱材を野菜室40の底面に設けてもよい。またヒータ43に代えて、野菜室40の左側面に真空断熱材又はダクト44を設けてもよい。真空断熱材は高い断熱性を有するので、ヒータ43又はダクト44と同様に、野菜室40内の室温が過剰に低下することを防ぐことができる。野菜室40の左側面にダクト44を設ける場合には、ダクト44に案内レール42を形成するか、野菜室40の左側面における案内レール42以外の部分(案内レール42よりも上側又は下側)にダクト44を設ける。
なおダクト44又は真空断熱材を使用した場合、ヒータ43を使用する場合に比べて消費電力を削減することができる点で有利である。またヒータ43に取り付ける配線を設置するための空間を、野菜室40の壁面に確保する必要が無く、野菜室40(縦断熱壁5、上断熱壁2、下断熱壁3及び内箱1b)の構成を簡素化し、冷蔵庫1の製造工程、製造時間及び/又は製造費用の削減を図ることができる。
なお野菜室40の上面、背面又は右側面にダクト44、ヒータ43又は真空断熱材を設けてもよい。
ヒータ43を使用しない場合、ヒータ43に接続されるコネクタも不要となる。コネクタは、従来、縦断熱壁5に形成した空間に配置されていたが、コネクタが不要となったので、その空間にも発泡断熱材を充填できるようになった。
また野菜室40の壁面の内、三つ以上の壁面が冷凍室に隣接する場合、冷凍室に隣接する前記壁面全てにダクト44、ヒータ43又は真空断熱材を設けることによって、野菜室40内の室温が過剰に低下することを防ぐことができる。
なお縦断熱壁5は、外箱1a及び内箱1bの間に発泡断熱材1cを注入した後、内箱1b内に取り付けられている。縦断熱壁5の内部空間と外箱1a及び内箱1bの間の空間とが接続するように、縦断熱壁5を内箱1bに取り付けた後、発泡断熱材を注入することもできる。しかし縦断熱壁5と内箱1bとの接続部分が屈曲しているので、発泡断熱材1c縦断熱壁5の内部空間に届き難く、断熱効率が悪化する。
縦断熱壁5の厚みを大きくすることによって、断熱効率は向上するが、野菜室40内の容積が減ってしまう。そのため縦断熱壁5に薄型のダクト44、ヒータ43又は真空断熱材を設けることによって、野菜室40内の容積を確保しつつ、断熱させることができる。特に、近年では、高断熱性を有する真空断熱材の厚みが薄くなってきており、真空断熱材を使用することによって、野菜室40内の容積の確保し及び断熱を容易に両立させることができる。
(実施の形態2)
以下本発明を実施の形態2に係る冷蔵庫1を示す図面に基づいて説明する。図9はダクト44の構成を略示する斜視図である。ダクト44前部の左右側面に、複数の側面吸入口44bが設けてある。前面吸入口44aのみならず、側面吸入口44bをも設けることによって、ダクト44内に吸入される空気に対する抵抗が低減し、空気が円滑にダクト44に吸い込まれる。
実施の形態2に係る冷蔵庫1の構成の内、実施の形態1と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
(実施の形態3)
以下本発明を実施の形態3に係る冷蔵庫1を示す図面に基づいて説明する。図10はダクト44の構成を略示する斜視図である。ダクト44前部の上面に複数の上面吸入口44cが設けてある。前面吸入口44aのみならず、上面吸入口44cをも設けることによって、ダクト44内に吸入される空気に対する抵抗が低減し、空気が円滑にダクト44に吸い込まれる。
なおダクト44の上面において、上面吸入口44cを設けた部分の温度は低下し易いが、ダクト44前部に上面吸入口44cを設けることによって、比較的温度の高い扉付近に上面吸入口44cが位置するので、上面吸入口44cを設けた部分の温度低下を抑制することができる。
温度低下を考慮すると、上面吸入口44cは、ダクト44の奥行寸法L1に対して30〜50%程度に相当する寸法L2の範囲に設けることが好ましい。またダクト44の前部及び前部の左右側面に吸入口を更に設けてもよい。
実施の形態3に係る冷蔵庫1の構成の内、実施の形態1又は2と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。各実施例にて記載されている技術的特徴は互いに組み合わせることができ、本発明の範囲は、特許請求の範囲内での全ての変更及び特許請求の範囲と均等の範囲が含まれることが意図される。
以上の本発明の実施の形態に関し、更に以下の事項を開示する。
本発明に係る冷蔵庫1は、冷蔵室40と、該冷蔵室40に断熱壁3、5を介して隣接する複数の冷凍室10、20、30とを備える冷蔵庫1であって、前記冷蔵室40における前記冷凍室10、20、30に隣接する複数の壁3、5夫々に前記冷凍室10、20、30内の冷気による冷却を緩和する冷却緩和部43、44を設けてあることを特徴とする。
本発明に係る冷蔵庫1は、冷却器12によって冷却された空気が循環する循環経路上に前記冷蔵室40を配置してあり、前記冷却緩和部は、真空断熱材、ヒータ43又は循環する空気が通流するダクト44によって構成されていることを特徴とする。
本発明に係る冷蔵庫1は、前記ダクト44の一面に空気を吸入する吸入口44aが設けてあり、前記吸入口44aの反対側にて、空気を排出する排出口40aが前記冷蔵室40に設けてあることを特徴とする。
本発明に係る冷蔵庫1は、前記ダクト44の前記一面に交差する他面に空気を吸入する第2の吸入口44b、44cが設けてあることを特徴とする。
本発明に係る冷蔵庫1は、前記ダクト44の内側にて、前記吸入口44a及び排出口40aの間に空気を案内するリブ45が延設してあることを特徴とする。
1 冷蔵庫
3 下断熱壁(断熱壁)
5 縦断熱壁(断熱壁)
10 第1冷凍室(冷凍室)
12 冷却器
20 第2冷凍室(冷凍室)
30 製氷室(冷凍室)
40 野菜室(冷蔵室)
40a 排出口
43 ヒータ(冷却緩和部)
44 ダクト(冷却緩和部)
44a 前面吸入口(吸入口)
44b 側面吸入口(第2の吸入口)
44c 上面吸入口(第2の吸入口)
45 リブ

Claims (4)

  1. 冷蔵室と、該冷蔵室に断熱壁を介して隣接する冷凍室とを備える冷蔵庫であって、
    前記冷蔵室には冷気が供給され、
    前記冷蔵室における前記冷凍室に隣接する壁に前記冷凍室内の冷気による冷却を緩和す
    る冷却緩和部が設けられ、
    前記冷却緩和部は、前記冷蔵室に供給された空気を吸入する吸入口と、前記吸入口の反
    対側にて空気を排出する排出口とを備えたダクトによって構成されており、
    前記ダクトは前記冷蔵室の底面に設けられており、
    前記排出口は前記ダクト内の空気を下側に戻す戻りダクトに連通すること
    を特徴とする冷蔵庫。
  2. 冷蔵室と、該冷蔵室に断熱壁を介して隣接する冷凍室とを備える冷蔵庫であって、
    前記冷蔵室には冷気が供給され、
    前記冷蔵室における前記冷凍室に隣接する壁に前記冷凍室内の冷気による冷却を緩和す
    る冷却緩和部が設けられ、
    前記冷却緩和部は、前記冷蔵室に供給された空気を吸入する吸入口と、前記吸入口の反
    対側にて空気を排出する排出口とを備えたダクトによって構成されており、
    前記吸入口は前記ダクトの一面に設けてあり、
    前記ダクトの前記一面に交差する他面に空気を吸入する第2の吸入口が設けてあるこ

    を特徴とする冷蔵庫。
  3. 前記冷蔵室よりも温度が低く設定される第2の冷蔵室を備え、
    前記第2の冷蔵室を冷却した後の冷気が前記冷蔵室に供給されること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記ダクトの内側にて、前記吸入口及び排出口の間に空気を案内するリブが延設して
    あることを特徴とする請求項1からのいずれか一つに記載の冷蔵庫。
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