JP6487476B2 - 電動機 - Google Patents

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Description

本発明は、電動機本体とロータリエンコーダとを備える電動機に関する。
従来、ロータリエンコーダと、電動機本体と、を備える電動機が知られている。このような電動機において、電動機本体側に配置される樹脂部材などに含まれる水分が電動機本体の発熱によって蒸発して、電動機本体との温度差が大きい(相対的に低温の)ロータリエンコーダの内部において、結露が発生することがある。結露により生じた水分が水滴となって、ロータリエンコーダの内部に配置されたプリント基板に付着すると、電気的に短絡したり、電食(電気的な腐食)が生じることがあり、障害の原因となることがあった。
これに対して、電動機において、結露防止対策が施された技術が知られている(例えば、特許文献1及び2)。特許文献1に記載の技術においては、ロータリエンコーダのカバー部材の内面に、吸湿材が配置されている。特許文献2に記載の技術においては、ロータリエンコーダの回転軸部材を回転自在に支持するベアリングに吸湿材が設けられている。
特開2002−325395号公報 特開2005−148035号公報
特許文献1及び2に記載の技術には、結露対防止策が施されている。しかし、ロータリエコーダの内部において結露により発生した水滴が電気部品に付着しないような更なる工夫が望まれている。
本発明は、電動機本体とロータリエンコーダとを備える電動機において、ロータリエコーダの内部において、結露により発生した水滴が電気部品に付着することを抑制できる電動機を提供することを目的とする。
本発明は、回転軸部材(例えば、後述の回転軸部材23)を有する電動機本体(例えば、後述の電動機本体20)とロータリエンコーダ(例えば、後述のロータリエンコーダ10,10A,10B,10C,10D,10E)とを備える電動機(例えば、後述の電動機1,1A,1B,1C,1D,1E)において、前記ロータリエンコーダは、カバー部材(例えば、後述のカバー部材11)を有し、前記カバー部材の内面(例えば、後述の内面30,30A,30B,30C,30D,30E)は、前記回転軸部材を上下方向(例えば、後述の上下方向Z)に延びるように配置した場合に水滴(例えば、後述の水滴W)を誘導するように水平に対して傾斜する傾斜部分を有して形成される第1天面(例えば、後述の第1内面31,31A,31B,31C,31D,31E)、及び/又は、前記回転軸部材を水平方向(例えば、後述の水平方向X)に延びるように配置した場合に水滴を誘導するように水平に対して傾斜する傾斜部分を有して形成される第2天面(例えば、後述の第2内面320)を有する電動機に関する。
また、前記第1天面の傾斜部分及び/又は前記第2天面の傾斜部分は、曲面状に形成されることが好ましい。
また、前記第1天面及び/又は前記第2天面には、水滴を誘導するための溝(例えば、後述の平行溝33、放射溝34)が形成されることが好ましい。
また、前記カバー部材の内面に配置され、前記カバー部材の内面を誘導された水滴を受け止めて貯留する水滴受け部(例えば、後述の水滴受け部41,42)を更に備えることが好ましい。
また、前記カバー部材の内面に配置され、誘導された水滴を吸収する吸湿材(例えば、後述の吸湿材16,16A,16B)を更に備えることが好ましい。
また、前記第1天面及び/又は前記第2天面の表面は、撥水性を有して構成されることが好ましい。
本発明によれば、電動機本体とロータリエンコーダとを備える電動機において、ロータリエコーダの内部において、結露により発生した水滴が電気部品に付着することを抑制できる電動機を提供することができる。
本発明の第1実施形態の電動機を示す図であって、回転軸部材を上下方向に延びるように配置した場合を示す断面図である。 本発明の第1実施形態の電動機を示す図であって、回転軸部材を水平方向に延びるように配置した場合の構成を示す断面図である。 本発明の第2実施形態の電動機を示す図であって、回転軸部材を上下方向に延びるように配置した場合を示す断面図である。 第2実施形態の第1変形形態を示す図であって、カバー部材の第1内面に形成される平行な平行溝の構成を示す図である。 第2実施形態の第2変形形態を示す図であって、カバー部材の第1内面に形成される放射状の放射溝の構成を示す図である。 第2実施形態の第3変形形態を示す図であって、カバー部材の第2内面の上端部側に水滴受け部を配置した構成を示す図である。 第2実施形態の第4変形形態を示す図であって、カバー部材の第2内面の下端部側に水滴受け部を配置した構成を示す図である。 本発明の第3実施形態の電動機を示す図であって、回転軸部材を上下方向に延びるように配置した場合を示す断面図である。 本発明の第4実施形態の電動機を示す図であって、回転軸部材を上下方向に延びるように配置した場合を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、第2実施形態以降の説明において、第1実施形態と共通する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る電動機1について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の電動機1を示す図であって、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合を示す断面図である。図2は、本発明の第1実施形態の電動機1を示す図であって、回転軸部材23を水平方向Xに延びるように配置した場合の構成を示す断面図である。なお、本実施形態の説明において、鉛直方向を「上下方向Z」という。上下方向Zのうち、上側を「上側Z1」といい、下側を「下側Z2」という。また、水平方向を「水平方向X」という。
図1に示すように、電動機1は、ロータリエンコーダ10と、電動機本体20と、を備える。ロータリエンコーダ10は、電動機本体20に取り付けられ、電動機本体20に電気的に接続される。
まず、電動機本体20について説明する。電動機本体20は、図1に示すように、本体側ハウジング21と、本体側コネクタ22と、回転軸部材23と、を備える。
本体側ハウジング21は、厚みを有する板状に形成される。本体側ハウジング21は、外方に突出する本体側フランジ部211を有する。本体側フランジ部211は、後述するカバー部材11のカバー部材フランジ部13に対向して配置される。本体側ハウジング21には、本体側フランジ部211におけるロータリエンコーダ10側の面において、位置決め凹部212が形成される。位置決め凹部212には、後述するロータリエンコーダ10の位置決め凸部132が嵌り込む。
回転軸部材23は、軸受24、25に軸支された状態で、ロータリエンコーダ10側に突出して延びる。回転軸部材23は、回転軸Jを中心に回転可能に構成される。回転軸部材233の先端部231には、後述するロータリエンコーダ10の回転スリット板15が接続される。
本体側コネクタ22は、本体側ハウジング21の回転軸Jから径方向に所定距離離間した位置において、回転軸部材23の軸方向(回転軸部材23が延びる方向)に平行に、ロータリエンコーダ10側に突出して延びる。
本体側コネクタ22の先端には、本体側接点221が形成される。本体側接点221は、本体側ハウジング21の回転軸Jから所定距離離間した位置において、ロータリエンコーダ10におけるプリント基板14の基板側接点部141に接触する。これにより、本体側コネクタ22は、プリント基板14に電気的に接続される。
次に、ロータリエンコーダ10について説明する。
ロータリエンコーダ10は、図1に示すように、カバー部材11と、プリント基板14と、回転スリット板15と、吸湿材16と、を備える。
カバー部材11は、カバー部材本体12と、カバー部材フランジ部13と、を有する。
カバー部材本体12は、径方向の外側において回転軸部材23の回転方向に沿って環状に形成される周壁部121と、回転軸部材23が延びる方向の一方側に形成される開口部122と、回転軸部材23が延びる方向の他方側に形成される閉鎖部123と、を有する。カバー部材本体12の開口部122は、電動機本体20の本体側ハウジング21により閉止される。
カバー部材フランジ部13は、カバー部材本体12の開口部122の周縁から外方に突出して形成される。カバー部材フランジ部13の電動機本体20側の面は、電動機本体20の本体側フランジ部211のロータリエンコーダ10側の面に当接して配置される。
カバー部材フランジ部13における電動機本体20の本体側ハウジング21側の面には、Oリング収容凹溝131と、位置決め凸部132と、が形成される。
位置決め凸部132は、本体側フランジ部211の嵌り込む位置決め凹部212に嵌り込む。これにより、位置決め凸部132は、カバー部材11が電動機本体20の本体側ハウジング21に取り付けられる際に、カバー部材11の径方向の位置決めを行う。
Oリング収容凹溝131は、カバー部材フランジ部13の周方向の全域に亘って形成される。Oリング収容凹溝131には、Oリング17が収容される。Oリング17は、Oリング収容凹溝131に収容された状態で、電動機本体20の本体側ハウジング21の外縁側において、本体側フランジ部211のロータリエンコーダ10側の面に当接する。そして、Oリング17は、カバー部材11における開口部122の周縁において、電動機本体20とロータリエンコーダ10とをシールする。これにより、電動機本体20とロータリエンコーダ10との水密性が確保される。
カバー部材本体12において、外形の形状と、内面30の形状とは異なる。
カバー部材本体12の外形において、閉鎖部123の外形は、平面視で八角形形状に形成されており、周壁部121の外形は、八角筒状に形成される。
カバー部材本体12の内面30の形状は、カバー部材本体12における円形状に開口された開口部122から内部側に窪んだ部分の内面により、ドーム形状に形成される。カバー部材本体12の内面30には、吸湿材16が貼り付けられる。
カバー部材本体12の内面30の形状及び吸湿材16の詳細については後述する。
カバー部材本体12の内部には、図1に示すように、プリント基板14と回転スリット板15とが配置される。
回転スリット板15は、カバー部材11の径方向に延びる円板状に形成される。回転スリット板15の中心には、電動機本体20の回転軸部材23の先端部231が接続される。回転スリット板15は、電動機本体20の回転軸部材23が回転することで回転する。回転スリット板15には、プリント基板14に配置されるセンサ検知部(図示せず)により検知されるスリット(図示せず)が、形成されている。
プリント基板14は、回転スリット板15における電動機本体20の回転軸部材23が接続される面とは反対側の面側において、回転スリット板15と平行に、回転スリット板15から離間して配置される。
プリント基板14は、カバー部材11の径方向に延びる板状に形成される。プリント基板14は、センサ検知部(図示せず)などの電子部品(図示せず)が実装されている。本実施形態においては、プリント基板14及びプリント基板14に実装された電子部品(図示せず)は、ロータリエンコーダ10のカバー部材11の内部に収容された電気部品を構成する。センサ検知部(図示せず)は、回転スリット板15が回転した場合に、回転スリット板15の前記スリット(図示せず)を検知して、センサ検知信号を出力する。プリント基板14は、基板側接点部141を有する。基板側接点部141には、本体側コネクタ22の本体側接点221が電気的に接続される。基板側接点部141は、センサ検知部(図示せず)により検知されたセンサ信号や、その他の電気信号を入出力する端子である。
カバー部材本体12の内面30の形状及び吸湿材16の詳細について説明する。
従来、電動機において、電動機本体側に配置される樹脂部材などに含まれる水分が、電動機本体の発熱によって蒸発することで、電動機本体との温度差が大きい(相対的に低温の)ロータリエンコーダの内部において、結露が発生することがあった。結露により生じた水分が水滴となり、ロータリエンコーダのケース部材の内面に付着して落下すると、ロータリエンコーダの内部に配置されたプリント基板に落下して付着する可能性がある。この場合に、ロータリエンコーダのプリント基板において、電気的に短絡したり、電食(電気的な腐食)が生じることがあり、障害の原因となることがあった。
これに対して、本発明では、カバー部材11の内面30の形状を以下のように構成した。カバー部材本体12の内面30は、前述の通り、図1及び図2に示すように、ドーム状に形成される。カバー部材11の内面30は、第1内面31(第1天面)と、第2内面320と、を有する。
ここで、本実施形態の電動機1は、電動機1の配置の向きについて、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合(図1参照)と、回転軸部材23を水平方向Xに延びるように配置した場合(図2参照)と、において使用可能である。なお、本実施形態においては、上下方向Zは、鉛直方向でもある。
第1内面31は、図1に示すように、電動機1の配置の向きについて、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合に、カバー部材11の内面30において天井側の面となる天面である。第1内面31は、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合に、第1内面31に付着した水滴Wを誘導するように水平に対して傾斜する傾斜部分を有して形成される。「傾斜」とは全体として傾斜していればよく、平面状に傾斜している形態に制限されず、曲面状に傾斜している形態を含む。第1内面31の傾斜部分は、曲面状に形成される。
具体的には、第1内面31は、図1に示すように、電動機1の配置の向きについて、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合に、カバー部材11の内面30における径方向の中央から外側の周縁に向かうにしたがって閉鎖部123側から開口部122側に下るように傾斜する曲面状に形成される。図1に示すように、回転軸部材23が上下方向Zに延びるように配置された場合に、第1内面31に付着した水滴Wは、第1内面31の傾斜曲面に沿って上側Z1から下側Z2に移動される。
第2内面32は、図1に示すように、電動機1の配置の向きについて、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合に、カバー部材11の内面30において側方側の側面である。第2内面32は、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合に、第2内面32に付着した水滴Wを誘導するように水平に対して傾斜する傾斜部分を有して形成される。第1内面31の傾斜部分は、曲面状に形成される。
具体的には、第2内面32は、図1に示すように、電動機1の配置の向きについて、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合に、カバー部材11の内面30における径方向の中央から外側の周縁に向かうにしたがって閉鎖部123側から開口部122側に下るように傾斜する曲面状に形成される。図1に示すように、回転軸部材23が上下方向Zに延びるように配置された場合に、第2内面32に付着した水滴Wは、第2内面32の傾斜曲面に沿って上側Z1から下側Z2に移動されて、カバー部材11の内面30における径方向の外側の周縁側に導かれる。
第2内面32のうち、図2に示すように、電動機1の配置の向きについて、電動機1を図1に示す状態から時計回りに90°回転させて、回転軸部材23を水平方向Xに延びるように配置した場合に、上側Z1に配置される第2内面320(第2天面)は、カバー部材11の内面30において天井側の面となる天面である。第2内面320は、回転軸部材23を水平方向Xに延びるように配置した場合に、第2内面320に付着した水滴Wを誘導するように水平に対して傾斜する傾斜部分を有して形成される。第2天面320の傾斜部分は、曲面状に形成される。
具体的には、図2に示すように、第2内面320は、電動機1の配置の向きについて、回転軸部材23を水平方向Xに延びるように配置した場合に、カバー部材11の内面30の開口部122側から閉鎖部123側に向かうにしたがってカバー部材11の内面30における周縁から径方向の中央側に下るように傾斜する曲面状に形成される。図2に示すように、回転軸部材23が水平方向Xに延びるように配置された場合に、第2内面320に付着した水滴Wは、第2内面320の傾斜曲面に沿って上側Z1から下側Z2に移動される。
第1内面31は、図2に示すように、電動機1の配置の向きについて、回転軸部材23を水平方向Xに延びるように配置した場合に、カバー部材11の内面30において閉鎖部123側の側面である。第1内面31は、カバー部材11の内面30において、カバー部材11の径方向の中央の閉鎖部123において円弧状に窪んで傾斜する曲面状に形成される。図2に示すように、回転軸部材23が水平方向Xに延びるように配置された場合に、第1内面31に付着した水滴Wは、第1内面31の傾斜曲面に沿って上側Z1から下側Z2に移動される。
吸湿材16は、第1内面31及び第2内面320により導かれた水滴Wが集まる場所に配置される。吸湿材16は、第1内面31及び第2内面320により誘導された水滴Wを吸収する。本実施形態においては、吸湿材16は、例えば、シート状に形成され、カバー部材11の内面30に対面して見た場合に、例えば、円形状、半円形状、円環状などの形状に形成される。
本実施形態においては、吸湿材16は、図1及び図2に示すように、カバー部材11の内面30における第1内面31と第2内面320との境界において、第1内面31と第2内面320とに跨って貼り付けられて配置される。吸湿材16としては、例えば、ゼオライトを含んだ吸湿剤などを挙げることができる。
以上のように構成されるロータリエンコーダ10のカバー部材11及び吸湿材16においては、電動機1の配置の向きについて、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合には、図1に示すように、第1内面31に付着した水滴Wは、第1内面31の傾斜曲面に沿って上側Z1から下側Z2に移動されて、カバー部材11の径方向の外側の周縁側に導かれる。そして、第1内面31により導かれた水滴Wが移動した箇所において、第1内面31におけるカバー部材11の径方向の外側の周縁側には、吸湿材16が配置されている。吸湿材16は、水滴Wが誘導される位置に配置されているため、第1内面31により導かれた水滴Wを効率よく吸収できる。
また、電動機1の配置の向きについて、回転軸部材23を水平方向Xに延びるように配置した場合には、図2に示すように、第2内面320の上側Z1に付着した水滴Wは、第2内面320の傾斜曲面に沿って上側Z1から下側Z2に移動されて、カバー部材11の閉鎖部123側に配置された第2内面320側に導かれる。そして、第2内面320により導かれた水滴Wが移動した箇所において、第1内面31と第2内面320との境界部分には、吸湿材16が配置されている。そのため、吸湿材16は、水滴Wが誘導される位置に配置されているため、第2内面320により導かれた水滴Wを効率よく吸収できる。
以上の構成を備える第1実施形態の電動機1によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態の電動機1は、回転軸部材23を有する電動機本体20とロータリエンコーダ10とを備え、ロータリエンコーダ10は、カバー部材11を有し、カバー部材11の内面は、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合に水滴Wを誘導するように水平に対して傾斜する傾斜部分を有して形成される第1内面31、及び、回転軸部材23を水平方向Xに延びるように配置した場合に水滴Wを誘導するように水平に対して傾斜する傾斜部分を有して形成される第2内面320を有する。また、第1内面31の傾斜部分及び第2内面320の傾斜部分は、曲面状に形成される。
そのため、電動機1の配置の向きについて、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合(図1参照)であっても、回転軸部材23が水平方向Xに延びるように配置された場合(図2参照)であっても、第1内面31及び第2内面320の傾斜曲面に沿って、カバー部材11の内面30に付着した水滴Wを導くことができる。よって、電動機1の配置の向きによらず、カバー部材11の内面30に付着した水滴Wを誘導することができる。これにより、プリント基板14に水滴Wが落下されることを抑制でき、プリント基板14などの電子部品に水滴Wが付着することを抑制できる。
また、本実施形態では、カバー部材11の内面30に配置され、誘導された水滴Wを吸収する吸湿材16を更に備える。そのため、第1内面31又は第2内面320により誘導された水滴Wを、吸湿材16で吸収することができる。これにより、電子部品に水滴Wが付着することを防止できる。また、吸湿材16を水滴Wが誘導される位置に配置したため、吸湿材16の配置箇所を少なくでき、吸湿材16の使用量を低減できる。
また、電動機1の配置の向きを回転軸部材23を上下方向Z又は水平方向Xに延びるように配置して使用する場合において、第1内面31及び第2内面320の境界に吸湿材16を設けている。これにより、吸湿材16を、第1内面31及び第2内面320の傾斜曲面の両方により誘導された水滴Wを吸収する部材として共用できる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る電動機1Aについて説明する。図3は、本発明の第2実施形態の電動機1Aを示す図であって、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合を示す断面図である。
第2実施形態においては、電動機1Aの配置の向きについて、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合について適用される。
図3に示すように、第2実施形態は、第1実施形態の内面30の構成に代えて、内面30Aを備える点において、第1実施形態と異なる。また、第2実施形態は、第1実施形態の吸湿材16を備えていない点において、第1実施形態と異なる。第2実施形態の説明において、第1実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
第1実施形態のカバー部材11の内面30が、電動機本体20の本体側ハウジング21の上面から傾斜して立ち上がる第2内面32を有するのに代えて、第2実施形態のカバー部材11の内面30Aは、電動機本体20の本体側ハウジング21の上面から垂直に立ち上がる第2内面32Aを有する。
第2実施形態における第2内面32Aは、電動機1Aの配置の向きについて、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合に、電動機本体20の本体側ハウジング21の上面から垂直に立ち上がると共に、垂直方向に延びて形成される。
また、第2実施形態における第1内面31Aは、径方向の外側において、第1実施形態の第1内面31の傾斜角度よりも小さく形成される。なお、第2実施形態の第1内面31Aの表面には、溝などは形成されていない。
以上のように第1内面31A及び第2内面32Aが構成されることで、電動機1Aの配置の向きについて、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合には、図3に示すように、第1内面31Aに付着した水滴Wは、第1内面31Aの傾斜曲面に沿って上側Z1から下側Z2に移動されて、カバー部材11の径方向の外側の周縁側に導かれる。これにより、カバー部材11の径方向の外側に導かれた水滴Wは、第2内面32Aを伝わって上方から下方に移動する。よって、第2実施形態の電動機1Aにおいては、カバー部材11の内面30Aに付着した水滴Wを、カバー部材11の径方向の外側の周縁側に導くことができる。これにより、プリント基板14に水滴Wが落下することを抑制できる。
(第2実施形態の第1変形形態及び第2変形形態)
次に、第2実施形態の第1変形形態及び第2変形形態について説明する。図4は、第2実施形態の第1変形形態を示す図であって、カバー部材11の第1内面31Bに形成される平行な平行溝33の構成を示す図である。図5は、第2実施形態の第2変形形態を示す図であって、カバー部材の第1内面31Cに形成される放射状の放射溝34の構成を示す図である。
第2実施形態の第1変形形態及び第2変形形態においては、第2実施形態の第1内面31Aの表面とは異なり、図4及び図5に示すように、カバー部材11の第1内面31Bには、水滴Wを誘導するための平行溝33又は放射溝34が形成される。
図4に示すように、第2実施形態の第1変形形態においては、カバー部材11の内面30Bの第1内面31Bには、カバー部材11の径方向の中心を通る直線に平行な複数の直線状の溝から構成される平行溝33が形成される。平行溝33を構成する複数の溝は、それぞれ、水滴Wの大きさよりも幅が狭く形成される。平行溝33を構成する溝の幅が水滴Wの大きさよりも狭く形成されることで、水滴Wの表面張力により、水滴Wは、平行溝33に沿って移動しやすい。特に、第1内面31Bが曲面状に傾斜して形成されるため、水滴Wは、第1内面31Bの傾斜方向に沿って移動し、かつ、平行溝33に沿って移動する。これにより、第1内面31Bの平行溝33は、カバー部材11の第1内面31Bに付着した水滴Wを、カバー部材11の径方向の外側に容易に導くことができる。
従って、第2実施形態の第1変形形態においては、第1内面31Bが傾斜すると共に、平行溝33を構成する複数の溝が、カバー部材11の第1内面31Bに形成されるため、カバー部材11の内面30Bに付着した水滴Wを、第1内面31Bの傾斜曲面における平行溝33に沿って導くことができる。よって、カバー部材11の第1内面31Bに付着した水滴Wを、カバー部材11の径方向の外側の周縁側に誘導しやすい。また、平行溝33により、カバー部材11の第1内面31Bに付着した水滴Wが落下に必要な大きさに成長することを抑制して、水滴Wを平行溝33に沿って移動させることができる。そのため、カバー部材11の第1内面31Bに付着した水滴Wが落下することを一層抑制できる。
また、図5に示すように、第2実施形態の第2変形形態においては、カバー部材11の内面30Cの第1内面31Cには、カバー部材11の径方向の中心として放射状に延びる複数の直線状の溝から構成される放射溝34が形成される。放射溝34を構成する複数の溝は、それぞれ、水滴Wの大きさよりも幅が狭く形成される。放射溝34を構成する溝の幅が水滴Wの大きさよりも狭く形成されることで、水滴Wの表面張力により、水滴Wは、放射溝34に沿って移動しやすい。特に、第1内面31Cは、曲面状に傾斜して形成されるため、第1内面31Cの傾斜方向に沿って移動し、かつ、放射溝34に沿って移動する。これにより、第1内面31Cの放射溝34は、カバー部材11の第1内面31Cに付着した水滴Wを、カバー部材11の径方向の外側に容易に導くことができる。
従って、第2実施形態の第2変形形態においては、第1内面31Cが傾斜すると共に、放射溝34を構成する複数の溝が放射状に延びて形成されるため、カバー部材11の内面30Cに付着した水滴Wを、第1内面31Cの傾斜曲面における放射溝34に沿って導くことができる。よって、カバー部材11の第1内面31Cに付着した水滴Wを、カバー部材11の径方向の外側の周縁側に誘導しやすい。また、放射溝34により、カバー部材11の第1内面31Cに付着した水滴Wが落下に必要な大きさに成長することを抑制して、水滴Wを放射溝34に沿って移動させることができる。そのため、カバー部材11の第1内面31Cに付着した水滴Wが落下することを一層抑制できる。
(第2実施形態の第3変形形態及び第4変形形態)
次に、第2実施形態の第3変形形態及び第4変形形態について説明する。図6は、第2実施形態の第3変形形態を示す図であって、カバー部材11の第2内面32Aの上端部側に水滴受け部41を配置した構成を示す図である。図7は、第2実施形態の第4変形形態を示す図であって、カバー部材11の第2内面32Aの下端部側に水滴受け部41を配置した構成を示す図である。
第2実施形態の第3変形形態及び第4変形形態は、第2実施形態の構成に加えて、受け止めて貯留する水滴受け部41,42を備える。図6及び図7に示すように、水滴受け部41,42は、カバー部材11の第2内面32Aに取り付けられて配置され、カバー部材11の第2内面32Aを誘導された水滴Wを受け止めて貯留する。
第2実施形態の第3変形形態においては、図6に示すように、水滴受け部41は、第2内面32Aの上端部側に配置される。水滴受け部41は、第2内面32Aの周方向に延びて形成される。これにより、水滴受け部41は、カバー部材11の第1内面31Aにおいてカバー部材11の径方向の外側の周縁側に誘導されて、第2内面32Aを上方から下方に伝わった水滴Wを、第2内面32Aの上端部側において受けて止めて貯留できる。従って、第1内面31により誘導された水滴Wを、水滴受け部41により受け止めて、電気部品に水滴Wが付着することを防止できる。
第2実施形態の第4変形形態においては、図7に示すように、水滴受け部42は、第2内面32Aの下端部側に配置される。水滴受け部42は、第2内面32Aの周方向に延びて形成される。これにより、水滴受け部42は、カバー部材11の第1内面31Aにおいてカバー部材11の径方向の外側の周縁側に誘導されて第2内面32Aを上方から下方に伝わった水滴Wを、第2内面32Aの下端部側において受けて止めて貯留できる。従って、第1内面31Aにより誘導された水滴Wを、水滴受け部42により受けて止めて、電気部品に水滴Wが付着することを防止できる。
(第2実施形態の第5変形形態)
次に、第2実施形態の第5変形形態について説明する。
第2実施形態の第5変形形態においては、カバー部材11の内面30Aの第1内面31Aが撥水性を有して構成される。そのため、カバー部材11の内面30Aに付着した水滴Wがカバー部材11の第1内面31Aに水滴Wが滞留することが低減される。これにより、カバー部材11の内面30Aに付着した水滴Wを、第1内面31Aに沿って、カバー部材11の径方向の外側の周縁側に容易に導くことができる。
[第3実施形態]
第3実施形態に係る電動機1Dについて説明する。図8は、本発明の第3実施形態の電動機1Dを示す図であって、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合を示す断面図である。
第3実施形態においては、回転軸部材23が上下方向Zに延びるように配置されるようにして配置された電動機1Dについて適用される。
第3実施形態は、第2実施形態のカバー部材11の内面30Dの第1内面31Dの構成と、吸湿材16Aを備える点において、第2実施形態と異なる。第3実施形態においては、第2実施形態と同様に、第1内面31Dは、図8に示すように、電動機1Dの配置の向きについて、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合に、カバー部材11の内面30Dにおいて天井側の面となる天面である。第3実施形態の説明において、第2実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
第1内面31Dは、第1内面31Dの中央において、回転軸部材23側に突出する膨出部311と、第1内面31Dにおける膨出部311を囲むように環状に形成される環状傾斜面312と、を有する。
環状傾斜面312は、カバー部材11の径方向の外側の縁部側から中央側に下り傾斜で曲面状に形成される。環状傾斜面312は、カバー部材11の第1内面31Dに付着した水滴Wを、第1内面31Dの中央側の膨出部311に向けて誘導する。
膨出部311の下面は、平面状に形成される。膨出部311の下面には、吸湿材16Aが貼り付けられる。吸湿材16Aは、第1内面31Dの環状傾斜面312により誘導された水滴Wが集まる位置に配置される。吸湿材16Aは、第1内面31Dの環状傾斜面312により誘導された水滴Wを吸収する。
以上のように構成されるカバー部材11の第1内面31Dにおいては、カバー部材11の内面30Dに付着した水滴Wを、第1内面31Dにより第1内面31Dの中央側に誘導して、誘導した水滴Wを、第1内面31Dの中央に配置された吸湿材16Aにより吸収することができる。これにより、電子部品に水滴Wが付着することを防止できる。また、吸湿材16Aを水滴Wが誘導される位置に配置したため、吸湿材16Aの配置箇所を少なくでき、吸湿材16Aの使用量を低減できる。
[第4実施形態]
第4実施形態に係る電動機1Eについて説明する。図9は、本発明の第4実施形態の電動機1Eを示す図であって、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合を示す断面図である。
第4実施形態においては、電動機1の配置の向きについて、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合について適用される。
第4実施形態は、第2実施形態のカバー部材11の内面30Eの第1内面31Eの構成と、吸湿材16Bを備える点において、第2実施形態と異なる。第4実施形態においては、第2実施形態と同様に、第1内面31Eは、図9に示すように、電動機1Eの配置の向きについて、回転軸部材23を上下方向Zに延びるように配置した場合に、カバー部材11の内面30Eにおいて天井側の面となる天面である。第4実施形態の説明において、第2実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
図9に示すように、回転軸部材23を含む所定の縦断面視において、第1内面31Eは、第1内面31Eの一方側から他方側に向かうにしたがって下り傾斜した平面状に形成される。これにより、第1内面31Eは、カバー部材11の第1内面31E付着した水滴Wを、第1内面31Eの他方側の縁部側に誘導する。
吸湿材16Bは、第1内面31Eの他方側の縁部において、第1内面31Eの下端部の下面に貼り付けられる。吸湿材16Bは、第1内面31Eにより誘導された水滴Wが集まる位置に配置される。吸湿材16Bは、第1内面31Eにより誘導された水滴Wを吸収する。
以上のように構成されるカバー部材11の第1内面31Eにおいては、カバー部材11の内面30Eに付着した水滴Wを、第1内面31Eにより第1内面31Eの他方側の縁部に誘導して、誘導された水滴Wを、第1内面31Eの他方側の縁部に配置された吸湿材16Bにより吸収することができる。これにより、電子部品に水滴Wが付着することを防止できる。また、吸湿材16Bを水滴Wが誘導される位置に配置したため、吸湿材16Bの配置箇所を少なくでき、吸湿材16Bの使用量を低減できる。
なお、本発明は上述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良は本発明に含まれる。
例えば、前記第1実施形態、前記第2実施形態(第1変形形態〜第5変形形態を含む)及び前記第3実施形態の構成のいずれの組み合わせも可能である。
例えば、カバー部材11の第1内面31,31A,31B,31C,31D,31E及び/又は第2内面32,320,32Aの傾斜部分は、第3実施形態のように傾斜した平面状に形成してもよいし、第1実施形態及び第2実施形態のように曲面状に形成してもよい。また、カバー部材11の第1内面31,31A,31B,31C,31D,31E及び第2内面32,320,32Aは、両方が傾斜部分を有して構成されていてもよいし、いずれか一方が傾斜部分を有して構成されていてもよい。
また、第1実施形態、第3実施形態及び第4実施形態のカバー部材11の第1内面31,31D,31Eに、第2実施形態の変形形態の平行溝33、放射溝34、水滴受け部41,42を設けてもよい。
また、カバー部材11の第1内面31,31A,31B,31C,31D,31E及び/又は第2内面32,320,32Aは、水滴Wを誘導するための溝(平行溝又は放射溝)と吸湿材16との両方を備えていてもよいし、水滴Wを誘導するための溝(平行溝又は放射溝)と水滴受け部41,42との両方を備えていてもよい。
1,1A,1B,1C,1D,1E 電動機
10,10A,10B,10C,10D,10E ロータリエンコーダ
11 カバー部材
16,16A,16B 吸湿材
20 電動機本体
23 回転軸部材
30,30A,30B,30C,30D,30E 内面
31,31A,31B,31C,31D,31E 第1内面(第1天面)
33 平行溝(溝)
34 放射溝(溝)
41 水滴受け部
42 水滴受け部
320 第2内面(第2天面)
W 水滴

Claims (5)

  1. 回転軸部材を有する電動機本体とロータリエンコーダとを備える電動機において、
    前記ロータリエンコーダは、カバー部材を有し、
    前記カバー部材の内面は、前記回転軸部材を上下方向に延びるように配置した場合に水滴を誘導するように水平に対して傾斜する傾斜部分を有して形成される第1天面、及び/又は、前記回転軸部材を水平方向に延びるように配置した場合に水滴を誘導するように水平に対して傾斜する傾斜部分を有して形成される第2天面を有し、
    前記第1天面及び/又は前記第2天面には、前記第1天面及び/又は前記第2天面を前記カバー部材の内部側から視た場合に所定方向に延びる直線状の溝であって水滴を誘導するための溝が形成される電動機。
  2. 前記第1天面の傾斜部分及び/又は前記第2天面の傾斜部分は、曲面状に形成される請求項1に記載の電動機。
  3. 前記カバー部材の内面に配置され、前記カバー部材の内面を誘導された水滴を受け止めて貯留する水滴受け部を更に備える請求項1又は2に記載の電動機。
  4. 前記カバー部材の内面に配置され、誘導された水滴を吸収する吸湿材を更に備える請求項1からのいずれかに記載の電動機。
  5. 前記第1天面及び/又は前記第2天面の表面は、撥水性を有して構成される請求項1からのいずれかに記載の電動機。
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