JP2003229678A - 電子制御装置の筐体構造 - Google Patents

電子制御装置の筐体構造

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JP2003229678A
JP2003229678A JP2002024058A JP2002024058A JP2003229678A JP 2003229678 A JP2003229678 A JP 2003229678A JP 2002024058 A JP2002024058 A JP 2002024058A JP 2002024058 A JP2002024058 A JP 2002024058A JP 2003229678 A JP2003229678 A JP 2003229678A
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housing
electronic control
control device
horizontal
protection box
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JP2002024058A
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Teruhiro Mizutani
彰宏 水谷
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体内の電子部品や基板パターン等に結露水
が滴下することを防止できる電子制御装置の筐体構造を
提供すること。 【解決手段】 電子制御装置1(従って筐体7)は、車
両のエンジンルームや車室内に取り付けられ、その際に
は、図示する様に、プリント基板5及び筐体7が水平と
なる様に、カバー13側を下として、例えば車室内の床
などに固定される。特に、筐体7を車室内に取り付けた
場合には、プリント基板5は水平であり、四方の側壁1
7は垂直であるが、図の上方(取り付け時の天方向)の
天井部分(天井部)19は、水平よりわずかに(例えば
5°)傾斜している。そのため、天井部19の内側面
(天井面)19aも同様に傾斜し、天井面19a全体が
同一角度で傾斜する傾斜平面とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両のエン
ジンルームなどに配置される電子制御装置の筐体構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車両のエンジンルーム
や車室内には、車両の各種の制御等を行うために電子制
御装置(ECU)が配置されている。この電子制御装置
は、主として、多くの電子部品が実装されたプリント基
板と、プリント基板等を収容する金属製の筐体とから構
成されており、この筐体によって電子部品等は温度や熱
等の外部環境から保護されている。
【0003】また、近年では、電子部品等をより確実に
外部環境から保護するために、電子制御装置自体を、樹
脂製の保護ボックスに収容して、筐体を二重構造にする
技術が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
では、図14に示す様に、筐体P1内側が高湿度になっ
て結露が発生した場合には、筐体P1(即ちケースP2
側)の内壁天井面P3に結露水が付着し、それが成長し
て、最終的に電子部品P4やプリント基板P5等の上に
結露水が滴下することがある。
【0005】また、図15に示す様に、保護ボックスP
6が用いられる場合でも、保護ボックスP6内側が高湿
度になって結露が発生した場合には、結露水が保護ボッ
クスP6の内壁天井面P7に付着し、それが成長して、
筐体P1内部に結露水が滴下することがある。
【0006】その結果、電子部品や基板パターンに結露
水が付着し、マイグレーション(ヒゲ状の組織)が発生
して、パターンショート等の不具合に到る恐れがあり、
耐久性等の点で好ましくないという問題があった。本発
明は、前記課題を解決するためになされたものであり、
筐体内の電子部品や基板パターン等に結露水が滴下する
ことを防止できる電子制御装置の筐体構造を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】(1)請
求項1の発明は、電子部品を実装したプリント基板が収
容された筐体を、車体等の装着対象に取り付けた場合
に、プリント基板が水平又は垂直となる電子制御装置の
筐体構造に関するものであり、本発明では、筐体の取り
付け時における上方向(天方向)の内側面(例えば天井
面)のうち、少なくとも結露水の滴下を防止する領域に
対応する内側面を、水平に対して傾斜させたことを特徴
とする。
【0008】つまり、本発明では、筐体を車両等に取り
付けた場合に、その天方向に位置する天井面の(結露水
の滴下を防止する領域に対応する)表面を傾斜させてい
る。そのため、筐体内側が高湿度になって結露が発生
し、筐体の天井面に結露水が付着して成長しても、電子
基板やプリント基板の上に結露水が滴下することがな
い。その結果、マイグレーションが発生せず、パターン
ショートや電子部品の故障等の不具合を防止することが
できるので、電子制御装置の機能が低下することがない
という効果を奏する。
【0009】(2)請求項2の発明は、電子部品が収容
された筐体を車体等の装着対象に取り付けた場合に、筐
体が水平又は垂直となる電子制御装置の筐体構造に関す
るものであり、本発明では、筐体の取り付け時における
上方向(天方向)の内側面(例えば天井面)のうち、少
なくとも結露水の滴下を防止する領域に対応する内側面
を、水平に対して傾斜させたことを特徴とする。
【0010】つまり、本発明では、筐体を車両等に取り
付けた場合に、その天方向に位置する天井面の(結露水
の滴下を防止する領域に対応する)表面を傾斜させてい
る。そのため、筐体内側が高湿度になって結露が発生
し、筐体の天井面に結露水が付着して成長しても、電子
基板やプリント基板の上に結露水が滴下することがな
い。その結果、マイグレーションが発生せず、パターン
ショートや電子部品の故障等の不具合を防止することが
できるので、電子制御装置の機能が低下することがない
という効果を奏する。
【0011】(3)請求項3の発明は、筐体の取り付け
時における上方向の内側面には、水平平面を有しないこ
とを特徴とする。本発明は、上方向の内側面には、水平
平面が形成されていないので、内側面全体が傾斜してい
る。そのため、内側面に結露が発生し結露水が成長した
場合でも、確実に結露水を内側面の周囲の側壁側に導く
ことができるので、確実にパターンショート等を防止す
ることができる。
【0012】(4)請求項4の発明は、筐体の少なくと
も結露水の滴下を防止する領域に対応する内側面を、傾
斜平面としたことを特徴とする。本発明は、前記内側面
の形状を例示したものであり、これにより、確実に結露
水を(傾斜平面以外の)他の箇所に導くことができる。
【0013】(5)請求項5の発明は、筐体の少なくと
も結露水の滴下を防止する領域に対応する内側面を、曲
面としたことを特徴とする。本発明は、前記内側面の形
状を例示したものであり、これにより、確実に結露水を
(曲面以外の)他の箇所に導くことができる。
【0014】(6)請求項6の発明は、筐体の取り付け
時における上方向の外側面を、筐体を水平面上に載置し
た状態にて水平となるように構成したことを特徴とす
る。本発明は、筐体の外側の形状を例示したものであ
る。本発明では、筐体を地上等の水平面上に置いた場合
に、その(筐体の取り付け時における上方向の)外側面
が水平となる様に、外側形状を構成しているので、筐体
の上に同様な筐体などを積み重ねることができる。その
ため、筐体の取り扱いが容易であり、作業性が向上する
という利点がある。
【0015】(7)請求項7の発明は、プリント基板と
筐体の床側との間にフロート材を配置し、結露水の流路
となる隙間を形成したことを特徴とする。本発明では、
プリント基板と筐体の床側(取り付け時に下方となる床
側)との間にフロート材を配置して、結露水の流路とな
る隙間を形成しているので、結露水が壁面から流れてき
ても、プリント基板に接触し難い。これにより、ショー
ト等の発生を一層確実に防止できる。
【0016】(8)請求項8の発明は、筐体に、結露水
を筐体外に排出する水抜き孔を形成したことを特徴とす
る。本発明では、筐体に水抜き孔を設けたので、筐体内
に発生した結露水を筐体外に排出することができる。こ
れにより、ショート等の発生を一層確実に防止できる。
【0017】(9)請求項9の発明は、電子部品を実装
したプリント基板が収容された内側筐体と、内側筐体が
収容された外側筐体である保護ボックスとを備えるとと
もに、保護ボックスを車体等の装着対象に取り付けた場
合に、プリント基板が水平又は垂直となる電子制御装置
の筐体構造に関するものであり、本発明では、保護ボッ
クスの取り付け時における上方向(天方向)の内側面
(例えば天井面)のうち、少なくとも結露水の滴下を防
止する領域に対応する内側面を、水平に対して傾斜させ
たことを特徴とする。
【0018】本発明は、電子部品やプリント基板等を内
側筐体内に収容するとともに、更に内側筐体を保護ボッ
クス内に収容することにより、少なくとも筐体の二重構
造としたものを例示したものである。つまり、本発明で
は、保護ボックスを取り付けた際の上方向の内側面(即
ち少なくとも結露水の滴下を防止する領域に対応する内
側面)を傾斜させているので、発生した結露水は内側面
の傾斜に沿って移動する。それにより、結露水が内側面
の下方に配置された内側筐体側に滴下することを防止で
きるので、内側筐体内のプリント基板等にショート等の
不具合が発生することがない。
【0019】(10)請求項10の発明は、電子部品が
収容された内側筐体と、内側筐体が収容された外側筐体
である保護ボックスとを備えるとともに、保護ボックス
を車体等の装着対象に取り付けた場合に、保護ボックス
が水平又は垂直となる電子制御装置の筐体構造に関する
ものであり、本発明では、保護ボックスの取り付け時に
おける上方向(天方向)の内側面(例えば天井面)のう
ち、少なくとも結露水の滴下を防止する領域に対応する
内側面を、水平に対して傾斜させたことを特徴とする。
【0020】本発明は、電子部品やプリント基板等を内
側筐体内に収容するとともに、更に内側筐体を保護ボッ
クス内に収容することにより、少なくとも筐体の二重構
造としたものを例示したものである。つまり、本発明で
は、保護ボックスを取り付けた際の上方向の内側面(即
ち少なくとも結露水の滴下を防止する領域に対応する内
側面)を傾斜させているので、発生した結露水は内側面
の傾斜に沿って移動する。それにより、結露水が内側面
の下方に配置された内側筐体側に滴下することを防止で
きるので、内側筐体内のプリント基板等にショート等の
不具合が発生することがない。
【0021】(11)請求項11の発明は、保護ボック
スの取り付け時における上方向の内側面には、水平平面
を有しないことを特徴とする。本発明は、上方向の内側
面には、水平平面が形成されていないので、内側面全体
が傾斜している。そのため、内側面に結露が発生し結露
水が成長した場合でも、確実に結露水を内側面の周囲の
側壁側に導くことができるので、確実にパターンショー
ト等を防止することができる。
【0022】(12)請求項12の発明は、保護ボック
スの前記少なくとも結露水の滴下を防止する領域に対応
する内側面を、傾斜平面としたことを特徴とする。本発
明は、前記内側面の形状を例示したものであり、これに
より、確実に結露水を(傾斜平面以外の)他の箇所に導
くことができる。
【0023】(13)請求項13の発明は、保護ボック
スの前記少なくとも結露水の滴下を防止する領域に対応
する内側面を、曲面としたことを特徴とする。本発明
は、前記内側面の形状を例示したものであり、これによ
り、確実に結露水を(曲面以外の)他の箇所に導くこと
ができる。
【0024】(14)請求項14の発明は、保護ボック
スの取り付け時における上方向の外側面を、保護ボック
スを水平面上に載置した状態にて水平となるように構成
したことを特徴とする。本発明は、保護ボックスの外側
の形状を例示したものである。本発明では、保護ボック
スを地上等の水平面上に置いた場合に、その(保護ボッ
クスの取り付け時における上方向の)外側面が水平とな
る様に、外側形状を構成しているので、保護ボックスの
上に同様な保護ボックスなどを積み重ねることができ
る。そのため、保護ボックスの取り扱いが容易であり、
作業性が向上するという利点がある。
【0025】(15)請求項15の発明は、内側筐体と
保護ボックスとを接続部にて接続するとともに、内側筐
体の開口部又は隙間部を、接続部より取り付け時におけ
る上方に配置したことを特徴とする。本発明では、内側
筐体の(例えばコネクタ等の)開口部又は隙間部を、接
続部より上方に配置しているので、結露水が側壁を伝わ
って接続部側に流れた場合でも、内側筐体の内部に入る
ことがない。これにより、ショート等の発生を一層確実
に防止できる。
【0026】尚、上述した各発明において、内側面の傾
斜の程度は、例えば5°以上、曲面(例えば球面)の湾
曲程度は、例えば半径500mm以下の湾曲であれば、
結露水がプリント基板上等の好ましくない箇所に滴下せ
ず、他の箇所にスムーズに導かれるので好適である。
【0027】また、上述した各発明におけいて、水平又
は垂直とは、実質的に水平又は垂直とみなせる範囲であ
ればよく、例えば真の水平又は垂直から±2°以内の範
囲を、水平又は垂直と見なすことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に本発明の電子制御装置の筐
体構造の実施の形態の例(実施例)を説明する。 (実施例1)まず、実施例1の電子制御装置の筐体構造
を、図1に基づいて説明する。
【0029】図1に示す様に、本実施例における電子制
御装置(ECU)1は、多数の電子部品3を実装したプ
リント基板5と、プリント基板5を収容した略直方体形
状の筐体7と、外部機器(図示せず)と電気的に接続さ
れるコネクタ9とから構成されている。
【0030】前記筐体7は、アルミダイキャスト製(又
はアルミプレス製、鉄プレス製、樹脂製)で、一方(図
の下方)が開放された略四角箱状のケース11と、ケー
ス11の開放側を閉塞する略正方形の鉄製(又はアルミ
製、樹脂製)のカバー13とから構成され、ケース11
とカバー13とは、ネジ15により結合されている。
【0031】前記プリント基板5は、例えばカバー13
側に取り付けられており、その基板パターンは、プリン
ト基板5に取り付けられたコネクタ9と、はんだ付け等
により電気的に接続されている。上述した構造の電子制
御装置1(従って筐体7)は、車両のエンジンルームや
車室内に取り付けられ、その際には、図示する様に、プ
リント基板5及び筐体7が水平となる様に、カバー13
側を下として、例えば車室内の床などに固定される。
【0032】特に本実施例では、筐体7を車室内に取り
付けた場合には、プリント基板5は水平であり、四方の
側壁17は垂直であるが、図の上方(取り付け時の天方
向)の天井部分(天井部)19は、水平よりわずかに
(例えば5°)傾斜している。そのため、天井部19の
内側面(天井面)19aも同様に傾斜し、天井面19a
全体が同一角度で傾斜する傾斜平面とされている。
【0033】この様に、本実施例は、ケース11の天井
面19aが傾斜しているので、筐体7内部が高湿度にな
って結露が発生して、天井面19aに結露水が付着し、
その結露水が成長しても、結露水は天井面19aの傾斜
に沿って移動して、同図の右側の天井が低い側の側壁1
7に至り、側壁17を伝ってカバー13側に流れる。そ
れにより、電子部品3やプリント基板5上に結露水が滴
下することを防止できるので、マイグレーションが発生
せず、パターンショートを防止することができる。その
結果、電子制御装置1の機能が低下することがないとい
う顕著な効果を奏する。 (実施例2)次に、実施例2の電子制御装置の筐体構造
について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明
は省略する。
【0034】本実施例では、前記実施例1とは、ケース
の形状が大きく異なっている。図2に示す様に、本実施
例における電子制御装置21は、前記実施例1と同様
に、プリント基板23及び筐体25が水平となる様に、
カバー27側を下として例えば車室内の床などに固定さ
れる。
【0035】本実施例では、筐体25を車室内に取り付
けた場合には、ケース29の天井部31の天方向の外側
面31bは水平であり、四方の側壁33は垂直である
が、天井部31の内側面である天井面31aは、水平よ
りわずかに(例えば5°)傾斜している。
【0036】この様に、本実施例は、天井面31aが傾
斜しているので、前記実施例1と同様な効果を奏すると
ともに、天井部31の外側面31bは水平であるので
(従って筐体25の外形状は直方体形状であるため)、
筐体25の上に同様な筐体25などを積み重ねることが
できる。そのため、筐体25の取り扱いが容易であり、
作業性が向上するという利点がある。 (実施例3)次に、実施例3の電子制御装置の筐体構造
について説明するが、前記実施例2と同様な内容の説明
は省略する。
【0037】本実施例では、前記実施例1とは、ケース
の形状及び電子制御装置の取り付け方向が大きく異なっ
ている。図3に示す様に、本実施例における電子制御装
置41は、前記実施例2と同様に、電子部品43を実装
したプリント基板45と、プリント基板45を収容した
(ケース47及びカバー49を有する)直方体形状の筐
体51と、コネクタ53とから構成されている。
【0038】前記電子制御装置41は、図示する様に、
プリント基板45及び筐体51が垂直となる様に、コネ
クタ53側を下として例えば車室内の壁面(図示しない
が同図右方)などに固定される。本実施例では、筐体5
1を車室内に取り付けた場合には、カバー49と反対側
(同図左方)の天井部55は垂直である。但し、天井部
55の内側面55aは僅かに傾斜している。また、四方
の側壁57のうちコネクタ53と反対側(同図上方:取
り付け時の天方向)の側壁57は水平であり、その側壁
57の内側面57aは、水平よりわずかに(例えば5
°)天井部55側に下がる様に傾斜している。尚、側壁
57の外側面57bは、天方向とは垂直である。
【0039】この様に、本実施例は、側壁57の内側面
57aが傾斜しているので、結露水は天井部55側に導
かれ、電子部品43やプリント基板45上に結露水が滴
下することを防止できる。また、筐体51の外形状は直
方体形状であるため、筐体51の上に同様な筐体51な
どを積み重ねることができる。そのため、筐体51の取
り扱いが容易であり、作業性が向上するという利点があ
る。 (実施例4)次に、実施例4の電子制御装置の筐体構造
について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明
は省略する。
【0040】本実施例では、前記実施例1とは、ケース
の形状が大きく異なっている。図4に示す様に、本実施
例における電子制御装置61は、電子部品63を実装し
たプリント基板65と、プリント基板65を収容した
(ケース67及びカバー69を有する)筐体71と、コ
ネクタ73とから構成されており、ケース67は外側に
凸に湾曲しているので、筐体71も同様に湾曲した略直
方体形状である。
【0041】前記電子制御装置61は、図示する様に、
プリント基板65及び筐体71が水平となる様に、カバ
ー69側を下として例えば車室内の床などに固定され
る。本実施例では、筐体71を車室内に取り付けた場合
には、ケース67の四方の側壁75は垂直であるが、
(取り付け時の天方向の)天井部77及びその内側面で
ある天井面77aは、天方向に凸となる様にわずかに湾
曲した曲面となっている。
【0042】この様に、本実施例は、天井面77aが曲
面となっているので、電子部品63やプリント基板65
上に結露水が滴下することを防止できる。 (実施例5)次に、実施例5の電子制御装置の筐体構造
について説明するが、前記実施例4と同様な内容の説明
は省略する。
【0043】本実施例では、前記実施例4とは、ケース
の形状が大きく異なっている。図5に示す様に、本実施
例における電子制御装置81は、前記実施例4と同様
に、プリント基板83及び筐体85が水平となる様に、
カバー87側を下として例えば車室内の床などに固定さ
れる。
【0044】本実施例では、筐体85を車室内に取り付
けた場合には、(取り付け時の天方向の)天井部89の
内側面である天井面89aは、天方向に凸となる様にわ
ずかに湾曲した曲面となっているが、天井部89の外側
面89bは、曲面ではなく平面である。
【0045】この様に、本実施例は、天井面89aが曲
面となっているので、前記実施例4と同様な効果を奏す
るとともに、外側面89bが平面(従って、筐体85の
外形状は直方体形状)であるため、筐体85の上に同様
な筐体85などを積み重ねることができる。そのため、
筐体85の取り扱いが容易であり、作業性が向上すると
いう利点がある。 (実施例6)次に、実施例6の電子制御装置の筐体構造
について説明するが、前記実施例5と同様な内容の説明
は省略する。
【0046】本実施例では、前記実施例5とは、ケース
の形状及び電子制御装置の取り付け方向が大きく異なっ
ている。図6に示す様に、本実施例における電子制御装
置91は、電子部品93を実装したプリント基板95
と、プリント基板95を収容した(ケース97及びカバ
ー99を有する)直方体形状の筐体101と、コネクタ
103とから構成されている。
【0047】前記電子制御装置91は、図示する様に、
プリント基板95及び筐体101が垂直となる様に、コ
ネクタ103側を下として例えば車室内の壁面(図示し
ないが同図右方)などに固定される。本実施例では、筐
体101を車室内に取り付けた場合には、カバー99と
反対側(同図左方)の天井部105は垂直であり、四方
の側壁107のうちコネクタ103と反対側(同図上
方:取り付け時の天方向)の側壁107は水平である。
そして、側壁107の内側面107aは曲面であり、天
井部105側に湾曲して下がっている。尚、側壁107
の外側面107bは、平面であり、取り付け時には水平
となる。
【0048】この様に、本実施例は、側壁107の内側
面107aが湾曲しているので、結露水は天井部105
側に導かれ、そのため、電子部品93やプリント基板9
5上に結露水が滴下することを防止できる。また、筐体
101の外形状は直方体形状であるため、筐体101の
上に同様な筐体101などを積み重ねることができる。
そのため、筐体101の取り扱いが容易であり、作業性
が向上するという利点がある。 (実施例7)次に、実施例7の電子制御装置の筐体構造
について説明するが、前記実施例2と同様な内容の説明
は省略する。
【0049】本実施例では、前記実施例2とは、電子制
御装置の取り付け方向及びその内部構造が大きく異なっ
ている。図7に示す様に、本実施例における電子制御装
置111の基本構成は、前記実施例2とほぼ同様であ
り、直方体形状の筐体113を備えている。
【0050】前記電子制御装置111は、図示する様
に、プリント基板115及び筐体113が斜めとなる様
に、カバー117側を右下として例えば車室内の壁面
(図示せず)などに固定される。本実施例では、筐体1
13を車室内に取り付けた場合には、ケース119の
(プリント基板115と対向する)天井部121の内側
面である天井面121aと四方の側壁123とは斜めに
なる。尚、筐体113は、コネクタ125が下方側とな
る様に取り付けられる。
【0051】特に本実施例では、プリント基板115と
カバー117との間に、スペーサであるフロート材12
7が配置されて、プリント基板115はカバー117か
ら離されており、それにより、結露水の流路が確保され
ている。この様に、本実施例は、天井面121a及び側
壁123が傾斜しているので、電子部品129やプリン
ト基板115上に結露水が滴下することを防止できる。
また、フロート材127により、結露水の流路が確保さ
れているので、側壁123からカバー117側に結露水
が流れても、プリント基板115等には接触しない。従
って、この点からも、プリント基板115のショート等
を防止できるという利点がある。 (実施例8)次に、実施例8の電子制御装置の筐体構造
について説明するが、前記実施例4と同様な内容の説明
は省略する。
【0052】本実施例では、前記実施例4とは、電子制
御装置の取り付け方向及びその構造が大きく異なってい
る。図8に示す様に、本実施例における電子制御装置1
31の基本構成は、前記実施例4とほぼ同様であり、上
方が湾曲した略直方体形状の筐体133を備えている。
【0053】本実施例では、筐体133を車室内に傾斜
して取り付けるので、ケース135の天井部137の天
井面137aと四方の側壁139とは斜めになる。尚、
筐体133は、コネクタ141が下方側となる様に取り
付けられる。特に本実施例では、天井部137の下端と
カバー143の側壁139側とに、筐体133の内と外
とを連通する水抜き孔145a、145bが設けられて
いる。
【0054】この様に、本実施例は、天井面137a及
び側壁139が傾斜しているので、前記実施例4と同様
に、電子部品147やプリント基板149上に結露水が
滴下することを防止できる。また、水抜き孔145a、
145bにより、結露水の排出流路が確保されているの
で、天井面137aや側壁139から結露水が流れて来
ても、速やかに結露水は筐体133外に排出され、コネ
クタ141やプリント基板149には接触し難い。従っ
て、この点からも、プリント基板149などのショート
等を防止できるという利点がある。 (実施例9)次に、実施例9の電子制御装置の筐体構造
について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明
は省略する。
【0055】図9に示す様に、本実施例では、電子制御
装置151は樹脂製の保護ボックス153内に収容され
て、二重の筐体構造とされている。前記電子制御装置1
51は、電子部品155を実装したプリント基板157
と、プリント基板157を収容する直方体形状の筐体
(内側筐体)159と、コネクタ161とから構成され
ている。
【0056】また、保護ボックス153は、筐体159
の形状に対応して、それより全体的に大きな略直方体形
状であり、電子制御装置151の大部分を収容する容器
163と、その開口端を塞ぐ蓋165とから構成されて
いる。本実施例では、電子制御装置151は、コネクタ
161を蓋165側にして、保護ボックス153内に
(図示しない接続部を介して)配置されるので、保護ボ
ックス153の容器163の底部167を例えば車室内
の床に取り付けた場合には、プリント基板157及び筐
体159及び保護ボックス153は垂直となる。
【0057】特に本実施例では、蓋165の(取り付け
時に天方向となる)天井部169及びその内側面の平面
である天井面169aは、容器163の底部167に対
して(従って取り付け時の水平に対して)、例えば5°
傾斜している。この様に、本実施例では、保護ボックス
153の天井面169aが傾斜しているので、筐体15
9(特にコネクタ161)に結露水が滴下することを防
止できる。従って、プリント基板157のショート等の
不具合が発生することを抑制できる。 (実施例10)次に、実施例10の電子制御装置の筐体
構造について説明するが、前記実施例9と同様な内容の
説明は省略する。
【0058】図10に示す様に、本実施例は、前記実施
例9とは、基本的構成はほぼ同様であり、電子制御装置
171は保護ボックス173内に収容されるが、保護ボ
ックス173の蓋175の形状が異なっている。つま
り、本実施例では、保護ボックス173の蓋175の天
井部177、即ち取り付け時の天方向の内側面である天
井面177aは、前記実施例9と同様に傾斜している
が、蓋175の外側面177bは、容器179の底部1
81に対して平行(従って取り付け時には水平)であ
り、保護ボックス173の外形状は殆ど直方体形状であ
る。
【0059】本実施例においても、前記実施例9と同様
な効果を有するとともに、蓋175の外側面177bが
(水平面上に載置したときに)平行で、保護ボックス1
73の外形状は殆ど直方体形状であるので、保護ボック
ス173の上に同様な保護ボックス173などを積み重
ねることができる。そのため、保護ボックス173の取
り扱いが容易であり、作業性が向上するという利点があ
る。 (実施例11)次に、実施例11の電子制御装置の筐体
構造について説明するが、前記実施例9と同様な内容の
説明は省略する。
【0060】図11に示す様に、本実施例は、前記実施
例9とは、基本的構成はほぼ同様であり、電子制御装置
191は保護ボックス193内に収容されるが、保護ボ
ックス193の蓋195の形状が異なっている。つま
り、本実施例では、保護ボックス193の蓋195の
(取り付け時の天方向である)天井部197及びその内
側面である天井面197aは、天方向に突出する様に湾
曲しており、特に天井面197aは曲面とされている。
【0061】従って、本実施例も、前記実施例9と同様
な効果を奏する。 (実施例12)次に、実施例12の電子制御装置の筐体
構造について説明するが、前記実施例10と同様な内容
の説明は省略する。
【0062】図12に示す様に、本実施例は、前記実施
例10とは、基本的構成はほぼ同様であり、電子制御装
置201は保護ボックス203内に収容されるが、保護
ボックス203の蓋205の形状が異なっている。つま
り、本実施例では、保護ボックス203の蓋205の
(取り付け時の天方向である)天井部207の天井面2
07aは、天方向に突出する様に曲面とされている。ま
た、天井部207の外側面207bは、前記実施例10
と同様な平面とされている。
【0063】従って、本実施例も、前記実施例10と同
様な効果を奏する。 (実施例13)次に、実施例13の電子制御装置の筐体
構造について説明するが、前記実施例12と同様な内容
の説明は省略する。
【0064】図12に示す様に、本実施例は、前記実施
例12とは、基本的構成はほぼ同様であり、電子制御装
置211は保護ボックス213内に収容されるが、保護
ボックス213の取り付け方向などが異なっている。つ
まり、本実施例では、保護ボックス213は、車両に対
して、(同図左下方の)壁面等に斜めに取り付けられる
ので、電子制御装置211等も斜めになっている。
【0065】特に本実施例では、電子制御装置211を
保護ボックス213に接続する接続部215は、コネク
タ217よりも下方に取り付けられている。従って、本
実施例も、前記実施例12と同様な効果を奏するととも
に、接続部215は、コネクタ217よりも下方に取り
付けられているので、結露水が保護ボックス213の側
壁219から接続部215側に伝わって来た場合でも、
結露水はコネクタ217(従って筐体221内部)に浸
入することがない。これにより、プリント基板223の
ショート等を効果的に防止することができる。
【0066】尚、本発明は前記実施例になんら限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て種々の態様で実施しうることはいうまでもない。 (1)例えば、本発明は、上述した二重の筐体構造以外
に、保護ボックスが二重で、その中にECUが収容され
ている場合などの様に、三重以上の筐体構造の場合にも
適用できる。
【0067】(2)また、前記各実施例では、プリント
基板がカバー側に取り付けられている例を挙げたが、ケ
ース側に取り付けられていてもよい。更に、電子制御装
置は、カバー側を上にしてケース側が車両の床等に固定
されてもよく、或いは、カバー側を側壁と反対側にして
ケース側が側壁等に固定されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の電子制御装置の筐体を破断して示
す説明図である。
【図2】 実施例2の電子制御装置の筐体を破断して示
す説明図である。
【図3】 実施例3の電子制御装置の筐体を破断して示
す説明図である。
【図4】 実施例4の電子制御装置の筐体を破断して示
す説明図である。
【図5】 実施例5の電子制御装置の筐体を破断して示
す説明図である。
【図6】 実施例6の電子制御装置の筐体を破断して示
す説明図である。
【図7】 実施例7の電子制御装置の筐体を破断して示
す説明図である。
【図8】 実施例8の電子制御装置の筐体を破断して示
す説明図である。
【図9】 実施例9の電子制御装置の筐体を破断して示
す説明図である。
【図10】 実施例10の電子制御装置の筐体を破断し
て示す説明図である。
【図11】 実施例11の電子制御装置の筐体を破断し
て示す説明図である。
【図12】 実施例12の電子制御装置の筐体を破断し
て示す説明図である。
【図13】 実施例13の電子制御装置の筐体を破断し
て示す説明図である。
【図14】 従来技術を示す説明図である。
【図15】 従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
1、21、41、61、81、91、111、131、
151、171、191、201、211・・電子制御
装置(ECU) 3、43、63、93、129、147、155・・電
子部品 5、23、45、65、83、95、115、149、
157、223・・プリント基板 7、25、51、71、85、101、113、13
3、159、221・・筐体 9、53、73、103、125、141、161、2
17・・コネクタ 11、29、47、67、89、97、119、135
・・ケース 13、27、49、69、87、99、117、143
・・カバー 17、33、57、75、107、123、139、2
19・・側壁 19、31、55、77、89、105、121、13
7、169、177、197、207・・天井部 19a、31a、55a、77a、89a、105a、
121a、137a、169a、177a、197a、
207a・・天井面 13b、57b、89b、107b、177b・・外側
面 127・・フロート材 145a、145b・・水抜き孔 153、173、193、203、213・・保護ボッ
クス 163・・容器 165、175、195、205・・蓋 215・・接続部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を実装したプリント基板が収容
    された筐体を、車体等の装着対象に取り付けた場合に、
    前記プリント基板が水平又は垂直となる電子制御装置の
    筐体構造において、 前記筐体の取り付け時における上方向の内側面のうち、
    少なくとも結露水の滴下を防止する領域に対応する内側
    面を、水平に対して傾斜させたことを特徴とする電子制
    御装置の筐体構造。
  2. 【請求項2】 電子部品が収容された筐体を車体等の装
    着対象に取り付けた場合に、前記筐体が水平又は垂直と
    なる電子制御装置の筐体構造において、 前記筐体の取り付け時における上方向の内側面のうち、
    少なくとも結露水の滴下を防止する領域に対応する内側
    面を、水平に対して傾斜させたことを特徴とする電子制
    御装置の筐体構造。
  3. 【請求項3】 前記筐体の取り付け時における上方向の
    内側面には、水平平面を有しないことを特徴とする前記
    請求項1又は2に記載の電子制御装置の筐体構造。
  4. 【請求項4】 前記筐体の前記少なくとも結露水の滴下
    を防止する領域に対応する内側面を、傾斜平面としたこ
    とを特徴とする前記請求項1〜3のいずれかに記載の電
    子制御装置の筐体構造。
  5. 【請求項5】 前記筐体の前記少なくとも結露水の滴下
    を防止する領域に対応する内側面を、曲面としたことを
    特徴とする前記請求項1〜3のいずれかに記載の電子制
    御装置の筐体構造。
  6. 【請求項6】 前記筐体の取り付け時における上方向の
    外側面を、前記筐体を水平面上に載置した状態にて水平
    となるように構成したことを特徴とする前記請求項1〜
    5のいずれかに記載の電子制御装置の筐体構造。
  7. 【請求項7】 前記プリント基板と前記筐体の床側との
    間にフロート材を配置し、前記結露水の流路となる隙間
    を形成したことを特徴とする前記請求項1〜6のいずれ
    かに記載の電子制御装置の筐体構造。
  8. 【請求項8】 前記筐体に、前記結露水を筐体外に排出
    する水抜き孔を形成したことを特徴とする前記請求項1
    〜7のいずれかに記載の電子制御装置の筐体構造。
  9. 【請求項9】 電子部品を実装したプリント基板が収容
    された内側筐体と、前記内側筐体が収容された外側筐体
    である保護ボックスとを備えるとともに、前記保護ボッ
    クスを車体等の装着対象に取り付けた場合に、前記プリ
    ント基板が水平又は垂直となる電子制御装置の筐体構造
    において、 前記保護ボックスの取り付け時における上方向の内側面
    のうち、少なくとも結露水の滴下を防止する領域に対応
    する内側面を、水平に対して傾斜させたことを特徴とす
    る電子制御装置の筐体構造。
  10. 【請求項10】 電子部品が収容された内側筐体と、前
    記内側筐体が収容された外側筐体である保護ボックスと
    を備えるとともに、前記保護ボックスを車体等の装着対
    象に取り付けた場合に、前記保護ボックスが水平又は垂
    直となる電子制御装置の筐体構造において、 前記保護ボックスの取り付け時における上方向の内側面
    のうち、少なくとも結露水の滴下を防止する領域に対応
    する内側面を、水平に対して傾斜させたことを特徴とす
    る電子制御装置の筐体構造。
  11. 【請求項11】 前記保護ボックスの取り付け時におけ
    る上方向の内側面には、水平平面を有しないことを特徴
    とする前記請求項9又は10に記載の電子制御装置の筐
    体構造。
  12. 【請求項12】 前記保護ボックスの前記少なくとも結
    露水の滴下を防止する領域に対応する内側面を、傾斜平
    面としたことを特徴とする前記請求項9〜11のいずれ
    かに記載の電子制御装置の筐体構造。
  13. 【請求項13】 前記保護ボックスの前記少なくとも結
    露水の滴下を防止する領域に対応する内側面を、曲面と
    したことを特徴とする前記請求項9〜11のいずれかに
    記載の電子制御装置の筐体構造。
  14. 【請求項14】 前記保護ボックスの取り付け時におけ
    る上方向の外側面を、前記保護ボックスを水平面上に載
    置した状態にて水平となるように構成したことを特徴と
    する前記請求項9〜13のいずれかに記載の電子制御装
    置の筐体構造。
  15. 【請求項15】 前記内側筐体と前記保護ボックスとを
    接続部にて接続するとともに、前記内側筐体の開口部又
    は隙間部を、前記接続部より前記取り付け時における上
    方に配置したことを特徴とする前記請求項9〜14のい
    ずれかに記載の電子制御装置の筐体構造。
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