JP6485915B2 - 道路区画線認識装置、車両制御装置、道路区画線認識方法、および道路区画線認識プログラム - Google Patents

道路区画線認識装置、車両制御装置、道路区画線認識方法、および道路区画線認識プログラム Download PDF

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Description

本発明は、道路区画線認識装置、車両制御装置、道路区画線認識方法、および道路区画線認識プログラムに関する。
近年、四輪車両などの車両を、自動的に運転する技術について研究が進められている。これに関連して、運転者の操作により自車両の自動運転の開始を指示する指示手段と、自動運転の目的地を設定する設定手段と、運転者により前記指示手段が操作された場合に、前記目的地が設定されているか否かに基づいて自動運転のモードを決定する決定手段と、前記決定手段により決定された前記自動運転のモードに基づいて車両走行制御する制御手段と、を備え、前記決定手段は、前記目的地が設定されていない場合は、前記自動運転のモードを、前記自車両の現在の走行路に沿って走行する自動運転又は自動停車に決定する、運転支援装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2011/158347号
しかしながら、従来の技術では、道路区画線の確からしさを正確に判定できない場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、より正確に道路区画線の確からしさを判定することができる道路区画線認識装置、車両制御装置、道路区画線認識方法、および道路区画線認識プログラムを提供することを目的の一つとする。
請求項1に記載の発明は、自車両周辺の道路を撮像する撮像部により撮像された画像に含まれる道路区画線の位置および種類を認識する第1の道路区画線認識部と、前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを判定する判定部と、を備え、前記判定部は、自車位置取得部により取得された自車両の位置および地図情報に基づいて、前記道路区画線の種類が変化する地点の付近を前記自車両が走行していると判定される場合に、少なくとも前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させる、道路区画線認識装置である。
請求項2に記載の発明は、自車両周辺の道路を撮像する撮像部により撮像された画像に含まれる道路区画線の位置および種類を認識する第1の道路区画線認識部と、前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを判定する判定部と、を備え、前記判定部は、自車位置取得部により取得された自車両の位置および地図情報に基づいて、道路が分岐または合流する地点を前記自車両が走行していると判定される場合に、少なくとも前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させる、道路区画線認識装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記第1の道路区画線認識部は、前記撮像部により撮像された画像に含まれる道路区画線の位置および種類を認識すると共に、前記認識した道路区画線の位置および種類を含む第1の道路区画線パターンを認識し、衛星からの電波に基づく前記自車両の位置を取得する自車位置取得部により取得された前記自車両の位置を用いて、道路の位置に対応付けて前記道路区画線の位置および種類が記述された地図情報を検索することで、道路区画線の位置および種類を含む第2の道路区画線パターンを認識する第2の道路区画線認識部を更に備え、前記判定部は、前記第1の道路区画線認識部により認識された第1の道路区画線パターンと、前記第2の道路区画線認識部により認識された第2の道路区画線パターンとを比較し、少なくとも前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを判定するものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記第1の道路区画線認識部は、前記撮像部により撮像された画像に含まれる道路区画線の色を認識すると共に、前記認識した道路区画線の色を含む前記第1の道路区画線パターンを認識し、前記地図情報は、道路の位置に対応付けて前記道路区画線の色を記述し、前記第2の道路区画線認識部は、道路区画線の色を含む第2の道路区画線パターンを認識するものである。
請求項5記載の発明は、請求項3または4記載の発明において、前記判定部は、前記第1の道路区画線パターンと前記第2の道路区画線パターンとの比較に加えて、前記第1の道路区画線認識部による認識結果または前記第2の道路区画線認識部による認識結果の個別の要因に基づいて、少なくとも前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを判定するものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5記載の発明において、前記判定部は、前記第1の道路区画線認識部により繰り返し認識された道路区画線の位置が振動していると判定されるための振動条件を満たす場合に、少なくとも前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させるものである。
請求項7に記載の発明は、請求項5または6記載の発明において、前記判定部は、前記第1の道路区画線認識部または前記第2の道路区画線認識部により繰り返し認識された道路区画線の位置が、同定可能であった回数または頻度に基づいて、少なくとも前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させるものである。
請求項8に記載の発明は、請求項5から7のうちいずれか1項記載の発明において、前記判定部は、前記自車位置取得部により取得された自車両の位置および地図情報に基づいて、道路に前記道路区画線とは異なる標示がなされている地点を前記自車両が走行していると判定される場合に、少なくとも前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させるものである。
請求項9に記載の発明は、請求項1から8のうちいずれか1項記載の発明に係る道路区画線認識装置と、前記道路区画線認識装置によって所定程度以上の確からしさがあると判定された前記道路区画線の位置に基づいて、前記自車両が走行すべき軌道を生成する軌道生成部と、前記軌道生成部により生成された軌道に沿って前記自車両を走行させる走行制御部と、を備える車両制御装置である。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記軌道生成部は、前記道路区画線認識装置によって所定程度以上の確からしさがあると判定されなかった前記道路区画線について、過去に前記道路区画線認識装置によって所定程度以上の確からしさがあると判定された前記道路区画線の位置に基づいて補完を行い、前記自車両が走行すべき軌道を生成するものである。
請求項11に記載の発明は、車載コンピュータが、自車両周辺の道路を撮像する撮像部により撮像された画像に含まれる道路区画線の位置および種類を認識し、前記認識された道路区画線の位置の確からしさを判定し、前記判定する際に、自車位置取得部により取得された自車両の位置および地図情報に基づいて、前記道路区画線の種類が変化する地点の付近を前記自車両が走行していると判定される場合に、少なくとも前記認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させる、道路区画線認識方法である。
請求項12に記載の発明は、車載コンピュータが、自車両周辺の道路を撮像する撮像部により撮像された画像に含まれる道路区画線の位置および種類を認識し、前記認識された道路区画線の位置の確からしさを判定し、前記判定する際に、自車位置取得部により取得された自車両の位置および地図情報に基づいて、道路が分岐または合流する地点を前記自車両が走行していると判定される場合に、少なくとも前記認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させる、道路区画線認識方法である。
請求項13に記載の発明は、車載コンピュータに、自車両周辺の道路を撮像する撮像部により撮像された画像に含まれる道路区画線の位置および種類を認識させ、前記認識された道路区画線の位置の確からしさを判定させ、前記判定する際に、自車位置取得部により取得された自車両の位置および地図情報に基づいて、前記道路区画線の種類が変化する地点の付近を前記自車両が走行していると判定される場合に、少なくとも前記認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させるようにさせる、道路区画線認識プログラムである。
請求項14に記載の発明は、車載コンピュータに、自車両周辺の道路を撮像する撮像部により撮像された画像に含まれる道路区画線の位置および種類を認識させ、前記認識された道路区画線の位置の確からしさを判定させ、前記判定する際に、自車位置取得部により取得された自車両の位置および地図情報に基づいて、道路が分岐または合流する地点を前記自車両が走行していると判定される場合に、少なくとも前記認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させるようにさせる、道路区画線認識プログラムである。
請求項1から8、11から14に記載の発明によれば、より正確に道路区画線の確からしさを判定することができる。
請求項9または10に記載の発明によれば、道路区画線認識装置により判定された道路区画線の確からしさに基づいて、より正確な車両制御を行うことができる。
実施形態に係る車両制御装置100が搭載された車両の有する構成要素を示す図である。 実施形態に係る車両制御装置100を中心とした自車両Mの機能構成図である。 自車位置認識部102を中心とした構成図である。 カメラ40による撮像画像IMの一例を示す図である。 第1の道路区画線認識部102Aにより認識される第1の道路区画線パターンをイメージ化した図である。 第1の道路区画線認識部102Aにより走行車線L1に対する自車両Mの相対位置が認識される様子を示す図である。 地図情報152に含まれる情報の一部を示す図である。 判定部102Cにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ある区間について生成された行動計画の一例を示す図である。 第1軌道生成部112により生成される軌道の一例を示す図である。 実施形態におけるターゲット位置設定部122がターゲット領域TAを設定する様子を示す図である。 実施形態における第2軌道生成部126が軌道を生成する様子を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の道路区画線認識装置、車両制御装置、道路区画線認識方法、および道路区画線認識プログラムの実施形態について説明する。
[車両構成]
図1は、実施形態に係る車両制御装置100が搭載された車両(以下、自車両Mと称する)の有する構成要素を示す図である。車両制御装置100が搭載される車両は、例えば、二輪や三輪、四輪等の自動車であり、ディーゼルエンジンやガソリンエンジン等の内燃機関を動力源とした自動車や、電動機を動力源とした電気自動車、内燃機関および電動機を兼ね備えたハイブリッド自動車等を含む。また、上述した電気自動車は、例えば、二次電池、水素燃料電池、金属燃料電池、アルコール燃料電池等の電池により放電される電力を使用して駆動する。
図1に示すように、自車両Mには、ファインダ20−1から20−7、レーダ30−1から30−6、およびカメラ40等のセンサと、ナビゲーション装置50と、上述した車両制御装置100とが搭載される。ファインダ20−1から20−7は、例えば、照射光に対する散乱光を測定し、対象までの距離を測定するLIDAR(Light Detection and Ranging、或いはLaser Imaging Detection and Ranging)である。例えば、ファインダ20−1は、フロントグリル等に取り付けられ、ファインダ20−2および20−3は、車体の側面やドアミラー、前照灯内部、側方灯付近等に取り付けられる。ファインダ20−4は、トランクリッド等に取り付けられ、ファインダ20−5および20−6は、車体の側面や尾灯内部等に取り付けられる。上述したファインダ20−1から20−6は、例えば、水平方向に関して150度程度の検出領域を有している。また、ファインダ20−7は、ルーフ等に取り付けられる。ファインダ20−7は、例えば、水平方向に関して360度の検出領域を有している。
上述したレーダ30−1および30−4は、例えば、奥行き方向の検出領域が他のレーダよりも広い長距離ミリ波レーダである。また、レーダ30−2、30−3、30−5、30−6は、レーダ30−1および30−4よりも奥行き方向の検出領域が狭い中距離ミリ波レーダである。以下、ファインダ20−1から20−7を特段区別しない場合は、単に「ファインダ20」と記載し、レーダ30−1から30−6を特段区別しない場合は、単に「レーダ30」と記載する。レーダ30は、例えば、FM−CW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式によって物体を検出する。
カメラ40は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の個体撮像素子を利用したデジタルカメラである。カメラ40は、フロントウィンドシールド上部やルームミラー裏面等に取り付けられる。カメラ40は、例えば周期的に繰り返し自車両Mの前方を撮像する。
なお、図1に示す構成はあくまで一例であり、構成の一部が省略されてもよいし、更に別の構成が追加されてもよい。
図2は、実施形態に係る車両制御装置100を中心とした自車両Mの機能構成図である。自車両Mには、ファインダ20、レーダ30、およびカメラ40の他、ナビゲーション装置50と、車両センサ60と、操作デバイス70と、操作検出センサ72と、切替スイッチ80と、走行駆動力出力装置90、ステアリング装置92、ブレーキ装置94と、車両制御装置100とが搭載される。これらの装置や機器は、CAN(Controller Area Network)通信線等の多重通信線やシリアル通信線、無線通信網等によって互いに接続される。
ナビゲーション装置50は、衛星からの電波に基づいて自車両Mの位置を特定するGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機や地図情報(ナビ地図)、ユーザインターフェースとして機能するタッチパネル式表示装置、スピーカ、マイク等を有する。ナビゲーション装置50は、GNSS受信機によって自車両Mの位置を特定し、その位置からユーザによって指定された目的地までの経路を導出する。ナビゲーション装置50により導出された経路は、経路情報154として記憶部150に格納される。自車両Mの位置は、車両センサ60の出力を利用したINS(Inertial Navigation System)によって特定または補完されてもよい。また、ナビゲーション装置50は、車両制御装置100が手動運転モードを実行している際に、目的地に至る経路について音声やナビ表示によって案内を行う。なお、自車両Mの位置を特定するための構成は、ナビゲーション装置50とは独立して設けられてもよい。また、ナビゲーション装置50は、例えば、ユーザの保有するスマートフォンやタブレット端末等の端末装置の一機能によって実現されてもよい。この場合、端末装置と車両制御装置100との間で無線または通信によって情報の送受信が行われる。なお、自車両Mの位置を特定するための構成は、ナビゲーション装置50とは独立して設けられてもよい。
車両センサ60は、車速を検出する車速センサ、加速度を検出する加速度センサ、鉛直軸回りの角速度を検出するヨーレートセンサ、自車両Mの向きを検出する方位センサ等を含む。
走行駆動力出力装置90は、例えば、自車両Mが内燃機関を動力源とした自動車である場合、エンジンおよびエンジンを制御するエンジンECU(Electronic Control Unit)を備え、自車両Mが電動機を動力源とした電気自動車である場合、走行用モータおよび走行用モータを制御するモータECUを備え、自車両Mがハイブリッド自動車である場合、エンジンおよびエンジンECUと走行用モータおよびモータECUを備える。走行駆動力出力装置90がエンジンのみを含む場合、エンジンECUは、後述する走行制御部130から入力される情報に従って、エンジンのスロットル開度やシフト段等を調整し、車両が走行するための走行駆動力(トルク)を出力する。また、走行駆動力出力装置90が走行用モータのみを含む場合、モータECUは、走行制御部130から入力される情報に従って、走行用モータに与えるPWM信号のデューティ比を調整し、上述した走行駆動力を出力する。また、走行駆動力出力装置90がエンジンおよび走行用モータを含む場合、エンジンECUおよびモータECUの双方は、走行制御部130から入力される情報に従って、互いに協調して走行駆動力を制御する。
ステアリング装置92は、例えば、電動モータと、ステアリングトルクセンサと、操舵角センサ等を備える。電動モータは、例えば、ラックアンドピニオン機能等に力を作用させてステアリングホイールの向きを変更する。ステアリングトルクセンサは、例えば、ステアリングホイールを操作したときのトーションバーのねじれをステアリングトルク(操舵力)として検出する。操舵角センサは、例えば、操舵角(または実舵角)を検出する。ステアリング装置92は、走行制御部130から入力される情報に従って、電動モータを駆動させ、ステアリングホイールの向きを変更する。
ブレーキ装置94は、ブレーキペダルになされたブレーキ操作が油圧として伝達されるマスターシリンダー、ブレーキ液を蓄えるリザーバータンク、各車輪に出力される制動力を調節するブレーキアクチュエータ等を備える。制動制御部44は、走行制御部130から入力される情報に従って、マスターシリンダーの圧力に応じたブレーキトルクが各車輪に出力されるように、ブレーキアクチュエータ等を制御する。なお、ブレーキ装置94は、上記説明した油圧により作動する電子制御式ブレーキ装置に限らず、電動アクチュエーターにより作動する電子制御式ブレーキ装置であってもよい。
操作デバイス70は、例えば、アクセルペダルやステアリングホイール、ブレーキペダル、シフトレバー等を含む。操作デバイス70には、運転者による操作の有無や量を検出する操作検出センサ72が取り付けられている。操作検出センサ72は、例えば、アクセル開度センサ、ステアリングトルクセンサ、ブレーキセンサ、シフト位置センサ等を含む。操作検出センサ72は、検出結果としてのアクセル開度、ステアリングトルク、ブレーキ踏量、シフト位置等を走行制御部130に出力する。なお、これに代えて、操作検出センサ72の検出結果が、直接的に走行駆動力出力装置90、ステアリング装置92、またはブレーキ装置94に出力されてもよい。
切替スイッチ80は、運転者等によって操作されるスイッチである。切替スイッチ80は、例えば、ステアリングホイールやガーニッシュ(ダッシュボード)等に設置される機械式のスイッチであってもよいし、ナビゲーション装置50のタッチパネルに設けられるGUI(Graphical User Interface)スイッチであってもよい。切替スイッチ80は、運転者等の操作を受け付け、走行制御部130による制御モードを自動運転モードまたは手動運転モードのいずれか一方に指定する制御モード指定信号を生成し、制御切替部140に出力する。自動運転モードとは、上述したように、運転者が操作を行わない(或いは手動運転モードに比して操作量が小さい、または操作頻度が低い)状態で走行する運転モードであり、より具体的には、行動計画に基づいて走行駆動力出力装置90、ステアリング装置92、およびブレーキ装置94の一部または全部を制御する運転モードである。
[車両制御装置]
以下、車両制御装置100について説明する。車両制御装置100は、例えば、自車位置認識部102と、外界認識部104と、行動計画生成部106と、走行態様決定部110と、第1軌道生成部112と、車線変更制御部120と、走行制御部130と、記憶制御部132と、制御切替部140と、記憶部150とを備える。自車位置認識部102(後述する各部を含む)、外界認識部104、行動計画生成部106、走行態様決定部110、第1軌道生成部112、車線変更制御部120、走行制御部130、記憶制御部132、および制御切替部140のうち一部または全部は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサがプログラムを実行することにより機能するソフトウェア機能部である。また、これらのうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。また、記憶部150は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等で実現される。プロセッサが実行するプログラムは、予め記憶部150に格納されていてもよいし、車載インターネット設備等を介して外部装置からダウンロードされてもよい。また、プログラムを格納した可搬型記憶媒体が図示しないドライブ装置に装着されることで記憶部150にインストールされてもよい。
自車位置認識部102は、記憶部150に格納された地図情報152と、ファインダ20、レーダ30、カメラ40、ナビゲーション装置50、または車両センサ60から入力される情報とに基づいて、自車両Mが走行している車線(走行車線)、および、走行車線に対する自車両Mの相対位置を認識する。地図情報152は、例えば、ナビゲーション装置50が有するナビ地図よりも高精度な地図情報であり、車線の中央の情報あるいは車線の境界の情報等を含んでいる。より具体的には、地図情報152には、道路情報と、交通規制情報、住所情報(住所・郵便番号)、施設情報、電話番号情報等が含まれる。道路情報には、高速道路、有料道路、国道、都道府県道といった道路の種別を表す情報や、道路の車線数、各車線の幅員、車線を区画する道路区画線の種類(実線、破線、太実線、太破線、点列状(ボッツドッツやキャッツアイ)のいずれであるか)および色(白線か黄線か)が含まれている。また、道路情報には、道路の勾配、道路の位置(経度、緯度、高さを含む3次元座標)、車線のカーブの曲率、車線の合流および分岐ポイントの位置、道路に設けられた標識等の情報が含まれる。交通規制情報には、工事や交通事故、渋滞等によって車線が封鎖されているといった情報が含まれる。
図3は、自車位置認識部102を中心とした構成図である。自車位置認識部102は、第1の道路区画線認識部102Aと、第2の道路区画線認識部102Bと、判定部102Cとを含む。なお、これらの構成要素が、「道路区画線認識装置」を構成する。
第1の道路区画線認識部102Aは、カメラ40により撮像された画像に含まれる道路区画線の位置および種類を認識すると共に、認識した道路区画線の位置および種類を含む第1の道路区画線パターンを認識する。図4は、カメラ40による撮像画像IMの一例を示す図である。第1の道路区画線認識部102Aは、例えば、エッジ抽出処理や直線抽出処理によって道路区画線の輪郭候補を抽出し、所定の幅をもった二つの輪郭候補で形成される領域を道路区画線として認識する。図4の例では、道路の左端に描画された実線の道路区画線PL1、破線の道路区画線PL2〜PL4、および道路の右端に描画された実線の道路区画線PL5が認識される。また、第1の道路区画線認識部102Aは、撮像画像IMにおける色彩または輝度を検出することで、道路区画線の色を検出する。
図5は、第1の道路区画線認識部102Aにより認識される第1の道路区画線パターンをイメージ化した図である。図示するように、第1の道路区画線パターンは、例えば、片側4車線の道路であって、両端に実線の道路区画線があり、それらの間に、車線を区分する破線の道路区画線が3つ存在し、各車線の幅(図ではD12、D23、D34、D45で示す)はそれぞれ何メートルであるといった内容で認識される。
更に、第1の道路区画線認識部102Aは、自車両Mが走行している車線(走行車線)に対する自車両Mの相対位置を認識する。図6は、第1の道路区画線認識部102Aにより走行車線L1に対する自車両Mの相対位置が認識される様子を示す図である。自車位置認識部102は、例えば、自車両Mの基準点(例えば重心や後輪軸中心)の走行車線中央CLからの乖離OS、および自車両Mの進行方向の走行車線中央CLを連ねた線に対してなす角度θを、走行車線L1に対する自車両Mの相対位置として認識する。なお、これに代えて、第1の道路区画線認識部102Aは、自車線L1のいずれかの側端部に対する自車両Mの基準点の位置などを、走行車線に対する自車両Mの相対位置として認識してもよい。
第2の道路区画線認識部102Bは、ナビゲーション装置50により取得された自車両Mの位置を用いて地図情報152を検索することで、道路区画線の位置および種類を含む第2の道路区画線パターンを認識する。図7は、地図情報152に含まれる情報の一部を示す図である。図示するように、地図情報152には、道路の区間(向きも考慮する)ごとに、車線数、道路区画線の色、道路幅員(または車線ごとの幅)などの情報が記述されている。第2の道路区画線認識部102Bは、ナビゲーション装置50により取得された自車両Mの位置の履歴から自車両Mの位置および進行方向を導出し、これに該当する地図情報152の項目を抽出する。そして、抽出した車線数、道路区画線の色、道路幅員等の情報に基づいて、両端にある実線の道路区画線の間に破線の道路区画線が存在するか、存在する場合はその数、各車線の幅といった情報を導出し、第2の道路区画線パターンとして認識する。
判定部102Cは、第1の道路区画線認識部102Aにより認識された第1の道路区画線パターンと、第2の道路区画線認識部102Bにより認識された第2の道路区画線パターンとを比較し、少なくとも第1の道路区画線認識部102Aにより認識された道路区画線の位置の確からしさを判定する。判定部102Cは、例えば、道路区画線ごとに、位置の確からしさを示すスコアを算出する。
判定部102Cは、第1の道路区画線パターンと第2の道路区画線パターンとの比較に加えて、第1の道路区画線認識部102Aによる認識結果または第2の道路区画線認識部102Bによる認識結果の個別の要因に基づいて、少なくとも第1の道路区画線認識部102Aにより認識された道路区画線の位置の確からしさを判定する。以下、これらの処理について説明する。
図8は、判定部102Cにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、第1の道路区画線パターンと第2の道路区画線パターンとに含まれる各道路区画線について実行される。
まず、判定部102Cは、第1の道路区画線パターンと第2の道路区画線パターンとの比較において、当該道路区画線の種類および色が一致するか否かを判定する(ステップS200)。当該道路区画線の種類および色がパターン同士で一致しない場合、判定部102Cは、スコアをベーススコアαからα1低下させる(ステップS202)。ここで、スコアとは、道路区画線の位置(または存在)の確からしさを示す指標値である。また、α1は、ベーススコアαと同じ値であってもよい。すなわち、判定部102Cは、当該道路区画線の種類および色がパターン同士で一致しない場合、その道路区画線の位置を棄却してもよい。
また、ステップS200の判定処理は、第1の道路区画線パターンと第2の道路区画線パターンとが全体的に一致するか否かを判定するものであってもよい。ここで、「全体的に一致する」とは、カメラ40の画角外に存在する道路区画線については一致するか否かを判定しないものであってよい。この場合、判定部102Cは、着目する道路区画線が一致しない場合と、着目する道路区画線以外の道路区画線が一致しない場合とで、減算するα1を異ならせてもよい。
次に、判定部102Cは、第1の道路区画線認識部102Aによる検出結果において、当該道路区画線の位置が振動しているか否かを判定する(ステップS204)。判定部102Cは、例えば、所定の期間内において、自車両Mの幅方向の道路区画線の変位が所定距離以上変動する頻度が基準値以上であるといった振動条件を満たす場合に、道路区画線の位置が振動していると判定する。このような現象は、道路区画線のかすれ等、描きなおし等によって道路区画線の位置が検出しにくくなっていることを示している。当該道路区画線の位置が振動している場合、判定部102Cは、スコアをα2低下させる(ステップS206)。ここで、α2低下させる対象のスコアは、ベーススコアαまたは、S202においてベーススコアαからα1低下する処理が行われたスコアである。以下、同様にスコアを順次低下させていくものとする。
次に、判定部102Cは、第1の道路区画線認識部102Aにより繰り返し行われる道路区画線の同定処理において、同定可能であった回数(または頻度)が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS208)。同定可能であった回数(または頻度)が閾値未満である場合、判定部102Cは、スコアをα3低下させる(ステップS210)。
次に、判定部102Cは、道路区画線の種類(および/または色)が変化する地点を自車両Mが走行しているか否かを判定する(ステップS212)。自車両Mが走行している地点についての情報は、第2の道路区画線認識部102Bが地図情報152を検索した結果に基づいて取得される。道路区画線の種類(および/または色)が変化する地点を自車両Mが走行している場合、判定部102Cは、スコアをα4低下させる(ステップS214)。このような地点では、画像解析による道路区画線の認識処理において誤認識が生じやすいからである。
次に、判定部102Cは、道路が分岐または合流する地点を自車両Mが走行しているか否かを判定する(ステップS216)。道路が分岐または合流する地点を自車両Mが走行している場合、判定部102Cは、スコアをα5低下させる(ステップS218)。このような地点では、画像解析による道路区画線の認識処理において誤認識が生じやすいからである。
次に、判定部102Cは、道路区画線とは異なる標示(速度標示や一時停止標示、その他の標示)が道路になされているか否かを判定する(ステップS220)。道路区画線とは異なる標示が道路になされている場合、判定部102Cは、スコアをα6低下させる(ステップS222)。このような地点では、画像解析による道路区画線の認識処理において誤認識が生じやすいからである。
そして、判定部102Cは、ステップS200〜S222の処理によって順次減算された最終スコアが閾値以上であるか否かを判定する(ステップS224)。判定部102は、最終スコアが閾値以上である場合、当該道路区画線を制御の基準として採用し(ステップS226)最終スコアが閾値未満である場合、当該道路区画線を制御の基準として採用しない(棄却する)(ステップS228)。
このような処理によって、自車位置認識部(道路区画線認識装置)102は、道路区画線の確からしさをより正確に判定することができる。
外界認識部104は、ファインダ20、レーダ30、カメラ40等から入力される情報に基づいて、周辺車両の位置、および速度、加速度等の状態を認識する。本実施形態における周辺車両とは、自車両Mの周辺を走行する車両であって、自車両Mと同じ方向に走行する車両である。周辺車両の位置は、他車両の重心やコーナー等の代表点で表されてもよいし、他車両の輪郭で表現された領域で表されてもよい。周辺車両の「状態」とは、上記各種機器の情報に基づいて周辺車両の加速度、車線変更をしているか否か(あるいは車線変更をしようとしているか否か)を含んでもよい。また、外界認識部104は、周辺車両に加えて、ガードレールや電柱、駐車車両、歩行者、その他の物体の位置を認識してもよい。
行動計画生成部106は、所定の区間における行動計画を生成する。所定の区間とは、例えば、ナビゲーション装置50により導出された経路のうち、高速道路等の有料道路を通る区間である。なお、これに限らず、行動計画生成部106は、任意の区間について行動計画を生成してもよい。
行動計画は、例えば、順次実行される複数のイベントで構成される。イベントには、例えば、自車両Mを減速させる減速イベントや、自車両Mを加速させる加速イベント、走行車線を逸脱しないように自車両Mを走行させるレーンキープイベント、走行車線を変更させる車線変更イベント、自車両Mに前走車両を追い越させる追い越しイベント、分岐ポイントにおいて所望の車線に変更させたり、現在の走行車線を逸脱しないように自車両Mを走行させたりする分岐イベント、車線合流ポイントにおいて自車両Mを加減速させ、走行車線を変更させる合流イベント等が含まれる。例えば、有料道路(例えば高速道路等)においてジャンクション(分岐点)が存在する場合、車両制御装置100は、自動運転モードにおいて、自車両Mを目的地の方向に進行するように車線を変更したり、車線を維持したりする必要がある。従って、行動計画生成部106は、地図情報152を参照して経路上にジャンクションが存在していると判明した場合、現在の自車両Mの位置(座標)から当該ジャンクションの位置(座標)までの間に、目的地の方向に進行することができる所望の車線に車線変更するための車線変更イベントを設定する。なお、行動計画生成部106によって生成された行動計画を示す情報は、行動計画情報156として記憶部150に格納される。
図9は、ある区間について生成された行動計画の一例を示す図である。図示するように、行動計画生成部106は、目的地までの経路に従って走行した場合に生じる場面を分類し、個々の場面に即したイベントが実行されるように行動計画を生成する。なお、行動計画生成部106は、自車両Mの状況変化に応じて動的に行動計画を変更してもよい。
行動計画生成部106は、例えば、生成した行動計画を、外界認識部104によって認識された外界の状態に基づいて変更(更新)してもよい。一般的に、車両が走行している間、外界の状態は絶えず変化する。特に、複数の車線を含む道路を自車両Mが走行する場合、他車両との距離間隔は相対的に変化する。例えば、前方の車両が急ブレーキを掛けて減速したり、隣の車線を走行する車両が自車両M前方に割り込んで来たりする場合、自車両Mは、前方の車両の挙動や、隣接する車線の車両の挙動に合わせて速度や車線を適宜変更しつつ走行する必要がある。従って、行動計画生成部106は、上述したような外界の状態変化に応じて、制御区間ごとに設定したイベントを変更してもよい。
具体的には、行動計画生成部106は、車両走行中に外界認識部104によって認識された他車両の速度が閾値を超えたり、自車線に隣接する車線を走行する他車両の移動方向が自車線方向に向いたりした場合に、自車両Mが走行予定の運転区間に設定されたイベントを変更する。例えば、レーンキープイベントの後に車線変更ベントが実行されるようにイベントが設定されている場合において、外界認識部104の認識結果によって当該レーンキープイベント中に車線変更先の車線後方から車両が閾値以上の速度で進行してきたことが判明した場合、行動計画生成部106は、レーンキープイベントの次のイベントを車線変更から減速イベントやレーンキープイベント等に変更する。これによって、車両制御装置100は、自車両Mが車線変更先の車両に衝突することを回避することができる。この結果、車両制御装置100は、外界の状態に変化が生じた場合においても、安全に自車両Mを自動走行させることができる。
[レーンキープイベント]
走行態様決定部110は、行動計画に含まれるレーンキープイベントが走行制御部130により実施される際に、定速走行、追従走行、減速走行、カーブ走行、障害物回避走行などのうちいずれかの走行態様を決定する。例えば、走行態様決定部110は、自車両の前方に他車両が存在しない場合に、走行態様を定速走行に決定する。また、走行態様決定部110は、前走車両に対して追従走行するような場合に、走行態様を追従走行に決定する。また、走行態様決定部110は、外界認識部104により前走車両の減速が認識された場合や、停車や駐車などのイベントを実施する場合に、走行態様を減速走行に決定する。また、走行態様決定部110は、外界認識部104により自車両Mがカーブ路に差し掛かったことが認識された場合に、走行態様をカーブ走行に決定する。また、走行態様決定部110は、外界認識部104により自車両Mの前方に障害物が認識された場合に、走行態様を障害物回避走行に決定する。
第1軌道生成部112は、走行態様決定部110により決定された走行態様に基づいて、軌道を生成する。軌道とは、自車両Mが走行態様決定部110により決定された走行態様に基づいて走行する場合に、到達することが想定される将来の目標位置を、所定時間ごとにサンプリングした点の集合(軌跡)である。
図10は、第1軌道生成部112により生成される軌道の一例を示す図である。図中(A)に示すように、例えば、第1軌道生成部112は、自車両Mの現在位置を基準に、現時刻から所定時間Δt経過するごとに、K(1)、K(2)、K(3)、…といった将来の目標位置を自車両Mの軌道として設定する。以下、これら目標位置を区別しない場合、単に「目標位置K」と表記する。例えば、目標位置Kの個数は、目標時間Tに応じて決定される。例えば、第1軌道生成部112は、目標時間Tを5秒とした場合、この5秒間において、所定時間Δt(例えば0.1秒)刻みで目標位置Kを走行車線の中央線上に設定し、これら複数の目標位置Kの配置間隔を走行態様に基づいて決定する。第1軌道生成部112は、例えば、走行車線の中央線を、地図情報152に含まれる車線の幅員等の情報から導出してもよいし、予め地図情報152に含まれている場合に、この地図情報152から取得してもよい。
例えば、上述した走行態様決定部110により走行態様が定速走行に決定された場合、第1軌道生成部112は、図中(A)に示すように、等間隔で複数の目標位置Kを設定して軌道を生成する。また、走行態様決定部110により走行態様が減速走行に決定された場合(追従走行において前走車両が減速した場合も含む)、第1軌道生成部112は、図中(B)に示すように、到達する時刻がより早い目標位置Kほど間隔を広くし、到達する時刻がより遅い目標位置Kほど間隔を狭くして軌道を生成する。これにより、自車両Mからの到達する時刻が遅い目標位置Kが自車両Mの現在位置と近づくため、後述する走行制御部130が自車両Mを減速させることになる。
また、図中(C)に示すように、道路がカーブ路である場合に、走行態様決定部110は、走行態様をカーブ走行に決定する。この場合、第1軌道生成部112は、例えば、道路の曲率に応じて、複数の目標位置Kを自車両Mの進行方向に対する横位置(車線幅方向の位置)を変更しながら配置して軌道を生成する。また、図中(D)に示すように、自車両Mの前方の道路上に人間や停止車両等の障害物OBが存在する場合、走行態様決定部110は、走行態様を障害物回避走行に決定する。この場合、第1軌道生成部112は、この障害物OBを回避して走行するように、複数の目標位置Kを配置して軌道を生成する。
なお、第1軌道生成部112は、自車位置認識部102の判定部102Cによって所定程度以上の確からしさがある(制御基準として採用する)と判定された道路区画線の位置に基づいて、上記の軌道を生成する。第1軌道生成部112は、自車位置認識部102の判定部102Cによって所定程度以上の確からしさがあると判定されなかった(棄却された)道路区画線については、過去に自車位置認識部102によって所定程度以上の確からしさがあると判定された道路区画線の位置に基づいて補完を行い、自車両Mが走行すべき軌道を生成する。次に説明する第2軌道生成部126についても同様である。
[車線変更イベント]
車線変更制御部120は、行動計画に含まれる車線変更イベントが走行制御部130により実施される際の制御を行う。車線変更制御部120は、例えば、ターゲット位置設定部122と、車線変更可否判定部124と、第2軌道生成部126とを備える。なお、車線変更制御部120は、分岐イベントや合流イベントが走行制御部130により実施される際に、後述する処理を行ってもよい。
ターゲット位置設定部122は、自車両Mが走行する車線(自車線)に対して隣接する隣接車線を走行し、且つ自車両Mよりも前方を走行する車両と、隣接車線を走行し、且つ自車両Mよりも後方を走行する車両とを特定し、これら車両の間にターゲット領域TAを設定する。以下、隣接車線を走行し、且つ自車両Mよりも前方を走行する車両を、前方基準車両と称し、隣接車線を走行し、且つ自車両Mよりも後方を走行する車両を、後方基準車両と称して説明する。
車線変更可否判定部124は、ターゲット位置設定部122により設定されたターゲット領域TA上に周辺車両が存在せず、且つ自車両Mと前方基準車両との仮想的な衝突余裕時間TTC(Time-To Collision)と、自車両Mと後方基準車両との仮想的な衝突余裕時間TTCが共に、閾値以上であるといった所定の設定条件を満たす場合に、隣接車線上に設定されたターゲット領域TA上に自車両Mが車線変更可能であると判定する。衝突余裕時間TTCは、例えば、ターゲット領域TA上に自車両Mが車線変更したと仮定し、このターゲット領域TA上の仮想定な自車両Mと、前方基準車両(あるいは後方基準車両)との車間距離を、自車両Mの速度および前方基準車両(あるいは後方基準車両)の相対速度で除算することで導出される。
図11は、実施形態におけるターゲット位置設定部122がターゲット領域TAを設定する様子を示す図である。図中、mAは前走車両を表し、mBは前方基準車両を表し、mCは後方基準車両を表している。また、矢印dは自車両Mの進行(走行)方向を表し、L1は自車線を表し、L2は隣接車線を表している。
図11の例の場合、ターゲット位置設定部122は、隣接車線L2上において、前方基準車両mBと後方基準車両mCとの間にターゲット領域TAを設定する。このような場合、車線変更可否判定部124は、ターゲット位置設定部122により設定されたターゲット領域TA上に自車両Mを仮想的に配置し、この仮想的な自車両Mを基準に前方基準車両mBに対する衝突余裕時間TTC(B)と、後方基準車両mCに対する衝突余裕時間TTC(C)とを導出する。車線変更可否判定部124は、導出したこれら2つの衝突余裕時間TTCが共に所定の設定条件を満たすか否かを判定し、両方の衝突余裕時間TTCが共に所定の設定条件を満たす場合(例えば前方、後方それぞれに設定された閾値以上である場合)、隣接車線L2上に設定されたターゲット領域TA上に自車両Mが車線変更可能であると判定する。なお、ターゲット位置設定部122は、隣接車線L2上において、後方基準車両mCの後方(後方基準車両mCと、その後方に存在する車両との間)にターゲット領域TAを設定してもよい。
また、車線変更可否判定部124は、前走車両mA、前方基準車両mB、および後方基準車両mCの速度、加速度、または躍度(ジャーク)等を加味して、ターゲット領域TA上に自車両Mが車線変更可能であるか否かを判定してもよい。例えば、前走車両mAの速度よりも前方基準車両mBおよび後方基準車両mCの速度が大きく、自車両Mの車線変更に必要な時間の範囲内で前方基準車両mBおよび後方基準車両mCが前走車両mAを追い抜くことが予想されるような場合、車線変更可否判定部124は、前方基準車両mBおよび後方基準車両mCの間に設定されたターゲット領域TA上に自車両Mが車線変更可能でないと判定する。
第2軌道生成部126は、上述した車線変更可否判定部124によりターゲット領域TA上に自車両Mが車線変更可能であると判定された場合、このターゲット領域TA上に車線変更するための軌道を生成する。
図12は、実施形態における第2軌道生成部126が軌道を生成する様子を示す図である。例えば、第2軌道生成部126は、前方基準車両mBおよび後方基準車両mCを所定の速度モデルで走行するものとして仮定し、これら3台の車両の速度モデルと自車両Mの速度とに基づいて、将来のある時刻において自車両Mが前方基準車両mBと後方基準車両mCの間、または後方基準車両mCの後方に存在するように軌道を生成する。例えば、第2軌道生成部126は、現在の自車両Mの位置から、将来のある時刻における前方基準車両mB、または後方基準車両mCの位置までをスプライン曲線等の多項式曲線を用いて滑らかに繋ぎ、この曲線上に等間隔あるいは不等間隔で目標位置Kを所定個数配置する。この際、第2軌道生成部126は、目標位置Kの少なくとも1つがターゲット領域TA上に配置されるように軌道を生成する。
[走行制御]
走行制御部130は、制御切替部140による制御によって、制御モードを自動運転モードあるいは手動運転モードに設定し、設定した制御モードに従って、走行駆動力出力装置90、ステアリング装置92、およびブレーキ装置94の一部または全部を含む制御対象を制御する。走行制御部130は、自動運転モード時において、行動計画生成部106によって生成された行動計画情報156を読み込み、読み込んだ行動計画情報156に含まれるイベントに基づいて制御対象を制御する。
例えば、走行制御部130は、第1軌道生成部112または第2軌道生成部126により生成された軌道に従い、ステアリング装置92における電動モータの制御量(例えば回転数)と、走行駆動力出力装置90におけるECUの制御量(例えばエンジンのスロットル開度やシフト段等)と、を決定する。具体的には、走行制御部130は、軌道の目標位置Kから算出された所定時間Δtごとの目標速度ν(または加速度や躍度)に従って、走行駆動力出力装置90におけるECUの制御量を決定する。また、走行制御部130は、目標位置Kごとの自車両Mの進行方向と、この目標位置を基準とした次の目標位置の方向とのなす角度に応じて、ステアリング装置92における電動モータの制御量を決定する。
走行制御部130は、制御量を示す情報を、対応する制御対象に出力する。これによって、制御対象の各装置(90、92、94)は、走行制御部130から入力された制御量を示す情報に従って、自装置を制御することができる。また、走行制御部130は、車両センサ60の検出結果に基づいて、決定した制御量を適宜調整する。
なお、走行制御部130は、手動運転モード時において、操作検出センサ72により出力される操作検出信号に基づいて制御対象を制御する。例えば、走行制御部130は、操作検出センサ72により出力された操作検出信号を、制御対象の各装置にそのまま出力する。
制御切替部140は、行動計画生成部106によって生成され、記憶部150に格納された行動計画情報156に基づいて、走行制御部130による自車両Mの制御モードを自動運転モードから手動運転モードに、または手動運転モードから自動運転モードに切り換える。また、制御切替部140は、切替スイッチ80から入力される制御モード指定信号に基づいて、走行制御部130による自車両Mの制御モードを自動運転モードから手動運転モードに、または手動運転モードから自動運転モードに切り換える。すなわち、走行制御部130の制御モードは、運転者等の操作によって走行中や停車中に任意に変更することができる。
また、制御切替部140は、操作検出センサ72から入力される操作検出信号に基づいて、走行制御部130による自車両Mの制御モードを自動運転モードから手動運転モードに切り換える。例えば、制御切替部140は、操作検出信号に含まれる操作量が閾値を超える場合、すなわち、操作デバイス70が閾値を超えた操作量で操作を受けた場合、走行制御部130の制御モードを自動運転モードから手動運転モードに切り換える。例えば、自動運転モードに設定された走行制御部130によって自車両Mが自動走行している場合において、運転者によってステアリングホイール、アクセルペダル、またはブレーキペダルが閾値を超える操作量で操作された場合、制御切替部140は、走行制御部130の制御モードを自動運転モードから手動運転モードに切り換える。これによって、車両制御装置100は、人間等の物体が車道に飛び出して来たり、前走車両が急停止したりした際に運転者により咄嗟になされた操作によって、切替スイッチ80の操作を介さずに直ぐさま手動運転モードに切り替えることができる。この結果、車両制御装置100は、運転者による緊急時の操作に対応することができ、走行時の安全性を高めることができる。
以上説明した実施形態の自車位置認識部(道路区画線認識装置)102によれば、カメラ40により撮像された画像に含まれる道路区画線の位置および種類を認識すると共に、認識した道路区画線の位置および種類を含む第1の道路区画線パターンを認識する第1の道路区画線認識部102Aと、ナビゲーション装置50により取得された自車両Mの位置を用いて地図情報152を検索することで、道路区画線の位置および種類を含む第2の道路区画線パターンを認識する第2の道路区画線認識部102Bと、第1の道路区画線認識部102Aにより認識された第1の道路区画線パターンと、第2の道路区画線認識部102Bにより認識された第2の道路区画線パターンとを比較し、少なくとも第1の道路区画線認識部102Aにより認識された道路区画線の位置の確からしさを判定する判定部102Cとを備えることにより、より正確に道路区画線の確からしさを判定することができる。
また、実施形態の自車位置認識部(道路区画線認識装置)102を利用した車両制御装置100によれば、自車位置認識部(道路区画線認識装置)102により判定された道路区画線の確からしさに基づいて、より正確な車両制御を行うことができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
20…ファインダ、30…レーダ、40…カメラ、50…ナビゲーション装置、60…車両センサ、70…操作デバイス、72…操作検出センサ、80…切替スイッチ、90…走行駆動力出力装置、92…ステアリング装置、94…ブレーキ装置、100…車両制御装置、102…自車位置認識部(道路区画線認識装置)、102A…第1の道路区画線認識部、102B…第2の道路区画線認識部、102C…判定部、104…外界認識部、106…行動計画生成部、110…走行態様決定部、112…第1軌道生成部、120…車線変更制御部、122…ターゲット位置決定部、124…車線変更可否判定部、126…第2軌道生成部、130…走行制御部、140…制御切替部、150…記憶部、M…自車両

Claims (14)

  1. 自車両周辺の道路を撮像する撮像部により撮像された画像に含まれる道路区画線の位置および種類を認識する第1の道路区画線認識部と、
    前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを判定する判定部と、を備え、
    前記判定部は、自車位置取得部により取得された自車両の位置および地図情報に基づいて、前記道路区画線の種類が変化する地点の付近を前記自車両が走行していると判定される場合に、少なくとも前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させる、
    道路区画線認識装置。
  2. 自車両周辺の道路を撮像する撮像部により撮像された画像に含まれる道路区画線の位置および種類を認識する第1の道路区画線認識部と、
    前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを判定する判定部と、を備え、
    前記判定部は、自車位置取得部により取得された自車両の位置および地図情報に基づいて、道路が分岐または合流する地点を前記自車両が走行していると判定される場合に、少なくとも前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させる、
    道路区画線認識装置。
  3. 前記第1の道路区画線認識部は、前記撮像部により撮像された画像に含まれる道路区画線の位置および種類を認識すると共に、前記認識した道路区画線の位置および種類を含む第1の道路区画線パターンを認識し、
    衛星からの電波に基づく前記自車両の位置を取得する自車位置取得部により取得された前記自車両の位置を用いて、道路の位置に対応付けて前記道路区画線の位置および種類が記述された地図情報を検索することで、道路区画線の位置および種類を含む第2の道路区画線パターンを認識する第2の道路区画線認識部を更に備え、
    前記判定部は、前記第1の道路区画線認識部により認識された第1の道路区画線パターンと、前記第2の道路区画線認識部により認識された第2の道路区画線パターンとを比較し、少なくとも前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを判定する、
    請求項1または2記載の道路区画線認識装置。
  4. 前記第1の道路区画線認識部は、前記撮像部により撮像された画像に含まれる道路区画線の色を認識すると共に、前記認識した道路区画線の色を含む前記第1の道路区画線パターンを認識し、
    前記地図情報は、道路の位置に対応付けて前記道路区画線の色を記述し、
    前記第2の道路区画線認識部は、道路区画線の色を含む第2の道路区画線パターンを認識する、
    請求項記載の道路区画線認識装置。
  5. 前記判定部は、前記第1の道路区画線パターンと前記第2の道路区画線パターンとの比較に加えて、前記第1の道路区画線認識部による認識結果または前記第2の道路区画線認識部による認識結果の個別の要因に基づいて、少なくとも前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを判定する、
    請求項3または4記載の道路区画線認識装置。
  6. 前記判定部は、前記第1の道路区画線認識部により繰り返し認識された道路区画線の位置が振動していると判定されるための振動条件を満たす場合に、少なくとも前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させる、
    請求項記載の道路区画線認識装置。
  7. 前記判定部は、前記第1の道路区画線認識部または前記第2の道路区画線認識部により繰り返し認識された道路区画線の位置が、同定可能であった回数または頻度に基づいて、少なくとも前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させる、
    請求項5または6記載の道路区画線認識装置。
  8. 前記判定部は、前記自車位置取得部により取得された自車両の位置および地図情報に基づいて、道路に前記道路区画線とは異なる標示がなされている地点を前記自車両が走行していると判定される場合に、少なくとも前記第1の道路区画線認識部により認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させる、
    請求項5から7のうちいずれか1項記載の道路区画線認識装置。
  9. 請求項1から8のうちいずれか1項記載の道路区画線認識装置と、
    前記道路区画線認識装置によって所定程度以上の確からしさがあると判定された前記道路区画線の位置に基づいて、前記自車両が走行すべき軌道を生成する軌道生成部と、
    前記軌道生成部により生成された軌道に沿って前記自車両を走行させる走行制御部と、 を備える車両制御装置。
  10. 前記軌道生成部は、前記道路区画線認識装置によって所定程度以上の確からしさがあると判定されなかった前記道路区画線について、過去に前記道路区画線認識装置によって所定程度以上の確からしさがあると判定された前記道路区画線の位置に基づいて補完を行い、前記自車両が走行すべき軌道を生成する、
    請求項9記載の車両制御装置。
  11. 車載コンピュータが、
    自車両周辺の道路を撮像する撮像部により撮像された画像に含まれる道路区画線の位置および種類を認識し、
    前記認識された道路区画線の位置の確からしさを判定し、
    前記判定する際に、自車位置取得部により取得された自車両の位置および地図情報に基づいて、前記道路区画線の種類が変化する地点の付近を前記自車両が走行していると判定される場合に、少なくとも前記認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させる、
    道路区画線認識方法。
  12. 車載コンピュータが、
    自車両周辺の道路を撮像する撮像部により撮像された画像に含まれる道路区画線の位置および種類を認識し、
    前記認識された道路区画線の位置の確からしさを判定し、
    前記判定する際に、自車位置取得部により取得された自車両の位置および地図情報に基づいて、道路が分岐または合流する地点を前記自車両が走行していると判定される場合に、少なくとも前記認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させる、
    道路区画線認識方法。
  13. 車載コンピュータに、
    自車両周辺の道路を撮像する撮像部により撮像された画像に含まれる道路区画線の位置および種類を認識させ、
    前記認識された道路区画線の位置の確からしさを判定させ、
    前記判定する際に、自車位置取得部により取得された自車両の位置および地図情報に基づいて、前記道路区画線の種類が変化する地点の付近を前記自車両が走行していると判定される場合に、少なくとも前記認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させるようにさせる、
    道路区画線認識プログラム。
  14. 車載コンピュータに、
    自車両周辺の道路を撮像する撮像部により撮像された画像に含まれる道路区画線の位置および種類を認識させ、
    前記認識された道路区画線の位置の確からしさを判定させ、
    前記判定する際に、自車位置取得部により取得された自車両の位置および地図情報に基づいて、道路が分岐または合流する地点を前記自車両が走行していると判定される場合に、少なくとも前記認識された道路区画線の位置の確からしさを低下させるようにさせる、
    道路区画線認識プログラム。
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