JP6485121B2 - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
従来、複合機、PC、プロジェクタなどの複数の機器が接続されたネットワークを構築するための様々な技術が知られている。
例えば特許文献1には、携帯端末による撮像で得られた撮像画像を用いて、対応するネットワークを構築する技術が開示されている。
しかしながら、従来においては、携帯端末を所持するユーザの移動に伴って、該携帯端末のネットワークからの離脱や他のネットワークへの参加などが自動的に行われる仕組みは存在しなかった。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、撮像装置を備える携帯端末と、情報処理装置とを含む情報処理システムであって、前記携帯端末は、予め定められた間隔で撮像を行うように撮像装置を制御する撮像制御手段と、前記撮像装置による撮像が行われるたびに、該撮像で得られた撮像画像を前記情報処理装置へ送信する送信手段と、を有し、前記情報処理装置は、前記撮像画像を受信する撮像画像受信手段と、それぞれが、複数の機器が接続される複数のネットワークごとに1以上の画像を対応付けた対応情報の中に、前記撮像画像と一致する前記画像が存在する場合は、前記撮像画像と一致する前記画像に対応する前記ネットワークの利用を前記携帯端末に対して許可する一方、前記対応情報の中に、前記撮像画像受信手段で受信した前記撮像画像と一致する前記画像が存在しない場合は、前記ネットワークの利用を前記携帯端末に対して許可しない制御を行う認証手段と、を有する。
本発明によれば、携帯端末の移動に伴うネットワークからの離脱や他のネットワークへの参加などを自動的に行うことができる。
図1は、情報処理システムの概略構成の一例を示す図である。 図2は、携帯端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、第1実施形態の携帯端末が有する機能の一例を示す図である。 図5は、第1実施形態のサーバが有する機能の一例を示す図である。 図6は、対応情報の一例を示す図である。 図7は、機器利用画面の一例を示す図である。 図8は、MFPに対応する設定画面の一例を示す図である。 図9は、認証NG画面の一例を示す図である。 図10は、携帯端末が認証される場合の流れの一例を示すシーケンス図である。 図11は、ホーム画面の一例を示す図である。 図12は、認証中である旨を示す画面の一例を示す図である。 図13は、携帯端末が認証されない場合の流れの一例を示すシーケンス図である。 図14は、第1実施形態のネットワーク連携アプリの動作例を示すフローチャートである。 図15は、第1実施形態のサーバの動作例を示すフローチャートである。 図16は、第2実施形態の携帯端末が有する機能の一例を示す図である。 図17は、第2実施形態のネットワーク連携アプリの動作例を示すフローチャートである。 図18は、第3実施形態の携帯端末が有する機能の一例を示す図である。 図19は、第3実施形態のネットワーク連携アプリの動作例を示すフローチャートである。 図20は、第4実施形態の携帯端末が有する機能の一例を示す図である。 図21は、第4実施形態のネットワーク連携アプリの動作例を示すフローチャートである。 図22は、第5実施形態の携帯端末が有する機能の一例を示す図である。 図23は、第5実施形態のネットワーク連携アプリの動作例を示すフローチャートである。 図24は、第6実施形態の携帯端末が有する機能の一例を示す図である。 図25は、第6実施形態のネットワーク連携アプリの動作例を示すフローチャートである。 図26は、第7実施形態の携帯端末が有する機能の一例を示す図である。 図27は、第7実施形態のネットワーク連携アプリの動作例を示すフローチャートである。 図28は、図15のステップS42の詳細な処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態の情報処理システム1の概略構成の一例を示す図である。情報処理システム1は、ユーザが所持する携帯端末10と、情報処理装置の一例であるサーバ20とを少なくとも含む。サーバ20は、複数の機器が接続される複数のネットワークの各々に対する携帯端末10の利用の可否(参加の可否)を決定する。サーバ20の具体的な内容については後述する。図1の例では、ネットワークの一例として、MFP30とプロジェクタ31とインタラクティブホワイトボード32とが属するネットワークA、および、MFP40とプロジェクタ41とインタラクティブホワイトボード42とが属するネットワークBの2つが例示されているが、これに限らず、ネットワークの数やネットワークに属する機器の数および種類は任意に変更可能である。また、情報処理システム1に含まれる携帯端末10やサーバ20の数についても任意に変更可能である(1台ずつに限られるものではない)。
図2は、携帯端末10のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、携帯端末10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、フラッシュメモリ14と、操作パネル15と、通信I/F16と、カメラ17と、加速度センサー18とを備え、これらはシステムバス19を介して接続される。
CPU11は、RAM13をワークエリアとしてROM12又はフラッシュメモリ14に記憶されたプログラムを選択的に実行することにより、携帯端末10の全体を制御し、サーバ20との通信制御を含む各種機能を実現する。したがって、このCPU11が、携帯端末において、後述する携帯端末10の各種の機能を実現するための処理を行う中央処理装置(マイクロプロセッサ)である。
ROM12は、CPU11が実行する各プログラムとその実行に必要な固定データ等を予め記した読み出し専用のメモリである。RAM13は、CPU11がプログラムを実行する際のワークエリアとして機能するとともに、一時的なデータを記憶する読み書き可能なメモリである。フラッシュメモリ14は、CPU11が実行する各プログラムとその実行に必要な固定データを記憶し、各種の設定値を変更設定可能に記憶すると共に、サーバ20や、データの送信先である宛先の登録等にも使用される不揮発性メモリである。なお、フラッシュメモリ14の代わりに、あるいはフラッシュメモリ14に加えて、不揮発性のRAMやHDD等の他の不揮発性記憶手段を設けてもよい。
操作パネル15は、各種の情報を表示するとともに各種の操作を受け付けるデバイスであり、例えば、液晶ディスプレイ等による表示部と、表示部上に重ねて設けられたタッチパネルによる操作部とで構成されていてもよい。
通信I/F16は、サーバ20などの外部装置と通信するためのインタフェースである。一般的に、携帯端末20は、通信機能として、電話や電子メール、インターネット通信等の通信機能も持っているが、本実施形態の特徴とは直接関係しないので、ここは説明を省略する。
カメラ17は、撮像を行う撮像装置の一例であり、画像センサーによって撮像範囲内の被写体を撮像して得られた画像(撮像画像)を内部メモリに格納する。「撮像」とは、レンズなどの光学系により結像された被写体(撮像対象)の像を、電気信号に変換することを指す。
加速度センサー18は、携帯端末10の角度(向き)を検出する角度検出手段、または、携帯端末20を所持したユーザが移動することによって生じる加速度を検出する加速度検出手段の一例である。
図3は、サーバ20のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、サーバ20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24と、通信I/F25と、カメラ26とを備える。これらはシステムバス27によって、相互にデータ、アドレス、及び制御信号をやり取り可能に接続されている。
CPU21は、RAM23をワークエリアとしてROM22又はフラッシュメモリ24に記憶されたプログラムを選択的に実行することにより、サーバ20の全体を制御し、各機器や携帯端末10との通信制御を含む各種機能を実現する。したがって、このCPU21が、後述するサーバ20の各種の機能を実現するための処理を行う中央処理装置(マイクロプロセッサ)である。
ROM22は、CPU21が実行する各プログラムとその実行に必要な固定データ等を予め記憶した読み出し専用のメモリである。RAM23は、CPU21がプログラムを実行する際のワークエリアとして機能するとともに、一時的なデータを記憶する読み書き可能なメモリである。
フラッシュメモリ24は、CPU21が実行する各プログラムとその実行に必要な固定データを記憶し、各種の設定値を変更設定可能に記憶すると共に、各機器や、データの送信先である宛先の登録等にも使用される不揮発性メモリである。なお、フラッシュメモリ24の代わりに、あるいはフラッシュメモリに加えて、不揮発性RAMやHDD等の他の不揮発性記憶手段を設けてもよい。
通信I/F25は、携帯端末10などの外部装置と通信するためのインタフェースである。カメラ17は、画像センサーによって撮像範囲内の被写体を撮像して得られた画像(撮像画像)を内部メモリに格納する。カメラ17は、後述の対応情報を生成(登録)する際に用いられる。
図4は、携帯端末10が有する機能の一例を示す図である。図4に示すように、携帯端末10は、無線通信手段101、撮像制御手段102、送信手段103、設定手段104、第1の記憶手段105、表示制御手段106を有する。
ここでは、携帯端末10には、何れかのネットワーク上の機器を利用するためのアプリケーション(以下、「ネットワーク連携アプリ」と称する)が搭載されている。そして、携帯端末10のCPU11がネットワーク連携アプリを実行することにより、無線通信手段101、撮像制御手段102、送信手段103、設定手段104および表示制御手段106の各々の機能が実現される。ただし、これに限らず、例えば無線通信手段101、撮像制御手段102、送信手段103、設定手段104および表示制御手段106の各々の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)で実現されてもよい。また、第1の記憶手段105は、例えばROM12、RAM13、フラッシュメモリ14等で実現される。
なお、説明の便宜上、図4では、ネットワーク連携アプリに関する機能のみを例示しているが、携帯端末10が有する機能はこれらに限られるものではない。
無線通信手段101は、無線通信でサーバ20等の外部装置と通信を行う機能を提供する。
撮像制御手段102は、予め定められた間隔で撮像を行うようにカメラ17を制御する。
送信手段103は、カメラ17による撮像が行われるたびに、該撮像で得られた撮像画像をサーバ20へ送信する。
設定手段104は、上記間隔を設定する。例えば設定手段104は、ユーザからの指示(入力)に応じて、上記間隔を可変に設定することもできる。
第1の記憶手段105は、設定手段104により設定された間隔を示す情報を記憶する。
表示制御手段106は、ネットワーク連携アプリに関する各種の画面を表示する制御を行う。具体的な画面例については後述する。
図5は、サーバ20が有する機能の一例を示す図である。図5に示すように、サーバ20は、無線通信手段201、撮像画像受信手段202、対応情報記憶手段203、認証手段204、更新手段205、画面送信手段206を有する。
ここでは、サーバ20のCPU21がROM22等に格納されたプログラムを実行することにより、無線通信手段201、撮像画像受信手段202、認証手段204、更新手段205および画面送信手段206の各々の機能が実現されるが、これに限らず、例えば無線通信手段201、撮像画像受信手段202、認証手段204、更新手段205および画面送信手段206の各々の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)で実現されてもよい。また、対応情報記憶手段203は、例えばROM22、RAM23、フラッシュメモリ24等で実現される。
なお、説明の便宜上、図5では、本実施形態に係る機能のみを例示しているが、サーバ20が有する機能はこれらに限られるものではない。
無線通信手段201は、無線通信で携帯端末10等の外部装置と通信を行う機能を提供する。
撮像画像受信手段202は、撮像画像を受信する。より具体的には、撮像画像受信手段202は、予め定められた間隔で、携帯端末10のカメラ17による撮像で得られた撮像画像を携帯端末10から受信する。
対応情報記憶手段203は、複数の機器が接続される複数のネットワークごとに1以上の画像を対応付けた対応情報を記憶する。図6は、対応情報の一例を示す図である。図6の例では、対応情報は、3つのネットワーク(ネットワーク1〜3)ごとに、該ネットワークが構築される場所に対応する1つの画像と、該ネットワークに属する機器とを対応付けた情報である。例えばネットワーク1が構築される場所が、天井、床面および床面の各々が赤色で内装された会議室であるような場合は、ネットワーク1に対応付けられる画像としては、赤色の画像が設定されてもよい。なお、各ネットワークに対応付けられる画像の種類や数は任意に変更可能であり、該ネットワークが構築される場所を特定可能な画像であればよい。
図5に戻って説明を続ける。認証手段204は、上記対応情報の中に、撮像画像受信手段202で受信した撮像画像と一致する画像が存在する場合は、その受信した撮像画像と一致する画像に対応するネットワークの利用を携帯端末10に対して許可する一方、上記対応情報の中に、撮像画像受信手段202で受信した撮像画像と一致する画像が存在しない場合は、ネットワークの利用を携帯端末10に対して許可しない制御を行う。
例えば上記対応情報の中に、撮像画像受信手段202で受信した撮像画像と一致する画像が存在する場合は、認証手段204は、その受信した撮像画像と一致する画像に対応するネットワークに属する複数の機器を利用するための画面(機器利用画面)を、携帯端末10へ送信するよう、画面送信手段206を制御する。図7は、機器利用画面の一例を示す図である。携帯端末10の表示制御手段106は、サーバ20から受信した機器利用画面を、操作パネル15に表示する制御を行う。また、表示制御手段106は、機器利用画面を介して、複数の機器のうちの何れかを選択する操作を受け付けると、その選択された機器に対応する設定画面を操作パネル15に表示する制御を行う。例えば表示制御手段106は、図7に示す機器利用画面を介して、MFPを選択する操作を受け付けた場合、図8に示すような、MFPに対応する設定画面を操作パネル15に表示する制御を行うことができる。そして、ユーザは、設定画面に対して、各種の設定や処理の実行(例えば印刷の実行)を指示する操作を行うことができる。
一方、例えば上記対応情報の中に、撮像画像受信手段202で受信した撮像画像と一致する画像が存在しない場合は、認証手段204は、ネットワークの利用を携帯端末10に対して許可しないことを報知する画面(認証NG画面)を、携帯端末10へ送信するよう、画面送信手段206を制御する。図9は、認証NG画面の一例を示す図である。携帯端末10の表示制御手段106は、サーバ20から受信した認証NG画面を、操作パネル15に表示する制御を行う。この場合、携帯端末10は、何れのネットワークからも離脱している状態であり、何れのネットワーク上の機器も利用することができない。
図5の説明を続ける。更新手段205は、対応情報の中に、撮像画像受信手段202で受信した撮像画像と一致する画像が存在する場合は、その受信した撮像画像と一致する画像に対応するネットワークに対して、携帯端末10を関連付けて(該ネットワークに属する機器として対応付けて)対応情報を更新する。
画面送信手段206は、認証手段204の制御の下、各種の画面(機器利用画面や認証NG画面)を携帯端末10へ送信する。
図10は、携帯端末10が認証される(何れかのネットワークの利用が許可される)場合の流れの一例を示すシーケンス図である。まず、ユーザは、図11に示すような、携帯端末10の操作パネル15に表示されたホーム画面に表示されたアイコンのうち、ネットワーク連携アプリに対応するアイコンを押下することで、ネットワーク連携アプリの起動を指示する(ステップS1)。起動したネットワーク連携アプリは、予め定められた間隔で撮像を行うようにカメラ17を制御し、カメラ17による撮像が行われる(ステップS2)。
次に、ネットワーク連携アプリ(送信手段103)は、カメラ17による撮像で得られた撮像画像をサーバ20へ送信する(ステップS3)。サーバ20(認証手段204)は上記対応情報の中に、携帯端末10から受信した撮像画像と一致する画像が存在するか否かを判断することで、携帯端末10に対するネットワークの利用の可否を決定する認証処理を行う(ステップS4)。なお、ネットワーク連携アプリ(表示制御手段106)は、カメラ17による撮像を開始させてから、認証処理の結果に応じた画面(機器利用画面または認証NG画面)をサーバ10から受信するまでの間、例えば図12に示すような、撮像を行って認証中である旨を示す画面を操作パネル15に表示する制御を行うこともできる。
図10に戻って説明を続ける。この例では、携帯端末10は認証されるので、サーバ20(認証手段204、画面送信手段206)は、携帯端末10から受信した撮像画像と一致する画像に対応するネットワークに対して、携帯端末10を関連付けて対応情報を更新するとともに、該ネットワーク(携帯端末10に対して利用を許可するネットワーク)に属する複数の機器を利用するための機器利用画面を携帯端末10へ送信する(ステップS5)。ネットワーク連携アプリ(表示制御手段106)は、サーバ20から受信した機器利用画面を操作パネル15に表示する制御を行う(ステップS6)。そして、例えば携帯端末10のユーザが、機器利用画面からMFPを選択し、選択したMFPに対応する設定画面に対して、印刷の実行を指示する操作を行った場合(ステップS7)、ネットワーク連携アプリは、印刷の実行を指示する印刷ジョブを、サーバ20へ送信する(ステップS8)。この印刷ジョブを受信したサーバ20は、印刷ジョブの送信元の携帯端末10の認証状態を確認(例えば更新済みの対応情報を参照し、MFPが属するネットワークに対して、携帯端末10が対応付けられているか否かを確認)する(ステップS9)。そして、携帯端末10が認証済みであれば、その受信した印刷ジョブをMFPへ送信し(ステップS10)、MFPは受信した印刷ジョブに基づく印刷を実行する(ステップS11)。
その後も、ネットワーク連携アプリ(送信手段103)は、カメラ17による撮像が行われるたびに(ステップS12)、該撮像で得られた撮像画像をサーバ20へ送信する(ステップS13)。そして、サーバ20(認証手段204)は上記対応情報の中に、携帯端末10から受信した撮像画像と一致する画像が存在するか否かを判断することで、携帯端末10に対するネットワークの利用の可否を決定する認証処理を行う(ステップS14)。この例では、携帯端末10は認証されるので、サーバ20は、携帯端末10に対して利用を許可するネットワークに属する複数の機器を利用するための機器利用画面を携帯端末10へ送信する(ステップS15)。
図13は、携帯端末10が認証されない場合の流れの一例を示すシーケンス図である。図13のステップS21〜ステップS24の処理内容は、図10のステップS1〜ステップS4の処理内容と同様である。この例では、ステップS24の認証処理の結果、携帯端末10は認証されないので、サーバ20(認証手段204、画面送信手段206)は、ネットワークの利用を携帯端末10に対して許可しないことを報知する認証NG画面を携帯端末10へ送信する(ステップS25)。ネットワーク連携アプリ(表示制御手段106)は、サーバ20から受信した認証NG画面を操作パネル15に表示する制御を行う(ステップS26)。
図14は、起動後のネットワーク連携アプリの動作例を示すフローチャートである。図14に示すように、タイマーにより計時される時刻が設定時刻(上記間隔に応じて設定される時刻)に到達するたびに(ステップS30:Yes)、撮像制御手段102は、カメラ17に対して撮像を指示し、この指示を受けたカメラ17は撮像を行う(ステップS31)。次に、送信手段103は、ステップS31の撮像で得られた撮像画像をサーバ20へ送信する(ステップS32)。次に、タイマーの設定時刻が再設定される(ステップS33)。例えばタイマーの設定時刻は、現時点から上記間隔だけ後の時点になるように設定される。設定の主体は設定手段104であってもよいし、ネットワーク連携アプリの他の機能であってもよい。
図15は、サーバ20の動作例を示すフローチャートである。図15に示すように、撮像画像受信手段202が、携帯端末10からの撮像画像を受信すると(ステップS41)、認証手段204は、対応情報の中に、ステップS41で受信した撮像画像と一致する画像が存在するか否かを確認する(ステップS42)。
対応情報の中に、ステップS41で受信した撮像画像と一致する画像が存在する場合(ステップS42:Yes)、認証手段204は、ステップS41で受信した撮像画像と一致する画像に対応するネットワークに対して、携帯端末10を関連付けて対応情報を更新する(ステップS43)。そして、認証手段204は、ステップS41で受信した撮像画像と一致する画像に対応するネットワークに属する複数の機器を利用するための機器利用画面を、携帯端末10へ送信するよう、画面送信手段206を制御する(ステップS44)。
一方、対応情報の中に、ステップS41で受信した撮像画像と一致する画像が存在しない場合(ステップS42:No)、認証手段204は、ネットワークの利用を携帯端末10に対して許可しないことを報知する認証NG画面を、携帯端末10へ送信するよう、画面送信手段206を制御する(ステップS45)。
以上に説明したように、本実施形態では、カメラ17を備えた携帯端末10は、予め定められた間隔で撮像を行うようにカメラ17を制御し、カメラ17による撮像が行われるたびに、該撮像で得られた撮像画像をサーバ20へ送信する。そして、サーバ20は、複数の機器が接続される複数のネットワークごとに、1以上の画像を対応付けた対応情報の中に、携帯端末から受信した撮像画像と一致する画像が存在する場合は、その受信した撮像画像と一致する画像に対応するネットワークの利用を携帯端末10に対して許可する制御を行う。一方、対応情報の中に、携帯端末10から受信した撮像画像と一致する画像が存在しない場合は、ネットワークの利用を携帯端末10に対して許可しない制御を行う。これにより、携帯端末10の移動に伴うネットワークからの離脱や他のネットワークへの参加などを自動的に行うことができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。上述の第1実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。
図16は、本実施形態の携帯端末10が有する機能の一例を示す図である。図16に示すように、携帯端末10は、判定手段111と、第2の記憶手段112とをさらに有する点で上述の第1実施形態と相違する。この例では、判定手段111は、携帯端末10のCPU11が本実施形態のネットワーク連携アプリを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)で実現されてもよい。また、第2の記憶手段112は、例えばROM12、RAM13、フラッシュメモリ14等で実現される。
判定手段111は、カメラ17による撮像が行われるたびに、その撮像で得られた撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値(例えば0であってもよい)以下を示す画素の数が予め定められた数を超えているか否かを判定する。つまり、判定手段111は、カメラ17による撮像で得られた撮像画像が真っ黒な画像であるか否かを判定する機能を有する。上記予め定められた数は、撮像画像が真っ黒な画像であるか否かを判定可能な値であればよく、任意に変更可能である。
第2の記憶手段112は、撮像画像を記憶する。本実施形態の送信手段103は、判定手段111により、撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えてないと判定された場合は、その判定対象の撮像画像を第2の記憶手段112に記憶するとともにサーバ20へ送信する。また、送信手段103は、判定手段111により、撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えていると判定された場合は、その判定対象の撮像画像の代わりに、第2の記憶手段112に記憶された撮像画像(判定対象の撮像画像よりも前(典型的には直前)の撮像で得られた撮像画像)をサーバ20へ送信する。
図17は、起動後の本実施形態のネットワーク連携アプリの動作例を示すフローチャートである。図17のステップS51およびステップS52の処理内容は、図14のステップS30およびステップS31の処理内容と同様である。ステップS52の後、判定手段111は、ステップS52の撮像で得られた撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えているか否かを判定する(ステップS53)。輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えていないと判定された場合(ステップS53:No)、つまり、撮像画像は真っ黒な画像ではないと判定された場合、送信手段103は、ステップS52の撮像で得られた撮像画像を第2の記憶手段112に記憶する(ステップS54)。例えばステップS52の撮像で得られた撮像画像を、撮像時間などを示す時間情報とともに第2の記憶手段112に記憶することもできる。次に、送信手段103は、ステップS52の撮像で得られた撮像画像をサーバ20へ送信する(ステップS55)。
一方、上述のステップS53において、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えていると判定された場合(ステップS53:Yes)、つまり、撮像画像は真っ黒な画像であると判定された場合、送信手段103は、ステップS52の撮像で得られた撮像画像の代わりに、第2の記憶手段112に記憶された撮像画像をサーバ20へ送信する(ステップS56)。
上述のステップS55またはステップS56の後、タイマーの設定時刻が再設定される(ステップS57)。
以上の本実施形態によれば、例えばユーザの指が携帯端末10のカメラ17を塞いでしまい、真っ黒な画像をサーバ20に送ってしまうことで携帯端末10が認証されず、ユーザが意図していないタイミングでネットワークから離脱してしまうことを防止できる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。上述の第1実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。本実施形態では、カメラ17は、携帯端末10のうちの第1の位置に設けられる第1のカメラ17aと、携帯端末10のうちの第1の位置とは異なる第2の位置に設けられる第2のカメラ17bと、を含む。
第1の位置および第2の位置は任意である。例えば携帯端末10の筐体の正面(前面)に第1のカメラ17aが設けられ、携帯端末10の筐体の背面(後面)に第2のカメラ17bが設けられてもよいし、その反対であってもよい。また、例えば携帯端末10の筐体の上面に第1のカメラ17aが設けられ、携帯端末10の筐体の下面に第2のカメラ17bが設けられてもよいし、その反対であってもよい。また、例えば携帯端末10の筐体の上面または下面に第1のカメラ17aが設けられ、携帯端末10の筐体の両側面のうちの何れか一方に第2のカメラ17bが設けられてもよいし、その反対であってもよい。また、例えば携帯端末10の筐体の正面または背面に第1のカメラ17aが設けられ、携帯端末10の筐体の両側面のうちの何れか一方に第2のカメラ17bが設けられてもよいし、その反対であってもよい。さらに、例えば携帯端末10の筐体の上面または下面に第1のカメラ17aが設けられ、携帯端末10の筐体の正面または背面に第2のカメラ17bが設けられてもよいし、その反対であってもよい。
図18は、本実施形態の携帯端末10が有する機能の一例を示す図である。図18に示すように、携帯端末10は、判定手段113をさらに有する点で上述の第1実施形態と相違する。この例では、判定手段113は、携帯端末10のCPU11が本実施形態のネットワーク連携アプリを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)で実現されてもよい。
判定手段113は、第1のカメラ17aによる撮像が行われるたびに、その撮像で得られた第1の撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えているか否かを判定する。つまり、判定手段113は、第1のカメラ17aによる撮像で得られた第1の撮像画像が真っ黒な画像であるか否かを判定する機能を有する。上記予め定められた数は、第1の撮像画像が真っ黒な画像であるか否かを判定可能な値であればよく、任意に変更可能である。
本実施形態では、撮像制御手段102は、予め定められた間隔で撮像を行うように第1のカメラ17aを制御し、判定手段113により、第1の撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えていると判定された場合は、第2のカメラ17bに撮像を行わせる制御を行う。
また、本実施形態では、送信手段103は、判定手段113により、第1の撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えていないと判定された場合は、第1の撮像画像をサーバ20へ送信する。一方、判定手段113により、第1の撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えていると判定された場合は、第2のカメラ17bによる撮像で得られる第2の撮像画像をサーバ20へ送信する。
図19は、起動後の本実施形態のネットワーク連携アプリの動作例を示すフローチャートである。図19に示すように、タイマーにより計時される時刻が設定時刻(上記間隔に応じて設定される時刻)に到達するたびに(ステップS61:Yes)、撮像制御手段102は、第1のカメラ17aに対して撮像を指示し、この指示を受けた第1のカメラ17aは撮像を行う(ステップS62)。次に、判定手段113は、ステップS62の撮像で得られた第1の撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えているか否かを判定する(ステップS63)。輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えていないと判定された場合(ステップS63:No)、つまり、第1の撮像画像は真っ黒な画像ではないと判定された場合、送信手段103は、ステップS62の撮像で得られた第1の撮像画像をサーバ20へ送信する(ステップS64)。
一方、上述のステップS63において、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えていると判定された場合(ステップS63:Yes)、つまり、第1の撮像画像は真っ黒な画像であると判定された場合、撮像制御手段102は第2のカメラ17aに対して撮像を指示する。この指示を受けた第2のカメラ17bは撮像を行う(ステップS65)。次に、送信手段103は、ステップS65の撮像で得られた第2の撮像画像をサーバ20へ送信する(ステップS66)。
上述のステップS64またはステップS66の後、タイマーの設定時刻が再設定される(ステップS67)。
例えば携帯端末10の筐体の正面に第1のカメラ17aが設けられ、筐体の背面に第2のカメラ17bが設けられる形態において、ユーザが、携帯端末10の筐体の正面側をデスクの上面に向けて置いた場合、第1のカメラ17aによる撮像で得られる第1の撮像画像は真っ黒な画像となるが、この真っ黒な画像はサーバ20に送信されず、携帯端末10の背面側に設けられた第2のカメラ17bによる撮像で得られた第2の撮像画像がサーバ20へ送信されて認証処理が行われる。したがって、ユーザが意図していないタイミングでネットワークから離脱してしまうことを防止できる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。上述の第1実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。
図20は、本実施形態の携帯端末10が有する機能の一例を示す図である。図20に示すように、携帯端末10は、第1の判定手段114と、第2の判定手段115と、第2の記憶手段116とをさらに有する点で上述の第1実施形態と相違する。この例では、第1の判定手段114および第2の判定手段115の各々の機能は、携帯端末10のCPU11が本実施形態のネットワーク連携アプリを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば第1の判定手段114および第2の判定手段115の各々の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)で実現されてもよい。また、第2の記憶手段116は、例えばROM12、RAM13、フラッシュメモリ14等で実現される。
第1の判定手段114は、携帯端末10の角度に基づいて携帯端末10が水平な状態であるか否かを判定する。本実施形態では、第1の判定手段114は、予め定められた間隔で、加速度センサー18によって検出された携帯端末10の角度を取得し、その取得した角度に基づいて、携帯端末10が水平な状態であるか否かを判定する。例えば携帯端末10の長手方向と上下方向(重力が作用する方向)とが平行であるときに携帯端末10の角度が0度であるとみなされる形態においては、加速度センサー18によって携帯端末10の角度が90度であることが検出された場合、第1の判定手段114は、携帯端末10が水平な状態であると判定することができる。なお、これに限らず、携帯端末10が水平状態であるか否かを判定する方法としては公知の様々な方法を用いることができる。
第2の判定手段115は、第1の判定手段114により、携帯端末10が水平な状態であると判定された場合に、撮像画像(その場合におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像)に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えているか否かを判定する。つまり、撮像画像が真っ黒な画像であるか否かを判定する。上記予め定められた数は、撮像画像が真っ黒な画像であるか否かを判定可能な値であればよく、任意に変更可能である。
第2の記憶手段116は、撮像画像を記憶する。本実施形態では、送信手段103は、第1の判定手段114により、携帯端末10が水平な状態であると判定された場合、または、第2の判定手段115により、撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えていないと判定された場合は、その場合におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像を第2の記憶手段116に記憶するとともにサーバ20へ送信する。一方、送信手段103は、第1の判定手段114により、携帯端末10が水平な状態ではないと判定された場合、または、第2の判定手段115により、撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下の画素の数が予め定められた数を超えていると判定された場合は、その場合におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像の代わりに、第2の記憶手段116に記憶された撮像画像をサーバ20へ送信する。
図21は、起動後の本実施形態のネットワーク連携アプリの動作例を示すフローチャートである。図21に示すように、タイマーにより計時される時刻が設定時刻(上記間隔に応じて設定される時刻)に到達するたびに(ステップS71:Yes)、第1の判定手段114は、加速度センサー18によって検出された携帯端末10の角度に基づいて携帯端末10が水平な状態であるか否かを判定する(ステップS72)。また、上述の第1実施形態と同様に、タイマーにより計時される時刻が設定時刻に到達するたびに、撮像制御手段102は、カメラ17に対して撮像を指示し、この指示を受けたカメラ17は撮像を行う。
上述のステップS72において、携帯端末10は水平な状態であると判定された場合(ステップS72:Yes)、第2の判定手段115は、ステップS71において設定時刻に到達した時点におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えているか否かを判定する(ステップS73)。輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えていないと判定された場合(ステップS73:No)、または、上述のステップS72において、携帯端末10は水平な状態ではないと判定された場合(ステップS72:No)、送信手段103は、ステップS71において設定時刻に到達した時点におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像を第2の記憶手段116に記憶する(ステップS74)。そして、送信手段103は、ステップS71において設定時刻に到達した時点におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像をサーバ20へ送信する(ステップS75)。
一方、上述のステップS73において、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えていると判定された場合(ステップS73:Yes)、送信手段103は、ステップS71において設定時刻に到達した時点におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像の代わりに、第2の記憶手段116に記憶された撮像画像をサーバ20へ送信する(ステップS76)。
上述のステップS75またはステップS76の後、タイマーの設定時刻が再設定される(ステップS77)。
以上の本実施形態によれば、例えばユーザが携帯端末10を水平な場所(デスク等)に置くことでカメラ17が塞がれてしまい、真っ黒な画像をサーバ20に送ってしまうことで携帯端末10が認証されず、ユーザが意図していないタイミングでネットワークから離脱してしまうことを防止できる。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について説明する。上述の第1実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。
図22は、本実施形態の携帯端末10が有する機能の一例を示す図である。図22に示すように、携帯端末10は、判定手段117と、第2の記憶手段118とをさらに有する点で上述の第1実施形態と相違する。この例では、判定手段117は、携帯端末10のCPU11が本実施形態のネットワーク連携アプリを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)で実現されてもよい。また、第2の記憶手段118は、例えばROM12、RAM13、フラッシュメモリ14等で実現される。
判定手段117は、携帯端末10の加速度が閾値以上であるか否かを判定する。本実施形態では、判定手段117は、予め定められた間隔で、加速度センサー18によって検出された携帯端末10の加速度を取得し、その取得した加速度が閾値以上であるか否かを判定する。この閾値としては、撮像画像のボケが許容値を超えるような撮像条件となる加速度の値を設定することが望ましく、カメラ17の性能等に応じて様々な値を設定することができる。
第2の記憶手段118は、判定手段117により、携帯端末10の加速度が閾値以上ではないと判定された場合の撮像画像を記憶する。
本実施形態では、送信手段103は、判定手段117により、携帯端末10の加速度が閾値以上ではないと判定された場合は、その場合におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像を第2の記憶手段118に記憶するとともにサーバ20へ送信する。一方、判定手段117により、携帯端末10の加速度が閾値以上であると判定された場合は、その場合におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像の代わりに、第2の記憶手段118に記憶された撮像画像をサーバ20へ送信する。
図23は、起動後の本実施形態のネットワーク連携アプリの動作例を示すフローチャートである。図23に示すように、タイマーにより計時される時刻が設定時刻(上記間隔に応じて設定される時刻)に到達するたびに(ステップ81:Yes)、判定手段114は、加速度センサー18によって検出された携帯端末10の加速度が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS82)。また、上述の第1実施形態と同様に、タイマーにより計時される時刻が設定時刻に到達するたびに、撮像制御手段102は、カメラ17に対して撮像を指示し、この指示を受けたカメラ17は撮像を行う。
上述のステップS82において、携帯端末10の加速度は閾値以上であると判定された場合(ステップS82:Yes)、送信手段103は、ステップS81において設定時刻に到達した時点におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像を第2の記憶手段118に記憶する(ステップS83)。そして、送信手段103は、ステップS81において設定時刻に到達した時点におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像をサーバ20へ送信する(ステップS84)。
一方、上述のステップS82において、携帯端末10の加速度は閾値未満であると判定された場合(ステップS82:No)、送信手段103は、ステップS81において設定時刻に到達した時点におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像の代わりに、第2の記憶手段118に記憶された撮像画像をサーバ20へ送信する(ステップS85)。
上述のステップS84またはステップS85の後、タイマーの設定時刻が再設定される(ステップS86)。
以上の本実施形態によれば、携帯端末10の急峻な移動時における撮像で得られた、ボケなどの画像劣化が大きい撮像画像をサーバ20へ送ってしまうことで携帯端末10が認証されず、ユーザが意図していないタイミングでネットワークから離脱してしまうことを防止できる。
(第6実施形態)
次に、第6実施形態について説明する。上述の第1実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。
図24は、本実施形態の携帯端末10が有する機能の一例を示す図である。図24に示すように、携帯端末10は、顔検出手段120と、第2の記憶手段121とをさらに有する点で上述の第1実施形態と相違する。この例では、顔検出手段120は、携帯端末10のCPU11が本実施形態のネットワーク連携アプリを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)で実現されてもよい。また、第2の記憶手段121は、例えばROM12、RAM13、フラッシュメモリ14等で実現される。
顔検出手段120は、撮像画像の中に人の顔が含まれているか否かを検出する。本実施形態では、顔検出手段120は、カメラ17による撮像が行われるたびに、該撮像で得られた撮像画像の中に人の顔が含まれているか否かを検出する。なお、顔検出の方法としては、公知の様々な技術を利用することもできる。
第2の記憶手段121は、撮像画像を記憶する。本実施形態では、送信手段103は、顔検出手段120により人の顔が含まれていないことが検出された撮像画像を第2の記憶手段121に記憶するとともにサーバ20へ送信する。一方、送信手段103は、顔検出手段120により人の顔が含まれていることが検出された撮像画像の代わりに、第2の記憶手段121に記憶された撮像画像をサーバ20へ送信する。
図25は、起動後の本実施形態のネットワーク連携アプリの動作例を示すフローチャートである。図25に示すように、タイマーにより計時される時刻が設定時刻(上記間隔に応じて設定される時刻)に到達するたびに(ステップ91:Yes)、顔検出手段120は、設定時刻に到達した時点におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像の中に人の顔が含まれているか否かを検出する(ステップS92)。上述の第1実施形態と同様に、タイマーにより計時される時刻が設定時刻に到達するたびに、撮像制御手段102は、カメラ17に対して撮像を指示し、この指示を受けたカメラ17は撮像を行う。
上述のステップS92において、撮像画像の中に人の顔が含まれていないことが検出された場合(ステップS92:No)、送信手段103は、ステップS91において設定時刻に到達した時点におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像を第2の記憶手段118に記憶する(ステップS93)。そして、送信手段103は、ステップS91において設定時刻に到達した時点におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像をサーバ20へ送信する(ステップS94)。
一方、上述のステップS92において、撮像画像の中に人の顔が含まれていることが検出された場合(ステップS92:Yes)、送信手段103は、ステップS91において設定時刻に到達した時点におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像(ステップS92の顔検出の対象となる撮像画像)の代わりに、第2の記憶手段118に記憶された撮像画像をサーバ20へ送信する(ステップS95)。
上述のステップS94またはステップS95の後、タイマーの設定時刻が再設定される(ステップS96)。
以上の本実施形態によれば、人の顔のような、認証とは無関係な被写体が映り込んだ撮像画像をサーバ20へ送ってしまうことで携帯端末10が認証されず、ユーザが意図していないタイミングでネットワークから離脱してしまうことを防止できる。
(第7実施形態)
次に、第7実施形態について説明する。上述の第1実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。
図26は、本実施形態の携帯端末10が有する機能の一例を示す図である。図26に示すように、携帯端末10は、判定手段122と、第2の記憶手段123とをさらに有する点で上述の第1実施形態と相違する。この例では、判定手段122は、携帯端末10のCPU11が本実施形態のネットワーク連携アプリを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば専用のハードウェア回路(半導体集積回路等)で実現されてもよい。また、第2の記憶手段123は、例えばROM12、RAM13、フラッシュメモリ14等で実現される。
判定手段122は、携帯端末10の角度が撮像条件に合致するか否かを判定する。本実施形態では、判定手段122は、予め定められた間隔で、加速度センサー18によって検出された携帯端末10の角度を取得し、その取得した角度が撮像条件に合致しているか否かを判定する。例えば認証用の画像(ネットワークに対応付けられる画像)として、天井、床、壁面などが映り込んだ画像を使用する場合、携帯端末10のカメラ17が、天井、床、壁面などを向く角度条件が、撮像条件として設定される。
第2の記憶手段123は、撮像画像を記憶する。本実施形態では、送信手段103は、判定手段122により、携帯端末10の角度が撮像条件に合致していると判定された場合は、その場合におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像を第2の記憶手段123に記憶するとともにサーバ20へ送信する。一方、送信手段103は、判定手段122により、携帯端末10の角度が撮像条件に合致していないと判定された場合は、その場合におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像の代わりに、第2の記憶手段123に記憶された撮像画像をサーバ20へ送信する。
図27は、起動後の本実施形態のネットワーク連携アプリの動作例を示すフローチャートである。図27に示すように、タイマーにより計時される時刻が設定時刻(上記間隔に応じて設定される時刻)に到達するたびに(ステップ101:Yes)、判定手段122は、携帯端末10の角度が撮像条件に合致するか否かを判定する(ステップS102)。上述の第1実施形態と同様に、タイマーにより計時される時刻が設定時刻に到達するたびに、撮像制御手段102は、カメラ17に対して撮像を指示し、この指示を受けたカメラ17は撮像を行う。
上述のステップS102において、携帯端末10の角度が撮像条件に合致していると判定された場合(ステップS102:Yes)、送信手段103は、ステップS101において設定時刻に到達した時点におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像を第2の記憶手段123に記憶する(ステップS103)。そして、送信手段103は、ステップS101において設定時刻に到達した時点におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像をサーバ20へ送信する(ステップS104)。
一方、上述のステップS102において、携帯端末10の角度が撮像条件に合致していないと判定された場合(ステップS102:No)、送信手段103は、ステップS101において設定時刻に到達した時点におけるカメラ17の撮像で得られた撮像画像の代わりに、第2の記憶手段123に記憶された撮像画像をサーバ20へ送信する(ステップS105)。
上述のステップS104またはステップS105の後、タイマーの設定時刻が再設定される(ステップS106)。
以上の本実施形態によれば、認証とは無関係な被写体が映り込んだ撮像画像をサーバ20へ送ってしまうことで携帯端末10が認証されず、ユーザが意図していないタイミングでネットワークから離脱してしまうことを防止できる。
(第8実施形態)
次に、第8実施形態について説明する。上述の第1実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。
サーバ20が有する認証手段204は、上記対応情報に含まれる何れかの画像において、撮像画像受信手段202で受信した撮像画像と一致する割合が閾値以上の場合は、該何れかの画像と撮像画像とは一致すると判断する。例えば認証手段204は、上記対応情報に含まれる何れかの画像において、撮像画像受信手段202で受信した撮像画像と一致する割合(以下、「画像一致割合」と称する場合がある)が80%以上の場合は、該何れかの画像と撮像画像とは一致すると判断することができる。その他の構成は、上述の各実施形態と同様である。なお、本実施形態は、上述した何れの実施形態に対しても適用可能である。
図28は、図15のステップS42の詳細な処理(本実施形態における処理)を示すフローチャートである。図28に示すように、認証手段204は、対応情報に含まれる何れかの画像(以下、「対象画像」と称する場合がある)において、撮像画像受信手段202で受信した撮像画像と一致する割合を示す画像一致割合を算出し(ステップS111)、算出した画像一致割合が閾値以上であるか否かを判断する(ステップS112)。算出した画像一致割合が閾値以上である場合(ステップS112:Yes)、対象画像と、撮像画像受信手段202で受信した画像とは一致すると判断する(ステップS113)。一方、算出した画像一致割合が閾値未満の場合(ステップS112:No)、対象画像と、撮像画像受信手段202で受信した画像とは一致しない(不一致である)と判断する(ステップS114)。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、上述した実施形態の情報処理システム1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 情報処理システム
10 携帯端末
20 サーバ
101 無線通信手段
102 撮像制御手段
103 送信手段
104 設定手段
105 第1の記憶手段
106 表示制御手段
111 判定手段
112 第2の記憶手段
113 判定手段
114 第1の判定手段
115 第2の判定手段
116 第2の記憶手段
117 判定手段
118 第2の記憶手段
120 顔検出手段
121 第2の記憶手段
122 判定手段
123 第2の記憶手段
201 無線通信手段
202 撮像画像受信手段
203 対応情報記憶手段
204 認証手段
205 更新手段
206 画面送信手段
特開2014−56333号公報

Claims (15)

  1. 撮像装置を備える携帯端末と、情報処理装置とを含む情報処理システムであって、
    前記携帯端末は、
    予め定められた間隔で撮像を行うように撮像装置を制御する撮像制御手段と、
    前記撮像装置による撮像が行われるたびに、該撮像で得られた撮像画像を前記情報処理装置へ送信する送信手段と、を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記撮像画像を受信する撮像画像受信手段と、
    複数の機器が接続される複数のネットワークごとに1以上の画像を対応付けた対応情報の中に、前記撮像画像受信手段で受信した前記撮像画像と一致する前記画像が存在する場合は、その受信した前記撮像画像と一致する前記画像に対応する前記ネットワークの利用を前記携帯端末に対して許可する一方、前記対応情報の中に、前記撮像画像受信手段で受信した前記撮像画像と一致する前記画像が存在しない場合は、前記ネットワークの利用を前記携帯端末に対して許可しない制御を行う認証手段と、を有する、
    情報処理システム。
  2. 前記情報処理装置は、
    前記対応情報の中に、前記撮像画像受信手段で受信した前記撮像画像と一致する前記画像が存在する場合は、その受信した前記撮像画像と一致する前記画像に対応する前記ネットワークに対して、前記携帯端末を関連付けて前記対応情報を更新する更新手段をさらに有する、
    請求項1の情報処理システム。
  3. 前記情報処理装置は、前記対応情報を記憶する対応情報記憶手段をさらに有する、
    請求項1または2の情報処理システム。
  4. 前記携帯端末は、
    前記間隔を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された前記間隔を示す情報を記憶する第1の記憶手段と、をさらに有する、
    請求項1乃至3のうちの何れか1項の情報処理システム。
  5. 前記携帯端末は、
    前記撮像装置による撮像が行われるたびに、その撮像で得られた前記撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えているか否かを判定する判定手段と、
    前記撮像画像を記憶する第2の記憶手段と、をさらに有し、
    前記送信手段は、
    前記判定手段により、前記撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が前記閾値以下を示す画素の数が前記予め定められた数を超えてないと判定された場合は、その判定対象の前記撮像画像を前記第2の記憶手段に記憶するとともに前記情報処理装置へ送信し、
    前記判定手段により、前記撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が前記閾値以下を示す画素の数が前記予め定められた数を超えていると判定された場合は、その判定対象の前記撮像画像の代わりに、前記第2の記憶手段に記憶された前記撮像画像を前記情報処理装置へ送信する、
    請求項1乃至4のうちの何れか1項の情報処理システム。
  6. 前記撮像装置は、
    前記携帯端末のうちの第1の位置に設けられる第1の撮像装置と、
    前記携帯端末のうちの前記第1の位置とは異なる第2の位置に設けられる第2の撮像装置と、を含み、
    前記携帯端末は、
    前記第1の撮像装置による撮像が行われるたびに、その撮像で得られた第1の撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えているか否かを判定する判定手段を有し、
    前記撮像制御手段は、前記間隔で撮像を行うように前記第1の撮像装置を制御し、前記判定手段により、前記第1の撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えていると判定された場合は、前記第2の撮像装置に撮像を行わせる制御を行い、
    前記送信手段は、
    前記判定手段により、前記第1の撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えていないと判定された場合は、前記第1の撮像画像を前記情報処理装置へ送信し、
    前記判定手段により、前記第1の撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えていると判定された場合は、前記第2の撮像装置による撮像で得られる第2の撮像画像を前記情報処理装置へ送信する、
    請求項1乃至4のうちの何れか1項の情報処理システム。
  7. 前記携帯端末は、
    前記携帯端末の角度に基づいて前記携帯端末が水平な状態であるか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により、前記携帯端末が水平な状態であると判定された場合に、前記撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えているか否かを判定する第2の判定手段と、
    前記撮像画像を記憶する第2の記憶手段と、を有し、
    前記送信手段は、
    前記第1の判定手段により、前記携帯端末が水平な状態であると判定された場合、または、前記第2の判定手段により、前記撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下を示す画素の数が予め定められた数を超えていないと判定された場合は、その場合における前記撮像装置の撮像で得られた前記撮像画像を前記第2の記憶手段に記憶するとともに前記情報処理装置へ送信し、
    前記第1の判定手段により、前記携帯端末が水平な状態ではないと判定された場合、または、前記第2の判定手段により、前記撮像画像に含まれる複数の画素のうち、輝度値が閾値以下の画素の数が予め定められた数を超えていると判定された場合は、その場合における前記撮像装置の撮像で得られた前記撮像画像の代わりに、前記第2の記憶手段に記憶された前記撮像画像を前記情報処理装置へ送信する、
    請求項1乃至4のうちの何れか1項の情報処理システム。
  8. 前記携帯端末は、
    前記携帯端末の加速度が閾値以上であるか否かを判定する判定手段と、
    前記撮像画像を記憶する第2の記憶手段と、を有し、
    前記送信手段は、
    前記判定手段により、前記携帯端末の加速度が閾値以上ではないと判定された場合は、その場合における前記撮像装置の撮像で得られた前記撮像画像を前記第2の記憶手段に記憶するとともに前記情報処理装置へ送信し、
    前記判定手段により、前記携帯端末の加速度が閾値以上であると判定された場合は、その場合における前記撮像装置の撮像で得られた前記撮像画像の代わりに、前記第2の記憶手段に記憶された前記撮像画像を前記情報処理装置へ送信する、
    請求項1乃至4のうちの何れか1項の情報処理システム。
  9. 前記携帯端末は、
    前記撮像画像の中に人の顔が含まれているか否かを検出する顔検出手段と、
    前記撮像画像を記憶する第2の記憶手段と、を有し、
    前記送信手段は、
    前記顔検出手段により人の顔が含まれていないことが検出された前記撮像画像を前記第2の記憶手段に記憶するとともに前記情報処理装置へ送信し、
    前記顔検出手段により人の顔が含まれていることが検出された前記撮像画像の代わりに、前記第2の記憶手段に記憶された前記撮像画像を前記情報処理装置へ送信する、
    請求項1乃至4のうちの何れか1項の情報処理システム。
  10. 前記携帯端末は、
    前記携帯端末の角度が撮像条件に合致するか否かを判定する判定手段と、
    前記撮像画像を記憶する第2の記憶手段と、を有し、
    前記送信手段は、
    前記判定手段により、前記携帯端末の角度が撮像条件に合致していると判定された場合は、その場合における前記撮像装置の撮像で得られた前記撮像画像を前記第2の記憶手段に記憶するとともに前記情報処理装置へ送信し、
    前記判定手段により、前記携帯端末の角度が撮像条件に合致していないと判定された場合は、その場合における前記撮像装置の撮像で得られた前記撮像画像の代わりに、前記第2の記憶手段に記憶された前記撮像画像を前記情報処理装置へ送信する、
    請求項1乃至4のうちの何れか1項の情報処理システム。
  11. 前記認証手段は、前記対応情報に含まれる何れかの前記画像において、前記撮像画像と一致する割合が閾値以上の場合は、該何れかの前記画像と前記撮像画像とは一致すると判断する、
    請求項1乃至10のうちの何れか1項の情報処理システム。
  12. 撮像装置を備える携帯端末と通信する情報処理装置であって、
    予め定められた間隔で、前記撮像装置による撮像で得られた撮像画像を前記携帯端末から受信する撮像画像受信手段と、
    それぞれが、複数の機器が接続される複数のネットワークごとに1以上の画像を対応付けた対応情報の中に、前記撮像画像受信手段で受信した前記撮像画像と一致する前記画像が存在する場合は、その受信した前記撮像画像と一致する前記画像に対応する前記ネットワークの利用を前記携帯端末に対して許可する一方、前記対応情報の中に、前記撮像画像受信手段で受信した前記撮像画像と一致する前記画像が存在しない場合は、前記ネットワークの利用を前記携帯端末に対して許可しない制御を行う認証手段と、を備える、
    情報処理装置。
  13. 撮像装置を備える携帯端末と通信する情報処理装置による情報処理方法であって、
    予め定められた間隔で、前記撮像装置による撮像で得られた撮像画像を前記携帯端末から受信する撮像画像受信ステップと、
    それぞれが、複数の機器が接続される複数のネットワークごとに1以上の画像を対応付けた対応情報の中に、撮像画像受信ステップで受信した前記撮像画像と一致する前記画像が存在する場合は、その受信した前記撮像画像と一致する前記画像に対応する前記ネットワークの利用を前記携帯端末に対して許可する一方、前記対応情報の中に、前記撮像画像受信ステップで受信した前記撮像画像と一致する前記画像が存在しない場合は、前記ネットワークの利用を前記携帯端末に対して許可しない制御を行う認証ステップと、を含む、
    情報処理方法。
  14. 撮像装置を備える携帯端末と通信する情報処理装置に、
    予め定められた間隔で、前記撮像装置による撮像で得られた撮像画像を前記携帯端末から受信する撮像画像受信ステップと、
    それぞれが、複数の機器が接続される複数のネットワークごとに1以上の画像を対応付けた対応情報の中に、撮像画像受信ステップで受信した前記撮像画像と一致する前記画像が存在する場合は、その受信した前記撮像画像と一致する前記画像に対応する前記ネットワークの利用を前記携帯端末に対して許可する一方、前記対応情報の中に、前記撮像画像受信ステップで受信した前記撮像画像と一致する前記画像が存在しない場合は、前記ネットワークの利用を前記携帯端末に対して許可しない制御を行う認証ステップと、を実行させるためのプログラム。
  15. 撮像装置を備える携帯端末に、
    予め定められた間隔で撮像を行うように前記撮像装置を制御する撮像制御ステップと、
    前記撮像装置による撮像が行われるたびに、該撮像で得られた撮像画像を情報処理装置へ送信する送信ステップと、を実行させるためのプログラムと、
    前記情報処理装置と、を含み、
    前記情報処理装置は、
    前記撮像画像を受信する撮像画像受信手段と、
    それぞれが、複数の機器が接続される複数のネットワークごとに1以上の画像を対応付けた対応情報の中に、前記撮像画像受信手段で受信した前記撮像画像と一致する前記画像が存在する場合は、その受信した前記撮像画像と一致する前記画像に対応する前記ネットワークの利用を前記携帯端末に対して許可する一方、前記対応情報の中に、前記撮像画像受信手段で受信した前記撮像画像と一致する前記画像が存在しない場合は、前記ネットワークの利用を前記携帯端末に対して許可しない制御を行う認証手段と、を有する、
    情報処理システム。
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