JP6484118B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
近年、ソール部にウエイト部材が設けられた種々のゴルフクラブヘッドが提案されている。例えば、特許文献1に記載のゴルフクラブヘッドでは、ソール部において、ゴルフクラブヘッドの自然な輪郭を越えて外側に伸びるウエイト部材を有している。但し、このウエイト部材は、アドレス位置のゴルファーから見ることができないように配置されている。
特許第5678004号公報
しかしながら、上記ゴルフクラブヘッドでは、ウエイト部材がソール部から突出しているため、スイング時にウエイト部材が地面に引っ掛かるおそれがある。また、ウエイト部材は、ヘッドの重心を下げることを目的として取り付けられているが、飛距離を伸ばすためには、さらなる低重心のゴルフクラブヘッドが要望されていた。本発明は、この問題を解決するためになされたものであり、ウエイト部材がソール部から突出することなく、より低重心を実現可能なゴルフクラブヘッドを提供することを目的とする。
本発明に係るゴルフクラブヘッドは、クラウン部と、フェース部と、少なくとも1つの凹部を有するソール部と、を備え、前記凹部は、ウエイト部材を、外部に突出しないように収容可能に構成されており、前記ソール部は、前記凹部を含み、下方へ突出するとともに、少なくとも一部が基準状態において設置面に設置する***部を備えており、前記凹部の中心は、ヘッド重心よりもフェース−バック方向のバック側で、且つトゥ−ヒール方向のヒール側に配置されている。
上記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記***部は、前記ソール部とフェース部との境界近傍に沿う第1縁部と、前記ソール部とクラウン部との境界近傍に沿い、ヒール側からトゥ−ヒール方向の中央付近まで延びる第2縁部と、前記第2縁部のトゥ側の端部と、前記第1縁部のトゥ側の端部とを結ぶ第3縁部と、によって囲むように構成することができる。
上記各ゴルフクラブヘッドにおいて、前記第2縁部は、前記凹部の周縁の一部がヒール側に突出する突出部を有するように構成することができる。
上記各ゴルフクラブヘッドにおいては、前記凹部に配置されるウエイト部材及び装飾部材をさらに備え、前記装飾部材は、前記ウエイト部材によって前記凹部に固定されるように構成できる。
上記各ゴルフクラブヘッドでは、基準状態にある当該ヘッドの背面視において、前記***部の面積の60%以上が、前記ソール部の最もバック側の点を通り、フェース−バック方向に延びる線よりもヒール側に配置されるように構成することができる。
本発明に係るゴルフクラブヘッドによれば、ウエイト部材がソール部から突出することなく、より低重心を実現することができる。
本発明に係るゴルフクラブヘッドの第1〜第3実施形態における基準状態の斜視図である。 図1の平面図である。 フェース部の境界を説明する図である。 図1の底面図である。 図4のA−A線断面図である(凹部の中心を通るフェース−バック方向の断面図)。 固定部材の平面図(a)及び断面図(b)である。 装飾部材の平面図(a)及び断面図(b)である。 装飾部材及び固定部材がソール部に取り付けられた状態を示す断面図である。 図8の平面図である。
以下、本発明に係るゴルフクラブヘッドの一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は本実施形態に係るゴルフクラブヘッドの斜視図、図2は図1の平面図である。以下では、まず、ゴルフクラブヘッドの概要について説明し、その後、ゴルフクラブヘッドに設けられる装飾部材及び固定部材について説明する。
<1.ゴルフクラブヘッドの概要>
図1に示すように、このゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある)10は、内部空間を有する中空構造であり、フェース部1、クラウン部2、ソール部3、サイド部4、及びホーゼル部5によって壁面が形成されている。
フェース部1は、ボールを打球する面であるフェース面を有しており、クラウン部2はフェース部1と隣接し、ヘッドの上面を構成する。ソール部3は、ヘッドの底面を構成し、フェース部1及びサイド部4と隣接する。また、サイド部4は、クラウン部2とソール部3との間の部位であり、フェース部1のトウ側からヘッドのバック側を通りフェース部1のヒール側へと延びる部位である。さらに、ホーゼル部5は、クラウン部2のヒール側に隣接して設けられる部位であり、ゴルフクラブのシャフト(図示省略)が挿入される挿入孔51を有している。そして、この挿入孔51の中心軸線Zは、シャフトの軸線に一致している。
ここで、上述した基準状態について説明する。まず、図1及び図2に示すように、上記中心軸線Zが地面H(設置面、図5参照)に対して垂直な平面P1に含まれ、且つ所定のライ角及びリアルロフト角で地面上にヘッドが載置された状態を基準状態と規定する。そして、上記平面P1を基準垂直面と称する。また、図2に示すように、上記基準垂直面P1と地面との交線の方向をトウ−ヒール方向と称し、このトウ−ヒール方向に対して垂直であり且つ地面に対して平行な方向をフェース−バック方向と称することとする。
本実施形態において、クラウン部2とサイド部4との境界は次のように定義することができる。すなわち、クラウン部2とサイド部4との間に稜線が形成されている場合には、これが境界となる。これに対して、明確な稜線が形成されていない場合には、ヘッドを基準状態に設置し、これをヘッドの重心の真上から見たときの輪郭が境界となる。また、フェース部1とクラウン部2、ソール部3との境界についても、同様であり、稜線が形成されている場合には、これが境界となる。一方、明確な稜線が形成されていない場合には、図3(a)に示されるように、ヘッド重心GとスイートスポットSSとを結ぶ直線Nを含む各断面E1、E2、E3…において、図3(b)に示されるように、フェース外面輪郭線Lfの曲率半径rがスイートスポット側からフェース外側に向かって初めて200mmとなる位置Peがフェース部1の周縁(境界)として定義される。なお、スイートスポットSSとは、ヘッド重心Gを通るフェース面の法線(直線N)とこのフェース面との交点である。
また、本実施形態において、ソール部3とフェース部1、及びソール部3とサイド部4の境界は次のように定義することができる。すなわち、ソール部3とフェース部1、及びソール部3とサイド部4の間に稜線が形成されている場合には、これが境界となる。また、本実施形態に係るゴルフクラブヘッドでは、サイド部4を有しているが、例えば、サイド部を有さなかったり、サイド部4が明確に判別できずソール部に含まれており、ソール部3がクラウン部2と直接連結されているような場合には、ソール部3とクラウン部2との間の稜線が、両者の境界となる。また、明確な稜線が形成されていない場合には、ヘッドを基準状態に設置し、これをヘッド10の重心の真上から見たときの輪郭が境界となる。なお、上記のようにサイド部が明確に判断できない場合も考慮して、本発明に係る「ソール部」は、サイド部を含むものとする。
次に、ソール部について説明する。図4に示すように、ソール部3には、下方に突出する***部30が形成されている。より詳細に説明すると、この***部30は、フェース部1とソール部3との境界近傍に沿って、フェース部1の概ね全体に沿って延びる第1縁部301、ホーゼル部5の近傍からサイド部4(またはクラウン部2)との境界近傍に沿ってトゥ−ヒール方向の中間付近まで延びる第2縁部302、及び、第1縁部301のトゥ側の端部と第2縁部302のトゥ側の端部とを結び斜めに延びる第3縁部303により、概ね三角形状に形成されている。より詳細に説明すると、第1縁部301には段差が形成されないか、あるいはわずかな段差しか形成されない。これに対して、第2縁部302及び第3縁部303には明確な段差が形成され、特に、バック側にいくにしたがって、段差が高くなるように形成されている。このとき、第2縁部302及び第3縁部303における***高さは、例えば、1〜10mmとすることができる。したがって、第1縁部301の段差がない場合には、例えば、第1縁部301は、第2縁部302及び第3縁部303の端部を結び、概ねフェース部1とソール部3との境界に沿う線とすることができる。なお、サイド部4が明確に形成されていない場合には、第2縁部302は、ソール部3とクラウン部2との境界付近に沿って形成されるものとすることができる。また、サイド部4が形成されていたとしても、クラウン部2との境界に沿って第2縁部302を形成することもできる。
***部30の内部には、円形状の凹部31が形成されている。凹部31には、後述するように、装飾部材6と、この装飾部材6を凹部31に固定するための固定部材7が配置される。また、固定部材7を凹部31に固定するため、この凹部31の底面311の中心には雌ネジが形成された固定穴312が設けられている。この固定穴312の位置は、ヘッド重心よりもフェース−バック方向のバック側で、且つトゥ−ヒール方向のヒール側に配置されている。
さらに、この凹部31の周縁の一部は、第2縁部302からヒール側へ突出しており、これによって、第2縁部302には凹部31の周縁の一部を構成する円弧状の突出部304が形成されている。
さらに、図4及び図5に示すように、***部30には、少なくとも2つの領域が形成されている。すなわち、フェース部1と連結され基準状態において地面Hに設置される設置領域306と、この設置領域306よりも、フェース−バック方向のバック側に配置され、凹部31が配置される後部領域307と、を有している。設置領域306は、上記のように地面Hに設置されるため、少なくともフェース−バック方向において、フェース部1との境界付近から凹部31の近傍まで延びる平坦状の領域である。また、後部領域307には、上述したように凹部31が形成されており、設置領域306と後部領域307の境界309は、凹部31のフェース部1側の近傍で、凹部31の周縁に沿うような円弧状に形成されている。
そして、後部領域307は、境界309からバック側に向かって傾斜するように延びている。すなわち、バック側にいくにしたがって上方に向かうように傾斜している。このとき、設置領域306とは、約4〜10°の角度αで交差するように連結することが好ましい。これは、4°より小さいと、後述するように、剛性が低くなり、フェース部1からの振動が後部領域307まで十分に伝達してしまうからであり、10°より大きくなると、ソール部3の重心が上がってしまうからである。
上記の***部30は、主としてソール部3のヒール部側に配置されており、基準状態にあるヘッド10の背面視において、***部30の面積の60%以上が、ソール部3の最もバック側の点を通り、フェース−バック方向に延びる線よりもヒール側に配置することができる。なお、ソール部3の最もバック側の点とは、基準状態にあるヘッドの背面視の輪郭から特定される。
このゴルフクラブヘッドの体積は、例えば、300cm3以上であることが好ましく、400cm3以上であることがさらに好ましく、420cm3以上であることが特に好ましい。このような体積を有するヘッドは、構えた際の安心感が増し、かつ、スイートエリア及び慣性モーメントを増大させるのに役立つ。なお、ヘッド体積の上限は特に定めないが、実用上、例えば500cm3以下が望ましく、またR&AやUSGAのルール規制に従う場合には470cm3以下が望ましい。
また、ヘッドは、例えば、比重がほぼ4.4〜4.5程度のチタン合金(Ti−6Al−4V)で形成することができる。また、チタン合金以外にも、例えばステンレス鋼、マレージング鋼、アルミ合金、マグネシウム合金、またはアモルファス合金などの中から1種または2種以上を用いて形成することもできる。このようなゴルフクラブヘッドは、種々の方法で作製することができるが、例えば、公知のロストワックス精密鋳造法などの鋳造によって製造することができる。
なお、本実施形態に係るヘッドは、少なくともソール部3を有するヘッド本体と、他の部分を組み合わせることで構成される。例えば、フェース部1のみを別部材で構成してヘッド本体に取り付けることでヘッドを構成したり、あるいはクラウン部2やサイド部4に開口を設けたヘッド本体を形成し、この開口を別部材で塞ぐことでヘッドを構成することもできる。また、フェース部1の周囲に周縁部を設けたカップフェース構造を採用することもできる。
<2.固定部材>
次に、固定部材7について、図6を参照しつつ説明する。図6は固定部材の平面図(a)及び断面図(b)である。以下では、説明の便宜上、図面内の上下方向に基づき、説明を行うが、必ずしもこの方向が発明を限定するものではない。この点は、以下の装飾部材6の説明及びその取付に関する説明についても同じである。
図6に示すように、固定部材7は、円板状の頭部71と、この頭部71の下面から延びる軸部72とを備えている。そして、頭部71の上面には装飾が施されている。すなわち、頭部71の上面には、外周縁から径方向内方に延びる複数の三角形状の凹部711が等間隔で形成されている。また、頭部71の上面の中央には、六角レンチなどの工具を差し込むための工具穴712が形成されている。さらに、頭部71の外周面713は、下方にいくにしたがって径が小さくなるテーパ状に形成されている。一方、軸部72は、円柱状に形成されており、外周面には雄ネジが形成されている。そして、この軸部72は、上述したソール部3に形成された凹部31の固定穴312の雌ネジに螺合するようになっている。
固定部材7を形成する材料は、特には限定されないが、例えば、アルミニウム、ステンレス等の金属や樹脂材料を用いることができる。また、この固定部材7は、調整用のウエイトとして用いられる。すなわち、それぞれ異なる重さでほぼ同じ形状の複数種類の固定部材7を用意しておく。そして、複数種類のうちのいずれかの固定部材7を用いることで、ヘッドの重量や重心位置を変更することができる。
<3.装飾部材>
次に、装飾部材6について、図7を参照しつつ説明する。図7は装飾部材の平面図(a)及び断面図(b)である。
図7に示すように、装飾部材6は、ソール部3に装飾を施すために設けられるものである。円形の板状に形成されており、中央に貫通孔61が形成されている。装飾部材6の外径は、ソール部3の凹部31の内径とほぼ一致しており、また、中央の貫通孔61は、凹部31の固定穴312と対応する位置に配置されている。装飾部材6の上面には、装飾が施されているが、種々の方法での装飾が可能である。例えば、着色したり、凹凸による模様を形成することで装飾を施すことができる。図7の例では、貫通孔61の周囲に、リング62が形成されるとともに、複数の三角形状の突部63が装飾部材6の上面の外周縁から径方向内方へ突出するような模様が形成されている。そして、装飾部材6の上面において、リング62及び突部63以外の領域が削られて凹部となることで、模様を形成している。なお、装飾部材6の突部63は、固定部材7の凹部711と対応し、模様の共通化を図っている。
貫通孔61は、固定部材7を取り付けるために形成されており、円筒状の3つの部位で構成されている。すなわち、固定部材7の軸部72が挿通される第1部611と、この第1部611より大径で、頭部71が配置される第2部612と、この第2部612より大径で頭部71の周縁に隙間を形成する第3部613と、で構成されており、第1部から第3部611〜613は、この順で、貫通孔61の下方から上方へ連続するように形成されている。
第1部611は、固定部材7の軸部72よりもやや大径に形成されている。第2部は612、第1部611より大径であるため、第2部612と第1部611との間には、第1段部614が形成されており、この第1段部614に固定部材7の頭部71の下面が設置されるようになっている。このとき、頭部71の上面と装飾部材6の上面とは、概ね同一平面上に配置されるように、第1段部614の深さが規定されている。また、第2部612の内壁面は、下方にいくにしたがって径が小さくなるテーパ状に形成されており、固定部材7の頭部71の外周面713のテーパと対応している。
第3部613は、第2部612よりやや大径に形成されており、固定部材7の頭部71が装飾部材6に装着されたとき、固定部材7の頭部の周縁に隙間を形成するものである。すなわち、頭部71の外周面713と第3部613の内壁面との間に隙間Dが形成される(図8参照)。この隙間Dの幅は、特には限定されないが、例えば、0.1〜2.0mm、より好ましくは0.2〜1.5mmとすることができる。また、第3部613と第2部612との間には、第2段部615が形成されるが、この第2段部615は、装着された頭部71の上下方向の中間部に位置するように構成されている。
装飾部材6を形成する材料は特には限定されないが、例えば、ステンレス、アルミニウムなどの金属、樹脂材料などで形成することもできる。また、固定部材7と同様に、装飾部材6を調整用のウエイトとして用いることもできる。
<4.固定部材及び装飾部材の取付>
次に、固定部材及び装飾部材の取付について、図8及び図9を参照しつつ説明する。図8は装飾部材及び固定部材がソール部に取り付けられた状態を示す断面図、図9は図8の平面図である。
まず、装飾部材6の下面に接着剤を塗布した後、装飾部材6をソール部3の凹部31に配置する。続いて、装飾部材6の貫通孔61に固定部材7を配置し、固定部材7の上面の工具穴712に六角レンチを差し込み、回転させる。これにより、固定部材7の軸部72の雄ネジが、凹部31の雌ネジにねじ込まれていく。そして、固定部材7が完全にねじ込まれると、頭部71の上面と装飾部材6の上面がほぼ一致する。こうして、図8及び図9に示すように、固定部材7及び装飾部材6の取付が完了する。
<5.特徴>
以上のように、本実施形態によれば、次の効果を得ることができる。
(1) ソール部3に下方に***する***部30が形成されているため、ヘッド10の重心位置を下げることができる。特に、***部30の内部には、ウエイトとしての固定部材7や装飾部材6が取り付けられる凹部31が形成されているため、ヘッド重心をさらに下げることができる。これにより、打ち出し角度を高くすることができ、飛距離を伸ばすことができる。また、固定部材7や装飾部材6を***部30の内部に配置することで、突出しないようにできるため、スイング時に、これらが地面に引っ掛かるのを防止することができる。
(2) 凹部31の中心は、ヘッド重心よりもフェース−バック方向のバック側にあるため、重心の深度が大きくなる。さらに、凹部31がトゥ−ヒール方向のヒール側に配置されているため、スライスしにくくなる(いわゆるボールの掴まりがよくなる)。また、***部30が、上記のような三角形状に形成され、主としてソール部3のヒール側に配置されていることによっても、スライスを抑制することができる。
(4) 凹部31を***部30の内部に配置するに当たって、凹部31をさらにバック側に配置しても、***部30の第2縁部302を円弧状に突出させることで、凹部31を***部30内に収めることができる(突出部304)。したがって、***部30のデザインを損なうことなく、凹部31をバック側に配置することができる。
(5) 固定部材7と装飾部材6とを、ともに凹部31に配置しているため、装飾部材6も重量物として利用することができる。
(6) ***部30において、フェース−バック方向に、設置領域306と後部領域307とが形成されており、後部領域307は、両者の境界309から上方に向かって傾斜している。すなわち、2つの領域306,307はその境界において折れ曲がるように連結されている。そのため、2つの領域306,307が平坦に連結されている場合に比べ、***部30の剛性を高めることができる。これにより、打撃時の振動の周波数が大きくなり、打球音を高くすることができる。特に、本実施形態で、ウエイトとして機能する固定部材7と装飾部材6が、***部30における振動の腹の近傍に配置されている場合、振動の周波数が小さくなる傾向にある。したがって、このような構造において、上記のように設置領域306と後部領域307との境界309に角度を付けると、打撃によって振動を受ける***部の剛性が高くなり、打球音を高くするのに特に有利である。
<6.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、以下の変更が可能である。
<6.1>
上記実施形態では、***部30を三角形状に形成しているが、***部30の形状は特には限定されず、少なくとも凹部31が***部30の内部に配置され、凹部31の中心が、フェース−バック方向のバック側で、且つトゥ−ヒール方向のヒール側に配置されていればよい。また、***部30の***高さも特には限定されず、上記実施形態のように、***高さを場所によって変えてもよいし、すべての箇所で一定にしてもよい。但し、***部30は、全体としてヒール側に配置されていることが好ましい。
<6.2>
上記実施形態においては、***部30に、設置領域306と後部領域307を形成し、これらを角度を付けて連結するようにしているが、必ずしもこのようにする必要はなく、両領域306,307が平坦であってもよい。
<6.3>
上記実施形態では、凹部31に固定部材7と装飾部材6の両方を配置しているが、固定部材7だけでもよいし、いずれも配置されていなくても本発明のゴルフクラブヘッドを構成する。また、複数の凹部を設けることもできる。また、固定部材7及び装飾部材6は、凹部31から外部へ突出していなければ、その形状、固定方法などは特には限定されない。また、凹部31の形状は円形以外でもよく、多角形状でもよい。さらに、凹部31は***部30内に配置されていればよいため、必ずしも縁部から突出させる必要はない。
<6.4>
上記実施形態では、ウッド型ゴルフクラブについて説明したが、本発明に係るゴルフクラブは、これに限定されない。例えば、いわゆるユーティリティ型及びハイブリッド型等を含む中空のヘッドを有するゴルフクラブであってもよい。
1 :フェース部
2 :クラウン部
3 :ソール部
30 :***部
301 :第1縁部
302 :第2縁部
303 :第3縁部
304 :突出部
31 :凹部
6 :装飾部材
7 :固定部材(ウエイト部材)
312 固定穴(凹部の中心)

Claims (5)

  1. クラウン部と、
    フェース部と、
    少なくとも1つの凹部を有するソール部と、
    を備え、
    前記凹部は、ウエイト部材を、外部に突出しないように収容可能に構成されており、
    前記ソール部は、前記凹部を含み、下方へ突出するとともに、少なくとも一部が基準状態において設置面に設置する***部を備えており、
    前記凹部の中心は、ヘッド重心よりもフェース−バック方向のバック側で、且つトゥ−ヒール方向のヒール側に配置され、
    前記***部の縁部の全周のうちの少なくとも一部は、前記ソール部における当該***部以外の箇所との境界に段差を有するように形成されている、ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記***部は、
    前記ソール部とフェース部との境界近傍に沿う第1縁部と、
    前記ソール部とクラウン部との境界近傍に沿い、ヒール側から、トゥ−ヒール方向の中央付近まで延びる第2縁部と、
    前記第2縁部のトゥ側の端部と、前記第1縁部のトゥ側の端部とを結ぶ第3縁部と、
    によって囲まれている、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記第2縁部は、前記凹部の周縁の一部に対応するように、ヒール側へ突出する突出部を有している、請求項2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記凹部に配置されるウエイト部材及び装飾部材をさらに備え、
    前記装飾部材は、前記ウエイト部材によって前記凹部に固定される、請求項1から3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記ソール部の最もバック側の点を通り、且つフェース−バック方向に延びる線を規定したとき、
    基準状態にある当該ヘッドを前記ソール部側から見たときにおいて、前記***部の面積の60%以上が、前記線よりもヒール側に配置されている、請求項1から4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
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