JP6483038B2 - ケーブルコネクタと実装コネクタを有するコネクタ装置、及び、これに用いるコネクタ - Google Patents

ケーブルコネクタと実装コネクタを有するコネクタ装置、及び、これに用いるコネクタ Download PDF

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Description

本発明は、ケーブルを取り付けることができるコネクタと実装可能なコネクタを有するコネクタ装置、及び、これに用いるコネクタに関する。
特許文献1には、この種のコネクタ装置のうち、特に電気コネクタ装置の一例が示されている。このコネクタ装置は、互いに嵌合可能な第一コネクタと第二コネクタの組から成る。第一コネクタは、第一ハウジングと、この第一ハウジングに設けられた第一端子を有する。第二コネクタは、第一ハウジングを設置する凹部を設けた第二ハウジングと、第二ハウジングに設けられ第一端子と電気的に接続され得る第二端子を有する。
第一ハウジングは、ケーブルの一端に取り付けられるケーブルコネクタのために使用される。第二ハウジングは、実装基板等の実装面に固定して使用することができる。
このコネクタ装置において、第一コネクタと第二コネクタを嵌合させるためには2つの動作を必要とする。第一の動作として、先ず、第一コネクタを第二コネクタの凹部に挿入することが必要となる。この第一の動作は、第一コネクタを凹部に対して垂直方向に移動させることによって行われる。次いで、第二の動作として、第一コネクタを凹部に係止させるために、第一コネクタを第二コネクタに対して水平方向に移動させることが必要となる。この第二の動作を通じて、第一コネクタの外周面にて外方に突出する凸部が凹部の内周面にて内方に突出する凸部の下側にスライド移動し、この結果、第一コネクタと第二コネクタはロックされることになる。
特開2013−26159号公報
上記の従来構成では、第一コネクタと第二コネクタを嵌合させるために、垂直方向への移動動作と水平方向への移動動作の2つの動作が必要であり、従って、取付作業が非常に煩雑であり、例えば、ロボットを用いた自動化には困難であった。
また、ロックをコネクタの前後方向で、ここでは特に後方(ケーブルの取り付け側とは反対側)で、行う構造となっているため、装置が前後方向において大型になっていた。
本願発明はこのような従来技術における問題点を解決するためになされたものであり、一つの動作で、垂直方向への移動と水平方向への移動の双方を同時に実現することができるコネクタ装置を提供することを主たる目的とする。
また、このような移動を通じて、第一コネクタと第二コネクタを互いに係止させることができるコネクタ装置を提供することをも目的とする。更に、第一コネクタと第二コネクタの取付作業が完了した後は、第一コネクタに接続されたケーブルの後端側が持ち上げられて第一コネクタが不用意に抜出方向に移動されようとしたときでも、第一コネクタの抜出を効果的に阻止する構成とすることができるコネクタ装置を提供することを目的とする。更に、装置を小型化することを目的とする。
本発明の一つの態様によるコネクタ装置は、第一コネクタと第二コネクタを有するコネクタ装置であって、上記第一コネクタは、第一ハウジングを有し、上記第一ハウジングの外周面の一の側に、ケーブルの一端を取り付けることができるようになっており、上記第二コネクタは、実装可能な第二ハウジングを有し、上記第二ハウジングの内周面は、上記第一コネクタが上記第二コネクタに取り付けられたときに上記一の側以外の上記第一ハウジングの外周面の少なくとも一部と対峙するようになっており、上記第二ハウジングの内周面と対峙する上記第一ハウジングの外周面の少なくとも一部に、実装面に向かうにつれて上記ケーブルの一端側から他端側へ上記ケーブルの延出方向に沿って傾斜する傾斜面が設けられており、該傾斜面を上記第二ハウジングの少なくとも一部と衝突させることにより、上記第一コネクタの上記第二コネクタに対する取付過程において、上記第一コネクタを上記第二コネクタに対して上記ケーブルの一端側から他端側へ上記ケーブルの延出方向に沿って移動させることを特徴として有する。
このような本発明によれば、第一コネクタを第二コネクタに対して押し付けるという一つの動作で、垂直方向への移動と水平方向への移動の双方を同時に実現することができるコネクタ装置が提供される。
ここで、上記第一ハウジングの傾斜面は、上記第一ハウジングの外周面のうち、上記一の側に対向する側に設けられていてもよいし、上記第一ハウジングの傾斜面は、上記第一ハウジングの外周面のうち、上記一の側と上記一の側に対向する側との間に位置する壁面に設けられていてもよい。
上記態様のコネクタ装置において、上記第二ハウジングの内周面と対峙する上記第一ハウジングの外周面の少なくとも一部に、上記実装面に向かうにつれて上記ケーブルの延出方向に沿って上記ケーブルの一端側から他端側へ傾斜する他の傾斜面が設けられており、
これに対応して、上記第一ハウジングの外周面と対峙する上記第二ハウジングの内周面の少なくとも一部に、上記実装面に向かうにつれて上記ケーブルの延出方向に沿って上記ケーブルの一端側から他端側へ傾斜する他の傾斜面が設けられており、上記第二ハウジングの上記他の傾斜面は、少なくとも上記第一コネクタの上記第二コネクタに対する取付完了時に、上記第一ハウジングの上記他の傾斜面との間に上記ケーブルの延出方向において重なり部分を有するように上記ケーブルの他端側から一端側に向って突出していてもよい。
このような構成とすることにより、例えば、第一コネクタに接続されたケーブル他端側が持ち上げられて第一コネクタが凹部から不用意に抜出方向に移動されようとしたときでも、第一コネクタのハウジングの傾斜面と、第二コネクタのハウジングの傾斜面とを衝突させて、第一コネクタの抜出を効果的に阻止することができる。
また、上記態様のコネクタ装置において、上記第二ハウジングの内周面と対峙する上記第一ハウジングの外周面に外方に突出している係止用突部が設けられており、これに対応して、上記第一ハウジングの外周面と対峙する上記第二ハウジングの内周面に、上記第一コネクタが上記第二コネクタに載置されたときに上記第一ハウジングの上記突部よりも内方に突出している、上記係止用突部のための載置部が設けられており、 上記衝突を通じて上記第一コネクタを上記第二コネクタに対して上記ケーブルの一端側から他端側へ上記ケーブルの延出方向に沿って移動させる前に、上記第一ハウジングは、上記係止用突部と上記載置部の当接と、上記第一ハウジングに設けた端子と上記第二ハウジングに設けた端子の当接とを通じて、上記第二ハウジングに対して所定の姿勢で位置決めされてもよい。
この構成により、ユーザは、第一コネクタを、実際に、第二コネクタに対して取り付ける前に、第一コネクタを第二コネクタに安定した状態で位置決めすることができる。
また、上記態様のコネクタ装置において、上記第一ハウジングに設けられた係止用突部が上記第二ハウジングに設けられた載置部を乗り越えることによって、上記第一コネクタは上記第二コネクタに係止されるようになっていてもよい。
このような構成とすることにより、第一コネクタを第二コネクタに対して押し付けるという一つの動作を通じて、第一コネクタと第二コネクタを互いに係止させることができる。
更に、上記態様のコネクタ装置において、上記第一ハウジングの外周面は上面視略矩形であって、上記第一ハウジングの上記係止用突部は、上記第一ハウジングの上記一の側と上記対向する側との間に位置する対向する左右各側の外周面に設けられており、上記第二ハウジングの上記載置部は、上記第二ハウジングの上記一の側と上記対向する側との間に位置する対向する左右各側の内周面に設けられていてもよい。
更に、上記態様のコネクタ装置において、上記第二ハウジングの内周面に、上記第一ハウジングを上記実装面へ向かって案内する案内面が設けられているのが好ましい。
これにより、第一ハウジング部を凹部の底部へ向かってスムーズに案内することができる。
更に、上記態様のコネクタ装置において、上記第二コネクタは基板実装型のコネクタであってもよい。
更に、上記態様のコネクタ装置において、上記第二ハウジングの内周面と対峙する上記第一ハウジングの外周面の少なくとも一部に、上記実装面に向かうにつれて上記ケーブルの一端側から他端側へ上記ケーブルの延出方向に沿って傾斜する傾斜面を設けることに代えて、又は、これとともに、上記第一ハウジングの外周面と対峙する上記第二ハウジングの内周面の少なくとも一部に、上記実装面に向かうにつれて上記ケーブルの延出方向に沿って上記ケーブルの一端側から他端側へ傾斜する傾斜面を設け、上記第二ハウジングの内周面の少なくとも一部に設けた上記傾斜面を上記第一ハウジングの少なくとも一部と衝突させることにより、上記第一コネクタの上記第二コネクタに対する取付過程において、上記第一コネクタを上記第二コネクタに対して上記ケーブルの一端側から他端側へ上記ケーブルの延出方向に沿って移動させてもよい。
更にまた、上記態様のコネクタ装置において、上記第一ハウジングに、上記第一コネクタを上記実装面に固定する固定金具が設けられており、該固定金具の一部は、上記実装面との固定部分よりも、上記第一ハウジングの上記他の傾斜面の側に延長されていてもよい。
これにより、第二コネクタからの第一コネクタの抜出に対する力を強化して、抜出をより効果的に阻止することができる。
また、本発明の他の態様によれば、上記コネクタ装置に用いる第一コネクタ又は第二コネクタが提供される。
本発明によれば、一つの動作で、垂直方向への移動と水平方向への移動の双方を同時に実現することができるコネクタ装置が提供される。
また、このような移動を通じて、第一コネクタと第二コネクタを互いに係止させることができるコネクタ装置が提供される。更に、第一コネクタの不用意な抜出を効果的に阻止することができるコネクタ装置が提供される。また、装置が小型化される。
本発明のコネクタ装置の斜視図である。 本発明のコネクタ装置の平面図である。 ケーブルコネクタの後方斜視図である。 基板コネクタの後方斜視図である。 基板コネクタの平面図である。 図5の断面図である。 固定金具の斜視図である。 取付前におけるケーブルコネクタと基板コネクタの状態を示す図である。 図8のC−C線断面図である。 取付途中におけるケーブルコネクタと基板コネクタの状態を示す図である。 図10のD−D線断面図である。 取付完了時におけるケーブルコネクタと基板コネクタの状態を示す図である。 図12のE−E線断面図である。 本発明の効果の一例を示す図である。 取付を解除する際の状態を示した上方斜視図である。 変形例を示す部分拡大図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な一つの実施形態によるコネクタ装置について説明する。尚、ここでは電気コネクタ装置を例に挙げて説明するが、勿論、本発明を電気コネクタ装置に限定する意図ではない。
図1は、本発明のコネクタ装置10の上面斜視図、図2は、その平面図である。図面からは明らかでないが、コネクタ装置10は、例えば、最長幅が約10mm程度、高さが約1〜3mm程度のものであってもよい。コネクタ装置10には、コネクタ20とコネクタ60の組が含まれる。コネクタ20とコネクタ60は、それらの面を並行に保った状態で、主として、コネクタ20をコネクタ60に対して、図示矢印「α」方向に接近させることによって取り付けられる(後述するように、本願の「取り付け」には、例えば、「嵌合」も含まれる)。各コネクタ20、60はそれぞれ、左右対称形状を有する。図1は、コネクタ20をコネクタ60に取り付ける前の状態を、図2は、取り付けた後の状態を、それぞれ示している。
コネクタ20は、ケーブルの一端に取り付けられるケーブルコネクタとして構成されてもよい。このケーブルコネクタ20には、例えば、6本のケーブル1を取り付けることができる。ケーブルには、電気ケーブル、光ケーブル、その他の各種のケーブルを使用することができるが、ここでは、一例として、電気ケーブル1を示している。
コネクタ60は、実装面、例えば、電子基板2の面2Aに実装可能な基板コネクタ60として構成することができる。尚、図1の基板2は、比較的小さく示されているが、実際には、コネクタ60の周囲に大きく拡がっていると考えてよい。電気ケーブル1の主要部分は、ケーブルコネクタ20と基板コネクタ60の取付前後の全過程において、常に、基板2の上或いはその上方に配置される。
図3に、ケーブルコネクタ20の後方斜視図を示す。ケーブルコネクタ20は、ハウジング21と、端子22を形成する端子金具27を含む。
ハウジング21は、全体として扁平な略箱形状を有し、主に、本体部26と、その前側に設けた持ち上げ部23から成る。ハウジング21の外周面34は、例えば、上面視略矩形状であってもよい。ケーブル1の一端は、端子金具27に固定されており、この端子金具27は、ハウジング21の上面21Aに設けたランス24を利用してハウジング21に係止されている。ハウジング21の外周面34の後側(一の側)33の壁面には、ケーブル1の他端側1Aをハウジング21の外部に取り出すための取出部25が設けられている。
外周面34の前側31、換言すれば、後側33に対向する側31の壁面は、主に、持ち上げ部23によって構成されている。持ち上げ部23の前面は、異なる傾斜角を有した3つの主面、即ち、略中央に位置する傾斜面41Aと、この傾斜面41Aの上側に位置する比較的小さな若干丸みを帯びた面41Bと、傾斜面41Aの下側に位置する比較的大きな垂直面41Cを含む。
中央に位置する傾斜面41Aは、実装面2Aに向かうにつれてケーブル1の一端側(ケーブル1から見てハウジング21が設けられた側)から他端側1Aへケーブル1の延出方向「β」に沿って傾斜するように構成されている。この傾斜面41Aを上下各側から挟み込む面41B、41Cについては、必ずしも丸みを帯びた面や垂直面にする必要はなく、例えば、それらを傾斜させて傾斜面41Aの一部に組み込んでもよい。
ハウジング21の外周面34のうち、前側31と後側33との間に位置して対向する左右各側35の外周面34には、側方に突出したロック突部52が設けられている。ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対して取り付ける際、ロック突部52は、基板コネクタ60側の案内溝92に嵌る。ロック突部52は、例えば、側面視略台形形状を有する。台形の後側の辺は、実装面2Aに向かうにつれてケーブル1の延出方向「β」に沿ってケーブル1の一端側から他端側1Aへ傾斜する傾斜面43として形成されている。一方、台形の前側の辺は、実装面2Aに対して垂直に延びる面44として形成されている。垂直面44とすることにより、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対して取り付ける際、ロック突部52と案内溝92との取付状態を上方から目視することができるという利点がある。但し、必ずしも垂直面とする必要はなく、傾斜面43と同様の傾斜面としてもよい。この点については後述する。
ハウジング21の外周面34のうち、前側31と後側33との間に位置して対向する左右各側35の外周面34、例えば、ロック突部52よりも前側に、側方に突出した係止用突部51が設けられている。特に図示しないが、係止用突部51を、ロック突部52よりも後側33に寄った位置に、或いは、前側31に設けてもよい。係止用突部51は、ハウジング21の外周面34から外方に突出していれば足りる。尚、ハウジング21の底部側の縁部には、設置空間64への設置をスムーズにするためにテーパー41Dを設けておくのが好ましい。
図4に、コネクタ60の後方斜視図、図5に、コネクタ60の平面図、更に、図6の(a)に、図5のA−A線断面図、(b)に、図5のB−B線断面図を、それぞれ示す。基板コネクタ60は、ハウジング61と、このハウジング61に設けられ、ケーブル2と電気的に接続される端子62と、更に、ケーブルコネクタ20を実装面2Aに固定するための固定金具63を有する。
ハウジング61は、例えば、上面視略「コ」の字状であってもよく、この場合、直線状の基部61Aと、基部61Aの両端部からそれぞれ延びる直線状の一対のアーム部61Bから構成される。任意であるが、更に、基部61Aとアーム部61Bを繋ぐ底板78を有していてもよい。
「コ」の字の内部に形成された空間は、ケーブルコネクタ20のハウジング21が設置される設置空間64として利用される。設置空間64を構成するハウジング61の内周面74の少なくとも一部は、ハウジング21の外周面34、例えば、ケーブル2の取出部25を設けたハウジング21の後側33以外の少なくとも一部と互いに相補形状を成し、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対して取り付けたとき、換言すれば、設置空間64にケーブルコネクタ20のハウジング21が設置されたときに、ハウジング61の内周面74と対峙するようになっている。
基板コネクタ60のハウジング61の内周面74には、ケーブルコネクタ20のハウジング21を実装面2Aへ向かって誘い込むための案内面68A乃至Cが設けられている。
ケーブルコネクタ20のハウジング21の外周面34と対峙し得る、基部61Aの内周面には、案内面68Cに続いて、垂直面82が形成されている。また、基部61Aとアーム部61Bとの境界部には、傾斜面81が、更に、ケーブルコネクタ20の持ち上げ部23に対応して、傾斜面81よりも後方のアーム部61Bの対応部分には、持ち上げ部23の側方突出部23A、23Bを外方に逃がす逃し部65A、65Bが設けられている。
傾斜面81は、ハウジング21に設けた傾斜面41Aと同様に、実装面2Aに向かうにつれてケーブル1の延出方向βに沿ってケーブル1の一端側から他端側1Aへ傾斜している。傾斜面81を設けることにより、ケーブルコネクタ20の基板コネクタ60に対する取付時における、ハウジング21の傾斜面41Aとハウジング61との衝突を防止できる。尚、傾斜面81をハウジング21と故意に衝突させるように構成することもできる。この点については後述する。
ケーブルコネクタ20のロック突部52に対応して、ケーブルコネクタ20のハウジング21の外周面34と対峙し得る、アーム部61Bの内周面に、案内溝92が設けられている。案内溝92は、例えば、側面視略平行四辺形とされている。後側の辺は、ロック突部52の傾斜面43に対応して、実装面2Aに向かうにつれてケーブル1の延出方向「β」に沿ってケーブル1の一端側から他端側1Aへ傾斜する傾斜面83として、換言すれば、ケーブル1の他端側1Aから一端側に向って突出した状態で形成されている。同様に、前側の辺も、実装面2Aに向かうにつれてケーブル1の延出方向「β」に沿ってケーブル1の一端側から他端側1Aへ傾斜する傾斜面84として形成されている。これら傾斜面83、84の上部には、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対して実際に取り付ける前に、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に安定した状態で位置決めするため、垂直面83A、84Aが設けられている。
ケーブルコネクタ20の係止用突部51に対応して、基板コネクタ60のハウジング61の内周面74、例えば、アーム部61Bの対応部分に、窪み部91Aが設けられている。ケーブルコネクタ20の基板コネクタ60に対する取付時には、ケーブルコネクタ20の係止用突部51が、この窪み部91Aに嵌る。窪み部91Aは、係止用突部51に対応して側面視略矩形形状を有する。
窪み部91Aと、その上部に設けた、ハウジング21を誘い込むための案内面68Bとを利用して、突部91が形成されている。突部91は、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対して実際に取り付ける前に、換言すれば、ケーブルコネクタ20の係止用突部51が、基板コネクタ60の窪み部91Aに嵌る前に、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対して位置決めするための載置部として機能する。載置部91は、ハウジング21に設けた係止用突部51に対応して、前側71と後側73との間に位置する対向する左右各側75の内周面74に設けられており、また、ケーブルコネクタ20が基板コネクタ60に載置されたときにハウジング21の係止用突部51よりも内方に突出するような状態で設けられている。
基板コネクタ60の端子62は、各ケーブル1に対応して1つずつ、計6つ設けられている。各端子62は、実装部62Aと立設部62Bを含む。実装部62Aは、基板2の所定の配線部分に半田等によって接続される。一方、立設部62Bは、ケーブルコネクタ20の端子22と物理的に接触される部分である。これらの端子62は、固定金具63とともに、ハウジング61と一体成形される。尚、特に図示しないが、ハウジング21の底面21Bには、基板コネクタ60に設けた端子62の立設部62Bが挿入される端子挿入部が設けられている。
図7の(a)、(b)に、固定金具63の斜視図を示す。固定金具63は、基体63Aと、基体63Aよりも上方に且つ前方に延びる延長部63Bと、基体63Aから側方に延びる延長部63Cと、延長部63Cと連続した状態で後方に延びる延長部63Dを含む。基体63Aは、実装面2Aに半田等によって固定される。延長部63Bは、実装面2Aに固定される基体63Aよりも、ハウジング21の傾斜面43の側に延長され、また、延長部63Dは、実装面2Aに固定される基体63Aよりも、ケーブル1の他端側1Aに延長されている。前者の構成により、基板コネクタ60からのケーブルコネクタ20の不用意な抜出に対する力を強化して、抜出を効果的に阻止することができる。また、後者の構成により、固定金具63のハウジング61に対する固定をより強固にして、ケーブルコネクタ20が後端側を持ち上げられて不用意に抜出方向に移動されようとしたときに、ケーブルコネクタの抜出をより強固に阻止することができる。
図8乃至図13を参照して、電気コネクタ装置10の取付動作を説明する。
図8は、取付前におけるケーブルコネクタ20と基板コネクタ60の状態を示す図であって、図5のA−A線断面図に対応する図、図9は、図8のC−C線断面図である。図10は、取付途中におけるケーブルコネクタ20と基板コネクタ60の状態を示す図であって、図5のA−A線断面図に対応する図、図11は、図10のD−D線断面図である。図12は、取付完了時におけるケーブルコネクタ20と基板コネクタ60の状態を示す図であって、図5のA−A線断面図、図13は、図12のE−E線断面図である。
図8、9に示す状態から、図10、11に示す状態に至る際、ケーブルコネクタ20は、ハウジング21に設けたテーパー29と、基板コネクタ60のハウジング61に設けた案内面68を利用して、基板コネクタ60の設置空間64へと導かれる。
その後、図10、11に示すように、ケーブルコネクタ20の端子22と基板コネクタ60の端子62の当接を通じて、且つ、ケーブルコネクタ20のハウジング21に設けた係止用突部51と基板コネクタ60のハウジング61に設けた載置部91との当接を通じて、ケーブルコネクタ20は、基板コネクタ60に対して所定の姿勢で位置決めされる。この際、ハウジング21は、基板2に対して略平行な状態となっている。このように、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対して完全に取り付ける前に、ケーブルコネクタ20のハウジング21を、基板コネクタ60のハウジング61に対して安定した姿勢で位置決めすることにより、その後の作業を安定的なものとすることができる。
その後、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に押し付ける方向に力を加えることにより、図10、11に示す取付途中の状態から図12、13に示す取付完了状態とすることができる。このとき、ケーブルコネクタ20のハウジング21の前側31の外周面34に設けた傾斜面41Aは、基板コネクタ60のハウジング61の少なくとも一部、例えば、基部61Aの案内面68Aと垂直面82との境界である縁69と衝突し、この結果、ケーブルコネクタ20は、基板コネクタ60に対して、ケーブル1の一端側から他端側1Aへケーブル1の延出方向「β」に沿って移動する。更に言えば、先ず、傾斜面41Aが縁69に当接し、この当接状態を維持したままケーブルコネクタ20全体が傾斜面41Aに沿って移動する。このように、傾斜面41Aが基準面となり、縁69に対して擦動することによってケーブルコネクタ20が移動する。
更に、これと同時に、ケーブルコネクタ20の端子22の接触部22Aの隙間に、基板コネクタ60の端子62の立設部62Bが圧入されて、端子22と端子62が完全に接続されるとともに、ケーブルコネクタ20のハウジング21に設けられた係止用突部51が、基板コネクタ60のハウジング61に設けられた載置部91を乗り越えて、ケーブルコネクタ20は基板コネクタ60に係止される。尚、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に押し付ける際には、ケーブルコネクタ20の端子22と基板コネクタ60の端子62との当接部付近で力を加えるのが好ましい。このような位置で力を加えることにより、基板コネクタ60に対するケーブルコネクタ20の姿勢を略維持したまま、換言すれば、ハウジング21とハウジング61とを略平行な状態に維持したまま、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対して移動させることができる。
また、このとき、ケーブルコネクタ20のハウジング21に設けたロック突部52の傾斜面43は、基板コネクタ60のハウジング61に設けた傾斜面83の下側に潜り込む。この結果、図12に示すように、少なくともケーブルコネクタ20の基板コネクタ60に対する取付完了時には、基板コネクタ60のハウジング61に設けた傾斜面83は、ロック突部52の傾斜面43との間にケーブル1の延出方向「β」において重なり部分「L」を有した状態となる。このような重なり部分「L」を設けることにより、図14に示すように、例えば、ケーブルコネクタ20に接続されたケーブル1の後端側が持ち上げられてケーブルコネクタ20が設置空間64から不用意に抜出方向に移動されようとしたときでも、ケーブルコネクタ20のハウジング21の傾斜面43と、基板コネクタ60のハウジング61の傾斜面83とを衝突させて、ケーブルコネクタ20の抜出を効果的に阻止することができる。
コネクタ20とコネクタ60の取付を解除する際は、図15の上方斜視図に示すように、逃し部65A、65Bを利用して外部に突出させた側方突出部23A、23Bを、例えば、片方の手の指で同時につまんで上方へと持ち上げて、コネクタ60に対して上向き傾斜姿勢とすればよい。上向き傾斜姿勢とすることにより、ケーブルコネクタ20の係止用突部51と、基板コネクタ60の窪み部91Aとの間のロック状態を解除することができる。尚、持ち上げ部23を通じてハウジング21に均等に力を加えるという意味では、側方ではなく前方に持ち上げに使用する突出部を形成し、前方で力を加えるのが好ましいが、前方で力を加えるには、持ち上げ部を、基板コネクタ60のハウジング61の上部を超えて更に前方に突出させなければならず、この結果、コネクタの厚みが厚くなり、装置の低背化、若しくは、小型化が著しく害される。故に、本実施形態では、前方ではなく、あえて側方に突出部23A、23Bを設けている。
変形例として、ハウジング61を構成する基部61Aとアーム部61Bとの境界部に設けた傾斜面81を、ケーブルコネクタ20のハウジング21に設けた傾斜面41Aと同様に、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対してケーブル1の一端側から他端側1Aへケーブル1の延出方向「β」に沿って移動させるために用いてもよい。この場合には、ケーブルコネクタ20のハウジング21には傾斜面41Aを設けずに、例えば、垂直面41Cに沿う垂直面等に変更する。傾斜面41Aを取り除いた場合、持ち上げ部23の側方突出部23の前側底部の縁31Aは、傾斜面81と衝突することになり、この結果、ケーブルコネクタ20は基板コネクタ60に対して、ケーブル1の一端側から他端側1Aへケーブル1の延出方向「β」に沿って移動される。
図16に他の変形例を示す。この図は、ロック突部52Aだけを側面から見た部分拡大図である。この変形例に示すように、ロック突部52Aを、図1等に示した実施形態のように側面視略台形形状ではなく、案内溝92と同様の側面視平行四辺形とし、その前側の辺を後側の辺と同様に、実装面2Aに向かうにつれてケーブル1の延出方向「β」に沿ってケーブル1の一端側から他端側1Aへ傾斜する傾斜面43Aとしてもよい。このような傾斜面43Aを、傾斜面43の代わりに、又は、傾斜面43と共に、溝部92の一部、例えば、傾斜面84の一部と衝突させて、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対してケーブル1の一端側から他端側1Aへケーブル1の延出方向「β」に沿って移動させてもよい。
同様に、ケーブルコネクタ20のロック突部52の垂直面44の底部44Aを、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対してケーブル1の一端側から他端側1Aへケーブル1の延出方向「β」に沿って移動させるために用いることもできる。この場合、ケーブルコネクタ20の底部44Aが、基板コネクタ60の傾斜面84と衝突し、この結果、ケーブルコネクタ20は基板コネクタ60に対して、ケーブル1の一端側から他端側1Aへケーブル1の延出方向「β」に沿って移動される。このように、適当な位置に傾斜面を設けることにより、また、それらの傾斜面の組み合わせにより、ケーブルコネクタ20を基板コネクタ60に対して、ケーブル1の一端側から他端側1Aへ移動させることができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、本発明のコネクタ装置の構成は、電気コネクタ装置に限らず、光コネクタ装置に利用することもできる。光コネクタ装置に使用する場合には、電気ケーブル1に代えて光ファイバケーブルが接続される。
また、ケーブルコネクタ20のハウジング21の外周面34や、基板コネクタ60の設置空間64の内周面74は、必ずしも矩形である必要はなく、一の側とこれに対向する側があれば、例えば、平面視円形や正方形等の他の形状であってもよい。
更に、本実施形態では、ハウジング61について、上面視略「コ」の字状としたが、外周面の全てを取り囲んだ状態、即ち、例えば、上面視略四辺形としてもよい。したがって、コネクタ20とコネクタ60の「取り付け」の態様には、例えば、嵌合のような態様も勿論含まれる。
その他、本発明から逸脱しない限り、様々な変形が可能である。
取付時に、垂直方向への移動動作と水平方向への移動動作の2つの動作が必要である様々なコネクタ装置に適用することができる。
2A 実装面
10 コネクタ装置
20 ケーブルコネクタ(第一コネクタ)
21 第一ハウジング
31 前側(一の側に対向する側)
33 後側(一の側)
34 外周面
41A 傾斜面
43 傾斜面
60 基板コネクタ(第二コネクタ)
61 第二ハウジング
74 内周面

Claims (12)

  1. 第一コネクタと第二コネクタを有するコネクタ装置であって、
    上記第一コネクタは、第一ハウジングを有し、上記第一ハウジングの外周面の一の側に、ケーブルの一端を取り付けることができるようになっており、
    上記第二コネクタは、実装可能な第二ハウジングを有し、上記第二ハウジングの内周面は、上記第一コネクタが上記第二コネクタに取り付けられたときに上記一の側以外の上記第一ハウジングの外周面の少なくとも一部と対峙するようになっており、
    上記第二ハウジングの内周面と対峙する上記第一ハウジングの外周面の少なくとも一部に、実装面に向かうにつれて上記ケーブルの一端側から他端側へ上記ケーブルの延出方向に沿って傾斜する傾斜面が設けられており、該傾斜面を上記第二ハウジングの少なくとも一部と衝突させることにより、上記第一コネクタの上記第二コネクタに対する取付過程において、上記第一コネクタを上記第二コネクタに対して上記ケーブルの一端側から他端側へ上記ケーブルの延出方向に沿って移動させるように構成されており、
    上記第一ハウジングは、持ち上げ部を有し、
    上記持ち上げ部は、上記第一コネクタが上記第二コネクタに取り付けられたときに上記一の側と上記一の側に対向する側との間に位置する上記第二ハウジングの対向する各側にそれぞれ突出する側方突出部を有し、
    少なくとも、上記側方突出部の上記一の側に対向する側の外周面に、上記傾斜面が設けられており、
    上記第一コネクタが上記第二コネクタに取り付けられたときに上記一の側と上記一の側に対向する側との間に位置する上記第二ハウジングの対向する各側に上記側方突出部を逃がす逃し部が設けられており、上記逃し部に上記側方突出部に形成された傾斜面に対応する傾斜面が設けられていることを特徴とするコネクタ装置。
  2. 上記第一ハウジングの傾斜面は、上記第一ハウジングの外周面のうち、上記一の側に対向する側に設けられている請求項1に記載のコネクタ装置。
  3. 上記第一ハウジングの傾斜面は、上記第一ハウジングの外周面のうち、上記一の側と上記一の側に対向する側との間に位置する壁面に設けられている請求項1に記載のコネクタ装置。
  4. 上記第二ハウジングの内周面と対峙する上記第一ハウジングの外周面の少なくとも一部に、上記実装面に向かうにつれて上記ケーブルの延出方向に沿って上記ケーブルの一端側から他端側へ傾斜する他の傾斜面が設けられており、
    これに対応して、上記第一ハウジングの外周面と対峙する上記第二ハウジングの内周面の少なくとも一部に、上記実装面に向かうにつれて上記ケーブルの延出方向に沿って上記ケーブルの一端側から他端側へ傾斜する他の傾斜面が設けられており、
    上記第二ハウジングの上記他の傾斜面は、少なくとも上記第一コネクタの上記第二コネクタに対する取付完了時に、上記第一ハウジングの上記他の傾斜面との間に上記ケーブルの延出方向において重なり部分を有するように上記ケーブルの他端側から一端側に向って突出している請求項3に記載のコネクタ装置。
  5. 上記第ハウジングに、上記第コネクタを上記実装面に固定する固定金具が設けられており、該固定金具の一部は、上記実装面との固定部分よりも、上記第一ハウジングの上記他の傾斜面の側に延長されている請求項に記載のコネクタ装置。
  6. 上記第二ハウジングの内周面と対峙する上記第一ハウジングの外周面に外方に突出している係止用突部が設けられており、
    これに対応して、上記第一ハウジングの外周面と対峙する上記第二ハウジングの内周面に、上記第一コネクタが上記第二コネクタに載置されたときに上記第一ハウジングの上記係止用突部よりも内方に突出している、上記係止用突部のための載置部が設けられており、
    上記衝突を通じて上記第一コネクタを上記第二コネクタに対して上記ケーブルの一端側から他端側へ上記ケーブルの延出方向に沿って移動させる前に、上記第一ハウジングは、上記係止用突部と上記載置部の当接と、上記第一ハウジングに設けた端子と上記第二ハウジングに設けた端子の当接とを通じて、上記第二ハウジングに対して所定の姿勢で位置決めされる請求項1乃至のいずれかに記載のコネクタ装置。
  7. 上記第一ハウジングに設けられた係止用突部が上記第二ハウジングに設けられた載置部を乗り越えることによって、上記第一コネクタは上記第二コネクタに係止される請求項に記載のコネクタ装置。
  8. 上記第一ハウジングの外周面は上面視略矩形であって、
    上記第一ハウジングの上記係止用突部は、上記第一ハウジングの上記一の側と上記一の側に対向する側との間に位置する対向する左右各側の外周面に設けられており、上記第二ハウジングの上記載置部は、上記第二ハウジングの上記一の側と上記一の側に対向する側との間に位置する対向する左右各側の内周面に設けられている請求項又はに記載のコネクタ装置。
  9. 上記第二ハウジングの内周面に、上記第一ハウジングを上記実装面へ向かって案内する案内面が設けられている請求項1乃至のいずれかに記載のコネクタ装置。
  10. 上記第二コネクタは基板実装型のコネクタである請求項1乃至のいずれかに記載のコネクタ装置。
  11. 上記第二ハウジングの内周面と対峙する上記第一ハウジングの外周面の少なくとも一部に、上記実装面に向かうにつれて上記ケーブルの一端側から他端側へ上記ケーブルの延出方向に沿って傾斜する傾斜面を設けることに代えて、又は、これとともに、上記第一ハウジングの外周面と対峙する上記第二ハウジングの内周面の少なくとも一部に、上記実装面に向かうにつれて上記ケーブルの延出方向に沿って上記ケーブルの一端側から他端側へ傾斜する傾斜面が設けられており、
    上記第二ハウジングの内周面の少なくとも一部に設けた上記傾斜面を上記第一ハウジングの少なくとも一部と衝突させることにより、上記第一コネクタの上記第二コネクタに対する取付過程において、上記第一コネクタを上記第二コネクタに対して上記ケーブルの一端側から他端側へ上記ケーブルの延出方向に沿って移動させる請求項1乃至10のいずれかに記載のコネクタ装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載のコネクタ装置に用いる第一コネクタ又は第二コネクタ。
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