JP6472161B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
ゴルフクラブヘッドとして、ウッド型、アイアン型、ユーティリティ型等が知られている。実際のプレーでは、ゴルフクラブセットが用いられる。このクラブセットは、複数のゴルフクラブを含む。通常、このクラブセットは、ウッド型ゴルフクラブと、アイアン型ゴルフクラブと、パターとを含む。近年、多くのゴルファーが、ユーティリティ型ゴルフクラブを用いる傾向にある。
特許第5181052号公報は、クラブ全長が異なる複数本のゴルフクラブを有するクラブセットを開示する。このセットにおいて、各ゴルフクラブは、中空構造のヘッドを有している。このヘッドは、フェース部を有する。このフェース部は、中央厚肉部と、トウ・クラウン側薄肉部と、ヒール・ソール側薄肉部とを含む。この特許では、トウ側薄肉部配置角θA及びヒール側薄肉部配置角θBが定義されている。これらθA及びθBは、クラブ全長が大きくなるにつれて増大する。
特許第5181052号公報
上述の特許文献とは異なる技術思想により、飛距離の増大が可能であることが判明した。本発明の目的は、飛距離性能に優れたゴルフクラブの提供にある。
好ましいゴルフクラブは、中空のヘッドと、シャフトと、グリップとを備えている。上記ヘッドは、フェースを有している。上記フェースは、厚肉部を有している。上記厚肉部は、厚肉部中央点を有している。上記厚肉部中央点の位置におけるフェース高さがH1とされ、上記厚肉部中央点の高さがH2とされるとき、H2/H1が0.55以上である。
好ましくは、上記フェースは、上記厚肉部よりも薄い副厚肉部と、この副厚肉部よりも薄い薄肉部とを更に備えている。好ましくは、上記厚肉部と上記副肉厚部とによって、ヒール上側からトウ下側に向かって延在する傾斜厚肉部が形成されている。
好ましくは、上記ヘッドは、ヘッド本体とフェース部材とが接合されることによって形成されている。好ましくは、上記フェース部材の材料が、圧延材である。好ましくは、上記フェース部材の裏面にNC加工がなされている。
好ましくは、上記フェース部材では、上記NC加工がなされた後に、曲げ加工がなされている。
好ましくは、上記ヘッドのヘッド体積は、70cm以上150cm以下である。好ましくは、リアルロフト角は、15°以上32°以下である。
好ましいクラブヘッドは、クラブ長さが相違する複数のゴルフクラブを備えている。上記ゴルフクラブのそれぞれが、中空のヘッドと、シャフトと、グリップとを有している。上記ヘッドは、フェースを有している。上記フェースは、厚肉部を有している。上記厚肉部は、厚肉部中央点を有している。上記厚肉部中央点の位置におけるフェース高さがH1とされ、上記厚肉部中央点の高さがH2とされるとき、好ましくは、H2/H1が0.55以上である。
好ましくは、上記セットの上記各ヘッドにおいて、上記フェースが、上記厚肉部よりも薄い副厚肉部と、上記副厚肉部よりも薄い薄肉部とを更に備えている。好ましくは、上記厚肉部と上記副肉厚部とによって、ヒール上側からトウ下側に向かって延在する傾斜厚肉部が形成されている。好ましくは、上記傾斜厚肉部の傾斜角度θが、クラブ長さが短くなるにつれて大きくなる。
飛距離性能に優れたゴルフクラブが提供されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフクラブを示す。 図2は、本発明の一実施形態に係るゴルフクラブセットを示す。 図3は、本発明の一実施形態に係るヘッドの正面図である。 図4は、図3のF4−F4線に沿った断面図である。 図5は、図3のヘッドの斜視図である。 図6は、図3のヘッドの分解図である。 図7は、図5と同じ斜視図である。図7では、フェース裏面の稜線が破線で示されている。 図8は、フェースの各部分を示す平面図である。図8は、フェースの平面視を示す。 図9は、図8のF9−F9線に沿った、ヘッドの断面図である。 図10は、比較例1のフェースの平面視を示す。 図11は、比較例3のヘッドの斜視図である。 図12は、比較例3のフェースの平面視である。 図13は、比較例3のフェースの厚肉部中央点を示す。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフクラブ4を示す。このゴルフクラブ4は、ヘッド6と、シャフト8と、グリップ10とを有する。
図1は、ゴルフクラブ4を含むゴルフクラブセット2の一例を示す。セット2は、複数のゴルフクラブ4を含む。本実施形態のセット2は、5本のゴルフクラブ4を有する。ゴルフクラブ4のそれぞれは、ヘッド6と、シャフト8と、グリップ10とを有する。クラブ長さは、クラブ4ごとに異なっている。シャフト8の長さは、クラブ4ごとに異なっている。ヘッド6のロフト角は、クラブ4ごとに異なっている。
セット2におけるクラブ6の本数は、2以上とされ、3以上が好ましく、4以上がより好ましい。ゴルフルールにおけるクラブ本数の制約を考慮すると、セット2におけるクラブ6の本数は、7以下が好ましく6以下がより好ましく、5以下がより好ましい。
全てのヘッド6は、中空である。全てのヘッド6は、ドライバー(1番ウッド)でない中空ヘッドである。
なお、図1が示すように、ヘッド6は、複数のフェースライン(フェース溝)を有している。図1以外の図面では、これらフェースラインの記載が省略されている。
ヘッドのタイプは限定されない。例えばヘッド6は、ウッド型であってもよいし、ユーティリティ型(ハイブリッド型)であってもよいし、アイアン型であってもよい。本実施形態では、全てのヘッド6は、ユーティリティ型ヘッドである。
セット2は、ロフト角が小さい順に、クラブ41、クラブ42、クラブ43、クラブ44及びクラブ45とを有する。クラブ41のロフト角は、セット2において最小である。クラブ45のロフト角は、セット2において最大である。なおロフト角は、リアルロフト角を意味する。
図2が示すように、クラブ41のロフト角が両矢印La1で示されている。クラブ42のロフト角が両矢印La2で示されている。クラブ43のロフト角が両矢印La3で示されている。クラブ44のロフト角が両矢印La4で示されている。クラブ45のロフト角が両矢印La5で示されている。ロフト角の小さい順に、La1、La2、La3、La4及びLa5である。すなわち、La1<La2<La3<La4<La5である。クラブ長さが小さいほど、ロフト角が大きい。
本実施形態では、ロフト角La1は、16度以上18度以下である。本実施形態では、ロフト角La2は、18度よりも大きく20度以下である。本実施形態では、ロフト角La3は、20度よりも大きく22度以下である。本実施形態では、ロフト角La4は、22度よりも大きく24度以下である。本実施形態では、ロフト角La5は、24度よりも大きく26度以下である。好ましいゴルフクラブセットは、これら5種のロフト角のうちの2種以上、更には3種以上を含む。
本願では、セット2を構成するN本のクラブのロフト角が、ロフト角の小さいクラブから順にLa1、La2、・・・、LaNとされる。ただしNは2以上の自然数である。本実施形態では、Nが5である。セット2は、La1<La2<・・・<LaNを満たす。
本実施形態では、セット内における最小のロフト角La1が、好ましくは15°以上、より好ましくは16°以上である。このセット2は、ドライバー(1番ウッド)を含まない。
セット2では、ロフト角が大きいほど、ヘッド体積が小さい。セット2では、ロフト角が大きいほど、ヘッド重量が大きい。
クラブ41は、ヘッド61とシャフト81とを有する。クラブ42は、ヘッド62とシャフト82とを有する。クラブ43は、ヘッド63とシャフト83とを有する。クラブ44は、ヘッド64とシャフト84とを有する。クラブ45は、ヘッド65とシャフト85とを有する。
セット2では、ロフト角が大きくなるにつれて、シャフトが短い。シャフト長さが大きい順に、シャフト41、シャフト42、シャフト43、シャフト44及びシャフト45である。セット2では、ロフト角が大きくなるにつれて、クラブ長さが小さい。クラブ41は、セット2においてクラブ長さが最大である。クラブ45は、セット2においてクラブ長さが最小である。
クラブ長さは、1番手当たり、0.5インチずつ変化している。すなわち、セット2において、クラブ長さは、0.5インチ刻みである。本実施形態では、クラブ41のクラブ長さは、41インチである。セット2において、クラブ41は最も長い。クラブ42のクラブ長さは、40.5インチである。クラブ43のクラブ長さは、40インチである。クラブ44のクラブ長さは、39.5インチである。クラブ45のクラブ長さは、39インチである。セット2において、クラブ45は、最も短い。セット2において最も長いクラブのクラブ長さは、40.5インチ以上41.5インチ以下が好ましい。セット2において最も短いクラブのクラブ長さは、38.5インチ以上39.5インチ以下が好ましい。
図2では、クラブ4のぞれぞれにおいて、フェースプログレッションFPが示されている。クラブ41のフェースプログレッションFPが両矢印FP1で示されている。クラブ42のフェースプログレッションFPが両矢印FP2で示されている。クラブ43のフェースプログレッションFPが両矢印FP3で示されている。クラブ44のフェースプログレッションFPが両矢印FP4で示されている。クラブ45のフェースプログレッションFPが両矢印FP5で示されている。通常、クラブ長さが短いほど、フェースプログレッションFPは大きい。
各ヘッド6には、番手を示す文字が付されている。実際には、これらの文字は、例えばソールs6に表示されている。ゴルフクラブ41には、UT3との表示がなされている。ゴルフクラブ42には、UT3との表示がなされている。ゴルフクラブ43には、UT4との表示がなされている。ゴルフクラブ44には、UT5との表示がなされている。ゴルフクラブ45には、UT6との表示がなされている。
図3は、ヘッド6の正面図である。図4は、図3のF4−F4線に沿った断面図である。図4では、フェース近傍のみが示されている。
本願において、ヘッド6として説明される事項は、ヘッド61から65の全てに共通である。
ヘッド6は、フェースf6、クラウンc6、ソールs6及びホーセルh6を有する。フェースf6は、フェース面fsと、フェース裏面frとを有する。フェース面fsは、フェースf6の外面である。フェース面fsは、打撃面である。フェース裏面frは、フェースf6の内面である。ヘッド6は、中空である。ホーセルh6は、ホーゼル孔hzを有する。シャフト軸線Z1は、ホーゼル孔hzの中心軸線に一致する。
ヘッド6では、シャフト軸線Z1回りの慣性モーメントMIsが測定される。この慣性モーメントMIsは、番手ごとに設定されうる。
フェース面fsは、フェースセンターFcを有する。フェース面fsは、スイートスポットSSを有する。フェース面fsは、リーディングエッジLeを有する。リーディングエッジLeは、フェース面fsの下縁である。
フェース面fsは、外側に凸の三次元曲面である。一般的なウッド型ヘッドと同様に、フェース面fsは、バルジ及びロールを有する。
[用語の定義]
本願における用語は、以下の如く定義される。
[基準状態、基準垂直面]
シャフト孔の中心軸線Z1が水平面Hに対して垂直な平面VP1に含まれ、且つ規定のライ角及びリアルロフト角で水平面H上にヘッドが載置された状態が、基準状態と定義される。上記平面VP1は、基準垂直面と定義される。上記規定のライ角及びリアルロフト角は、例えば、製品のカタログに掲載されている。上述の図3では、基準状態におけるヘッド6が示されている。
[トウ−ヒール方向]
トウ−ヒール方向とは、上記基準垂直面VP1と上記水平面Hとの交線の方向であると、定義される。
[フェース−バック方向]
フェース−バック方向とは、上記トウ−ヒール方向に対して垂直であり且つ上記水平面Hに対して平行な方向であると、定義される。
[鉛直方向]
鉛直方向とは、上記水平面Hに対して垂直な方向である。
[フェースセンターFc]
フェース面fsにおいて、トウ−ヒール方向の最大幅Wxが決定される(図示省略)。更に、この最大幅Wxにおけるトウ−ヒール方向中央位置Pxが決定される。この位置Pxにおいて、フェース面の鉛直方向中央点Pyが決定される。この点Pyが、フェースセンターFcと定義される。
[投影平面Ps]
図4には、投影平面Psが、二点鎖線で示されている。この投影平面Psは、直線LNに対して垂直な平面である。この直線LNは、フェースセンターFcを通り且つフェース面fsに対して垂直な直線である。なお、この直線LNの方向が、フェース法線方向と定義される。
[平面視]
上記投影平面Psへの投影像が、平面視と定義される。なお、投影平面Psへの投影において、その投影の方向は、上記フェース法線方向である。
[上下方向]
上記鉛直方向に延びる直線が、上記投影平面Psに投影される。この投影された投影平面Ps上の直線の方向が、上下方向と定義される。この上下方向は、上記投影平面Psに対して平行である。この上下方向に基づいて、上記平面視における「上側」及び「下側」が判断される。この上下方向は、フェース面fsに略平行である。
[ヘッド高さ]
図3には、ヘッド高さTHが示されている。ヘッド高さTHは、クラウンc6の最大高さである。ヘッド高さTHは、上記基準状態において測定される。ヘッド高さTHは、水平面Hからの高さである。ヘッド高さTHは、鉛直方向に沿って測定される。
[スイートスポット高さSH]
上記基準状態のヘッドにおいて、上記水平面HからのスイートスポットSSの高さが、スイートスポット高さSHである(図3参照)。このスイートスポット高さSHは、鉛直方向に沿って測定される。なお、スイートスポットSSは、ヘッド重心からフェース面に下ろした垂線とフェース面fsとの交点である。
[フェースプログレッションFP]
上記基準状態のヘッドにおいて、ヘッド6の最前方点と上記平面VP1とのフェース−バック方向距離が、フェースプログレッションFPである。ヘッドの最前方点は、フェース−バック方向において最もフェース側の点である。このフェースプログレッションFPは、番手ごとに適宜設定される。
[フェース面fsの周縁]
フェース面は、その周縁が明瞭な稜線等によって目視で特定されうる場合は、その周縁で囲まれた領域として定義される。丸み等によって周縁が明瞭でない場合、ヘッド重心とスイートスポットSSとを結ぶ直線L1(図示されない)を含む多数の平面が想定される。これら平面に沿った断面のそれぞれにおいて、ヘッド外面の曲率半径rが測定される。この曲率半径rは、フェースセンターFcから外方向に向かって連続的に測定される。この連続的な測定において、上記曲率半径rが最初に200mm以下となる地点が、周縁と定義される。この曲率半径rの測定では、フェースライン、パンチマーク等は存在しないと仮定される。
図5は、ヘッド6の斜視図である。図6は、ヘッド6の分解斜視図である。図6が示すように、ヘッド6は、ヘッド本体6mとフェース部材6pとが接合されることによって、形成されている。この接合は、溶接である。ヘッド本体6mは、開口6kを有する。この開口6kの形状は、フェース部材6pの輪郭形状に対応している。開口6kは、フェース部材6pによって閉塞されている。図5において二点鎖線で示されているのは、ヘッド本体6mとフェース部材6pとの境界k1である。
フェース面fsの全体面積のうち、フェース部材6pによって形成されている面積の割合Rpは、60%以上が好ましく、70%以上がより好ましく、80%以上がより好ましい。フェース部材6pが板材から形成される場合、フェース部材6pは板状とされるのがよい。よって、フェース面fsの周縁部は、ヘッド本体6mによって形成するのがよい。この観点から、上記割合Rpは、95%以下が好ましく、90%以下がより好ましい。
フェース部材6pは、プレート状である。フェース部材6pは、フェースf6の一部を形成している。フェース部材6pは、フェースf6の中央部分を形成している。ヘッド本体6mは、フェースf6の周囲部分を形成している。ヘッド本体6mは、フェース部材6pの周囲において、フェースf6を形成している。この構成により、フェース部材6pがプレート状とされることが、許容されている。
ヘッド本体6mの材質は限定されない。ヘッド本体6mの材質として、金属、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)等が例示される。上記金属として、純チタン、チタン合金、ステンレス鋼、マレージング鋼、アルミニウム合金、マグネシウム合金及びタングステン−ニッケル合金から選ばれる一種以上の金属が例示される。ステンレス鋼として、SUS630及びSUS304が例示される。ステンレス鋼の具体例として、CUSTOM450(カーペンター社製)が例示される。チタン合金として、6−4チタン(Ti−6Al−4V)、Ti−15V−3Cr−3Sn−3Al等が例示される。
フェース部材6pの材質は限定されない。強度の観点から、好ましい材質としてチタン合金及びマレージング鋼が挙げられ、より好ましくはマレージング鋼である。好ましいマレージング鋼として、Custom455及びHT1770が挙げられる。本実施形態におけるフェース部材6pの材質は、Custom455である。
ヘッド本体6mは、鋳造によって製造されている。一方、フェース部材6pは、板材をプレス加工することによって製造されている。この板材は、平板である。この板材は、圧延材である。圧延材は、欠陥が少なく、強度に優れる。更に、圧延材は、厚みの精度が高い。圧延材を用いることで、フェースf6の厚みの精度が高まる。圧延材を用いることで、フェースf6の強度が高まる。
圧延材の他の好ましい材料は、鍛造材である。鍛造材も、欠陥が少なく、強度に優れる。強度の観点から、フェース部材6pの材料は、圧延材又は鍛造材であるのが好ましく、圧延材がより好ましい。
上述の通り、フェース面fsは、バルジ及びロールを有する三次元曲面である。このため、平板を材料とする場合、曲げ加工がなされる。
フェース部材6pのフェース裏面frは、NC加工によって形成されている。NC加工により、厚みTFが精度良く形成される。NCとは、「Numerical Control」の略である。より詳細には、フェース裏面frは、CNC加工によって形成されている。CNCとは、「Computerized Numerical Control」の略である。厚みTFの精度は高い。
フェース部材6pの製造工程は、以下のステップA、B及びCを含む。
(1)平板にNC加工を行うステップA
(2)上記平板をフェース部材6pの輪郭形状に切り出すステップB
(3)上記ステップA及び上記ステップBがなされた部材を曲げるステップC
上記ステップBは、NC加工によってなされるのが好ましい。更に、上記ステップAのNCデータと上記ステップBのNCデータとが関連づけられているのが好ましい。この場合、厚みTFの分布が精度良く形成されうる。
上記ステップC(曲げ加工)は、プレスによってなされる。このプレスは、冷間プレスである。冷間プレスとされることにより、NC加工により形成された厚みTFが、プレス中に変化しにくい。よって、厚みTFの精度が高まる。
このように、フェース部材6pは、平板にNC加工がなされた後に曲げ加工がなされることによって、製造されている。平板に対してNC加工が施されることで、厚みTFの精度が高められている。曲げ加工を行った後にNC加工を行う場合、曲げ加工の誤差がNCデータに反映されず、結果として厚みTFの精度が低下しうる。
更に、上記平板は圧延材である。厚みの精度に優れた圧延材にNC加工を行うことで、厚み分布が精度よく形成されうる。
図7は、フェースf6の肉厚分布を説明するための図である。図7には、フェース裏面frに形成されている稜線が、破線で示されている。フェース裏面frは、全体として、段差なく連続している。ただし、フェース裏面frには、細かい筋が多数形成されている(図示省略)。これらの筋は、ミーリングの跡である
フェースf6は、第1厚肉部T1を有する。本実施形態では、第1厚肉部T1は、楕円形の領域である。この厚肉部T1は、フェースセンターFcを含む。更に、フェースf6は、第2厚肉部T2と第3厚肉部T3とを有する。第2厚肉部T2は、第1厚肉部T1よりも薄い。第3厚肉部T3は、第1厚肉部T1よりも薄い。
本願では、第1厚肉部T1が、単に厚肉部とも称される。本願では、第2厚肉部T2及び第3厚肉部T3が、副厚肉部とも称される。
フェースf6は、傾斜厚肉部Tsを有する。傾斜厚肉部Tsは、厚肉部T1と副厚肉部T2、T3とによって形成されている。傾斜厚肉部Tsは、ヒール上側からトウ下側に向かって延在している。
厚肉部T1よりも薄い副厚肉部T2、T3により、厚肉部T1の領域が抑制され、反発性能が向上しうる。更に、リブ状に延在する副厚肉部T2、T3により、フェース強度が高められている。
第2厚肉部T2は、厚肉部T1に隣接している。第2厚肉部T2は、厚肉部T1から、ヒール側且つ上側に向かって延在している。本実施形態では、第2厚肉部T2の幅は、ヒール側にいくにつれて小さい。第2厚肉部T2の先端は尖っている。第3厚肉部T3は、厚肉部T1に隣接している。第3厚肉部T3は、厚肉部T1から、トウ側且つ下側に向かって延在している。本実施形態では、第3厚肉部T3の幅は、トウ側にいくにつれて小さい。第3厚肉部T3の先端は尖っている。
フェースf6は、薄肉部を有する。この薄肉部は、ヒール薄肉部T4とトウ薄肉部T5とを有する。ヒール薄肉部T4は、厚肉部T1よりも薄い。ヒール薄肉部T4は、第2厚肉部T2(副厚肉部)よりも薄い。ヒール薄肉部T4は、第3厚肉部T3(副厚肉部)よりも薄い。トウ薄肉部T5は、厚肉部T1よりも薄い。トウ薄肉部T5は、第2厚肉部T2(副厚肉部)よりも薄い。トウ薄肉部T5は、第3厚肉部T3(副厚肉部)よりも薄い。
ヒール薄肉部T4は、傾斜厚肉部Tsよりも薄い。ヒール薄肉部T4は、薄肉部の一例である。トウ薄肉部T5は、傾斜厚肉部Tsよりも薄い。トウ薄肉部T5は、薄肉部の一例である。
図7が示すように、傾斜厚肉部Tsは、フェース部材6pを横断している。傾斜厚肉部Tsは、薄肉部T4、T5の存在を許容しつつ、フェース強度の向上に寄与している。
フェースf6は、移行部を有する。移行部は、傾斜厚肉部Tsと薄肉部T4、T5との間に位置する。この移行部は、傾斜厚肉部Tsと薄肉部T4、T5とを段差なく繋いでいる。本実施形態では、この移行部は、第1移行部TR1と第2移行部TR2とを有する。第1移行部TR1は、傾斜厚肉部Tsとヒール薄肉部T4との間に位置する。第1移行部TR1は、ヒール薄肉部T4に隣接している。第1移行部TR1は、厚肉部T1に隣接している。第1移行部TR1は、傾斜厚肉部Tsに隣接している。第2移行部TR2は、傾斜厚肉部Tsとトウ薄肉部T5との間に位置する。第2移行部TR2は、トウ薄肉部T5に隣接している。第2移行部TR2は、厚肉部T1に隣接している。第2移行部TR2は、傾斜厚肉部Tsに隣接している。
第1移行部TR1は、ヒール上側からトウ下側に向かって延在している。第1移行部TR1の厚みは、傾斜厚肉部Tsとヒール薄肉部T4との間である。第1移行部TR1の厚みは、傾斜厚肉部Tsからヒール薄肉部T4に向かうにつれて、薄くなっている。
第2移行部TR2は、ヒール上側からトウ下側に向かって延在している。第2移行部TR2の厚みは、傾斜厚肉部Tsとトウ薄肉部T5との間である。第2移行部TR2の厚みは、傾斜厚肉部Tsからトウ薄肉部T5に向かうにつれて、薄くなっている。
ヒール薄肉部T4は、移行部TR1、TR2よりも薄い。トウ薄肉部T5は、移行部TR1、TR2よりも薄い。
第1厚肉部T1の厚みTFは、フェース部材6pにおいて最大である。第1厚肉部T1の厚みTFは、フェースf6において最大である。ただし、最大厚みとの差が0.02mm以内の部分も、厚肉部T1とみなされる。
図7が示すように、フェース部材6pは、厚肉部T1の全体を含む。フェース部材6pは、副厚肉部T2,T3の少なくとも一部を含む。フェース部材6pは、ヒール薄肉部T4の少なくとも一部を含む。フェース部材6pは、トウ薄肉部T5の少なくとも一部を含む。フェース部材6pは、第1移行部TR1の少なくとも一部を含む。フェース部材6pは、第2移行部TR2の少なくとも一部を含む。
本実施形態において、各部分の厚みTFは次の通りである。
・第1厚肉部T1:2.15mm
・第2厚肉部T2:1.7mm以上2.15mm未満
・第3厚肉部T3:1.6mm以上2.15mm未満
・ヒール薄肉部T4:1.5mm
・トウ薄肉部T5:1.6mm
本実施形態では、厚肉部T1と副厚肉部T2、T3との間の厚みの相違は、0.55mm以下である。
フェース強度の観点から、第1厚肉部T1の厚みは、1.9mm以上が好ましく、2.0mm以上がより好ましい。反発性能の観点から、第1厚肉部T1の厚みは、2.4mm以下が好ましく、2.3mm以下がより好ましい。
フェース強度の観点から、副厚肉部T2,T3の平均厚みは、1.5mm以上が好ましく、1.6mm以上がより好ましい。反発性能の観点から、副厚肉部T2,T3の平均厚みは、2.2mm以下が好ましく、2.1mm以下がより好ましい。
フェース強度の観点から、薄肉部T4、T5の平均厚みは、1.3mm以上が好ましく、1.4mm以上がより好ましい。反発性能の観点から、薄肉部T4、T5の平均厚みは、1.8mm以下が好ましく、1.7mm以下がより好ましい。
図7には、厚肉部中央点Ecが示されている。上記平面視において、厚肉部T1の図心が決定されうる。この平面視における図心が、厚肉部中央点Ecである。本実施形態では、厚肉部T1の輪郭線である楕円の中心が、厚肉部中央点Ecである。
図8は、上記平面視におけるフェースf6である。図9は、図8の断面線F9−F9に沿った、ヘッド6の断面図である。この断面線F9−F9は、厚肉部中央点Ecを通っている。
図8で示されている実線の境界線は、フェース裏面frにおいて視認される稜線である。これらの境界線は、フェース面fs側からは視認されない。よって、図8における実線の境界線は、本来、破線で示されるべきものである。図8では、境界線を明確とするため、破線であるべき境界線が、実線で示されている。実際のフェース裏面frの平面図は、図8が左右反転されたものである。
図8及び図9において両矢印H1で示されるのは、厚肉部中央点Ecの位置(トウ−ヒール方向位置)におけるフェース高さである。この高さH1は、上記平面視において測定される。この高さH1は、前述の上下方向に沿って測定される。高さH1の起点はフェース面fsの下縁である。この下縁は、リーディングエッジLeである。高さH1の終点は、フェース面fsの上縁である。
図8及び図9において両矢印H2で示されるのは、厚肉部中央点Ecの高さである。この高さH2も、厚肉部中央点Ecの位置(トウ−ヒール方向位置)において測定される。この高さH2は、上記平面視において測定される。この高さH2は、前述の上下方向に沿って測定される。高さH2の起点はフェース面fsの下縁である。高さH2の終点は厚肉部中央点Ecである。
図8が示すように、傾斜厚肉部Tsは、ヒール上側からトウ下側に向かって延在している。厚肉部T1と副肉厚部T2、T3とによって、ヒール上側からトウ下側に向かって延在する傾斜厚肉部Tsが形成されている。
傾斜厚肉部Tsをヒール上側からトウ下側に向かって延在させることで、薄肉部T4、T5が、ヒール下側及びトウ上側に確保されやすい。多数のゴルファーの打点を分析した結果、一般のゴルファーの打点は、ヒール下側及びトウ上側に比較的多く分布していた。ヒール下側及びトウ上側の薄肉部T4、T5は、平均飛距離の向上に寄与しうる。
[フェース高さH1]
芝生に直接置かれたボールを打球する場合、過大な高さH1は好ましくない。この点を考慮すると、高さH1は、40mm以下が好ましく、38mm以下がより好ましく、36mm以下がより好ましい。厚肉部T1以外の薄い領域は、反発性能を向上させうる。この観点から、高さH1は、29mm以上が好ましく、30mm以上がより好ましく、31mm以上がより好ましく、32mm以上がより好ましい。上述された高さH1の好ましい範囲は、セット2における全てのクラブにおいて充足されているのが好ましい。
セット2では、クラブ長さが短くなるにつれて、高さH1が大きい。セット2では、ロフト角の増大に対応して、各番手ごとに、適切な高さH1が設定されている。よって、セット2の全体として、打ちやすさ及び飛距離性能が達成されうる。
[厚肉部中央点の高さH2]
芝生に直接置かれたボールを打球する場合、打点が下側となりやすい。高さH2が大きくされることで、打点が下側の場合に、反発性能が向上しうる。この観点から、高さH2は、16mm以上が好ましく、17mm以上がより好ましく、18mm以上がより好ましい。高さH2が過大である場合、フェースの強度が低下することがある。この観点から、高さH2は、22mm以下が好ましく、21mm以下がより好ましく、20mm以下が好ましい。上述された高さH2の好ましい範囲は、セット2における全てのクラブにおいて充足されているのが好ましい。
セット2では、クラブ長さが短くなるにつれて、高さH2が大きい。セット2では、ロフト角の増大に対応して、各番手ごとに、適切な高さH2が設定されている。よって、セット2の全体として、大きな飛距離が得られうる。
[H2/H1]
打点が下側である場合の反発性能の観点から、H2/H1は、0.55以上が好ましく、0.56以上がより好ましい。フェースの強度を考慮すると、H2/H1は、0.63以下が好ましく、0.60以下がより好ましい。上述された高さH2/H1の好ましい範囲は、セット2における全てのクラブにおいて充足されているのが好ましい。
従来、スイートスポット高さSHを低くすることが飛距離に寄与すると考えられていた。厚肉部中央点の高さH2を大きくされると、スイートスポット高さSHが大きくなりやすい。このため、従来、厚肉部中央点の高さH2は高くされていなかった。従来、H2/H1は小さくされていた。
[厚肉部よりも下側のフェース高さH3]
図8において両矢印H3で示されているのは、厚肉部T1よりも下側のフェース高さである。この高さH3は、傾斜厚肉部Tsよりも下側のフェース高さでもある。この高さH3は、厚肉部中央点Ecのトウ−ヒール方向位置において測定される。この高さH3は、上述の平面視において測定される。この高さH3は、上述の上下方向において測定される。
打点が下側である場合の反発性能の観点から、高さH3は、7mm以上が好ましく、9mm以上がより好ましく、11mm以上がより好ましい。フェースの強度の観点から、この高さH3は、19mm以下が好ましく、17mm以下がより好ましく、15mm以下がより好ましい。上述された高さH3の好ましい範囲は、セット2における全てのクラブにおいて充足されているのが好ましい。
[厚肉部よりも上側のフェース高さH4]
図8において両矢印H4で示されているのは、厚肉部T1よりも上側のフェース高さである。この高さH4は、傾斜厚肉部Tsよりも上側のフェース高さでもある。この高さH4は、厚肉部中央点Ecのトウ−ヒール方向位置において測定される。この高さH4は、上述の平面視において測定される。この高さH4は、上述の上下方向において測定される。
[H3/H4]
打点が下側である場合の反発性能を確保する観点から、H3/H4は、1.0より大きいのが好ましく、1.1以上がより好ましく、1.2以上がより好ましい。フェース強度を高める観点から、H3/H4は、1.8以下が好ましく、1.7以下がより好ましく、1.6以下がより好ましい。上述された高さH3/H4の好ましい範囲は、セット2における全てのクラブにおいて充足されているのが好ましい。
[H2−H3]
フェース強度を高める観点から、差(H2−H3)は、2mm以上が好ましく、3mm以上がより好ましく、4mm以上がより好ましい。反発性能を高める観点から、差(H2−H3)は、9mm以下が好ましく、8mm以下がより好ましく、7mm以下がより好ましい。上述された差(H2−H3)の好ましい範囲は、セット2における全てのクラブにおいて充足されているのが好ましい。
[厚肉部中央点EcとフェースセンターFcとのトウ−ヒール方向距離]
フェース強度の観点から、厚肉部中央点Ecのトウ−ヒール方向位置は、フェースセンターFcに近いのが好ましい。この観点から、点EcとフェースセンターFcとの間のトウ−ヒール方向距離は、5mm以下が好ましく、4mm以下がより好ましく、3mm以下がより好ましい。この距離はゼロであってもよい。この好ましい距離は、セット2における全てのクラブにおいて充足されているのが好ましい。
[厚肉部の面積比率Ra]
面積比率Raは、フェース面の全体面積に対する、厚肉部T1の面積の比率である。フェース強度の観点から、この面積比率Raは、5%以上が好ましく、7%以上がより好ましい。反発性能の観点から、この面積比率Raは、20%以下が好ましく、18%以下がより好ましい。この面積比率Raは、上述の平面視において算出される。
[傾斜角度θ]
図8において直線L2で示されるのは、傾斜厚肉部Tsの最長横断線である。この最長横断線L2は、上述の平面視において定義される。この最長横断線L2は、厚肉部中央点Ecを通り且つ横断長さが最長となるような直線である。傾斜厚肉部Tsの輪郭線と直線との間に2つの交点pt1、pt2が存在しうる(図8参照)。これら2つの交点pt1、pt2間の距離が、上記横断長さである。上記平面視において、水平方向と直線L2との成す角度が、傾斜角度θであると定義される。水平方向とは、上記トウ−ヒール方向に沿った直線を上記投影平面Psに投影して得られる直線の方向である。
セット2では、傾斜厚肉部Tsの傾斜角度θが、クラブ長さが短くなるにつれて大きくなっている。この構成により、セット全体として、飛距離性能が向上しうる。クラブ長さが短くなるにつれて打点分布が変化する。上述のように傾斜角度θが変化することで、薄肉部の配置が打点分布に適合しやすくなり、飛距離が増大しうる。
ウッド型ヘッドとアイアン型ヘッドの中間的なヘッドが、一般に、ユーティリティ型ヘッドと称されている。ユーティリティ型ヘッドは、ハイブリッド型ヘッドと称されることがある。典型的なユーティリティ型ヘッドは、中空である。一般に、ユーティリティ型ヘッドは、ウッドの利点とアイアンの利点とを兼ね備えている。よってこのヘッドの仕様は、ウッドの仕様とアイアンの仕様との中間とされるのが好ましい。
上述の観点から、ヘッド体積は、下限としては70cm以上、更には80cm以上、更には90cm以上が好ましく、上限としては150cm以下、更には140cm以下、更には130cm以下が好ましい。リアルロフト角は、下限としては15°以上、更には16°以上、更には17°以上が好ましく、上限としては32°以下、更には30°以下、更には28°以下、更には26°以下が好ましい。ヘッド幅は、下限としては45mm以上、更には50mm以上、更には55mm以上が好ましく、上限としては120mm以下、更には100mm以下、更には90mm以下、更には80mm以下が好ましい。ヘッド幅とは、ヘッドのフェース−バック方向での最大幅である。ヘッド高さTH(図3参照)は、下限としては30mm以上、更には32mm以上、更には34mm以上が好ましく、上限としては42mm以下、更には40mm以下、更には37mm以下が好ましい。
ユーティリティ型ヘッドを有するクラブが、ユーティリティ型クラブと称される。このクラブは、ウッドの利点とアイアンの利点とを兼ね備えている。この観点から、クラブ長さは、下限としては38.5インチ以上、更には39インチ以上が好ましく、上限としては41.5インチ以下、更には41.25インチ以下、更には41インチ以下が好ましい。
なお、クラブ長さは、R&A(Royal and Ancient Golf Club of Saint Andrews;全英ゴルフ協会)が定めるゴルフ規則「付属規則II クラブのデザイン」の「1 クラブ」における「1c 長さ」の記載に基づいて測定される。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1(ゴルフクラブ:U5)]
上述のヘッド6と同様のヘッドが作製された。番手はU5とされた。フェース部材6pの作製では、平板の圧延材が用いられた。フェース部材6pは、圧延材の裏面にCNC加工が施された。次いで、このCNC加工後の材料に、曲げ加工がなされた。CNC加工により、高い精度で、厚み分布が形成された。ヘッド本体6mはロストワックス精密鋳造によって作製された。フェース部材6pとヘッド本体6mとを溶接し、表面研磨を行って、ヘッドを得た。このヘッドを、市販のカーボンシャフトの一端部に装着した。このシャフトの他端部にグリップを装着した。このようにして、図1に示されるクラブを得た。このクラブの仕様は次の通りであった。
・リアルロフト角 :23°
・フェース高さH1 :34.4mm
・厚肉部中央点の高さH2:19.2mm
・高さH3 :13.5mm
・高さH4 :9.4mm
・H2/H1 :0.56
・傾斜角度θ :24.9°
・厚肉部T1の厚み :2.15mm
・ヒール薄肉部の厚み :1.5mm
・トウ薄肉部の厚み :1.6mm
・クラブ長さ :39.5インチ
・ヘッド体積 :111cc
[比較例1(ゴルフクラブ:U5)]
図10は、比較例1のフェースfc1の厚み分布を示す。実施例1のフェースf6の厚み分布を全体的に2mm下方にシフトさせることにより、比較例1の厚み分布を得た。この厚み分布は、CNC加工のCADデータを変更することによって得られた。その他は実施例1と同様にして、比較例1のヘッド及びクラブを得た。このクラブの仕様は次の通りであった。
・リアルロフト角 :23°
・フェース高さH1 :34.4mm
・厚肉部中央点の高さH2:17.2mm
・H2/H1 :0.50
・傾斜角度θ :24.9°
・厚肉部T1の厚み :2.15mm
・ヒール薄肉部の厚み :1.5mm
・トウ薄肉部の厚み :1.6mm
・クラブ長さ :39.5インチ
・ヘッド体積 :111cc
[比較例2(ゴルフクラブ:U5)]
実施例1のヘッドの厚み分布を全体的に0.7mm下方にシフトさせることにより、比較例2の厚み分布を得た。この厚み分布は、CNC加工のCADデータを変更することによって得られた。その他は実施例1と同様にして、比較例2のヘッド及びクラブを得た。このクラブの仕様は次の通りであった。
・リアルロフト角 :23°
・フェース高さH1 :34.4mm
・厚肉部中央点の高さH2:18.5mm
・H2/H1 :0.54
・傾斜角度θ :24.9°
・厚肉部T1の厚み :2.15mm
・ヒール薄肉部の厚み :1.5mm
・トウ薄肉部の厚み :1.6mm
・クラブ長さ :39.5インチ
・ヘッド体積 :111cc
[実施例2(ゴルフクラブ:U5)]
実施例1のヘッドの厚み分布を全体的に0.3mm下方にシフトさせることにより、実施例2の厚み分布を得た。この厚み分布は、CNC加工のCADデータを変更することによって得られた。その他は実施例1と同様にして、実施例2のヘッド及びクラブを得た。このクラブの仕様は次の通りであった。
・リアルロフト角 :23°
・フェース高さH1 :34.4mm
・厚肉部中央点の高さH2:18.9mm
・H2/H1 :0.55
・傾斜角度θ :24.9°
・厚肉部T1の厚み :2.15mm
・ヒール薄肉部の厚み :1.5mm
・トウ薄肉部の厚み :1.6mm
・クラブ長さ :39.5インチ
・ヘッド体積 :111cc
[比較例3(ゴルフクラブ:U5]
図11は、比較例3に係るヘッド100の斜視図である。図12は、ヘッド100の肉厚分布を示すための平面図である。図13は、図12に厚肉部中央点Ecが付加された平面図である。
ヘッド100は、鋳造によって作製された。鋳造により、カップ状のフェース部材が作製された。また、鋳造により、ヘッド本体が作製された。これらフェース部材とヘッド本体とが、溶接された。溶接後のヘッドに表面研磨を行い、ヘッド100を得た。
ヘッド100のフェースは、厚肉部K1と、センター上部K2と、ヒール上部K3と、ヒール下部K4と、トウ下部K5と、トウ上部K6とを有していた。これらの各部分の間には、移行部K7が設けられた。移行部K7の厚みは、徐々に変化していた。移行部K7により、急激な厚み変化が抑制された。フェース裏面の全体が滑らかに連続していた。各部分の厚みは、次の通りとされた。
・厚肉部K1 :2.4mm
・センター上部K2:1.7mm
・ヒール上部K3 :1.6mm
・ヒール下部K4 :1.5mm
・トウ下部K5 :1.7mm
・トウ上部K6 :1.6mm
図13は、ヘッド100の厚肉部中央点Ecを示す図である。上述した定義により、厚肉部中央点Ecが決定された。図13において二点鎖線で示されるのは、平面視において厚肉部に内接しうる最大の楕円である。この楕円の中心が、厚肉部中央点Ecに一致している。
このヘッド100の仕様は、次の通りであった。
・リアルロフト角 :23°
・フェース高さH1 :31.8mm
・厚肉部中央点の高さH2:16.8mm
・H2/H1 :0.53
・厚肉部T1の厚み :2.4mm
・ヒール薄肉部の厚み :1.5〜1.6mm
・トウ薄肉部の厚み :1.6〜1.7mm
・クラブ長さ :39.5インチ
・ヘッド体積 :110cc
[実施例S1(クラブセット:U3〜U6)]
上述した実施例1のクラブを含むクラブセットが作製された。各クラブの製造方法は、実施例1と同じとされた。全てのクラブにおいて、フェースの厚み分布は、実施例1と同様とされた。クラブの本数は5であった。シャフトの長さによって、クラブ長さが調整された。得られたセットの仕様が、下記の表1に示される。
Figure 0006472161

[比較例S1(クラブセット:U3〜U6)]
上述した比較例3のクラブを含むクラブセットが作製された。各クラブの製造方法は、比較例3と同じとされた。全てのクラブにおいて、フェースの厚み分布は、比較例3と同様とされた。クラブの本数は5であった。シャフトの長さによって、クラブ長さが調整された。得られたセットの仕様が、下記の表2に示される。
Figure 0006472161


[評価結果]
[飛距離]
ゴルフコースと同様の芝生フィールドを有するテストセンターで、実打テストがなされた。フェアウェイの芝生にボールを置き、このボールをゴルファーが打撃した。ハンディキャップが10以上20以下である10名のテスターにより、テストがなされた。ボールとして、ダンロップスポーツ株式会社製の商品名「XXIO XD−AERO」が用いられた。各ゴルファーが各クラブで5球ずつショットした。各ショットについて飛距離が計測された。全てのショットの平均値が算出された。
各クラブの平均飛距離は、次の通りであった。
・実施例1:155ヤード
・実施例2:153ヤード
・比較例1:151ヤード
・比較例2:152ヤード
・比較例3:150ヤード
各セットの平均飛距離は、次の通りであった。このセットの平均飛距離は、5本のクラブ(U3〜U6)の飛距離の平均値とされた。
・実施例S1:165ヤード
・比較例S1:161ヤード
このように、実施例は比較例と比べて評価が高い。本発明の優位性は明らかである。
本発明は、ウッド型ヘッド、ユーティリティ型ヘッド、ハイブリッド型ヘッドなどに適用されうる。
2・・・ゴルフクラブセット
4、41〜45・・・ゴルフクラブ
6、61〜65・・・ヘッド
6m・・・ヘッド本体
6p・・・フェース部材
8、81〜85・・・シャフト
s6・・・ソール
f6・・・フェース
c6・・・クラウン
Fc・・・フェースセンター
Ec・・・厚肉部中央点
T1・・・第1厚肉部(厚肉部)
T2・・・第2厚肉部(副厚肉部)
T3・・・第3厚肉部(副厚肉部)
Ts・・・傾斜厚肉部
T4・・・ヒール薄肉部(薄肉部)
T5・・・トウ薄肉部(薄肉部)
Le・・・リーディングエッジ

Claims (7)

  1. 中空のヘッドと、シャフトと、グリップとを備え、
    上記ヘッドが、フェースを有しており、
    上記フェースが、厚肉部を有しており、
    上記厚肉部が、平面視における当該厚肉部の図心である厚肉部中央点を有しており、
    上記厚肉部中央点を通る上下方向における、フェース面の下縁からこのフェース面の上縁までの高さであるフェース高さがH1とされ、上記厚肉部中央点の、フェース面の下縁からの上下方向高さがH2とされるとき、H2/H1が0.55以上であり、
    上記フェースが、上記厚肉部よりも薄い副厚肉部と、この副厚肉部よりも薄い薄肉部とを更に備えており、
    上記厚肉部と上記副厚肉部とによって、ヒール上側からトウ下側に向かって延在する傾斜厚肉部が形成されており、
    上記厚肉部中央点を通る上下方向において、上記厚肉部の下側から上記フェース面の下縁までの高さであるフェース高さH3が、上記傾斜厚肉部の下側から上記フェース面の下縁までの高さに等しく、
    上記厚肉部中央点を通る上下方向において、上記厚肉部の上側から上記フェース面の上縁までの高さであるフェース高さH4が、上記傾斜厚肉部の上側から上記フェース面の上縁までの高さに等しく、
    H3/H4が1.0より大きく1.6以下であるゴルフクラブ。
  2. 上記ヘッドが、ヘッド本体とフェース部材とが接合されることによって形成されており、
    上記フェース部材の材料が、圧延材であり、
    上記フェース部材の裏面にNC加工がなされている請求項1に記載のゴルフクラブ。
  3. 上記ヘッドのヘッド体積が70cm以上150cm以下であり、
    リアルロフト角が15°以上32°以下である請求項1又は2に記載のゴルフクラブ。
  4. 上記副厚肉部が、上記厚肉部からヒール側且つ上側に向かって延在しており、この副厚肉部の幅が、ヒール側にいくにつれて小さい請求項1からのいずれかに記載のゴルフクラブ。
  5. 上記副厚肉部が、上記厚肉部からトウ側且つ下側に向かって延在しており、この副厚肉部の幅が、トウ側にいくにつれて小さい請求項1からのいずれかに記載のゴルフクラブ。
  6. クラブ長さが相違する複数のゴルフクラブを備え、
    上記ゴルフクラブのそれぞれが、中空のヘッドと、シャフトと、グリップとを有しており、
    上記ヘッドが、フェースを有しており、
    上記フェースが、厚肉部を有しており、
    上記厚肉部が、平面視における当該厚肉部の図心である厚肉部中央点を有しており、
    上記厚肉部中央点を通る上下方向における、フェース面の下縁からこのフェース面の上縁までの高さであるフェース高さがH1とされ、上記厚肉部中央点の、フェース面の下縁からの上下方向高さがH2とされるとき、H2/H1が0.55以上であり、
    上記フェースが、上記厚肉部よりも薄い副厚肉部と、上記副厚肉部よりも薄い薄肉部とを更に備えており、
    上記厚肉部と上記副厚肉部とによって、ヒール上側からトウ下側に向かって延在する傾斜厚肉部が形成されており、
    上記傾斜厚肉部の最長横断線と水平方向との成す角度が傾斜角度θとされるとき、上記傾斜角度θが、クラブ長さが短くなるにつれて大きくなるゴルフクラブセット。
  7. 請求項2に記載のゴルフクラブにおける上記ヘッドを製造する方法であって、
    上記フェース部材が、上記NC加工がなされた後に、フェース面がバルジ及びロールを有する三次元曲面となるように曲げ加工がなされる工程を含む、製造方法
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