JP6466664B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP6466664B2
JP6466664B2 JP2014151988A JP2014151988A JP6466664B2 JP 6466664 B2 JP6466664 B2 JP 6466664B2 JP 2014151988 A JP2014151988 A JP 2014151988A JP 2014151988 A JP2014151988 A JP 2014151988A JP 6466664 B2 JP6466664 B2 JP 6466664B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerator
branch passage
front panel
storage
control board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014151988A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016031152A (ja
Inventor
宮崎 大輔
大輔 宮崎
俊一 山部
俊一 山部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2014151988A priority Critical patent/JP6466664B2/ja
Publication of JP2016031152A publication Critical patent/JP2016031152A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6466664B2 publication Critical patent/JP6466664B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

本発明は、冷気通路が貯蔵室の壁面に沿って分岐する冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は上部に冷蔵室(貯蔵室)が配され、冷蔵室の下方に冷凍室(貯蔵室)が配される。冷凍室及び冷蔵室の背後には上下に延びる冷気通路が配され、冷気通路には冷却器及び送風機が配される。冷却器で熱交換して生成された冷気は送風機の駆動によって冷気通路内を流通する。冷蔵室の下部には戻り口が開口し、戻り口から下方に延びて冷却器に冷気を戻す戻り通路が設けられる。
冷気通路は冷蔵室の背面側で右通路(第1分岐通路)及び左通路(第2分岐通路)に分岐し、右通路及び左通路には冷蔵室に臨む複数の吐出口が開口する。これにより、冷蔵室内に冷気を十分に行き渡らせることができる。右通路と左通路との間にはLEDを有する照明装置が配される。
冷蔵庫の後部下端部には機械室が設けられ、機械室には圧縮機及び制御基板が配される。圧縮機は冷却器に接続されて冷凍サイクルを運転する。制御基板は送風機、圧縮機及び照明装置を制御する制御回路を有する。すなわち、制御基板は電装部品を制御する制御回路を有する。制御回路と電装部品とは配線により接続される。
特許文献2に記載の冷蔵庫は内箱と外箱との間に発泡断熱材を充填した断熱箱体を有し、断熱箱体の上下方向の中央部で貯蔵室の背後に制御基板を収納する収納部を備えている。収納部は外箱の一部が内箱に向かって窪んだ窪み部により形成されている。これにより、制御基板を機械室に配した特許文献1に記載の冷蔵庫よりも制御回路と電装部品とを接続する配線の長さを短くすることができる。
特開2012−2394号公報(第5頁、第6頁、第1図、第2図) 特開2006−64379号公報(第9頁、第10頁、第1図)
しかしながら、上記従来の冷蔵庫によると、収納部は外箱の一部が内箱に向かって窪んで形成されるため、収納部において発泡断熱材の厚みを確保すると、収納部に対向する部分の内箱が貯蔵室内に向かって突出する。このため、貯蔵室の容積効率が低下する問題があった。
本発明は、貯蔵室の容積効率を低下させることなく組立性を向上できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、貯蔵物を貯蔵する貯蔵室と、前記貯蔵室に吐出される冷気が流通する冷気通路とを備え、前記冷気通路が前記貯蔵室の壁面に沿って分岐する第1分岐通路及び第2分岐通路を有する冷蔵庫において、前面を覆う前面パネルの背面に配した断熱材により第1分岐通路及び第2分岐通路を形成して前記貯蔵室の壁面に取り付けられるダクトユニットを設け、電装部品を制御する制御回路を有した制御基板が前記ダクトユニットの第1分岐通路と第2分岐通路との間に取り付けられることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、一面を開口して前記制御基板を収納する収納部と、前記収納部を閉じる蓋部と有した電装ボックスを備え、前記電装ボックスが第1分岐通路と第2分岐通路との間に固定されると好ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記収納部及び前記蓋部が難燃性を有するとより好ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記前面パネルの背面に突出してネジ孔が形成される一の突出部を設け、前記収納部及び前記蓋部にそれぞれ設けた第1挿通孔及び第2挿通孔を前記突出部に挿通し、前記ネジ孔にネジを螺合して前記収納部と前記蓋部とを一体に固定すると好ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記前面パネルの背面側に前記制御基板を収納する収納部を一体に形成し、前記収納部を覆う蓋部を設けると好ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記前面パネル及び前記蓋部が難燃性を有するとより好ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記制御回路を実装する実装面が垂直になるように前記制御基板を配置するとともに前記制御回路はコイル及びパワートランジスタを有し、前記コイル及び前記パワートランジスタを前記実装面の下部に配置すると好ましい。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、冷凍サイクルを運転する圧縮機と、冷気を送出する送風機と、前記貯蔵室の温度を検知する温度センサとを備え、前記制御回路により制御される前記電装部品が前記圧縮機、前記温度センサ及び前記送風機を含むと好ましい。
本発明によると、前面パネルの背面に配した断熱材により第1分岐通路及び第2分岐通路を形成して貯蔵室の壁面に取り付けられるダクトユニットを設け、制御基板がダクトユニットの第1分岐通路と第2分岐通路との間に取り付けられる。これにより、貯蔵室内に冷気を容易に行き渡らせることができる。また、第1分岐通路と第2通気通路との間のスペースに制御基板を配置し、制御回路と電装部品とを容易に接続することができる。また、貯蔵室に第1分岐通路及び第2分岐通路を形成する際に貯蔵室に制御基板を取り付けることができる。したがって、貯蔵室の容積効率を低下させることなく冷蔵庫の組立性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態の冷蔵庫の内部を示す正面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す右側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫のダクトユニットを示す側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫のダクトユニットを示す背面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫のダクトユニットの収納部及び蓋部を前面パネルに固定する様子を示す斜視図 本発明の第2実施形態の冷蔵庫のダクトユニットを示す背面図 本発明の第3実施形態の冷蔵庫のダクトユニットを示す側面断面図
<第1実施形態>
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の冷蔵庫の内部を示す正面図であり、図2は冷蔵庫を示す右側面断面図である。図1において矢印は冷気の流れを示している。冷蔵庫1は外箱1bと内箱1cとの間に発泡ウレタン等の発泡断熱材9を充填した断熱箱体1aを有する。断熱箱体1aにより冷蔵庫1の上部に冷凍室2が形成され、冷凍室2の下方に冷蔵室3が形成される。冷凍室2は回動式の扉(不図示)により開閉され、貯蔵物を冷凍保存する。冷蔵室3は回動式の扉(不図示)により開閉され、貯蔵物を冷蔵保存する。
また、外箱1bは塗装鋼板等により形成され、内箱1cの外側を覆う。内箱1cは樹脂成形品により形成され、内箱1cに取り付けられる仕切壁30により冷凍室2及び冷蔵室3が区分けされる。
仕切壁30は側面に連通孔(不図示)が開口し、断熱箱体1aの形成時に連通孔を介して発泡断熱材9が仕切壁30に充填される。これにより、仕切壁30が断熱箱体1aと一体構造になっている。なお、発泡スチロール等の断熱材が予め充填された仕切壁30を内箱1cに取り付けてもよい。
冷蔵室3には貯蔵物を載置する載置棚31が上下に複数段(本実施形態では4段)設けられる。なお、図1では最上段の載置棚31の図示を省略している。載置棚31は冷蔵室3の側壁に設けた支持部材31aによって引き出し可能に支持される。
最下段の載置棚31の下方には上面を開口したケース32が引き出し可能に配される。ケース32は例えば樹脂により形成され、上面の開口を介して貯蔵物の出し入れが行われる。また、冷蔵室3の背壁面にはダクトユニット10が取り付けられるとともに、冷蔵室3内の温度を検知する温度センサ35が設けられる。
冷蔵室3の下部の背後には機械室50が設けられる。機械室50内には圧縮機51が配される。圧縮機51には凝縮器、膨張器(いずれも不図示)及び冷却器6が順に接続され、圧縮機51の駆動によりイソブタン等の冷媒が循環して冷凍サイクルが運転される。これにより、冷却器6が冷凍サイクルの低温側となる。
冷凍室2の後部には背面板8を介して冷気通路7が設けられる。冷蔵室3に配したダクトユニット10にはダンパ(不図示)を介して冷気通路7に連通する冷気通路12が設けられる。冷気通路内7内には冷却器6及び送風機5が設置され、背面板8には複数の吐出口2a及び戻り口2bが開口する。
図3及び図4はダクトユニット10のそれぞれ右側面断面図及び背面図を示している。図4において実線矢印は冷気の流れを示している。ダクトユニット10は前面を覆うABS樹脂等の前面パネル11の背面に正面視コ字状の発泡スチロール等の断熱材13が配される。
前面パネル11は上部から前方に延びる延設部14を有し、延設部14の前端には上方に突出する係合部11eが設けられる。係合部11eを冷蔵室3の天井面に係合し、前面パネル11の下部に挿通されるネジ19を冷蔵室3の背壁上に螺合することによりダクトユニット10が取り付けられる。
前面パネル11の左右の周縁部には後方に向けてリブ11dが立設され、前面パネル11の背面にはリブ11dに対向して上下方向に延びるリブ11f、11gが立設される。リブ11dの後端には複数の係止爪11jが形成される。正面視コ字状の断熱材13は一方のリブ11dとリブ11fとの間及び他方のリブ11dとリブ11gとの間に挿入され、係止爪11jの係止によって前面パネル11に取り付けられる。
断熱材13は前面パネル11上に沿って配される平坦部13aと平坦部13aの周縁から後方に突出する周壁部13bとを有している。対向する周壁部13bの間に冷気が流通する冷気通路12が形成される。ダクトユニット10の上端は周壁部13b上を開口して冷気通路12が冷気通路7(図2参照)に連通するとともに、延設部14上を前方に延びて形成される。延設部14の前面には冷気の吐出口14aが開口する。
また、正面視コ字状の断熱材13によって前面パネル11の後方の冷気通路12には左右に分岐して上下方向に延びる分岐通路12a(第1分岐通路)及び分岐通路12b(第2分岐通路)が形成される。分岐通路12a及び分岐通路12bの外側の周壁部13b上にはそれぞれ吐出口72a及び吐出口72bが開口する。分岐通路12a及び分岐通路12bの下端にはそれぞれ吐出口73a及び吐出口73bが開口する。
前面パネル11の背面には分岐通路12a及び分岐通路12bの間に空間部15が形成される。空間部15の下部には照明装置40及び温度調節ツマミ18が配される。照明装置40は半透明の樹脂から成るランプカバー41と、ランプカバー41の後方に配されるLED(不図示)とを有する。
温度調整ツマミ18は前面パネル11の前面に回転可能に設けられる。温度調整ツマミ18を回転させることにより冷蔵室3の設定温度を変更することができる。
空間部15の上部には制御基板25を収納する電装ボックス20が設けられる。電装ボックス20は背面側に開口部を有して制御基板25が設置される収納部21と、開口部を塞ぐ蓋部22とを有している。収納部21及び蓋部22は、アメリカ保険業者安全試験所(UL:Underwriters Laboratories Inc.)規格のグレードV0の難燃性樹脂により形成される。
制御基板25の実装面25aには圧縮機51、送風機5、温度センサ35、照明装置40等の電装部品を制御する制御回路25bが実装される。制御回路25bはコイル25c及びパワートランジスタ25dを有する。制御回路25bと電装部品とは配線80により接続される。
制御基板25は実装面25aが蓋部22に面して垂直になるように収納部21にネジ等により取り付けられる。この時、コイル25c及びパワートランジスタ25dは実装面25aの下部に配される。これにより、比較的重量及び発熱量の大きいコイル25c及びパワートランジスタ25dを実装面25aの上部に配する場合よりも制御基板25にかかるストレスを低減することができる。したがって、制御基板25の損傷を低減することができる。
リブ11f、11gの側面にはそれぞれ互いに対向するように係合部11hが設けられる。また、収納部21の両側面には係合部11hに係止される係止部21cが設けられる。係止部21cが係合部11hに係止されることにより、収納部21は前面パネル11に取り付けられる。
この時、配線80は蓋部22の下壁の切欠き部(不図示)と収納部21の下壁の切欠き部(不図示)とにより形成された孔部(不図示)から電装ボックス20の外部へ導出される。
図5は、収納部21及び蓋部22を前面パネル11に固定する様子を示す斜視図である。前面パネル11の背面の下部には一つの突出部11aが背方(内箱1c側)に向かって突出して設けられる。突出部11aにはネジ孔11bが形成される。
収納部21及び蓋部22にはそれぞれ下方(図5において右方)に向かって突出する突設部21b、22bが設けられる。突設部21b、22bにはそれぞれ第1挿通孔21a及び第2挿通孔22aが設けられる。第1挿通孔21a及び第2挿通孔22aを突出部11aに挿通した状態で、突出部11aのネジ孔11bにネジ11cを螺合することにより、収納部21と蓋部22とは前面パネル11に一体に固定される。すなわち、収納部21及び蓋部22は前面パネル11の1箇所でネジ止めされる。これにより、収納部21及び蓋部22を容易に前面パネル11に固定することができる。
制御基板25を収納した収納部21は前面パネル11の背面に密着して取り付けられるとともに、収納部21の背面の開口部を閉じた蓋部22は内箱1cに凹設した凹部60の底面61(図3参照)に密着して取り付けられる。これにより、収納部21及び蓋部22を冷蔵室3に確実に取り付けることができる。また、冷蔵室3内の貯蔵スペースを広く確保することができる。
上記構成の冷蔵庫において、送風機5を駆動させると、冷却器6で熱交換により生成された冷気が冷気通路7内を流通し、開口部2aを介して冷凍室2内に吐出される。これにより、冷凍室2内の貯蔵物を冷凍保存することができる。冷凍室2内を流通した冷気は戻り口2bを介して冷却器6に戻る。
冷気通路7を流通する冷気の一部はダンパを介して冷気通路12に流入する。冷気通路12を流通する冷気の一部は吐出口14aを介して冷蔵室3内に流入する。また、冷気は分岐通路12a及び分岐通路12bを流通し、吐出口72a、73a、72b、73bを介して冷蔵室3内に流入する。これにより、冷蔵室3内の全体に冷気が行き渡り、貯蔵物を確実に冷蔵保存することができる。
この時、温度センサ35の入力に基づいて制御基板25の制御回路25bは圧縮機51及び送風機5を制御する。例えば、冷蔵室3内の温度が所定の上限温度(例えば5℃)よりも高くなった場合には制御回路25bは圧縮機51及び送風機5を駆動させる。一方、冷蔵室3の温度が所定の下限温度(例えば3℃)よりも低くなった場合には制御回路25bは圧縮機51及び送風機5を停止させる。
また、制御回路25bは冷蔵室3の扉の開閉を検知する扉センサ(不図示)の入力に基づいて照明装置40を制御する。具体的には、冷蔵室3の扉が開かれると、制御回路25bはLEDに通電して照明装置40を点灯する。これにより、使用者は冷蔵室3内の貯蔵物を容易に視認することができる。また、冷蔵室3の扉が閉じられると、制御回路25bはLEDへの通電を解除して点灯状態の照明装置40を消灯する。
この時、分岐通路12aと制御基板25との間及び分岐通路12bと制御基板25との間には断熱材13が配されているため、制御回路25bの熱による冷気の温度上昇を防止することができる。なお、制御回路25bで発生した熱の前面パネル11を介した冷蔵室3内への侵入量は、扉の開放による外部の熱の侵入量に対して十分に小さい。このため、冷蔵室3内に制御基板25を配置しても、貯蔵物の冷蔵保存上大きな支障はない。
また、発熱量が大きいコイル25c及びパワートランジスタ25dを実装面25aの下部に配置している。これにより、電装ボックス20内において、コイル25cやパワートランジスタ25dにより昇温された空気が電装ボックス20内を上昇して自然対流が発生する。したがって、電装ボックス20上の冷熱が伝えられた領域は自然対流によって伝熱して降温が抑制される。その結果、制御基板25の結露を防止することができる。
また、蓋部22が内箱1cの凹部60の底面61に密着しているため、蓋部22と底面61との間に隙間を設けた場合よりも底面61と冷蔵庫1の外部との温度差が小さくなる。これにより、冷蔵庫1の外部から凹部60への熱侵入量を小さくすることができる。したがって、凹部60の形成により発泡断熱材9の厚みを小さくして凹部60内に蓋部22を配置しても断熱性の低下を防止することができる。
本実施形態によると、前面パネル11の背面に配した断熱材13により分岐通路12a(第1分岐通路)及び分岐通路12b(第2分岐通路)を形成して冷蔵室3(貯蔵室)の壁面に取り付けられるダクトユニット10を設け、制御基板25がダクトユニット10の分岐通路12aと分岐通路12bとの間に取り付けられる。これにより、冷蔵室3内に冷気を容易に行き渡らせることができる。
また、分岐通路12aと分岐通路12bとの間の空間部15に制御基板25を配置し、制御基板25と圧縮機51、温度センサ35、送風機5や照明装置40等の電装部品とを配線80により容易に接続することができる。また、冷蔵室3に分岐通路12a及び分岐通路12bを形成する際に冷蔵室3に制御基板25を取り付けることができる。したがって、冷蔵室3の容積効率を低下させることなく冷蔵庫1の組立性を向上させることができる。
また、一面を開口して制御基板25を収納する収納部21と、収納部21を閉じる蓋部22とを有した電装ボックス20を備え、電装ボックス20が分岐通路12aと分岐通路12bとの間に固定される。これにより、制御基板25をダクトユニット10に容易に取り付けることができる。
また、収納部21及び蓋部22が難燃性を有するため、制御基板25が発火した場合にダクトユニット10外への類焼を防止することができる。したがって、冷蔵庫1の安全性を容易に向上させることができる。
また、前面パネル11の背面に突出してネジ孔11bが形成される一の突出部11aを設け、収納部21及び蓋部22にそれぞれ設けた第1挿通孔21a及び第2挿通孔22aを突出部11aに挿通し、ネジ孔11bにネジ11cを螺合して収納部21と蓋部22とを一体に固定する。これにより、制御基板25をダクトユニット10に容易に取り付けることができる。
また、実装面25aが垂直になるように制御基板25を配置するとともにコイル25c及びパワートランジスタ25dを実装面25aの下部に配置している。これにより、電装ボックス20内において、コイル25cやパワートランジスタ25dにより昇温された空気が電装ボックス20内を上昇して自然対流が発生する。したがって、電装ボックス20上の冷熱が伝えられた領域は自然対流によって伝熱して降温が抑制される。その結果、制御基板25の結露を防止することができる。
また、比較的重量が大きいコイル25c及びパワートランジスタ25dを実装面25aの下部に配置するため、コイル25c及びパワートランジスタ25dを実装面25aの上部に配する場合よりも制御基板25にかかるストレスを低減することができる。これにより、制御基板25の損傷を低減することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図6は本実施形態の冷蔵庫のダクトユニットの背面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図5に示した第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では、収納部23を前面パネル11と一体に形成している点で第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
収納部21と同様な形状の収納部23は前面パネル11の背面側に前面パネル11と一体に形成される。収納部23には制御基板25が収納され、収納部23は蓋部22に覆われる。前面パネル11及び蓋部22は、アメリカ保険業者安全試験所(UL:Underwriters Laboratories Inc.)規格のグレードV0の難燃性樹脂により形成される。また本実施形態では、第1実施形態とは異なり、係合部11h及び係止部21cが省かれている。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、前面パネル11の背面側に制御基板25を収納する収納部23を一体に形成し、収納部23を覆う蓋部22を設けている。これにより、冷蔵庫1の組立性をより向上させることができる。
また、前面パネル11及び蓋部22が難燃性を有するため、制御基板25が発火した場合にダクトユニット10外への類焼を防止することができる。したがって、冷蔵庫1の安全性を容易に向上させることができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図7は本実施形態の冷蔵庫のダクトユニットの側面断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図5に示した第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では、収納部21と前面パネル11との間に隙間から成る空気層Gを設けた点で第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
収納部21はリブ11f、11gの側面にそれぞれ互いに対向するように突出して設けられた突出部(不図示)の背面上に配される。これにより、収納部21と前面パネル11との間には隙間から成る空気層Gが形成される。空気層Gにより、制御回路25bの熱の冷蔵室3内への伝熱を低減することができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、収納部21と前面パネル11との間に形成される空気層Gにより、制御回路25bの熱の冷蔵室3内への伝熱を低減することができる。したがって、制御回路25bの熱による冷蔵室3の温度上昇を一層低減することができる。
なお、第1〜第3実施形態において、ダクトユニット10を冷蔵室3の背壁面に取り付けているが、ダクトユニット10を冷蔵室3の天井壁面や側壁面に取り付けてもよい。
また、第1〜第3実施形態において、内箱1cに凹部60を設けているが、凹部60を設けなくともよい。
本発明は、冷気通路が貯蔵室の壁面に沿って分岐する冷蔵庫に利用することができる。
1 冷蔵庫
1a 断熱箱体
1b 外箱
1c 内箱
2 冷凍室
2a 吐出口
3 冷蔵室
5 送風機
6 冷却器
7 冷気通路
8 背面板
9 発泡断熱材
10 ダクトユニット
11 前面パネル
11a 突出部
11b ネジ孔
11c ネジ
11d リブ
11e 係止部
11f、11g リブ
11h 係合部
12 冷気通路
12a 分岐通路(第1分岐通路)
12b 分岐通路(第2分岐通路)
13 断熱材
14 延設部
14a 吐出口
15 空間部
18 温度調整ツマミ
19 ネジ
20 電装ボックス
21 収納部
21a 第1挿通孔
21b 突設部
21c 係止部
22 蓋部
22a 第2挿通孔
22b 突設部
23 収納部
25 制御基板
25a 実装面
25b 制御回路
25c コイル
25d パワートランジスタ
30 仕切壁
31 載置棚
31a 支持部材
32 ケース
35 温度センサ
40 照明装置
41 照明カバー
50 機械室
51 圧縮器
60 凹部
61 底面
G 空気層

Claims (5)

  1. 貯蔵物を貯蔵する貯蔵室と、前記貯蔵室に吐出される冷気が流通する冷気通路とを備え、前記冷気通路が前記貯蔵室の壁面に沿って分岐する第1分岐通路及び第2分岐通路を有する冷蔵庫において、
    前面を覆う前面パネルの背面に配した断熱材により第1分岐通路及び第2分岐通路を形成して前記貯蔵室の壁面に取り付けられるダクトユニットを設け、
    電装部品を制御する制御回路を有した制御基板が、前記前面パネルの背面側に設けられているとともに、前記ダクトユニットの第1分岐通路の周壁部を形成する前記断熱材と第2分岐通路の周壁部を形成する前記断熱材との間に形成された空間部に取り付けられることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 一面を開口して前記制御基板を収納する収納部と、前記収納部を閉じる蓋部と有した電装ボックスを備え、前記電装ボックスが第1分岐通路と第2分岐通路との間に固定されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記前面パネルの背面に突出してネジ孔が形成される一の突出部を設け、
    前記収納部及び前記蓋部にそれぞれ設けた第1挿通孔及び第2挿通孔を前記突出部に挿通し、前記ネジ孔にネジを螺合して前記収納部と前記蓋部とを一体に固定したことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記前面パネルの背面側に前記制御基板を収納する収納部を一体に形成し、前記収納部を覆う蓋部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  5. 前記制御回路を実装する実装面が垂直になるように前記制御基板を配置するとともに前記制御回路はコイル及びパワートランジスタを有し、前記コイル及び前記パワートランジスタを前記実装面の下部に配置したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
JP2014151988A 2014-07-25 2014-07-25 冷蔵庫 Active JP6466664B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014151988A JP6466664B2 (ja) 2014-07-25 2014-07-25 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014151988A JP6466664B2 (ja) 2014-07-25 2014-07-25 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016031152A JP2016031152A (ja) 2016-03-07
JP6466664B2 true JP6466664B2 (ja) 2019-02-06

Family

ID=55441648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014151988A Active JP6466664B2 (ja) 2014-07-25 2014-07-25 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6466664B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0523580U (ja) * 1991-09-04 1993-03-26 日通工株式会社 電子回路基板の接地構造
JPH09113127A (ja) * 1995-10-16 1997-05-02 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP3370956B2 (ja) * 1999-07-27 2003-01-27 松下冷機株式会社 冷蔵庫
JP2001221548A (ja) * 2000-02-09 2001-08-17 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷蔵ショーケースの電源制御装置
US6634181B2 (en) * 2001-08-31 2003-10-21 Lg Electronics Inc. Cooling air supply apparatus of refrigerator
JP2003106734A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
JP2005300092A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫制御基板の収納装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016031152A (ja) 2016-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6799744B2 (ja) 冷蔵庫
KR101680382B1 (ko) 모듈식 냉장고
EP2549217B1 (en) Refrigerator
JP6706749B2 (ja) 冷蔵庫
RU2558939C2 (ru) Электрический бытовой прибор
JP2010216747A (ja) 冷却庫
CN107120894B (zh) 变容积冷冻冷藏风冷式制冷设备
JP2008089279A (ja) 冷蔵庫
JP6466664B2 (ja) 冷蔵庫
JP2005299936A (ja) 冷蔵庫
WO2020134954A1 (zh) 冰箱
EP3591319A1 (en) Refrigerator
JP2007064497A (ja) 冷却貯蔵庫
JP4552800B2 (ja) 冷蔵庫
JP2008111640A (ja) 冷蔵庫
JP2007057131A (ja) 冷蔵庫
JP7204520B2 (ja) 冷蔵庫
CN107636409B (zh) 冷藏库
CN107120892B (zh) 变容积风冷式制冷设备
JP6803530B2 (ja) 冷蔵庫
JP6688951B2 (ja) 冷蔵庫
JP2005069646A (ja) 冷蔵庫
JP6442705B2 (ja) 冷蔵庫
JP7079063B2 (ja) 冷蔵庫
JP2007139317A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181015

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20181022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6466664

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150