JP6462382B2 - 係合ピン及び係合ピンを有する釣り用リールの往復移動機構 - Google Patents

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Description

本発明は、交差する螺旋状溝を有する釣り用リールのウォーム軸に係合する釣り用リールの係合ピン及び係合ピンを備える釣り用リールの往復移動機構に関する。
釣り用リールには、釣り糸はスプールに均一の巻き付けるために、ウォーム軸とウォーム軸に係合する係合ピンとを有する往復移動機構が設けられる(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。従来の係合ピンの先端の係合部は、ウォーム軸に形成された交差する螺旋状溝との係合によって摩耗する。この摩耗を防止するために、特許文献1では、金属を切削加工し、硬質の表面処理を施して係合ピンを製造している。また、特許文献2では、セラミックの焼結加工によって係合ピンを製造している。
登録実用新案第2585219号公報 実公平4−44913号公報
螺旋状溝に係合ピンを係合させるためには、係合部の形状の精度が十分ではないと、係合ピンが、がたつくことがある。従来の係合ピンでは、摩耗しにくくするために金属の切削加工またはセラミックの焼結加工によって、係合ピンを製造している。このため、係合ピンの係合部の形状を精度よく安定させることが困難である。
本発明の課題は、往復移動機構の係合ピンの係合部の形状を精度よく安定させることにある。
本発明に係る釣り用リールの係合ピンは、交差する螺旋状溝を有する釣り用リールのウォーム軸に係合する。係合ピンは、軸部と、軸部の一端に一体回動可能に設けられ、螺旋状溝に係合する係合部と、を備える。少なくとも係合部が合成樹脂製である。
この係合ピンでは、ウォーム軸の螺旋状溝に係合する少なくとも係合部が射出成形によって形成可能な合成樹脂製である。この射出成形によって、往復移動機構の係合ピンの係合部の形状を精度よく安定させることができる。
軸部と係合部は、一体形成された合成樹脂製であってもよい。この場合には、係合ピンの製造が容易である。また、摺動性能が高い合成樹脂を用いることによって、係合ピンの軸回りの回動性能を高めることができる。
係合ピンは、軸部と係合部との間に設けられ、軸部よりも小径のくびれ部をさらに備えてもよい。この場合には軸部とくびれ部との段差で係合ピンのウォーム軸に近づく方向の軸方向位置を位置決めできる。このため、係合部の先端と螺旋状溝の底部との隙間を一定に保ちやすい。
係合部は、一端から離れるに連れて厚みが薄くなり、先端に螺旋状溝の底部に係合する円弧状に凹んだ係合凹部を有してもよい。この場合には、係合凹部と底部との間隔を一定に維持して、係合ピンをスムーズに移動させることができる。
軸部は、非円形であってもよい。この場合には、軸部の軸方向に直交する断面が非円形であるので、円形の孔に配置される係合ピンと孔との間に隙間を形成できる。このため、軸方向に沿って分割された二つ割りの金型で成形するときに、隙間が形成される部分に2つの型の分割面を配置することによって、バリが発生しても、円形の孔に配置される係合ピンの精度に影響を与えにくくなる。
軸部の軸方向に直交する断面は、少なくとも1つの平坦部を有してもよい。この場合には、平坦部は単純な形状であるので、金型の分割部に平坦部となる部分を形成しやすい。
軸部は、軸方向に沿って設けられた第1平坦面を有してもよい。この場合には、第1平坦面はさらに単純な形状であるので、金型の分割部に第1平坦面となる部分を形成しやすい。
軸部は、第1平坦面と平行な第2平坦面をさらに有してもよい。この場合には、第1平坦面及び第2平坦面となる部分を金型の分割部に配置することによって、係合ピンを製造する際に、分割部に生じるおそれがあるバリによる影響を受けにくくなる。
本発明の別の発明に係る釣り用リールの往復移動機構は、釣り用リールのウォーム軸と、回転駆動機構と、上記の係合ピンと、を備える。ウォーム軸は、交差する螺旋状溝を有する。回転駆動機構は、ウォーム軸を回転駆動させる。係合ピンは、螺旋状溝に係合し、ウォーム軸の回転に従って、ウォーム軸の軸方向に沿って往復移動する。
この往復移動機構では、回転駆動機構によってウォーム軸が回転すると、螺旋状溝に係合する係合ピンがウォーム軸の軸方向に沿って往復移動する。この係合ピンの螺旋状溝に係合する少なくとも係合部が合成樹脂製であるので、上記作用効果を奏する。
本発明によれば、往復移動機構の係合ピンの係合部の形状を精度よく安定させることができる。
本発明の第1実施形態が採用された釣り用リールである両軸受リールの斜視図。 両軸受リールの平面断面図。 レベルワインド機構の断面図。 レベルワインド機構の斜視図。 係合ピンの側面図及び断面図。 係合ピンの平面図。 トルク制限装置の断面図。 トルク制限装置の断面拡大図。 本発明の第2実施形態が採用された釣り用リールであるスピニングリールの側面断面図。 オシレーティング機構の断面図。 オシレーティング機構の分解斜視図。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態に係る釣り用リールの係合ピン及び往復移動機構について、図面を参照しつつ説明する。第1実施形態では釣り用リールは、両軸受リール100である。なお、以下の説明において、「前」とは釣り糸を繰り出す方向を示し、具体的には図2の上及び図9の左が「前」である。
<両軸受リールの概略構成>
図1及び図2に示すように、本実施形態の第1実施形態を採用した両軸受リール100は、前方(図1の左上方向)へ釣り糸を繰り出す。両軸受リール100は、ハンドル2が回転自在に設けられるリール本体1と、回転駆動機構3と、スプール4と、レベルワインド機構50(往復移動機構の一例)と、を備える。
図1に示すように、リール本体1は、第1側板11と、第2側板12と、複数の連結部13と、装着部14とを有する。第1側板11と第2側板12とは、互いに対向している。図2に示すように、第1側板11と第2側板12とによって、スプール軸41を支持する。
図1に示すように、各連結部13は、第1側板11と第2側板12とを連結する。装着部14は、前後方向に延びており、釣竿に装着されるように構成される。各連結部13のうち、少なくとも1つの連結部13が、装着部14に固定される。
図2に示すように、ハンドル2は、第1側板11の外側面に回転可能に装着される。ハンドル2を回転操作することによって、回転駆動機構3を介して、スプール4及びレベルワインド機構50を駆動する。
回転駆動機構3は、ハンドル2の回転をスプール4、及びレベルワインド機構50に伝達する機構である。回転駆動機構3は、第1側板11内に設置される。回転駆動機構3は、駆動軸31、駆動ギア32、ピニオンギア33、第1ギア34、及び第2ギア35を有する。
駆動軸31は、ハンドル2と連結されており、ハンドル2と一体的に回転する。なお、駆動軸31は、ワンウェイクラッチ36によって、糸繰り出し方向への回転が禁止される。駆動ギア32は、駆動軸31に回転自在に装着され、ドラグ機構29を介して駆動軸31と一体的に回転する。ピニオンギア33は、駆動ギア32にかみ合う。なお、ピニオンギア33は筒状である。第1ギア34は、駆動軸31に装着され、駆動軸31と一体的に回転する。第2ギア35は、第1ギア34に噛み合う。
スプール4は、第1側板11と第2側板12との間に配置されている。スプール4は、ハンドル2の回転によって、外周面に釣り糸が巻き付けられる。スプール4は、一体回転可能なスプール軸41を有する。
スプール軸41は、軸受部材を介して、第1側板11及び第2側板12に回転可能に支持される。スプール軸41の第1側板11側の端部が、ピニオンギア33内を貫通する。スプール軸41は、クラッチ機構を介してピニオンギア33と係合している。クラッチ機構をクラッチオン状態にすると、スプール軸41とピニオンギア33とは、互いに係合して一体的に回転可能となる。また、クラッチ機構をクラッチオフ状態にすると、スプール軸41とピニオンギア33との係合が解除され、互いに独立して相対的に回転可能となる。詳細には、ピニオンギア33は、スプール軸41に貫通するクラッチピン42を介して、スプール軸41に係合したり、その係合が解除されたりする。ピニオンギア33は、図2の左側に移動すればクラッチピン42と係合し、図2の右側に移動すればクラッチピン42との係合が解除される。
<レベルワインド機構の構成>
図2、図3、及び図4において、レベルワインド機構50は、釣り糸をスプール4上に均一に巻きつけるために往復移動する機構である。レベルワインド機構50は、ウォーム軸5、案内部材6、係合ピン7、釣り糸ガイド8、蓋部材9、及びトルク制限機構10を有する。
<ウォーム軸>
図2に示すように、ウォーム軸5は、円柱状に形成されており、外周面に交差する螺旋状溝5aを有する。ウォーム軸5は、スプール軸41と実質的に平行に配置される。また、ウォーム軸5は、第1側板11と第2側板12との間を延びる。
ウォーム軸5の第1端部5bは、第1側板11に回転可能に支持される。ウォーム軸5の第1端部5bは、軸受部材を介して、第1側板11に支持されてもよい。また、ウォーム軸5の第2端部5cは、第2側板12に回転可能に支持される。ウォーム軸5の第2端部5cは、軸受部材を介して、第2側板12に支持されてもよい。
ウォーム軸5の第1端部5bには、上述した第2ギア35が装着される。ウォーム軸5は、第2ギア35と一体的に回転可能である。ウォーム軸5は、ハンドル2の回転に連動して回転する。詳細には、ハンドル2を回転させると、駆動軸31及び第1ギア34を介して、第2ギア35が回転し、この結果、ウォーム軸5が回転する。
<案内部材>
案内部材6は、釣り糸を挿通可能な釣り糸ガイド8を案内するための部材である。案内部材6は、円筒状に形成されており、ウォーム軸5の外周側に配置される。案内部材6は、ウォーム軸5と実質的に平行に延びる。また、案内部材6は、第1側板11と第2側板12との間を延びる。案内部材6の第1端部は、第1側板11に回転不能に支持される。また、案内部材6の第2端部は、第2側板12に回転不能に支持される。
図1及び図3に示すように、案内部材6は、窓部6aを有する。窓部6aは、係合ピン7が螺旋状溝5aと係合することを可能とする。窓部6aは、案内部材6の長手方向に沿って形成される。つまり、窓部6aは、ウォーム軸5に沿って形成されている。窓部6aは、両軸受リール100の使用時において、下方に開口する。
<係合ピン>
図3、図5及び図6に示すように、係合ピン7は、ウォーム軸5の螺旋状溝5aに係合するように構成される。係合ピン7は、窓部6aを介して、案内部材6の外部から案内部材6の内部へと延びる。係合ピン7は、軸部7aと、係合部7b、くびれ部7cと、を有する。係合ピン7は、少なくとも係合部7bが、例えば、ポリアセタール、ポリアミド樹脂などの合成樹脂製である。第1実施形態では、係合ピン7は軸部7aを含む全体が合成樹脂製である。軸部7aは、図5の断面X−Xに示すように、軸方向に直交する断面7dが非円形である。断面7dは、少なくとも一つの平坦部7eを有する。平坦部7eは、軸方向に沿って配置される少なくとも第1平坦面7fを含む。第1実施形態では、平坦部7eは、第1平坦面7fと、第1平坦面7fと平行な第2平坦面7gと、を含む。
係合ピン7を、軸方向に分割された二つ割りの金型で製造する場合、金型の分割部に第1平坦面7f及び第2平坦面7gを配置する。これによって、金型の分割部でバリが生じにくく、仮に、バリが生じても、蓋部材9の後述するピン装着部9bの内周面に接触しにくくなる。このため、レベルワインド機構50がバリによる影響を受けにくくなる。
係合部7bは、軸部7aの一端に一体回動可能に設けられる。係合部7bは、螺旋状溝5aと係合するように構成される。軸部7aと係合部7bとは、一体的に形成されている。係合部7bは、軸部7aの一端から離れるに連れて厚みが薄くなり、先端に螺旋状溝5aの底部5dに係合する円弧状に凹んだ係合凹部7hを有する。
<釣り糸ガイド>
図3及び図4に示すように、釣り糸ガイド8は、ウォーム軸5に沿って摺動する。詳細には、釣り糸ガイド8は、ウォーム軸5に沿って往復移動する。釣り糸ガイド8は、案内部材6によって案内される。釣り糸ガイド8は、第1貫通孔8a及び第2貫通孔8bを有する。
第1貫通孔8aは、係合ピン7の軸部7aを回動可能に収容するための孔である。第1貫通孔8aの断面は、円形状に形成されている。第1貫通孔8aの内周面の少なくとも一部には、雌ネジ部8cが形成されている。第1貫通孔8aは、第2貫通孔8bと連通している。
第2貫通孔8bは、ウォーム軸5に沿って延びている。第2貫通孔8b内を案内部材6が貫通している。第2貫通孔8bの内周面は、案内部材6の外周面と接触している。これによって、釣り糸ガイド8は、案内部材6に案内されている。なお、第2貫通孔8bの断面は、円形状に形成されている。
釣り糸ガイド8は、釣り糸を案内するための釣り糸案内部8dを有する。釣り糸は、スプール4から釣り糸案内部8dを通って前方に延びる。なお、釣り糸案内部8dは、釣り糸ガイド8を貫通する孔であって、縦長形状に形成されている。
<蓋部材>
図3に示すように、蓋部材9は、蓋側板9aと、ピン装着部9bとを有する。蓋側板9aは、第1貫通孔8aの一端を覆うように構成されている。ピン装着部9bは、円筒状に形成されており、蓋側板9aから延びる。ピン装着部9bは、第1貫通孔8a内に収容される。また、ピン装着部9bは、第1貫通孔8aの内周面と係合ピン7の外周面との間に配置される。詳細には、ピン装着部9bは、第1貫通孔8aの内周面と軸部7aの外周面との間に配置されている。ピン装着部9bは、係合ピン7を回動可能に収容する。
係合ピン7の軸部7aは、ピン装着部9b内に収容される。ピン装着部9bの内径は、係合ピン7の軸部7aの外径とほぼ同じ寸法に設計されている。詳細には、係合ピン7の軸部7aがピン装着部92内において軸回りに回動可能となる程度に、軸部7aの外径は、ピン装着部9bの内径よりも小さい。
ピン装着部9bは、外周面の少なくとも一部に、雄ネジ部9cが形成されている。この雄ネジ部9cが、第1貫通孔8aの内周面に形成された雌ネジ部8cに螺合する。すなわち、ピン装着部9bは、釣り糸ガイド8に固定されており、係合ピン7を保持している。この蓋部材9の外側面は、図3から分かるように、釣り糸ガイド8の外側面と滑らかに連続している。
<トルク制限機構>
図2に示すように、トルク制限機構10は、回転駆動機構3とウォーム軸5との間に配置される。トルク制限機構10は、回転駆動機構3からウォーム軸5に伝達される回転トルクを制限する。言い換えれば、トルク制限機構10は、ウォーム軸5を回転させる回転駆動力を制限する。本実施形態では、トルク制限機構10は、駆動軸31と第1ギア34との間に配置される。図7及び図8に示すように、トルク制限機構10は、駆動軸31に配置される一対のピン部材51及び付勢部材52と、第1ギア34に形成される少なくとも一つの係止凹部53と、を有する。付勢部材52は、例えばコイルバネであり、一対のピン部材51を第1ギア34に向けて付勢する。係止凹部53は、第1ギア34の内周面に形成されている。この実施形態では、係止凹部53は、周方向に間隔を隔てて4つ設けられている。
駆動軸31には、ピン部材51を進退自在に装着可能な貫通孔31aが直径方向に貫通して形成されている。ピン部材51は、半球砲弾形状の曲面を有する頭部51aと頭部51aより小径の軸部51bと、を有する。ピン部材51は、貫通孔31a内において、頭部51aが係止凹部53に向けて配置される。付勢部材52は、一対のピン部材51の軸部51bの外周側に配置され、一対の頭部51aの間に圧縮状態で配置される。図7に拡大して示すように、係止凹部53は、第1ギア34の矢符Rで示す糸巻取方向の回転方向下流側に直線的な斜面53aを有し、回転方向上流側に円筒面53bを有する。したがって、通常は、斜面53aをピン部材51が押圧して駆動軸31の回転が第1ギア28に伝達される。これにより、レベルワインド機構15に異物が挟まったときに、ハンドル2を強く回して、第1ギア28に無理な力が作用すると、ピン部材51が貫通孔31a内に退入し、駆動軸31が空転し、第1ギア28が破損しにくくなる。頭部51aと接触する係止凹部53の接触面(斜面53a及び円筒面53b)は、図8に示すように、駆動軸31の軸芯に対して交差する傾斜面53cを有している。傾斜面53cは、駆動ギア32側に向かって駆動軸31の軸芯に徐々に近づくように傾いている。第1ギア34を型成形で製造する場合、金型の抜きテーパを利用して傾斜面53cとしてもよい。これにより、ピン部材51が第1ギア34を押圧するときに、当接部31bに第1ギア34を押圧する力が発生し、回転時に第1ギア34が、がたつきにくくなる。
<レベルワインド機構の動作>
次に、上述したように構成されたレベルワインド機構50の動作について説明する。
ハンドル2を回転させると、駆動軸31、第1ギア34、及び第2ギア35を介して、ウォーム軸5が回転する。このウォーム軸5の回転によって、係合ピン7がウォーム軸5に沿って往復移動する。係合ピン7は蓋部材9に回動可能に保持されており、蓋部材9は釣り糸ガイド8に固定されているため、釣り糸ガイド8も係合ピン7とともにウォーム軸5に沿って往復移動する。この結果、釣り糸ガイド8の釣り糸案内部83によって案内される釣り糸が、スプール4上に均一に巻かれる。
この係合ピン7の係合部7bがウォーム軸5の螺旋状溝5aに摺動するとき、係合部7bが合成樹脂製であるため、係合部7bの形状を精度よく安定させることができる。また、回転駆動機構3とウォーム軸5との間にトルク制限機構10を設けたので、係合部7bに作用するせん断力を制限でき、係合ピン7の長寿命化を図れる。
<第2実施形態>
第2実施形態では、釣り用リールは、図9に示すように、スピニングリール200である。本発明の第2実施形態を採用したスピニングリール200は、釣り糸を前方に繰り出す。スピニングリール200は、ハンドル102が回転自在に設けられるリール本体101と、回転駆動機構103と、スプール軸141を有するスプール104と、ロータ130と、オシレーティング機構150(往復移動機構の一例)と、を備える。
<スピニングリールの概略構成>
リール本体101は、ハンドル102及びロータ130を回転自在に支持する。また、リール本体101は、スプール104を前後に往復移動可能に支持する。ハンドル102は、左右方向の軸回りに回転自在に支持される。回転駆動機構103は、ハンドル102の回転をロータ130及びオシレーティング機構150に伝達する。回転駆動機構103は、ハンドル102と一体回転可能に連結される駆動軸131と、駆動ギア132と、ピニオンギア133と、を有する。駆動ギア132は、フェースギア歯を有し、駆動軸131と左右の軸回りに一体回転する。ピニオンギア133は筒状のギアであり、駆動ギア132に噛み合う。ピニオンギア133の内周部には、スプール軸141が貫通する。ロータ130は、ピニオンギア133に一体回転可能に連結される。ロータ130は、スプール104の周囲を回転してスプール104に釣り糸を巻き付ける。
スプール104は、ロータ130の前部に配置される。スプール104は、スプール軸141とともに前後移動しながら、ロータ130によって外周に釣り糸が巻き付けられる。スプール軸141は、先端にスプール104が連結され、ピニオンギア133の中心部を貫通して配置される。スプール軸141は、基端に連結されたオシレーティング機構150によって、ピニオンギア133の内部を前後に往復移動する。
<オシレーティング機構の構成>
オシレーティング機構150は、ハンドル102の回転によって、スプール軸141を介して、スプール104を前後方向に往復移動させる。オシレーティング機構150は、スプール104に釣り糸を均一に巻き付けるために設けられる。オシレーティング機構150は、図10及び図11に示すように、ウォーム軸105と、係合ピン107と、スライダ156と、トルク制限機構110(図11参照)と、中間ギア160と、一対のガイド軸162a,162bと、を有する。なお、後述するように、スライダ156に、係合ピン107が回動自在に収容される。(図10参照)。
<ウォーム軸>
ウォーム軸105は、リール本体101に装着されたハンドル102の巻取り操作に連動して回転する。図10及び図11に示すように、ウォーム軸105は、スプール軸141の下方で、スプール軸41と平行に配置されている。ウォーム軸105は、前後方向に沿うように、配置される。ウォーム軸105の両端部は、例えば転がり軸受を介して、リール本体101に回転自在に支持される。また、ウォーム軸105は、交差する螺旋状溝105aを外周面に有する。ウォーム軸105の先端には、中間ギア160が連結される大径の連結部105gが形成される。
<係合ピン>
係合ピン107は、第2実施形態では、図10に示すように、軸部107aは金属製であるが、係合部107b及びくびれ部107cは合成樹脂製である。したがって、軸部107aは、断面が円形である。軸部107aの係合部17b側の一端にはくびれ部107cに嵌合する嵌合凹部107eが形成される。軸部107aの他端には、抜け止め部材158に嵌合する円形突起107fが形成される。くびれ部107cには嵌合凹部107eに固定される嵌合凸部107gが形成される。嵌合凸部107gは、嵌合凹部107eに接着によって固定されてもよいが、インサート成形によって固定されてもよい。
<スライダ>
スライダ156は、ウォーム軸105に沿って前後方向に移動する。図3に示すように、スライダ156は、係合ピン107を回動自在に収容するスライダ本体156aと、係合ピン107を抜け止めする抜け止め部材158とを有する。スライダ本体156aは、スプール軸連結部156b、係合ピン装着部156cと、一対のガイド部156dと、を有する。係合ピン107を抜け止めする抜け止め部材158を有する。
スプール軸連結部156bには、スプール軸141の後端部が回転不能にネジ止め固定される。係合ピン装着部156cには、係合ピン107が回動可能に装着される。一対のガイド部156dには、スライダ本体156aを前後方向に案内する一対のガイド軸162a、162bが嵌合する。抜け止め部材158は、スライダ本体156aにネジ止めされる。
図10及び図11に示すように、係合ピン装着部156cは、概ね筒状の部分である。係合ピン装着部156cに係合ピン107の軸部107aが回動可能に装着される。係合ピン107は、係合ピン装着部156cに装着されると、軸方向の移動が規制される。
<中間ギア>
図11に示すように、中間ギア160は、ウォーム軸105の先端にトルク制限機構110を介して連結される。中間ギア160は、ピニオンギア133に噛み合う。中間ギア23は、非円形係合によって、ウォーム軸105の前端に一体回転可能に装着される。ハンドル102の回転は、駆動ギア132,ピニオンギア133を介して中間ギア160に伝達される。
<トルク制限機構>
図11に示すように、トルク制限機構110は、回転駆動機構103からウォーム軸105に伝達される回転トルクを制限する。言い換えれば、トルク制限機構110は、ウォーム軸105を回転させる回転駆動力を制限する。第2実施形態では、トルク制限機構110は、中間ギア160とウォーム軸105との間に配置される。トルク制限機構110は、基本的には図7及び図8に両軸受リール100のトルク制限機構10と同じ構成である。トルク制限機構119は、図11に示すように、ウォーム軸105の連結部105gに配置される一対のピン部材151及び付勢部材152と、中間ギア160に形成される少なくとも一つの係止凹部153と、を有する。付勢部材152は、例えばコイルバネであり、一対のピン部材151を中間ギア160に向けて付勢する。係止凹部153は、中間ギア60の内周面に形成されている。この実施形態では、係止凹部153は、周方向に間隔を隔てて4つ設けられている。その他のトルク制限機構110の構成も第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
<オシレーティング機構の動作>
次に、上述したように構成されたオシレーティング機構150の動作について説明する。
ハンドル102を回転させると、駆動軸131、ピニオンギア133、及び中間ギア160を介して、ウォーム軸105が回転する。このウォーム軸105の回転によって、係合ピン107がウォーム軸105に沿って往復移動する。係合ピン107はスライダ156に回動可能に保持されており、スライダ156はスプール軸141に固定されているため、スプール104が係合ピン107とともにウォーム軸105に沿って往復移動する。この結果、ロータ130に対してスプール104が前後に往復移動し、スプール104に案内される釣り糸が、スプール104上に均一に巻かれる。
この係合ピン107の係合部107bがウォーム軸105の螺旋状溝105aに摺動するとき、係合部107bが合成樹脂製であるため、係合部107bの形状を精度よく安定させることができる。また、ウォーム軸105に装着される中間ギア160とウォーム軸105との間にトルク制限機構110を設けたので、係合部107bに作用するせん断力を制限でき、係合ピン107の長寿命化を図れる。
<特徴>
上記実施形態は、下記のように表現可能である。
(A)両軸受リール100(又はスピニングリール200)の係合ピン7(又は107)は、交差する螺旋状溝5a(又は105a)を有する釣り用リールのウォーム軸5(又は105)に係合する。係合ピン7(又は107)は、軸部7a(又は107a)と、軸部7a(又は107a)の一端に一体回動可能に設けられ、螺旋状溝5a(又は105a)に係合する係合部7b(又は107b)と、を備える。少なくとも係合部7b(又は107b)が合成樹脂製である。
この係合ピン7(又は107)では、ウォーム軸5(又は105)の螺旋状溝5a(又は105a)に係合する少なくとも係合部7b(又は107b)が射出成形によって形成可能な合成樹脂製である。この射出成形によって、係合ピン7(又は107)の係合部7b(又は107b)の形状を精度よく安定させることができる。
(B)軸部7a(又は107a)と係合部7b(又は107b)は、一体形成された合成樹脂製である。この場合には、係合ピン7(又は107)の製造が容易である。また、摺動性能が高い合成樹脂を用いることによって、係合ピン7(又は107の軸回りの回動性能を高めることができる。
(C)係合ピン7(又は107)は、軸部7a(又は107a)と係合部7b(又は107b)との間に設けられ、軸部7a(又は107a)よりも小径のくびれ部7c(又は107c)をさらに備える。この場合には軸部7a(又は107a)とくびれ部7c(又は107c)との段差で係合ピン7(又は107)のウォーム軸5(又は105)に近づく方向の軸方向位置を位置決めできる。このため、係合部7b(又は107b)の先端と螺旋状溝5a(105a)の底部との隙間を一定に保ちやすい。
(D)係合部7b(又は107b)は、一端から離れるに連れて厚みが薄くなり、先端に螺旋状溝5a(又は105a)の底部に係合する円弧状に凹んだ係合凹部7h(又は107h)を有する。この場合には、係合凹部7h(又は107h)と底部との間隔を一定に維持して、係合ピン7(又は107)をスムーズに移動させることができる。
(E)軸部7aは、非円形である。この場合には、軸部7aの軸方向に直交する断面7dが非円形であるので、円形の孔に配置される係合ピン7と係合ピン7の装着部との間に隙間を形成できる。このため、軸方向に沿って分割された二つ割りの金型で成形するときに、隙間が形成される部分に2つの型の分割面を配置することによって、バリが発生しても、円形の孔に配置される係合ピン7の精度に影響を与えにくくなる。
(F)軸部7aの軸方向に直交する断面7dは、少なくとも1つの平坦部7eを有する。この場合には、平坦部7eは単純な形状であるので、金型の分割部に平坦部7eとなる部分を形成しやすい。
(G)軸部7aは、軸方向に沿って設けられた第1平坦面7fを有する。この場合には、第1平坦面7fはさらに単純な形状であるので、金型の分割部に第1平坦面7fとなる部分を形成しやすい。
)(H)軸部7aは、第1平坦面7fと平行な第2平坦面7gをさらに有する。この場合には、第1平坦面7f及び第2平坦面7gとなる部分を金型の分割部に配置することによって、係合ピン7を製造する際に、分割部に生じるおそれがあるバリによる影響を受けにくくなる。
(I)両軸受リール100(又はスピニングリール200)のレベルワインド機構50(又はオシレーティング機構150)は、両軸受リール100(又はスピニングリール200)のウォーム軸5(又は105)と、回転駆動機構3(又は103)と、上記の係合ピン7(又は107)と、を備える。ウォーム軸5(又は105)は、交差する螺旋状溝5a(又は105a)を有する。回転駆動機構3(又は103)は、ウォーム軸5(又は105)を回転駆動させる。係合ピン7(又は107)は、螺旋状溝5a(又は105a)に係合し、ウォーム軸5(又は105)の回転に従って、ウォーム軸5(又は105)の軸方向に沿って往復移動する。
このレベルワインド機構50(又はオシレーティング機構150)では、回転駆動機構3(又は103)によってウォーム軸5(又は105)が回転すると、螺旋状溝5a(又は105a)に係合する係合ピン7(又は107)がウォーム軸5(又は105)の軸方向に沿って往復移動する。この係合ピン7(又は107)の螺旋状溝5a(又は105a)に係合する少なくとも係合部7b(又は107b)が合成樹脂製であるので、上記作用効果を奏する。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
(a)上記実施形態では、両軸受リール100及びスピニングリール200に用いられる係合ピン7(又は107)及びレベルワインド機構50(又はオシレーティング機構150)を例に本発明を説明したが、電動リール等のその他の釣り用リールの係合ピン及び往復移動機構にも本発明を適用できる。
(b)第1実施形態では、両軸受リール100において、ハンドル2の糸巻取方向の回転のみ動作するレベルワインド機構50を例に本発明を説明した、本発明はこれに限定されない。スプールの回転に連動して動作するレベルワインド機構にも本発明を適用できる。この場合、トルク制限機構をスプールとウォーム軸の間に配置してもよい。
3、103 回転伝達機構
4、104 スプール
5、105 ウォーム軸
5a、105a 螺旋状溝
7、107 係合ピン
7a、107a 軸部
7b、107b 係合部
7c、107c くびれ部
7d 断面
7h、107h 係合凹部
7e 平坦部
7f 第1平坦面
7g 第2平坦面
10、100 トルク制限機構
50 レベルワインド機構
100 両軸受リール
150 オシレーティング機構
200 スピニングリール

Claims (3)

  1. 円形の孔を有するピン装着部に配置され、交差する螺旋状溝を有する釣り用リールのウォーム軸に係合する釣り用リールの係合ピンであって、
    前記円形の孔に配置された合成樹脂製の軸部と、
    前記軸部と一体形成された合成樹脂製であり、前記軸部の一端に一体回動可能に設けられ、前記螺旋状溝に係合するように、前記軸部の一端から離れるに連れて厚みが薄くなり、先端に前記螺旋状溝の底部に係合する円弧状に凹んだ係合凹部を有する係合部と、
    を備え、
    前記軸部は、軸方向に沿って設けられた第1平坦面と、前記第1平坦面と平行かつ平面視において前記第1平坦面と前記軸部の径方向に重なる第2平坦面と、を有し、
    前記第1平坦面及び前記第2平坦面は、前記軸部の軸方向全長に亘って設けられ、前記係合部の前記係合凹部の円弧の両先端、及び、前記係合凹部の凹部後端を通る面と、前記第1平坦面及び前記第2平坦面と平行な面とは、互いに直交している、釣り用リールの係合ピン。
  2. 前記軸部と前記係合部との間に設けられ、前記軸部よりも小径のくびれ部をさらに備える、請求項1に記載の釣り用リールの係合ピン。
  3. 釣り用リールの往復移動機構であって、
    交差する螺旋状溝を有する釣り用リールのウォーム軸と、
    前記ウォーム軸を回転駆動させる回転駆動機構と、
    螺旋状溝に係合し、前記ウォーム軸の回転に従って、前記ウォーム軸の軸方向に沿って往復移動する、請求項1又は2に記載の係合ピンと、
    を備えた釣り用リールの往復移動機構。
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