JP6462338B2 - アミノ糖誘導体を含有する化粧料 - Google Patents

アミノ糖誘導体を含有する化粧料 Download PDF

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Description

本発明は、特定のアミノ糖誘導体を含有する化粧料に関するもので、皮膚化粧料に配合した場合、優れた保湿効果と感触向上性を示し、毛髪化粧料に配合した場合、毛髪を太く、かつ柔らかくする毛髪リペア効果を有し、保湿性にも優れ、感触も向上させる効果を有する。
毛髪は、紫外線、遊離塩素等の生活環境や、ヘアケア、ヘアメイク等の人為行動により多くの損傷を受けている。損傷を受けた毛髪の洗髪では、シャンプー主成分である界面活性剤により毛髪の皮脂や毛髪構成蛋白質までが溶出し、毛髪が弱体化する事が知られている。
また、近年コールドパーマ、ヘアカラー、ヘアブリーチ等の頻度が増え、薬剤による化学的処理も毛髪の構成蛋白質の溶出や構造変化を促進し、損傷に拍車をかけている。
このような弱体化した損傷毛や、生まれつき細く柔らかい毛髪は、ボリューム感がないためスタイリングしずらいという問題を有している。
スタイリング性は、女性にとってはヘアメイク行動上特に重要な要素であり、毛髪にボリューム感を与える化粧料、化粧法は以前より開発され、報告されてきたが、その効果は十分なものではなかった。
一方、アミノ糖の化粧品利用としては、アルキルアミノ糖及びその塩の化粧品利用に関して、特許文献1〜特許文献3に開示されている。同物質は皮膚に対して滑らかさ、しっとりさ、角質柔軟効果、皮膚改善効果を与え、毛髪に対しては、つや、しなやかさ、髪の仕上がり感をあげ、櫛通りを良くするものであることが開示されている。
アミノ糖の窒素原子にカルボキシアルキル化した化合物に関しては、特許文献4及び特許文献5に記載されているが、起泡力、界面活性の発現を求めたため、カルボキシアルキル化と同時にアミノ糖の窒素原子に疎水基として炭素数4以上のアルキル基、アルケニル基、アルキルフェニル基或いはアシル基が付与された構造をしており、特許文献4〜5に記載されている物質群は本発明の効果を発現しない。
特開昭59−212419号公報 特開昭59−212420号公報 特開昭59−212421号公報 特開平05−117216号公報 特開平05−277351号公報
本発明が解決しようとする課題は、毛髪に使用した場合、毛髪を太く、かつ柔らかくする毛髪リペア効果を有し、保湿性にも優れ、感触も向上させる効果を有する化粧料を提供することにある。
本発明者らは、特定のアミノ糖誘導体を含有する化粧料が毛髪を太く、かつ柔らかくする毛髪リペア効果を有することを見出した。さらに本発明のアミノ糖誘導体は、保湿効果を兼ね備えており、これを配合する化粧料は優れた性能を有することを見出した。
即ち本発明は、
一般式(1)
[但し式中
は炭素数1〜3のアルキル基、水素原子であり、lが2の時Rは各々異なっても良い。
は水素原子乃至はメチル基
lは1乃至は2の整数
mは0乃至は1の整数
nは1乃至は2の整数であり、l+nは2乃至は3の整数
Yはl+nが2の時、窒素原子Nを示し、l+nが3の時4級化された窒素原子Nを示す。
糖残基は炭素数4〜6を有する還元糖,還元末端を有する2糖類、オリゴ糖類,その縮合体からYに結合する炭素のグリコシド性OHを除いた後に残る基
Xは水素原子又はアルカリ金属
を表す。]
で示されるアミノ糖類から誘導されるアミンおよび/又は4級窒素含有物を含有する化粧料に関する。
特にアミノ糖類から誘導されるアミンおよび/又は4級窒素含有物が一般式(2)
[但し式中
は水素原子
pは3〜4の整数
他は一般式(1)の定義と同一]
により示される物質を含有する化粧料に関する。
本発明は、特定のアミノ糖誘導体を含有する化粧料に関するもので、皮膚化粧料に配合した場合、優れた保湿効果と感触向上性を示し、毛髪化粧料に配合した場合、毛髪を太く、かつ柔らかくする毛髪リペア効果を有し、保湿性にも優れ、感触も向上させる効果を有する。
製造例1で調製した化合物のH−NMRのチャート図。
以下、本発明の実施形態について説明する。
本発明の化粧料における必須成分は、下記一般式(1)で示されるアミノ糖類から誘導されるアミンおよび/又は4級窒素含有物である。
[但し式中
は炭素数1〜3のアルキル基、水素原子であり、lが2の時Rは各々異なっても良い。
は水素原子乃至はメチル基
lは1乃至は2の整数
mは0乃至は1の整数
nは1乃至は2の整数であり、l+nは2乃至は3の整数
Yはl+nが2の時、窒素原子Nを示し、l+nが3の時4級化された窒素原子Nを示す。
糖残基はC5〜6を有する還元糖,還元末端を有する2糖類、オリゴ糖類,その縮合体からYに縮合する炭素のグリコシド性OHを除いた後に残る基
Xは水素原子又はアルカリ金属
を表す。]
一般式(1)で示されるアミノ糖類から誘導されるアミンおよび/又は4級窒素含有物の重要な点は、必ず1個以上のカルボキシアルキル基を有することと、Rで示される置換基が、水素原子乃至は炭素数1〜3のアルキル基であることである。
カルボキシアルキル基が無い場合は、毛髪とのイオン結合部位が無くなるため従来技術と同程度の効果しか発生せず、R基が炭素数4以上のアルキル基の場合、疎水化による保水(保湿)性の低下、分子量の増加による毛髪への収着(親和)性の低下などがあり、化粧品への添加効果が失われてしまう。また、R基が炭素数4以上のアルキル基の場合、界面活性能が発現して泡立ちなどがみられ、化粧品への添加では不都合を生じることがある。
一般式(1)で示されるアミノ糖類から誘導されるアミンおよび/又は4級窒素含有物は各々単独に配合しても良いが混合物として配合しても良い。混合物を配合する場合は、合成後混合して配合しても良いし、場合によっては、反応が一級アミン、二級アミン、三級アミン、4級窒素と進行するため、合成時に混合物ができるように反応モル比を変えて混合物を合成し、それを配合しても良い。
一般式(1)で示されるアミノ糖類から誘導されるアミンおよび/又は4級窒素含有物及びそれらの混合物は、アミノ糖に対して、モノクロル酢酸等のモノハロカルボン酸やアクリル酸等からなるカルボキシアルキル化剤、ヨウ化メチル等のハロゲン化アルキル(炭素数1〜3)からなるアルキル化剤を従来の方法により反応させることにより容易に合成できる。
原料のアミノ糖としては、エリスロサミニトール、スレオサミニトール、キシロサミニトール、アラビノサミニトール、リポサミニトール、リキソサミニトール、アビオサミニトール、グルコサミニトール、ガラクトサミニトール、マンノサミニトール、タロサミニトール、アロサミニトール、アルトロサミニトール、グロサミニトール、イドサミニトール、ラクトサミニトール及びエリスロサミン、スレオサミン、グルカミン、アラビノサミン、リポサミン、リキソサミン、アビオサミン、ガラクタミン、マンナアミン、タロサミン、アロサミン、アルトロサミン、グロサミン、イドサミン、ラクトサミン、N−メチル−D−エリスロサミン、N−エチル−D−スレオサミン、N−プロピル−D−アラビノサミン、N−メチル−D−グルカミン、N−エチル−D−グルカミン、N−プロピル−D−グルカミン、N−エチル−D−ガラクタミン、N−メチル−D−マンタミン、N−プロピル−D−タロサミン等が例示される。
これらのアミノ糖の中でも、流通性/価格及び効果を勘案するとN−メチル−D−グルカミン、N−エチル−D−グルカミン、D−グルカミン、N−メチル−D−マンタミン、N−プロピル−D−グルカミンが特に好ましい。
また、一般式(1)で示されるアミノ糖類から誘導されるアミンおよび/又は4級窒素含有物及びそれらの混合物は、還元糖とアミノ酸から還元的アミノ化反応によっても合成できる。
原料の還元糖としては、リボース、アラビノース、キシロース、リキソース、デオキシリボース、アロース、アルトロース、グルコース、マンノース、グロース、イドース、ガラクトース、タロース等が例示される。
これらの還元糖の中でも、流通性/価格及び効果を勘案するとグルコース、マンノースが特に望ましい。
原料のアミノ酸としては、グリシン、α−アラニン、β−アラニン、N−メチルグリシン、N−メチルβ−アラニン等が例示される。
これらのアミノ酸の中でも流通性/価格及び効果を勘案するとグリシン、β−アラニンが特に望ましい。
一般式(1)で示されるアミノ糖類から誘導されるアミンおよび/又は4級窒素含有物としてさらに下記一般式(2)で示されるアミノ糖類から誘導されるアミンおよび/又は4級窒素含有物が好ましい。
[但し式中
は水素原子
pは3〜4の整数
他は一般式(1)の定義と同一]
本発明の毛髪化粧料に関して述べる。
毛髪化粧料の場合は、本発明の特色である毛髪のリペア効果が期待できるため、本発明の実施としてより好ましい。更に毛髪リペア作用を有しながら、保湿性を有するという性質は他の化粧品原料には見られない効果である。即ち毛髪を太くする効果と柔らかくする効果とを両方併せ持つ点も本発明の特長として挙げられる。
近年リペア剤として、ポリオールとアミノ酸の縮合物等が開示されているがこれらの物質はいずれも保湿性が低いため毛髪を柔らかくする機能が無い。
毛髪化粧料組成物中に、一般式(1)で示されるアミノ糖類から誘導されるアミンおよび/又は4級窒素含有物及びこれらの混合物を0.1%〜10.0%含有させることが好ましい。
0.1%未満の添加量では、毛髪のボリュームアップ効果が認められず、10.0%より多い配合はその効果が添加量に比例して拡大せず、配合は可能であるがさらなる効果が望めない.また、10.0%より多い配合は、使用時にべたつきが感じられ、感触が良くない。
具体的な毛髪化粧料としては、ヘアーブラッシング剤組成物、ヘアートリートメント組成物、ヘアーリンス組成物、ヘアーシャンプー組成物、ヘアーエッセンス組成物等が挙げられる。
本発明の皮膚化粧料に関して述べる。
皮膚化粧料の場合は、一般式(1)で示されるアミノ糖類から誘導されるアミンおよび/又は4級窒素含有物及びこれらの混合物の保湿性を利用した物になる。
皮膚化粧料組成物中に、一般式(1)で示されるアミノ糖類から誘導されるアミンおよび/又は4級窒素含有物及びこれらの混合物を0.1%〜10.0%含有させることが好ましい。
0.1%未満の添加量では、保湿効果が十分認められず、10.0%より多い配合はその効果が添加量に比例して拡大せず、配合は可能であるがさらなる効果が望めない。また、10.0%より多い配合は、使用時にべたつきが感じられ、感触が良くない。
具体的な毛髪化粧料としては、乳液、化粧水、クリーム等が挙げられる。
本発明化粧料には、その効果を損なわない範囲で、動物、植物、魚貝類、微生物由来の抽出物、粉末成分、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル類、シリコーン、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、保湿剤、水溶性高分子、増粘剤、被膜剤、紫外線吸収剤、消炎剤、金属封鎖剤、低級アルコール、本発明一般式(1)以外の糖類、アミノ酸類、有機アミン類、合成樹脂エマルジョン、pH調整剤、皮膚栄養剤、ビタミン類、酸化防止剤、酸化防止助剤、香料及び海洋深層水を必要に応じて1種乃至は2種以上用いてもよい。
以下、試験例、比較試験例により本発明の必須成分である。一般式(1)で示されるアミノ糖類から誘導されるアミンおよび/又は4級窒素含有物の有用性を示し、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例等に限定されるものではない。
製造例1〜11の方法により、一般式(1)で示されるアミノ糖類から誘導されるアミンおよび/又は4級窒素含有物を合成した。製造例1〜11で得られた物質の化粧品原料としての性能を試験例1〜11で実施し、更に比較試験例として製造例9の合成中間体であるN−プロピル−D−グルカミン及び東京化成製のD−グルカミン、N−メチル−D−グルカミン、N−エチル−D−グルカミンを加えて表1の各種試験を実施し比較試験例1〜4に示した。試験例及び比較試験例の結果は表1にまとめた。
一般式(1)で示されるアミノ糖類から誘導されるアミンおよび/又は4級窒素含有物が有用な化粧品原料であることを確認した。
製造例1
300mlの4つ口フラスコに、N−メチル−D−グルカミン(東京化成) 20gを入れ、蒸留水100gを加えて溶解した。アクリル酸エチル 10.3g(1当量)を滴下、60℃に加熱して3時間撹拌した。48% NaOHを滴下して強アルカリ性としてエステルを加水分解、室温まで放冷後、塩酸で中和、アセトン、エタノールを加えて目的物を沈殿させ、ろ過洗浄することで副生したNaClを除去し、白色粉末状の目的物 28gを得た。目的物の構造はH−NMRで確認した。H−NMRの測定、解析結果を図1に示す。
N−メチル−N−カルボキシエチルグルカミンが合成されていることが分かる。
製造例2
300mlの4つ口フラスコに、N−メチル−D−グルカミン(東京化成) 20gを入れ、蒸留水100gを加えて溶解した。pHが8〜9となるように、50%モノクロル酢酸水溶液(純分 9.7g、1当量)、24% NaOH水溶液を滴下、60℃に加熱して7時間撹拌した。室温まで放冷後、アセトン、エタノールを加えて目的物を沈殿させ、ろ過洗浄することで副生したNaClを除去し、白色粉末状の目的物 25gを得た。目的物の構造はH−NMRで確認した。
製造例3
300mlの4つ口フラスコに、製造例1の化合物 20gを入れ、蒸留水100gを加えて溶解した。ヨウ化メチル 9.8g(1当量)を滴下し、室温で4時間撹拌した。凍結乾燥して白色粉末状の目的物 29gを得た。目的物の構造はH−NMRで確認した。
製造例4
300mlの4つ口フラスコに、製造例2の化合物 20gを入れ、蒸留水100gを加えて溶解した。ヨウ化メチル 10.3g(1当量)を滴下し、室温で4時間撹拌した。凍結乾燥して白色粉末状の目的物 29gを得た。目的物の構造はH−NMRで確認した。
製造例5
300mlの4つ口フラスコに、N−エチル−D−グルカミン(東京化成) 20gを入れ、蒸留水100gを加えて溶解した。pHが8〜9となるように、50%モノクロル酢酸水溶液(純分 9.0g、1当量)、24% NaOH水溶液を滴下、60℃に加熱して7時間撹拌した。室温まで放冷後、アセトン、エタノールを加えて目的物を沈殿させ、ろ過洗浄することで副生したNaClを除去し、白色粉末状の目的物 24gを得た。目的物の構造はH−NMRで確認した。
製造例6
300mlの4つ口フラスコに、D−グルカミン(東京化成) 20gを入れ、蒸留水100gを加えて溶解した。アクリル酸エチル 11.0g(1当量)を滴下、60℃に加熱して3時間撹拌した。48% NaOHを滴下して強アルカリ性としてエステルを加水分解、室温まで放冷後、塩酸で中和、アセトン、エタノールを加えて目的物を沈殿させ、ろ過洗浄することで副生したNaClを除去し、白色粉末状の目的物 28gを得た。目的物の構造はH−NMRで確認した。
製造例7
300mlの4つ口フラスコに、N−メチル−D−グルカミン(東京化成) 20gを入れ、蒸留水100gを加えて溶解した。pHが8〜9となるように、50%モノクロル酢酸水溶液(純分 19.4g、2当量)、24% NaOH水溶液を滴下、60℃に加熱して7時間撹拌した。室温まで放冷後、アセトン、エタノールを加えて目的物を沈殿させ、ろ過洗浄することで副生したNaClを除去し、白色粉末状の目的物 33gを得た。目的物の構造はH−NMRで確認した。
製造例8
500mLオートクレーブに無水マルトース 36g、メチルアミンの2Mメタノール溶液 53mL(1当量)、メタノール 200mL、5% パラジウム炭素触媒(川研ファインケミカル) 1g(乾燥重量)を入れ、60℃、水素圧力5MPaで6時間撹拌し、理論量の水素を吸収した時点で室温まで冷却、水素をブローして、反応液から触媒をろ過、ろ液からメタノールを減圧留去して、N−メチル−D−マンタミンの微黄色固体を35g得た。
300mlの4つ口フラスコに、N−メチル−D−マンタミン 20gを入れ、蒸留水100gを加えて溶解した。pHが8〜9となるように、50%モノクロル酢酸水溶液(純分 5.3g、1当量)、24% NaOH水溶液を滴下、60℃に加熱して終夜撹拌した。室温まで放冷後、アセトン、エタノールを加えて目的物を沈殿させ、ろ過洗浄することで副生したNaClを除去し、白色粉末状の目的物 22gを得た。目的物の構造はH−NMRで確認した。
製造例9
500mLオートクレーブに無水グルコース 36g、n−プロピルアミン 11.8g(1当量)、メタノール 250mL、5% パラジウム炭素触媒(川研ファインケミカル) 1g(乾燥重量)を入れ、60℃、水素圧力5MPaで5時間撹拌し、理論量の水素を吸収した時点で室温まで冷却、水素をブローして、反応液から触媒をろ過、ろ液からメタノールを減圧留去して、N−プロピル−D−グルカミンの白色固体を40g得た。
300mlの4つ口フラスコに、N−プロピル−D−グルカミン 20gを入れ、蒸留水100gを加えて溶解した。pHが8〜9となるように、50%モノクロル酢酸水溶液(純分 8.5g、1当量)、24% NaOH水溶液を滴下、60℃に加熱して8時間撹拌した。室温まで放冷後、アセトン、エタノールを加えて目的物を沈殿させ、ろ過洗浄することで副生したNaClを除去し、白色粉末状の目的物 23gを得た。目的物の構造はH−NMRで確認した。
製造例10
300mlの4つ口フラスコに、N−メチル−D−グルカミン(東京化成) 20gを入れ、蒸留水100gを加えて溶解した。メタクリル酸メチル 10.3g(1当量)を滴下、60℃に加熱して5時間撹拌した。48% NaOHを滴下して強アルカリ性としてエステルを加水分解、室温まで放冷後、塩酸で中和、アセトン、エタノールを加えて目的物を沈殿させ、ろ過洗浄することで副生したNaClを除去し、白色粉末状の目的物 26gを得た。目的物の構造はH−NMRで確認した。
製造例11
500mLオートクレーブに無水グルコース 54.1g、β−アラニン 26.7g(1当量)、蒸留水120g、5% パラジウム炭素触媒(川研ファインケミカル) 1.8g(乾燥重量)を入れ、60℃、水素圧力5MPaで10時間撹拌し、理論量の水素を吸収した時点で室温まで冷却、水素をブローして、反応液から触媒をろ過後、アセトン、エタノールを加えて目的物を沈殿させ、白色粉末状の目的物 42gを得た。目的物の構造はH−NMRで確認した。
試験方法の説明
1.毛髪の太さの変化率の測定
ブリーチ毛束(ビューラックス、BR−3−A)から直毛6本を選び、電子顕微鏡測定ステージに固定した。12箇所を測定し、イニシャル毛髪径とした。製造例の化合物の1%水溶液(pH 5.0、クエン酸またはNaOHで調製)に40℃で10分、測定ステージごと毛髪を浸漬し、蒸留水ですすぎ、ドライヤーで乾燥、イニシャル毛髪径を測定した際と同一の12個所を測定し、太さの変化率を算出し、平均値を表1に記載した。計算例として、製造例1の化合物の場合、イニシャル毛髪径が86μm、浸漬後の毛髪径が103μm、毛髪の太さの変化率は103÷86×100=120%。数値が大きいほど、毛髪が太くなったことを示す。
<毛髪の太さの変化率の評価基準>
○:110%以上 △:105%以上109%以下 ×:105%未満
2.毛髪の柔らかさの変化率の測定
ブリーチ毛束(ビューラックス、BR−3−A)から直毛50本を選び、1mm間隔で平行に並べ、測定部位 2cmを空けて上下を透明プラスチック薄板と両面テープで固定した。室温20℃、湿度 60%の恒温恒湿室で終夜静置し、純曲げ試験機(カトーテック株式会社製、KESFB2−S型)により、折り曲げの際の応力[B値(gf・cm/cm)]を測定した。このB値は、毛髪の一方を固定し、等速で曲げたときの曲げ弾性を示す数値であって、数値が小さいほど毛髪が柔らかいことを示す。ブリーチ毛のB値は0.257gf・cm/cm、黒髪(ビューラックス、BS−B)では0.223であり、健常毛(黒髪)をブリーチすることで硬い髪質となることが数値化された。
ブリーチ毛束の測定用サンプルを製造例の化合物の1%水溶液(pH 5.0、クエン酸またはNaOHで調製)に40℃で10分浸漬し、蒸留水ですすぎ、ドライヤーで乾燥、室温20℃、湿度 60%の恒温恒湿室で終夜静置し、B値を測定し、毛髪の柔らかさの変化率を算出した。計算例として、製造例1の化合物の場合では、浸漬後のB値は0・193gf・cm/cm、毛髪の柔らかさの変化率は0.257÷0・193×100=133%。数値が大きいほど、毛髪が柔らかくなったことを示す。
<毛髪の柔らかさの変化率の評価基準>
○:116%以上 △:107%以上115%以下 ×:106%未満
3.毛髪への収着量測定
重量 1gのブリーチ毛束(ビューラックス、BR−3−A)を製造例の化合物の5%水溶液 20g(純分 1g、pH 5.0、クエン酸またはNaOHで調製)に40℃で30分浸漬した。毛束を取り除き、水溶液の蒸発残分から毛髪への収着量を算出した。計算例として、製造例1の化合物の場合、水溶液の蒸発残分は0.79g、毛髪への収着量は(1−0.79)÷1×100=21%。数値が大きいほど、毛髪への収着量が多いことを示す。
<毛髪への収着量の評価基準>
○:15%以上 △:5%以上14%以下 ×:5%未満
4.毛髪の保水性の測定
重量 1gのブリーチ毛束(ビューラックス、BR−3−A)を製造例の化合物の5%水溶液 100g(pH 5.0、クエン酸またはNaOHで調製)に40℃で1時間浸漬した。毛束を蒸留水ですすぎ、ドライヤーで乾燥、室温20℃、湿度 60%の恒温恒湿室で終夜静置し、130℃の恒温槽で30分乾燥して毛束の重量を測定し、毛髪の保水性を算出した。計算例として、製造例1の化合物の場合、乾燥後の毛束の重量は0.94g、毛髪の保水性は0.94÷1×100=94%。数値が大きいほど、毛髪の保水性が高いことを示す。
<毛髪の保水性の評価基準>
○:92%以上 △:88%以上91%以下 ×:88%未満
5.吸保湿性試験
製造例の化合物の乾燥粉末 300mgを湿度 80%のデシケーターで20℃で7日間静置し、重量を測定した。次いで、湿度 33%のデシケーターで20℃で7日間静置し、重量を測定した。計算例として、製造例1の化合物の場合、湿度 80%で保存後の重量は510mg、湿度 33%で保存後の重量は348mg、
吸水率は(510−300)÷300×100=70%、
保水率は(348−300)÷300×100=16%、数値が大きいほど、吸水率、保水率が高いことを示す。
<吸水率の評価基準>
○:65%以上 △:50%以上64%以下 ×:50%未満
<保水率の評価基準>
○:10%以上 △:5%以上9%以下 ×:5%未満
以下に、試験例及び比較試験例で合成した化合物の構造、並びに毛髪の太さの変化率、柔らかさの変化率、毛髪への収着量、毛髪の保水性、吸保湿性の測定値と評価結果とを表1に示す。なお、毛髪の太さの変化率、柔らかさの変化率、毛髪への収着量、毛髪の保水性、吸保湿性の評価結果を各欄の上段に示し、測定値を各欄の下段に示す。
本発明における試験例1〜11はいずれも、毛髪の太さの変化率が良好であり、毛髪をボリュームアップさせる化合物である。試験例1〜11はいずれも、毛髪の柔らかさの変化率が良好であり、毛髪を柔らかく、しなやかにする化合物である。試験例1〜11はいずれも、毛髪への収着量が優れ、毛髪に対して親和しやすい化合物である。試験例1〜11はいずれも、毛髪の保水性、吸保湿性が良好であり、保湿性、しっとり感に優れた化合物である。一方、カルボン酸を持たない比較試験例1〜4はいずれも、毛髪の太さの変化率、柔らかさの変化率、毛髪への収着量、毛髪の保水性、吸保湿性が良好では無かった。
いずれも一般式(1)で示されるアミノ糖類から誘導されるアミンおよび/又は4級窒素含有物が優れた化粧品原料となることを示している。
以下に一般式(1)で示されるアミノ糖類から誘導されるアミンおよび/又は4級窒素含有物及びこれらの混合物を配合した化粧料を配合し、その優れた効果を確認した。
実施例1
下記に示すヘアーブラッシング剤組成物を調製し、その性能を評価したところ、このヘアーブラッシング剤組成物は、高い保湿性を示し、使用者が優れたしっとり感、毛髪のボリュームアップ感、毛髪の柔らかさを感じることができた。組成における数字は質量%を示す。
(組成)
ココイルアルギニンエチルエステル・PCA塩 0.5
製造例1で得られた化合物 0.5
エタノール 5.0
メチルパラベン 0.1
香料 0.1
精製水 残部(上記合計が100となるように調製)
実施例2
下記に示すヘアートリートメント組成物を調製し、その性能を評価したところ、このヘアートリートメント組成物は高い保湿性を示し、使用者が優れたしっとり感、毛髪のボリュームアップ感、毛髪の柔らかさを感じることができた。
(組成)
PPG−1/PEG−1ステアラミン 3.0
製造例2で得られた化合物 0.3
セトステアリルアルコール 2.5
流動パラフィン 1.5
POE(5)ステアリルエーテル 1.0
グリセリン 5.0
防腐剤 0.1
精製水 残部(上記合計が100となるように調製)
実施例3
下記に示す乳液を調製し、その性能を評価したところ、この乳液は高い保湿性を示し、使用者が優れたしっとり感を感じることができた。
(組成)
流動パラフィン 10.0
スクワラン 2.0
ワセリン 2.0
ソルビタンセスキオレイン酸エステル 0.9
ポリオキシエチレンオレイルエーテル 1.2
グリセリン 3.0
エタノール 3.0
カルボキシビニルポリマー 0.2
水酸化カリウム 0.1
製造例3で得られた化合物 0.2
PCAソーダ 1.0
ヘチマ抽出液 1.0
防腐剤 0.5
精製水 残部(上記合計が100となるように調製)
実施例4
下記に示すヘアーリンス組成物を調製し、その性能を評価したところ、このヘアーリンス組成は高い保湿性を示し、使用者が優れたしっとり感、毛髪のボリュームアップ感、毛髪の柔らかさを感じることができた。
(組成)
PPG−1/PEG−1ステアラミン 3.0
セタノール 3.5
ホホバ油 2.0
親油型モノステアリン酸グリセリル 1.0
ポリエチレングリコール(8EO) 0.3
1.3−ブチレングリコール 5.0
製造例4で得られた化合物 1.0
ヒアルロン酸 0.2
アミノ変性シリコーンポリマー 0.5
防腐剤 0.3
精製水 残部(上記合計が100となるように調製)
実施例5
下記に示すヘアーシャンプー組成物を調製し、その性能を評価したところ、このヘアーシャンプー組成物は高い保湿性を示し、使用者が優れたしっとり感、毛髪のボリュームアップ感、毛髪の柔らかさを感じることができた。
(組成)
ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸 ナトリウム(25%) 10.0
ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム(30%) 15.0
ヒドロキシアルキル(C12−14)
ヒドロキシエチルサルコシン(27%) 15.0
N−ココイル−L−グルタミン酸モノトリエタノール アミン塩(30%) 10.0
ラウリン酸ジエタノールアミド 3.0
製造例5で得られた化合物 1.0
エデト酸ナトリウム 0.2
防腐剤 0.3
精製水 残部(上記合計が100となるように調製)
実施例6
下記に示す化粧水組成物を調製し、その性能を評価したところ、この化粧水は高い保湿性を示し、使用者が優れたしっとり感を感じることができた。
(組成)
エタノール 10.0
グリセリン 5.0
製造例6で得られた化合物 5.0
メチルパラベン 0.1
エデト酸ナトリウム 0.1
精製水 残部(上記合計が100となるように調製)
実施例7
下記に示すヘアーエッセンス組成物を調製し、その性能を評価したところ、このヘアーエッセンスは高い保湿性を示し、使用者が優れたしっとり感、毛髪のボリュームアップ感、毛髪の柔らかさを感じることができた。
(組成)
エタノール 20.0
製造例7で得られた化合物 0.3
メチルパラベン 0.1
エデト酸ナトリウム 0.1
精製水 残部(上記合計が100となるように調製)
実施例8
下記に示す化粧水組成物を調製し、その性能を評価したところ、この化粧水は高い保湿性を示し、使用者が優れたしっとり感を感じることができた。
(組成)
製造例8で得られた化合物 1.8
ソルビット液 2.0
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレアート 0.5
エタノール 5.0
パラオキシ安息香酸メチル 0.2 精製水 残部(上記合計が100となるように調製)
実施例9
下記に示すO/W型クリームを調製し、その性能を評価したところ、このO/W型クリームは高い保湿性を示し、使用者が優れたしっとり感を感じることができた。
(組成)
オリーブ油 9.0
パラフィン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 2.5
ラノリン 3.5
ミツロウ 2.0
セタノール 5.5
テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(40モル) 2.0
テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(60モル) 2.0
パラオキシ安息香酸プロピル 0.1
パラオキシ安息香酸エチル 0.1
プロピレングリコール 9.0
香料 0.2
製造例9で得られた化合物 0.6
精製水 残部(上記合計が100となるように調製)
実施例10
下記に示す乳液を調製し、その性能を評価したところ、この乳液は高い保湿性を示し、使用者が優れたしっとり感を感じることができた。
(組成)
ミリスチン酸イソプロピル 3.5
ラノリン 2.0
オリーブ油 1.5
セタノール 2.0
スクワラン 0.5
テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(40モル) 2.0
テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(60モル) 2.0
パラオキシ安息香酸プロピル 0.1
パラオキシ安息香酸エチル 0.1
プロピレングリコール 9.0
製造例10で得られた化合物 0.8
精製水 残部(上記合計が100となるように調製)
実施例11
下記に示すヘアーシャンプー組成物を調製し、その性能を評価したところ、このヘアーシャンプー組成物は高い保湿性を示し、使用者が優れたしっとり感、毛髪のボリュームアップ感、毛髪の柔らかさを感じることができた。
(組成)
製造例11で得られた化合物 0.5
ラウリルエーテル(2EO)硫酸ナトリウム 6.0
ラウリル硫酸ナトリウム 3.5
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアマイド 4.5
プロピレングリコール 2.0
エデト酸 0.2
精製水 残部(上記合計が100となるように調製)
実施例12
下記に示すヘアーシャンプー組成物を調製し、その性能を評価したところ、このヘアーシャンプー組成物は高い保湿性を示し、使用者が優れたしっとり感、毛髪のボリュームアップ感、毛髪の柔らかさを感じることができた。
(組成)
ヒドロキシアルキル(C12−14)
ヒドロキシエチルサルコシン(27%) 30.0
ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム(30%) 15.0
ヤシ油脂肪酸酸ジエタノールアミド 3.0
製造例1で得られた化合物 1.0
製造例2で得られた化合物 1.0
ポリクオタニウムー10 0.2
防腐剤 0.3
精製水 残部(上記合計が100となるように調製)
本発明は、特定のアミノ糖誘導体を皮膚化粧料に配合した場合、優れた保湿効果と感触向上性を示し、毛髪化粧料に配合した場合、毛髪を太く、かつ柔らかくする毛髪リペア効果を有し、保湿性にも優れ、感触も向上させるので、化粧料として有用である。

Claims (5)

  1. 一般式(1)
    [但し式中
    は炭素数1〜3のアルキル基、水素原子であり、lが2の時Rは各々異なっても良い。
    は水素原子乃至はメチル基
    lは1乃至は2の整数
    mは0乃至は1の整数
    nは1乃至は2の整数であり、l+nは2乃至は3の整数
    Yはl+nが2の時、窒素原子Nを示し、l+nが3の時4級化された窒素原子Nを示す。
    糖残基は炭素数4〜6を有する還元糖,還元末端を有する2糖類、オリゴ糖類,その縮合体からYに結合する炭素のグリコシド性OHを除いた後に残る基
    Xは水素原子又はアルカリ金属
    を表す。]
    で示されるアミンおよび/又は4級窒素含有物を0.2〜10.0質量%含有する毛髪リペア用の化粧料。
  2. ミンおよび/又は4級窒素含有物が、一般式(2)
    [但し式中
    は水素原子
    pは3〜4の整数
    他は一般式(1)の定義と同一]
    で示される化合物である請求項1に記載の化粧料。
  3. 前記一般式(1)で表されるアミンおよび/又は4級窒素含有物、還元糖およびアミノ酸の還元的アミノ化反応によって誘導することを含む、請求項1又は2に記載の化粧料の製造方法。
  4. 前記還元糖が、リボース、アラビノース、キシロース、リキソース、デオキシリボース、アロース、アルトロース、グルコース、マンノース、グロース、イドース、ガラクトースおよびタロースからなる群より選ばれる少なくとも1種の還元糖である請求項に記載の化粧料の製造方法。
  5. 前記アミノ酸が、グリシン、α−アラニン、β−アラニン、N−メチルグリシンおよびN−メチルβ−アラニンからなる群より選ばれる少なくとも1種のアミノ酸である請求項3または4に記載の化粧料の製造方法。
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