JP6460964B2 - 車両用シート構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シート構造に関する。
従来、車両用シート構造は、例えば、車両の前部座席のシートクッションの内部に空調用の配管を設け、その配管の吹き出し口から空調空気を吹き出すことによって、シート表面材を介してシートクッションに着座した乗員に空調空気を吹き付ける構成が知られている(例えば、特許文献1)。
また、シートクッションの前面(車両前方側の面)側から車両前方に空調空気を吹き出す吹き出し口が設けられており、乗員の足元を所定の温度にする機能が備えられている。
特開2012−106612号公報
ところが、シートクッションの前面側に吹き出し口を設けた場合、シートクッションから前方(車両前方)に吹き出された空調空気の流れによって、シートクッションの下方に滞留していた空気がシートクッションの前方に引き出される(流入する)。この結果、前部座席の乗員の足元が目標温度に空調されるまでの時間、すなわち空調効率について改善の余地があった。
本発明は上記事実を考慮し、前部座席の乗員の足元に対する空調効率を向上させた車両用シート構造を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、乗員を支持するシートクッションと、空調空気発生源と連通し、前記シートクッションの内部でシートクッションの前部先端側と下部先端側まで延在して設けられた空調用ダクトと、前記空調用ダクトの前記前部先端側に設けられ、前記シートクッションの前面から当該シートクッションの車両前方に向けて開口された前部吹き出し口と、前記空調用ダクトの前記下部先端側に設けられ、前記シートクッションの下面から当該シートクッションの車両下方に向けて開口された下部吹き出し口と、を備える。
この構成によれば、空調空気発生源からシートクッションの内部に設けられた空調用ダクトに空調空気が供給され、シートクッションの内部で空調用ダクトの前部先端側で開口した前部吹き出し口からシートクッションの車両前方に空調空気が吹き出される。これによって、シートクッションに着座した乗員の足元に空調空気が吹き出されて、乗員の足元が所定温度に空調される。また、シートクッションの内部で空調用ダクトの下部先端側で開口した下部吹き出し口から車両下方に空調空気が吹き出される。すなわち、シートクッションの車両下方に空調空気が吹き出されることによって、いわゆるエアカーテンがシートクッションの下方に形成される。この結果、前部吹き出し口からの空調空気の吹き出しに伴って、シートクッション下方に滞留していた空気がシートクッションの前方に引き出される(流入する)ことが防止または抑制される。したがって、シートクッションに着座した乗員の足元を所定温度に空調するまでの時間が短縮される。
請求項1記載の発明の車両用シート構造は、上記構成としたので、前部座席の乗員の足元の空調効率を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る車両用シート構造を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シート構造の空調空気の流れを示す空調状態説明図である。
本発明の一実施形態に係る車両用シート構造について図1及び図2を参照して説明する。なお、図面においては、本発明の内容に関連しない部品の記載は省略している。また、図上、矢印FRは車両前方、矢印UPは車両上方を示している。
(構成)
図1に示すように、車両用シート構造は、前部座席用のシート10であり、乗員が着座するシートクッション12と、乗員の背面を支持するシートバック14と、乗員の頭部を支持するヘッドレスト16とを備えている。
シートクッション12は、クッションパッド18とその表面を覆う表皮20とから形成されている。シートクッション12の内部には、車両前後方向に延在する空調用ダクト22が形成されており、シートクッション12の下面に開口した導入口24を介して後述するエアコンユニット44から空調空気が導入される構成とされている。
また、空調用ダクト22は、シートクッション12の内部において導入口24から分岐して車両上方の上面12A側、車両前方の前面12B側、車両下方の下面12C側まで延在している。空調用ダクト22は、上面12A側で車両上方に開口された上部吹き出し口26と、前面12B側で車両前方に開口された前部吹き出し口28と、下面12C側で車両下方に開口された下部吹き出し口30とが形成されている。なお、下部炊き出し口30は、下面12Cにおいて車両前方(先端)側に開口されている。
したがって、空調用ダクト22に導入口24から空調空気が導入されると、上部吹き出し口26、前部吹き出し口28、下部吹き出し口30から通気性を有する表皮20を介してシートクッション12の上面12A、前面12B、下面12Cから空調空気がそれぞれ吹き出される構成である。
なお、本実施形態では、図1に示すように、上部吹き出し口26、前部吹き出し口28、下部吹き出し口30は、クッションパッド18の表面(表皮20の裏側)で開口しているが、通気性を有するクッションパッド18の内部で開口していても良い。すなわち、シートクッション12の上面12A、前面12B、下面12Cから空調空気を吹き出し可能であれば良い。
シートバック14も、クッションパッド32とその表面を覆う表皮34とから形成されている。シートバック14の内部には、車両上下方向に延在し空調用ダクト22と連通された空調用ダクト36が形成されており、シートクッション12の導入口24を介して後述する空調装置40から空調空気が導入される構成とされている。空調用ダクト36は、シートバック14の内部で車両前方の前面14A側まで延在されており、前面14A側に車両前方に開口された前部吹き出し口38を備えている。したがって、空調用ダクト36に空調空気が導入されることにより、前部吹き出し口38から通気性を有する表皮34を介してシートバックの前面14Aから空調空気が吹き出される構成である。
次に、シート10の空調用ダクト22、36に空調空気を供給する空調装置40について説明する。空調装置40は、インスツルメントパネル(以下、「インパネ」という)42の車両前方側に配置されたエアコンユニット44を有する。エアコンユニット44は、インパネ42の上面42Aに設けられた吹き出し口46と、インパネ42の下面42Bに設けられた吹き出し口48とを備えており、それぞれシート10に着座した乗員の顔と足元に空調空気を吹き付けるものである。
さらに、空調装置40は、エアコンユニット44からトンネル部50の側方を介してシート10まで到達した後、シート10の下方を車両前方から車両後方まで延在するリヤフットダクト52を備えている。リヤフットダクト52は、車両後方側端部の吹き出し口54から後部座席の乗員の足元に向かって空調空気を吹き出し可能に構成されている。
リヤフットダクト52は、シートクッション12の車両下方において分岐した導入管56によってシートクッション12の導入口24に連通されている。なお、導入管56には、ブロア58が配設されており、ブロア58の駆動によってシートクッション12及びシートバック14の内部に設けられた空調用ダクト22、36に空調空気が導入される構成である。なお、導入管56の上下部分は蛇腹形状とされた蛇腹部60とされており、シート10の上下方向の調整に対応可能とされている。また、図示省略されているが、導入管56の前後方向部分も同様に蛇腹形状とされており、シート10の前後方向の位置調整に対応可能とされている。
(作用)
このように構成された車両シート構造の作用について、図1、図2を参照して説明する。なお、図2は、作用(空調空気を流れ)を説明するために、構成の一部を図示省略している。
先ず、図1に示すように、エアコンユニット44が駆動されると、エアコンユニット44からリヤフットダクト52に空調空気が供給される。この際、ブロア58が駆動されることにより、リヤフットダクト52から導入管56を介して、導入口24からシートクッション12の内部の空調用ダクト22に空調空気が供給される。また、シートクッション12の空調用ダクト22からシートバック14の空調用ダクト36に空調空気が供給される。
空調用ダクト22内に供給された空調空気は、シートクッション12の上面12Aに設けられた上部吹き出し口26及びシートバック14の前面14Aに設けられた前部吹き出し口38からシート10に着座した乗員の臀部及び背中に吹き付けられる(図2、矢印A、B参照)。
また、シートクッション12の前面12Bに設けられた前部吹き出し口28から車両前方(乗員の足元)に向かって空調空気が吹き出される(図2、矢印C参照)。
このようにシート10の上部吹き出し口26、前部吹き出し口28、38から空調空気が乗員に直接吹き付けられることによって、乗員の体感温度を空調の設定温度まで素早く向上させることが可能となる。
また、上部吹き出し口26、前部吹き出し口28、38から空調空気を吹き出すと同時に、シートクッション12の下面12Cに設けられた下部吹き出し口30から車両下方に空調空気が吹き出される(図2、矢印D参照)。吹き出し口30から車両下方に吹き出される空調空気によってシートクッション12の前端側下方に、いわゆるエアカーテンが形成される。
この結果、シートクッション12の前面12Bに設けられた前部吹き出し口28から車両前方に空調空気を吹き出した際(図2、矢印C参照)、シートクッション12の車両下方に滞留する空気がこの空調空気の流れによって乗員の足元に引き出される(流入する)こと(図2、破線矢印E参照)が防止又は抑制される。したがって、前部座席に着座した乗員の足元に対する空調効率を向上させることができる。
特に、乗員の体(脹脛)がシートクッション12の前面12Bから離間しているため、シートクッション12からの空調空気による空調効率が体の他の部位(臀部及び背中)に対する空調効率と比較して相対的に低い乗員の足元の空調効率を向上させることができる。
また、インパネ42の下面42Bの吹き出し口48から乗員の足元へ車両下方に吹き出される空調空気(図2、矢印F参照)は、後部座席側の空調が不要な場合にも、シートクッション12の下方を介して後部座席側に流れていくおそれがある。しかしながら、吹き出し口30からシートクッション12の車両下方に空調空気を噴出してエアカーテンを形成している(図2、矢印D参照)ので、吹き出し口48から吹き出された空調空気がシートクッション12の下方から後部座席の乗員の足元に流出すること(図2、破線矢印G参照)が防止又は抑制される。この結果、前部座席の乗員の足元の空調効率がさらに向上する。
なお、本実施形態では、下部吹き出し口30を開閉する機構を設けていないが、必要なときだけ空調空気を車両下方に吹き出してエアカーテンを形成可能なように下部吹き出し口30に開閉機構を設けても良い。
また、本実施形態では、シートクッション12の下面12Cの車両前方側に下部吹き出し口30を設けたが、例えば、シートクッションの前面12Bの下方に開閉自在な機械的なシャッターを設けて、シートクッション12の下部とシート10に着座した乗員の足元を物理的に遮断する構成も考えられる。
10 車両用シート
12 シートクッション
22 空調用ダクト
28 前部吹き出し口
30 下部吹き出し口
44 エアコンユニット(空調空気発生源)

Claims (1)

  1. 乗員を支持するシートクッションと、
    空調空気発生源と連通し、前記シートクッションの内部でシートクッションの前部先端側と下部先端側まで延在して設けられた空調用ダクトと、
    前記空調用ダクトの前記前部先端側に設けられ、前記シートクッションの前面から当該シートクッションの車両前方に向けて開口された前部吹き出し口と、
    前記空調用ダクトの前記下部先端側に設けられ、前記シートクッションの下面から当該シートクッションの車両下方に向けて開口された下部吹き出し口と、
    を備える車両用シート構造。
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