JP6458077B2 - 飲料用容器の栓体 - Google Patents

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本発明は、コップ状のキャップ体を備えた携帯用の飲料容器に適する栓体に関するものである。
携帯用の飲料容器は、容器本体と、容器本体の開口部に装着される栓体と、更に前記栓体を覆うように装着されるキャップ体とで構成されるものが知られており、当該飲料用容器に採用される栓体は、特許文献1,2に示されているように、底面に流出口を設けた椀状の周壁部からなる飲み口を備えた容器装着体に、前記流出口を開閉する蓋体を煽り回動構造で装着しており、且つ前記蓋体閉塞時に蓋体の不測の開放を阻止するロック機構を付設している。
前記特許文献に開示されているロック機構は、容器装着体のヒンジ連結個所と反対側の飲み口の前方外周面に係止受部を設け、蓋体に前記係止受部に係止する係止爪を備えた係止動作部を設けている。
また飲料容器においては、前記の特許文献1,2に開示されている飲み口の前方での係止の他に特許文献3には、容器装着体の流出路の上縁側方個所に係止鉤部(係止受部)を形成し、蓋体の両側方個所に突出した係止爪を前後スライドさせる係止動作部が開示されている。
特開2011−111175号公報。 特開2013−75719号公報。 特開2008−137657号公報。
キャップ体を装備する携帯用飲料容器の栓体は前記の特許文献1,2に示したように、キャップ体を被冠する必要上、容器装着体側に係止動作部を設けることができないので、蓋体の上部に係止動作部を設けている。このため飲み口の前方外周面に係止受部を設けており、係止受部の凹凸構成が喫飲時に口に当たり好ましく無い。
また特許文献3に開示した係止動作部を含め、係止動作部が流出路出口全体を覆う蓋体の本体に、スライド構造で組み込まれており、全体の構造が複雑になり、分解洗浄が困難であり、而も蓋体の全体の容積も大きくなり、キャップ体を装備することを考慮した場合に、必ずしも好ましいとは言えない。
また特許文献1,2の蓋体の煽り回動における開口時の位置が180度以上に開口しない構造となっているため、喫飲時に蓋体が顔に近接するという不都合(不快感)がある。
そこで本発明は、係止動作部自体が容器装着体の流出路出口を塞ぐ蓋体の一部として機能する簡易な構造の栓体を提案したものである。
本発明の請求項1記載に係る飲料用容器の栓体は、容器装着体と蓋体とで構成され、容器装着体が容器本体の開口部への装着部と、底面に流出口を設けた椀状で、前方に周壁部からなる飲み口を形成した流路部と、流路部両側外方に設けた係止受部と、流路部の上縁後方に設けた横軸枢結部を備え、蓋体を、横軸枢結部にヒンジ連結し、下面に流出口を閉口する閉塞部を突設した後方回動部材と、両側下方に係止受部に係止する係止鉤を下設し、前記後方回動部材の前方に揺動自在に軸支すると共に、係止方向に付勢する前方ロック部材で形成してなることを特徴とするものである。
而して前記栓体は飲料容器の容器本体開口部に装着して使用されるもので、蓋体の煽り開閉で流出口の開閉を行うと共に、閉口時に回動付勢された前方ロック部材の係止鉤が係止受部に係止して閉口状態が維持され、開口時に前方ロック部材の後方部位を付勢力に抗して下圧揺動すると、流路部側方に配置された係止受部から係止鉤が離脱し蓋体の開口回動が可能となるものである。
また本発明の請求項2記載に係る飲料用容器の栓体は、特に後方回動部材における閉塞部上方をボックス状の凹部に形成し、前記凹部内に揺動軸後方部が出没可能に前方ロック部材で前記凹部を覆い、凹部内に発条を内装して前方ロック部材における前記揺動軸後方部を上方へ付勢してなるもので、前方ロック部材の揺動軸後方部の下方移動(揺動)で係止状態の着脱がなされる。
また本発明の請求項3記載に係る飲料用容器の栓体は、前記凹部の両側外壁部における揺動軸の連結位置下方に、傾斜上滑面と傾斜上滑面の下端に連続する係止下面で形成される係止受部を設け、前方ロック部材の両側に傾斜下滑面と傾斜下滑面の上端に連続する係止爪面で形成される係止鉤を設けてなるもので、蓋体を閉口回動させると、傾斜上滑面と傾斜下滑面が当接し、閉口回動に伴って前方ロック部材が揺動し、係止爪面が係止下面に至り、係止されてロック状態となる。
また本発明の請求項4記載に係る飲料用容器の栓体は、後方回動部材におけるヒンジ連結箇所の前方部分を凹状面に形成してなるもので、蓋体開口時に容器装着体における横軸枢結部の下方外周の周壁部と蓋体との当接によって制限される蓋体開口角度を、凹状面としたことによって、蓋体開口角度が大きくなる。
本発明の請求項5記載に係る飲料用容器の栓体は、コップ状のキャップ体が被冠装着された容器体の開口部に装着してなるもので、栓体を覆うように装着されるキャップ体を採用する携帯用の飲料容器に本発明を適用するものである。
本発明の構成は上記のとおりで、蓋体のロックを行う動作部分を、蓋体を構成する部材となる前方ロック部材を採用することによって栓体構造の簡素化を実現すると共に、係止構造部分を飲み口の側方に設けることによって口当たりの不快感を解消したものである。
本発明の実施形態の全体斜視図(閉口時)。 同図(開口時)。 同蓋体の分解斜視図。 同栓体の断面図(開口時) 同容器体装着時の断面図。
次に本発明の実施形態について説明する。実施形態に示した栓体は、所定の容器本体Aの開口部に装着され、且つ容器本体Aに装着されるキャップ体B内に納まるものである。
容器本体Aは、例えばステンレス製真空二重容器で、円筒状の容器部01の上部の開口部02の外周面にキャップ体Bの螺合用螺旋条03が形成され、内周面に栓体装着用の螺旋条04が形成されているものである。
栓体は、容器装着体1と、蓋体2とで構成され、容器装着体1は、装着部11と、周壁部12と、流路部13と、係止受部14と、横軸枢結部15を備えてなる。
装着部11は、容器装着体1の下方部分を構成するもので、容器本体Aの開口部02に螺合される筒状であり、下縁に容器本体Aの開口部02を水封するパッキン111を付設してなる。また周壁部12は、容器本体Aの開口部02に装着した際に、開口部02の上端縁及び上端外周を被覆するように設けたものである。
流路部13は、装着部11の上方に形成されたもので、底面131に流出口132を設けた椀状で、前方周壁部を飲み口133の形状に形成したものである。
係止受部14は、前記流路部13の周壁両側外方に設けたもので、前方に滑り落ちる形状の傾斜上滑面141と、前記傾斜上滑面141の下端に連続する係止下面142で形成され、横軸枢結部15は、流路部13の上縁後方に設けたもので、ヒンジ軸となる横軸151の軸受けとなるものであり、また横軸枢結部15の外周下方適宜位置に係止凹部152を形成してなる。
蓋体2は、後方回動部材2aと前方ロック部材2bを備えてなり、両部材2a,2bは、揺動軸3で連結されると共に、付勢機構(発条)4を付設したものである。
後方回動部材2aは、連結腕部21と、凹部22と、閉塞部23と、凹状面24を備えてなる。
連結腕部21は、後方に突設して横軸枢結部15の両側に配置され、横軸151で容器装着体1と連結して、蓋体2全体の煽り回動をなし、後述する閉塞部23で、流出口132の開閉を行う。
凹部22は、流出路13内に納まるボックス形状に形成したもので、側壁前方に軸孔221を設けると共に前壁222を備え、凹部内底面にバネ支持部223を突設してなる。また閉塞部23は、凹部22の底面から垂設した筒状装着部231に、適宜なクッション機能を備えた閉塞キャップ232を装着して構成する。
更に凹部22と連結腕部21との間の上面部分は、蓋体2の煽り回動時に周壁部12と当接する箇所を凹状面24に形成し、凹状面24の後縁には、係止凹部152と対応する係止突部241を設けたものである。
前方ロック部材2bは、揺動軸連結部(軸孔)25と、後方部26と前方部27と係止鉤28を備えてなるもので、後方部26が、前記揺動軸連結部(軸孔)25を備えて凹部22の開口部分に納まり、軸孔221,25を貫通する揺動軸3で後方回動部材2aに揺動可能に連結されるものである。この揺動軸3による連結に際しては、予め凹部内のバネ支持部223に発条4を装着し、後方部26を上方へ付勢してなるものである。
前方部27は、両端に係止鉤28を設け、前記後方回動部材2aと共に流路部13の開口上面全体を覆う形状としたもので、下面が前壁222と当接するように設けてなる。
係止鉤28は、係止受部14と対応する位置に設けたもので、蓋体2の煽り回動で傾斜上滑面141と当接する傾斜下滑面281と傾斜下滑面281の上端に連続する係止爪面282で形成される。
而して前記栓体は飲料容器の容器本体Aの開口部02に容器装着体1を螺合装着して使用されるもので、蓋体2の煽り開閉に伴う閉塞部23による流出口132の開閉を行うものである。
即ち蓋体2の閉口操作(前方部27の押し込み操作)を行うと、傾斜上滑面141と傾斜下滑面281が当接し、更に押し込むことで前方ロック部材2bが僅かに揺動し、係止爪面282が係止下面142の位置に達すると、前方ロック部材2bの揺動が復帰して、係止爪面282と係止下面142が係止されてロック状態となる(図1)。
前記のロック状態で、後方部26を下圧して前方ロック部材2bを揺動させると、係止爪面282と係止下面142との係止が解除され、当該状態で下圧を解除すると、閉塞部23のクッション機能で蓋体2全体が煽り回動し、そのまま蓋体2を全開すると、喫飲可能状態となる。
更に喫飲に際しては、飲み口133の前面には従前栓体のような係止受部が存在しないので、不快感なく喫飲ができる他、喫飲のために容器本体Aを傾けても、凹状面24を設けたことにより、蓋体2を180度以上に開口することができ、且つ係止凹部152に係止突部241が係止することで、当該開口状態が維持され、喫飲時に蓋体2が邪魔にならない。
1 容器装着体
11 装着部
111 パッキン
12 周壁部
13 流路部
131 底面
132 流出口
133 飲み口
14 係止受部
141 傾斜上滑面
142 係止下面
15 横軸枢結部
151 横軸
152 係止凹部
2 蓋体
2a 後方回動部材
2b 前方ロック部材
21 連結腕部
22 凹部
221 軸孔
222 前壁
223 バネ支持部
23 閉塞部
231 筒状装着部
232 閉塞キャップ
24 凹状面
241 係止突部
25 揺動軸連結部(軸孔)
26 後方部
27 前方部
28 係止鉤
281 傾斜下滑面
282 係止爪面
3 揺動軸
4 付勢機構(発条)
A 容器本体
B キャップ体
01 容器部
02 開口部
03 キャップ体螺合用螺旋条
04 栓体装着用螺旋条

Claims (5)

  1. 容器装着体と蓋体とで構成され、容器装着体が容器本体の開口部への装着部と、底面に流出口を設けた椀状で、前方に周壁部からなる飲み口を形成した流路部と、流路部両側外方に設けた係止受部と、流路部の上縁後方に設けた横軸枢結部を備え、蓋体を、横軸枢結部にヒンジ連結し、下面に流出口を閉口する閉塞部を突設した後方回動部材と、両側下方に係止受部に係止する係止鉤を下設し、前記後方回動部材の前方に揺動自在に軸支すると共に、係止方向に付勢する前方ロック部材で形成してなることを特徴とする飲料用容器の栓体。
  2. 後方回動部材における閉塞部上方をボックス状の凹部に形成し、前記凹部内に揺動軸後方部が出没可能に前方ロック部材で前記凹部を覆い、凹部内に発条を内装して前方ロック部材における前記揺動軸後方部を上方へ付勢してなる請求項1記載の飲料用容器の栓体。
  3. 凹部の両側外壁における揺動軸の連結位置下方に、傾斜上滑面と傾斜上滑面の下端に連続する係止下面で形成される係止受部を設け、前方ロック部材の両側に傾斜下滑面と傾斜下滑面の上端に連続する係止爪面で形成される係止鉤を設けてなる請求項2記載の飲料用容器の栓体。
  4. 後方回動部材におけるヒンジ連結箇所の前方部分を凹状面に形成してなる請求項1乃至3記載の何れかの飲料用容器の栓体。
  5. コップ状のキャップ体が被冠装着された容器体の開口部に装着してなる請求項1乃至4記載の何れかの飲料用容器の栓体。
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