JP2009023712A - 飲料容器用蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】 蓋のロック機構の構成を簡略化でき、尚且つ確実なロック機能が維持できる飲料容器用蓋の提供。
【解決手段】 容器本体1の上部開口側に着脱自在に取付けられる蓋用本体部2と、蓋用本体部2に水平軸3で回動自在に取付けた回動蓋4とを備え、且つ蓋用本体部2の前側に回動蓋4の閉状態保持と解除とを行う操作ボタン5と、ロック部材6とを備え、操作ボタン5は、上下方向の中間部に蓋用本体部2の外周壁に連続し、蓋用本体部2の外周壁と一体を成すヒンジ部21を備え、ヒンジ部21を支点として揺動可能となり、上端部が回動蓋4の先端部と係脱し、ロック部材6は、上下方向にスライド可能に取付けられ、上端部に回動蓋4との係合部7を有し、上方にスライドしたときに係合部7が回動蓋4と係合して回動蓋4を閉状態でロックし、下方にスライドしたときに係合部7と回動蓋4との係合が解除される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、携帯用魔法瓶や水筒、スポーツドリンク容器等の各種飲料容器の蓋に関する。
従来の携帯用魔法瓶等の蓋として、特許文献1には、容器本体2の上部開口に注出口4bを有する口栓部材4が装着され、注出口4bを液密に覆う蓋部材6が口栓部材4にヒンジ5にて開閉可能に連結され、ヒンジ5と反対側に、蓋部材6の閉状態の保持と解除とを行うロック機構7を備えたものが記載されている。ロック機構7は、蓋部材6の回動端に設けられた係合片8と、口栓部材4の外面部に設けた軸部材9により軸支されて口栓部材4の内外方向に回動可能に取付けられたロックボタン10と、口栓部材4の外周壁に上下方向にスライド可能に設けられたスライド式ストッパ11とで構成してある。ロックボタン10は、上部に蓋部材6の係合片8が係脱可能な係合部12を有し、係合部12が係合片8と係合する方向にスプリング13で付勢してあり、スライド式ストッパ11は、ロックボタン10の下部と口栓部材4の外周壁との間に挿入されたときにロックボタン10のロック解除方向への動きを規制するストッパ片11aと、ストッパ片11aの挿入位置と非挿入位置とにスライド式ストッパ11をそれぞれ保持する係止部11cとを有するものとなっている。蓋部材6を閉じると蓋部材の係合片8がロックボタンの係合部12と係合し、スライド式ストッパ11を上方にスライドさせると、スライド式ストッパのストッパ片11aがロックボタン11の下部と口栓部材4の外周壁との間に挿入され、ロックボタン11のロック解除方向への動きが規制される。蓋部材6を開ける際は、スライド式ストッパ11を下方にスライドしてロックボタン10の規制を解除し、ロックボタン10の下部を内側に押すことで係合部12が蓋部材6の係合片8から外れて、蓋部材6が開くようになっている。
上記の蓋のロック機構は、ロックボタン10、これを軸支する軸部材9、スプリング13等といった多数の細かい部品で構成されており、これらの部品の製作、及び組立てに非常に手間が掛かっている。
また、蓋部材6が開いた状態で誤ってスライド式ストッパ11を上方にスライドし、その後、無理やり蓋部材6を閉めようとすると、ロックボタン10の動きがスライド式ストッパ11により規制されているため、ロックボタン10と蓋部材6との係合部や軸部材9に過大な負荷がかかり、破損するおそれがある。また、スライド式ストッパのストッパ片11a一箇所のみでロックボタン10の動きを規制しているため、ストッパ片11aが破損したときにはロック機能が発揮できなくなる。
特開2005−193944号公報
本発明は以上に述べた実情に鑑み、蓋のロック機構の構成を簡略化でき、尚且つ確実なロック機能が維持できる飲料容器用蓋の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による飲料容器用蓋は、容器本体の上部開口側に着脱自在に取付けられる蓋用本体部と、蓋用本体部に水平軸で回動自在に取付けた回動蓋とを備え、且つ蓋用本体部の前側に回動蓋の閉状態保持と解除とを行う操作ボタンと、ロック部材とを備え、操作ボタンは、上下方向の中間部に蓋用本体部の外周壁に連続し、蓋用本体部の外周壁と一体を成すヒンジ部を備え、ヒンジ部を支点として揺動可能となり、上端部が回動蓋の先端部と係脱し、ロック部材は、上下方向にスライド可能に取付けられ、上端部に回動蓋との係合部を有し、上方にスライドしたときに係合部が回動蓋と係合して回動蓋を閉状態でロックし、下方にスライドしたときに係合部と回動蓋との係合が解除されることを特徴とする。
請求項2記載の発明による飲料容器用蓋は、請求項1記載の発明の構成に加え、ロック部材は、操作ボタンの両側及び下側を囲むように設けてあり、下部から前方に膨出する操作部を有し、上方にスライドしたときに操作部の内側に操作ボタンの下部が収容されることを特徴とする。
請求項3記載の発明による飲料容器用蓋は、請求項1又は2記載の構成に加え、ロック部材は、上方にスライドしたときに操作ボタンの下部と蓋用本体部外周壁との間に挿入し、操作ボタンの動きを規制する操作ボタン規制部を有することを特徴とする。
請求項1記載の発明による飲料容器用蓋は、回動蓋の閉状態の保持と解除とを行う操作ボタンを、上下方向の中間部に蓋用本体部の外周壁に連続し、蓋用本体部の外周壁と一体を成すヒンジ部を備え、ヒンジ部を支点として揺動可能としたので、部品点数を削減できると共に操作ボタンを別途取付ける手間が不要となり、ロック機構を簡略化してコストを削減できる。回動蓋を閉じると、回動蓋の先端部が操作ボタンの上端部に係止して回動蓋が閉状態に保持されると共に、ロック部材を上方にスライドすることでロック部材の係合部が回動蓋と係合し、回動蓋を閉状態で確実にロックすることができる。ロック部材を下方にスライドすれば係合部と回動蓋との係合が解除され、操作ボタンの下部を押すことで回動蓋を開けることができる。ロック部材は操作ボタンの動きを規制しないので、ロック部材を上方にスライドした状態で回動蓋を閉めても、操作ボタンに無理な力が加わらず、破損を防止できる。
請求項2記載の発明による飲料容器用蓋は、ロック部材が、操作ボタンの両側及び下側を囲むように設けてあるので、ロック部材により操作ボタンを保護できると共に、操作ボタンとロック部材を体裁良くコンパクトに配置できる。さらにロック部材は、下部から前方に膨出する操作部を有し、上方にスライドしたときに操作部の内側に操作ボタンの下部が収容されるようにしたので、飲料容器をバッグに入れて携帯しているときなどに、操作ボタンの下部に何か物が当たって押されるのを防止でき、また、ロック部材の操作性が良好になる。
請求項3記載の発明による飲料容器用蓋は、ロック部材を上方にスライドしたときに、ロック部材の係合部で回動蓋を閉状態にロックした上に、さらにロック部材の操作ボタン規制部が操作ボタンの動きを規制するため、回動蓋の閉状態でのロックがより一層確実に行える。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1から図6は、本発明を携帯用の魔法瓶の蓋に適用した実施形態を示している。この蓋は、ステンレス製で有底筒状に形成された容器本体1の上部開口側に着脱自在に取付けられる蓋用本体部2と、蓋用本体部2の上面に前後方向にスライド可能に取付けたスライド蓋10と、スライド蓋10に水平軸3で回動自在に取付けた回動蓋4と、回動蓋4の閉状態の保持と解除とを行う操作ボタン5と、回動蓋4を閉状態でロックするロック部材6とを備えている。各部品は、合成樹脂で形成してある。
蓋用本体部2は、図1,2に示すように、蓋本体2aと、蓋本体2aの上面に取付けたカバー2bとで構成されている。蓋本体2aは、円筒状の周壁11と、上面壁12を有し、上面壁12から円筒状の飲み口13を突出して設けてある。周壁11の内周面には、図3,4に示すように、ネジ条14が設けてあり、ネジ条14を容器本体1の上部開口部の周囲に形成したネジ溝に螺合することにより、容器本体1に着脱自在に取付けられる。上面壁12の下面にはリング状パッキン15が取付けてあり、リング状パッキン15に容器本体1の開口縁部が密着している。飲み口13の上端面は、後側が低くなるように水平面に対して25°傾斜している。飲み口13の左右両側には、図2に示すように、スライド蓋用ガイド部16が設けてあり、スライド蓋用ガイド部16は飲み口13上端面の傾斜よりもゆるい傾斜角度(15°)で、後側に向かって下り勾配で傾斜している。なお本飲料容器は、図7に示すように、飲み口13に直接口を付けて飲料を飲むことを想定したものであり、飲料を飲むために手で持ったときに体に近い方の側を前側、その反対側を後側としている。
カバー2bは、図2に示すように、平面視略コ字形に形成され、スライド蓋10を蓋本体2aのスライド蓋用ガイド部16に取付けた後、前側からスライド蓋用ガイド部16を挟むようにして差し込むと、係止爪17が蓋本体2aに設けた被係止部42に係止して取付けられるようになっている。カバー2bの前部には長方形の板状のロック部材取付基板18が下方に垂下して設けてあり、ロック部材取付基板18の両側にはロック部材用ガイド部19が形成してあり、ロック部材取付基板18の下部には、図4に示すように、ロック部材6を上方にスライドさせたロック位置に保持するための弾性爪20が設けてある。
操作ボタン5は、カバー2bと一体成形したものであって、ロック部材取付基板18の前方に隙間をあけて配置され、上下方向の中間部にロック部材取付基板18に連続し、ロック部材取付基板18と一体を成すヒンジ部21を備えている。ヒンジ部21は、前後方向の中央部を薄肉に形成して弾性的に折れ曲がるようにしてあり、操作ボタン5はこのヒンジ部21を支点としてシーソーのように前後方向に揺動自在となっている。操作ボタン5の上端部には、回動蓋4の先端に設けた係止片22が係止する係止部23が設けてあり、操作ボタン5の下部とロック部材取付基板18の間にはゴム製の円筒形のクッション24を配設し、操作ボタン5を係止部23が回動蓋4の係止片22と係止する方向に付勢している。回動蓋4を前側に回動して閉じると、図4に示すように、係止片22が操作ボタン5の係止部23に係止し、回動蓋4が閉状態に保持される。操作ボタン5の下部を指で押すと、操作ボタン5上部が前側に移動して係止部23から回動蓋4の係止片22が外れ、回動蓋4を開けることができる。
スライド蓋10は、飲み口13を囲むような形で形成され、前側にはスライド時に飲み口13を逃がす開口25が設けてある。スライド蓋10は、図2に示すように、左右の側壁の内面側に形成した突起26を蓋本体2aのスライド蓋用ガイド部16に係合し、スライド蓋用ガイド部16に沿って前後方向にスライド自在に取付けられる。スライド蓋10の上面壁は、飲み口13の上端面に沿うように傾斜しており、上面壁にパッキン取付孔27を設け、パッキン取付孔27に飲み口13を塞ぐパッキン28を嵌合保持してある。パッキン28は、シリコンゴムで形成してあり、スライド蓋10スライド時にパッキン28が飲み口13上端面とこすれないように、図3に二点鎖線43で示すように、パッキン28の下面の高さを飲み口13上端面の下端と略同じにしてある。パッキン28の上面には弾性突起29がスライド蓋10上面から突出するように設けてあり、スライド蓋10を前側にスライドしてパッキン28で飲み口13を塞いだ上で回動蓋4を閉めると、図4に示すように、パッキン28の弾性突起29に回動蓋4の下面が当ってパッキン28が下方に押し出されるように変形し、パッキン28が飲み口13上端面に押し付けられる。これにより飲料の漏れを確実に防止できる。操作ボタン5の下部を押して操作ボタン5の係止部23から回動蓋4の係止片22が外れると、パッキン28の復元力により回動蓋4が後側に回動して開く。
さらにスライド蓋10は、図3に示すように、後壁の内側面に円筒状突起30が設けられ、該突起30に差し込むようにしてシリコンゴムで形成したキャップ状の弾発体31が取付けてある。弾発体31は、図4に示すように、スライド蓋10を前側にスライドして回動蓋4を閉じると、圧縮変形した状態で飲み口13に当接しており、操作ボタン5を押して回動蓋4を開くと、弾発体31の復元力によりスライド蓋10が後側にスライドして飲み口13が開放する。弾発体31の変形と復元が確実になされるようにするため、弾発体31は中空状に形成してあり、弾発体31を取付けている円筒状突起30には、弾発体31の中空部に空気を出入りさせるためのスリット32が設けてある。また弾発体31は、先端部に膨らみ部33が設けてあり、スライド蓋10が後退限までスライドしたときには、図3に示すように、弾発体31の膨らみ部33が蓋本体2aに形成した突出壁34に係止し、これにより図7に示すように、飲料を飲むために飲料容器を傾けたときに、スライド蓋10が自重によりひとりでに下方にスライドするのを防いでいる。
回動蓋4は、飲み口13の上部を囲む蓋状部35と、蓋状部35の先端に垂下して設けた係止片22を有している。回動蓋4は、図2に示すように、左右の側壁の内側面に水平軸3が突設してあり、該水平軸3をスライド蓋10上面のパッキン28よりも後側に形成した孔36に係合することで、スライド蓋10に回動自在に取付けられる。蓋状部35の左右の側壁の内側面の水平軸3に隣接した位置には、図2と図4に示すように、中央部が盛り上がった山形のクサビ状突起37が設けてあり、回動蓋4が開いたときには、図3に示すように、このクサビ状突起37がスライド蓋10の側壁の外側に乗り上げるように係止し、図7に示すように、飲料を飲むために飲料容器を傾けたときに、回動蓋4が自重によりひとりでに下方に回動するのを防止できるようになっている。
スライド蓋10を前側にスライドして飲み口13を塞いだ上で、図5(a)に示すように、回動蓋4を前側に回動して係止片22を操作ボタン5の係止部23に係止すると、スライド蓋10は前側に引き付けられた状態で動かないようにロックされる。
ロック部材6は、図2と図6に示すように、左右の側壁38と、左右の側壁38を下部で繋ぐ繋ぎ部39とを有する略コ字状に形成され、側壁38の後側縁部に形成した突条40をロック部材取付基板18のロック部材用ガイド部19に係合して、上下方向にスライド可能に取付けてある。ロック部材6は、操作ボタン5の両側と下側を囲むように設けてある。
ロック部材6の左右の側壁38の上端部にはロック部材側係合部7が、回動蓋4の係止片22の付け根位置の両側には回動蓋側係合部41が、それぞれ突起状に設けてあり、図5(a)に示すように、回動蓋4を操作ボタン5に係止して閉じた後、図5(b)に示すようにロック部材6を上方にスライドさせると、ロック部材側係合部7と回動蓋側係合部41とが前後方向に係合し、これにより回動蓋4が閉状態でロックされる。ロック部材側係合部7と回動蓋側係合部41との係合面は、垂直面に対して若干前側に倒れるように傾斜している。
さらに、ロック部材6の側壁38の下部内側面には、図2に示すように操作ボタン規制用突起9が設けてあり、図6(a)に示すように、回動蓋4を操作ボタン5に係止して閉じた後、図6(b)に示すようにロック部材6を上方にスライドさせると、この操作ボタン規制用突起9が操作ボタン5の下部とロック部材取付基板18との間の隙間に挿入され、操作ボタン規制用突起9により操作ボタン5の動きが規制される。そのため、操作ボタン5の下部を押して回動蓋4を開けることができなくなる。
すなわち本ロック部材6は、側壁38上端部のロック部材側係合部7を回動蓋4の回動蓋側係合部41と係合することで回動蓋4をロックすることに加え、側壁38内側の操作ボタン規制用突起9により操作ボタン5の動きを拘束することで、回動蓋4を二重にロックすることができる。ロック部材6を下方にスライドすると、図6(a)に示すように、ロック部材側係合部7が回動蓋側係合部41から外れ、操作ボタン規制用突起9は操作ボタン5の下方に抜け、二箇所のロックを同時に解除できる。
さらに、ロック部材6下部の繋ぎ部39には、操作部8が下部から操作ボタン5よりも前方に膨出する形で形成してあり、ロック部材6を上方にスライドしてロックしたときには、図4に示すように、操作部8の内側に操作ボタン5の下部が収容されるようになっている。そのため、飲料容器をバッグに入れて携帯しているときなどに、操作ボタン5の下部に何か物が当たって押されるのを防止できる。またこのように、ロック部材6の操作部8がロック状態で操作ボタン5の下部の外側に重なっていることで、操作部8を押し下げてロックを解除する操作と、操作ボタン5の下部を押して回動蓋4を開く操作を、親指一本で容易に行うことができる。
以上に述べたように、本飲料容器の蓋は、ロック部材6を上方にスライドすることで回動蓋4をロックすると共に操作ボタン5の動きを拘束するので、飲料容器をバッグ等に入れて携帯しているときなどに蓋が不用意に開くのを確実に防止できる。また、操作ボタン5を蓋用本体部2のカバー2aに一体成形したので、部品点数を削減できると共に操作ボタン5を別途取付ける手間が不要となるので、コストを削減できる。
飲料を飲むために蓋を開けるときには、ロック部材6を下方にスライドさせた後、操作ボタン5の下部を前側から押し込めば回動蓋4の係止片22が操作ボタン5の係止部23から外れ、回動蓋4がパッキン28の復元力により後側に回動して開く。回動蓋4が開くのと同時に、スライド蓋10が弾発体31の復元力により後側にスライドして、飲み口13が開放する。すなわち、操作ボタン5を押すだけで回動蓋4とスライド蓋10を連続して開けることができる。スライド蓋10は、斜め下方にスライドするため、蓋全開時には図3に示すように、回動蓋4の先端が飲み口13の先端と略同じ高さになるまで下降し、そのため、図7に示すように、飲み口13に口を付けて飲料を飲むときでも、回動蓋4やスライド蓋10が邪魔にならない。また、飲み口13を開放したときでもパッキン28が裏返しにならないので、パッキン28の飲み口塞ぎ面にゴミや髪の毛等が付着することがなく、衛生的である。
ロック部材6は、側壁38内側の操作ボタン規制用突起9を無くし、上方にスライドしたときでも操作ボタン5の動きを規制しないようにすることもできる。この場合は、誤ってロック部材6を上方にスライドした状態で回動蓋4を閉めたときでも、操作ボタン5はロック部材6と関係なく揺動するので操作ボタン5のヒンジ部21等に無理な力が掛からず、破損を防止できる。また、操作ボタン規制用突起9が無くても、側壁38上端部のロック部材側係合部7が回動蓋4の回動蓋側係合部41と係合することで回動蓋4をロックでき、さらにロック部材6の操作部8の内側に操作ボタン5の下部を収容することで、確実なロック機能を確保できる。
本発明は、以上に述べた実施形態に限定されない。スライド蓋10を設けることなく、蓋本体2aに回動蓋4を取り付け、回動蓋4により飲み口13を直接塞ぐようにすることもできる。また、蓋本体2aに着脱するカバー2bに操作ボタン5とロック部材6を設けるのではなく、蓋本体2a自体に操作ボタン5とロック部材6を設けることもできる。
本発明の飲料容器用蓋の一実施形態を示す斜視図であって、(a)は蓋を開けた状態、(b)は蓋を閉じてロック部材によりロックした状態を示している。 同飲料容器用蓋の分解斜視図である。 同飲料容器用蓋の蓋を開けた状態の縦断面図である。 同飲料容器用蓋の蓋を閉じてロック部材によりロックした状態の縦断面図である。 同飲料容器用蓋の蓋を閉じた状態の側面図であって、(a)はロック部材を下方にスライドした状態(非ロック状態)、(b)はロック部材を上方にスライドした状態(ロック状態)を示している。 同飲料容器用蓋の蓋を閉じた状態の正面図であって、(a)はロック部材を下方にスライドした状態(非ロック状態)、(b)はロック部材を上方にスライドした状態(ロック状態)を示している。 蓋を開けて飲料を飲んでいるときの状態を示す側面図である。
符号の説明
1 容器本体
2 蓋用本体部
2a 蓋本体
2b カバー
3 水平軸
4 回動蓋
5 操作ボタン
6 ロック部材
7 ロック部材側係合部(係合部)
8 操作部
9 操作ボタン規制用突起(操作ボタン規制部)
10 スライド蓋
21 ヒンジ部

Claims (3)

  1. 容器本体(1)の上部開口側に着脱自在に取付けられる蓋用本体部(2)と、蓋用本体部(2)に水平軸(3)で回動自在に取付けた回動蓋(4)とを備え、且つ蓋用本体部(2)の前側に回動蓋(4)の閉状態保持と解除とを行う操作ボタン(5)と、ロック部材(6)とを備え、操作ボタン(5)は、上下方向の中間部に蓋用本体部(2)の外周壁に連続し、蓋用本体部(2)の外周壁と一体を成すヒンジ部(21)を備え、ヒンジ部(21)を支点として揺動可能となり、上端部が回動蓋(4)の先端部と係脱し、ロック部材(6)は、上下方向にスライド可能に取付けられ、上端部に回動蓋(4)との係合部(7)を有し、上方にスライドしたときに係合部(7)が回動蓋(4)と係合して回動蓋(4)を閉状態でロックし、下方にスライドしたときに係合部(7)と回動蓋(4)との係合が解除されることを特徴とする飲料容器用蓋。
  2. ロック部材(6)は、操作ボタン(5)の両側及び下側を囲むように設けてあり、下部から前方に膨出する操作部(8)を有し、上方にスライドしたときに操作部(8)の内側に操作ボタン(5)の下部が収容されることを特徴とする請求項1記載の飲料容器用蓋。
  3. ロック部材(6)は、上方にスライドしたときに操作ボタン(5)の下部と蓋用本体部(2)外周壁との間に挿入し、操作ボタン(5)の動きを規制する操作ボタン規制部(9)を有することを特徴とする請求項1又は2記載の飲料容器用蓋。
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