JP6452192B2 - 空気調和機の清掃装置及び空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、エアコンディショナーや送風機、加湿器、除湿器、換気扇、あるいは空気清浄器等の空気調和機に配置されたエアフィルターの清掃装置、及びそれを用いた空気調和機に関するものである。
従来から、空気吸込口及び空気吹出口を有する筐体と、前記筐体内に配置され、室内空気を前記空気吸込口より吸込み前記空気吹出口より吹出すファンと、前記筐体内で前記ファンの前記空気吸込口側に配置され、下部が前側に上部が後側になるように傾斜して設置した熱交換器と、前記筐体内で前記熱交換器の前記空気吸込口側に配置され、下部が前側に上部が後側になるように傾斜して設置したフィルタと、前記筐体内に配置され、前記フィルタに捕集された塵埃を前記フィルタの前記空気吸込口側で清掃する清掃ブラシと、前記清掃ブラシを挿んで前記フィルタの反対側に配置され、前記清掃ブラシにより清掃された塵埃を溜めるダストボックスと、を備える空気調和機において、前記清掃ブラシと、前記清掃ブラシの回転を制御する第1アーム部及び第2アーム部と、を有す清掃部と、前記清掃部の待機位置に対応して設けられた第1凹部及び第2凹部と、をさらに備え、前記第1アーム部は、前記清掃部の待機位置で前記第1凹部内に開放され、前記清掃部の動作の開始後に当該第1凹部の角部に当接して回転し、前記第2アーム部は、前記第1アーム部の回転に伴って回転して前記第2凹部内に開放された後に当該第2凹部の角部に当接されてさらに回転する空気調和機が知られている(特許文献1)。
この特許文献1に記載の空気調和機は、第1アーム部及び第2アーム部が、それぞれ第1凹部及び第2凹部の角部に当接することにより、清掃ブラシが回転して、フィルタに捕集された塵埃をダストボックスに溜める構造となっている。
特許第5276166号公報
上記特許文献1の空気調和機は、第1アーム部及び第2アーム部が、それぞれ第1凹部及び第2凹部の角部に当接することにより、清掃ブラシが回転する構造になっている為、当接する時の当たり音が発生し、静音性能が低下すると共に、当接時の衝撃により、空気調和機の使用回数の増加と共に、回転する清掃ブラシの回転にがたつきが発生して、清掃ブラシの耐久性能が劣化するという課題があった。
本発明は、上記課題を解決する為になされたもので、清掃ブラシの回転時の当たり音を無くすと共に、清掃ブラシの回転性能の劣化を防止することができる空気調和機の清掃装置を提供することを目的としている。
上記従来の課題を解決する為に、請求項1の発明は、本体に設けられた吸込口と吹出口を結ぶ空気通路に、除塵用のエアフィルターを配置してなる空気調和機において、前記空気調和機は、前記エアフィルターに付着した塵埃を除去、及び回収する清掃装置を有し、前記清掃装置は、前記エアフィルターに付着した塵埃を除去する清掃片A及びラックを備えた除塵体Aと、前記清掃片Aに付着した塵埃の除去、及び回収のための集塵ユニットを有し、前記集塵ユニットは、集塵ケースと、該集塵ケースに軸支された清掃片B及び回動ギアを備えた除塵体B、及び集塵ケースに配された清掃片Cを有する除塵体Cを備え、前記除塵体Bは、前記回動ギアが前記ラックと噛合う事により往復回動可能に形成されてあり、その往復回動により、往路時に、前記清掃片Bは、前記清掃片Cに摺接し、往路終点時には、前記清掃片Cから離脱した位置にあり、復路時に、前記清掃片Bは、前記清掃片Cに摺接し、復路終点時には、前記清掃片Cから離脱した位置にあることを特徴としている。したがって、エアフィルターに付着した塵埃を除去する清掃片Aを備えた除塵体Aがラックを備えており、該ラックが、除塵体Bに備えてある回動ギアと噛合う事により、除塵体Bを回動させることができるので、当たり音の発生が無く、静音性に優れた清掃装置を提供することができる。
また、エアフィルターに付着した塵埃は、清掃片A、清掃片B及び清掃片Cを介して集塵ケース内に収容されるので、除塵体Aに塵埃が堆積することなく、エアフィルターへの塵埃の再付着を防止することができるため、エアフィルターを常に清潔で長期間に亘って目詰まりのない状態で使用することができる。また、空気調和機の性能も維持されると共に、エアフィルターを取り外した状態での塵埃を除去する清掃を行う必要がなくなる。
請求項2の発明は、請求項1において、除塵体Bが除塵体Cに向かって移動する方向に対して、清掃片Bの後方側に、清掃片Cに付着した塵埃を除去する為の清掃体Dを除塵体Bに設けたことを特徴としている。したがって、清掃体Dによって、清掃片Cに付着している塵埃を確実に集塵ケース内へと掻き落とすことができるので、常に、清掃片A、清掃片B及び清掃片Cに塵埃が残っていない状態とすることができ、エアフィルターへの塵埃の再付着を防止すると共に、エアフィルターに付着した塵埃を除去する性能が低下するのを防ぐことができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、除塵体Aが除塵体Bに向かって移動する方向に対して、清掃片Aの後方側に、前記清掃片Aを受けるリブ体を前記除塵体Aに設けたことを特徴としている。したがって、除塵体Aを構成する清掃片Aが、エアフィルターの表面に接触しながら移動する際に、清掃片Aの腰を強くすることができ、除塵体Aは、エアフィルターの塵埃を効率よく除去することができる。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかの発明において、除塵体Aを構成するラックを変形可能な可撓性を備えた材料にて形成したことを特徴としている。したがって、除塵体Aの端部が集塵ケースの外側に突出することがないので、清掃装置をコンパクトにすることができる。
請求項5の発明は、空気調和機本体内に、請求項1〜4の何れかの清掃装置を有する空気調和機を特徴としている。したがって、除塵体A、除塵体B、除塵体C、及び集塵ケースによって効率の良いエアフィルターからの除塵及び塵埃の回収を行うことができるため、エアフィルターの目詰まりが起こらず、常に安定した風量を確保でき、運転効率も良い空気調和機を提供することができる。
請求項1の発明では、当たり音の発生が無く、静音性に優れた清掃装置を提供することができる。また、エアフィルターへの塵埃の再付着を防止することができるため、エアフィルターを常に清潔で長期間に亘って目詰まりのない状態で使用することができる。また、空気調和機の性能も維持されると共に、エアフィルターを取り外した状態での塵埃を除去する清掃を行う必要がなくなる。
請求項2の発明では、常に、清掃片A、清掃片B及び清掃片Cに塵埃が残っていない状態とすることができ、エアフィルターへの塵埃の再付着を防止すると共に、エアフィルターに付着した塵埃を除去する性能が低下するのを防ぐことができる。また、請求項3の発明では、清掃片Aの腰を強くすることができ、除塵体Aは、エアフィルターの塵埃を効率よく除去することができる。また、請求項4の発明では、清掃装置をコンパクトにすることができる。さらに、請求項5の発明では、エアフィルターの目詰まりが起こらず、常に安定した風量を確保でき、運転効率も良い空気調和機を提供することができる。
本発明の第1実施形態の空気調和機の清掃装置を搭載した空気調和機の縦断面図 同空気調和機の清掃装置周辺の構成を示す断面図 同空気調和機の清掃装置における除塵体Aの移動に伴う除塵体Bの回動状態を示す断面図 同空気調和機の清掃装置における除塵体Aの移動に伴う除塵体Bの回動状態を示す断面図 同空気調和機の清掃装置における除塵体Aの移動に伴う除塵体Bの回動状態を示す断面図 同空気調和機の清掃装置における集塵ユニットを示す平面図 本発明の第2実施形態の空気調和機の清掃装置を示す断面図 本発明の第3実施形態の空気調和機の清掃装置を示す断面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の第1実施形態の空気調和機の清掃装置を搭載した空気調和機の縦断面図であり、図2は、同空気調和機の除塵体A及び集塵ユニットからなる清掃装置を示す断面図である。また、図3〜図5は、除塵体Aの移動に伴う除塵体Bの回動の状態を説明した断面図である。また、図6は、集塵ユニットを示す平面図である。
図1において、空気調和機本体1は、熱交換器4と、室内の空気を取り入れる吸込口2と、熱交換器4と吸込口2との間に配され、吸込口2から流入する空気中に含まれる塵埃を捕集するエアフィルター5と、エアフィルター5の上流側に配されると共に、エアフィルター5で捕集された塵埃を除去する除塵体A7と、除塵体A7をエアフィルター5の上流側の表面に沿って上下方向に移動させる上下方向移動手段(図示せず)と、エアフィルター5の下端部近傍に設けられ、除塵体A7に付着した塵埃を除去する為の除塵体B14を内挿し、除塵体C18が配置されている集塵ケース21と、吸込口2から室内の空気を吸引し、エアフィルター5及び熱交換器4を通して吹き出し口3から熱交換された空気を室内に吹き出す送風ファン6とを備えている。
図2において、エアフィルター5に付着した塵埃を除去、回収する為の清掃装置は、除塵体A7と集塵ユニット13にて形成されている。除塵体A7は、基布A22と除塵子A11を有する清掃片A10と、リブ体9とラック12とを有する保持体8にて形成されている。集塵ユニット13は、除塵体B14と、除塵体C18と、集塵ケース21にて形成されている。除塵体B14は、回動ギア17を有する基台B25と、基布B23と除塵子B15を有する清掃片B16にて形成されている。除塵体C18は、基台C26と、基布C24と除塵子C20を有する清掃片C19にて形成されている。
清掃片A10は、基布A22にパイル状の除塵子A11を植設して構成している。除塵体A7は、清掃片A10の基布A22を保持する為の保持体8に一体的に形成されている合成樹脂又は金属からなるリブ体9と、同じく保持体8に一体的に形成されているラック12とを有している。除塵体B14は、集塵ケース21に回動自在に軸支されている。清掃片B16は、基布B23にパイル状の除塵子B15を植設して構成している。除塵体C18は、集塵ケース21内において、清掃片C19が、除塵体B14の清掃片B16に接するように集塵ケース21に配されている。清掃片C19は、基布B24にパイル状の除塵子C20を植設して構成している。また、除塵子B15、及び除塵子C20は、パイル状の先端が、根元に比べて、集塵ケース21の底部側になるように傾斜を有して形成されてある。また、除塵体B14の側面には、位置決め用の穴部40、41が形成されてあり、穴部40、41と嵌合可能な突起部50が形成されている。突起部50は、図6の集塵ユニット13を構成する集塵ケース21の側面部から穴部40、41にたいして位置決め可能に形成されてある。また、突起部50は、穴部40、41から外れた時であってもばね等で付勢されてある。図2の状態においては、除塵体B14は、突起部50が穴部40に嵌合する事により、集塵ケース21にたいして位置決め固定されてある。
除塵体A7を構成する清掃片A10は、エアフィルター5の表面上を移動しながらエアフィルター5に付着した塵埃を除去すると共に、図3に示すように、除塵体B14に向かって移動する時に、除塵体A7に設けられたラック12が除塵体B14に設けられた回動ギア17と噛合う事により、除塵体B14を回動させ、更に、図4に示すように、除塵体B14を構成する清掃片B16が、清掃片A10に接触しながら擦り合い、清掃片A10に付着した塵埃を除去し、除去された塵埃は、清掃片B16に移る。図4の状態においては、除塵体B14は、突起部50が穴部41に嵌合する事により、集塵ケース21にたいして位置決め固定されてある。
次に、図5に示すように、除塵体A7が、エアフィルター5側へ戻る時にも、除塵体A7に設けられたラック12が除塵体B14に設けられた回動ギア17と噛合う事により、除塵体B14を回動させ、これに伴い清掃片B16は、集塵ケース21内に向かって入り込み、除塵体C18を構成する清掃片C19に接触しながら擦り合った後、清掃片C19から一旦、離脱する。図5の状態においては、除塵体B14は、突起部50が穴部40に嵌合する事により、集塵ケース21にたいして位置決め固定されてある。その後、再び、除塵体B14が反時計回りに回動する事により、清掃片B16は清掃片C19に接触した後、図3の如く、再度、清掃片B16は清掃片C19から離脱する。前記の動作を繰り返す事により、清掃片C19に付着していた塵埃は、清掃片B16に接触しながら擦り合う際に、清掃片C19から離れて集塵ケース21内へ回収される。
また、除塵体B14を形成する清掃片B16の除塵子B15の先端が根元よりも除塵体A7に対して先行しているので、清掃片A10と接触すると、清掃片A10に付着していた塵埃は、清掃片B16に掻き取られて移動する。また、除塵体B14が回動して、除塵体C18に接触した時、除塵体C18に対して、除塵体B14を形成する清掃片B16の除塵子B15の先端が根元よりも先行し、且つ除塵体B14に対して、除塵体C18を形成する清掃片C19の除塵子C20の先端は根元よりも先行しているので、清掃片B16に付着していた塵埃は、清掃片C19に掻き取られて移動する。再度、除塵体B14が回動する際に、清掃片B16と清掃片C19とが擦り合い、清掃片C19に付着していた塵埃は、集塵ケース21内に回収される。
また、図2において、除塵体A7が除塵体B14に向かって移動する方向に対して、清掃片A10の後方側に、清掃片A10の側面を受けるリブ体9を、保持体8と一体的に設けているので、除塵体A7を構成する清掃片A10が、エアフィルター5の表面に接触しながら移動する際に、リブ体9が清掃片A10を後方から支えるので、清掃片A10の腰が強くなり、除塵体A7は、エアフィルター5の塵埃を効率よく除去することができる。
次に、本実施形態における空気調和機の清掃装置及びこれを搭載した空気調和機の動作を説明する。空気調和機本体1を、例えば、冷房運転すると、送風ファン6により室内の空気が吸込口2から流入し、エアフィルター5を通って熱交換器4に至り、そこで冷却され、冷たい空気が吹き出し口3から室内に吹き出される。吸込口2から吸引される室内の空気に含まれる塵埃は、エアフィルター5で捕集され、エアフィルター5の表面に次第に堆積していく。エアフィルター5の表面に塵埃が堆積してくると、空気の通気圧損が増加し、熱交換器4での熱交換効率が低下してくるので、定期的に或いは、必要に応じて、エアフィルター5に堆積した塵埃の除去運転が必要となる。
塵埃の除去運転を開始する初期状態において、除塵体A7は、エアフィルター5の上端に位置している。そして、塵埃の除去運転を開始すると、除塵体A7が矢印Aの方向に、上下移動手段(図示せず)により、自動的に下降し、エアフィルター5の下端まで移動する。その間に、除塵体A7の清掃片A10で、エアフィルター5に付着した塵埃が掻き落とされる。また、除塵体A7が除塵体B14に向かって移動する方向に対して、清掃片A10の後方側に、清掃片A10を受けるリブ体9を保持体8と一体的に設けたので、除塵体A7が、エアフィルター5の表面を接触しながら降下する際に、リブ体9が清掃片A10を後方から支えることとなり、清掃片A10の腰を強くすることができ、除塵体A7は、エアフィルター5の塵埃を効率よく除去することができる。
このようにして、除塵体A7によって、エアフィルター5に付着した塵埃の清掃が行われるが、この清掃動作によって清掃片A10自身にも塵埃が付着してしまう。このような状態で除塵体A7は、エアフィルター5の下端部近傍に配された集塵ユニット13を構成する除塵体B14へと移動する。
除塵体A7に設けられたラック12が除塵体B14に設けられた回動ギア17と噛合う事により、除塵体B14を回動させる。すると、除塵体A7の清掃片A10が除塵体B14の清掃片B16と接触し、擦り合ううちに、清掃片A10に付着していた塵埃は、清掃片B16に掻き取られて、清掃片B16に移動する。次に、除塵体A7がエアフィルター5側へ戻る時も除塵体A7に設けられたラック12が除塵体B14に設けられた回動ギア17と噛合う事により、除塵体B14を元の位置へと回動させる。すると、除塵体B14の清掃片B16が除塵体C18の清掃片C19と接触し、擦り合ううちに、清掃片B16に付着していた塵埃は、清掃片C19に掻き取られて清掃片C19に移動する。
このようにして、除塵体A7は、次回の塵埃の除去運転のため、再びエアフィルター5の上端まで移動して停止する。
そして、次回の塵埃の除去運転時において、除塵体A7が作動している最中に、除塵体B14の清掃片B16と、除塵体C18の清掃片C19とが接触し、擦り合ううちに清掃片C19に付着していた塵埃が、清掃片B16により掻き落とされて集塵ケース21内に回収される。尚、集塵ケース21内に溜まった塵埃は、別途吸引装置(図示せず)を設けて吸引し、本体外へ排出することも可能である。
本実施形態において、清掃片A10、清掃片B16、及び清掃片C19における除塵子A11、除塵子B15、及び除塵子C20は、植設されたパイルで説明しているが、材質はこれに限定するものではなく、ブラシ毛、合成樹脂、針、ブレード、フィン等、適宜選択することができる。また、基布A22、基布B23、及び基布C24は布で説明しているが、材質はこれに限定するものではなく、合成樹脂、木、金属等、適宜選択することができる。
また、本実施形態では図示していないが、除塵体A7が上下移動せずに、エアフィルター5自体が除塵体A7を構成する清掃体A10の先端に接触しながら移動して、エアフィルター5に付着した塵埃を除去する構造としてもよい。また、集塵ユニット13自体もエアフィルター5と連動して移動し、除塵体A7を構成する清掃体A10に接触させる構造としてもよい。
本発明の清掃装置を空気調和機本体内に設けることにより、エアフィルター5の目詰まりが起こらず、常に安定した風量を確保でき、運転効率も良いので、性能も維持されて空気調和機本体の消費電力も節約できる。更に、エアフィルター5を取り外して塵埃の清掃を行う必要もなくなり、定期的に集塵ケース21に溜まった塵埃を捨てるだけでよいので、メンテナンスの頻度を大幅に低減させることができる。
図7は、本発明の第2実施形態の空気調和機の清掃装置を示す断面図である。第2実施形態において、第1実施形態との相違点は、除塵体A27を構成する保持体28を変形可能な可撓性を備えた材料にて形成している点と、除塵体B29と集塵ケース30との間に保持体28を収容することができる空間31を設けた点である。このように構成することによって、除塵体A27の端部が集塵ケース30の外側に突出することがないので、清掃装置をコンパクトにすることができる。
図8は、本発明の第3実施形態の空気調和機の清掃装置を示す断面図である。第3実施形態において、第1実施形態との相違点は、清掃片B16が除塵体C18に向かって移動する方向に対して、清掃片B16の後方側に、清掃片C19に付着した塵埃を除去する為の清掃体D32を除塵体B39に設けた点である。このように構成することによって、清掃体D32が、清掃片C19に付着している塵埃を確実に集塵ケース21内へと掻き落とすことができるので、常に、清掃片A10、清掃片B16及び清掃片C19に塵埃が残っていない状態とすることができ、エアフィルター5への塵埃の再付着を防止すると共に、エアフィルター5に付着した塵埃を除去する性能が低下するのを防ぐことができる。
本発明の空気調和機の清掃装置は、エアコンディショナーや送風機、加湿器、除湿器、換気扇、あるいは空気清浄器等の空気調和機に配置されたエアフィルターの清掃装置として使用される。
1 空気調和機本体
2 吸込口
3 吹き出し口
4 熱交換器
5 エアフィルター
6 送風ファン
7、27 除塵体A
8、28 保持体
9 リブ体
10 清掃片A
11 除塵子A
12 ラック
13 集塵ユニット
14、29、39 除塵体B
15 除塵子B
16 清掃片B
17 回動ギア
18 除塵体C
19 清掃片C
20 除塵子C
21、30 集塵ケース
22 基布A
23 基布B
24 基布C
25 基台B
26 基台C
31 空間
32 清掃体D
40、41 穴部
50 突起部

Claims (5)

  1. 本体に設けられた吸込口と吹出口を結ぶ空気通路に、除塵用のエアフィルターを配置してなる空気調和機において、前記空気調和機は、前記エアフィルターに付着した塵埃を除去、及び回収する清掃装置を有し、前記清掃装置は、前記エアフィルターに付着した塵埃を除去する清掃片A及びラックを備えた除塵体Aと、前記清掃片Aに付着した塵埃の除去、及び回収のための集塵ユニットを有し、前記集塵ユニットは、集塵ケースと、該集塵ケースに軸支された清掃片B及び回動ギアを備えた除塵体B、及び集塵ケースに配された清掃片Cを有する除塵体Cを備え、前記除塵体Bは、前記回動ギアが前記ラックと噛合う事により往復回動可能に形成されてあり、その往復回動により、往路時に、前記清掃片Bは、前記清掃片Cに摺接し、往路終点時には、前記清掃片Cから離脱した位置にあり、復路時に、前記清掃片Bは、前記清掃片Cに摺接し、復路終点時には、前記清掃片Cから離脱した位置にあることを特徴とする空気調和機の清掃装置。
  2. 除塵体Bが除塵体Cに向かって移動する方向に対して、清掃片Bの後方側に、清掃片Cに付着した塵埃を除去する為の清掃体Dを除塵体Bに設けたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の清掃装置。
  3. 除塵体Aが除塵体Bに向かって移動する方向に対して、清掃片Aの後方側に、前記清掃片Aを受けるリブ体を前記除塵体Aに設けたことを特徴とする請求項1または2記載の空気調和機の清掃装置。
  4. 除塵体Aを構成するラックを変形可能な可撓性を備えた材料にて形成したことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の空気調和機の清掃装置。
  5. 請求項1〜4のうち、何れか1項に記載の清掃装置を有する空気調和機。
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