JP6451856B2 - 回転電機冷却構造 - Google Patents

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Description

本発明は、冷媒を用いて回転電機を冷却する回転電機冷却構造に関する。
従来、小型・高出力なモータ開発のため、モータ内部に冷媒を導入して高温となる部品を効率的に冷却する構造が検討されている。
このような冷却構造として、永久磁石型モータにおいて、バネやプレートなどで構成される冷媒流路切替え部品をロータに内蔵することで、モータの動作状態に応じて冷媒流路を切り替えるようにした回転電機冷却構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術では、ステータのコイル温度が高くなる低回転時ではコイルへ冷媒を供給し、ロータの磁石温度が高くなる高回転時ではロータ内へ冷媒を供給することで、効率的な冷却を実現することができる。
特開2009−118686号公報
しかしながら、上述の従来技術では、効率的なモータの冷却を達成するには、バネやプレートなどの流路切替え部品をロータ内に組み込む必要がある。
このため、部品点数増、組付工程増を招き、コストアップを招くという問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、効率的なモータの冷却を安価に達成可能な回転電機冷却構造を提供することを目的とする。
本発明の回転電機冷却構造は、ロータの回転に伴いステータのコイルエンドに向かって冷媒が飛散するよう冷媒供給路に開口された冷媒出口を備えている。
そして、本発明は、冷媒出口とコイルエンドとの間の冷媒飛散路に設けた遮蔽壁は、冷媒をコイルエンドに対して遮蔽する割合が、ロータの低回転時に低く、高回転時に高いことを特徴とする回転電機冷却構造とした。
本発明では、遠心力で冷媒出口から冷媒飛散路をコイルエンドに向かって飛散する冷媒を、ロータの冷媒出口とステータのコイルエンドとの間に設けた遮蔽壁により、ロータの回転数に応じコイルエンドとロータコアへの冷媒供給割合を異ならせることができる。したがって、効率的なモータの冷却を安価に達成可能な回転電機冷却構造を提供することができる。
実施の形態1の回転電機冷却構造を備えた回転電機の断面図である。 実施の形態1の回転電機冷却構造を備えた回転電機の要部を示す斜視図である。 実施の形態2の回転電機冷却構造を備えた回転電機の要部を示す斜視図である。 実施の形態3の回転電機冷却構造を備えた回転電機の要部を示す斜視図である。 実施の形態4の回転電機冷却構造を備えた回転電機の断面図である。 実施の形態5の回転電機冷却構造を備えた回転電機の断面図である。 実施の形態6の回転電機冷却構造を備えた回転電機の断面図である。 実施の形態7の回転電機冷却構造を備えた回転電機の断面図である。 実施の形態8の回転電機冷却構造を備えた回転電機の断面図である。 実施の形態9の回転電機冷却構造を備えた回転電機の断面図である。 実施の形態10の回転電機冷却構造を備えた回転電機の断面図である。 実施の形態11の回転電機冷却構造を備えた回転電機の断面図である。 実施の形態12の回転電機冷却構造を備えた回転電機の断面図である。 実施の形態13の回転電機冷却構造を備えた回転電機の断面図である。
以下、本発明の回転電機冷却構造を実現する最良の形態を、図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1における回転電機冷却構造の構成を説明する。
まず、本実施形態1の回転電機冷却構造を備えた回転電機Aの構造について説明する。
図1は、回転電機Aを示す断面図である。
この回転電機Aは、ハウジング1とロータ2とステータ3と、を備えている。
ハウジング1は、略円筒形状のハウジング本体11と、このハウジング本体11の軸方向両端の開口を塞ぐ略円盤形状のカバー12,13と、を備え、内部に収容空間14を形成している。
ロータ2は、ロータシャフト21とロータコア22とを備えている。
ロータシャフト21は、ハウジング1の中心軸に沿って配置され、両端部が、カバー12,13に軸受25,26を介して、回転可能に支持されている。
なお、カバー12,13は、収容空間14に向けて軸方向に円環状に突出した円環凸部12a,13aを備え、この円環凸部12a,13aの内周で軸受25、26の外周を支持している。
ロータコア22は、複数の金属板を軸方向に積層し、その軸方向の両端部を、エンドプレート22e,22eにより支持した状態で、ロータシャフト21の外周に固定されている。本実施形態1の回転電機Aは、永久磁石式同期モータであって、ロータコア22は、内部に、周方向に間隔を空けて複数の永久磁石22aを備えている。
ステータ3は、ステータコア31を備えている。
このステータコア31は、ロータコア22の外周とエアギャップを介して配置され、ハウジング本体11の内周に固定されている。
さらに、ステータコア31は、内周に複数のティースを備え、各ティースにコイル32が巻き付けられており、コイルエンド32eが、ステータコア31の軸方向両端外側に配置されている。
なお、ステータコア31は、多数枚のリング状の鋼板をロータシャフト21の軸方向に積層して構成されている。
以上の構成の回転電機Aは、コイル32に通電して、電動機として機能することが可能であるとともに、回転電機Aに外部から伝達される駆動力により発電する発電機として機能することも可能である。
次に、回転電機Aにおける冷却構造について説明する。
ロータ2は、回転電機Aの外部から冷媒液を供給する冷媒供給路4を備えている。すなわち、回転電機Aは、冷媒液を循環させて、永久磁石22aおよびコイルエンド32eを冷却する構造である。なお、冷媒液としては、冷却オイルを用いることができるが、これに限定されるものではない。また、冷媒液は、図外のポンプにより回転電機Aに対して供給および排出される。
冷媒供給路4は、回転軸心流路41と、径方向流路42と、ロータ軸方向流路43と、を備えている。
回転軸心流路41は、ロータシャフト21の一端の冷媒入口41aからロータシャフト21の中心軸に沿って軸方向に延在され、その延在方向の先端は、ロータコア22の軸方向の略中心位置に配置されている。
径方向流路42は、回転軸心流路41の先端から、外径方向にロータシャフト21を貫通してロータコア22の径方向中間位置まで延在したもので、周方向に間隔を空けて複数形成している。
ロータ軸方向流路43は、各径方向流路42の外径方向の先端から、ロータコア22の軸方向の両側端面22b,22bまで軸方向に沿って延在し、ロータコア22の軸方向の両側端面22b,22bに冷媒出口43aを開口している。
冷媒出口43aは、図2に示すように、ロータコア22の軸方向の両側端面22b,22bにおいて周方向に略等間隔で設けられている。
ロータ2の回転時には、図1に示す冷媒入口41aから冷媒供給路4に供給された冷媒液は、遠心力により、冷媒出口43aから外径方向のコイルエンド32eに向かって飛散する。
収容空間14において、このように冷媒出口43aからコイルエンド32eに至る冷媒液が飛散する部分が冷媒飛散路14aである。すなわち、冷媒飛散路14aは、軸方向に沿う方向でロータコア22の両側端面22b,22bと、カバー12,13の円環凸部12a,13aと、に挟まれ、径方向で冷媒出口43aとコイルエンド32eとの間の空間である。
なお、この冷媒飛散路14aを飛散した冷媒液は、収容空間14内を落下し、ハウジング本体11に形成された排出穴11c,11cを通って、図外のオイルタンクに戻され、図外の放熱器などで放熱した後、冷媒入口41aから冷媒供給路4に戻される。
さらに、本実施の形態1の冷却構造は、冷媒飛散路14aに、冷媒出口43aからコイルエンド32eに向かって外径方向に飛散する冷媒液の一部を遮蔽する遮蔽壁部材5を備える。
本実施の形態1では、遮蔽壁部材5は、カバー12,13に固定されている。
この遮蔽壁部材5は、側端面22bから遠い側の部位を図2に示すように円環状に形成しており、冷媒飛散路14aを全周に亘って遮蔽する。
一方、遮蔽壁部材5は、側端面22bに近い側には、図1に示すように、冷媒出口43a側とコイルエンド32e側とを連通する連通路51を形成している。
すなわち、連通路51は、遮蔽壁部材5のロータコア22側の軸方向先端面と、ロータコア22の側端面22bと、の間の間隙と、遮蔽壁部材5に形成した図2に示す連通用凹部51aと、により形成している。
なお、連通用凹部51aは、遮蔽壁部材5のロータコア22側の端部において、周方向に一定の間隔で設けており、遮蔽壁部材5は、図2に示すように、凹凸形状を成している。
したがって、遮蔽壁部材5は、軸方向でロータコア22の両側端面22b,22bから軸方向に離れた位置では、全周に亘って冷媒出口43aを外径方向に向かって遮蔽し、外径方向のコイルエンド32eに対する遮蔽面積が大きく遮蔽度が高い。
一方、遮蔽壁部材5は、軸方向でロータコア22の両側端面22b,22bに近い位置では、側端面22bに近い側の連通断面積が大きな連通路51を備え、遮蔽面積が小さく外径方向のコイルエンド32eに対する遮蔽度が低い。
(実施の形態1の作用)
次に、実施の形態1の作用を説明する。
回転電機Aの駆動時には、冷媒供給路4の冷媒入口41aに冷媒を供給する。この冷媒供給路4に供給された冷媒液は、ロータ2の回転により作用する遠心力により、冷媒出口43aから冷媒飛散路14aを外径方向に飛散する。
そして、冷媒飛散路14aを飛散した冷媒液は、ロータ2の永久磁石22aや、ステータ3のコイル32と熱交換を行ってこれらを冷却した後、ハウジング本体11の排出穴11cから排出される。
この冷媒液の循環により、回転電機Aの冷却を行う。
ところで、回転電機Aでは、ロータ2の回転数の高低に応じて、ロータ2の永久磁石22aと、ステータ3のコイル32と、で発熱しやすい部位が変化する。
低回転時には、一般的に高い出力トルクを得たい場合が多い。このような場合には、コイル32に流す電流が大きくなり銅損が増加してコイル32が発熱しやすい。
一方、高回転時には、永久磁石22aを横切る磁束の入れ替わりが多くなり、ヒステリシス損やうず電流損、即ち鉄損が増加して永久磁石22aが発熱しやすい状態になる。
そこで、本実施の形態1では、遮蔽壁部材5の遮蔽特性に基づいて、ロータ2の永久磁石22aと、ステータ3のコイル32と、の冷却液の供給割合を変えて、冷却する箇所を切り替える。
以下に、本実施の形態1において上述の回転電機Aの回転数の高低に応じて、ロータコア22とコイルエンド32eへの冷媒液の供給割合の切替の動作を説明する。
ロータ2の低回転時には、冷媒出口43aから飛散する冷媒液に作用する遠心力が高回転時と比較して小さくなり、冷媒出口43aから飛散する冷媒液の流速も低い。
この場合、冷媒出口43aから飛散する冷媒液は、図2において点線の矢印teiに示すように、軸方向で、ロータ2の両側端面22b,22bに近い位置を通る割合が上昇し、実線の矢印kouに示すように、両側端面22b,22bから遠い位置を通る割合が低下する。
したがって、ロータ2の低回転時には、冷媒出口43aから飛散する冷媒液のうち、遮蔽壁部材5により遮蔽されずに連通路51を通過してコイルエンド32eに向かう割合が高回転時よりも高く、遮蔽壁部材5により遮蔽される割合が高回転時よりも低い。
よって、相対的にロータコア22よりもコイルエンド32eを効率的に冷却する。
逆に、ロータ2の高回転時には、冷媒出口43aから飛散する冷媒液に作用する遠心力が低回転時と比較して大きくなり、冷媒出口43aから飛散する冷媒液の流速が高くなる。
この場合、冷媒出口43aから飛散する冷媒液は、図2において点線の矢印teiに示すように、軸方向で、ロータ2の両側端面22b,22bに近い位置を通る割合が低下し、実線の矢印kouに示すように、両側端面22b,22bに遠い位置を通る割合が上昇する。
したがって、ロータ2の高回転時には、冷媒出口43aから飛散する冷媒液のうち、連通路51を通過する割合が低回転時よりも低下し、遮蔽壁部材5により遮蔽される割合が低回転時よりも上昇する。
よって、コイルエンド32eへの供給割合を低下させるとともに、ロータコア22および永久磁石22aへの供給割合を上昇させる。
これにより、コイルエンド32eから受熱量を低下させ、ロータコア22および永久磁石22aに供給する冷媒液温度を抑え、ロータコア22および永久磁石22aを効率的に冷却する。
また、遮蔽壁部材5を設けたことにより、ロータ2の回転時に、冷媒出口43aから外径方向に向かう冷媒液(オイル)の流量を制限し、遮蔽壁部材5の内径側の冷媒液量が、遮蔽壁部材5を設けない場合よりも多くなる。このため、軸受25,26への冷却液(オイル)の供給量が増大して、潤滑性を高めることができ、特に、高回転時に、この供給慮が増大し、潤滑性をより高めることができる。
以上のように、冷媒出口43aから外径方向へ飛散する冷媒の遮蔽壁部材5による遮蔽割合をロータ2の回転数に応じて可変として、回転電機Aの発熱部位を効率的に冷却することができる。そして、このようなロータ2の回転数に応じた遮蔽壁部材5の内外への冷媒の供給割合の違いを、ロータ2の冷媒出口43aとステータ3のコイルエンド32eとの間に遮蔽壁部材5を設けただけの単純な構造により達成することができる。したがって、効率的な回転電機Aの冷却を安価に達成可能な回転電機冷却構造を提供することができる。
(実施の形態1の効果)
以下に、実施の形態1の効果を列挙する。
1)実施の形態1の回転電機冷却構造は、
回転電機Aのロータ2の内部に冷媒を導入する冷媒供給路4と、
ロータ2の回転に伴いステータ3のコイルエンド32eに向かって冷媒が飛散するよう冷媒供給路4に開口された冷媒出口43aと、
を備えた回転電機冷却構造であって、
冷媒出口43aとコイルエンド32eとの間の冷媒飛散路14aに、ロータ2の回転時に冷媒出口43aから飛散する冷媒の一部を遮蔽する遮蔽壁部材5を設け、
遮蔽壁部材5は、冷媒をコイルエンド32eに対して遮蔽する割合が、ロータ2の低回転時に低く、高回転時に高いことを特徴とする。
したがって、単に遮蔽壁部材5を設け、その遮蔽割合を低回転時と高回転時とで異ならせた単純で安価な構成により、ロータ2の低回転時に、コイルエンド32eを効率良く冷却し、ロータ2の高回転時に、ロータコア22を効率良く冷却することができる。
よって、効率的な回転電機の冷却を安価に達成可能である。
2)実施の形態1の回転電機冷却構造は、
冷媒出口43aを、ロータ2のロータコア22の軸方向の両側端面22b,22bに有し、
遮蔽壁部材5は、冷媒飛散路14aに、冷媒出口43a側とコイルエンド32e側とを連通する連通路51を形成するとともに、連通路51の断面積を、ロータコア22の側端面22bから遠い側よりもロータコア22の側端面22b側を大きく形成したことを特徴とする。
したがって、ロータコア22の側端面22b側の断面積を大きく形成した連通路51を遮蔽壁部材5に有する単純な構成により、上記1)の作用効果を得ることができる。
3)実施の形態1の回転電機冷却構造は、
遮蔽壁を、冷媒飛散路14aの側面を形成する回転電機Aのハウジング1のカバー12,13およびロータコア22とは別体の遮蔽壁部材5により形成したことを特徴とする。
したがって、遮蔽壁を、ハウジング1とロータコア22とのいずれかに一体に形成するものと比較して、製造が容易であるとともに、冷媒飛散路14aにおける遮蔽面積および連通路51の断面積の設定が容易である。
(他の実施の形態)
次に、他の実施の形態の回転電機冷却構造について説明する。
なお、他の実施の形態は、実施の形態1の変形例であるため、実施の形態1と共通する構成には実施の形態1と同じ符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点のみ説明する。
(実施の形態2)
実施の形態2の回転電機冷却構造について説明する。
図3は、実施の形態2の回転電機冷却構造におけるロータ2および遮蔽壁部材205を示す斜視図であり、図示のように、遮蔽壁部材205の形状を実施の形態1の遮蔽壁部材5の形状と異ならせた。
すなわち、遮蔽壁部材205は、全周に亘って環状に形成している。そして、遮蔽壁部材205は、連通路として、遮蔽壁部材205を貫通して形成されるとともに、それぞれ周方向に一定の間隔で配置されて複数の第1連通穴205a、第2連通穴205bを備えている。
さらに、第1連通穴205aは、第2連通穴205bに対して、ロータコア22の側端面22bに近い側に配置され、かつ、第2連通穴205bよりも周方向に長い形状に形成している。これにより、遮蔽壁部材205は、冷媒出口43a側とコイルエンド32e側とを連通する連通路251の断面積を、ロータコア22の側端面22bから遠い側よりも近い側を大きく形成した。
したがって、ロータ2の低回転時は、冷媒出口43aから飛散する冷媒液のうち、点線の矢印teiに示す第1、第2連通穴205a,205bを通過してコイルエンド32eに向かう割合が高回転時よりも高く、コイルエンド32eを効率良く冷却できる。
一方、ロータ2の高回転時には、冷媒出口43aから飛散する冷媒液のうち、図3において実線の矢印kouに示す遮蔽壁部材205により遮蔽する割合が低回転時よりも高く、ロータコア22および永久磁石22aを効率良く冷却できる。
よって、実施の形態2の回転電機の冷却構造にあっても、上記1)〜3)と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
実施の形態3の回転電機冷却構造について説明する。
図4は、実施の形態3の回転電機冷却構造におけるロータ2および遮蔽壁部材305を示す斜視図であり、図示のように、遮蔽壁部材305の形状が実施の形態1の遮蔽壁部材5の形状と異なる。
この遮蔽壁部材305は、全周に亘って円環状に形成している。そして、遮蔽壁部材305のロータシャフト21の軸方向に沿う方向の先端面と、これに対向するロータコア22の側端面22bとの間に、冷媒液の流通を可能とする連通路351を形成している。
したがって、ロータ2の低回転時には、冷媒出口43aから飛散する冷媒液は、図4において点線の矢印teiに示すように、ロータ2の側端面22bと遮蔽壁部材305の先端面との間の連通路351を通過する割合が、高回転時よりも高くなる。
よって、冷媒出口43aから飛散する冷媒液のうち、コイルエンド32eへ供給割合が増加し、コイルエンド32eを効率的に冷却する。
それに対して、ロータ2の高回転時には、図4において実線の矢印kouに示すように、ロータ2に対して軸方向に離れた位置を通る割合が増加し、遮蔽壁部材305により遮蔽される割合が増加する。
このため、冷媒出口43aから飛散する冷媒液のうち、遮蔽壁部材305を通過して外径方向に向かう流量の割合が低回転時よりも減少し、ロータコア22へ供給する割合が増加し、ロータコア22および永久磁石22aを効率的に冷却する。
よって、実施の形態3の回転電機の冷却構造にあっても、上記1)〜3)の効果を得ることができる。
(実施の形態4)
実施の形態4の回転電機冷却構造について説明する。
図5は、実施の形態4の回転電機冷却構造を備えた回転電機の断面図であり、図示のように、遮蔽壁部材405の形状が実施の形態1の遮蔽壁部材5の形状と異なる。
遮蔽壁部材405は、ベース板405aと、環状壁部405bとを備えている。ベース板405aは、円盤状に形成されており、カバー12,13の円環凸部12a,13aの先端面に固定している。
環状壁部405bは、円環状に形成されており、ベース板405aの外周部に一体に結合している。この環状壁部405bの形状は、実施の形態1〜3に示した遮蔽壁部材5,205,305のいずれの形状であってもよい。
したがって、実施の形態4にあっては、上記実施の形態1)〜3)の効果に加え、カバー12,13における遮蔽壁部材405の支持強度を向上できるという効果を奏する。
(実施の形態5)
実施の形態5の回転電機冷却構造について説明する。
実施の形態5は、遮蔽壁をハウジング1と一体に形成した例である。
図6は実施の形態5の回転電機冷却構造を備えた回転電機の断面図であり、ハウジング1を構成するカバー512,513の円環凸部512a,513aを遮蔽壁として用いている。
すなわち、円環凸部512a,513aの先端面512b,513bを、実施の形態1と比較して、ロータ2の両側端面22b,22bに近付けて配置している。そして、両者の間に位置する冷媒飛散路14aを、冷媒出口43a側とコイルエンド32e側とを連通する連通路551としている。
したがって、ロータ2の低回転時には、冷媒出口43aから飛散する冷媒液は、実施の形態1と同様に、矢印teiに示すように円環凸部512a,513aの先端面512b,513bに近い位置を通る。
このため、冷媒出口43aから飛散する冷媒液のうち、点線の矢印teiに示すように連通路551を通過してコイルエンド32eに向かう割合が高く、実線の矢印kouに示すように、冷媒出口43aから、斜め軸方向に先端面512b,513bに向かう割合が低い。
このため、ロータ2の低回転時には、ロータ2よりもコイルエンド32eを効率的に冷却する。
一方、ロータ2の高回転時には、点線の矢印teiに示すように連通路551を通過してコイルエンド32eに向かう割合が低く、矢印kouに示すように、冷媒出口43aから、斜め軸方向に先端面512b,513bに向かう割合が高い。
冷媒出口43aから飛散する冷媒液のうち、実線の矢印kouに示す円環凸部512a,513aにより遮蔽されて、内径方向に向かう割合が増加する。
このため、ロータ2の高回転時には、コイルエンド32eよりもロータコア22および永久磁石22aを効率的に冷却する。
さらに、実施の形態5の回転電機冷却構造は、遮蔽壁を、冷媒飛散路14aの側面を形成する回転電機のハウジング1を構成するカバー512,513の円環凸部512a,513aと一体に形成したことを特徴とする。
遮蔽壁として、独立した遮蔽壁部材を用いないため、部品点数を減らしてコストダウンを図ることが可能となる。
(実施の形態6)
実施の形態6の回転電機冷却構造について説明する。
図7は、実施の形態6の回転電機冷却構造を適用した回転電機の断面図であって、この実施の形態6は、遮蔽壁部材605をロータ2に設けた例である。
この遮蔽壁部材605は、ベースプレート605aと円環壁部605bとを備えている。ベースプレート605aは、円板状に形成され、エンドプレートを兼ねてロータコア22の軸方向の両端に設けている。
円環壁部605bは、円環状を成し、ベースプレート605aの外周縁部に沿って一体に結合され、その先端面が、冷媒出口43aとコイルエンド32eとの間を遮蔽するように、カバー12,13の円環凸部12a,13aに近接して配置している。
さらに、円環壁部605bは、実施の形態2に示した第1、第2連通穴205a,205bと同様に周方向に一定の間隔で形成した穴により、冷媒飛散路14aにおいて冷媒出口43a側とコイルエンド32e側とを連通する連通路651を形成している。
したがって、この実施の形態6にあっても、ロータ2の低回転時には、冷媒出口43aから飛散する冷媒液は、点線の矢印teiに示す連通路651を通りコイルエンド32eに向かう割合が高い。
一方、ロータ2の高回転時には、冷媒出口43aから飛散する冷媒液は、実線の矢印kouに示す円環壁部605bにより遮蔽されて、内径方向に向かう割合が高い。
よって、この実施の形態6にあっても、上記1)〜3)の効果を得ることができる。
さらに、実施の形態6では、遮蔽壁部材605のベースプレート605aがロータコア22のエンドプレートを兼ねるようにしたため、部品点数を抑えることができる。
(実施の形態7)
実施の形態7の回転電機冷却構造について説明する。
図8は、実施の形態7の回転電機冷却構造を適用した回転電機の断面図である。
この実施の形態7は、回転電機冷却構造を適用した回転電機の構造が実施の形態1と異なり、回転電機としていわゆる巻線界磁式のものを用いている。
すなわち、ロータ702のロータコア722は、径方向の外周側に図示を省略した複数のスロットを周方向等間隔に有し、スロットに配置したコイル727をロータコア722に巻き付け、コイル727に通電することで、ロータ702の磁極を励磁する。なお、ロータコア722の両側端面の外径方向縁部に、コイルエンド727eが配置されている。
遮蔽壁部材705は、実施の形態3と同様に円環状に形成しており、遮蔽壁部材705の先端面と、これに対向するコイルエンド727eを含むロータコア722の側端面722bとの間に、連通路751を形成している。
したがって、この実施の形態7にあっても、ロータ2の低回転時には、冷媒出口43aから飛散する冷媒液は、点線の矢印teiに示す連通路751を通りコイルエンド32eに向かう割合が高い。
一方、ロータ2の高回転時には、冷媒出口43aから飛散する冷媒液は、実線の矢印kouに示す遮蔽壁部材705により遮蔽されて、内径方向に向かう割合が高い。
よって、この実施の形態7にあっても、上記1)〜3)の効果を得ることができる。
(実施の形態8)
実施の形態8の回転電機冷却構造について説明する。
図9は、実施の形態8の回転電機冷却構造を適用した回転電機の断面図であり、この実施の形態8は、回転電機としていわゆる誘導式のものを用いた例である。
すなわち、ロータ802のロータコア822は、径方向の外周部に、複数の導体バー827を周方向等間隔に有し、ステータ3で形成される回転磁界により、ロータ802に誘導電流が発生し回転トルクが生じる。
遮蔽壁部材805は、実施の形態3と同様に、円環状に形成し、かつ、遮蔽壁部材805の先端面と、これに対向する導体バー827を含むロータコア822の両側端面822bとの間に、連通路851を形成している。
したがって、実施の形態8の回転電機冷却構造にあっては、誘導式の回転電機を用いても、上記1)〜3)の効果を得ることができる。
(実施の形態9)
実施の形態9の回転電機冷却構造について説明する。
図10は、実施の形態9の回転電機冷却構造を適用した回転電機の断面図である。
この実施の形態9は、冷媒供給路904および遮蔽壁部材905の構成が実施の形態1と異なる。
すなわち、冷媒供給路904は、軸流路940と出口孔941とを備えている。
軸流路940は、ロータシャフト921の軸心部位置で、軸方向の全長に亘って形成している。
また、出口孔941は、軸方向でロータコア22の両側端面22b,22bと、カバー12,13の円環凸部12a,13aと、の間の位置で、ロータシャフト921を貫通し形成され、軸流路940と収容空間14とを連通する。これにより、ロータシャフト921の外周面に、冷媒出口941aを形成する。
また、回転電機は、冷媒出口941aとコイルエンド32eとの間に、遮蔽壁部材905を備えている。
この遮蔽壁部材905は、円環状に形成され、カバー12,13の円環凸部12a,13aに固定されている。さらに、遮蔽壁部材905は、冷媒出口941aに対向する位置に、連通路951を備えている。すなわち、連通路951は、実施の形態2と同様に、遮蔽壁部材905を径方向に貫通する穴を周方向に間隔を空けて複数形成している。
したがって、遮蔽壁部材905は、冷媒飛散路14aにおいて冷媒出口941a側とコイルエンド32e側とを連通する連通路951の断面積を、冷媒出口941aの外径方向正面位置側を大きく、この位置から軸方向に離れた位置側を小さく形成している。
次に、実施の形態9の作用を説明する。
実施の形態9では、ロータ2の回転時には、軸流路940に供給される冷媒液は、冷媒出口941aから、外径方向に飛散する。
この飛散時に、点線の矢印teiのように外径方向に真直ぐに飛散するもの、および、実線の矢印kouのようにロータコア22の両側端面22b,22b、カバー12,13の円環凸部12a,13aに向けて斜めに飛散するものがある。
ロータ2の低回転時には、冷媒出口941aから、点線の矢印teiのように外径方向に真直ぐに飛散する割合が高く、このため、冷媒液が遮蔽壁部材905の連通路951を通る割合が高く、コイルエンド32eを効率良く冷却する。
一方、ロータ2の高回転時には、遠心力がより強く作用し、冷媒液が実線の矢印kouのように斜めに飛散する割合が高くなるため、冷媒液が遮蔽壁部材905により遮蔽される割合が高くなる。このため、冷媒液のコイルエンド32eへの供給割合を低下させるとともに、ロータコア22および永久磁石22aへの供給割合を上昇させる。
これにより、コイルエンド32eから受熱量を低下させ、ロータコア22および永久磁石22aに供給する冷媒液温度を抑え、ロータコア22および永久磁石22aを効率的に冷却する。
また、遮蔽壁部材905を設けたことにより、ロータ2の回転時に、冷媒出口941aから外径方向に向かう冷媒液(オイル)の流量を制限し、遮蔽壁部材905の内径側の冷媒液量が、遮蔽壁部材905を設けない場合よりも多くなる。このため、軸受25,26への冷却液(オイル)の供給量が増大して、潤滑性を高めることができ、特に、高回転時に、この供給慮が増大し、潤滑性をより高めることができる。
以上のように、実施の形態9の回転電機冷却構造は、
冷媒出口941aを、ロータコア22を回転可能に支持するロータシャフト921の外周面に備え、
遮蔽壁部材905は、冷媒飛散路14aに、冷媒出口941a側とコイルエンド32e側とを連通する連通路951を形成するとともに、連通路951の断面積を、冷媒出口941aの外径方向正面位置から軸方向に離れた位置側よりも外径方向正面位置側を大きく形成したことを特徴とする。
したがって、ロータ2の低回転時には、冷媒液が遮蔽壁部材905の連通路951を通る割合が高く、コイルエンド32eを効率良く冷却する。
一方、ロータ2の高回転時には、冷媒液が遮蔽壁部材905により遮蔽される割合が高くなり、ロータコア22および永久磁石22aを効率的に冷却する。
また、実施の形態9にあっても、連通路951を有した遮蔽壁部材905を設けた単純な構成により、上記の作用効果を得ることができ、製造が容易であるとともに、冷媒飛散路14aにおける遮蔽面積および連通路951の断面積の設定が容易である。
(実施の形態10)
実施の形態10の回転電機冷却構造について説明する。
図11は、実施の形態10の回転電機冷却構造を適用した回転電機の断面図である。
この実施の形態10は、実施の形態9の変形例であり、回転電機として、いわゆる誘導式のものを用いた例である。
すなわち、ロータ102のロータコア122は、径方向の外周部に、複数の導体バー827を周方向等間隔に有し、ステータ3で形成される回転磁界により、ロータ102に誘導電流が発生し回転トルクが生じる。
したがって、実施の形態10では、誘導式の回転電機において、実施の形態9と同様の作用効果を得ることができる。
(実施の形態11)
実施の形態11の回転電機冷却構造について説明する。
図12は、実施の形態11の回転電機冷却構造を適用した回転電機の断面図である。
この実施の形態11は、回転電機として実施の形態7にて示した巻線界磁式のものを用いている。
すなわち、ロータ202のロータコア222は、径方向の外周側に図示を省略した複数のスロットを周方向等間隔に有し、スロットに配置したコイル727をロータコア722に巻き付け、コイル727に通電することで、ロータ702の磁極を励磁する。なお、ロータコア222の両側端面の外径方向縁部に、コイルエンド727eが配置されている。
遮蔽壁部材115は、円環状に形成しており、遮蔽壁部材115の先端面と、これに対向するコイルエンド727eを含むロータコア222の端面との間に、連通路151を形成している。
したがって、この実施の形態11にあっても、ロータ2の低回転時には、冷媒出口43aから飛散する冷媒液は、点線の矢印teiに示す連通路151を通りコイルエンド32eに向かう割合が高い。
一方、ロータ2の高回転時には、冷媒出口43aから飛散する冷媒液は、実線の矢印kouに示す遮蔽壁部材115により遮蔽されて、内径方向に向かう割合が高い。
よって、この実施の形態11にあっても、実施の形態9と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態12)
実施の形態12の回転電機冷却構造について説明する。
図13は、実施の形態12の回転電機冷却構造を適用した回転電機の断面図である。
この実施の形態12は、冷媒供給路124の構成が実施の形態1と異なるもので、遮蔽壁部材5およびハウジング1は、実施の形態1と同様である。
冷媒供給路124は、回転軸心流路241と、径方向流路242と、ロータ軸方向流路243と、を備えている。
ロータ軸方向流路243は、実施の形態1と同様に、永久磁石22aの内径方向側の位置でロータコア22を軸方向に全長に亘り貫通して形成されている。
実施の形態1との相違は、ロータ軸方向流路243への冷媒液の供給と、ロータ軸方向流路243から収容空間14の供給の態様である。
すなわち、ロータ軸方向流路243から収容空間14へ冷媒液を供給する冷媒出口243aが、軸方向の一端(図において右側)のエンドプレート222eのみに開口されている。また、ロータ軸方向流路243への冷媒液の供給は、軸方向のもう一方の端部(図において左側)から行う。
このようにロータ軸方向流路243の端部に冷媒液を供給するため、回転軸心流路241および径方向流路242の構成が実施の形態1と異なる。
回転軸心流路241は、ロータシャフト21の一端(図において左側端部)の冷媒入口241aからロータシャフト21の中心軸に沿って軸方向で冷媒入口241aに近い側のロータコア22のエンドプレート222eの位置まで形成されている。
径方向流路242は、第1径方向流路242aと第2径方向流路242bとを備える。
第1径方向流路242aは、軸方向で冷媒飛散路14aと重なる位置で、ロータシャフト21を径方向に貫通して形成されている。
第2径方向流路242bは、軸方向でエンドプレート222eと重なる位置で、ロータシャフト21を貫通し、ロータコア22に沿って形成されている。なお、このロータコア22に沿う部分は、エンドプレート222eの端面に溝を形成することで形成されている。
また、以上説明したロータ軸方向流路243、第1径方向流路242a、第2径方向流路242b、冷媒出口243aは、周方向に略等間隔で複数形成されている。
次に、実施の形態12の作用を説明する。
ロータ12Rの回転時には、図13に示す冷媒入口241aから冷媒供給路124に供給された冷媒液は、遠心力により、第1径方向流路242aから収容空間14の冷媒飛散路14aを外径方向に飛散する。また、これと並行して、径方向流路242、ロータ軸方向流路243を経て、ロータ12Rを冷却した冷媒液は、ロータ12Rの一端の冷媒出口243aから収容空間14の冷媒飛散路14aを外径方向に飛散する。
この冷媒出口243aから飛散する冷媒液による作用は、実施の形態1と同様である。
すなわち、ロータ12Rの低回転時には、冷媒出口243aから飛散する冷媒液の流速が低く、遮蔽壁部材5を通過してコイルエンド32eに向かう割合が高回転時よりも高く、遮蔽壁部材5により遮蔽される割合が高回転時よりも低い。よって、相対的にロータコア22よりもコイルエンド32eを効率的に冷却する。
一方、ロータ12Rの高回転時には、冷媒出口243aから飛散する冷媒液の流速が高くなり、連通路51を通過する割合が低回転時よりも低下し、コイルエンド32eへの供給割合が低下し、ロータコア22および永久磁石22aへの供給割合が上昇する。
これにより、ロータコア22および永久磁石22aを効率的に冷却する。
第1径方向流路242aからから飛散する冷媒液による作用も、上記と同様であり、ロータ12Rの低回転時には、冷媒出口243aから飛散する冷媒液の流速が低い。このため、遮蔽壁部材5を通過してコイルエンド32eに向かう割合が高回転時よりも高く、相対的にロータコア22よりもコイルエンド32eを効率的に冷却する。
一方、ロータ12Rの高回転時には、冷媒出口243aから飛散する冷媒液の流速が高くなり、連通路51を通過する割合が低回転時よりも低下し、コイルエンド32eへの供給割合が低下し、ロータコア22および永久磁石22aへの供給割合が上昇する。
これにより、ロータコア22および永久磁石22aを効率的に冷却する。
以上説明した実施の形態12の回転電機冷却構造では、実施の形態1で説明した上記1)2)3)の効果を奏するのに加え、以下の効果を奏する。
ロータ軸方向流路243への冷媒液の供給を、エンドプレート222eに形成した第2径方向流路242bから行うようにしたため、ロータコア22を形成する積層鋼板として、全て同一形状のものを用いることができる。したがって、ロータコア22の部品点数を削減できるとともに、製造時に異なる形状の鋼板を所定位置に積層する際の手間を削減でき、それによるコスト低減を図ることができる。
(実施の形態13)
実施の形態13の回転電機冷却構造について説明する。
図14は、実施の形態13の回転電機冷却構造を適用した回転電機の断面図である。
この実施の形態13は、実施の形態12の変形例であり、冷媒供給路134は、第1ロータ軸方向流路243Aと、第2ロータ軸方向流路243Bとを備える。両ロータ軸方向流路243A,243Bは、全く同じ構造であるが、冷媒液の供給および冷媒出口243aからの収容空間14への供給の態様が異なる。
すなわち、ロータ13Rは、実施の形態12において示した第2径方向流路242bを備えたエンドプレート222eを、軸方向に沿う方向の両端に備える。そして、図示のように、第1ロータ軸方向流路243は、図において右側の端部が第2径方向流路242bに連通され、図において左側に冷媒出口243aを備える。一方、第2ロータ軸方向流路243bは、図において左側の端部が第2径方向流路242bに連通され、図において左側に冷媒出口243aを備える。
したがって、回転軸心流路341は、ロータシャフト21の一端(図において左側端部)の冷媒入口341aからロータシャフト21の中心軸に沿って軸方向で冷媒入口341aから遠い側のエンドプレート222eの位置まで形成されている。
径方向流路242は、実施の形態12と同様の第1径方向流路242aと第2径方向流路242bとを備えるのに加え、図において右側に示すエンドプレート222eに形成された第2径方向流路242bを備える。
なお、上記のように図において左側の冷媒飛散路14aには、第1径方向流路242aが開口されていることから、第1ロータ軸方向流路243Aの数よりも第2ロータ軸方向流路243Bの数を多くした方が好ましい。
以上説明した実施の形態13の回転電機冷却構造にあっても、実施の形態12と同様に、ロータ13Rの回転時には、冷媒供給路134に供給された冷媒液は、遠心力により、第1径方向流路242aから収容空間14の冷媒飛散路14aを外径方向に飛散する。また、これと並行して、径方向流路242、両ロータ軸方向流路243A,243Bを経て、ロータ13Rを冷却した冷媒液が、冷媒出口243aから収容空間14の冷媒飛散路14aを外径方向に飛散する。
そして、実施の形態12と同様に、ロータ13Rの低回転時には、第1径方向流路242aおよび冷媒出口243aから遮蔽壁部材5を通過してコイルエンド32eに向かう割合が高回転時よりも高く、コイルエンド32eを効率的に冷却する。
一方、ロータ13Rの高回転時には、第1径方向流路242aおよび冷媒出口243aから飛散する冷媒液の流速が高くなり、連通路51を通過する割合が低回転時よりも低下し、ロータコア22および永久磁石22aを効率的に冷却する。
以上説明した実施の形態13の回転電機冷却構造では、実施の形態1で説明した上記1)2)3)の効果を奏するのに加え、実施の形態12と同様に、ロータコア22を形成する積層鋼板として、全て同一形状のものを用いることができる。
したがって、ロータコア22の部品点数を削減できるとともに、製造時に異なる形状の鋼板を所定位置に積層する際の手間を削減でき、それによるコスト低減を図ることができる。
以上、本発明の回転電機冷却構造を実施の形態に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施の形態に限られるものではなく、請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施の形態では、遮蔽壁部材を、ロータコアとハウジングとのいずれか一方に設けた例を示したが、ロータコアとハウジングとの両方に設け、両者の間に連通路を形成してもよい。
また、遮蔽壁として遮蔽壁部材と同様の形状を、ハウジングとロータコアとのいずれかに一体に形成した構成としてもよい。
また、遮蔽壁に連通路を形成するのにあたり、その断面形状は、実施の形態で示した形状に限定されるものではない。
関連出願の相互参照
本出願は、2015年7月28日に日本国特許庁に出願された特願2015−149033に基づいて優先権を主張し、その全ての開示は完全に本明細書で参照により組み込まれる。

Claims (5)

  1. 回転電機のロータ内部に冷媒を導入する冷媒供給路と、
    前記ロータの回転に伴いステータのコイルエンドに向かって冷媒が飛散するよう前記冷媒供給路に開口された冷媒出口と、
    を備えた回転電機冷却構造であって、
    前記冷媒出口と前記コイルエンドとの間の冷媒飛散路に、前記ロータの回転時に前記冷媒出口から飛散する前記冷媒の一部を遮蔽する遮蔽壁が設けられ、
    前記遮蔽壁は、前記ロータの低回転時に前記コイルエンドへ向かう前記冷媒が流れる割合が高く、高回転時に前記コイルエンドへ向かう前記冷媒が流れる割合が低くなるように、軸方向で前記ロータの側端面から遠い位置を通って前記コイルエンドへ流れる前記冷媒の遮蔽度が、軸方向で前記ロータの側端面から近い位置を流れる前記冷媒の遮蔽度よりも高いことを特徴とする回転電機冷却構造。
  2. 回転電機のロータ内部に冷媒を導入する冷媒供給路と、
    前記ロータの回転に伴いステータのコイルエンドに向かって冷媒が飛散するよう前記冷媒供給路に開口された冷媒出口と、
    を備えた回転電機冷却構造であって、
    前記冷媒出口と前記コイルエンドとの間の冷媒飛散路に、前記ロータの回転時に前記冷媒出口から飛散する前記冷媒の一部を遮蔽する遮蔽壁を備え、
    前記冷媒出口を、前記ロータのロータコアの軸方向の側端面に備え、
    前記遮蔽壁は、前記冷媒飛散路に、前記冷媒出口側と前記コイルエンド側とを連通する連通路を形成するとともに、前記連通路の断面積を、前記ロータコアの前記側端面から遠い側よりも前記ロータコアの前記側端面側を大きく形成し、前記冷媒を前記コイルエンドに対して遮蔽する割合が、前記ロータの低回転時に低く、高回転時に高い
    ことを特徴とする回転電機冷却構造。
  3. 回転電機のロータ内部に冷媒を導入する冷媒供給路と、
    前記ロータの回転に伴いステータのコイルエンドに向かって冷媒が飛散するよう前記冷媒供給路に開口された冷媒出口と、
    を備えた回転電機冷却構造であって、
    前記冷媒出口と前記コイルエンドとの間の冷媒飛散路に、前記ロータの回転時に前記冷媒出口から飛散する前記冷媒の一部を遮蔽する遮蔽壁を備え、
    前記冷媒出口を、ロータコアを回転可能に支持するロータシャフトの外周面に備え、
    前記遮蔽壁は、前記冷媒飛散路に、前記冷媒出口側と前記コイルエンド側とを連通する連通路を形成するとともに、前記連通路の断面積を、前記冷媒出口の外径方向正面位置から軸方向に離れた位置側よりも前記外径方向正面位置側を大きく形成し、前記冷媒を前記コイルエンドに対して遮蔽する割合が、前記ロータの低回転時に低く、高回転時に高い
    ことを特徴とする回転電機冷却構造。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の回転電機冷却構造において、
    前記遮蔽壁を、前記冷媒飛散路の側面を形成する前記回転電機のハウジングおよび前記ロータのロータコアとは別体の遮蔽壁部材により形成した
    ことを特徴とする回転電機冷却構造。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の回転電機冷却構造において、
    前記遮蔽壁を、前記冷媒飛散路の側面を形成する前記回転電機のハウジングと前記ロータのロータコアとのいずれかと一体に形成した
    ことを特徴とする回転電機冷却構造。
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