JP2006006091A - 電動機の冷却装置 - Google Patents

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健嗣 新井
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Abstract

【課題】 冷却油の磁性夾雑物を除去して、コイル表面の絶縁皮膜が傷つけられることによるコイルの絶縁性能低下を防止して、電気的、磁気的または機械的信頼性の高い電動機の冷却装置を提供する。
【解決手段】 電動機回転軸方向に延在する永久磁石を備えたロータと、コイルが巻き回されたステータと、を有する電動機の冷却装置において、電動機を冷却する冷却油を供給する供給手段と、ロータの電動機回転軸方向端部に延在している永久磁石15に向かって冷却媒体を噴射する噴出口19を備えた油路21と、を備え、冷却油中に含まれている磁性夾雑物101をロータの電動機回転軸方向端部の永久磁石15近傍に磁力で引き付けて吸着させて、冷却油中から磁性夾雑物を除去し、冷却油がコイルエンド14に滴下または噴射されても、コイルの絶縁被覆を損傷することがなく、電動機の絶縁性能の低下を防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は電動機の冷却装置に係り、特に、コイルに滴下または噴射する冷却油の磁性夾雑物を除去して、コイル表面の絶縁皮膜が傷つけられることによるコイルの絶縁性能低下を防止して、電気的、磁気的または機械的信頼性の高い電動機の冷却装置に関する。
従来より、ロータとステータを備えた電動機において、ステータに設けられているコイルのコイルエンドに冷却油を滴下してコイルを冷却する電動機の冷却装置が知られている。
例えば、特開平5−122903号公報には、電気自動車の駆動装置として、モータを冷却する構成が開示されている。この従来例では、電動機を収容するケース内に冷却オイルを循環させるオイル循環手段(オイルポンプ)に、電動機の発熱に応じてオイル循環量を変更する機能を付加したものであり、冷却オイル量を適正に保ちつつ、電動機の出力状況に応じた効率的な冷却を実現したものである。
特開平5−122903号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された技術においては、電動機を冷却するためにオイル循環手段(オイルポンプ)や冷却油路を設けた構造であり、コストアップにつながるという事情があった。そこで、例えば変速機等の潤滑油を電動機の冷却油として使用することが考えられるが、この場合、変速機の潤滑油には歯車の噛み合い等によって発生した鉄等の微少な磁性金属片(以下、磁性夾雑物と記載する)が混入しているため、コイルに冷却油を滴下または噴射して冷却する際に、該磁性夾雑物によってコイル表面の絶縁被覆が傷つけられて、コイルの絶縁性能が低下するおそれがあった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、コイルに滴下または噴射する冷却油の磁性夾雑物を除去して、コイル表面の絶縁皮膜が傷つけられることによるコイルの絶縁性能低下を防止した電動機の冷却装置を提供することを目的としている。
上記目的を解決するため、本発明は、電動機回転軸方向に延在する永久磁石を備えたロータと、コイルが巻き回されたステータと、を有する電動機の冷却装置において、前記電動機を冷却する冷却媒体を供給する供給手段と、前記ロータの電動機回転軸方向端部に延在している永久磁石に向かって前記冷却媒体を噴射する噴出口を備えた媒体路と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る電動機の冷却装置では、冷却媒体中に含まれている磁性夾雑物をロータの電動機回転軸方向端部の永久磁石近傍に磁力で引き付けて吸着させて、冷却媒体中から磁性夾雑物を除去し、冷却媒体がコイルエンドに滴下または噴射されても、コイルの絶縁被覆を損傷することがなく、電動機の絶縁性能の低下を防止することができ、電気的信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の電動機の冷却装置の実施例について、〔第1実施例〕、〔第2実施例〕、〔第3実施例〕、〔第4実施例〕の順に図面を参照して詳細に説明する。
第1実施例
図1は本発明の第1実施例に係る電動機の冷却装置の構造を説明する構造図である。同図において、11はロータコア、12はステータコア、13はシャフト、14はコイルエンド、15は永久磁石、16は押さえ板、17は軸受けを固定する壁、18はコイルエンド14を冷却する冷却油の供給口、20は供給口18からの冷却油の油路、19は壁17内の油路を経由した冷却油の噴出口、21は噴出口19から噴射される冷却油の油路、27はベアリング、101は磁性夾雑物である。
尚、ステータコア12は不図示のモータケースに固定されており、壁17は該モータケースの一部で形成されている。
図1(a)では、シャフト13、ロータコア11、押さえ板16および電動機回転軸方向に延在する永久磁石15を備えたロータと、巻き回されたコイルおよびステータコア12を備えたステータとを有する電動機の冷却装置において、理解のし易さのために、壁17および噴出口19並びにベアリング27の部分は断面図で、その他の部分は斜視図で示している。
本実施例の電動機の冷却装置は、供給口18からの冷却油によってコイルエンド14を冷却する(油路20)公知の冷却構造に、電動機のシャフト13の軸受けを固定する壁17内に油路を形成し、ロータの電動機回転軸方向端部に延在している永久磁石15に相対する位置に噴出口19を形成して、ロータコア11の端面(ロータの電動機回転軸方向端部に延在している永久磁石15)に向かって電動機回転軸方向から冷却油を噴射する(油路21)構造を加えたものである。
図1(b)に、ロータの電動機回転軸方向端部(図1(a)におけるA部近傍)の詳細断面図を示す。押さえ板16はロータコア11を固定する機能を持つが、本実施例では磁性特性に影響を与えないようにするために、材料としてアルミニウムやステンレス等の非磁性材料を用いる。図1(b)では、噴出口19から噴射された冷却油が押さえ板16に当たって、永久磁石15近傍の押さえ板16に冷却油中の磁性夾雑物101が磁石の力で押さえ板16に吸着している様子が示されている。
図6に、本実施例における油圧回路の構成図を示す。図中、31はタンク、32はフィルタ、33はポンプ、34は圧力調整弁、35は冷却器、36は変速機、37は電動機であり、各構成要素を結ぶ実線は油路を示す。ハイブリッド車における電動機は、変速機や減速機(以下、代表して変速機36と記載する)に隣接して配置されることが多く、変速機36の潤滑油を電動機37の冷却に用いることは、従来の電動機で実施されている。この場合の油圧回路は、図6に示すように、変速機36の油圧回路(点線で囲んだ部分)110に電動機37が付加される構成となる。
つまり、タンク31に蓄えられた潤滑油はポンプ33によって圧力を上昇させた後、圧力調整弁34において、変速制御に使われる油路と変速機36の潤滑に使われる油路に別れる。本実施例では、例えば、変速機36の潤滑用油路と並列に電動機37の冷却用油路を設けることにより、電動機37へ冷却油を導くことができる。なお、冷却用油路の前段に冷却器35を装備することにより、電動機37の冷却効果を高めることができる。
ところで、変速機36の潤滑油中には、部品加工時に生じた切削片や歯車の噛み合いによって生じた金属片が含まれており、これら切削片や金属片は主成分を鉄等とする磁性夾雑物である。このような潤滑油を電動機37の冷却油として用いる場合、冷却油が供給口18からコイルエンド14に滴下または噴射されると、磁性夾雑物によってコイルの絶縁被覆が損傷し、電動機37の絶縁性能を低下させるおそれがある。
なお、図6の油圧回路には、異物除去用のフィルタ32を装備しているが、潤滑油または冷却油の流量を確保するために、余りきめの細かいフィルタ32を使用することができない。そのため、細かい磁性夾雑物はフィルタ32を通過してしまい、電動機37のコイルの絶縁被覆を損傷する原因となってしまうのである。
そこで、本実施例の電動機の冷却装置では、噴出口19からロータコア11の端面(ロータの電動機回転軸方向端部に延在している永久磁石15)に向かって電動機回転軸方向から冷却油を噴射する(油路21)ことにより、冷却油中に含まれている磁性夾雑物101を永久磁石15近傍の押さえ板16に磁力で引き付けて吸着させている。その結果、冷却油中から磁性夾雑物101が除去され、冷却油がコイルエンド14に滴下または噴射されても、コイルの絶縁被覆を損傷することがなく、電動機37の絶縁性能の低下を防止することができ、電気的信頼性を向上させることができる。
また、ロータの永久磁石15を冷却することが可能となり、加熱による不可逆減磁を防止することができ、磁気的信頼性を向上させることができる。なおかつ、電動機として必要な構成要素である永久磁石15を磁性夾雑物の除去に利用する構成であるので、特に追加部品を必要とせず、コスト増や装置の大型化を伴うことがない。さらに、磁性夾雑物101が除去されることから、電動機37の変速機36の軸受けが損傷することを防止することができ、機械的信頼性を向上させることができる。
第2実施例
次に、図2は本発明の第2実施例に係る電動機の冷却装置の構造図である。同図において、11はロータコア、13bはシャフト、15は永久磁石、16は押さえ板、19bはシャフト13b内の油路を経由した冷却油の噴出口、22はガイド部、21bは噴出口19bから噴射されガイド部22で方向付けられた冷却油の油路である。なお、ステータコア12、コイルエンド14、コイルエンド14を冷却する冷却油の供給口18については、図1と同等の構成であるので省略している。
本実施例の電動機の冷却装置は、冷却油の油路を電動機のシャフト13b内に電動機回転軸方向に形成し、噴出口19bをシャフト13bの穴としてロータの電動機回転軸方向端部近傍に形成した構造である。なお、シャフト13bに形成される噴出口19bには、電動機回転時の遠心力で飛ばされる冷却油をロータの電動機回転軸方向端部に延在している永久磁石15に導くガイド部22が形成されている。
本実施例においても油圧回路は図6に示す如くなるが、電動機37のシャフト13bは変速機36のシャフト(図示せず)に接続されており、変速機36のシャフト内部の潤滑油が電動機37のシャフト13bに冷却油として供給されることになる。なお、歯車の潤滑や電動機37の冷却に使用された油は、ケース内壁を伝わってタンク31に戻る。
電動機37のシャフト13b内部の冷却油は、電動機37の回転時の遠心力で半径方向外側に力を受けてシャフト13bの噴出口19bより噴出され、ガイド部22により方向付けられ、ロータコア11の端面(ロータの電動機回転軸方向端部に延在している永久磁石15)に向かって噴射される(油路21b)。これにより、冷却油中に含まれている磁性夾雑物101が、永久磁石15近傍の押さえ板16に磁力で引き付けられて吸着することになる。その結果、冷却油中から磁性夾雑物101が除去され、冷却油がコイルエンド14に滴下または噴射されても、コイルの絶縁被覆を損傷することがなく、電動機37の絶縁性能の低下を防止することができ、電気的信頼性を向上させることができる。
また、第1実施例と同様に、ロータの永久磁石15を冷却することが可能となり、加熱による不可逆減磁を防止することができ、磁気的信頼性を向上させることができる。なおかつ、電動機として必要な構成要素である永久磁石15を磁性夾雑物の除去に利用する構成であるので、特に追加部品を必要とせず、コスト増や装置の大型化を伴うことがない。さらに、磁性夾雑物101が除去されることから、電動機37の変速機36の軸受けが損傷することを防止することができ、機械的信頼性を向上させることができる。
第3実施例
次に、図3は本発明の第3実施例に係る電動機の冷却装置の構造図である。同図において、11はロータコア、13bはシャフト、15は永久磁石、16cは永久磁石15を露出するための開口部23を備えた押さえ板、19bはシャフト13b内の油路を経由した冷却油の噴出口、22はガイド部、21cは噴出口19bから噴射されガイド部22で方向付けられた冷却油の油路である。
本実施例の電動機の冷却装置は、第2実施例と同様に、冷却油の油路を電動機のシャフト13b内に電動機回転軸方向に形成し、シャフト13bに形成される噴出口19bから電動機回転時の遠心力で飛ばされる冷却油を、ガイド部22により方向付けてロータの電動機回転軸方向端部に延在している永久磁石15に噴射する。但し、第2実施例とは、押さえ板16cに露出孔23を形成して、永久磁石15の一部をロータの電動機回転軸方向端面に露出させている点が異なる。
ここで、押さえ板16cの露出孔23の電動機内周側断面形状は、噴出口19bから噴射した冷却油がロータの電動機回転軸方向端面に露出した永久磁石に接触することを妨げないように一定の角度を持たせており、また、露出孔23の電動機外周側断面形状は、永久磁石15に接触した冷却油がコイルの電動機回転軸方向端部のコイルエンド14に向かって流れることを妨げないように一定の角度を持たせている。
また、押さえ板16cの露出孔23の大きさは、図4(a)の詳細断面図に示すように、永久磁石15の一部にかかる大きさとするのが望ましい。図4(b)の詳細断面図のように、押さえ板16cの露出孔23を永久磁石15の端面全体に渡って露出させる大きさとした場合には、永久磁石15が電動機回転軸方向に抜け落ちるおそれがあり、また、磁性夾雑物101が吸着した状態では、永久磁石15のN極とS極が(磁気)短絡して、電動機の磁気特性が悪化して性能低下を招くおそれがあるからである。
本実施例では、電動機37のシャフト13b内部の冷却油は、電動機37の回転時の遠心力で半径方向外側に力を受けてシャフト13bの噴出口19bより噴出され、ガイド部22により方向付けられ、ロータコア11の端面(ロータの電動機回転軸方向端部に延在している永久磁石15)に向かって噴射される(油路21c)。これにより、冷却油中に含まれている磁性夾雑物101が、押さえ板16の露出孔23(永久磁石15の露出面)に磁力で引き付けられて吸着することになる。その結果として、冷却油中から磁性夾雑物101が除去され、冷却油がコイルエンド14に滴下または噴射されても、コイルの絶縁被覆を損傷することがなく、電動機37の絶縁性能の低下を防止することができ、電気的信頼性を向上させることができる。
また、第2実施例と同様に、磁気的信頼性や機械的信頼性を向上させることができると共に、コスト増や装置の大型化を伴うことがないという効果を奏し、さらに、第2実施例に比べて、冷却油が直接的に永久磁石15の露出面に噴射される構造であるため、磁性夾雑物の吸着効果が高まり、その結果として冷却効果をより高めることができる。
さらに、押さえ板16cの露出孔23の断面形状に角度を持たせて、ロータ側面に噴射した冷却油を、電動機の遠心力を利用してさらにコイルエンド14の内側に噴射させており、コイルエンド14の冷却効果をより高めることができる。
第4実施例
さらに、図5は本発明の第4実施例に係る電動機の冷却装置の構造図である。同図において、11はロータコア、13dはシャフト、15は永久磁石、16dは押さえ板、24は押さえ板16dの溝部、21dは冷却油の油路である。
本実施例の電動機の冷却装置は、第2実施例と同様に、冷却油の油路を電動機のシャフト13d内に電動機回転軸方向に形成しているが、押さえ板16d内に、電動機のシャフト13d内に電動機回転軸方向に形成された油路と噴出口を介して連通し、電動機内周方向から電動機外周方向に向かって形成された溝部を備えている点が異なる。
本実施例では、電動機37のシャフト13d内部の冷却油は、電動機37の回転時の遠心力で半径方向外側に力を受けてシャフト13dの噴出口より押さえ板16dの溝部24に沿って噴出され、ロータコア11の端面(ロータの電動機回転軸方向端部に延在している永久磁石15の露出面)に噴射される(油路21d)。これにより、冷却油中に含まれている磁性夾雑物101が、押さえ板16の溝部24の永久磁石15の露出面に磁力で引き付けられて吸着することになる(図5(c)参照)。その結果として、冷却油中から磁性夾雑物101が除去され、冷却油がコイルエンド14に滴下または噴射されても、コイルの絶縁被覆を損傷することがなく、電動機37の絶縁性能の低下を防止することができ、電気的信頼性を向上させることができる。
また、第2および第3実施例と同様に、磁気的信頼性や機械的信頼性を向上させることができると共に、コスト増や装置の大型化を伴うことがないという効果を奏し、さらに、第2または第3実施例に比べて、シャフト13dのガイド部が不要な構造であるため、小型化、低コスト化を図ることができる。
さらに、押さえ板16d内に形成される溝部24の電動機外周側の出口は、永久磁石に接触した冷却油がコイルの電動機回転軸方向端部のコイルエンド14に向かって流れるように一定の角度を持たせて、ロータ側面に噴射した冷却油を、電動機の遠心力を利用してさらにコイルエンド14の内側に噴射させており、コイルエンド14の冷却効果をより高めることができる。 なお、本実施例においても、第3実施例(図4)と同様に、押さえ板16d内部の溝部24における永久磁石15の露出面の大きさは、永久磁石15の一部が露出する大きさとするのが望ましい。
以上説明した第1、第2、第3および第4実施例では、冷却媒体を冷却油として説明したが、他の冷却媒体を用いても同等の効果を奏することができる。
本発明の第1実施例に係る電動機の冷却装置の構造を説明する構造図である。 第2実施例に係る電動機の冷却装置の構造図である。 第3実施例に係る電動機の冷却装置の構造図である。 押さえ板16cの露出孔23の詳細断面図である。 第4実施例に係る電動機の冷却装置の構造図である。 油圧回路の構成図である。
符号の説明
11 ロータコア
12 ステータコア
13,13b,13d シャフト
14 コイルエンド
15 永久磁石
16,16c,16d 押さえ板
17 軸受けを固定する壁
18 冷却油の供給口
20 冷却油の油路
19,19b 冷却油の噴出口
21,21b,21c,21d 噴出口から噴射される冷却油の油路
22 ガイド部
23 押さえ板の露出孔
24 溝部
27 ベアリング
31 タンク
32 フィルタ
33 ポンプ
34 圧力調整弁
35 冷却器
36 変速機
37 電動機
101 磁性夾雑物

Claims (9)

  1. 電動機回転軸方向に延在する永久磁石を備えたロータと、コイルが巻き回されたステータと、を有する電動機の冷却装置において、
    前記電動機を冷却する冷却媒体を供給する供給手段と、
    前記ロータの電動機回転軸方向端部に延在している永久磁石に向かって前記冷却媒体を噴射する噴出口を備えた媒体路と、
    を有することを特徴とする電動機の冷却装置。
  2. 前記媒体路は、前記電動機の軸受けを固定する壁内に形成され、前記噴出口は前記ロータの電動機回転軸方向端部に延在している永久磁石に相対する位置に形成されることを特徴とする請求項1に記載の電動機の冷却装置。
  3. 前記媒体路は、前記電動機のロータシャフト内に電動機回転軸方向に形成され、前記噴出口は前記ロータの電動機回転軸方向端部近傍に形成されることを特徴とする請求項1に記載の電動機の冷却装置。
  4. 前記永久磁石の一部は前記ロータの電動機回転軸方向端面に露出しており、前記噴出口から噴射した冷却媒体は前記ロータの電動機回転軸方向端面に露出した前記永久磁石に接触することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の電動機の冷却装置。
  5. 少なくとも前記ロータのロータコアの電動機回転軸方向端面に接触して前記ロータを電動機回転軸方向両側から押さえる押さえ板を有し、
    前記押さえ板には、前記永久磁石の一部を前記ロータの電動機回転軸方向端面に露出させる露出孔が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の電動機の冷却装置。
  6. 前記電動機のロータシャフトに形成される噴出口には、電動機回転時の遠心力で飛ばされる冷却媒体を前記ロータの電動機回転軸方向端部に延在している永久磁石または前記ロータの電動機回転軸方向端面に露出した永久磁石に導くガイド部が形成されていることを特徴とする請求項3〜請求項5の何れか1項に記載の電動機の冷却装置。
  7. 前記押さえ板の露出孔の電動機内周側断面形状は、前記噴出口から噴射した冷却媒体が前記ロータの電動機回転軸方向端面に露出した前記永久磁石に接触することを妨げないように一定の角度を持ち、
    前記押さえ板の露出孔の電動機外周側断面形状は、前記永久磁石に接触した冷却媒体が前記コイルの電動機回転軸方向端部のコイルエンドに向かって流れることを妨げないように一定の角度を持つことを特徴とする請求項5または請求項6の何れか1項に記載の電動機の冷却装置。
  8. 少なくとも前記ロータのロータコアの電動機回転軸方向端面に接触して前記ロータを電動機回転軸方向両側から押さえる押さえ板を有し、
    前記押さえ板内には、前記電動機のロータシャフト内に電動機回転軸方向に形成された媒体路と前記噴出口を介して連通し、電動機内周方向から電動機外周方向に向かって形成された溝部を備え、
    該溝部を流れる冷却媒体は前記ロータの電動機回転軸方向端面に露出した前記永久磁石に接触することを特徴とする請求項3または請求項4の何れか1項に記載の電動機の冷却装置。
  9. 前記押さえ板内に形成される溝部の電動機外周側の出口は、前記永久磁石に接触した冷却媒体が前記コイルの電動機回転軸方向端部のコイルエンドに向かって流れるように一定の角度を持つことを特徴とする請求項8に記載の電動機の冷却装置。
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