JP6449004B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤには、トレッド表面に設けた溝によって区画された陸部を備えたものがある。このような陸部を備えた空気入りタイヤでは、車両走行時あるは旋回時に生じる前後方向や横方向の応力によって陸部が倒れ込み局部的に摩耗する偏摩耗が生じることがある。
そこで、下記特許文献1には、溝によって区画された陸部の倒れ込みを防止するため、タイヤ周方向に延びる溝の側壁に複数の突起を設けることが提案されている。しかしながら、この文献では、突起が溝幅方向に突出する柱状をなしており突起の剛性が低いため、突起によって倒れ込む陸部を支持できず、十分に偏摩耗の抑制することができないことがある。
下記特許文献2には、高速走行時においてタイヤ接地面内の水を効率的に接地面外へと排水するため、周方向溝と横溝で区画された陸部の周方向溝に面した側壁に、陸部の踏み込み側端部のトレッド面に近接した位置から、陸部の蹴り出し側端部の周方向溝の溝底に近接した位置まで傾斜する周方向フィンを、陸部の側壁より突出させることが提案されている。しかし、特許文献2では、周方向溝を挟んで対向する一対の側壁に設けられた周方向フィン同士が当接すれば陸部の倒れ込みを抑えることができるが、一対の側壁に設けられた周方向フィンが同じ方向に傾斜して互いに平行に配置されているため、陸部が倒れ込んだ際に一方の周方向フィンが他方の周方向フィンの上方又は下方に位置ズレして周方向フィン同士で当接せず、周方向フィンが対向する側壁に当接するまで陸部の倒れ込みを抑えることができない場合がある。
また、下記特許文献3には、タイヤ周方向の延びる主溝と、主溝に交わる横溝で区画された陸部の接地圧分布の均一化を図り接地性を改良するため、陸部の側面から突出して当該側面の全周にわたって連続して延びる突条を設けること、及び、当該突条を陸部の高さ方向に振幅を持つジグザク状又は波形状に形成することが提案されているが、主溝を挟んで対向する側壁に設けられた突条との配置について考慮されていないため、突条が対向する側壁に設けられた突条に当接せず側壁に当接するまで陸部の倒れ込みを抑えることができない場合がある。
特開2006−137231号公報 特開平3−86605号公報 特開2010−30596号公報
本発明はこのような問題を考慮してなされたものであり、陸部の過度の倒れ込みを抑え偏摩耗を抑えることができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明に係る空気入りタイヤは、トレッド部に設けられた溝と、前記溝によって区画された陸部とを備える空気入りタイヤにおいて、前記陸部は、前記溝を挟んで対向する一対の側壁に前記溝に沿って延びる突条を備え、少なくとも一方の側壁に設けられた前記突条は、前記溝に沿って溝深さ方向の位置が変化するように傾斜し、前記溝の幅方向から見て一方の側壁に設けられた前記突条と他方の側壁に設けられた前記突条とが交差し、前記陸部が前記溝の内方に向けて倒れ込んだ場合に、一方の前記側壁に設けられた前記突条と他方の前記側壁に設けられた前記突条とが当接する空気入りタイヤ。
本発明に係る空気入りタイヤの好ましい態様として、前記他方の側壁に設けられた前記突条が、前記一方の側壁に設けられた前記突条の傾斜方向と逆向きに傾斜してもよい。また、前記陸部は、タイヤ周方向に延びる主溝と、タイヤ周方向に間隔をあけて配された横溝とで区画されたブロックであってもよく、その場合に、前記突条が、前記横溝を区画する側壁に設けられてもよい。また、前記突条が、溝深さ方向に間隔をあけて複数設けられてもよい。
本発明によれば、陸部が倒れ込んだ場合に、突条が対向する陸部の側壁に当接する前に突条同士が必ず当接するため、陸部の過度の倒れ込みを防止しすることができ、陸部の偏摩耗を抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドパターンを示す平面図である。 図1の空気入りタイヤの陸部の斜視図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図1のC−C断面図である。 本発明の変更例1を示す陸部の断面図である。 本発明の変更例1を示す陸部の断面図である。 本発明の変更例2を示す陸部の斜視図である。 本発明の変更例2を示す陸部の断面図である。 本発明の変更例3を示す陸部の斜視図である。 本発明の変更例3を示す陸部の斜視図である。 本発明の変更例4を示す陸部の断面図である。 本発明の変更例4を示す陸部の断面図である。 本発明の変更例5を示す陸部の断面図である。 本発明の変更例5を示す陸部の断面図である。 本発明の変更例5を示す陸部の断面図である。 本発明の変更例6を示す陸部の平面図である。 本発明の変更例6を示す陸部の平面図である。 本発明の変更例8の空気入りタイヤのトレッドパターンを示す平面図である。 本発明の変更例8の空気入りタイヤのトレッドパターンを示す平面図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る空気入りタイヤは、図示を省略したが、左右一対のビード部及びサイドウォール部と、左右のサイドウォール部の径方向外側端部同士を連結するように両サイドウォール部間に設けられたトレッド部10とを備えて構成されている。この空気入りタイヤは一対のビード部間にまたがって延びるカーカスを備える。
カーカスは、トレッド部10からサイドウォール部を経て、ビード部に埋設されたビードコアにて両端部が係止された少なくとも1枚のカーカスプライからなり、上記した各部を補強する。
トレッド部10におけるカーカスの外周側には、2層以上のゴム被覆されたスチールコート層からなるベルトが設けられており、カーカスの外周でトレッド部10を補強する。
空気入りタイヤにおいて接地面11を構成するトレッド部10の表面には、図1に示すように、複数の溝12,13と、これらの溝12,13によって区画された複数の陸部14が設けられている。
本実施形態では、トレッド部10に、タイヤ周方向Cに延びる4本の周方向溝12と、タイヤ周方向に間隔をあけて複数設けられたタイヤ幅方向Wに延びる横溝13と、周方向溝12と横溝13とで区画されたブロック状の陸部14とが形成されている。なお、この例では、周方向溝12を直線状に設け、横溝13を周方向溝12に対して垂直に設ける場合について説明するが、周方向溝12をジグザグ状に設けたり、また、横溝13を周方向溝12に対して傾斜して設けたりすることで、陸部14の平面形状を平行四辺形や三角形や台形状などに形成してもよい。
陸部14は、横溝13を挟んで対向する一対の側壁14a、14bに横溝13内に突出する突条20a,20bが横溝13の延びる方向X(この例では、タイヤ幅方向Wと同じ方向)に沿って形成されている。
横溝13を挟んで対向する一対の側壁14a,14bに設けられた突条20a、20bは、断面形状が角を丸めた矩形状をなしており、横溝13に沿って溝深さ方向Hの位置が変化するように傾斜している(図2〜図5参照)。なお、図3の二点鎖線は、横溝13を挟んで対向する陸部14の側壁14bに設けられた突条20bを横溝13の幅方向Y(この例では、タイヤ周方向Cと同じ方向)に投影したものを示す。
この例では、一方の側壁14aに設けられた突条20aは、横溝13の延びる方向の一方側X1に行くほど溝底13aに近づくように傾斜する。一方の側壁14aに対向する他方の側壁14aに設けられた突条20bは、横溝13の延びる方向の他方側X2に行くほど溝底13aに近づくように傾斜し、一方の側壁14aに設けられた突条20aの傾斜方向と逆向きに傾斜する。これにより、一対の側壁14a,14bに設けられた突条20a、20bは、横溝13の幅方向Yから見て、陸部14における横溝13の延びる方向Xの中央部で交差するように配置されている(図4参照)。
なお、突条20a,20bを設ける横溝13の深さ方向Hの位置は、任意に設定することができるが、突条20a,20bにおいて溝底13aに近接する端部を溝底13aから横溝13の深さhの40%の位置より接地面11側に配置し、突条20a,20bにおいて接地面11に近接する端部を溝底13aから横溝13の深さhの90%の位置より溝底13a側に配置し、突条20a,20bが交差する交差部を溝底13aから横溝13の深さhの50%の位置より接地面11側に配置することが好ましい。
以上のような本実施形態の空気入りタイヤでは、横溝13を挟んで対向する一対の側壁14a、14bに設けられた一対の突条20a,20bが、横溝13に沿って溝深さ方向Hの位置が変化するように傾斜し、横溝13の幅方向Yから見て互いの突条20a,20bが交差するように配置されている。これにより、陸部14が横溝13の内方に向けて倒れ込んだ場合に、突条20a,20bが対向する陸部14の側壁14b,14aに当接する前に突条20a,20b同士が必ず当接するため、陸部14の過度の倒れ込みを防止しすることができ、陸部14の偏摩耗を抑えることができる。
また、本実施形態では、横溝13を挟んで対向する一対の側壁14a、14bのいずれにも突条20a,20bが設けられているため、一方の側壁のみに突条を設ける場合に比べて突条20a、20bの突出量を低くすることができ、突条20a,20b同士が当接した際に突条20a,20bが変形しにくく、倒れ込む陸部14をしっかりと支持することができる。
また、側壁14a,14bに設けられた突条20a,20bは、横溝13の延びる方向Xに沿って溝深さ方向Hの位置が変化するように傾斜しており、陸部14の摩耗により突条20a,20bの一部分が接地面11に露出することがあっても突条20a,20bの長手方向(横溝13の延びる方向X)全体が接地面11に露出することがないため、突条20a,20bによって横溝13を塞ぐ範囲を抑えることができ、突条20a,20bによる横溝13の排水性能の低下を抑えることができる。
本実施形態では、突条20a,20bが交差する交差部を溝底13aから横溝13の深さhの50%の位置より接地面11側に位置するため、陸部14が横溝13の内方に向けて倒れ込んだ場合に、その倒れ込みの早い段階で突起20a,20bが当接し、陸部14の倒れ込みをより効果的に抑制することができる。
(変更例1)
上記した実施形態では、突条20a,20bの断面形状を図4及び図5に示すような角を丸めた矩形状に設けたが、突条20a,20bの断面形状は、図6に示すような半円形状や、図7に示すような角を丸めた三角形状など、特に限定されない。例えば、図7に示すように、突条20a,20bの断面形状が、接地面11側に配置された側壁14a,14bに垂直な面と、溝底13a側に配置され溝底13aに行くほど側壁14a,14bからの突出量が小さくなるように傾斜する傾斜面とを備える三角形状であると、空気入りタイヤの成形金型を脱型する際に成形金型が突条20a、20bに引っ掛かりにくくなり、突条20a、20bが破損しにくく好ましい。
(変更例2)
上記した実施形態では、突条20a、20bの両方が、横溝13の延びる方向Xに沿って溝深さ方向Hの位置が変化するように傾斜している場合について説明したが、少なくともいずれか一方の突条20aを傾斜させ、横溝13の幅方向Yから見て一方の突条20aと他方の突条20bとが交差していればよい。例えば、図8及び図9に示すように、一方の突条20aが傾斜し、他方の突条20bが溝底13aに平行に配置されてもよい。このような場合であっても、突条20a,20bが対向する陸部14の側壁14b,14aに当接する前に突条20a,20b同士が必ず当接するため、陸部14の過度の倒れ込みを防止しすることができ、陸部14の偏摩耗を抑えることができる。
(変更例3)
上記した実施形態では、図2及び図3に示すように、突条20a、20bにおける横溝13の延びる方向Xの端部を陸部14の縁部より内方に位置させたが、図10及び図11に示すように、突条20a、20bにおける横溝13の延びる方向Xの端部を陸部14の縁部に位置させてもよい。
(変更例4)
上記した実施形態では、図3に示すように、横溝13の幅方向Yから見た突条20a,20bの形状を、横溝13の延びる方向Xに対する傾斜方向が一定で変化しない直線形状に設けたが、図12に示すように横溝13の延びる方向Xに対して傾斜方向が変化する湾曲形状に設けたり、図13に示すように傾斜する向きが変化するジグザグ形状に設けてもよい。
(変更例5)
上記した実施形態では、図2〜図5に示すように、横溝13を挟んで対向する一対の側壁14a、14bに突条20a,20bを1つずつ設けたが、図14〜図16に示すように、1つの側壁14aに対して横溝13の溝深さ方向Hに間隔をあけて複数の突条20a1,20a2、20b1,20b2を設けてもよい。
(変更例6)
上記した実施形態では、図1及び図2に示すように、突条20a,20bは、側壁14a,14bからの突出量を横溝13の延びる方向Xで一定に設けたが、図17に示すように、陸部14における横溝13の延びる方向Xの中央部で側壁14a,14bからの突出量が大きく、横溝13の延びる方向Xの両端部に行くほど突出量が小さくなるように設けてもよく、また、図18に示すように、突条20a,20bに側壁14a、14bに向けて陥没する切欠部22を設けてもよい。
(変更例7)
上記した実施形態では、全ての陸部14について横溝13を挟んで対向する側壁14a,14bに突条20a,20bを設けたが、例えば、タイヤ幅方向Wの中央部に位置する陸部14のみに突条20を設ける等、複数存在する陸部14の一部のみに突条20a,20bを設けてもよい。
(変更例8)
上記した実施形態では、横溝13を挟んで対向する側壁14a,14bに突条20a、20bに設けたが、図19に示すように、横溝13に加え、周方向溝12を挟んで対向する側壁14c,14dにも、周方向溝12に沿って溝深さ方向Hの位置が変化するように傾斜し、周方向溝12の幅方向(この例では、タイヤ幅方向W及び横溝13の延びる方向Xと同じ方向)から見て互い交差するように配置された突条20c,20dを設けてもよい。また、図20に示すように、周方向溝12を挟んで対向する側壁14c、14dのみに周方向溝12に沿って溝深さ方向Hの位置が変化するように傾斜し、周方向溝12の幅方向Zから見て互い交差するように配置された突条20c,20dを設けてもよい。この場合、突条20c,20dを設ける陸部14は、上記した実施形態のように横溝13でタイヤ周方向Cに分断されたブロック状の陸部14であっても、タイヤ周方向Cに繋がったリブ状の陸部であってもよい。
(他の実施形態)
上記の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
以下、本発明を実施例によって更に具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例及び比較例1〜3の空気入りタイヤ(タイヤサイズ:11R22.5 16P.R.)を試作した。これらの各試作タイヤは、タイヤ内部構造と基本的なトレッドパターンを同一とし、陸部14の側壁14a,14bに設ける突条20a,20bを変更して作製したものである。
具体的には、実施例は、上記した実施形態に対応するもので、横溝13に沿って溝深さ方向Hの位置が変化するように傾斜し、横溝13の幅方向Yから見て互い交差するように配置された突条20a,20bが、横溝13を挟んで対向する側壁14a,14bに設けられた例である。比較例1は、陸部14の側壁に突条を設けていない例である。比較例2は、横溝13を挟んで対向する側壁14a,14bのうち一方の側壁14aのみに突条を設けた例である。比較例3は、横溝13を挟んで対向する側壁14a,14bに溝底13aに対して平行に突条を設けた例である。なお、横溝13の溝幅は、10mm、実施例1、比較例2,3に設けた突条の側壁14a,14bからの突出量は、4mmである。
実施例及び比較例1〜3の各空気入りタイヤについて耐偏摩耗性能を評価した、評価方法は以下のとおりである。
(耐偏摩耗性能)
実施例及び比較例1〜3の各空気入りタイヤを22.5×7.50のリムに組み付け、内圧700KPaまでエアを充填し、車両総重量20tの大型トラックの駆動軸に装着した後、最大積載量の80%の荷重条件にて舗装路を10000Km及び40000Km走行した時において、陸部の踏み込み側と蹴り出し側との摩耗段差量を測定した。
Figure 0006449004
結果は、表1に示すとおりであり、実施例では、比較例1〜3に比べて、陸部の偏摩耗を抑えることができた。
10…トレッド部、11…接地面、12…周方向溝、13…横溝、13a…溝底、14…陸部、14a,14b…側壁、14c,14d…側壁、20a…突条、20b…突条、22…切欠部、C…タイヤ周方向、W…タイヤ幅方向、X…横溝の方向、Y…溝幅方向

Claims (5)

  1. トレッド部に設けられた溝と、前記溝によって区画された陸部とを備える空気入りタイヤにおいて、
    前記陸部は、前記溝を挟んで対向する一対の側壁に前記溝に沿って延びる突条を備え、
    少なくとも一方の側壁に設けられた前記突条は、前記溝に沿って溝深さ方向の位置が変化するように傾斜し、
    前記溝の幅方向から見て一方の側壁に設けられた前記突条と他方の側壁に設けられた前記突条とが交差し、前記陸部が前記溝の内方に向けて倒れ込んだ場合に、一方の前記側壁に設けられた前記突条と他方の前記側壁に設けられた前記突条とが当接する空気入りタイヤ。
  2. 前記他方の側壁に設けられた前記突条が、前記一方の側壁に設けられた前記突条の傾斜方向と逆向きに傾斜している請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記陸部は、タイヤ周方向に延びる主溝と、タイヤ周方向に間隔をあけて配された横溝とで区画されたブロックである請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記突条が、前記横溝を区画する側壁に設けられている請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記突条が、溝深さ方向に間隔をあけて複数設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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