JP6442594B1 - 放熱モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型のコンテナの機械的強度を確保しつつ液体流路の圧力損失を低減する。
【解決手段】放熱モジュールは、作動流体を内部に封入し、該封入した作動流体を蒸発させる蒸発部と、該蒸発した作動流体を凝縮させる凝縮部と、を有するコンテナ2と、コンテナ2の対向する一対の内壁面14,15のそれぞれに接触し、毛細管力によって凝縮した作動流体を凝縮部から蒸発部に移動させるウィック3と、を備え、一対の内壁面14,15、一対の内壁面14,15に接触しないウィック3の外側面3b、及び、ウィック3の外側面3bと隙間をあけて形成された対向面20によって囲まれた空間に、凝縮した作動流体の液溜まり流路18が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、放熱モジュールに関するものである。
下記特許文献1には、放熱モジュールの一形態として、ヒートパイプが開示されている。ヒートパイプは、基本的には空気等の非凝縮性の気体を脱気したコンテナ(容器)の内部に、目的とする温度範囲で蒸発および凝縮する水やアルコール等の流体を作動流体として封入し、さらに液相の作動流体を還流させるための毛細管力を発生するウィックをコンテナの内部に設けたものである。
コンテナに温度差が生じたとき、高温の蒸発部では作動流体が加熱されて蒸発し、コンテナの内部圧力も上昇する。蒸発部で生じた作動流体の蒸気は、温度及び圧力の低い凝縮部に向けて移動し、蒸発部で受けた熱を、蒸気の潜熱として、凝縮部に輸送する。凝縮部において、作動流体の蒸気は、放熱により凝縮する。そして、凝縮した作動流体は、ウィックに浸透し、ウィックの毛細管力により蒸発部に向けて還流する。
特開平11−183069号公報
このような放熱モジュールの作動条件は、毛細管力ΔPに、蒸気の圧力損失をΔP、液体の圧力損失をΔPとして、以下の計算式(1)で表される。
ΔP ≧ ΔP+ΔP …(1)
この計算式(1)から分かるように、放熱モジュールの最大熱輸送量を大きくするためには、毛細管力を大きくし、蒸気と液体の圧力損失を小さくする必要がある。
近年、スマートフォン、タブレットPC等の携帯機器の薄型化は著しく、その携帯機器に搭載されているCPU等の熱を放熱するために、薄型の放熱モジュールが求められている。このような薄型の放熱モジュールでは、最大熱輸送量の低下の抑制と、その機械的強度を維持する工夫が必要となる。すなわち、比較的大きな放熱モジュールに関しては、広い蒸気流路と液体流路を確保できるため、蒸気と液体の圧力損失を小さくすることができるが、薄型の放熱モジュールにおいては、これらを広く確保することが難しい。また、薄型の放熱モジュールにおいては、コンテナの肉厚も薄くなり、その機械的強度を確保することが困難になる。
ここで、コンテナの機械的強度を確保するために、コンテナの内部に配置されたウィックを、コンテナの形状を保つための柱として利用する場合がある。このようなウィックは、コンテナの対向する一対の内壁面のそれぞれに接触し、当該一対の内壁面に接触しないウィックの両側面に蒸気流路が形成される。蒸気の圧力損失を小さくするためには蒸気流路の断面の水力等価直径を可能な限り大きくする必要があり、上記構成によれば、柱となるウィックの高さ方向に空間を保つことができるため、蒸気の圧力損失を低減するのに非常に有効である。一方で、液体流路は、ウィックの内部ないしウィックと一対の内壁面との接触面に形成されるため、ウィックの毛細管半径に依存した圧力損失が生じ、液体の圧力損失を低減するのに限界があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、薄型のコンテナの機械的強度を確保しつつ液体流路の圧力損失を低減できる放熱モジュールの提供を目的とする。
(1)本発明の一態様に係る放熱モジュールは、作動流体を内部に封入し、該封入した作動流体を蒸発させる蒸発部と、該蒸発した作動流体を凝縮させる凝縮部と、を有するコンテナと、前記コンテナの対向する一対の内壁面のそれぞれに接触し、毛細管力によって前記凝縮した作動流体を前記凝縮部から前記蒸発部に移動させるウィックと、を備え、前記一対の内壁面、前記一対の内壁面に接触しない前記ウィックの側面、及び、前記ウィックの側面と隙間をあけて形成された対向面によって囲まれた空間に、前記凝縮した作動流体の液溜まり流路が形成されている。
(2)上記(1)に記載された放熱モジュールであって、前記液溜まり流路として、前記対向面が前記コンテナによって形成された第1液溜まり流路を有してもよい。
(3)上記(1)または(2)に記載された放熱モジュールであって、前記液溜まり流路として、前記対向面が前記ウィックによって形成された第2液溜まり流路を有してもよい。
(4)上記(1)に記載された放熱モジュールであって、前記液溜まり流路として、前記対向面が前記コンテナによって形成された第1液溜まり流路と、前記対向面が前記ウィックによって形成された第2液溜まり流路と、を有し、前記第2液溜まり流路の流路幅は、前記第1液溜まり流路の流路幅よりも大きくてもよい。
(5)上記(1)〜(4)に記載された放熱モジュールであって、前記液溜まり流路は、前記蒸発部以外の領域に形成されていてもよい。
(6)上記(5)に記載された放熱モジュールであって、前記コンテナは、前記ウィックの側面が形成される前記ウィックの外周を囲う周壁面を有し、前記周壁面は、前記蒸発部において、前記ウィックの外周と接触していてもよい。
上記本発明の態様によれば、薄型のコンテナの機械的強度を確保しつつ液体流路の圧力損失を低減できる放熱モジュールを提供できる。
第1実施形態に係るベーパーチャンバーの平断面図である。 図1に示すベーパーチャンバーの矢視A−A断面図である。 第2実施形態に係るベーパーチャンバーの平断面図である。 図3に示すベーパーチャンバーの矢視B−B断面図である。 第3実施形態に係るベーパーチャンバーの平断面図である。 図5に示すベーパーチャンバーの矢視C−C断面図である。 第4実施形態に係るベーパーチャンバーの平断面図である。 図7に示すベーパーチャンバーの矢視D−D断面図である。 別実施形態に係るベーパーチャンバーの断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る放熱モジュールを、図面を参照しながら説明する。図面において、説明の便宜上、いくつかの部分が拡大され又は省略されており、図面に表されている各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
以下の説明では、放熱モジュールの一実施形態として薄型のベーパーチャンバーを例示する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るベーパーチャンバー1の平断面図である。図2は、図1に示すベーパーチャンバー1の矢視A−A断面図である。
ベーパーチャンバー1は、作動流体の潜熱を利用する熱輸送素子である。このベーパーチャンバー1は、図1に示すように、作動流体を内部に封入したコンテナ2と、コンテナ2の内部に配置されたウィック3と、を有する。
作動流体は、周知の相変化物質からなる熱輸送媒体であって、コンテナ2内で液相と気相とに相変化する。例えば、作動流体として、水(純水)やアルコールやアンモニア等を採用できる。なお、作動流体について、液相の場合を「液体」、気相の場合を「蒸気」と記載して説明することがある。また、液相と気相とを特に区別しない場合には作動流体と記載して説明することがある。
コンテナ2は、密閉された中空容器であり、平面方向(図1における紙面上下左右方向)の寸法が、厚み方向(図1における紙面垂直方向)の寸法よりも大きい扁平形状に形成されている。コンテナ2の厚みは、例えば、コンマ数mm〜3mm程である。また、コンテナ2は、平面視で略長方形状を有している。このコンテナ2には、封入した作動流体を蒸発させる蒸発部4と、該蒸発した作動流体を凝縮させる凝縮部5とが設定されている。本実施形態では、蒸発部4が、コンテナ2の長手方向の一端部に設定されている。
蒸発部4とは、熱源100から熱を受ける領域である。なお、蒸発部4は、熱源100の外形(実装面積)と同じ領域からだけでなく、その外形よりも一回り大きな領域からも熱を受けることがある。一方、凝縮部5とは、蒸発部4の周囲に設定された領域であって、蒸発部4以外の領域である。なお、熱源100としては、電子機器の電子部品、例えば、CPU等が挙げられる。
コンテナ2は、コンテナボディ10と、図2に示す、トッププレート11と、ボトムプレート12と、を有する。コンテナボディ10は、例えば、銅、銅合金、アルミ、アルミ合金等から形成することができる。また、トッププレート11及びボトムプレート12は、例えば、銅、銅合金、アルミ、アルミ合金、鉄、ステンレス、銅とステンレスの複合材(Cu-SUS)、銅でステンレスを挟み込んだ複合材(Cu-SUS-Cu)、ニッケルとステンレスの複合材(Ni-SUS)、ニッケルでステンレスを挟み込んだ複合材(Ni-SUS-Ni)等から形成することができる。
コンテナボディ10をトッププレート11及びボトムプレート12よりも熱伝導率の高い材料から形成した場合、トッププレート11及びボトムプレート12は、コンテナ2の変形を防止するため硬度の高い材料であることが好ましい。例えば、コンテナボディ10を、熱伝導率の高い銅から形成した場合、トッププレート11及びボトムプレート12は、銅とステンレスの複合材(Cu-SUS)、銅でステンレスを挟み込んだ複合材(Cu-SUS-Cu)、ニッケルとステンレスの複合材(Ni-SUS)、ニッケルでステンレスを挟み込んだ複合材(Ni-SUS-Ni)等から形成することが好ましい。
なお、トッププレート11及びボトムプレート12は、同一の材料から形成しても、異なる材料から形成してもよい。また、トッププレート11及びボトムプレート12は、同一の厚みであっても、異なる厚みであってもよい。また、トッププレート11及びボトムプレート12のいずれか一方は、コンテナボディ10と一体で形成されていてもよい。例えば、トッププレート11及びボトムプレート12のいずれか一方をプレス成型で溝付き加工等することで、コンテナボディ10を兼ねる部材を形成し、それに他方を接合することでコンテナ2を形成する構成であってもよい。
コンテナ2の内部には、ウィック3が配置されている。ウィック3は、蒸発部4内において液体が蒸発して蒸気となり、凝縮部5内において当該蒸気が凝縮して液体になった作動流体を、毛細管力によって凝縮部5から蒸発部4に移動(還流)させる液体流路を形成する。本実施形態のウィック3は、例えば、複数の細線を格子状に編み込んだメッシュから形成されている。ウィック3を形成する細線としては、例えば、熱伝導率が高い銅材を好適に用いることができる。この細線は、例えば、直径が数十μm〜百数十数μmの大きさである。
ウィック3は、図1に示すように、コンテナ2の外形を形成する枠状のコンテナボディ10の周壁面10aに沿って、枠状(環状)に形成されている。このウィック3は、図2に示すように、コンテナ2の対向する一対の内壁面14,15に接触している。ウィック3の厚み(全高)は、例えば、0.2mm〜1.0mm程度である。本実施形態では、ボトムプレート12の上面が内壁面14となり、トッププレート11の下面が内壁面15となり、例えば、ボトムプレート12側から熱源100の熱を受ける構成となっている。
ウィック3の内側面3aは、図2に示すように、蒸気流路17を形成している。蒸気流路17は、一対の内壁面14,15、及び、当該一対の内壁面14,15に接触しないウィック3の内側面3aによって囲まれた空間に形成されている。すなわち、この蒸気流路17は、図1に示すように、ウィック3の内側に形成されており、一定の流路幅で蒸発部4から凝縮部5まで延在している。
一方、ウィック3の外側面3b(側面)は、凝縮した作動流体で満たされた液溜まり流路18を形成している。液溜まり流路18は、図2に示すように、一対の内壁面14,15、当該一対の内壁面14,15に接触しないウィック3の外側面3b、及び、ウィック3の外側面3bと隙間Dをあけて形成された対向面20によって囲まれた空間に形成されている。本実施形態の対向面20は、コンテナ2(コンテナボディ10)の周壁面10aによって形成されている。なお、このウィック3とコンテナ2との間に形成された液溜まり流路18を、第1液溜まり流路18Aと称する場合がある。
液溜まり流路18(第1液溜まり流路18A)は、図1に示すように、ウィック3の外側に形成されており、一定の流路幅でウィック3の外周の全周に亘って環状に形成されている。液溜まり流路18の流路幅は、蒸気流路17の流路幅よりも小さく、ウィック3の毛細管半径よりも大きい。液溜まり流路18の流路幅とは、図2に示すように、ウィック3の外側面3bと、コンテナ2の周壁面10a(対向面20)との隙間Dであり、隙間Dは例えば0.1mm以上の大きさを有する。
なお、隙間Dを大きくしていくと、蒸気流路17のようになって蒸気が入ってくるため、隙間Dは例えば0.25mm未満とすることが好ましい。対して、蒸気流路17では、液溜まりが形成されないように、例えば0.25mm以上であって、好ましくは、1.00mm以上の流路幅とすることが好ましい。液溜まり流路18は、図1に示すように、蒸発部4以外の領域に形成されている。本実施形態の液溜まり流路18は、蒸発部4の外側を囲うように配置され、蒸発部4以外の領域(凝縮部5のみ)に形成されている。
続いて、上記構成のベーパーチャンバー1による熱輸送サイクルについて説明する。
ベーパーチャンバー1は、熱源100で生じた熱を受け取ることによって、蒸発部4内の液体が蒸発する。蒸発部4では、ウィック3に浸透している液体が蒸発する。蒸発部4で生じた蒸気は、蒸発部4よりも圧力および温度が低い凝縮部5へ向けて、蒸気流路17内を流動する。凝縮部5では、蒸気流路17を介して凝縮部5に到達した蒸気が冷却されて凝縮する。凝縮部5で生じた液体は、ウィック3に浸透し、凝縮部5から蒸発部4へ還流される。
ウィック3は、図1に示すように、凝縮部5から蒸発部4まで延在しており、液体を凝縮部5から蒸発部4へ還流させる。また、ウィック3は、凝縮部5から蒸発部4にかけて、図2に示すように、コンテナ2の対向する一対の内壁面14,15と接触しているため、コンテナ2を支える柱(補強部材)となり、薄型のベーパーチャンバー1の機械的強度を確保する。
ところで、蒸気流路17は、一対の内壁面14,15、及び、当該一対の内壁面14,15に接触しないウィック3の内側面3aによって囲まれた空間に形成されており、コンテナ2の高さ方向の空間を保てるため、流路断面の水力等価直径を可能な限り大きくし、蒸気の圧力損失を低減することができる。本実施形態のベーパーチャンバー1では、この蒸気流路17と同様な構成で、液溜まり流路18が形成されている。
液溜まり流路18は、一対の内壁面14,15、当該一対の内壁面14,15に接触しないウィック3の外側面3b、及び、ウィック3の外側面3bと隙間Dをあけて形成されたコンテナ2の周壁面10a(対向面20)によって囲まれた空間に形成されている。隙間Dは、蒸気流路17の流路幅より小さく、ウィック3の毛細管半径よりも大きい。この液溜まり流路18は、ウィック3が一対の内壁面14,15に接触していることによって、蒸気の浸入が妨げられるため、液体が流れる、若しくは、液体が溜まった状態となる。
ウィック3は、通常、大きい毛細管力を得る目的で、ウィック3の毛細管半径は小さくされるため、液体の圧力損失は高くなる。このため、本実施形態では、ウィック3の他に、コンテナ2の高さ方向に空間を保て且つウィック3の毛細管半径に依存しない圧力損失の小さい液溜まり流路18を組み合わせることによって、ウィック3に常に液体が供給される状態を作ることができる。これにより、液体流路の全体としての液体の圧力損失を低減し、その結果、ベーパーチャンバー1の最大熱輸送量を大きくすることが可能となる。
また、本実施形態では、図1に示すように、液溜まり流路18は、蒸発部4以外の領域に形成されている。この構成によれば、液溜まり流路18が蒸発部4から熱を受けないようにすることができ、液溜まり流路18において液体が蒸発して気泡などが生じないようにすることができるため、上述した液体が溜まった状態を維持できる。これにより、ウィック3に常に液体が供給される状態を良好に維持することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、作動流体を内部に封入し、該封入した作動流体を蒸発させる蒸発部4と、該蒸発した作動流体を凝縮させる凝縮部5と、を有するコンテナ2と、コンテナ2の対向する一対の内壁面14,15のそれぞれに接触し、毛細管力によって凝縮した作動流体を凝縮部5から蒸発部4に移動させるウィック3と、を備え、一対の内壁面14,15、一対の内壁面14,15に接触しないウィック3の外側面3b、及び、ウィック3の外側面3bと隙間をあけて形成された対向面20によって囲まれた空間に、凝縮した作動流体の液溜まり流路18が形成されている、という構成を採用することによって、薄型のコンテナ2の機械的強度を確保しつつ液体流路の圧力損失を低減できるベーパーチャンバー1が得られる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図3は、第2実施形態に係るベーパーチャンバー1Aの平断面図である。図4は、図3に示すベーパーチャンバー1Aの矢視B−B断面図である。
第2実施形態のベーパーチャンバー1Aは、図3に示すように、ウィック3の内部に液溜まり流路18(第2液溜まり流路18B)が形成されている点で、上記実施形態と異なる。
第2実施形態のウィック3は、コンテナ2の周壁面10aに沿って枠状に配置された第1ウィック部31と、第1ウィック部31の凝縮部5における枠内側から延伸し、その先端部32aが蒸発部4に挿入された第2ウィック部32と、を有する。第2ウィック部32の基端部32bは、第1ウィック部31の枠内側に接続されており、第1ウィック部31及び第2ウィック部32は、一体で形成されている。
第2ウィック部32の内部には、基端部32bから先端部32a(蒸発部4の手前まで)にかけて液溜まり流路18となるスリットが形成されている。当該スリットは、スリットの短手方向で対向するウィック3の内向き側面3c(側面)を含む。液溜まり流路18は、図4に示すように、一対の内壁面14,15、当該一対の内壁面14,15に接触しないウィック3の内向き側面3c、及び、ウィック3の内向き側面3cと隙間D2をあけて形成された対向面20によって囲まれた空間に形成されている。
ウィック3の内向き側面3cと対向する対向面20は、同じウィック3の短手方向反対側の内向き側面3cによって形成されている。なお、このウィック3とウィック3との間に形成された液溜まり流路18を、第2液溜まり流路18Bと称する場合がある。第2液溜まり流路18Bは、図3に示すように、ウィック3の内部に形成されており、一定の流路幅で第2ウィック部32の長手方向に沿って形成されている。
図4に示すように、第2液溜まり流路18Bの流路幅は、第1液溜まり流路18Aの流路幅よりも大きくすることが好ましい。第2液溜まり流路18Bの流路幅とは、ウィック3の内向き側面3cと、当該内向き側面3cに対向するウィック3の内向き側面3c(対向面20)との隙間D2であり、第1液溜まり流路18Aの流路幅を規定する隙間D1に対し、D2>D1の関係を有する。
上記構成の第2実施形態によれば、コンテナ2の中央部にウィック3(第2ウィック部32)が配置されているため、コンテナ2の幅が大きくなっても、コンテナ2の中央部をウィック3で支えることができ、コンテナ2の変形を防ぐことが可能となる。また、第2ウィック部32によって、コンテナ2の内部に形成される蒸気流路17の流路幅を最適幅に保つことができる。
第2ウィック部32には、スリットによって第2液溜まり流路18Bが形成されている。この構成によれば、第1ウィック部31だけでなく、コンテナ2の中央部においても、コンテナ2の高さ方向に空間を保て且つウィック3の毛細管半径に依存しない圧力損失の小さい第2液溜まり流路18Bを形成し、第2ウィック部32内に常に液体が供給される状態を作ることができる。これにより、液体流路全体としての液体の圧力損失を低減し、ベーパーチャンバー1Aの最大熱輸送量を大きくすることが可能となる。
また、第2実施形態では、液溜まり流路18として、対向面20がコンテナ2によって形成された第1液溜まり流路18Aと、対向面20がウィック3によって形成された第2液溜まり流路18Bと、を有し、第2液溜まり流路18Bの流路幅は、第1液溜まり流路18Aの流路幅よりも大きくなっている。ウィック3は、コンテナ2よりも表面が粗い(凸凹している)ため、対向面20がウィック3によって形成される場合の方が、対向面20がコンテナ2によって形成される場合よりも、液体流路における流路抵抗が大きくなる。このため、第2液溜まり流路18Bの流路幅を、第1液溜まり流路18Aの流路幅よりも大きくすることが好ましい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図5は、第3実施形態に係るベーパーチャンバー1Bの平断面図である。図6は、図5に示すベーパーチャンバー1Bの矢視C−C断面図である。
第3実施形態のベーパーチャンバー1Bは、図5に示すように、ウィック3の内部に柱部42が形成されている点で、上記実施形態と異なる。
第3実施形態のコンテナボディ10は、コンテナ2の外形を形成する枠部41と、枠部41によって囲まれた領域に配置された柱部42と、を有する。柱部42は、コンテナ2の短手方向の中央部に配置され、コンテナ2の長手方向に延在している。柱部42は、同じくコンテナ2の短手方向の中央部に配置された第2ウィック部32の内部に配置されており、柱部42の側壁面42aと第2ウィック部32の内向き側面3cとの間には、一定幅の隙間(液溜まり流路18)が形成されている。
この液溜まり流路18は、図6に示すように、一対の内壁面14,15、当該一対の内壁面14,15に接触しないウィック3の内向き側面3c、及び、ウィック3の内向き側面3cと隙間D3をあけて形成された対向面20によって囲まれた空間に形成されている。対向面20は、コンテナ2(柱部42)の側壁面42aによって形成されているので、この液溜まり流路18は、ウィック3とコンテナ2との間に形成された第1液溜まり流路18Aである。よって、隙間D3は、ウィック3の外側面3bとコンテナ2(枠部41)の周壁面41aとの間に形成される第1液溜まり流路18Aを形成する隙間D1と同じ大きさとなっている。
上記構成の第3実施形態によれば、第2ウィック部32の内部に柱部42を配置しているため、コンテナ2の強度をより高めることができる。また、第2ウィック部32と柱部42との間にも液溜まり流路18(第1液溜まり流路18A)を形成しているため、上記実施形態と同様に、液体の圧力損失を低減し、ベーパーチャンバー1Bの最大熱輸送量を大きくすることが可能となる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図7は、第4実施形態に係るベーパーチャンバー1Cの平断面図である。図8は、図7に示すベーパーチャンバー1Cの矢視D−D断面図である。
第4実施形態のベーパーチャンバー1Cは、図7に示すように、複数の第2ウィック部32及び柱部42を備えると共に、ウィック3の外側面3bの一部(3b1)がコンテナ2の周壁面41aの一部(41a1)に接触している点で、上記実施形態と異なる。
第4実施形態のコンテナボディ10は、枠部41によって囲まれた領域に配置された複数の柱部42を有する。複数の柱部42は、コンテナ2の短手方向において間隔をあけて配置され、それぞれがコンテナ2の長手方向に延在している。柱部42は、第2ウィック部32の内部に配置され、柱部42と第2ウィック部32との間には、上述した液溜まり流路18(第1液溜まり流路18A)が形成されている。
第4実施形態の蒸発部4は、コンテナ2の長手方向の一端部且つコンテナ2の短手方向の中央部であって、枠部41と第1ウィック部31に跨った領域に設定されている。第4実施形態の第1ウィック部31には、切欠き31aが形成されており、切欠き31aによって分断された先端部が、第2ウィック部32の先端部32aと同様に、蒸発部4に挿入されるようになっている。
コンテナ2は、ウィック3の外側面3bが形成されるウィック3の外周を囲う周壁面41aを有し、周壁面41aは、蒸発部4において、ウィック3の外周と接触している。具体的には、第1ウィック部31の切欠き31aが形成されたウィック3の一辺を形成する外側面3b1が、当該外側面3b1と対向するコンテナ2の周壁面41a1と接触している。なお、第1ウィック部31の外側面3b1以外の外側面3b(ウィック3の残りの三辺)は、コンテナ2の周壁面41aと接触しておらず、両者の間には上述した液溜まり流路18(第1液溜まり流路18A)が形成されている。
上記構成の第4実施形態によれば、複数の第2ウィック部32及び柱部42を有するため、コンテナ2のサイズをさらに大きくしなければならない場合であっても、コンテナ2の強度を確保することができる。また、第2ウィック部32と柱部42との間にも液溜まり流路18(第1液溜まり流路18A)を形成しているため、上記実施形態と同様に、液体の圧力損失を低減し、ベーパーチャンバー1Bの最大熱輸送量を大きくすることが可能となる。
また、第4実施形態では、コンテナ2は、ウィック3の外側面3bが形成されるウィック3の外周を囲う周壁面41aを有し、周壁面41aは、蒸発部4において、ウィック3の外周と接触している。この構成によれば、枠状の第1ウィック部31の周囲に形成される液溜まり流路18(第1液溜まり流路18A)を蒸発部4以外の領域に形成し、蒸発部4において形成しないようにすることができ、当該液溜まり流路18において液体が蒸発して気泡などが生じないようにしつつ、液体の圧力損失を低減することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態を記載し説明してきたが、これらは本発明の例示的なものであり、限定するものとして考慮されるべきではないことを理解すべきである。追加、省略、置換、およびその他の変更は、本発明の範囲から逸脱することなく行うことができる。従って、本発明は、前述の説明によって限定されていると見なされるべきではなく、特許請求の範囲によって制限されている。
例えば、図9に示す別実施形態を採用することができる。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図9は、別実施形態に係るベーパーチャンバー1Dの断面図である。
ベーパーチャンバー1Dは、上述した第4実施形態の図8に示すコンテナボディ10(枠部41及び柱部42)を、トッププレート11と一体で形成したものである。この例では、トッププレート11をプレス成型で溝付き加工等することで、コンテナボディ10の枠部41及び柱部42を兼ねる部材を形成し、それにボトムプレート12を接合することでコンテナ2を形成している。この構成においても、枠部41の周壁面41aとウィック3の外側面3bとの間、及び、柱部42の側壁面42aとウィック3の内向き側面3cとの間に、上述した液溜まり流路18を形成することができる。
また、例えば、上記実施形態では、ウィックをメッシュから形成する構成について説明したが、ウィックは、ファイバー、金属粉、フェルト、コンテナに形成されたグルーブ(溝)、もしくはそれらを組み合わせたものから形成されていてもよい。
また、例えば、上記実施形態では、放熱モジュールとして、ベーパーチャンバーを例示したが、上記構成を放熱モジュールの別形態であるヒートパイプに適用してもよい。
また、本実施形態の放熱モジュールの用途は特に限定されないが、例示として、スマートフォン、タブレット型端末、携帯電話、パーソナルコンピュータ、サーバー、コピー機、ゲーム機、複合機、プロジェクター、電子機器、燃料電池、人工衛星等が挙げられる。
1…ベーパーチャンバー(放熱モジュール)、1A…ベーパーチャンバー、1B…ベーパーチャンバー、1C…ベーパーチャンバー、1D…ベーパーチャンバー、2…コンテナ、3…ウィック、3a…内側面(側面)、3b…外側面(側面)、3c…内向き側面(側面)、4…蒸発部、5…凝縮部、10a…周壁面、14…内壁面、15…内壁面、17…蒸気流路、18…液溜まり流路、18A…第1液溜まり流路、18B…第2液溜まり流路、20…対向面、41a…周壁面、100…熱源、D…隙間、D1…隙間、D2…隙間、D3…隙間

Claims (6)

  1. 作動流体を内部に封入し、該封入した作動流体を蒸発させる蒸発部と、該蒸発した作動流体を凝縮させる凝縮部と、を有するコンテナと、
    前記コンテナの対向する一対の内壁面のそれぞれに接触し、毛細管力によって前記凝縮した作動流体を前記凝縮部から前記蒸発部に移動させるウィックと、を備え、
    前記一対の内壁面、前記一対の内壁面に接触しない前記ウィックの側面、及び、前記ウィックの側面と隙間をあけて形成された対向面によって囲まれた空間に、前記凝縮した作動流体の液溜まり流路が形成されている、ことを特徴とする放熱モジュール。
  2. 前記液溜まり流路として、前記対向面が前記コンテナによって形成された第1液溜まり流路を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の放熱モジュール。
  3. 前記液溜まり流路として、前記対向面が前記ウィックによって形成された第2液溜まり流路を有する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の放熱モジュール。
  4. 前記液溜まり流路として、
    前記対向面が前記コンテナによって形成された第1液溜まり流路と、
    前記対向面が前記ウィックによって形成された第2液溜まり流路と、を有し、
    前記第2液溜まり流路の流路幅は、前記第1液溜まり流路の流路幅よりも大きい、ことを特徴とする請求項1に記載の放熱モジュール。
  5. 前記液溜まり流路は、前記蒸発部以外の領域に形成されている、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の放熱モジュール。
  6. 前記コンテナは、前記ウィックの側面が形成される前記ウィックの外周を囲う周壁面を有し、
    前記周壁面は、前記蒸発部において、前記ウィックの外周と接触している、ことを特徴とする請求項5に記載の放熱モジュール。
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