JP6441130B2 - 防振ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、防振ユニットに関する。
従来の防振ユニット(ブラケット付きエンジンマウント)には、筒状の第1取付部材(第一の取付金具)と第2取付部材(第二の取付金具)とを弾性体(本体ゴム弾性体)で連結した防振装置(防振装置本体)と、第1取付部材に取り付けられるとともに振動発生部および振動受部のいずれか一方に取り付けられる第1ブラケット(第一のブラケット)と、第2取付部材に取り付けられるとともに前記振動発生部および前記振動受部のいずれか他方に取り付けられる第2ブラケット(第二のブラケット)と、を有し、第1ブラケットにストッパ(バウンド緩衝ゴム)を設けて第2ブラケット(バウンド当接金具)と接触させることによって、ストッパ機能を発揮させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−196512号公報
しかしながら、上記防振ユニットのストッパは、本体ゴム弾性体から外方に向かって所定の長さで伸び出させた略矩形平板形状であるため、ストッパが変形により移動すると、第1ブラケットと第2ブラケットとが直接衝突することにより異音等を発生させる虞がある。
本発明の目的は、衝突により生じる異音等を確実に低減させつつストッパ機能を発揮させることが可能な防振ユニットを提供することにある。
本発明に係る防振ユニットは、筒状の第1取付部材と、前記第1取付部材の一方の開口端よりも外側に配置される第2取付部材と、前記第1取付部材および前記第2取付部材を弾性的に連結する弾性体と、を有する防振装置と、前記第1取付部材に取り付けられるとともに振動発生部および振動受部のいずれか一方に取り付けられる第1ブラケットと、前記第2取付部材に取り付けられるとともに前記振動発生部および前記振動受部の他方に取り付けられる第2ブラケットと、を有し、前記弾性体は、当該弾性体から延在して、前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとが互いに間隔を置いて向かい合うことによって形成される隙間に配置されるストッパを有し、前記ストッパと、前記第1ブラケットおよび前記第2ブラケットの少なくともいずれか一方のブラケットとはそれぞれ、前記ストッパを前記少なくともいずれか一方のブラケットに取り付ける取付部を有することを特徴とする。
本発明に係る防振ユニットによれば、衝突により生じる異音等を確実に低減させつつストッパ機能を発揮させることが可能となる。
本発明に係る防振ユニットでは、前記ストッパおよび前記第2ブラケットはそれぞれ、前記取付部を有することが好ましい。
この場合、ストッパの耐久性を向上させることができる。
本発明に係る防振ユニットでは、前記ストッパは、当該ストッパの延在方向を横切るように設けられた剛性低減部を有していることが好ましい。
この場合、容易にストッパを変形させることができるため、ブラケットに対するストッパの組み付けを容易に行うことができる。
本発明によれば、衝突により生じる異音等を確実に低減させつつストッパ機能を発揮させることが可能な防振ユニットを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る防振ユニットを斜め前方向から示す斜視図である。 図1の防振ユニットの縦断面を前方向から示す図である。 図1の防振ユニットの分解斜視図である。 図1の防振ユニットを斜め後方向から示す斜視図である。 図1の防振装置および第2ブラケットの組み付け状態を斜め前方向から示す斜視図である。 (a)は、図1の防振ユニットに係る取付部を示す分解図であり、(b)は、取付部の他の例を示す分解図である。 (a)〜(c)は、それぞれ、本発明に係る防振ユニットの剛性低減部を例示する拡大斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る防振ユニットを詳細に説明する。
図1中、符号1は、本発明の一実施形態に係る防振ユニットである。防振ユニット1は、防振装置10、振動発生部及び振動受部のいずれか一方に連結される第1ブラケット30、および、振動発生部及び振動受部のいずれか他方に連結される第2ブラケット(ブラケット)40を有する。
図2に示すように、本実施形態に係る防振装置10は、筒状の第1取付部材11と、第1ブラケット30に連結される第2取付部材12と、第1取付部材11及び第2取付部材12を弾性的に連結する弾性体13と、を有する。
本実施形態では、第1取付部材11は、その内側に開口部が形成されており、その2つの開口端11a,11bが上下方向に位置するように配置されている。言い換えれば、防振装置10は、第1取付部材11の軸O1が上下方向に延在するように配置されている。また、第2取付部材12は、第1取付部材11の一方の開口端よりも外側に配置されている。本実施形態では、第2取付部材12は、軸O1 の方向(以下、本実施形態では、「軸方向」または「上下方向Y」ともいう)に配置された2つの開口端11a,11bのうち、上側の開口端11aよりも軸方向外側に配置されている。本実施形態では、第2取付部材12は、上下方向Yに対して垂直な方向(以下、「軸直方向」ともいう)に延びる開口部を有し、当該開口部が弾性体13を介して貫通孔A1 を形成している。貫通孔A1 には、第2ブラケット40が圧入されている。これにより本実施形態では、内側取付部材12は、弾性体13および第2ブラケット40を介して振動発生部及び振動受部のいずれか一方に連結されている。以下、本実施形態では、軸O1 に対して軸直な軸のうち、第2ブラケット40の圧入方向と平行な軸を軸O2 とし、本実施形態では、軸O2 の方向を前後方向Xともいう。
本実施形態では、図3に示すように、第2ブラケット40は、防振装置10に形成された貫通孔A1 に圧入される基部41と、振動発生部及び振動受部のいずれか一方に連結される連結部42と、を有している。これにより、第2ブラケット40の連結部41を防振装置10の貫通孔A1 に合わせて前後方向Xに移動させると、第2ブラケット40を防振装置10に対して圧入して取り付けることができる。
さらに本実施形態では、防振装置10は、液室が形成されている。具体的には、図2に示すように、防振装置10には、弾性体13を壁面の一部とする主液室S1 と、ダイヤフラム20を壁面の一部とする副液室S2 と、を含む液室が形成されている。より具体的には、防振装置10は、弾性体13を壁面の一部とする主液室S1 と副液室S2 とに区画するとともに主液室S1 および副液室S2 とを流通させる通路が形成された仕切部材14と、副液室S2 の壁面の一部を形成するダイヤフラム20と、を有している。すなわち、本実施形態の防振装置10は、弾性体13とともに液室の壁面の一部を形成するダイヤフラム20を有している。
本実施形態では、仕切部材14は、第1取付部材11の内側に取り付けられている。仕切部材14は、弾性体13との間に主液室S1 を形成するとともに、ダイヤフラム20との間に副液室S2 を形成している。主液室S1 および副液室S2 には、シリコンオイル等の液体が充填されている。また、本実施形態では、仕切部材14には、主液室S1 および副液室S2 の液体を流通させる、複数の流通路14aおよび流通路14aを取り囲むように迂回するバイパス通路(オリフィス通路)14bが形成されている。本実施形態では、流通路14aおよびバイパス通路14bが前記通路を形成している。また仕切部材14には、メンブラン15が内蔵されている。メンブラン15は、複数の流通路14aに通じる空間内に移動可能に配置されている。
また、ダイヤフラム20は、第1取付部材11の下側の開口端11bに取り付けられている。本実施形態では、ダイヤフラム20は、仕切部材14と抑え部材16との間に保持されている。本実施形態では、抑え部材16は、環状部材であって、外側取付部材11の内側に固定されている。ダイヤフラム20は、第1取付部材11の内側に形成された開口部を閉じている。ダイヤフラム20は、弾性を有して変形および復元が可能な部材である。
本実施形態の防振装置10では、高周波振動が、防振装置10に入力された場合、メンブラン15が主液室S1 または副液室S2 の液体を介して振動することで、高周波振動を吸収する。また。低周波振動が防振装置10に入力された場合、主液室S1 および副液室S2 の間の液体がバイパス通路14bを流通することで、低周波振動を吸収する。
さらに本実施形態では、図2に示すように、第1取付部材11は、一対の固定部17を有する。本実施形態では、固定部17は、それぞれ、軸O1 を挟んで対向する位置に設けられている。本実施形態では、固定部17は、外側取付部材11から前後方向Xおよび上下方向Yに対して垂直な方向(以下、本実施形態では、「横方向Z」ともいう)に突出している。また、図3に示すように、本実施形態では、固定部17は、前後方向Xに延在している。詳細には、固定部17は、図3に示すように、前後方向Xおよび横方向Zを含む平面上に延在するプレート状のフランジ部分17aと、上下方向Yに沿って延在してフランジ部分17aを外側取付部材11に対して支持する張出部分17bと、張出部分17bと前後方向Xに間隔を置いて配置されているとともにフランジ部分17aから上下方向Yに沿って延在する複数の補強部分17dと、を有している。
図2に示すように、2つの固定部17は、それぞれ、第1ブラケット30の保持部31によって外側取付部材11の軸O1 の方向の両外側(本実施形態では、図2中、上下方向Yの上側および下側)から挟み込まれた状態で保持されている。本実施形態では、図3に示すように、第1ブラケット30に保持部31を設けて当該第1ブラケット30の側面に開口させ、当該開口部A2 から固定部17を挿入することで、固定部17が上下方向から挟み込まれた状態で圧入されている。詳細には、保持部31は、軸方向を向き、軸直方向に延在している面である、2つの軸方向面31a,31b、および、軸方向を向き、軸方向に延在している面である、軸直方向面31c(以下、本実施形態では、「横面31c」ともいう)によって形作られた溝で構成されており、前後方向Xに延在している。本実施形態では、軸方向面31aは、上側に配置されており、上面(以下、本実施形態では、「上面31a」ともいう)を構成し、軸方向面31bは、下側に配置されており、下面(以下、本実施形態では、「下面31b」ともいう)を構成している。これにより、防振装置10の固定部17を第1ブラケット30の保持部31に合わせて前後方向Xに移動させると、防振装置10を第1ブラケット30に対して圧入することができる。
なお、本実施形態では、固定部17に第1圧入部18を設けることで、固定部17と保持部31との間の上下方向Yでしまりばめを行っている。本実施形態では、第1圧入部18は、防振装置10の弾性体13と一体に形成されている。また、本実施形態では、防振装置10を第1ブラケット30に圧入させたとき、固定部17のフランジ部分17aにおける横方向Zの外側を向く面17c(以下、本実施形態では、「横方向外面17c」ともいう)は、保持部31の横面31cと接触しない。本実施形態では、2つの固定部17は、それぞれ、軸O1 方向に対して垂直な軸直方向外側を向く面に、第2圧入部19を備えている。本実施形態では、第2圧入部19は、第1圧入部18とともに防振装置10の弾性体13と一体に形成されている。第2圧入部19は、固定部17の圧入を容易にするため、保持部41との間に横方向Zの遊び(クリアランス)を残すことなく、または、遊びを残しても、防振装置10が第1ブラケット30に対して横方向Z(幅方向)に変位したときに、第2ストッパ部19が保持部31との衝突の緩衝材となる。
さらに、弾性体13は、当該弾性体13から延在して第1ブラケット30と第2ブラケット40とが互いに間隔を置いて向かい合うことによって形成される隙間Cに配置されるストッパ2を有している。本実施形態では、ストッパ2は、図4に示すように、第1ブラケット30に設けられた上下方向Yに延在する隔壁32と第2ブラケット40の連結部42との間に形成される隙間Cに配置されている。
本実施形態では、図2に示すように、弾性体13に形成された貫通孔A1 は、上下方向Yに間隔を置いて配置された天壁13aおよび底壁13bと、横方向Zに間隔を置いて配置された側壁13cとで形作られた、正面視で矩形の貫通孔であり、ストッパ2は、貫通孔A1 の側壁13cに沿って外側に延在している。詳細には、ストッパ2は、図4に示すように、第1ブラケット30に設けられた上下方向Yに沿って延在する隔壁32と、第2ブラケット40の連結部42との間に形成される隙間Cに配置されている。さらに詳細には、ストッパ2は、開口部13の側壁13cに沿って延在する基部としての第1ストッパ部2aと、第1ストッパ部2aから横方向Zの外側に延在する第2ストッパ部2bと、第2ストッパ部2bから前後方向X(本実施形態では後方向)に延在する第3ストッパ部2cとで形作られている。これにより、第1ブラケット30と第2ブラケット40とが互いに相対運動することで衝突するような場合、ストッパ2が緩衝部材として機能する。
さらに、ストッパ2と、第1ブラケット30および第2ブラケット40の少なくともいずれか一方のブラケットとはそれぞれ、ストッパ2を第1ブラケット30および第2ブラケット40の少なくともいずれか一方のブラケットに取り付けるための取付部3を有している。これにより、ストッパ2が変形により移動してずれることがなく、ストッパ機能を発揮させることができる。
取付部3は、ストッパ2と、第1ブラケット30および第2ブラケット40の少なくともいずれか一方のブラケットとに設けることができる。本実施形態では、図4に示すように、取付部3は、ストッパ2を第2ブラケット40に固定している。この場合、図5に示すように、ストッパ2は、弾性体13を介して第2ブラケット40と一体に構成される。すなわち、ストッパ2は、第2ブラケット40に取り付けられることで、第1ブラケット30に拘束されることなく、第1ブラケット30に対して相対運動できるため、ストッパ2の耐久性を向上させることができる。
本実施形態に係る防振ユニット1によれば、弾性体13から延在して第1ブラケット30と第2ブラケット40とが互いに間隔を置いて向かい合うことによって形成される隙間Cに配置されるストッパ2を有し、ストッパ2と、第1ブラケット30および第2ブラケット40のいずれか一方のブラケットとはそれぞれ、ストッパ2を第1ブラケット30および第2ブラケット40のいずれか一方のブラケットに取り付ける取付部3を有することにより、衝突により生じる異音等を確実に低減させつつストッパ機能を発揮させることが可能となる。
本実施形態では、取付部3は、ストッパ2に形成された係合孔4と、第2ブラケット40に設けられた係合ピン5とで構成されている。係合ピン5は、第2ブラケット40の連結部42の左右両方の側面に設けられている。詳細には、図6(a)で示すように、連結部42の左側面および右側面のそれぞれに設けられた、貫通孔4と同径以下のピン本体5aと、ピン本体5aと一体に設けられた貫通孔4よりも大径のヘッド5bとで形作られている。これにより、ストッパ2の係合孔4を弾性変形させて係合ピン5のヘッド5bを通すだけで、ストッパ2を第2ブラケット40に容易に固定して取り付けることができる。なお、本実施形態のように、ストッパ2に係合孔4を形成し、第2ブラケット40に係合ピン5を設けた場合、ストッパ2の弾性力が利用できる。この場合、本実施形態のように、係合孔4の形成が単なる貫通孔で済むため、ストッパ2に設けた係合ピン5を第2ブラケット40にアンダーカット部を有する係合孔を形成し、この係合孔に係合ピン5のヘッド5bを嵌合させる場合に比べて、第2ブラケット40の成形型が単純で済むため、コスト面で理由である。
また、取付部3は、ストッパ2に形成された係合突起6と、第2ブラケット40に設けられた係合溝7とで構成することもできる。図6(b)には、取付部3の他の例であって、ストッパ2および第2ブラケット40の一部を上方から示す拡大平面図である。この例では、図6(b)に示すように、ストッパ2の内面に係合突起6を設け、第2ブラケット40には、係合突起6を挿入して嵌合させるための、上面視で係合突起6の輪郭を有した係合溝7が設けられている。詳細には、図6(b)に示すように、係合突起6は、上面視で、第2ストッパ部2bの内面から突出する基部6aと、この基部6aから前後方向に延在するヘッド6bとで形作られている。係合溝7は、上面視で、第2ブラケット40の連結部42の左側面および右側面のそれぞれに通じるように切り欠かれた、係合突起6の基部6aに対応する第1溝7aと、この第1溝7aから前後方向に延在して、係合突起6のヘッド6bに対応する第2溝7bとで形作られている。これにより、第2ブラケット40の上からストッパ2の係合突起6を第2ブラケット40の係合溝7に圧入するだけで、ストッパ2を第2ブラケット40に容易に固定して取り付けることができる。
ところで、本実施形態に係る防振ユニット10では、ストッパ2は予め、第2ブラケット40の形状に合せた形状としているが、ストッパ2は弾性体13の一部として形成されている。このため、ストッパ2を前後方向Xに沿って延在させておき、組み付け時にストッパ2を第2ブラケット40の形状に合せて変形させることで、ストッパ2を第2ブラケット40の形状に合せて取り付けることも可能である。
そこで、例えば、ストッパ2を変形させる場合、図7(a)〜(c)に示すように、ストッパ2は、ストッパ2の延在方向を横切るように設けられた剛性低減部8を有していることが好ましい。図7(a)の剛性低減部8は、ストッパ2の内面または外面に形成された上下方向Yに沿って延在する上下方向溝8aである。図7(b)の剛性低減部8は、ストッパ2の上端または下端の少なくともいずれか一方に形成された左右方向Zに沿って延在する横方向溝8bである。図7(c)の剛性低減部8は、図7(a)の溝8aと、図7(b)の溝8bとを組み合わせたものである。これらの場合、剛性低減部8を基点に容易にストッパ8を変形させることができるため、第1ブラケット30又は第2ブラケット40に対するストッパ2の組み付けを容易に行うことができる。なお、剛性低減部8は、ストッパ2の変形を要する箇所に設けることができる。
本実施形態に係る防振ユニット1によれば、衝突により生じる異音等を確実に低減させつつストッパ機能を発揮させることが可能な防振ユニットを提供することができる。
上述したところは、本発明の実施形態の例示であって、特許請求の範囲の記載によれば、種々の変更が可能である。例えば、取付部3は、係合孔4および係合ピン5の断面形状を丸孔および丸ピンで構成したが、係合孔4および係合ピン5の断面形状は、四角形等の多角形で構成することができる。また、本実施形態では、取付部3は、ストッパ2の内面と、ブラケットの側面に設けたが、ストッパ2の上端および下端の少なくともいずれか一方と、これに対応するブラケットの上端および下端の少なくともいずれか一方に設けることができる。。また、図2中、防振装置10の第1圧入部18と第1ブラケット30の保持部31の上面31aとの間については、第1圧入部18が保持部31の上面31aに対してめり込んだように図示することで、第1圧入部18を強調して示しているが、実際には、第1圧入部18は、保持部31の上面31aに対して圧縮変形しており、保持部31の上面31aは平坦のままである。
本発明は、筒状の第1取付部材と、前記第1取付部材の一方の開口端よりも外側に配置される第2取付部材と、前記第1取付部材および前記第2取付部材を弾性的に連結する弾性体と、を有する防振装置と、前記第1取付部材に取り付けられるとともに振動発生部および振動受部のいずれか一方に取り付けられる第1ブラケットと、前記第2取付部材に取り付けられるとともに前記振動発生部および前記振動受部のいずれか他方に取り付けられる第2ブラケットと、を有する、防振ユニットに適用することができる。
1;防振ユニット, 2;ストッパ, 3;取付部, 4;係合孔, 5;係合ピン, 5a;ピン本体, 5b;ヘッド, 6;係合突起, 6a;基部, 6b;ヘッド, 7;係合溝, 7a;第1溝, 7b;第2溝, 8;剛性低減部, 8a;上下方向溝, 8b;横方向溝, 10;防振装置, 11;第1取付部材, 11a;開口部, 12;第2取付部材, 13;弾性体, 14;仕切部材, 15;メンブラン, 16;抑え部材, 17;固定部, 17a;フランジ部分, 17b;張出部分, 17c;横方向外面, 17d;補強部分, 18;圧入部, 19;第2ストッパ部, 20;ダイヤフラム, 30;第1ブラケット, 31;保持部, 31a;軸方向面(上面), 31b;軸方向面(下面), 31c;軸直方向面(横面), 32;壁部(接触部), 40;第2ブラケット, 41;基部, 42;連結部, O1 ;外側取付部材の軸, O2 ;軸, S1 ;主液室, S2 ;副液室, X;前後方向(軸直方向), Y;上下方向(軸方向), Z;横方向(軸直方向)

Claims (3)

  1. 筒状の第1取付部材と、前記第1取付部材の一方の開口端よりも外側に配置される第2取付部材と、前記第1取付部材および前記第2取付部材を弾性的に連結する弾性体と、を有する防振装置と、
    前記第1取付部材に取り付けられるとともに振動発生部および振動受部のいずれか一方に取り付けられる第1ブラケットと、
    前記第2取付部材に取り付けられるとともに前記振動発生部および前記振動受部の他方に取り付けられる第2ブラケットと、を有し、
    前記弾性体は、当該弾性体から延在して、前記第1ブラケットと前記第2ブラケットとが互いに間隔を置いて向かい合うことによって形成される隙間に配置されるストッパを有し、
    前記ストッパと、前記第1ブラケットおよび前記第2ブラケットの少なくともいずれか一方のブラケットとはそれぞれ、前記ストッパを前記少なくともいずれか一方のブラケットに取り付けるための取付部を有することを特徴とする、防振ユニット。
  2. 請求項1において、前記ストッパおよび前記第2ブラケットはそれぞれ、前記取付部を有する、防振ユニット。
  3. 請求項1又は2において、前記ストッパは、当該ストッパの延在方向を横切るように設けられた剛性低減部を有している、防振ユニット。
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