JP6439656B2 - ドアウエザストリップ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のドアと車体開口部周縁との間をシールする自動車用のドアウエザストリップに関するものである。
自動車のドア1と車体開口部周縁6との間のシールは、図8に示すように、ドア1の外周部に設けられたドアフレーム2の外周に取付けられるドアウエザストリップ110及び/または、車体開口部周縁6のフランジに取付けられるオープニングウエザストリップによりなされる。なお、ドアガラス5とドア1との間のシールは、ドアフレーム2の内周のチャンネル3に取付けられるガラスランによってなされる。
従来、図9に示すように、ドアフレーム2の外周に取付けられたドアウエザストリップ110は、取付基部115とその上面に一体に形成された中空シール部116と、中空シール部116の車外側に形成されたシールリップ部118とから構成される。取付基部115は、ドアフレーム2の外周部に取付けられた断面コ字形のリテーナー部155に嵌め込まれてドアフレーム2に固定される。そして、ドア閉時にシールリップ部118が車体開口部周縁6の最も車外側の側端に当接し、ドアフレーム2の外周端縁と車体開口部周縁6との間の隙間をシールする。
ドアフレーム2のコーナー部に取付けられるドアウエザストリップ110のコーナー部112は、型成形で形成され、図10に示すように、ドアパネル保持部2bに取付けられる取付基部115と、取付基部115から一体的に形成され車体開口部周縁6に当接する中空シール部116と、中空シール部116の根元部分から延出する延出部117から形成されている。
延出部117は、ドアフレーム2の裏面に沿って湾曲して、ドアフレーム2のコーナー部のドアパネル先端部2aの裏面に当接して、ドアパネル先端部2aを覆うとともに、ドアパネル先端部2aとドアウエザストリップ110の間をシールしている。
ドアフレーム2のコーナー部においては、ガラスラン130を保持するチャンネル3とドアフレーム2の縦辺部の先端とが溶接して固定されている。この場合に、チャンネル3とドアフレーム2の縦辺部を溶接する際に基準となるドアパネル貫通孔2cがドアフレーム2の縦辺部に形成されている。
この場合には、延出部117の先端がドアパネル先端部2aの裏面に当接していても、図10の矢印に示すように、延出部117の先端とドアパネル先端部2aの裏面の間から風切音等の騒音が侵入して、ドアパネル貫通孔2cを通り、ガラスラン130とチャンネル3の間や、ドアパネル先端部2aとチャンネル3の間からドア内部や車室内に侵入して、静粛性が低下することとなる。
また、図11に示すように、ドアウエザストリップ210をドアフレーム2に取付ける際に、取付基部215をクリップ219でドアフレーム2に取付け、中空シール部216を車体開口部周縁6に当接させて、シールするとともに、中空シール部216から延設された延出部217に突出部217aを形成して、ドアフレーム2に形成されたドアパネル貫通孔2cに突出部217aを挿入するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、延出部217と突出部217aが広範囲に形成されると、走行中に風による振動が発生して、突出部217aの脱落や、異音が発生する場合がある。
特開2012−51405号公報
本発明は、ドアフレームのコーナー部に取付けられて、騒音等が発生しにくい自動車用ドアウエザストリップを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、自動車のドアと車体開口部周縁との間をシールするドアウエザストリップをドアのドアフレームの外周に取付けるドアウエザストリップにおいて、
ドアフレームの縦辺部のドアパネルの先端部分に、ドアパネル貫通孔を形成し、
ドアウエザストリップは、ドアフレームの上辺に取付けられる上辺部と、ドアフレームの縦辺に取付けられる縦辺部と、上辺部と縦辺部を接続する接続するコーナー部からなり、
コーナー部の縦辺部側の部分は、ドアフレームのドアパネルに取付けられる取付基部と、取付基部から延設され車体開口部周縁とドアパネルの間をシールするシール部と、シール部又は取付基部から延出して、ドアパネルのコーナー部に当接する延出部が形成され、
延出部にドアパネル貫通孔を覆い隠す延出部孔閉塞部が形成されるとともに、延出部孔閉塞部を含む範囲に剛性部材が配置され、剛性部材又は延出部にドアパネルと係合する係合部材が設けられていることを特徴とするドアウエザストリップである。
請求項1の本発明では、ドアフレームのドアパネルの縦辺部の先端部分に、ドアパネル貫通孔を形成している。このため、ドアパネルとチャンネル等を溶接するときに、ドアパネル貫通孔により溶接の位置決めをすることができ、溶接作業が容易であり、チャンネル等を所定の場所に確実に溶接することができる。
ドアウエザストリップは、ドアフレームの上辺に取付けられる上辺部と、ドアフレームの縦辺に取付けられる縦辺部と、上辺部と縦辺部を接続するコーナー部から形成されている。このため、上辺部と縦辺部は、押出成形で効率よく製造することができ、コーナー部は、型成形により、ドアのコーナー部の形状に沿ってドアウエザストリップを形成し、シールすることができるとともに、上辺部と縦辺部を接続して、ドアの外周を全周に亘りシールすることができる。
コーナー部の縦辺部側の部分は、ドアフレームのドアパネルに取付けられる取付基部と、取付基部から延設され車体開口部周縁とドアパネルの間をシールするシール部と、シール部又は取付基部から延出して、ドアパネルのコーナー部に当接する延出部が形成される。このため、取付基部をドアフレームのドアパネルに取付けると、ドアウエザストリップが安定して、シール部が確実に車体開口部周縁に当接してシールすることができ、延出部がコーナー部のドアパネル先端部の裏面に当接して、コーナー部のシールと見栄えを向上させることができる。シール部は、中空状に形成することができるが、リップ状に形成することもできる。
延出部にドアパネル貫通孔を覆い隠す延出部孔閉塞部が形成されているため、延出部をドアパネル先端部に取付けると、ドアパネル貫通孔を延出部孔閉塞部が塞ぐことができ、ドアパネル貫通孔を通り騒音等がドア内や車室内に侵入することを防止できる。
延出部孔閉塞部を含む範囲に剛性部材が配置され、剛性部材又は延出部にドアパネルと係合する係合部材が設けられている。このため、係合部材をドアパネルに取付けると、係合部材が剛性部材をドアパネル方向に付勢することができ、剛性部材が延出部孔閉塞部をドアパネル貫通孔に付勢することができ、延出部孔閉塞部がドアパネル貫通孔を確実に塞ぐことができる。
請求項2の本発明は、ドアパネル貫通孔と当接する延出部孔閉塞部の面に、ドアパネル貫通孔の周囲に当接する延出部シールリップを形成したドアウエザストリップである。
請求項2の本発明では、ドアパネル貫通孔と当接する延出部孔閉塞部の面に、ドアパネル貫通孔の周囲に当接する延出部シールリップを形成した。このため、ドアパネル貫通孔に延出部孔閉塞部が押圧されると、延出部シールリップがドアパネル貫通孔の周囲に当接して、ドアパネル貫通孔の周囲を塞ぐように柔軟に撓み、ドアパネル貫通孔と延出部孔閉塞部の間を確実にシールして、騒音等の車内側への流入を防止することができる。
請求項3の本発明は、延出部シールリップが剛性部材によりドアパネルに押圧されているドアウエザストリップである。
請求項3の本発明では、延出部シールリップが剛性部材によりドアパネルに押圧されている。このため、係合部材をどあぱねる先端部に係合させると、剛性部材が延出部と延出部シールリップを押圧して、延出部シールリップがドアパネル貫通孔の周囲に強く当接して、撓み、ドアパネル貫通孔と延出部孔閉塞部の間を確実にシールして、騒音等の車内側への侵入を防止することができる。
請求項4の本発明は、剛性部材に一体的に係合部材が形成されたドアウエザストリップである。
請求項4の本発明では、剛性部材に一体的に係合部材が形成されたため、結合部材をドアパネルに取付けると、剛性部材が、ドアパネルに係合されて、延出部孔閉塞部をドアパネル貫通孔に、押圧することができ、ドアパネル貫通孔を延出部孔閉塞部が確実に塞ぐことができる。
請求項5の本発明は、延出部は、スポンジ材料で形成され、剛性部材は、合成樹脂で形成されたドアウエザストリップである。
請求項5の本発明では、延出部は、スポンジ材料で形成されたため、ドアパネルの形状に応じて撓むことができ、ドアパネルに柔軟に当接して、延出部孔閉塞部がドアパネル貫通孔を塞ぐことができる。
剛性部材は、合成樹脂で形成されたため、延出部の形状に応じて形成することができるとともに、結合部材でドアパネルに取付けられると、弾性的に延出部孔閉塞部がドアパネル貫通孔を押圧することができる。
延出部にドアパネル貫通孔を覆い隠す延出部孔閉塞部が形成されているため、ドアパネル貫通孔を通り騒音等がドア内や車室内に侵入することを防止できる。
延出部孔閉塞部を含む範囲に剛性部材が配置され、剛性部材又は延出部にドアパネルと係合する係合部材が設けられているため、剛性部材が延出部孔閉塞部をドアパネル貫通孔に付勢することができ、延出部孔閉塞部がドアパネル貫通孔を確実に塞ぐことができる。
本発明の実施の形態であるドアウエザストリップのコーナー部の縦辺部側の横方向の断面図であり、図2と図3におけるA−A線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態であるドアウエザストリップのコーナー部の平面図である。 本発明の実施の形態であるドアウエザストリップのコーナー部の裏面側の斜視図である。 本発明の実施の形態であるドアウエザストリップのコーナー部の端部の部分の縦方向の断面図であり、図2と図3におけるB−B線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態であるドアウエザストリップのコーナー部に使用するインサート部材の裏面図である。 本発明の実施の形態であるドアウエザストリップのコーナー部に使用するインサート部材の側面図である。 本発明の実施の形態であるドアウエザストリップの全体の平面図である。 自動車ドアの側面図である。 従来のドアウエザストリップの上辺部の断面図である。 従来の他のドアウエザストリップのコーナー部の縦辺部側の断面図である。 従来の他のドアウエザストリップの縦辺部の断面図である。
本発明の実施の形態を図1〜図8に基づき説明する。
図8は自動車の側面図である。図8に示すように、フロント側及びリヤ側のいずれも自動車のドア1の上部の外周部にはドアフレーム2が設けられ、ドアガラス5が昇降自在に取付けられる。すなわち、ドアフレーム2の外周部にはドアウエザストリップ10が取付けられ、ドア1と車体開口部周縁6の間をシールしている。ドアフレーム2のコーナー部には、ドアウエザストリップ10のコーナー部12が取付けられている。
図1〜図7は、本発明の実施の形態のドアウエザストリップ10に関する図であり、図7は本発明のドアウエザストリップ10の全体の正面図である。
図1〜図4は、ドアウエザストリップ10のコーナー部の図面であり、図5と図6はコーナー部に埋設する剛性部材であるインサート部材20の図である。
ドアウエザストリップ10は、図7に示すように、ドアフレーム2の上辺及び縦辺に取付けられる上辺部13と縦辺部14から構成される直線部11は、押出成形により長尺に成形され、ドアフレーム2のコーナー部に対応するコーナー部12の部分は、型成型により形成されて、型成形と同時に、上辺部13と縦辺部14を接続している。
図2に示すように、ドアウエザストリップ10の上辺部13は、取付基部15と、取付基部15から一体的に形成される中空シール部16と、中空シール部16から車外側に延設される車外側シールリップ18から形成されている。
取付基部15は、ドアフレーム2のドアパネルに取付けられて、中空シール部16は、車体開口部周縁6に当接して、車外側シールリップ18は、中空シール部16が当接する部分よりも車外側の車体開口部周縁6に当接している。中空シール部16と車外側シールリップ18でドアフレーム2と車体開口部周縁6の間をシールしている。
ドアウエザストリップ10の縦辺部14は、取付基部15と、取付基部15から一体的に形成される中空シール部16から形成されている。
取付基部15は、ドアフレーム2のドアパネルに取付けられて、中空シール部16は、車体開口部周縁6に当接している。中空シール部16でドアフレーム2と車体開口部周縁6の間をシールしている。
ドアウエザストリップ10のコーナー部12では、上辺部13と縦辺部14の取付基部15と中空シール部16を連続的に接続して形成している。
次に、ドアウエザストリップ10のコーナー部12について、フロントドアのリヤ側のコーナー部12を例にして説明する。
ドアウエザストリップ10のコーナー部12は図2と図3に示すように、型成形で形成され、上辺部13と縦辺部14を接続している。図1に示すように、コーナー部12は、取付基部15と、中空シール部16と、延出部17を有している。コーナー部12のドアウエザストリップ10は、型成形で成形するため、全体がスポンジ材で形成されている。スポンジ材としては、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーが使用される。なお、上辺部13及び縦辺部14も全てスポンジ材で形成することができる。
上辺部13及び縦辺部14とコーナー部12との接続は、上辺部13と縦辺部14のそれぞれ端末部をコーナー部12を成形する金型に挟持して、金型にコーナー部12を形成するスポンジ材を注入して、コーナー部12を成形すると同時に、上辺部13と縦辺部14をコーナー部12に接続する。図2において、上辺部13及び縦辺部14とコーナー部12の接続部分を接続線12aで示す。
図1に示すように、取付基部15は、平板状に形成され、中央に型成形時に使用する中型を取出す取出し孔が形成されている。取付基部15は、ドアフレーム2のドアパネルに形成されたドアパネル保持部2bに当接して、保持されている。取付基部15の両側部は、ドアパネル保持部2bに当接して、シールするように突条が形成されている。
取付基部15の車内側の側端は、ドアパネル保持部2bを含む部分を車内側のガーニッシュ8の側端が覆っている。車内側のガーニッシュ8は、ドアフレーム2の車内側の膨出部を覆っている。
取付基部15の両側の側端から中空シール部16が形成されている。中空シール部16は、ドア閉時には、車体開口部周縁6に当接して、車体開口部周縁6とドアフレーム2の間をシールしている。中空シール部16は、中空状に形成されているため、車体開口部周縁6の形状に沿って柔軟に撓むことができ、車体開口部周縁6と所定の圧力で当接して、シール性を確保することができる。本実施の形態では、中空状の中空シール部16を形成したが、リップ状のシール部とすることもできる。
中空シール部16からドアフレーム2のドアパネル先端部2aの方向に延出部17が形成されている。延出部17と中空シール部16の連続部分には、延出部連結部17dが形成されている。延出部連結部17dから、延出部先端部17cにかけて延出部17は湾曲して形成され、パネル保持部2bからドアパネル先端部2aにわたる直角状に屈曲した部分を覆うことができる。
本実施の形態では、中空シール部16から延出部17が形成されているが、取付基部15の側端から延出部17を形成することができる。
延出部17の先端の延出部先端部17cは、ドアパネル先端部2aの裏面に当接して、ドアウエザストリップ10とドアパネル先端部2aの間をシールしている。
延出部17の内部には、剛性部材であるインサート部材20が埋設されている。
インサート部材20は、図5と図6に示すように、本体部21と、取付脚部22を有している。本体部21には、複数の固定孔23が形成されている。固定孔23は、コーナー部12の型成形時に、インサート部材20が延出部17に埋設されたときに、図4に示すように、本体部21の両側に形成されている延出部17を固定孔23に進入した延出部17の材料が接続して、延出部17の両側をインサート部材20で固定するとともに、インサート部材20を延出部17の内部に固定することができる。
図3と図6に示すように、取付脚部22は、クリップ状に形成され、係合部材として機能することができ、剛性部材と係合部材を一体的に形成することができる。図3に示すように、延出部17の裏面にインサート部材20の取付脚部22が突出するように延出部17に埋設されている。
取付脚部22は、図4に示すようにドアパネル先端部2aに形成された取付孔に挿入されて、延出部17をドアパネル先端部2aに取付けることができる。これにより、取付脚部22がインサート部材20の本体部21をドアパネル先端部2aの方向に引っ張ることができ、本体部21が延出部17をドアフレーム2のドアパネル先端部2aに押圧することができる。
剛性部材であるインサート部材20は、合成樹脂で形成することが好ましい。この場合には、インサート部材20の本体部21は、延出部17の形状を保持するための剛性を有することができ、係合部材である取付脚部22は、ドアパネルの取付孔に取付けるための剛性と弾性を確保することができる。
合成樹脂として、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE),ポリアミド(PA)等を使用することができる。
図1に示すように、ドアフレーム2のコーナー部においては、ガラスラン30を保持するチャンネル3とドアフレーム2のドアパネルの縦辺部のドアパネル先端部2aとが溶接されて固定されている。この場合に、チャンネル3とドアパネルの縦辺部と溶接する際に基準となるドアパネル貫通孔2cがドアフレーム2のドアパネルの縦辺部に形成されている。これにより、チャンネル3をドアパネルの所定の位置に溶接することができる。
このドアパネル貫通孔2cを塞ぐために、延出部17にドアパネル貫通孔2cを覆い隠す延出部孔閉塞部17aが形成されている。図3に示すように、延出部孔閉塞部17aは、ドアパネル貫通孔2cに当接できるように円形で平面状に形成されている。延出部孔閉塞部17aにより、騒音等がドアパネル貫通孔2cを通りドア内や車室内に侵入することを防止できる。
図1と図3に示すように、ドアパネル貫通孔2cと当接する延出部孔閉塞部17aの面の外周に、ドアパネル貫通孔2cの周囲に当接する輪状の延出部シールリップ17bを形成することが好ましい。この場合には、延出部シールリップ17bは、断面形状がリップ状に形成されているため、ドアパネル貫通孔2cの周囲に当接して、柔軟に撓み、ドアパネル貫通孔2cと延出部孔閉塞部17aの間を確実にシールして、騒音等の車内側への侵入を防止することができる。
図1に示すように、延出部17の延出部孔閉塞部17aを含む範囲に、剛性部材であるインサート部材20を埋設することが好ましい。この場合には、図4に示すように、インサート部材20の取付脚部22をドアパネル先端部2aに形成された取付孔に挿入すると、延出部17をドアパネル先端部2aに取付けることができるとともに、インサート部材20をドアパネル先端部2aの方向に付勢することができる。
そうすると、インサート部材20が延出部孔閉塞部17aと延出部シールリップ17bをドアパネル貫通孔2cに付勢することができ、図1に示すように、延出部孔閉塞部17aがドアパネル貫通孔2cを確実に塞ぐことができるとともに、延出部シールリップ17bがドアパネル貫通孔2cの周囲で撓んで密着して、ドアパネル貫通孔2cを確実に塞ぐことができる。
なお、図1に示すように、ドアフレーム2の縦辺部に溶接されるチャンネル3には、ガラスラン30が取付けられている。
ガラスラン30は、車外側側壁31、車内側側壁32及び底壁33から形成される断面コ字形をなして、車外側側壁31には2本の車外側シールリップ34が形成され、車内側側壁32には、車内側シールリップ35が形成されている。
車外側シールリップ34と車内側シールリップ35で摺動するドアガラス5の側端を挟持して、シールしている。
車外側側壁31の車外側面には車外側のガーニッシュ8の先端が当接し、車内側側壁32の車内側面には車内側のガーニッシュ8の先端が当接している。
1 ドア
2 ドアフレーム
2a ドアパネル先端部
2c ドアパネル貫通孔
10 ドアウエザストリップ
15 取付基部
16 中空シール部
17 延出部
17a 延出部孔閉塞部
17b 延出部シールリップ
20 インサート部材

Claims (5)

  1. 自動車のドアと車体開口部周縁との間をシールするドアウエザストリップを上記ドアのドアフレームの外周に取付けるドアウエザストリップにおいて、
    上記ドアフレームの縦辺部のドアパネルの先端部分に、ドアパネル貫通孔を形成し、
    上記ドアウエザストリップは、ドアフレームの上辺に取付けられる上辺部と、ドアフレームの縦辺に取付けられる縦辺部と、上記上辺部と縦辺部を接続するコーナー部からなり、
    上記コーナー部の縦辺部側の部分は、上記ドアフレームのドアパネルに取付けられる取付基部と、該取付基部から延設され上記車体開口部周縁と上記ドアパネルの間をシールするシール部と、該シール部又は上記取付基部から延出して、上記ドアパネルのコーナー部に当接する延出部が形成され、
    該延出部に上記ドアパネル貫通孔を覆い隠す延出部孔閉塞部が形成されるとともに、該延出部孔閉塞部を含む範囲に剛性部材が配置され、該剛性部材又は上記延出部に上記ドアパネルと係合する係合部材が設けられていることを特徴とするドアウエザストリップ。
  2. 上記ドアパネル貫通孔と当接する上記延出部孔閉塞部の面に、上記ドアパネル貫通孔の周囲に当接する延出部シールリップを形成した請求項1に記載のドアウエザストリップ。
  3. 上記延出部シールリップは、上記剛性部材により上記ドアパネルに押圧されている請求項2に記載のドアウエザストリップ。
  4. 上記剛性部材に一体的に上記係合部材が形成された請求項1又は請求項3のいずれか1項に記載のドアウエザストリップ。
  5. 上記延出部は、スポンジ材料で形成され、上記剛性部材は、合成樹脂で形成された請求項1又は請求項4のいずれか1項に記載のドアウエザストリップ。
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