JP6439352B2 - 二次電池の劣化状態推定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二次電池の劣化状態を推定する劣化状態推定装置に関する。
従来の二次電池の劣化状態推定装置として、OCV(Open Circuit Voltage)法を用いて開放電圧から推定したSOC(State Of Charge)と、電流積算法を用いて積算電流値から推定したSOCとに基づいて、二次電池の劣化状態(State Of Health、以下、単に「SOH」という)を推定するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2014/083856号パンフレット
しかしながら、特許文献1に記載の劣化状態推定装置で推定されるSOHの推定精度は、開放電圧から推定したSOC(以下、「SOCV」という)の推定精度、および積算電流値から推定したSOC(以下、「SOCI」という)の推定精度に依存している。このため、開放電圧の測定値に誤差が含まれる場合には、SOHの推定精度が低下するおそれがある。
また、SOCIは、SOHに基づき求められた満充電容量と、積算電流値とに基づいて算出される。このため、特許文献1に記載の劣化状態推定装置では、SOCIに基づきSOHを推定するにあたって、SOHの真値がSOCI推定時のSOHからさらに劣化している場合には、SOHの真値を精度よく推定できないおそれがある。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなれたもので、二次電池の劣化状態を精度よく推定することができる二次電池の劣化状態推定装置を提供することを目的とする。
本発明は、車両に搭載された二次電池の劣化状態を示すSOHを推定する制御部を有する劣化状態推定装置であって、前記二次電池の開放電圧により算出されるSOCの所定時間の間における変化量に基づき算出されるSOHと前記二次電池への充放電電流を積算した積算電流値により算出されるSOCの前記所定時間の間における変化量に基づき算出されるSOHとの差分と、前回推定したSOHとを加算することにより前記二次電池の第1のSOHを推定する第1のSOH推定部と、前記二次電池の使用が開始されてから現在までの前記二次電池の総放電容量に基づき、前記二次電池の第2のSOHを推定する第2のSOH推定部と、を備え、前記制御部は、前記第1のSOH推定部により推定された前記第1のSOHと前記第2のSOH推定部により推定された前記第2のSOHとの差分が所定の閾値より大きい場合は前記第1のSOHと前記第2のSOHとに基づいて前記SOHの真値を推定し、前記第1のSOHと前記第2のSOHとの差分が所定の閾値以下の場合は前記第1のSOHと前記第2のSOHとのいずれか1つを前記SOHの真値として推定する構成を有する。
本発明によれば、二次電池の劣化状態を精度よく推定することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る二次電池の劣化状態推定装置を搭載した車両の要部を示す構成図である。 図2は、図1に示した電池パックの実装状態を示す構成図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る二次電池の劣化状態推定装置によって参照される各種テーブル及びSOH_2の算出方法を示す概念図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る二次電池の劣化状態推定装置の劣化状態推定動作を示すフローチャートである。 図5は、図4のステップS1で示した第1のSOH推定処理を示すフローチャートである。 図6は、図4のステップS2で示した第2のSOH推定処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る二次電池の劣化状態推定装置を搭載した車両1は、電池パック2と、DC−DCコンバータ3と、インバータ4と、モータ5と、モータ制御装置(以下、単に「MG−ECU」という)6と、を含んで構成される。なお、車両1は、少なくとも車両の駆動力源としてモータを備えた電動車両またはハイブリッド車両である。
電池パック2内には、二次電池としてのバッテリ10と、バッテリ管理システム(Battery Management System、以下、単に「BMS」という)11とが収容されている。バッテリ10は、高電圧バッテリであり、リチウムイオン電池などによって構成され、直流の電源を構成する。
DC−DCコンバータ3は、バッテリ10から供給された直流電力を低電圧に変換する。そして、DC−DCコンバータ3は、低電圧に変換した電力を、例えば、12Vの補機等に電力を供給するための低電圧バッテリ(図示しない)に供給する。
本実施の形態において、インバータ4は、MG−ECU6の制御により、バッテリ10から供給された直流電力を三相交流電力に変換してモータ5に供給するようになっている。モータ5は、インバータ4から供給された三相交流電力によって回転駆動するようになっている。このように、モータ5は、原動機として機能し、モータ5が回転駆動することにより、その駆動力が車両1の駆動輪に伝達され、車両1が走行可能となる。
また、モータ5は、車両1の駆動輪から伝達された駆動力によって回転させられることにより、発電機としても機能し、インバータ4に三相交流電力を供給するようになっている。インバータ4は、MG−ECU6の制御により、モータ5から供給された三相交流電力を直流電力に変換してバッテリ10に供給するようになっている。
図2に示すように、電池パック2は、車両1のリアフロア12上に設けられている。電池パック2には、車両前方側が開口したインレットダクト20と、車両後方側に冷却ファン22が設けられたアウトレットダクト21が接続されている。すなわち、インレットダクト20、電池パック2、アウトレットダクト21及び冷却ファン22によってバッテリ10を冷却する冷却風を通す通路23が形成されている。
図1において、MG−ECU6は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、フラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートと、ネットワークモジュールとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
MG−ECU6のネットワークモジュールは、BMS11等の他のECU(Electronic Control Unit)とCAN(Controller Area Network)を介して通信を行うことができるようになっている。
なお、本実施の形態において、MG−ECU6及びBMS11は、CANを介して通信を行うものとして説明するが、フレックスレイ等の他の規格に準拠したネットワークを介して通信を行うようにしてもよい。
MG−ECU6のROMには、各種定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをMG−ECU6として機能させるためのプログラムが記憶されている。すなわち、MG−ECU6において、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータユニットは、MG−ECU6として機能する。
例えば、MG−ECU6は、インバータ4を制御し、バッテリ10を充放電させるようになっている。詳細には、MG−ECU6は、バッテリ10の残容量(State Of Charge、以下、単に「SOC」という)及びバッテリ10の劣化状態(State Of Health、以下、単に「SOH」という)をBMS11からCANを介して受信するようになっている。ここで、SOCは、バッテリ10の「現在の充電容量/初期満充電容量×100」で表される値(%)である。また、SOHは、バッテリ10の「現在の満充電容量/初期の満充電容量×100」で表される値(%)である。
また、本実施の形態では、MG−ECU6及びBMS11がCANを介して通信を行う構成としたが、BMS11からSOC及びSOHを受信し、MG−ECU6にモータトルク要求を送信する上位コントローラを備えた構成、すなわちMG−ECU6及びBMS11が上位コントローラを介して通信を行う構成であってもよい。
MG−ECU6は、BMS11から受信したSOC及びSOHに基づいて、バッテリ10が充電可能な状態にあるか否か、及び、バッテリ10が放電可能な状態にあるか否かを判断し、これら判断結果と、他のECUから受信した車両1の運転状態とに応じてインバータ4を制御するようになっている。
BMS11は、CPUと、RAMと、ROMと、フラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートと、ネットワークモジュールとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。BMS11のネットワークモジュールは、MG−ECU6等の他のECUとCANを介して通信を行うことができるようになっている。
BMS11のROMには、各種定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをBMS11として機能させるためのプログラムが記憶されている。すなわち、BMS11において、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータユニットは、BMS11として機能する。
BMS11の入力ポートには、後述するイグニッションスイッチ(以下、単に「IG」という)33がオンされてからオフされるまでの間におけるバッテリ10の充放電電流を検出する電流検出部としての電流センサ30と、インレットダクト20内の温度である吸気温を検出する吸気温度センサ31と、バッテリ10の温度を検出するバッテリ温度センサ34とが接続されている。
電流センサ30は、IG33がオンされてからオフされるまでの間、所定の時間間隔で充放電電流を検出する。吸気温度センサ31は、例えばインレットダクト20と電池パック2との接続部分近辺に配置され(図2参照)、吸気温をバッテリ10の環境温度として検出するものである。バッテリ温度センサ34は、バッテリ10の上部に配置されている(図2参照)。
また、BMS11は、CANを介してコントローラ32に接続されている。コントローラ32には、IG33が接続されている。そして、コントローラ32は、IG33がオンまたはオフされたときにイグニッション信号を取得し、この取得したイグニッション信号に基づいてBMS11を起動するための指令信号を出力する。BMS11は、電流センサ30によって検出された充放電電流に基づいて、SOCを算出するようになっている。また、BMS11は、コントローラ32から取得した指令信号に基づいて起動する。
BMS11は、後述する第1のSOH推定部43により推定された第1のSOH(以下、「SOH_1」と記す)と、第2のSOH推定部44により推定された第2のSOH(以下、「SOH_2」と記す)とに基づき、車両1に搭載されたバッテリ10のSOHの真値を推定する制御部40としての機能を有する。以下、SOHの真値の推定に用いられるBMS11の各種機能について説明する。
BMS11は、OCV法を用いてバッテリ10の開放電圧OCVからSOCを算出するSOCV算出部41としての機能を有する。以下においては、開放電圧OCVから算出されるSOCを「SOCV」という。
具体的には、BMS11は、バッテリ10の端子電圧を監視する電圧監視IC(図示省略)を含み、電圧監視ICにより検出される端子電圧、電流センサ30により検出される充放電電流、及びバッテリ10の内部抵抗に基づき、バッテリ10の開放電圧OCVを算出する。
また、BMS11のROMには、開放電圧OCVとSOCVとの関係を予め実験的に求めた「OCV−SOCVマップ」が記憶されている。したがって、BMS11は、OCV−SOCVマップを参照することにより、開放電圧OCVからSOCVを算出することができる。
また、BMS11は、電流積算法を用いて積算電流値IsからSOCを算出するSOCI算出部42としての機能を有する。以下においては、積算電流値Isから算出されるSOCを「SOCI」という。
具体的には、BMS11は、所定時間の間に、すなわち前回のSOCI(n−1)を算出してから現在までの間に電流センサ30により検出された充放電電流を積算して、積算電流値Isを算出する。積算電流値Isは、前回のSOCI(n−1)を算出してから現在までの間にバッテリ10に流れた充放電電流の積算値である。
BMS11は、前回のSOCI(n−1)と、上述の通り算出した積算電流値Is[Ah]と、前回推定したSOH(n−1)と、初期満充電容量Cd[Ah]とに基づき、次式(1)により今回のSOCI(n)を算出する。
Figure 0006439352
また、BMS11は、前回のSOCI(n−1)を算出してから現在までの間におけるSOCV及びSOCIの変化量ΔSOCV、ΔSOCIと、上述の積算電流値Isとに基づき、バッテリ10のSOH_1を推定する第1のSOH推定部43としての機能を有する。
具体的には、BMS11は、次式(2)に基づき、SOCVから算出されるSOHと、SOCIから算出されるSOHとの差分ΔSOH[%]を算出する。
Figure 0006439352
ここで、上記(2)式において、「((Is/ΔSOCV/100)/Cd)×100」で示す項は、SOCVから算出されるSOHを示す項である。また、上記(2)式において、「((Is/ΔSOCI/100)/Cd)×100」で示す項は、SOCIから算出されるSOHを示す項である。
BMS11は、上記(2)式で算出した差分ΔSOHと、前回推定したSOH(n−1)とを加算した値を、SOH_1(=ΔSOH+SOH(n−1))として推定する。
また、BMS11は、IG33がオンされたとき、バッテリ10の使用が開始されてから現在まで、すなわち前回IG33がオフされたときまでのバッテリ10の総放電容量Qdmax(n−1)と、バッテリ10の環境温度に応じた補正係数Kとに基づき、バッテリ10のSOH_2を推定する第2のSOH推定部44としての機能を有する。
ここで、「バッテリ10の使用が開始されてから」とは、例えば「車両出荷時から」、または「バッテリ交換時から」等、バッテリ10の初期状態からとの意味である。
具体的には、BMS11は、バッテリ10の総放電容量Qdmaxを記憶する記憶部46を備えている。記憶部46は、例えば不揮発性のフラッシュメモリによって構成されている。
BMS11は、IG33がオンされてからオフされるまでの間に電流センサ30によって検出された放電電流に基づき車両1の今回の走行におけるバッテリ10の放電容量Qdを算出する。
詳細には、BMS11は、IG33がオンされてからオフされるまでの間に電流センサ30によって検出された放電電流を積算し、この積算された総放電電流に基づき車両1の今回の走行におけるバッテリ10の放電容量Qdを算出する。
ここで、電流センサ30によって検出される充放電電流は、放電側がプラス、充電側がマイナスの値である。このため、BMS11は、充放電電流値>0の条件を満たしたときに放電電流を積算する。
そして、BMS11は、上述のように算出した放電容量Qdと、バッテリ10の使用が開始されてから前回IG33がオフされたときまでのバッテリ10の総放電容量Qdmax(n−1)とを加算した値を、バッテリ10の使用が開始されてから今回IG33がオフされたときまでのバッテリ10の総放電容量Qdmax(n)として記憶部46に記憶する。このとき記憶された総放電容量Qdmax(n)は、次回IG33がオンされたときに総放電容量Qdmax(n−1)として、バッテリ10のSOH_2の推定に用いられる。
したがって、BMS11は、次回IG33がオンされたとき、記憶部46に記憶された総放電容量Qdmax(n−1)と、バッテリ10の環境温度に応じた補正係数Kとに基づいて、図3に示す推定手法にしたがってバッテリ10のSOH_2を推定する。
図3に示すように、IG33がオンされると、BMS11は、記憶部46に記憶された総放電容量Qdmax(n−1)からSOHベーステーブルを参照して、SOHベース結果SOHbaseを算出する。
SOHベーステーブルは、総放電容量Qdmax(n−1)に応じたバッテリ10の平均的な使用状況を考慮したSOHをSOHベース結果SOHbaseとして算出するもので、予め実験的に求めてBMS11のROMに記憶されている。
また、SOHベーステーブルは、総放電容量Qdmax(n−1)が大きくなるほどSOHベース結果SOHbaseが小さな値となる特性を有する。なお、本実施の形態のSOHベーステーブルは、一例であって、これに限定されるものではなく、総放電容量Qdmax(n−1)を、例えば「1kAh」ごとに細分化し、その細分化した総放電容量Qdmax(n−1)に対応するようにSOHベース結果SOHbaseが規定されていてもよい。また、総放電容量Qdmax(n−1)に対して線形となるようSOHベース結果SOHbaseが規定されていれば、より詳細にSOHベース結果SOHbaseを算出することができる。
また、BMS11は、吸気温度センサ31によって検出された環境温度の平均値を平均環境温度として算出し、算出した平均環境温度から補正係数テーブルを参照して、補正係数Kを算出する。
具体的には、BMS11は、吸気温度センサ31によって検出された環境温度を記憶部46に記憶し、バッテリ10の使用が開始されてから現在まで記憶部46に記憶した環境温度に対して、加重平均化処理等の平均化処理を施すことによって、補正係数Kを特定するときの平均環境温度を決定する。
すなわち、BMS11は、電流センサ30によって充放電電流が検出されたときにおける環境温度を記憶部46に記憶し、IG33がオンにされたときに、記憶部46に記憶されている環境温度に対して、平均化処理を施すことによって環境温度の平均値(平均環境温度)を求める。そして、BMS11は、平均環境温度に基づいて補正係数テーブルを参照することにより補正係数Kを特定する。
補正係数テーブルは、平均環境温度と補正係数Kとの関係を予め実験的に求めたもので、BMS11のROMに記憶されている。また、補正係数テーブルは、平均環境温度が高いほど補正係数Kが大きな値となる特性を有する。なお、本実施の形態の補正係数テーブルは、一例であって、これに限定されるものではなく、平均環境温度を、例えば「1℃」や「5℃」ごとに細分化し、その細分化した平均環境温度に対応するように補正係数Kが規定されていてもよい。また、平均環境温度に対して線形となるよう補正係数Kが規定されていれば、より詳細に補正係数Kを算出することができる。
BMS11は、SOHベーステーブル及び補正係数テーブルを参照して得られたSOHベース結果SOHbase及び補正係数Kを用いて、算出式「SOH_2=100−(100−SOHbase)×K」に基づきSOH_2を算出する。
さらに、BMS11は、上述の通り算出したSOH_1とSOH_2との差|SOH_1−SOH_2|が所定の閾値Aよりも大きい場合には、SOH_1とSOH_2とを重みづけして合成することによりSOHの真値を推定する。
すなわち、BMS11は、差|SOH_1−SOH_2|が所定の閾値Aよりも大きい場合には、所定の第1の補正係数(1−α)とSOH_1とを乗算した値と、所定の第2の補正係数αとSOH_2とを乗算した値とを、SOHの真値であると推定する。
具体的には、BMS11は、バッテリ10の使用が開始されてから現在までの経過時間を計測する経過時間計測部としてのタイマ47を有する。なお、バッテリ10が交換された場合には、経過時間はリセットされ、新たなバッテリの使用開始から再度計測される。
BMS11は、タイマ47により計測された、バッテリ10の使用が開始されてから現在までの経過時間に基づき、上述の第2の補正係数αを設定する係数設定部45としての機能を有する。また、BMS11は、「1」から第2の補正係数αを減算した値、すなわち(1−α)を第1の補正係数として設定する。
ここで、BMS11のROMには、経過時間と第2の補正係数αとの関係を予め実験的に求めたマップが記憶されている。そして、第2の補正係数αは、当該マップにおいて、経過時間が長くなるほど大きな値となるよう規定されている。また、第2の補正係数αは、「0≦α≦1」の範囲で設定される。したがって、BMS11は、上述の経過時間から上記マップを参照することによって第2の補正係数αを設定することができる。
BMS11は、SOH_1、SOH_2、第1の補正係数(1−α)及び第2の補正係数αに基づき、次式(3)からSOHを算出する。BMS11は、次式(3)で算出したSOHの値を、SOHの真値として推定する。
Figure 0006439352
また、BMS11は、差|SOH_1−SOH_2|が所定の閾値A以下である場合には、SOH_1をSOHの真値として推定する。
以上のように構成された本実施の形態に係る劣化状態推定装置による劣化状態推定動作について、図4〜図6を参照して説明する。なお、以下に説明する劣化状態推定動作は、IG33がオンされて、BMS11が起動したときにスタートする。
図4に示すように、BMS11は、第1のSOH推定処理を実行する(ステップS1)。BMS11は、図5に示す第1のSOH推定処理に従ってSOH_1を推定する。
具体的には、図5に示すように、BMS11は、第1のSOH推定処理が開始されてから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS21)。BMS11は、所定時間が経過していないと判定した場合には、ステップS21の処理を繰り返す。
BMS11は、所定時間が経過したと判定した場合には、SOCV及びSOCIの変化量ΔSOCV、ΔSOCI、並びに積算電流値Isを算出する(ステップS22)。BMS11は、上述した通り開放電圧OCVからSOCV、積算電流値IsからSOCI(n)を算出する。そして、BMS11は、算出したSOCV及びSOCI(n)に基づき、前回のSOCI(n−1)を算出してから現在までの間におけるSOCV及びSOCIの変化量ΔSOCV、ΔSOCIを算出する。また、BMS11は、前回のSOCI(n−1)を算出してから現在までの間に電流センサ30により検出された充放電電流を積算して、積算電流値Isを算出する。
次いで、BMS11は、ステップS22で算出したSOCV及びSOCIの変化量ΔSOCV、ΔSOCIと積算電流値Isとに基づき、バッテリ10のSOH_1を推定して(ステップS23)、第1のSOH推定処理を終了する。なお、SOH_1の推定方法については、上述した通りであるため詳細な説明を省略する。
図4に示すように、BMS11は、第1のSOH推定処理を実行した後、第2のSOH推定処理を実行する(ステップS2)。BMS11は、図6に示す第2のSOH推定処理に従ってSOH_2を推定する。
具体的には、図6に示すように、BMS11は、前回IG33がオフされたときの総放電容量Qdmax(n−1)を記憶部46から読み出す(ステップS31)。そして、BMS11は、ステップS31で読み出した総放電容量Qdmax(n−1)に基づき、SOHベーステーブルを参照してSOHベース結果SOHbaseを算出する(ステップS32)。
次いで、BMS11は、吸気温度センサ31を介して吸気温をバッテリ10の環境温度として測定し(ステップS33)、測定した環境温度に基づき平均環境温度を算出する(ステップS34)。平均環境温度の算出方法は、上述した通りである。
その後、BMS11は、ステップS34で算出した平均環境温度に基づき、補正係数テーブルを参照して補正係数Kを算出する(ステップS35)。そして、BMS11は、ステップS32で算出したSOHベース結果SOHbaseと、ステップS35で算出した補正係数Kとを用いて、算出式「SOH_2=100−(100−SOHbase)×K」に基づき、SOH_2を算出して(ステップS36)、第2のSOH推定処理を終了する。
図4に示すように、BMS11は、第2のSOH推定処理を実行した後、ステップS1で推定したSOH_1とステップS2で算出したSOH_2との差|SOH_1−SOH_2|が所定の閾値Aよりも大きい(|SOH_1−SOH_2|>A)か否かを判定する(ステップS3)。
BMS11は、差|SOH_1−SOH_2|が所定の閾値Aより大きくない、すなわち差|SOH_1−SOH_2|が所定の閾値A以下であると判定した場合には、SOH_1の推定精度が高いものと判断して、SOH_1をSOHの真値として推定して(ステップS7)、劣化状態推定動作を終了する。
一方、BMS11は、差|SOH_1−SOH_2|が所定の閾値Aより大きいと判定した場合には、SOH_1の推定精度が低い可能性があるため、SOH_1をSOHの真値として推定せずに、ステップS4以降の処理を行う。
ステップS4において、BMS11は、タイマ47に基づき、バッテリ10の使用が開始されてから現在までの経過時間を読み出す(ステップS4)。その後、BMS11は、バッテリ10の使用が開始されてから現在までの経過時間に基づき、第1の補正係数(1−α)及び第2の補正係数αを設定する(ステップS5)。第1の補正係数(1−α)及び第2の補正係数αの設定方法については、上述した通りであるため詳細な説明を省略する。
次いで、BMS11は、ステップS1で推定したSOH_1、ステップS2で算出したSOH_2、第1の補正係数(1−α)及び第2の補正係数αに基づき、上述した式(3)からSOHの真値を推定して(ステップS6)、劣化状態推定動作を終了する。
以上のように、本実施の形態に係る二次電池の劣化状態推定装置は、それぞれ異なる方法で推定されたSOH_1とSOH_2とに基づき、これらSOH_1とSOH_2とを重みづけして合成することによりSOHの真値を推定する。また、本実施の形態に係る二次電池の劣化状態推定装置は、上述の差|SOH_1−SOH_2|が所定の閾値A以下であると判定した場合、SOH_1がSOH_2に対して誤差を持たないことを示すため、SOH_2をSOHの真値として推定してもよい。
このため、本実施の形態に係る二次電池の劣化状態推定装置は、例えばSOCI、SOCV等に基づき推定されるSOH_1が真値に対して誤差を含んでいても、総放電容量に基づき推定されるSOH_2も考慮してSOHの真値を推定するため、バッテリ10のSOHを精度よく推定することができる。
ここで、|SOH_1−SOH_2|が所定の閾値Aより大きい場合において、|SOH_1−SOH_2|の値が大きいほどSOH_1がSOH_2に対して含む誤差が大きいことを示している。
SOH_1がSOH_2と比較して誤差を含みやすい特性を考慮すると、|SOH_1−SOH_2|の値が大きい場合は、第1の補正係数(1−α)の値を小さくすることにより、SOHの真値を推定するにあたってのSOH_2に対するSOH_1の比率を下げるようにしている。これにより、本実施の形態に係る二次電池の劣化状態推定装置は、SOH_1の含む誤差の大小によらずバッテリ10のSOHを精度よく推定することができる。
一方、本実施の形態に係る二次電池の劣化状態推定装置は、例えば総放電容量に基づき推定されるSOH_2が真値に対して誤差を含んでいても、SOH_1を考慮してSOHの真値を推定するため、バッテリ10のSOHを精度よく推定することができる。
ここで、SOH_2の推定に関わるSOHベーステーブルは、バッテリ10の平均的な使用状況を考慮したSOHをSOHベース結果SOHbaseとして算出するものである。また、SOHは、バッテリ10の使用が開始されてから現在までの経過時間によっても変動し、当該経過時間が長くなるほど低い値となる。
したがって、SOHベーステーブルは、バッテリ10の使用が開始されてから現在までの経過時間を考慮して定められている。つまり、SOHベーステーブルは、バッテリ10の平均的な使用状況下において、総放電容量が例えば10[kAh]のときは、経過時間が「T1」程度であるとの想定に基づき定められたものである。このように、SOHベーステーブルで考慮されている経過時間は、バッテリ10の平均的な使用状況下での経過時間である。
しかしながら、バッテリ10の使用頻度が平均的な使用頻度よりも多い場合、総放電容量が例えば10[kAh]であっても、実際の経過時間が「T1」よりも短い「T2」となることがある。このような場合、SOHベーステーブルを用いた第2のSOH推定処理では、SOH_2が、実際のSOH、すなわちSOHの真値よりも低い値として推定されるおそれがある。
こうした場合、SOH_2は、SOHの真値に対して誤差を含んでいる可能性がある。ただし、こうしたSOH_2の誤差は、バッテリ10の使用が開始されてから現在までの経過時間が短いほど大きく、当該経過時間が長くなるほど小さくなる。
したがって、本実施の形態に係る二次電池の劣化状態推定装置では、経過時間が短いほど第2の補正係数αの値を小さくすることにより、SOHの真値を推定するにあたってのSOH_1に対するSOH_2の比率を下げるようにしている。これにより、本実施の形態に係る二次電池の劣化状態推定装置は、SOH_2が誤差を含んでいた場合であっても、バッテリ10のSOHを精度よく推定することができる。
一方、本実施の形態に係る二次電池の劣化状態推定装置は、経過時間が長い場合には、SOH_2の精度が高いと想定されるため、第2の補正係数αの値を大きくすることにより、SOHの真値を推定するにあたってのSOH_1に対するSOH_2の比率を上げるようにしている。これにより、本実施の形態に係る二次電池の劣化状態推定装置は、経過時間が長い場合にもバッテリ10のSOHを精度よく推定することができる。
なお、本実施の形態においては、吸気温度センサ31によって検出された吸気温をバッテリ10の環境温度として用いたが、これに限らず、例えばバッテリ温度センサ34によって検出されたバッテリ10の温度を環境温度として用いてもよい。
また、本実施の形態の第2のSOH推定処理においては、SOH_2を推定するにあたってバッテリ10の総放電容量を用いる例について説明したが、これに限らず、SOH_2を推定するにあたって総放電容量に代えて総充電容量を用いてもよいし、総放電容量に加えて総充電容量を用いてもよい。
以上、本発明の実施の形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が特許請求の範囲に記載された請求項に含まれることが意図されている。
1 車両
10 バッテリ(二次電池)
11 BMS
30 電流センサ
31 吸気温度センサ
32 コントローラ
33 IG
34 バッテリ温度センサ
40 制御部
41 SOCV算出部
42 SOCI算出部
43 第1のSOH推定部
44 第2のSOH推定部
45 係数設定部
46 記憶部
47 タイマ(経過時間計測部)

Claims (3)

  1. 車両に搭載された二次電池の劣化状態を示すSOHを推定する制御部を有する劣化状態推定装置であって、
    記二次電池の開放電圧により算出されるSOCの所定時間の間における変化量に基づき算出されるSOHと前記二次電池への充放電電流を積算した積算電流値により算出されるSOCの前記所定時間の間における変化量に基づき算出されるSOHとの差分と、前回推定したSOHとを加算することにより前記二次電池の第1のSOHを推定する第1のSOH推定部と、
    前記二次電池の使用が開始されてから現在までの前記二次電池の総放電容量に基づき、前記二次電池の第2のSOHを推定する第2のSOH推定部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1のSOH推定部により推定された前記第1のSOHと前記第2のSOH推定部により推定された前記第2のSOHとの差分が所定の閾値より大きい場合は前記第1のSOHと前記第2のSOHとに基づいて前記SOHの真値を推定し、前記第1のSOHと前記第2のSOHとの差分が所定の閾値以下の場合は前記第1のSOHと前記第2のSOHとのいずれか1つを前記SOHの真値として推定することを特徴とする二次電池の劣化状態推定装置。
  2. 前記制御部は、所定の第1の補正係数と前記第1のSOHとを乗算した値と、所定の第2の補正係数と前記第2のSOHとを乗算した値とを加算した値を、前記SOHの真値であると推定し、
    前記第1の補正係数は、前記第2の補正係数をαとしたとき、(1−α)であることを特徴とする請求項1に記載の二次電池の劣化状態推定装置。
  3. 前記二次電池の使用が開始されてから現在までの経過時間を計測する経過時間計測部をさらに備え、
    前記第2の補正係数αは、前記経過時間計測部により計測された前記経過時間に基づき設定されることを特徴とする請求項2に記載の二次電池の劣化状態推定装置。
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