JP6430800B2 - 機械式エンコーダとアクチュエータ - Google Patents

機械式エンコーダとアクチュエータ

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Description

本発明は、例えば、産業用ロボットに用いられる機械式エンコーダとアクチュエータに係り、特に、主動歯車及び従動歯車をコンパクト化することで、上記主動歯車及び上記従動歯車を回転させるために必要な力を小さくすることができ、且つ、設計の自由度を高めることができるように工夫したものに関する。
従来の機械式エンコーダの構成を開示するものとして、例えば、特許文献1がある。この特許文献1に記載された回転角度検出装置には、外周部にギヤを有する主回転体と、外周部にギヤを有すると共に内部に磁石を埋設された第1の検出用回転体と、同じく外周部にギヤを有すると共に内部に磁石を埋設された第2の検出用回転体とがある。上記主回転体のギヤは上記第1の検出用回転体のギヤと噛合されており、上記第1の検出用回転体のギヤは上記第2の検出用回転体のギヤと噛合されている。
また、上記回転角度検出装置には回路基板が設置されている。この回路基板上には、上記第1の検出用回転体の回転角度を検出する第1のAMR(Anisotropic Magnet Resistance)素子と、上記第2の検出用回転体の回転角度を検出する第2のAMR(Anisotropic Magnet Resistance)素子や、その他の電子部品が実装されている。
上記第1のAMR素子及び上記第2のAMR素子は、上記第1の検出用回転体及び上記第2の検出用回転体が回転された際の、上記第1の検出用回転体及び上記第2の検出用回転体内の上記磁石による磁場の変化により、上記第1の検出用回転体及び上記第2の検出用回転体の回転角度を検出するものである。
そして、上記第1の検出用回転体の回転角度と上記第2の検出用回転体の回転角度から、上記主回転体の多回転角度を求めるようになっている。
また、上記第1の検出用回転体の上記磁石の外周側には、リング状の強磁性体が設置されており、同様に、上記第2の検出用回転体の上記磁石の外周側にも、リング状の強磁性体が設置されている。これらリング状の強磁性体により、上記第1の検出用回転体の上記磁石による磁場と上記第1の検出用回転体の上記磁石による磁場との干渉を防止し、上記第1のAMR素子による上記第1の検出用回転体の回転角度の検出や上記第2のAMR素子による上記第2の検出用回転体の回転角度の検出の精度を向上させている。
また、特許文献1には、リング状の強磁性体が回路基板の第1のAMR素子及び第2のAMR素子の外周側にそれぞれ固定されているタイプも記載されている。
特開2004−271427号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。
まず、特許文献1に記載された回転角度検出装置では、リング状の強磁性体が第1の検出用回転体や第2の検出用回転体に設置されているため、上記第1の検出用回転体や第2の検出用回転体に上記リング状の強磁性体を設置するための部位を設けなければならず、その分だけ上記第1の検出用回転体や第2の検出用回転体が大きくなってしまい、上記第1の検出用回転体や上記第2の検出用回転体を回転させるのに必要な力が増大してしまうという問題があった。
また、リング状の強磁性体を回路基板側に設置するものは、上記回路基板上の電子部品のレイアウトが制限され、設計の自由度が低下してしまうという問題があった。
本発明は、このような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、主動歯車及び従動歯車をコンパクト化することで、上記主動歯車及び上記従動歯車を回転させるために必要な力を小さくすることができ、且つ、設計の自由度を高めることができる機械式エンコーダとアクチュエータを提供することにある。
上記課題を解決するべく本願発明の請求項1による機械式エンコーダは、ケースと、上記ケース内に回転可能に内装された主動歯車と、上記ケース内に回転可能に内装され上記主動歯車に噛合される複数の従動歯車と、上記主動歯車と上記従動歯車のそれぞれの同じ側に固着された永久磁石と、上記永久磁石と対向するように配置され上記ケースに固定された基板と、上記基板上に上記永久磁石と対向するように設けられ上記主動歯車及び上記従動歯車のそれぞれの回転に対応して磁場の変化を検出するセンサと、上記ケースに上記基板と対向するように設置され上記主動歯車及び上記従動歯車の上記永久磁石のそれぞれを遮蔽する磁気干渉防止用磁性体と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2による機械式エンコーダは、請求項1記載の機械式エンコーダにおいて、上記磁気干渉防止用磁性体は上記主動歯車及び上記従動歯車の上記永久磁石のそれぞれに対応するように設置されたリング状の部材であることを特徴とするものである。
又、請求項3による機械式エンコーダは、請求項1又は請求項2記載の機械式エンコーダにおいて、上記従動歯車の両端が回転可能に支持されることを特徴とするものである。
又、請求項4による機械式エンコーダによると、請求項1〜請求項3の何れかに記載の機械式エンコーダにおいて、上記ケースは2つの部材から構成されることを特徴とするものである。
又、請求項5によるアクチュエータは、請求項1〜請求項4の何れかに記載の機械式エンコーダが設置されていることを特徴とするものである。
以上述べたように本願発明の請求項1の機械式エンコーダによると、ケースと、上記ケース内に回転可能に内装された主動歯車と、上記ケース内に回転可能に内装され上記主動歯車に噛合される複数の従動歯車と、上記主動歯車と上記従動歯車のそれぞれに固着された永久磁石と、上記ケースに固定された基板と、上記基板上に設けられ上記主動歯車及び上記従動歯車のそれぞれの回転に対応して磁場の変化を検出するセンサと、上記ケースに設置され上記主動歯車及び上記従動歯車の上記永久磁石のそれぞれを遮蔽する磁気干渉防止用磁性体と、を具備していて、上記主動歯車及び上記従動歯車に上記磁気干渉防止用磁性体を設置していないので上記主動歯車及び上記従動歯車をコンパクト化することができ、これにより、上記主動歯車及び上記従動歯車を回転させるために必要な力を小さくすることができる。
また、上記基板上にも上記磁気干渉防止用磁性体を設置していないので、上記基板上の、例えば、電子部品のレイアウトが制限されることがなく、設計の自由度を高くすることができる。
又、請求項2による機械式エンコーダによると、請求項1記載の機械式エンコーダにおいて、上記磁気干渉防止用磁性体は上記主動歯車及び上記従動歯車の上記永久磁石のそれぞれに対応するように設置されたリング状の部材であるため、個々の上記センサにおける磁気の干渉を効果的に防止できる。
又、請求項3による機械式エンコーダによると、請求項1又は請求項2記載の機械式エンコーダにおいて、上記従動歯車の両端が回転可能に支持されるため、上記従動歯車を安定して回転させることができる。
又、請求項4による機械式エンコーダによると、請求項1〜請求項3の何れかに記載の機械式エンコーダにおいて、上記ケースは2つの部材から構成されるため、組立が容易である。
又、請求項5によるアクチュエータによると、請求項1〜請求項4の何れかに記載の機械式エンコーダが設置されているため、上記主動歯車及び上記従動歯車のコンパクト化により、上記主動歯車及び上記従動歯車を回転させるために必要な力を小さくすることができる。
本発明の一実施の形態を示す図で、アクチュエータを表側であって後端側から視た斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、アクチュエータを裏側であって後端側から視た斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、モータカバを外した状態でアクチュエータの後端部を後端側から視た分解斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、アクチュエータに用いられる機械式エンコーダを先端側から視た斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、アクチュエータに用いられる機械式エンコーダを後端側から視た分解斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図3のVI−VI断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図3のVII−VII断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、機械式エンコーダの機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図9(a)は機械式エンコーダの主動歯車、第1従動歯車、及び、第2従動歯車の回転角度の組み合わせの最初の部分を示すグラフ、図9(b)は機械式エンコーダの主動歯車、第1従動歯車、及び、第2従動歯車の回転角度の組み合わせの最後の部分を示すグラフである。
以下、図1乃至図9を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
この一実施の形態によるアクチュエータ1は、概略、次のような構成になっている。
まず、図1及び図2に示すように、ハウジング3がある。このハウジング3は、底面側(図2中上側)のベース5と、このベース5の幅方向(図1中左上から右下に向かう方向)両端に設けられたサイドカバ7、7とから構成されている。また、上記ハウジング3の先端(図1中右上端)は端部カバ9によって閉塞されており、上記ハウジング3の後端(図1中左下端)にはモータベース11が設置されている。
また、上記サイドカバ7、7の図1中上端は相互に離間されており、それにより開口部13が形成されている。この開口部は、その長さ方向両端(図1中右上端と左下端)を固定されたステンレスシート15によって閉塞されている。
また、上記ハウジング3には、スライダ21が、長さ方向(図1中左下から右上に向かう方向)に移動可能に設置されている。このスライダ21は、上記開口部13を介して上記ハウジング3外部にその一部を突出させた状態で設置されており、この突出された部分に、図示しない対象物が載置・固定される。また、上記ステンレスシート15は、上記スライダ21の内部を貫通している。
また、上記スライダ21の上記ハウジング3内部側には、図示しないボールねじナットが固着されている。この図示しないボールねじナットの内周面側には螺旋溝が形成されていると共に、上記図示しないボールねじナット内には上記螺旋溝の両端を連通させる転動路が設けられている。
また、上記ハウジング3内には、図示しないボールねじ軸が回転可能に設置されている。このボールねじ軸の外周面には図示しない螺旋溝が形成されており、この図示しない螺旋溝と上記図示しないボールねじナットの螺旋溝との間の空間、及び、上記図示しないボールねじナットの転動路には、複数のボールが転動・循環している。
図1に示すように、上記モータベース11の後端側(図1中左下側)にはモータカバ25(図1、図2中仮想線で示す。)が設置されている。また、このモータカバ25の内部には、上記モータベース11に固定されたモータ27が設置されている。このモータ27は、外側のモータケース29と、このモータケース29の内側に固着された図示しないステータと、この図示しないステータの内側に回転可能に設置されたロータ(図示せず)と、このロータの中心に固着された出力軸31(図3に示す)とから構成されている。
上記モータ27の出力軸31の先端側(図1中右上端側)は、前記図示しないボールねじ軸と図示しないカップリングによって連結されている。
上記モータ27によって上記図示しないボールねじ軸を回転・駆動することにより、上記ボールねじナットを介して上記スライダ21が長さ方向(図1中左下から右上に向かう方向)両側に移動される。
上記モータ27の後端側には、機械式エンコーダ41が設置されている。この機械式エンコーダ41には、まず、ケース43がある。このケース43は、図3乃至図5に示すように、先端側ケース45と後端側ケース47とから構成されている。
例えば、図5に示すように、上記先端側ケース45の中央には、主動歯車収納用貫通孔49が、ボールねじ軸の軸方向(図5中左下から右上に向かう方向)に沿って延長・形成されている。また、この主動歯車収納用貫通孔49の両側には、上記後端ケース47側(図5中左下側)に開口された第1従動歯車支持用凹部51と第2従動歯車支持用凹部53が形成されている。
また、上記先端側ケース45の外周側には、貫通孔55a、55b、55c、55dが、ボールねじ軸の軸方向(図5中左下から右上に向かう方向)に沿って延長・形成されている。また、上記主動歯車収納用貫通孔49の近傍には、位置決め用凹部57、57が、ボールねじ軸の軸方向(図5中左下から右上に向かう方向)に延長・形成されている。
上記後端側ケース47には、図6に示すように、歯車収納用凹部61が形成されている。この歯車収納用凹部61の後端側(図6中上側)には、主動歯車用貫通孔63が形成されている。また、上記主動歯車用貫通孔63の反先端側ケース45側(図6中上側)は拡径されており、図5に示すように、磁性体取付部67が形成されている。
また、上記主動歯車用貫通孔63の図6中右側には、第1従動歯車用貫通孔69が形成されている。また、上記第1従動歯車用貫通孔69の反先端側ケース45側(図6中上側)は拡径されており、図5に示すように、磁性体取付部73が形成されている。
また、上記主動歯車用貫通孔63の図6中左側には、第2従動歯車用貫通孔75が形成されている。また、上記第2従動歯車用貫通孔75の反先端側ケース45側(図6中上側)は拡径されており、図5に示すように、磁性体取付部79が形成されている。
また、図5に示すように、上記後端側ケース47の後端面(図5中左下側の面)には基板支持部81a、81b、81c、81dが突出・形成されていて、これら基板支持部81a、81b、81c、81dには、貫通孔83a、83b、83c、83dが形成されている。
また、上記後端側ケース47には、位置決め用貫通孔85、85が形成されている。
図6に示すように、上記後端側ケース47内の主動歯車用貫通孔63、歯車収納用凹部61、及び、上記先端側ケース45の主動歯車収納用貫通孔49内には、主動歯車91が回転可能に収容・配置されている。
図7に示すように、この主動歯車91には主動歯車本体92があり、その外周側には歯車部93が形成されている。また、図6に示すように、上記主動歯車本体92には、長さ方向(図6中上下方向)に延長された貫通孔95が形成されている。この貫通孔95の先端側(図6中下側)は拡径されており、連結用凹部97が形成されている。また、上記主動歯車本体92には、上記連結用凹部97と直交する方向に延長され、上記連結用凹部97と上記主動歯車本体92の外周側に開口された出力軸固定用雌ネジ部99が形成されている。
前記したモータ27の出力軸31は上記連結用凹部97に挿入されており、上記出力軸31は、上記出力軸固定用雌ネジ部99に螺合される固定用ネジ101によって上記主動歯車91に連結・固定される。
また、図6に示すように、上記主動歯車本体92には、Oリング100が設置されており、上記歯車部93側(図6中上側)からモータ27側(図6中下側)への潤滑油の漏れを防止している。
また、上記貫通孔95の後端側(図6中上側)は縮径された支持軸取付部102となっており、この支持軸取付部102内に主動歯車支持軸103が圧入されている。上記後端側ケース47の主動歯車用貫通孔63の図6中下端側には軸受105が設置されており、この軸受105によって上記主動歯車支持軸103を介して上記主動歯車91が回転可能に支持されている。
なお、上記軸受105は、上記主動歯車用貫通孔63内に圧入された外輪107と、この外輪107の内側に設置され上記主動歯車支持軸103が圧入される内輪109と、上記外輪107と上記内輪109との間に転動可能に設置された複数のボール111と、これらボール111を保持するリテイナ113とから構成されている。
また、上記主動歯車支持軸103の先端には主動歯車用永久磁石115が固着されている。また、既に述べた上記後端側ケース47の磁性体取付部67には、リング状の主動歯車用磁気干渉防止用磁性体117が設置されている。
上記ケース43内の、歯車収納用凹部61の図6中右側には、第1従動歯車121が回転可能に収容・配置されている。
図7に示すように、この第1従動歯車121には第1従動歯車本体122があり、その外周側には歯車部123が形成されている。この歯車部123は上記主動歯車91の歯車部93と噛合されている。
上記第1従動歯車本体122には図6中上下方向に延長された支持軸取付用貫通孔125が形成されており、この支持軸取付用貫通孔125には、第1従動歯車支持軸127が圧入されている。
既に述べた先端側ケース45の第1従動歯車支持用凹部51には、軸受129が設置されており、上記後端側ケース47の第1従動歯車用貫通孔69の図6中下端側にも軸受131が設置されている。これら軸受129、131によって、上記第1従動歯車121が上記第1従動歯車支持軸127を介して回転可能に支持されている。
なお、上記軸受129も、既に述べた軸受105と同様に上記第1従動歯車支持用凹部51内に圧入される外輪133、上記第1従動歯車121の第1従動歯車支持軸127が圧入される内輪135、複数のボール137、リテイナ139とから構成されている。また、上記軸受131も、同様に上記第1従動歯車用貫通孔69内に圧入される外輪141、上記第1従動歯車121の第1従動歯車支持軸127が圧入される内輪143、複数のボール145、リテイナ147とから構成されている。
また、上記第1従動歯車121の第1従動歯車支持部軸127の先端には第1従動歯車用永久磁石149が固着されている。また、上記後端側ケース47の磁性体取付部73には、リング状の第1従動歯車用磁気干渉防止用磁性体151が設置されている。
上記ケース43内の、歯車収納用凹部61の図6中左側には、第2従動歯車161が回転可能に収容・配置されている。
図7に示すように、この第2従動歯車161には第2従動歯車本体162があり、その外周側には歯車部163が形成されている。この歯車部163は上記主動歯車91の歯車部93と噛合されている。
上記第2従動歯車本体162には図6中上下方向に延長された支持軸取付用貫通孔165が形成されており、この支持軸取付用貫通孔165には、第2従動歯車支持軸167が圧入されている。
既に述べた先端側ケース45の第2従動歯車支持用凹部53には、軸受169が設置されており、上記後端側ケース47の第2従動歯車用貫通孔75の図6中下端側にも軸受171が設置されている。これら軸受169、171によって、上記第2従動歯車161が上記第2従動歯車支持軸167を介して回転可能に支持されている。
なお、上記軸受169も、既に述べた軸受105と同様に上記第2従動歯車支持用凹部53内に圧入される外輪173、上記第2従動歯車161の第2従動歯車支持軸167が圧入される内輪175、複数のボール177、リテイナ179とから構成されている。また、上記軸受171も、同様に上記第2従動歯車用貫通孔75内に圧入される外輪181、上記第2従動歯車161の第2従動歯車支持軸167が圧入される内輪183、複数のボール185、リテイナ187とから構成されている。
また、上記第2従動歯車161の第2従動歯車支持軸167の先端には第2従動歯車用永久磁石189が固着されている。また、上記後端側ケース47の磁性体取付部79には、リング状の第2従動歯車用磁気干渉防止用磁性体191が設置されている。
また、上記後端側ケース47の基板支持部81a、81b、81c、81dの後端側の面(図6中上側)には基板201が設置されている。図6に示すように、上記基板201の後端側ケース47側(図6中下側)の面には、上記主動歯車91の永久磁石115に対応した磁気センサ203と、上記第1従動歯車121の永久磁石149に対応した磁気センサ205と、上記第2従動歯車161の永久磁石189に対応した磁気センサ207が実装されている。
そして、上記磁気センサ203によって上記主動歯車91とともに上記永久磁石115が回転されることによる磁場の変化から上記主動歯車91の回転角度を検出する。また、上記磁気センサ205によって上記第1従動歯車121とともに上記永久磁石149が回転されることによる磁場の変化から上記第1従動歯車121の回転角度を検出する。また、上記磁気センサ207によって上記第2従動歯車161とともに上記永久磁石189が回転されることによる磁場の変化から上記第2従動歯車161の回転角度を検出する。
また、上記基板201には、図8に示すように、CPU204と、通信素子206も実装されている。上記CPU204は、後述するように、上記磁気センサ205によって検出された上記第1従動歯車121の回転角度と上記磁気センサ207によって検出された上記第2従動歯車161の回転角度から、上記主動歯車91の回転数を求める処理を行う。上記通信素子206は、外部に設置されたアクチュエータ1のコントローラ208と上記CPU204との間の通信を行うものである。この通信素子206を介して、上記CPU204から上記コントローラ208には、主動歯車91の回転数を示す信号と、磁気センサ203により検出された上記主動歯車91の回転角度を示す信号が出力される。コントローラ208では、入力した信号、すなわち、主動歯車91の回転数を示す信号と回転角度を示す信号と、図示しないボールねじ軸の螺旋溝のピッチから、上記スライダ21の絶対位置を算出する。また、上記コントローラ208からは、上記主動歯車91の回転数や回転角度の出力を指示するコマンド信号が出力され、このコマンド信号は上記通信素子206を介して上記CPU204に入力される。
また、上記基板201には、コネクタ209が実装されている。このコネクタ209には、図示しないケーブルが接続され、この図示しないケーブルを介して、前記したような上記CPU204と上記コントローラ208との間の信号の入出力が行われる。また、上記基板201には、その他にも、図示しない電子部品が実装されている。
ここで、上記主動歯車91の回転角度、上記第1従動歯車121の回転角度、及び、上記第2従動歯車161の回転角度による、スライダ21の絶対位置の算出について説明する。
上記スライダ21は、既に述べたように、モータ27による図示しないボールねじ軸の回転によって移動される。よって、上記主動歯車91の回転数と回転角度と、上記図示しないボールねじ軸の螺旋溝のピッチから、上記スライダ21の絶対位置が算出される。
まず、上記主動歯車91の回転数の算出は、上記第1従動歯車121の回転角度と上記第2従動歯車161の回転角度を用いて行う。
上記主動歯車91の歯車部93の歯数(N)と上記第1従動歯車121の歯車部123の歯数(N)と上記第2従動歯車161の歯車部163の歯数(N)はそれぞれ異なっており、互に素となるように設定されている。すなわち、上記主動歯車91の歯車部93の歯数(N)と上記第1従動歯車121の歯車部123の歯数(N)と上記第2従動歯車161の歯車部163の歯数(N)は、上記主動歯車91の歯車部93の回転角度に対する上記第1従動歯車121の回転角度と上記第2従動歯車161の回転角度の組み合わせの数が最大となり、且つ、アクチュエータ1上におけるスライダ21の絶対位置を算出するのに必要な歯数となるように設定されている。
ちなみに、この一実施の形態の場合は、上記主動歯車91の歯車部93の歯数(N)は25、上記第1従動歯車121の歯車部123の歯数(N)は24、上記第2従動歯車161の歯車部163の歯数(N)は23に設定されている。
なお、上記主動歯車91の歯車部93の回転角度に対する上記第1従動歯車121の回転角度と上記第2従動歯車161の回転角度の組み合わせの数によって算出できるスライダ21の絶対位置の最大値が決定され、上記組み合わせの数が大きいほど算出できる上記スライダ21の絶対位置は大きくなる。すなわち、アクチュエータ1の長さ(図1中右上から左下に向かう方向の大きさ)によって算出すべき上記スライダ21の絶対位置の最大値が決定されるため、上記主動歯車91の歯車部93の歯数(N)と上記第1従動歯車121の歯車部123の歯数(N)と上記第2従動歯車161の歯車部163の歯数(N)は上記アクチュエータ1の長さに応じて設定される。
そして、上記主動歯車91、第1従動歯車121、第2従動歯車161の回転角度には次のような関係がある。
前述したように、上記主動歯車91の歯車部93の歯数(N)と上記第1従動歯車121の歯車部123の歯数(N)と上記第2従動歯車161の歯車部163の歯数(N)はそれぞれ異なっており、互に素となるように設定されているため、上記主動歯車91を回転させていくと、第1従動歯車121、及び、第2従動歯車161の回転角度は、図9のグラフに示すように変化していく。
なお、図9(a)、(b)は、横軸に主導歯車91、第1従動歯車121、第2従動歯車161の回転数をとり、縦軸に主動歯車91、第1従動歯車121、第2従動歯車161の回転角度を取り、その変化を示した図である。図9(a)は最初の部分を示しており、図9(b)は最後の部分を示している。
図9(a)に示すように、初期状態においては、上記主動歯車91、上記第1従動歯車121、及び、上記第2従動歯車161の回転角度は一致している。この初期状態とは、スライダ21が最も後方側(図1中左下側)に移動した状態である。また、上記初期状態の上記スライダ21の位置を原点、すなわち、上記スライダ21の絶対位置ひいては上記図示しないボールねじ軸の回転数が「0」である位置とする。
まず、この初期状態から上記主動歯車91を正転させて上記スライダ21を前進(図1中右上側)させる場合を想定する。上記主動歯車91が回転されると上記第1従動歯車121及び第2従動歯車161も回転されるが、上記主動歯車91の回転角度に対して、上記第1従動歯車121の回転角度がずれる。また、このとき、上記第2従動歯車161の回転角度は、上記主動歯車91の回転角度と上記第1従動歯車121の回転角度の両方に対してずれている。
そして、上記主動歯車91を回転させていくと、上記主動歯車91の回転角度と上記第1従動歯車121や上記第2従動歯車161の回転角度とのずれは、図9(a)に示すように、大きくなっていく。
そして、ある時点で上記主動歯車91の回転角度と上記第1従動歯車121や上記第2従動歯車161の回転角度とのずれが最大となり、それ以降は、図9(b)に示すように、上記主動歯車91の回転角度と上記第1従動歯車121や上記第2従動歯車161の回転角度とのずれが小さくなっていき、上記主動歯車91、上記第1従動歯車121、及び、上記第2従動歯車161の回転角度が再び一致して、初期状態に戻る。
また、このように上記主動歯車91、第1従動歯車121、第2従動歯車161の回転角度が変化する間においては、上記主動歯車91、第1従動歯車121、第2従動歯車161の回転角度の組み合わせが一致することはない。
よって、上記第1従動歯車121の回転角度と上記第2従動歯車161の回転角度の組み合わせから、上記主動歯車91の回転数ひいては図示しないボールねじ軸の回転数を求めることができる。
また、求めることができる上記主動歯車91の回転数、すなわち、上記主動歯車91の回転数に対応する第1従動歯車121、第2従動歯車161の回転角度の組み合わせの数(n)は、次の式(I)により算出される。
n=N×N=24×23=552 ―――(I)
但し、
n:主動歯車91の回転数に対応する第1従動歯車121、第2従動歯車1
61の回転角度の組み合わせの数
:第1従動歯車121の歯車部123の歯数
:第2従動歯車161の歯車部163の歯数
また、上記第1従動歯車121の回転角度と上記第2従動歯車161の回転角度の組み合わせから主動歯車91の回転数を求め、且つ、既に説明した磁気センサ203から得られた上記主動歯車91の回転角度を求める。それによって、図示しないボールねじ軸の回転数と回転角度を求め、それにボールねじ軸の螺旋溝のピッチを乗算することにより、スライダ21の絶対位置が算出される。
この一実施の形態の場合は、上記スライダ21が原点にある状態から、上記図示しないボールねじ軸が552回転して上記スライダ21が前進した位置までの範囲で、上記スライダ21の絶対位置を求めることが可能である。
また、既に述べた、主動歯車用磁気干渉防止用磁性体117、第1従動歯車用磁気干渉防止用磁性体151、及び、第2従動歯車用磁気干渉防止用磁性体191は、図6に示すように、上記基板201側に突出されている。この主動歯車用磁気干渉防止用磁性体117、第1従動歯車用磁気干渉防止用磁性体151、及び、第2従動歯車用磁気干渉防止用磁性体191が突出される高さは、上記磁気センサ203、205、207に、対応する磁石115、149、189以外からの磁気の干渉がなく、且つ、上記基板201上に実装された上記磁気センサ203、205、207、CPU204、通信素子206や図示しない電子部品と上記主動歯車用磁気干渉防止用磁性体117、第1従動歯車用磁気干渉防止用磁性体151、及び、第2従動歯車用磁気干渉防止用磁性体191とが接触しないように設定されている。
また、図3に示すように、上記基板201の後端側の面(図3中左下側の面)には、板状のカバ202が、例えば、両面テープによって接着されている。
また、図5に示すように、上記基板201には、取付用貫通孔211a、211b、211c、211dが形成されている。
上記先端側ケース45、上記後端側ケース47、及び、上記基板201は、上記先端側ケース45の貫通孔55a及び上記後端側ケース47の貫通孔83aにボルト213aを貫通させ、このボルト213aを上記取付用貫通孔211aに内装されたナット215aに螺合させるとともに、上記先端側ケース45の貫通孔55d及び上記後端側ケース47の貫通孔83dにボルト213bを貫通させ、このボルト213bを上記取付用貫通孔211dに内装されたナット215bに螺合させることによって、締結・固定されている。
また、上記基板201には、位置決め用貫通孔212、212が形成されている。上記先端側ケース45、上記後端側ケース47、及び、上記基板201は、上記先端側ケース45の位置決め用凹部57、57と、上記後端側ケース47に形成された位置決め用貫通孔85、85、及び、上記基板201の位置決め用貫通孔212、212に挿入される位置決めピン218、218によって位置決めされている。
また、上記機械式エンコーダ41は、上記基板201の貫通孔211c、上記後端側ケース47の貫通孔83c、及び、上記先端側ケース45の貫通孔55cに取付用ボルト219aを貫通させ、既に説明したモータケース29に形成された雌ネジ部217aに螺合させるとともに、上記基板201の貫通孔211b、上記後端側ケース47の貫通孔83b、及び、上記先端側ケース45の貫通孔55bに取付用ボルト219bを貫通させ、上記モータケース29に形成された雌ネジ部217bに螺合させることにより、モータ27に取り付けられる。
次に、この一実施の形態による作用について説明する。
まず、モータ27の出力軸31が正転又は逆転されると、図示しないボールねじ軸が正転又は逆転され、上記図示しないボールねじ軸に螺合された図示しないボールねじナットを介してスライダ21が前進(図1中右上側に移動)又は後退(図1中左下側に移動)される。
また、上記モータ27の出力軸31により、機械式エンコーダ41の主動歯車91が回転される。上記主動歯車91には第1従動歯車121と第2従動歯車161が噛合されている。上記主動歯車91の歯車部93の歯数(N)と上記第1従動歯車121の歯車部123の歯数(N)と上記第2従動歯車161の歯車部163の歯数(N)はそれぞれ異なっており、互に素となるように設定されているため、上記主動歯車91を回転させていくと、第1従動歯車121、第2従動歯車161の回転角度は、図9のグラフに示すように変化していく。
上記主動歯車91の回転角度は磁気センサ203によって検出され、上記第1従動歯車121の回転角度は磁気センサ205によって検出され、上記第2従動歯車161の回転角度は磁気センサ207によって検出される。図9のグラフに示されるように、上記第1従動歯車121の回転角度と上記第2従動歯車161の回転角度の組み合わせから上記主動歯車91の回転数が求められる。
そして、上記主動歯車91の回転数と上記主動歯車91の回転角度、及び、図示しないボールねじ軸の螺旋溝のピッチから、上記スライダ21の絶対位置を求めることができる。
また、上記機械式エンコーダ41の後端側ケース47の磁性体取付部67には、主動歯車用磁気干渉防止用磁性体117が設置されていて、上記主動歯車91の永久磁石115による、磁気センサ205、207への磁気干渉を防止し、上記第1従動歯車121及び上記第2従動歯車161の回転角度の検出精度を高めている。
また、上記後端側ケース47の磁性体取付部73には、第1従動歯車用磁気干渉防止用磁性体151が設置されていて、上記第1従動歯車121の永久磁石149による、磁気センサ203、207への磁気干渉を防止し、上記主動歯車91及び上記第2従動歯車161の回転角度の検出精度を高めている。
また、上記後端側ケース47の磁性体取付部79には、第2従動歯車用磁気干渉防止用磁性体191が設置されていて、上記第2従動歯車161の永久磁石189による、磁気センサ203、205への磁気干渉を防止し、上記主動歯車91及び上記第1従動歯車121の回転角度の検出精度を高めている。
次に、この一実施の形態による効果について説明する。
まず、主動歯車用磁気干渉防止用磁性体117、第1従動歯車用磁気干渉防止用磁性体151、第2従動歯車用磁気干渉防止用磁性体191は、主動歯車91、第1従動歯車121、及び、第2従動歯車161ではなく、後端側ケース47に設置されているので、上記主動歯車91、上記第1従動歯車121、上記第2従動歯車161をコンパクト化することができる。これにより、上記主動歯車91、上記第1従動歯車121、上記第2従動歯車161を回転させるために必要な力を小さくすることができ、省電力化を図ることができる。
また、基板201上に上記主動歯車用磁気干渉防止用磁性体117、上記第1従動歯車用磁気干渉防止用磁性体151、上記第2従動歯車用磁気干渉防止用磁性体191を設置していないので、上記基板201上の、例えば、電子部品のレイアウトが制限されることはなく、設計の自由度を高くすることができる。
また、上記主動歯車用磁気干渉防止用磁性体117、上記第1従動歯車用磁気干渉防止用磁性体151、上記第2従動歯車用磁気干渉防止用磁性体191は、それぞれ、個々の磁石115、149、189に対応したリング状であるため、磁気センサ203、磁気センサ205、及び、磁気センサ207への磁気干渉を効果的に防止できる。
また、軸受129、131によって、上記第1従動歯車121の両端側が回転可能に支持されており、軸受169、171によって、上記第2従動歯車161の両端側が回転可能に支持されているため、上記第1従動歯車121及び上記第2従動歯車161を安定して回転させることができる。
また、機械式エンコーダ41のケース43は、先端側ケース45と後端側ケース47とから構成されているため、上記ケース43内部に上記主動歯車91、上記第1従動歯車121、上記第2従動歯車161、等が内装された上記機械式エンコーダ41の組み立てを容易なものとすることができる。
なお、本発明は前記一実施の形態に限定されない。
例えば、主動歯車、第1従動歯車、第2従動歯車の歯数は、互いに素となる組み合わせであれば良く、様々な歯数の組み合わせが考えられる。
また、従動歯車を3つ以上設置する場合も考えられる。この場合も、個々の主動歯車、従動歯車の歯数は、互いに素となるように設定される。
なお、前記一実施の形態の場合には、磁気干渉防止用磁性体を主動歯車、各従動歯車毎に独立して設けたが、例えば、主動歯車、各従動歯車毎に個別に遮蔽はするが、磁気干渉防止用磁性体としては一体に設ける構成も考えられる。
その他、図示した構成はあくまで一例でありそれに限定されるものではない。
本発明は、例えば、産業用ロボットに用いられる機械式エンコーダとアクチュエータに係り、特に、主動歯車及び従動歯車をコンパクト化することで、上記主動歯車及び上記従動歯車を回転させるために必要な力を小さくすることができ、且つ、設計の自由度を高めることができるように工夫したものに関し、例えば、スライダ上に対象物を載置して搬送するアクチュエータに好適である。
1 アクチュエータ
41 機械式エンコーダ
43 ケース
45 先端側ケース(ケースを構成する一方の部材)
47 後端側ケース(ケースを構成する他方の部材)
91 主動歯車
115 主動歯車用永久磁石
117 主動歯車用磁気干渉防止用磁性体
121 第1従動歯車
149 第1従動歯車用永久磁石
151 第1従動歯車用磁気干渉防止用磁性体
161 第2従動歯車
189 第2従動歯車用永久磁石
191 第2従動歯車用磁気干渉防止用磁性体
201 基板
203 磁気センサ
205 磁気センサ
207 磁気センサ

Claims (5)

  1. ケースと、
    上記ケース内に回転可能に内装された主動歯車と、
    上記ケース内に回転可能に内装され上記主動歯車に噛合される複数の従動歯車と、
    上記主動歯車と上記従動歯車のそれぞれの同じ側に固着された永久磁石と、
    上記永久磁石と対向するように配置され上記ケースに固定された基板と、
    上記基板上に上記永久磁石と対向するように設けられ上記主動歯車及び上記従動歯車のそれぞれの回転に対応して磁場の変化を検出するセンサと、
    上記ケースに上記基板と対向するように設置され上記主動歯車及び上記従動歯車の上記永久磁石のそれぞれを遮蔽する磁気干渉防止用磁性体と、
    を具備したことを特徴とする機械式エンコーダ。
  2. 請求項1記載の機械式エンコーダにおいて、
    上記磁気干渉防止用磁性体は上記主動歯車及び上記従動歯車の上記永久磁石のそれぞれに対応するように設置されたリング状の部材であることを特徴とする機械式エンコーダ。
  3. 請求項1又は請求項2記載の機械式エンコーダにおいて、
    上記従動歯車の両端が回転可能に支持されることを特徴とする機械式エンコーダ。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載の機械式エンコーダにおいて、
    上記ケースは2つの部材から構成されることを特徴とする機械式エンコーダ。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載の機械式エンコーダが設置されていることを特徴とするアクチュエータ。
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