JP6429833B2 - 車両用回転電機装置および車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用回転電機装置および車両に関する。
下記特許文献1には、PWM(Pulse Width Modulation)変調した電圧によってモータを駆動するとともに、PWMキャリア周波数を変化させることにより、モータに警報音や楽音を発生させる技術が開示されている。
特許第5843687号公報
ところで、電気自動車やハイブリッド車等の車両をモータで駆動する際、エンジン音を模擬した音(以下、模擬エンジン音という)を必要に応じて発生できれば便利であると考えられる。その理由の一つは、「エンジン音を楽しみたい」というユーザの趣味、嗜好に応えるためである。また、「周囲の歩行者に車両の存在を知らしめ、車両をスムーズに運行したい」という実用上の理由もある。
そこで、上述の特許文献1の技術を応用してモータに模擬エンジン音を発生させることも考えられる。しかし、この技術によれば、発生できる音の音高の範囲が狭く、また、音量も小さいため、迫力ある模擬エンジン音を発生することが困難である。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、迫力ある模擬エンジン音を発生できる車両用回転電機装置および車両を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の車両用回転電機装置は、車両を駆動する回転電機と、直流電圧を交流電圧に変換し、前記回転電機に印加するインバータと、前記回転電機に脈動トルクを発生させるように、前記インバータに前記交流電圧の高調波成分を発生させる制御部と、を有し、前記制御部は、少なくとも前記インバータにおける変調率が0.7未満の状態において前記インバータに前記交流電圧の高調波成分を発生させることを特徴とする。
また、好ましくは、前記車両のユーザによって操作され、前記脈動トルクのオン/オフ状態を切り替える切替器をさらに設けるとよい。
また、好ましくは、前記制御部は、前記切替器による前記脈動トルクのオン/オフ状態の切替によって、前記回転電機が発生する音の音圧レベルに少なくとも5デシベル以上の差を生じさせるとよい。
また、好ましくは、前記回転電機の回転角を検出する回転角検出部をさらに有し、前記制御部は、前記回転角を位相変調し変調電気角を出力する位相変調部をさらに設けるとよい。
また、好ましくは、前記位相変調の周波数は、前記回転角の周波数の整数倍であり、前記回転電機の1回転に対し2回以上8回以下の頻度でトルクにピークを生じさせる周波数にするとよい。
本発明によれば、迫力ある模擬エンジン音を発生できる。
本発明の一実施形態による車両用回転電機装置のブロック図である。 高調波成分付与部のブロック図である。 電気角および変調電気角の波形図である。 (a)模擬エンジン音オフ時および(b)模擬エンジン音オン時におけるモータ電流の波形図である。 モータの発生音の音圧レベル特性を示す図である。
〈実施形態の全体構成〉
図1を参照し、本発明の一実施形態による車両用回転電機装置1の構成を説明する。
なお、この車両用回転電機装置1は、電気自動車、ハイブリッド車等の車両を駆動するために、これら車両に搭載されるものである。
図1において、車両用回転電機装置1は、制御部10と、バッテリ20と、インバータ30と、電流センサ7と、モータ6(回転電機)と、レゾルバ5(回転角検出部)とを有している。制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等、一般的なコンピュータとしてのハードウエアを備えており、ROMには、CPUによって実行される制御プログラムや、各種データ等が格納されている。図1において、制御部10の内部は、制御プログラム等によって実現される機能をブロックとして示している。
インバータ30は、ブリッジ回路32と、PWM信号生成部34とを有している。ブリッジ回路32は、複数のIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ,Insulated Gate Bipolar Transistor)と、これらIGBTに接続された還流用ダイオード(何れも符号なし)とを有している。これらIGBTは、PWM信号生成部34から出力されたPWM信号によってオン/オフ状態が設定される。各IGBTは、バッテリ20から出力された直流電圧をPWM信号に従ってオン/オフすることによって、PWM変調された三相交流電圧を生成する。生成された三相交流電圧がモータ6に印加されると、モータ6は、図示せぬ車輪を回転駆動する。
電流センサ7は、インバータ30からモータ6に供給される三相交流電流のうち、二相(図示の例ではU相,V相)の電流Iu,Ivを検出する。モータ6は三相の磁石型同期モータであり、その極数をPとする。レゾルバ5は、モータ6の機械角θmを検出する。制御部10の内部において、角度検出部12(回転角検出部)は、機械角に基づいて、モータ6の電気角θ0を検出する。なお、電気角θ0は、機械角θmに極対数「P/2」を乗算することによって求められる。
高調波成分付与部13は、トルク指令値τ*に基づいて、電気角θ0を位相変調し、その結果を変調電気角θAとして出力する。電気角θ0を位相変調することにより、電圧指令値Vu *,Vv *,Vw *には高調波成分が付与される。なお、その詳細については後述する。ここで、トルク指令値τ*は、図示せぬ上位制御部から供給される値であり、例えばアクセルペダルの踏込量等に基づいて、上位制御部によって設定される。
電流指令値生成部14は、電流Iu,Ivと、トルク指令値τ*と、変調電気角θAとに基づいて、d軸電流指令値Id *と、q軸電流指令値Iq *とを出力する。ここで、d軸およびq軸は、電気角θ0の微分値である電気角速度ω0で回転する回転座標の座標軸である。そして、d軸はモータ6の回転子の主磁束の向きに沿った軸であり、q軸はd軸に直交する軸である。
電圧指令値生成部15は、モータ6の固定子巻線(図示せず)のインピーダンスと、d軸,q軸電流指令値Id *,Iq *とに基づいて、d軸,q軸電圧指令値Vd *,Vq *を出力する。座標変換部16は、回転座標におけるd軸,q軸電圧指令値Vd *,Vq *を、3相軸上の電圧指令値Vu *,Vv *,Vw *に座標変換する。上述したPWM信号生成部34は、これら電圧指令値Vu *,Vv *,Vw *を実現するように、各IGBTに供給するPWM信号のデューティ比を設定する。
〈高調波成分付与部13の構成〉
次に、図2を参照し、高調波成分付与部13の詳細構成を説明する。
図2において、微分器42は、電気角θ0を微分し、電気角速度ω0を出力する。LPF(ローパスフィルタ)44は、電気角速度ω0から高周波成分を除去する。単位変換器46は、電気角速度ω0の単位[rad/sec]を[rpm]に変換し、その結果を回転速度Mとして出力する。変動幅設定器48は、回転速度M[rpm]と、トルク指令値τ*[Nm]とに基づいて、位相変動幅Aを求める。例えば、回転速度Mおよびトルク指令値τ*をパラメータとして位相変動幅Aを規定したテーブルを変動幅設定器48に記憶させ、該テーブルを読み出すことによって位相変動幅Aを求めるとよい。
重畳成分演算器50(位相変調部)は、下式(1)に基づいて、電気角θ0に重畳するシフト位相θを求める。

θ=A・sin(θ0・n) …式(1)

式(1)においてAは上述した位相変動幅、θ0は上述した電気角である。また、nは、(電気角θ0の周波数に対する)シフト位相θの周波数を決定する倍数である。なお、倍数nは、シフト位相θの計算を簡易にするために自然数にしておくことが好ましい。但し、倍数nは自然数でなくてもよく、小数点以下の成分を含む値であってもよい。
スイッチ52(切替器)は、ユーザの操作に基づいて、シフト位相θまたは零信号のうち何れか一方を選択し、選択した信号をシフト位相θXとして出力する。また、加算器54(位相変調部)は、電気角θ0とシフト位相θXとを加算し、その加算結果を変調電気角θAとして出力する。模擬エンジン音を発生させない場合には、スイッチ52にて零信号を選択するとよい。この場合、変調電気角θAは電気角θ0に等しい値になり、モータ6の振動は小さくなる。一方、模擬エンジン音を発生させる場合には、スイッチ52においてシフト位相θを選択するとよい。
この場合、変調電気角θAは、電気角θ0に対して位相変調を施した値になり、モータ6のトルクに脈動が生じ、模擬エンジン音が発生する。換言すれば、モータ6の電気角θ0に同期して脈動するトルク(脈動トルク)が発生するように、電圧指令値Vu *,Vv *,Vw *に高調波成分が付与される。なお、車両のユーザが車両を運転する際、状況に応じて模擬エンジン音のオン/オフを切り替えできれば好ましい。そのため、スイッチ52は、ユーザが車両の運転席に座った状態で操作できる範囲内に設けるとよい。
〈実施形態の動作〉
図3は、シフト位相θXとしてシフト位相θが選択された場合の、電気角θ0および変調電気角θAの波形図の一例を示す。ここで、図3において倍数n(図示せず)は「1」であることとしている。
図示のように、電気角θ0は略鋸歯状波になり、変調電気角θAは鋸歯状波とサインカーブとを重畳したような波形になる。なお、図中ではシフト位相θXを強調して描いているが、実際には、シフト位相θXの位相変動幅Aは、0.5〜10[deg]程度の範囲に設定することが好ましい。
図3において、時刻t1以前の期間では、電気角θ0に対して変調電気角θAが進み位相になる。すると、電流指令値生成部14は、変調電気角θAを電気角θ0に近づける方向にq軸電流指令値Iq *を変化させる。これにより、q軸電流指令値Iq *が下降し、モータ6のトルクが小さくなる。一方、時刻t1〜t2の期間では、電気角θ0に対して変調電気角θAが遅れ位相になる。上述のように、電流指令値生成部14は、変調電気角θAを電気角θ0に近づける方向にq軸電流指令値Iq *を変化させる。これにより、q軸電流指令値Iq *が上昇し、モータ6のトルクが大きくなり、トルクのピークが現れる。
周知のように、レシプロ式の4サイクルエンジンは、ビストンの2往復(エンジンシャフトの2回転)を周期として、吸気、圧縮、膨張、排気の4サイクルを繰り返す。そして、「膨張」のサイクルにおいて、エンジントルクにピークが生じる。すると、例えばR気筒のエンジンでは、1回転に「R/2」回、エンジントルクにピークが生じることになる。
一方、本実施形態において、モータ6の極数をPとしたとき、機械角θmの2周期は、電気角のP倍に対応する。これにより、機械角θmの1周期中に、「n・P/2」回、モータトルクにピークが生じる。すなわち、「n・P」気筒のエンジン音に類似した模擬エンジン音をモータ6に発生させることができる。倍数nおよびモータ6の極数Pは適宜定めることができるが、「n・P」が「4」〜「16」の範囲になるように倍数nおよび極数Pを定めることが好ましい。換言すれば、モータ6の1回転に対し2回以上8回以下の頻度でモータトルクにピークを生じさせるとよい。その理由は、大多数のレシプロエンジン車の気筒数は「4」〜「16」の範囲内であるため、「n・P」をこの範囲に設定することにより、一層リアリティに富んだ模擬エンジン音を発生できるためである。
図4(a),(b)は、インバータ30からモータ6の各相に流れる電流Iu,Iv,Iwの波形図である。但し、図4(a)は模擬エンジン音をオフにした場合の波形図であり、図4(b)は模擬エンジン音をオンにした場合の波形図である。また、これらの図は、電流値が所定値Ix以上の部分のみを表している。また、これらの図は略1周期の波形を示したものであり、同様の波形が繰り返される。
図4(a)においては、電流Iu,Iv,Iwの波高値はほぼ一致しているのに対して、図4(b)においては、これら波高値に差が生じている。このように、本実施形態において「高調波成分を付与する」ことは、「電流Iu,Iv,Iwに不平衡を生じさせる」ことでもある。なお、図4(a),(b)において電流Iu,Iv,Iwにピークが生じる時刻にずれが生じているのは、高調波を含ませたことによる。
〈実施形態の効果〉
次に、本実施形態の効果を説明するため、モータ6が発生する音の音圧レベル特性を図5に示す。
図中の特性L0,L1,L2,L3,L4,L5は、位相変動幅Aを0[deg]、1[deg]、2[deg]、3[deg]、4[deg]、5[deg]にそれぞれ設定した場合における相対的な音圧レベル特性である。すなわち、特性L0は模擬エンジン音をオフにした際の特性である。特性L1,L2,L3,L4,L5は、モータ6に脈動トルクを発生させたことにより、特性L0と比較すると、有意に音圧レベルが増加しており、迫力ある模擬エンジン音が発生していることが解る。
より具体的には、図5の縦軸の目盛は10[dB]間隔で区切っている。ここで、特性L0,L1を比較すると、2000〜3500[rpm]の範囲で5[dB]以上の差が生じている。また、特性L0,L2を比較すると、2200〜2400[rpm]の範囲で10[dB]以上の差が生じている。また、特性L0,L5を比較すると、2000〜3500[rpm]の範囲で15[dB]以上の差があり、2200〜2400[rpm]の範囲で20[dB]以上の差が生じている。
ところで、インバータ30(図1参照)が出力する三相交流電圧の基本波成分の波高値を、バッテリ20から出力される直流電圧で除算した値を「変調率」と呼ぶ。三相交流電圧に高調波成分が含まれない場合、変調率は「1.0」以下になる。但し、高調波成分を混入することによって、「1.0」を超える変調率(過変調という)を実現することができる。
過変調を適用する場合において、三相交流電圧に高調波成分を混入するのは変調率が「1.0」を超える場合である。一方、本実施形態においては、変調率にかかわらず高調波成分を混入する点が異なっている。すなわち、本実施形態においては、0.7以下、0.5以下、0.3以下等、変調率が低い場合にも高調波成分を混入することにより、モータ6の出力にかかわらず、モータトルクに脈動トルクを付与し続けるため、迫力ある模擬エンジン音を出力し続けることができる。
また、過変調を行う場合に混入される高調波成分は、一般的には「奇数次」の高調波成分である。しかし、本実施形態においては、「偶数次」の高調波成分を発生させるように倍数nを設定することができる。上述したように、リアリティに富んだ模擬エンジン音を発生させるためには、モータ6の1回転に対し2回以上8回以下の頻度でモータトルクにピークが生じるようにすることが好ましい。そのために、第2次高調波のレベルを第3次高調波のレベルよりも高くしてもよい。
〈変形例〉
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について削除し、若しくは他の構成の追加・置換をすることが可能である。また、図中に示した制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上で必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。上記実施形態に対して可能な変形は、例えば以下のようなものである。
(1)上記実施形態において、高調波成分付与部13は、電気角θ0に位相変調を施すことにより、電圧指令値Vu *,Vv *,Vw *に高調波成分を付与した。しかし、高調波成分を付与する手段は、これに限られるものではない。例えば、電流指令値生成部14の後段においてq軸電流指令値Iq *を振幅変調してもよく、電圧指令値生成部15の後段においてq軸電圧指令値Vq *を振幅変調してもよい。また、座標変換部16の後段において、電圧指令値Vu *,Vv *,Vw *を振幅変調してもよい。
(2)上記実施形態においては、回転電機の一例として三相の磁石型同期モータであるモータ6を適用したが、本発明に適用される回転電機は、これに限定されるものではない。例えば、誘導モータ等を回転電機として適用することができる。
(3)上記実施形態における制御部10のハードウエアは一般的なコンピュータによって実現できるため、図1,図2に示した制御部10のアルゴリズムを実現するプログラム等を記憶媒体に格納し、または伝送路を介して頒布してもよい。
(4)上記実施形態では、図1,図2に示した制御部10のアルゴリズムを、プログラムを用いたソフトウエア的な処理によって実現したが、その一部または全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit;特定用途向けIC)、あるいはFPGA(field-programmable gate array)等を用いたハードウエア的な処理に置き換えてもよい。
1 車両用回転電機装置
5 レゾルバ(回転角検出部)
6 モータ(回転電機)
10 制御部
12 角度検出部(回転角検出部)
30 インバータ
50 重畳成分演算器(位相変調部)
52 スイッチ(切替器)
54 加算器(位相変調部)
θA 変調電気角
θ0 回転角

Claims (6)

  1. 車両を駆動する回転電機と、
    直流電圧を交流電圧に変換し、前記回転電機に印加するインバータと、
    前記回転電機に脈動トルクを発生させるように、前記インバータに前記交流電圧の高調波成分を発生させる制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、少なくとも前記インバータにおける変調率が0.7未満の状態において前記インバータに前記交流電圧の高調波成分を発生させる
    ことを特徴とする車両用回転電機装置。
  2. 前記車両のユーザによって操作され、前記脈動トルクのオン/オフ状態を切り替える切替器
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の車両用回転電機装置。
  3. 前記制御部は、前記切替器による前記脈動トルクのオン/オフ状態の切替によって、前記回転電機が発生する音の音圧レベルに少なくとも5デシベル以上の差を生じさせる
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用回転電機装置。
  4. 前記回転電機の回転角を検出する回転角検出部
    をさらに有し、
    前記制御部は、前記回転角を位相変調し変調電気角を出力する位相変調部
    をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の車両用回転電機装置。
  5. 前記位相変調の周波数は、前記回転角の周波数の整数倍であり、前記回転電機の1回転に対し2回以上8回以下の頻度でトルクにピークを生じさせる周波数である
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両用回転電機装置。
  6. 請求項1ないし5の何れか一項に記載の車両用回転電機装置を有することを特徴とする車両。
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