JP6424574B2 - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置及び画像形成装置に関する。
従来、形成された画像を光学的に読み取って画像データを生成するスキャナー等の画像読取装置が知られている。この画像読取装置では、ユーザーによりコンタクトグラス上に載置された読み取り対象の画像が形成された媒体(原稿)の読み取りや、フィーダー等の原稿搬送部で送られた原稿の読み取りが行われる。このとき、原稿が読み取り設定位置に対して相対的にずれていたり、読み取り方向に対して傾いて配置されたりすることで、取得画像が読み取り領域から外れてしまう場合がある。
画像読取装置には、上記読み取り画像の位置ずれや傾きを補正する画像処理を行う機能を有するものがある。上記のずれや傾きは、ずれの大きさや傾きの角度分のアフィン変換を行うことで補正される。従来、画像読取装置では、原稿搬送手段のレジストローラーに原稿を突き当てて大きな傾きを補正した後、読み取りのための搬送を行うことで、原稿の傾きを十分小さい傾き角に補正していた。従って、画像読取装置では、簡略化した処理を行うことが可能となり、必要なコンピューターリソースを低減させることが可能であった。
しかしながら、レジストローラーに原稿を突き当てて傾きを補正する場合、原稿を突き当てる際の騒音が問題となるため、原稿を突き当てることなく原稿の傾きを補正可能な技術が望まれている。
上記のずれや傾き及びその補正を想定して画像読取範囲の全面に対応した読み取りデータの一時記憶用メモリーを設けた場合、その分だけ必要なメモリーが増加してコストの上昇や消費電力の増加に繋がるので、必要なメモリー量を低減するための種々の工夫がなされている。
例えば、読取センサーの主走査方向にライン状に読み取られたバンドデータの当該ライン方向への位置ずれを全て揃える、所謂主走査シフトを行った後に、主走査方向に垂直な方向の位置ずれを補正する、所謂副走査シフトを行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、読み取られて主走査シフトが行われたバンドデータを読み込んで副走査シフトを行うメモリーモジュールに関し、当該メモリーモジュールとして用いるRAMに、主走査方向の位置毎に副走査シフトの大きさに応じた配列要素数が傾斜配分された配列を割り当てて、当該配列ごとに各々カウンターを設け、カウンター値に応じて当該配列要素を順番に用いて入出力を行わせることで、傾きの大きさに応じた副走査シフトの大きさ分遅延させて出力させる技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−59611号公報 特開2008−28542号公報
しかしながら、上記従来の技術では、原稿の傾き角が大きくなればなるほど、傾きを補正するために必要となるバッファメモリーの容量が多くなるため、より大きな傾き角を補正可能とすべくバッファメモリーの容量を増やすと、コストの上昇や消費電力の増加に繋がるという問題がある。また、更に大きな傾き角を補正する場合、バッファメモリーの容量をオーバーフローしてしまい、精度よく補正することができないという問題がある。
本発明は、バッファメモリーの容量を増やすことなく、より大きな原稿の傾き角を補正することが可能な画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
画像読取装置において、
原稿を搬送する原稿搬送部と、
前記原稿搬送部による前記原稿の搬送速度を制御する搬送速度制御部と、
前記搬送速度制御部により制御された搬送速度で搬送されている原稿の画像を読み取って画像データを生成する読取部と、
前記読取部により生成された画像データをバッファメモリーに格納し、当該バッファメモリーに格納された画像データの傾きを補正する傾き補正部と、
前記原稿搬送部により搬送されている原稿の傾き角を検出する傾き検出部と、
前記傾き検出部により検出された傾き角と傾き補正の上限である最大補正角とを比較する比較部と、
を備え、
前記搬送速度制御部は、前記比較部により前記傾き角が前記最大補正角よりも大きいと判定した場合に、前記原稿の搬送速度を、所定の第1速度に前記傾き検出部により検出された傾き角を前記最大補正角で除した値を乗じて算出される速度まで増速することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像読取装置において、
前記傾き検出部と前記読取部との距離が、前記傾き検出部で原稿の傾き角を検出して搬送速度の増速が開始されてから完了するまでに必要な距離以上離れていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像読取装置において、
前記読取部により生成された画像データを変倍する変倍部を備え、
前記変倍部は、前記搬送速度制御部により前記原稿の搬送速度が増速された場合に、前記画像データを拡大することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、
画像形成装置において、
請求項1〜のいずれか一項に記載の画像読取装置と、
画像データに基づく画像を形成する画像形成部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、バッファメモリーの容量を増やすことなく、より大きな原稿の傾き角を補正することができる。
本実施形態のデジタル複写機の機械的構成を示す図である。 デジタル複写機の機能構成を示すブロック図である。 傾き補正処理部の内部構成を示す図である。 傾き補正処理部で行われる補正の手順を示す図である。 傾き補正処理部で行われる副走査補正の詳細を示す図である。 デジタル複写機で実行される複写処理の制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の画像読取装置の一実施形態であるデジタル複写機1は、図1及び図2に示すように、画像読取部(読取部)10と、原稿搬送部20と、画像処理部30と、傾き算出テーブル記憶部40と、画像形成部50と、本体制御部60と、操作表示部70と、搬送速度制御部80と、を備えて構成されている。原稿搬送部20は、その他の構成が設けられた複写機本体100とは別ユニットとして形成され、当該複写機本体100に取り付けられるものである。
原稿搬送部20は、給紙トレイ21と、給紙ローラー22と、ローラー23と、排紙ローラー24と、排紙トレイ25と、原稿検出部(傾き検出部)26a、26bと、アンプ27a、27bと、比較器28a、28bと、時間差計測部29と、を備えて構成されている。
給紙トレイ21には、画像読み取り対象の記録媒体(原稿)が載置される。給紙ローラー22は、給紙トレイ21上に載置された原稿を1枚ずつ分離して搬送する。ローラー23は、給紙ローラー22により搬送された原稿を読取位置に搬送し、読取位置において一定速度で所定方向に移動させる。排紙ローラー24は、ローラー23により搬送された原稿を排出する。排紙トレイ25は、排出された原稿を載置させる。
原稿検出部26a、26bは、それぞれ、投光器26a1、26b1と、受光器26a2、26b2と、を備え、投光器26a1、26b1から出射された光が原稿により遮られて受光器26a2、26b2の検出光量が変化することにより、原稿の先頭位置の通過を検出する。原稿検出部26a、26bは、投光器26a1、26b1と受光器26a2、26b2とが給紙ローラー22の直後で原稿の搬送面を挟んで設けられ、投光器26a1、26b1から出射される光の光軸が原稿搬送面に直交するようになっている。
原稿検出部26a、26bは、原稿の搬送方向に垂直な方向に異なる位置に設けられており、そのタイミングの差を検出することにより搬送方向に対する原稿の傾きを検出する。
なお、原稿検出部26a、26bとしては、上記形態に限られず、原稿搬送面に対して同一の側に設けられて受光器26a2、26b2が原稿からの反射光を検出するようにしてもよいし、或いは原稿との接触検出といった光以外の手段を用いた検出方法など、任意の周知な構成を用いることができる。
アンプ27a、27bは、それぞれ原稿検出部26a、26bの受光器26a2、26b2から出力された光検出信号を増幅する。
比較器28a、28bは、アンプ27a、27bの出力信号強度(電圧)をそれぞれ所定の閾値電圧と比較して、その大小関係に基づく信号を出力する。この閾値電圧は、搬送される原稿の有無により変化する出力信号強度の中間となるように設定される。即ち、例えば、比較器28a、28bは、原稿がなく受光器26a2、26b2から高光度に対応する信号が入力されている場合には、Hレベル信号を出力し、原稿により入射光が遮断されて受光器26a2、26b2から低光度に対応する信号が入力されている場合には、Lレベル信号を出力する。
時間差計測部29は、比較器28a、28bの出力信号が異なる期間の継続時間を算出して出力する。即ち、時間差計測部29は、比較器28a、28bの出力信号のうち何れかがLレベルとなってから、他方の出力信号がLレベルとなるまでの時間差を算出することで、原稿の傾きに係る時間差を取得する。
画像読取部10は、スキャナーとして原稿の読み取り動作を行い、当該原稿の画像データを生成して出力する。画像読取部10は、原稿載置台11と、原稿光源12と、ミラー13と、結像レンズ14と、ラインセンサー15と、アンプ16と、A/D変換器(ADC)17と、を備えて構成されている。
原稿載置台11には、画像読み取り対象の原稿が載置される。原稿載置台11では、ユーザーが直接原稿を載置する場合に加えて、上記の原稿搬送部20により搬送された原稿に当該原稿載置台11上を通過させることでも原稿が読み取られるようになっている。
原稿光源12は、原稿載置台11上の原稿に光を照射する。ミラー13は、原稿光源12の照射光のうち原稿で反射された光を反射して結像レンズ14に送る。結像レンズ14は、入射光をラインセンサー15上で合焦させて結像させる。ラインセンサー15には、例えば、CCD(Charge Coupled Device)センサーやCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)センサーが用いられ、画素ごとに入射された光の光量にそれぞれ応じた電気信号に変換して出力する。
原稿光源12は、原稿搬送部20により搬送されて移動する原稿を読み取る場合(原稿移動方式)には、所定の照明位置で固定され、原稿に対してその搬送方向(副走査方向)に垂直な幅方向(主走査方向)に読み取り幅に亘って線状に光を照射する。
また、原稿光源12及びミラー13は、原稿載置台11に対して所定の平行方向(副走査方向)に移動可能となっている。原稿載置台11上に載置されて静止している原稿を読み取る場合(原稿静止方式)には、当該原稿に対して原稿光源12及びミラー13を移動させながら原稿上を副走査方向に垂直な幅方向(主走査方向)に読み取り幅に亘って線状に光を照射し、反射光を結像レンズ14に送る。
結像レンズ14に送られた線状の反射光は、ラインセンサー15で読み取られる。ラインセンサー15からは、読み取り幅分に亘って当該ラインセンサー15の解像度に応じた画素数の画素値が一次元配列された線状(帯状)の読み取りデータ(ラインデータ)が出力される。各画素値は、ADC17のサンプリングレートや副走査シフト処理部314の記憶部(図示省略)の記憶容量に応じて適宜な値(例えば、8ビット256階調)とすることができる。また、ラインセンサー15の画素数は、ここでは、2の冪乗の値に設定されている。また、カラー画像とする場合には、RGBの3色で各々画素値が取得される。
この読み取りデータが原稿搬送部20による原稿の移動又は画像読取部10における原稿光源12とミラー13の移動に伴って複数回、副走査方向に原稿の長さ分取得されていくことで、原稿全体が読み取られて二次元配列された各画素データにより当該原稿のピクスマップ画像(ビットマップ画像)のデータが得られる。
アンプ16は、ラインセンサー15から出力された電気信号を増幅する。ADC17は、アンプ16から出力されたアナログの電気信号を所定のサンプリングレートでデジタルの画像データに変換して出力する。
画像処理部30は、画像読取部10から出力された画像データに各種画像処理を施す。画像処理部30は、傾き補正処理部(傾き補正部)31と、画像処理実行部32と、画像処理制御部33と、を備えて構成されている。
傾き補正処理部31は、画像処理制御部33の制御に基づいて、画像読取部10から出力された画像データの主走査方向及び副走査方向への傾きを補正する処理(傾き補正処理)及び当該傾き補正処理に係る補間処理を施して出力する。
画像処理実行部32は、画像処理制御部33の制御に基づいて、傾き補正処理部31から出力される画像データに対してフィルター処理や変倍処理などを行う。
画像処理制御部33は、CPU、RAM、ROMなどを備える。画像処理制御部33は、本体制御部60の制御に基づいてROMから各種プログラムを読み出してRAMにロードし、当該ロードされたプログラムにより各種演算処理を実行する。また、画像処理制御部33は、これらプログラムの実行動作により、傾き補正処理部31及び画像処理実行部32の動作処理を制御する。即ち、傾き補正処理を含む各種画像処理は、CPUとプログラムとの協働により実行される。
傾き算出テーブル記憶部40には、原稿搬送部20の時間差計測部29で算出された時間差を、当該読み取り面内での原稿の傾き(回転方向への位置ずれ)に係る値に換算するためのテーブルデータが記憶されている。画像処理制御部33は、原稿搬送部20から当該時間差sを取得すると、この傾き算出テーブル記憶部40を参照して主走査方向に対する原稿の傾き角θに対応するパラメーターを取得する。傾き角θに対応するパラメーターとしては、例えば、傾き角θ自体及び/又はその正接tanθが含まれる。
主走査方向に対する原稿の傾き角θは、原稿検出部26a、26bの間の距離d、原稿の搬送速度v、及び時間差sを用いて次式(1)で表される。
θ=tan−1(s・v/d) …(1)
このテーブルデータの記憶媒体としては、例えば、予め所定の距離d及び搬送速度vに対応した固定値θが微小間隔で設定された時間差sに対応して求められて格納されたマスクROMが用いられる。或いは、このテーブルデータの記憶媒体としては、フラッシュメモリーやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリーが用いられてもよく、この場合には、原稿検出部26a、26bの位置調整などに応じて適宜書き換えが行われてもよい。また、搬送速度vが複数ステップある場合には、搬送速度vのそれぞれについて時間差sと角度θとの対応に係るテーブルデータが格納される。
画像形成部50は、画像処理部30から出力される画像データに基づいて、記録用紙などの記録媒体に画像形成(プリント)を行う。画像形成部50による画像形成の方式としては、電子写真方式、インクジェット方式、熱転写方式など、任意の周知の方法を採用することができる。
本体制御部60は、CPU、RAM及びROMを備え、デジタル複写機1の各部動作を統括制御する。本体制御部60は、制御プログラムをROMから読み出し、RAMにロードして実行することで各種処理を行う。この制御プログラムの中には、複写プログラムが含まれ、この複写プログラムとCPUとの協働で、画像の読み取り及び当該読み取りデータの画像形成に係る複写処理がなされる。
操作表示部70は、画像データの変倍、濃度や色補正といった画質調整などの画像形成に係る各種条件の設定入力を受け付け、また、当該設定の受付メニューやステータスに係る表示を行う。操作表示部70は、ユーザーの操作を受け付けるための各種キーや押しボタンスイッチの操作部を備え、受け付けられた操作に係る情報を本体制御部60に出力する。また、操作表示部70は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示部を備え、本体制御部60から入力される表示制御信号に基づいて各種表示を行う。この表示部は、タッチセンサーを備えて、一体的にタッチパネルを構成することとしてもよい。
搬送速度制御部80は、本体制御部60の制御に基づいて、原稿搬送部20による原稿の搬送速度を制御する。即ち、原稿は、搬送速度制御部80により制御された搬送速度で画像読取部10へと搬送される。例えば、搬送速度制御部80は、所定の条件を満たす場合に、原稿の搬送速度を等倍の搬送速度(所定の第1速度)よりも速い所定の第2速度以上に増速する。
次に、本実施形態のデジタル複写機1に係る傾き補正の原理と、当該傾き補正処理を行うための構成について、図3〜図5を参照して詳細に説明する。
まず、傾き補正処理部31の内部構成について説明する。
傾き補正処理部31は、図3に示すように、主走査補間処理部311と、主走査シフト処理部312と、副走査補間処理部313と、副走査シフト処理部314と、を備えて構成されている。
主走査補間処理部311及び主走査シフト処理部312は、画像読取部10から出力された画像データに主走査方向への補間処理及びシフト処理を順に行う。
副走査補間処理部313及び副走査シフト処理部314は、主走査シフト処理部312から出力された画像データ(中間画像)に副走査方向への補間処理及びシフト処理を順に行う。
即ち、本実施形態の傾き補正処理部31では、傾きの補正(回転方向への画像の位置の調整)において主走査方向へのシフトに係る処理と副走査方向へのシフトに係る処理とを切り離して別個に行う。このような処理は、通常、回転角度が小さい場合(例えば、5度以下など)に大きな画質劣化を生じさせずに可能となる。
次に、図4を参照して、傾き補正処理部31で行われる補正の手順を示す。
図4(a)に示すように、読み取り原稿(破線)が主走査方向X(幅方向)及び副走査方向Y(搬送方向、ここでは、原稿の先頭側のY座標値y=0)に対して角度θ傾いている場合、主走査方向に延在するラインデータのうち当該読み取り原稿の範囲内のデータは、各々実線の四角形で示されるように、先頭で主走査方向に最大ずれ幅Xsh0ずれ、副走査方向に進む(Y座標値yが大きくなる)につれて主走査方向へのずれ幅が小さくなっている。これらのラインデータを主走査方向に位置を揃えることで、図4(b)に示すように、主走査シフトがなされた画像データが得られる。
主走査方向へのシフトが終了すると、続いて、副走査方向へのシフトが行われる。図4(b)に示すように、傾き角θの読み取りデータに係る画像データが主走査シフトされることで、当該画像データのうち読み取り原稿部分の幅は、元の幅の1/cosθとなり、従って、画像データの主走査方向Xに対する傾きの角度は、角度δとなる。ここで、主走査方向に延在するラインデータのうち当該読み取り原稿の範囲内のデータは、各々実線の四角形で示されるように、先頭で副走査方向に最大ずれ幅Ysh0ずれ、主走査方向に進む(X座標値xが大きくなる)につれて副走査方向へのずれ幅が小さくなっている。副走査シフト処理部314は、各ラインデータをその位置(主走査方向への座標成分(X座標の値x))に応じてシフトさせながら出力することで副走査方向へのシフトを行い、図4(c)に示すように、主走査方向及び副走査方向への位置のシフト処理が行われた画像を生成する。
次に、図5を参照して、傾き補正処理部31で行われる副走査補正の詳細を示す。
図5のM1が示す領域は、バッファメモリーを示している。画像読取部10により原稿が傾いた状態で読み取られた画像データは、1ラインずつ傾いた状態でバッファメモリーM1に格納される。そして、傾きが水平になるまで遅延された時点で画像データを読み出すことで、副走査方向の傾きが補正される。
バッファメモリーM1の上辺は最大補正角D1に相当し、最大補正角D1よりも大きい角度で傾いた画像データに関しては、正確に補正することができない。なお、最大補正角D1は、バッファメモリーM1の容量に依存する。即ち、バッファメモリーM1の容量が大きければ大きいほど、最大補正角D1が大きくなる。
図5(a)に示すように、原稿の傾き角C1が最大補正角D1以下である場合は、正確に補正することができる。一方、図5(b)に示すように、原稿の傾き角C2が最大補正角D1よりも大きい場合は、正確に補正することができない。
本実施形態では、原稿の傾き角が最大補正角D1よりも大きい場合、原稿の搬送速度を等倍の搬送速度(所定の第1速度)よりも速い所定の第2速度αまで増速した状態で読み取らせることで、図5(c)に示すように、読み取られた画像データの副走査方向の幅を短くし(全体のライン数を減らし)、相対的に原稿の傾き角を小さくする制御を行う。ここで、所定の第2速度αは、次式(2)で表される。
α=等倍の原稿搬送速度(所定の第1速度)×原稿傾き角÷最大補正角 …(2)
式(2)に従って搬送速度の制御を行うことで、図5(c)に示すように、原稿の傾き角が最大補正角D1と同一の角度となるため、原稿の傾き角に相当する遅延に必要なライン数がバッファメモリーM1の容量に収まることとなり、所望の傾き補正を実現することが可能となる。
なお、原稿の搬送速度を増速した場合、上記のように、副走査方向に縮小した画像データが読み取られるため、傾き補正後に画像処理実行部32により拡大処理を行うことで、等倍の画像データが得られるようになっている。
次に、本実施形態に係るデジタル複写機1の複写動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。この複写処理は、ユーザーによる操作表示部70への入力操作を介して入力された原稿載置台11や給紙トレイ21にセットされた原稿を読み取る命令が本体制御部60に検出されることで開始される。
まず、本体制御部60は、原稿搬送部20を動作させて、給紙トレイ21から原稿を読み取り位置に搬送させる(ステップS1)。
次に、本体制御部60は、画像処理制御部33に命令を出力し、時間差計測部29からステップS1で搬送された原稿の傾きに係る時間差を取得させる(ステップS2)。
次に、本体制御部60は、画像処理制御部33に傾き算出テーブル記憶部40を参照させ、ステップS2で取得された時間差に対応する傾き角を取得させる(ステップS3)。
次に、本体制御部60は、ステップS3で取得された傾き角が傾き補正の上限である最大補正角以下であるか否かを判定する(ステップS4)。即ち、本体制御部60は、本発明の比較部として機能する。
最大補正角以下であると判定した場合(ステップS4:YES)は、実際に補正する角度である補正角にステップS3で取得された傾き角を代入して(ステップS5)、ステップS8へと移行する。
一方、最大補正角以下でない、即ち、最大補正角よりも大きいと判定した場合(ステップS4:NO)は、搬送速度制御部80に命令を出力し、原稿の搬送速度を等倍の搬送速度(所定の第1速度)よりも速い所定の第2速度αまで増速させる(ステップS6)。そして、本体制御部60は、補正角に最大補正角を代入して(ステップS7)、ステップS8へと移行する。
次に、本体制御部60は、画像読取部10を動作させて、原稿搬送部20により読み取り位置へと搬送された原稿の読み取り動作を行わせる(ステップS8)。
次に、本体制御部60は、画像処理制御部33に命令を出力し、傾き補正処理部31に傾き補正に係る処理、即ち、主走査補間処理、主走査シフト処理、副走査補間処理及び副走査シフト処理を実行させる(ステップS9)。
次に、本体制御部60は、ステップS3で取得された傾き角が最大補正角以下であるか否かを判定する(ステップS10)。
最大補正角以下であると判定した場合(ステップS10:YES)は、ステップS12へと移行する。
一方、最大補正角以下でない、即ち、最大補正角よりも大きいと判定した場合(ステップS10:NO)は、画像処理制御部33に命令を出力し、傾きが補正された画像データに対して、画像処理実行部32により拡大処理を行わせる(ステップS11)。即ち、画像処理実行部32は、本発明の変倍部として機能する。
次に、本体制御部60は、画像処理制御部33に命令を出力し、傾きが補正された画像データに対して、画像処理実行部32により各種の画像処理、例えば、フィルター処理や変倍処理を行わせる(ステップS12)。
次に、本体制御部60は、画像形成部50に命令を出力して、画像処理部30で処理済の画像データに係る画像形成を行わせる(ステップS13)。そして、本体制御部60は、複写処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係るデジタル複写機1は、原稿を搬送する原稿搬送部20と、原稿搬送部20による原稿の搬送速度を制御する搬送速度制御部80と、搬送速度制御部80により制御された搬送速度で搬送されている原稿の画像を読み取って画像データを生成する読取部(画像読取部10)と、読取部により生成された画像データをバッファメモリーM1に格納し、当該バッファメモリーM1に格納された画像データの傾きを補正する傾き補正部(傾き補正処理部31)と、を備える。また、搬送速度制御部80は、所定の条件を満たす場合に、原稿の搬送速度を所定の第1速度よりも速い所定の第2速度α以上に増速する。
従って、本実施形態に係るデジタル複写機1によれば、原稿の搬送速度を増速した状態で画像を読み取ることで、画像データの傾きを通常の画像読み取りよりも相対的に小さくすることができるので、バッファメモリーの容量を増やすことなく、より大きな原稿の傾き角を補正することができる。
特に、本実施形態に係るデジタル複写機1は、原稿搬送部20により搬送されている原稿の傾き角を検出する傾き検出部(原稿検出部26a、26b)を備える。また、搬送速度制御部80は、傾き検出部により検出された傾き角に基づいて、原稿の搬送速度を増速する。
従って、本実施形態に係るデジタル複写機1によれば、実際に検出された傾き角に基づいて搬送速度の増速を制御することができるので、過度な増速や不必要な増速を抑制することができ、増速開始から速度が安定するまでの時間を短縮することができるとともに、通常の画像読み取りよりも縮小された画像データが読み取られることによる画質の劣化を抑制することができる。
また、本実施形態に係るデジタル複写機1は、傾き検出部により検出された傾き角と傾き補正の上限である最大補正角とを比較する比較部(本体制御部60)を備える。また、搬送速度制御部80は、比較部により傾き角が最大補正角よりも大きいと判定した場合に、原稿の搬送速度を増速する。
従って、本実施形態に係るデジタル複写機1によれば、傾き角が最大補正角よりも大きい場合にのみ搬送速度を増速するので、増速せずとも補正可能な場合における増速を抑制することができ、増速に伴う画質の劣化を確実に抑制することができる。
また、本実施形態に係るデジタル複写機1は、読取部により生成された画像データを変倍する変倍部(画像処理実行部32)を備える。また、変倍部は、搬送速度制御部80により原稿の搬送速度が増速された場合に、画像データを拡大する。
従って、本実施形態に係るデジタル複写機1によれば、搬送速度の増速により通常の画像読み取りよりも縮小された画像データが読み取られた場合でも、等倍の画像データを得ることができるので、その後の画像処理(例えば、フィルター処理や変倍処理)を容易且つ正確に実行することができ、良好な画像形成を行わせることができる。
また、本実施形態に係るデジタル複写機1によれば、搬送速度制御部80は、原稿の搬送速度を、所定の第1速度に傾き角を最大補正角で除した値を乗じて算出される速度まで増速するので、補正に必要最小限の増速を行うことができることとなって、増速開始から速度が安定するまでの時間を最大限短縮することができるとともに、画質の劣化を最小限に抑制することができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、原稿検出部26a、26bと画像読取部10との位置関係について特に限定していないが、原稿検出部26a、26bと画像読取部10との間の距離が所定距離以上離れるように構成してもよい。ここで、所定距離とは、原稿検出部26a、26bで原稿の傾き角を検出して搬送速度の増速が開始されてから完了するまでに必要な距離のことである。
これにより、搬送速度を増速した際、搬送速度が安定してから画像を読み取ることができるので、増速途中で画像を読み取ることがなくなり、正確な画像読み取りを行うことができる。
また、上記実施形態では、原稿の搬送速度を、等倍の搬送速度(所定の第1速度)に傾き角を最大補正角で除した値を乗じて算出される速度(所定の第2速度)αまで増速する(式(2)参照)ようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、搬送速度の設定に離散的な制約がある場合は、式(2)で算出される速度αよりも速い速度まで増速するようにしてもよい。例えば、原稿の傾き角に多段階の閾値を設けるとともに、各閾値に対してその傾き角を十分補正可能な搬送速度を対応させるようにし、検出された傾き角が超えた閾値に対応する搬送速度で増速するようにしてもよい。
また、原稿の傾き角が最大補正角以下であるか否かに係らず、搬送速度を常に所定の第2速度α以上の速度まで増速するようにしてもよい。これは、特に、原稿の傾き角が最大補正角よりも常に大きいことが想定される場合に有効である。例えば、原稿の傾き限度である傾き角に対応する搬送速度へと予め増速しておくことで、搬送速度及び変倍率を固定することができる。万が一、原稿の傾き限度である傾き角を超える傾き角が検出された場合は、さらに増速することで対応することが可能である。ここで、搬送速度を常に所定の第2速度α以上の速度まで増速する際の条件(所定の条件)としては、例えば、ユーザーによる操作表示部70への入力操作等により設定された場合等が挙げられる。
なお、上記実施形態では、所定の第2速度として、速度αを例示して説明しているが、これに限定されるものではなく、速度α以上の速度であればいかなる速度を所定の第2速度としてもよい。
また、原稿の傾き角が所定の閾値を超えている場合に、原稿の傾き角の大きさに係らず、一律に所定の第2速度α以上の速度まで増速するようにしてもよい。
また、本発明を画像の両面読み取りに適用することも可能である。この場合、画像読取部10を原稿の両面側にそれぞれ配置して、両面の各々で上記実施形態と同様の制御を行う。これにより、原稿の各面の読み取りにおいてそれぞれメモリーを節約することができるので、必要なコンピューターリソースをより多く低減させることができる。
また、上記実施の形態では、画像読取部10で読み取られ、傾き補正処理部31で傾きが補正された画像データは、画像形成部50で画像形成がなされる(複写される)ものとしたが、必ずしも画像形成される必要はなく、画像データ自体を外部に出力したり、接続されたディスプレイなどを介して表示させたりすることもできる。
また、このように読み取り、画像処理と画像形成を統括的に行う場合には、本体制御部60で動作の制御を行わせるとよいが、具体的な動作や画像処理部30内での動作手順は、全て画像処理制御部33に制御させ、また、具体的な動作を行わせることとしてもよい。
その他、上記実施の形態で示した構成、配置、制御手順や処理の内容などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
1 デジタル複写機(画像読取装置;画像形成装置)
10 画像読取部(読取部)
11 原稿載置台
12 原稿光源
13 ミラー
14 結像レンズ
15 ラインセンサー
16 アンプ
17 A/D変換器(ADC)
20 原稿搬送部
21 給紙トレイ
22 給紙ローラー
23 ローラー
24 排紙ローラー
25 排紙トレイ
26a、26b 原稿検出部(傾き検出部)
26a1、26b1 投光器
26a2、26b2 受光器
27a、27b アンプ
28a、28b 比較器
29 時間差計測部
30 画像処理部
31 傾き補正処理部(傾き補正部)
311 主走査補間処理部
312 主走査シフト処理部
313 副走査補間処理部
314 副走査シフト処理部
32 画像処理実行部(変倍部)
33 画像処理制御部
40 傾き算出テーブル記憶部
50 画像形成部
60 本体制御部(比較部)
70 操作表示部
80 搬送速度制御部
100 複写機本体
M1 バッファメモリー

Claims (4)

  1. 原稿を搬送する原稿搬送部と、
    前記原稿搬送部による前記原稿の搬送速度を制御する搬送速度制御部と、
    前記搬送速度制御部により制御された搬送速度で搬送されている原稿の画像を読み取って画像データを生成する読取部と、
    前記読取部により生成された画像データをバッファメモリーに格納し、当該バッファメモリーに格納された画像データの傾きを補正する傾き補正部と、
    前記原稿搬送部により搬送されている原稿の傾き角を検出する傾き検出部と、
    前記傾き検出部により検出された傾き角と傾き補正の上限である最大補正角とを比較する比較部と、
    を備え、
    前記搬送速度制御部は、前記比較部により前記傾き角が前記最大補正角よりも大きいと判定した場合に、前記原稿の搬送速度を、所定の第1速度に前記傾き検出部により検出された傾き角を前記最大補正角で除した値を乗じて算出される速度まで増速することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記傾き検出部と前記読取部との距離が、前記傾き検出部で原稿の傾き角を検出して搬送速度の増速が開始されてから完了するまでに必要な距離以上離れていることを特徴とする請求項に記載の画像読取装置。
  3. 前記読取部により生成された画像データを変倍する変倍部を備え、
    前記変倍部は、前記搬送速度制御部により前記原稿の搬送速度が増速された場合に、前記画像データを拡大することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載の画像読取装置と、
    画像データに基づく画像を形成する画像形成部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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