JP6423605B2 - 餃子焼き器 - Google Patents
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Description
ちなみに、通常一般に、餃子鍋を閉じる蓋体が装備されることになり、餃子蒸し用水を餃子鍋に注水した後は、蓋体が閉じられることになる。
複数台の餃子焼き器が並設される場合においては、多量の注文が発生する等により、複数台の餃子焼き器を用いて餃子の加熱調理を開始する状況が発生することがあるが、このような状況が発生した際において、従来の餃子焼き器では、複数台の餃子焼き器の夫々について、タイマの計時作動を開始させる計時開始操作を行う必要がある。
加熱調理対象の餃子を載置する餃子鍋を加熱する加熱部と、加熱開始指令を受信すると、次に停止指令を受信するまで、前記餃子鍋の温度を検出する温度検出部の検出温度を、設定目標温度に維持するように、前記加熱部の加熱作動の制御を継続する加熱制御部とが設けられた餃子焼き器であって、
前記加熱開始指令及び前記停止指令に基づいた前記加熱制御部による前記加熱部の制御によって前記加熱部の加熱作動が継続的に制御されている場合において、前記温度検出部の検出温度が、前記設定目標温度に対応して定めた予備加熱終了温度に上昇した後に、前記温度検出部の検出温度の変化が前記餃子鍋に対する餃子蒸し用水の注水による前記餃子鍋の温度の変化に対応させて定めた設定開始条件を満たすと、計時作動を開始し、かつ、当該計時作動の開始後において設定調理時間が経過すると報知作動する制御を繰り返し行うことが可能な計時式報知部が設けられており、
前記設定開始条件が、前記温度検出部の検出温度が温度低下状態から、前記温度低下状態よりも高い温度であり、かつ、前記予備加熱終了温度よりも低い温度上昇開始温度に上昇すると、前記計時作動を開始する条件であり、
前記温度上昇開始温度が、前記餃子蒸し用水の注水により前記餃子鍋の温度が低下した前記温度低下状態から、前記餃子蒸し用水が蒸発して前記餃子鍋の温度が上昇を開始する状態に対応する温度に定められている点を特徴とする。
また、計時式報知部が、温度検出部の検出温度が予備加熱終了温度に達する前に、温度検出部の検出温度の変化が設定開始条件を満たしても、計時作動を開始することがなく、温度検出部の検出温度が予備加熱終了温度に達した後において、温度検出部の検出温度の変化が設定開始条件を満たすと、計時作動を開始することになる。
したがって、餃子の加熱調理を開始する際に、温度検出部の検出温度が予備加熱終了温度に達する前に、何等かの原因により、温度検出部の検出温度の変化が設定開始条件を満たすことがあっても、計時式報知部が計時作動を開始しないため、計時式報知部による不適正な報知作動を回避できる。
要するに、本願発明の第1特徴構成によれば、計時式報知部による不適正な報知作動を回避できる餃子焼き器を提供できる。
前記加熱制御部が、前記加熱開始指令に基づいて前記加熱部の加熱作動を開始したのち、前記温度検出部の検出温度が前記予備加熱終了温度に達すると、予備加熱終了報知部を報知作動させるように構成されている点を特徴とする。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(餃子焼き器の全体構成)
図1及び図2に示すように、例示する餃子焼き器Gは、厨房用のキャビネット1の上部に載置する形態で設置されるものであり、加熱調理対象の餃子を載置する餃子鍋2を備える本体部Gaと、本体部Gaとは別体に構成された制御ボックスHとから構成され、主として、業務用として使用されるものである。
加熱バーナ3が、餃子鍋2の下方に配置され、本体部Gaの後方に設けた排気筒5を通して、加熱バーナ3の燃焼排ガスが排出されるように構成されている。
蓋体4が、餃子鍋2の横一側箇所に上下揺動自在に支持されて、その上下揺動により開閉されるように構成されている。
加熱制御部6が、餃子鍋2の温度を検出する温度検出部としての温度検出センサ7の検出温度を設定目標温度(例えば、210℃)に維持するように、加熱バーナ3の加熱作動(以下、燃焼作動と呼称する)を制御するように構成されており、その詳細は後述する。
本実施形態においては、報知作動として、報知ブザーDを鳴動させるように構成されている。
ちなみに、蓋体4を開いたときには、餃子の焼き上げが不足しているときには、少し待機したのち、餃子を餃子鍋2から取り出すようにすることも可能である。
餃子の加熱調理について説明を加えると、加熱調理対象の餃子を餃子鍋2に載置し、続いて、餃子蒸し用水を餃子鍋2に注水すると、設定目標温度(例えば、210℃)に加熱されている餃子鍋2の温度が、加熱制御部6によって加熱バーナ3の燃焼作動が継続されていても、例えば、110℃〜120℃程度に急激に下降し、その温度低下状態で、餃子の蒸し調理が行われることになり、注水した餃子蒸し用水が蒸発するまで、餃子の蒸し調理が継続されることになる。
ちなみに、餃子蒸し用水を餃子鍋2に注水した後は、蓋体4が閉じられることは上述した通りである。
図1に示すように、制御ボックスHの前面には、加熱制御部6及び計時式報知部Jに対する電力の供給を断続する電源スイッチ8、及び、操作部9が設けられている。
図3に示すように、操作部9は、加熱制御部6に対する指令部9a及び計時式報知部Jに対する設定部9bとして機能し、かつ、加熱制御部6にて点灯が制御される表示ランプ10を備えている。
すなわち、加熱制御部6が、加熱開始指令に基づいて加熱バーナ3の燃焼作動を開始したのち、温度検出センサ7の検出温度が設定目標温度に対応して定めた予備加熱終了温度に達すると、予備加熱終了報知部の報知作動として、表示ランプ10を点灯作動させるように構成されている。
加熱制御部6は、電源スイッチ8が入り操作された状態で、指令部9aの入力により、加熱開始指令が指令されると、加熱バーナ3の燃焼作動を開始して、温度検出センサ7の検出温度を設定目標温度に維持するように、加熱バーナ3の燃焼作動を制御し、指令部9aにて停止指令が指令されると、加熱バーナ3の燃焼作動を停止するように構成されている。
また、加熱制御部6は、上述の通り、加熱開始指令に基づいて加熱バーナ3の燃焼作動を開始したのち、温度検出センサ7の検出温度が予備加熱終了温度に達すると、表示ランプ10を点灯作動させるように構成されている。
すなわち、加熱制御部6は、加熱バーナ3にガス燃料を供給する燃料供給路11に設けた開閉弁12を開閉操作して、加熱バーナ3を燃焼状態と燃焼停止状態とに切換えるように構成されている。
尚、加熱バーナ3を燃焼停止状態から燃焼状態に切換えるための構成として、点火用のパイロットバーナを備えさせる構成を採用してもよい。
次に、加熱制御部6の制御作動(加熱処理)について、図4のフローチャートに基づいて説明を加える。尚、この制御作動(加熱処理)は、電源スイッチ8の入りにより開始される。
#2の燃焼処理を実行した後は、温度検出センサ7の検出温度が予備加熱終了温度に上昇しているか否かを判定し(#3)、上昇している場合には、表示ランプ10を点灯作動させる処理を実行する(#4)。
#10の処理にて、停止指令が有ったと判定したときには、加熱バーナ3を燃焼状態から燃焼停止状態にする消火処理(#11)を実行して、制御作動(加熱処理)を終了することになる。
計時式報知部Jは、上述の如く、温度検出センサ7の検出温度の変化が設定開始条件を満たすと、計時作動を開始し、かつ、当該計時作動の開始後において設定調理時間が経過すると報知作動するように構成されるものであり、具体的には、図3に示すように、計時式報知部Jには、マイクロコンピュータを主要部として構成される報知制御部13が装備されている。
ちなみに、本実施形態においては、設定調理時間の計時が、制御プログラムにて構成される、いわゆるソフトタイマ処理にて行われるように構成されている。
モードAは、設定開始条件が、温度検出センサ7の検出温度が設定判定期間内に設定判定温度以上を下降すると、計時作動を開始する条件である。
ちなみに、例えば、設定判定期間が、10秒で、設定判定温度が、6℃に設定されることになり、この場合、モードAの設定調理時間が、例えば、6分に設定される。
温度上昇開始温度が、餃子蒸し用水の注水により餃子鍋2の温度が低下した温度低下状態から、餃子蒸し用水が蒸発して餃子鍋2の温度が上昇を開始する状態に対応する温度に定められている。
ちなみに、例えば、設定上昇開始温度が、140℃に設定され、この場合、モードBの設定調理時間が、例えば、4分30秒に設定されることになる。
具体的には、報知制御部13が、温度検出センサ7の検出温度が上述した予備加熱終了温度に達した後において、温度検出センサ7の検出温度の変化が設定開始条件を満たすと、計時作動を開始する形態で、報知処理を実行するように構成されている。
次に、報知制御部13の制御作動(報知処理)について、図5のフローチャートに基づいて説明を加える。尚、この制御作動(報知処理)は、電源スイッチ8の入りにより開始される
温度検出センサ7の検出温度が予備加熱終了温度に上昇したと判定すると、次に、報知処理のモードが、モードAに選択されているか否かを判定する(#22)。
上述の通り、餃子焼き器Gには、温度検出センサ7の検出温度の変化が設定開始条件を満たすと、計時作動を開始し、かつ、当該計時作動の開始後において設定調理時間が経過すると報知作動する計時式報知部Jが設けられているから、特別な操作を要することなく、計時式報知部Jの計時作動を開始させながら、計時式報知部Jの報知作動により、餃子が適正通り焼き上げられたタイミングを知ることができるため、調理作業の簡略化を図りながら、餃子を適正通り焼き上げることができる。
次に、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態においては、加熱制御部6や計時式報知部Jを、本体部Gaとは別体に構成した制御ボックスHに装備する場合を例示したが、加熱制御部6や計時式報知部Jを本体部Gaに一体的に組み込む形態で実施してもよい。
3 加熱部
6 加熱制御部
7 温度検出部
J 計時式報知部
Claims (2)
- 加熱調理対象の餃子を載置する餃子鍋を加熱する加熱部と、加熱開始指令を受信すると、次に停止指令を受信するまで、前記餃子鍋の温度を検出する温度検出部の検出温度を、設定目標温度に維持するように、前記加熱部の加熱作動の制御を継続する加熱制御部とが設けられた餃子焼き器であって、
前記加熱開始指令及び前記停止指令に基づいた前記加熱制御部による前記加熱部の制御によって前記加熱部の加熱作動が継続的に制御されている場合において、前記温度検出部の検出温度が、前記設定目標温度に対応して定めた予備加熱終了温度に上昇した後に、前記温度検出部の検出温度の変化が前記餃子鍋に対する餃子蒸し用水の注水による前記餃子鍋の温度の変化に対応させて定めた設定開始条件を満たすと、計時作動を開始し、かつ、当該計時作動の開始後において設定調理時間が経過すると報知作動する制御を繰り返し行うことが可能な計時式報知部が設けられており、
前記設定開始条件が、前記温度検出部の検出温度が温度低下状態から、前記温度低下状態よりも高い温度であり、かつ、前記予備加熱終了温度よりも低い温度上昇開始温度に上昇すると、前記計時作動を開始する条件であり、
前記温度上昇開始温度が、前記餃子蒸し用水の注水により前記餃子鍋の温度が低下した前記温度低下状態から、前記餃子蒸し用水が蒸発して前記餃子鍋の温度が上昇を開始する状態に対応する温度に定められている餃子焼き器。 - 前記加熱制御部が、前記加熱開始指令に基づいて前記加熱部の加熱作動を開始したのち、前記温度検出部の検出温度が前記予備加熱終了温度に達すると、予備加熱終了報知部を報知作動させるように構成されている請求項1に記載の餃子焼き器。
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